ジーン・ワルツ
ジーン・ワルツ
ジーン・ワルツ
図書館で原作見つけて早速読んだ。で、内容覚えているうちに映画の方も見た。帝華大学で講義をし、外来もやって、週に一度はマリアクリニックに通う理恵(菅野美穂さん)。この数ヶ月で立て続けに不幸な出来事があった。院長茉莉亜(浅丘ルリ子さん)が末期の肺ガンに、彼女の息子久弘が医療ミスで逮捕、理恵は子宮と卵巣片方を摘出した。もう子供は産めない。お産は病気ではないと言われる。それでも時には母親が、赤ん坊が、あるいは両方が命落とす。障害を持って生まれる子もいる。子供が無事に生まれることは奇跡なのだ。マリアクリニックは閉院が決まっている。今通っている四人の妊婦で最後だ。39歳の浩子(南果歩さん)は最後のチャンスだ。不妊治療はお金がかかる。夫の荒木(大杉漣氏)は気もそぞろ。いつも途中で流れてしまうからだ。甘利夫婦は途中であきらめる。赤ん坊は無脳症で、生まれてもすぐ死んでしまうからだ。20歳のユミ(桐谷美玲さん)は相手の男に逃げられ、中絶したい。中絶するには父親の同意が必要らしいが、ユミはどうすればいいんだ?もちろん彼女は思い直して産むことにする。原作だとユミの子供には重い障害があるが、映画ではない。55歳のみどり(風吹ジュンさん)は超高齢出産な上、双子だとわかっている。理恵の上司清川(田辺誠一氏)は、彼女が日本では認められていない代理母出産をしようとしているのではと危惧する。実はみどりは理恵の母親。卵子は理恵のもの。精子はあいまいにしてあるが清川のもの。彼の知らない間に理恵によって人工授精が行なわれ、みどりの体内に。台風が来て外は暴風雨。交通機関が止まって助産師の妙高(濱田マリさん)が来られない。停電する。そんな中で三人がいっせいに産気づく。みどりと浩子は帝王切開だ。人手が足りない。そこに現われるのが茉莉亜。立っているだけで奇跡という状態なのに、ユミの分娩を引き受ける。この映画いろいろあるけど浅岡さんにみんな持っていかれます。超ベテランで神様みたいな存在(棺桶に片足突っ込んでますが)。おかげでユミは無事に赤ん坊産み落とす。ラスト、冒頭の不幸な出来事・・母親は死んだけど赤ん坊は助かったことがわかる。ここはよかった。清川は知らなかったとは言え自分の精子が代理出産に使われ、そのせいで困った立場になるんだけど、そこらへんははっきりさせずに終わらせていたな。田辺氏は好きな俳優さんだけど、清川は違う俳優さんの方がよかったかな。女たらしでぐうたらで、でも腕はよくてハンサム。