インデペンデンス・デイ2024(2023)
2024とか2025とかこっちで勝手につけてるんだろうな。もう永遠に続けられる。エリア51へ届けられたプロキシマbの有機飼料・・じゃなくて、試料。4光年離れた太陽系外惑星ってことは隕石にでもくっついていたのか。そこらへんの説明はなし。とにかく地球外生命体が人類に脅威を与えなければならないのだ。細かいことは気にしないでよろし。生命体を見つけようとしてるくせに、いざ見つかるとどうやったら殺せるか・・となるのだ。何だか変じゃない?試料の分析するのがセレステ、ジェフリーの元夫婦。私がこの映画見たのはマイケル・パレが出ているから。セレステの父親、ストーム所長役。パレはこういう”楽な”役が多い。たいてい安全なところにいて、報告聞いたり指令出したり。体を張った演技するにはちょっと太りすぎかな。デブとまではいかないけど、いかにもできれば動かずにすませたいという感じ。まあいいんですけどね、出ているだけで。仕事あってよかったね。話を戻して、ちょっとした不注意から試料が人間を餌に増殖し始める。ナノサイズで目には見えないが、集まって攻撃してくる。人間に限らずいろんなもの食べるんだろう。「デイ・アフター・トゥモロー2024」もそうだったけど、こういうタイプの映画はペチャクチャペチャクチャ会話が多い。会話するだけならCGいらないしな。で、ONBとかMFCとか、あるいは反響定位とかいろんなわけわからん略語や専門用語が次から次へと発射される。まあ電磁パルスくらいはわかるよ。でもしゃべってる俳優さんも自分が何言ってるのかわからないだろうなあ。とは言えこっちも慣れてるからいちいち気にしない。はいはい、いちおう説明してくれているのねって感じ?他にも時間稼ぎだなあと思うシーンはある。せっかく救助に来たのに、セレステとジェフリーがいなくて捜し回るはめになった不運な男性。しかも一人。でも、演じている人にとってはウハウハだと思うよ。俳優なら1秒でも長くうつりたい。一言でも多くセリフ言いたい。それとこの映画、時々パッと場所や時間が移動する。今も負傷したジェフリーをカービー博士が手当てする場面に突然切り替わる。セレステはヒロインだから死ぬことはないだろうけど、ジェフリーの方はどうかな。たぶん途中で犠牲になってセレステが絶望の中から奮起して・・なんてこっちは勝手に思ってる。でもこっちのカービーの方が犠牲になりそうだな。KFCのカーネルおじさんみたいに太っていて、食べでがありそう。
インデペンデンス・デイ2024 2
・・で、その通りになる。ジェフリーが感染してるかどうか調べる中で、採取した血液に電流を流してみるというのは見ていてムフフだった。攻撃されたと思って反応するかどうか・・「遊星からの物体X」みたいじゃんよ!結局ジェフリーは感染してなくて血がピュンはなしでした。この後、ジェンセン大尉あたりは施設ごと爆破しちゃえと主張するんだけど、所長は反対。殺し方もわからんのに。逆効果だったらどーする。その後もあれこれあって、ジェンセンのチームは一人また一人死んでいく。とうとう爆破することになるが、あと10分しかないのに所長はデータをダウンロードして・・なんてのん気なこと言ってる。すべてが無駄になってしまう・・ってアンタ今までにデータダウンロードする時間くらいあったでしょうが!何時間無駄にしとるんかいな。今度は10分という制限に追い立てられてるけど、15分にしとけばよかったのに。ジェンセンも犠牲になり、何とかセレステとジェフリーは地上へ出る。いつの間にか所長達も地上に。逃げるのだけは速い。職員のタリアが車椅子なので付き添っていたのかな。爆破と言っても施設は地下深くにあるから、派手なシーンにはならない。ああ、それで誰も避難しないのね。車とかずらっと並んでいるのを見て、今から避難して間に合うのかよと呆れた私がうかつでした。爆破して終わりかと思ったら今度は地上であれこれ。どさくさにまぎれて巨大な宇宙船も現われるが、ここまで来ると付け足しみたいなもので。おざなりな戦闘シーンの後、いとも簡単に破壊され、ハッピーエンド。たぶん見ている人は足に負傷したセレステに、いつ異変が起きるのか注視していたと思う。血が出ていたし、相手はナノサイズ。いわゆる感染と言うか、少なくとも寄生と言うか潜伏と言うか。でも何もなくて終わっちゃった。まあいいんですけどさ。次に続かれても困る(←?)。セレステ役はクリスティーナ・ローズ。鼻がつんと上を向いていてかわいい。でも気が強いからジェフリーとよりを戻してもいつまで続くか。ジェフリー役はルーク・ストラッテ・マクルーア。いちおうハンサム。ジェンセン役はポール・ローガン。ん?どこかで聞いたような・・。「ターミネーターズ」のアンチャンですか。あっちはセリフゼロだったけど、こっちではよくしゃべっていました。カービー役はパトリック・ラビオートゥー。ラビオリみたいな名前だな。「デイ・アフター・トゥモロー2024」に出てた。子役の頃はかわいかった(みたい)。サンチェス役の人は「NCIS」のジヴァに似ている。
インデペンデンス・デイ2025(2024)
宇宙政策研究所を退職した宇宙物理学者モロー。妻をなくしたのか息子アダム、娘リアンとの三人暮らし。農場でもやるつもりなのかな。キャンプへ行く途中、観測所へ寄って、書類を・・と思ったら。アダムが何やら見つけた。地球へ近づくUAP。今はUFOじゃなくてUAP。すぐに関係先に報告。今回パレはマッコイ大統領役。相変わらず動かないでしゃべっていればいい役ですな。科学顧問ホイットニーがクリスティーナ・ローズ、ジャフィ大尉がポール・ローガン。もうレギュラーみたいなもんですな。作りも同じ。会話を多くし、情景省略。時間や場所がすっ飛ぶ。三ヶ月前、モローは宇宙からの信号を”深宇宙からの接触の試み”と考えたが、周囲からはただのノイズと無視されたようで。それでいやになって退職したのかな。UAPは完全な球体で、ニューヨーク市に向かっている。いつの間にかイースト川の上に浮かんでる。外側からは分析できなかったのでレーザーを照射したところ、攻撃してきた。その後ビルなど障害物を破壊しながら進み始めるが、目的地はまだ不明。もうちょっと高度を上げればぶつからずにすむのに、わざわざ壊しながら進むのはゴジラみたいだ。どんなに攻撃してもシールドがあるのか、破壊できない。逆に球体から発する光線は一瞬でこちらの兵器を破壊してしまう。そのうち無謀な報道ヘリが球体に近づき、破壊されたあおりをくらってモローとジャフィの乗ったヘリも不時着。その後の二等兵のどうでもいい負傷に時間割くかと思えば、一瞬の後には二人はワシントンD.C.へ。テレポートしたらしい。モローは家に残してきた子供達が気になる。時々双方のやり取りがはさまれるが、何ということもない。子供達がピンチに陥るわけでもない。今回はロマンスは皆無なので、親子の愛情でもちょっとばかし入れとこうかという感じ。でも心に残るのは子供をなくしたらしいジャフィの過去。詳しいことは全く語られないけどね。さて、欧州側から球体に液体窒素をかけてヒビを入れさせたらという提案がなされる。そうなるとD.C.へ呼びつけておきながらもういいよボランティアご苦労さんとばかりに追っ払われるモロー。彼は割った後何が出てくるか危惧していたんだけど、そんな心配は無用だった。作戦は失敗。モローは、移動中の球体が発電所で少し止まった理由が知りたい。あの報道ヘリが、破壊される直前までうつしていた映像。後でこれが大いに役立つこととなる。
インデペンデンス・デイ2025 2
一方木星の近くに球体が10コいるのがわかる。今地球にいるのは探査・偵察が目的なのだろう。こちらの攻撃能力がわかったところで侵略してくるつもりなのだろう。例の信号は、(接触の試みではなく)破壊された星からの警告だったのかも・・というホイットニーの考えはなかなかいいと思う。それ以上広がらないけど。さて、いつまでも対策が見つからないのでは話が進まないので、モローはあることに気づく。あの映像・・。シールドはパワーを要するので、常に張りめぐらしているわけではなさそうだ。あの発電所のところで、シールドを張っていないと思われる瞬間があった。シールドがなければあの球体は案外脆弱なのかも。で、向こうに気づかれないよう・・つまりシールド張ってない時にEMFを・・と、今回も電磁波関係かよ。穴に落として、その後総攻撃とかここらへんから何をやってるのかよくわからなくなってくる。台所のシンクでも何でも投げ込めと言ってるモローは笑えるけど。ヴァーガス将軍が「核は使わない」と何度も言ってるのは珍しい。でもここがワシントンD.C.だからだろうな。他の場所だったらわからんぞよ。で、マッコイ大統領だけど、どちらかと言うと無能な感じ。途中中国やロシアと電話で話すため中座するけど、なかなか戻ってこない。トイレにでも行ってるのかしら。それとも迷子になってるのかしらって感じ。球体を首尾よくやっつけると、とたんに演説始めたぞ!まだ早いって!もちろん木星の近くにいたはずの球体10コが大気圏内に・・っていつの間に?ワープしたの?で、ここで秘密兵器。前の大統領が条約違反なんだけどISSに兵器を何たらかんたら。マッコイ大統領じゃあとても思いつきませんこんなこと。作り手の方ももう面倒くさくなってきたらしい。墜落した球体から無数のエイリアンがうじゃうじゃ出てくる。あららこれじゃあ振り出しに戻ってしまうじゃん・・と思ったけど、強引に終わりにしちゃった。まあ死んだと思われていたジャフィが生きていたのはよかったけど、エイリアンは問題ないってどういうこと?このいいかげんさが癖になります、むしろ快感です・・ってそんなことないか。モロー役はプレストン・ギアとかいう人。アダム役ヴィニー・パグリースはジェイク・ギレンホールを思わせる美形。すべすべの肌に、透き通った瞳。ただアダムの性格はちょっと困ったチャン。