ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer
数分で見始めたことを後悔した。何ですか?これ。テレビシリーズの映画版らしいが、もちろん見たことなし。テレビ見てる人には背景わかるのか。逆に言うと見てない人にはわからなくてもかまわないのか。全体的にふざけた感じで、うつし方もチャラチャラと落ち着きがない。感覚的視覚的に偏っていて、何が言いたいのかわからない。アシュラム製のクズゴミ映画の方がよっぽどマシに思える。あっちは少なくとも真面目に作っているぞ。15年前、小笠原諸島にある厄神島へ向かう途中沈没した第七神竜丸。七海(小雪さん)という女性から生き残りの人達に島への招待状が届く。その一人磯山という老女の娘章子(大河内奈々子さん)から頼まれ、島へ行くことになったのが柴田(中谷美紀さん)と真山(渡部篤郎氏)。船長が仁平、他にエッセイストの長谷川(片桐はいりさん)、弁護士の瀧山、建築家の内藤、不動産会社社長の栗原、SMクラブで奴隷役やってる喜多。磯山は倒れたとかで章子が代わりに。島にはお城のようなホテル。またここはいろんなものが消えてしまうという伝説が。出迎えたのは七海一人。彼女の両親は救命ボートに乗せてもらえず死亡。ボートには七人しか乗れなかったからだが、七海はそれを恨み、一人一人殺していくと宣言。不思議なことが次々に起こり、一人また一人と殺されていくが、証拠がないので柴田達にはどうしようもない。途中で七海が死に、復讐は中途半端なままで中断。その後の柴田の謎解きはいいとして、真犯人がわかっても映画は終わらない。非現実的な世界が延々と続く。途中で出てくる野々村(竜雷太氏)達の描写の後始末がされていない。彩(鈴木紗理奈さん)はもう死んでる人?真山は仁来達をどうしたんだ?見ている者を置いてけぼりにしてないか?自分達だけで盛り上がり、陶酔してないか?私がこれを見たのは中谷さんが出ているからだが、もうちょっと他のやり方、うつし方がなかったのかしら。テレビがそうだから変えるわけにはいかなかったのかしら。まあ要するに私はこの映画とは相性悪かったってことでしょうな。他の出演は泉谷しげる氏、天本英世氏。伊丹幸雄氏の名前があったけど、あのアイドルの?顔は覚えているけど、出ているうちのどの人だか全然わからない。で、見直して・・あの塩川って人ね、なるほど。2000年だからまだ・・ちょっとふっくらした程度。