メガ・シャークVSクロコザウルス
録画してから10年以上たってる。ほったらかしにしていてごめんね。「午後のロードショー」でやったものだが、エンドクレジットは別として、本編のカットはなさそう。CMが終わると、CMに入る少し前の部分から始まるから。CMが長いな。入れ放題という感じ。冒頭はコンゴ民主共和国のダイヤモンド鉱山か何か。巨大なワニがいきなり現われるのだが、そのことよりも砂だか土が落ちてきて、すわ落盤かとなって作業員が逃げようとするのを、監督が止めようとして発砲することにびっくらこく。坑内で発砲します?大ワニは出てきたとたんCG丸わかりのひどい出来。見たとたん「ああこういう(出来の)映画ね・・」となる。一方大西洋上を航行する海軍のギブソン号。マコーミック大尉はサメよけの研究をしている。正確には水中音響学。海軍のダイバーの安全のため。いきなり大ザメが現われ、艦は沈没。生き残ったのはマコーミックだけ。死んだ2200人の中には彼のフィアンセも。自分の装置がサメを引き寄せたのでは・・と、悲しむ。一方コンゴではハンターのナイジェルの前に鉱山会社から派遣されてきたレガットが現われる。怪物が現われ、34人が死亡。作業員はおびえて仕事を拒否。ナイジェルは怪物とかユーレイ、妖怪などそっち系のハンターらしい。現場へ着くと、作業員はメタンガスで死んだことにすればいいと、小切手を切ってすませようとするレガット。ずいぶんいいかげんな女だな。この後あっという間に大ワニの餌食に。ナイジェルも食われるが、なぜか助かり、大ワニは麻酔で爆睡。この後彼は知り合いのウェッブの貨物船に大ワニを乗せ、ロサンゼルスへ運ぼうとする。卵もあるし、大儲けできる。途中で大ザメが襲ってきて船は沈没。大ワニは麻酔が切れたらしく海へ。一方意気消沈のマコーミックのところへシークレット・サービス捜査官のハッチンスが現われ、レキシントン号へ連れて行く。大ザメ退治のため彼女が集めたチームの一員として。この時彼女は報酬は出ないと言うんだけど、そんなのアリ?もちろんフィアンセの敵を討てるなら、タダ働きだろうが何だろうがマコーミックは気にしないだろうけど。
メガ・シャークVSクロコザウルス2
ナイジェルとウェッブは海岸に流れ着いて助かるけど、船も仲間も失ったウェッブは去り、ナイジェルはハッチンスにレキシントン号へ連れて行かれる。こっちは何の前知識もなしに見ているわけだが、ナイジェルとマコーミックの会話・・あの時のおまえはこうだった、ああだった・・からすると、二人は以前大ザメ・・メガロドンと戦ったことがあるようで。そのせいで、この映画には前作があって、これは続編なんだと思ってみたり。「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」という映画があるが、ナイジェル達は出ていないようだ。ハッチンスはなかなかの美人だが、表情は硬く、態度はそっけない。男二人がケンカばかりしているのにはうんざりだ。ミサイル攻撃は効果なし。大ワニはマイアミに上陸して建物を壊すが、ひどいCGのせいで現実味がない。原発を利用したアークフラッシュが試みられるが、効き目あった?ここですばらしくインパクトのある出来事が起きる。今までカチッとしたパンツスーツ姿だったハッチンスが、洞窟の中へ入るため上着を脱ぐのだ。上から水がしたたっているのだから脱いで当然だが、なぜかそれ以後もずっと、最後まで肌着・・ボディスーツ?・・姿で通すのだ。ヘリを操縦する時も、レキシントン号にいる時も。何で上着着ないの?この後パナマ運河に追い込んだり、お約束の核兵器で退治しろとなったり。大ザメと大ワニのバトルは、画面が暗いせいでほとんど見えない。卵からたくさんのベビーワニがかえったらしいが、それも全然見えなかった。海底火山のところでやっと。したがってクライマックスは何が何やら。マコーミック役はジェイリール・ホワイト、ナイジェル役はゲイリー・ストレッチ。どちらも知らない人。ハッチンス役サラ・リーヴィングは「キング・オブ・ロストワールド」に出ていたらしい。あの映画もひどかったな。あれを見た後ではたいていの映画は良作に見える。さて怪物退治が完了し、ハッチンスは最後やっと笑顔を見せる。その笑顔のおかげで、この映画の印象もかなりよくなった。ラスト、ナイジェルは日本で大トカゲを退治するとか言ってたけど、ゴジラのこと?