劇場版 聖☆おにいさん 第Ⅰ紀(2018)
テレビドラマを再編集したものらしいが見たことなし。下界にバカンスに来たイエス(松山ケンイチ氏)とブッダ(染谷将太氏)。立川の安アパートに暮らす。アパートの外観はうつるが、基本部屋の中だけ。動きは少なめで会話中心。大家役山野海さんは「斉木楠雄のψ難」に出ていた人かな。医者役で佐藤二朗氏が出てくるが、こういう演技もするのね。「歴史探偵」みたいな、椅子にどっかり座ってるのしか見ていないから、ちょっと驚いた(笑えたんじゃなくてね)。
劇場版 聖☆おにいさん 第Ⅱ紀(2019)
今回は外にも出る。商店街の福引き、初詣、秋葉原。原作の漫画のことは知らない。脱力系コメディーだが、いちおう仏教やキリスト教の知識もそこここに散りばめられているらしい。松山氏がメイドのコスプレやってたけど、ヒゲなしならさぞバッチリ決まっていただろうとちょっと残念。
劇場版 聖☆おにいさん 第Ⅲ紀(2020)
ⅡやⅢは1時間ほどしかないけど、それでも映画館でやったの?三作目まで見ていると、こちらも慣れてきてところどころクスッと笑えるようになる。穏やかで倹約家のブッダより大ざっぱで感情の起伏のあるイエスの方に・・つまり染谷氏より松山氏の方に目が行ってしまう。いまだにLの印象が強いだけに、ああこういう表情もするんだ、こういう動きもするんだとついつい思ってしまうのよ。
聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~(2024)
今回は劇場用映画らしくなっているが、商店街の福引きのシーンになって、ありゃりゃ。二作目と同じ?二等が当たって大きな仏像を二人で抱えてアパートへ帰るけど、どの回(←?)だったか一人で軽々と持ち上げていたような。その後お笑いのコンテストになって、ここらへんまでは今までとそう変わらない。その後梵天(賀来賢人氏)、帝釈天(勝地涼氏)、ミカエル(岩田剛典氏)がアパートを訪れ、新走馬灯の話になる。脚本はイエスの弟子の方のヨハネ(神木隆之介氏)と、あー麺こと十一面観音(仲野太賀氏)で、敵役はマーラ(窪田正孝氏)。中では賀来氏がよかったな。「斉木楠雄のψ難」に出ていたな。梵天は目を大きく見開き、声は大きく、それでいてポーカーフェイス。帝釈天は戦の神なのに大人しかったな。ミカエルのダンス(←?)のような見せ場もなし。窪田氏はメイクのせいか郷鍈治氏に似ていたな。まあみんな今をときめく若手人気俳優なのだろう。イケメン揃いだし見ていて楽しい。女性陣もいろいろ出ていたけど知らない人ばっか。それにみんな同じ顔に見える。お父さん(佐藤二朗氏)との対話シーンは長すぎる。真打ちは藤原竜也氏扮するルシファー。いつ出てくるかとだいぶ待ったよ。今回はキャストは豪華だし、いろいろお金かかってると思うけど、笑えるかと言うと・・前の三作とあんまり変わらないな。