サブスタンス
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人気女優だったエリザベスは今では朝のフィットネス番組に出ている。これは落ちぶれたってことになるのかな。その番組もクビに。50歳じゃお呼びじゃない。おまけに車を運転中事故を起こす。幸い奥歯にヒビが入る程度ですんだが、若い看護師の男性は妙な行動を取る。若返りなんて・・と思ったもののやはり気になって申し込んでみる。指定された場所はさびれた汚いビルなのに、ボックスが並ぶ部屋は真っ白。ここはびっくりしたな。母体となるエリザベスの背中が割れて分身スーが誕生。この後一週間ずつで交代する。スーはエリザベスの後釜として人気急上昇。交代時期などつい無視してしまう。人間なんてそんなものだ。少しくらいいいだろう、面倒くさい。エリザベスは老化が進み、もう中止したいけど中止したからって50歳の状態に戻れるわけではない。老化した今の状態。迷ってるうちにスーのせいでさらに老化が・・。だんだん見ているのがしんどくなる映画。救いようがない。最後の方ではバケモノのようになる。たいていの人はそのゴア描写とかルッキズムとかについて書いている。でも私が一番不思議だったのは、サブスタンスの会社が代金を何も要求しないこと。それとエリザベスをこういうことに引き込んだ看護師の正体。203のカードを持った老人の正体。Copilotに聞いてなるほどと思ったけど。エリザベス役はデミ・ムーア。スー役はマーガレット・クアリー。彼女はアンディ・マクダウェルの娘なんだそうな。スタイルはいいし、輝くばかりに美しい。まあエリザベスが中止をためらうのもわかる。中止するとこの美しさも存在しなくなる。でも自分自身に起こっていることを考えてみろよ・・とも思うけど。デニス・クエイドはどうでもよくて、目が行ったのは看護師役ロビン・グリアと老人役クリスチャン・エリクソン。二人とも出番ちょびっとだけど、強い印象残す。ちなみに私はこれら一連の出来事は夢かも・・と思っていた。だってあの交通事故はかなりのもの。あれですむなんてありえない。彼女は昏睡状態で、長い長い夢を見ていたのだと。そしたら違いました。どこまでも後味の悪い映画でした。デミもマーガレットも景気よく脱いでくれるのでそこはよかった。文字通り体を張って演じてくれていた。