album
●1st Album『明けゆく空に』● '02/1/23 release
What'sの1st AlbumはWhat'sの魅力がびっしり詰まった名盤ですね。インディーズでリリースした曲も、カバー曲も、どれをとってもWhat's節。
これぞ「歌謡スカ」の醍醐味を味わえる1枚です。ポップな楽曲から、じっくりと聞かせるバラードチューンまで、幅広い演奏。
What's Love?が示す世界がこの中にはあります。いいね、ほんとにいいね。
初回盤のみ「木綿のハンカチーフ」のカバーを収録。 この選曲もさすがだよね。What'sならでは。
1. 泣けるほど (album mix)
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
勢いよくドラムとホーンタイがかますイントロに圧倒される。 刻まれるギターと独特のメロディーにどこかしら懐かしさを覚えるね。
スカのサウンドと、歌謡曲のテイストが上手く反応を示すシングルナンバーです。 サビではドラムとホーンが畳み掛ける。
分厚いサウンドとサビならではのメロディーに泣きが入りますね。 また、マッツのだみ声が曲にうまい具合に乗るわけなんで。
アルバムではサウンドが上手くマスタリングされており、バランスが整った。 ドラムが抑え目、そしてブラスが前面に出たサウンドとなっています。
2. 今年の夏 (album mix)
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
ミディアムテンポのスカサウンドにのせ、味のあるヴォーカルを聴かせてくれるナンバー。 1番Bメロからはテンポアップ。
これぞWhat'sの魅力が出ているサウンドだね。 サビでは重圧なサウンドとともに、コーラスが曲をバックアップ。
アルバムではやはり音が整えられていますね。 その分、少々あっさりとした仕上がり。でも、力は衰えていないね。
3. 口笛
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
イントロからWhat'sの魅力が出まくった歌謡スカ。 アップテンポで勢いを感じるシングルチューンです。サビもキャッチー。
どこかしら「泣けるほど」のテイストに似ていますね。 オルガンとホーンが見事に冴えている。これぞ歌謡スカだよ。
後半最後はキーが上がり、最後の畳み掛けに走る。歌詞の世界も昔を懐かしむような、味のある内容となっています。
こういうところを引き出すのが上手いんだよね、What'sは。
4. それとなく悪びれず
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
哀愁漂うミディアムナンバー。頭サビからしみじみと味のあるヴォーカルが聞けます。 歌謡スカ、そこまで派手にあしらわずに進行。
ホーンも勢いではなく、抑え目ながらに、いい力を持っていますね。 歌詞も昭和歌謡の世界です。聞いていて、やっぱりじわじわ来るね。
5. アメリカ
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
イントロのスカテイストがありながらも、本編はロック色を出したミディアムナンバー。
派手さは無く、淡々と歌われていながらも、きちんと歌詞が曲に乗って届けられている。 丁寧な歌いっぷりだね。
サビはそれなりにキャッチーで、ホーンとコーラスでいい塩梅にアレンジが加えられている。
6. ゆくりなく
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Koichiro Abe
イントロのホーンがまた歌謡ブルースだ。渋いぞ。 ミディアムスローで聴かせる哀愁ナンバー。
Aメロではマイナー、そしてBメロではメジャーコード進行で。 しかし、サビでは再びマイナー調に。この反復が曲に味をつける。
しみじみだね、しみじみ。
7. 窓の外に映るのはあなた
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
アップテンポのスカナンバー。Aメロ部ではちょっと弾けたアレンジで。Bメロではそこに重みを加えた。
サビはキャッチーながら、歌謡曲のフレーバーを加えて渋い仕上がりに。マッツのヴォーカルにもこぶしが入る感じで、曲に思いが詰まっています。
間奏からキーがあがってさらに盛り上がりをみせる。さらに最後サビでもキーが上がり、追い討ちをかけてくる構成となっています。
8. 夜明けの散歩道
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
スローテンポのバラードナンバー。イントロのピアノがタイトルを表すかのように、静かなイメージを作り上げる。
レゲエスカビートにのせて、マッツがじっくりと歌い上げるナンバー。歌詞がまたせつない別れの曲なんだよね。しみじみ。
間奏では厚く固めたサウンドでじっくりと音を聞かせてくれる。 最後はマッツ、1オクターブ上げて、かなり心をこめた歌いっぷりで脱帽。
そして語りで締めだなんてにくい流れだ。
9. あの鐘を鳴らすのはあなた (What's love?と横山剣)
lyrics:Yu Aku music:Koichi Morita
なんとCKBの横山剣さんを迎えたコラボレーションナンバー。 おまけに和田アキ子の曲をWhat'sテイストでカバーです。
歌謡スカの本領発揮、ブラスが華やかです。 2番では横山健が独特のこぶし回しで歌ってくれます。味があるね。
あらためてこの曲のよさが伝わってきます。かっこいいよ、剣さん。
10. かえりみち ~the way back home~
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
記念すべきメジャーデビュー曲。 ゆったりテンポでホーンが味を出すイントロを経て、テンポアップ。
スカのリズムで進行するアップテンポのナンバー。 歌謡スカの醍醐味が、この曲にしっかり詰まっています。
マッツの歌声もしみじみ伝わってきますね。
ちなみに、インディーズデビューシングルでもあります。若干、本当に若干メジャー盤よりもテンポが遅い。 サビ頭のホーンとコーラスも分厚いですね。
11. 木綿のハンカチーフ<bonus track>
lyrics:Takashi Matsumoto music:Kyohei Tsutsumi
太田裕美の大ヒット曲を大胆にカバーですよ。 これがまた、いい具合に歌謡スカのアレンジで仕上がっているんだよね。重たすぎず、濃すぎず。
軽いながらもきちんとWhat'sの色で染まった作品。もう見事な歌謡スカです。
オリジナルのテイストでもあるせつなさも捨てておらず、しみじみと伝わってきますね。
●2nd Album『本気の馬鹿』● '02/10/23 release
What'sの2nd Albumが早くも登場。前作からわずか8ヶ月、1年で2枚のオリジナルアルバムをリリースするだなんで、勢いに乗っています。 このアルバム、特にジャケットがパンチ効き過ぎだって。漫画「編集王」でおなじみの土田世紀のイラストだしね。 もうWhat'sはすごいなぁ。本作は、両A面シングルを含め、シングル4曲を収録している強力盤。 「歌謡スカ」スタイルを築き上げたWhat'sならではの、味のある作品たちが詰まっています。 シングル曲の別バージョンや、インストを収録するなど、What'sも新手なことをやっていますね。 バラードはMatt'sのシブイ歌が響きますね。What'sだからこそできるスタイルだよね。 なお、初回版には畠山美由紀と小玉和文を迎えたレゲエスカバージョンの「知床旅情」をカバーバージョンで収録。 この曲がまた、ダブテイストの心地よさを届けてくれる。
1. 恋の味
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
イントロ無しでサビ入りから始まるWhat's Love?渾身の1曲。1st Album発売後間もない春にぴったりな温かい曲です。 歌謡スカの醍醐味がもろに出たナンバーで、ブラスがサビで花開く曲です。Matt'sのだみ声も、とってもぴったり合うね。 ポップでキャッチーな面も見せ、楽しい1曲に仕上がっています。 でも、歌詞のほうは甘く切ないんだよね。Matt'sが哀愁漂う男の気持ちを歌っています。 春先、出会いと別れの季節にぴったりのナンバー。
2. 夢もなく はてしなく
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
インディーズ時代に発表した作品を、改めてメジャーで発表。しかも、両A面として、アルバム「本気の馬鹿」からの先行を切ったわけです。 この力の入れようは、かなり気合が入っています。イントロからBLACK BOTTOM BRASS BANDのホーンの音色が歌謡曲テイスト出しまくり。 味のあるMatt'sのヴォーカルとの相性もGood。サビのメロディーといい、もう懐かしさ溢れるメロディなんですね。 また、間奏でのギターが泣いています。うねっています。そこからCメロ、サビでの転調と、クライマックスを聞かせてくれる。
インディーズ時代よりも、やっぱり華やかですね。 さすがはメジャーでのリリースなだけあります。
3. ヘッドライトが唄い出す
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
エンジン音とMatt'sの語り、これがまた熱いなぁ。そんなイントロからスタートする真夏のシングルナンバー。 イントロメロディーがもろに昭和歌謡なんだよね。どすが効きまくっています。そんな中をアップテンポのスカが突っ走る。 いやぁ、暑苦しいね。」そして、サビの入り方も、これまた懐かしいテイストで。一瞬テンポがゆっくりとなり、サビにインパクトを与える。 サビになると、すべてが爆発する。もうね、やばいくらいに熱帯夜。アウトロのセッションがなかなかいいね。 いやぁ、このナンバー、What'sじゃないと、できない曲ですね。
4. 鈍色の街
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
ドラムがタカタカタンと勢いよく入ってくる、ミディアムテンポのスカナンバー。 Matt'sのヴォーカルにエフェクトをかけて、空間を広げるような印象を与えていますね。 切ない恋心を歌い上げるWhat's Love?。渋いよ、渋すぎるよ。 ピアニカもポイントになっているし、ラストのトランペットのソロもしみじみするね。昭和歌謡テイストが満載です。
5. バウンス!バウンス!バウンス!
music:Koichiro Abe
阿部作曲によるインストナンバー。インストの収録はWhat's Love?にとって初の試みだね(シングルのカラオケトラックは別として)。 心地よいレゲエビートに乗せて、セッションセッション。激しさは無いんだけれども、じわじわと来る作品ですね。 やっぱり味わい深いセンスの持ち主なんだよね、What's Love?は。
6. 軋む波間に季節は去り
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Koichiro Abe
タイトルがまた、渋いというか古臭いというか。What7s Love?的だよね。 ミディアムテンポのレゲエビートに乗せ、男、Matt'sが歌い上げます。 詞をMatt's、曲を阿部が担当というコンビもまた珍しいね。ひと夏の恋を歌った曲で、ゆったりしていてとっても味があります。
7. 引越しをするならおしえてよ
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
16ビートのイントロで始まるミディアムナンバー。切なくて切なくて仕方が無い別れの曲です。 テイストというか、内容が、もう懐かしいというか、昭和の匂いが出まくっています。 濃いギターの音とオルガンの組み合わせが、曲の世界を盛り上げる。 かっこいいね。こういう関係を築いていくことが大切なんだろうね。
8. 明日のうた
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
ミディアムテンポのゆったりナンバー。もう、昭和歌謡丸出しというか、演歌テイスト溢れているますね。 メインパートでも、コーラスとかがなんだか古臭くていいじゃないですか。これぞWhat's Love?だよね。 おまけに1番終わってから、Matt'sの語りが入るところなんて、激渋い。
9. トラック・ドライヴィング・ブギ
lyrics:Yoko Agi music:Ryudo Uzaki
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのナンバーをカバーですよ。しかも、AKIO(ex.SNAIL RAMP)を迎えて、 とってもかっこいい仕上がりとなった。ロカビリーとでも言いましょうか、激しいロックテイストとスカの軽快なリズムが戦っているんです。 2番からは、ヘビィメタルばりのギターが燃えているんです。
両A面でのリリースということもあり、かなりの気合の入れ様。 カバーナンバーですが、さすがはWhat's Love?だよね。AKIOも負けじとかっこいいヴォーカルを聞かせてくれます。
10. 正調・恋の味
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
ゆったりミディアムスローのイントロで入ってきたと思ったら、やっぱりアップテンポのスカビートに変身。 M-1の別バージョンということなんですが、若干キーが下がっております。 その分どっしりとしていて、重圧感増していますね。2番は一時、6拍子に変わったりと面白い展開で聞かせてくれる。 オリジナルの要素をうまく引き出したバージョンですね。
11. 知床旅情<bonus track>
lyrics:Hisaya Morishige music:Hisaya Morishige
ゲストに小玉和文と畠山美由紀を迎えたカバー曲。 この曲がまた、ダブビートで彩られているんですが、とっても心地よい仕上がりなんです。 特に、畠山美由紀のヴォーカルが、とっても伸びやかで聞き入ってしまうね。 周りの音も、そのヴォーカルに合わせるかのように、うまい具合に支えている感じがします。 いやぁ、オリジナルの曲のよさが、うまくスカ・レゲエでも出ているのでいいですね。
●Cover Album『温故知新』● '03/3/5 release
What's Love?が今まで発売してきたカバー曲を集めたアルバム。その名も「温故知新」。 あの昭和の名曲たちが、What's love?によってスカに大変身。まぁ、ほとんどが名曲なので、耳なじみがいいし、 誰もが口ずさめるといった感じですね。 ただ、1st Album「明けゆく空に」、2nd Album「本気の馬鹿」の初回版ボーナストラックとしてそれぞれ収録されていた曲まで このカバーアルバムに入れちゃうとは。大盤振る舞いなんだけれども、そしたら初回限定トラックとしての価値もちょっとなくなっちゃうよね。 さて、今作では新たに名曲「なごり雪」をカバーしています。味のあるWhat's Love?テイストに染まっていますよ。 それにしても、収録曲が豪華ならば、共演者も豪華な内容だよね。 CKBの横山剣さんやBONNIE PINK、畠山美由紀や小玉和文など、What's Love?ならではのつながりが実ったアルバムですよ。 おまけにシークレットトラックを収録しています。 なお、期間限定盤として2枚組みでリリースされています。内容はというと、What's Love?の名曲「恋の味」の熱いライブバージョンを収録。 さらにはPVを4本収録したCD-EXTRA仕様となっております。なんとも豪華な作品だ。
DISC-1
2. 冬のリヴィエラ
lyrics:Takashi Matsumoto music:Eichi Ohtaki
大瀧詠一のトリビュートアルバム「ナイアガラで恋をして」からの作品。 元は森進一だよね。それがWhat's Love?によって見事な歌謡スカに変わったわけでありますよ。 随分と軽快なリズムを奏で、聞いているうちに楽しくなってくる。 昭和時代を飾った曲なだけあって、What's Love?の勢いを感じさせる作品でもあります。
3. なごり雪
lyrics:Shozo Ise music:Shozo Ise
このアルバム「温故知新」のためにカバーされた楽曲。 誰もが知っている名曲「なごり雪」が、What's Love?の歌謡スカによって見事に変身。 やっぱり元の曲がいいだけあって、What's色に染まっても、元の曲のよさがきっちりと伝わってくるね。 Matt'sのダミ声との反応もよく、随分と味が出ている。
5. みちのくひとり旅
lyrics:Kaoru Ichiba music:Daisuke Mishima
何と演歌の名曲「みちのくひとり旅」をスカでカバー。やっぱりWhat'sの歌謡スカはやることが違うね。
見事なアレンジで新しい魅力が吹き付けられた。ってか、イントロすごすぎ。語りまで入っちゃうとはね。
本編はレゲエビートを彷彿とさせるスカアレンジ。いい味出しているよ。オリジナルの要素も捨てておらず、ムードたっぷりです。
6. 襟裳岬
lyrics:Osami Okamoto music:Takuro Yoshida
なんと森進一の「襟裳岬」をカバーです。さすがは「歌謡スカ」を歌うWhat's Love?なだけありますね。 毎回毎回、カバー曲には驚かされます。オリジナルでは聞くことのできない魅力が、カバーにはあるんですよね。 ゆったりミドルテンポで、レゲエビートを彷彿させるサウンドで楽しませてくれます。 そこにMatt'sのヴォーカルが響き渡ります。Matt'sのだみ声具合がまたいいじゃないですか。
7. 赤いスイートピー (What's Love?+BONNIE PINK)
lyrics:Takashi Matsumoto music:karuho Kureta
なんと、あの松田聖子の名曲を、レゲエスカともいえるダブビートでカバーですよ。 しかも、これだけでは驚くなかれ、ゲスト・ヴォーカルにはBONNIE PINKを迎えるだなんて、What's Love?、やることが違いますね。 やはりオリジナルがいい曲なだけあって、カバーもいい仕上がりで聞かせてくれます。結構あっさりしていて、それでも曲の温かさが伝わってくるね。 これは、類まれなコラボレーションですよ。
8. 今日をこえて
lyrics:Nobuyasu Okabayashi music:Nobuyasu Okabayashi
岡林信康のカバーだもんな。さすがはWhat's Love?。目の付け所が違います。
歌謡スカの魅力たっぷり出まくったミディアムナンバーに仕上がっております。とにかくマッツのヴォーカルに味がある。
9. 少年時代
lyrics:Yosui Inoue music:Yosui Inoue, Natsumi Hirai
What'sカバーシリーズ、今回は夏のシングルリリースということもあってか、夏にぴったりな井上陽水の名曲 「少年時代」をカバーです。笛の音色といい、木琴の音といい、風情がとっても出ていますなぁ。しっかし、Matt'sのヴォーカルが、 随分と後ろの方にあります。逆に、サウンド面の方が前に出たナンバーとなっています。今回は音で勝負か? 名曲も難なくWhat's色に染まりました。
10. Brazil (What's Love?+Rie&Itoko)
lyrics:S. K. Russell music:S. K. Russell
名曲「Brazil」を、RieとItokoという2人のヴォーカリストを迎えてカバー。 名曲も、ずばりな歌謡スカテイストに仕上がり、心地よいリズムで聞かせてくれます。 いかにもWhat's Love?なテイスト。 邦楽も洋楽も関係なく、見事な歌謡スカですよ。なかなか面白い1曲となっています。
11. 知床旅情 (What's Love?+畠山美由紀&こだま和文)
lyrics:Hisaya Morishige music:Hisaya Morishige
ゲストに小玉和文と畠山美由紀を迎えたカバー曲。 この曲がまた、ダブビートで彩られているんですが、とっても心地よい仕上がりなんです。 特に、畠山美由紀のヴォーカルが、とっても伸びやかで聞き入ってしまうね。 周りの音も、そのヴォーカルに合わせるかのように、うまい具合に支えている感じがします。 いやぁ、オリジナルの曲のよさが、うまくスカ・レゲエでも出ているのでいいですね。
12. あの鐘を鳴らすのはあなた (What's Love?+小島麻由美)
lyrics:Yu Aku music:Koichi Morita
小島麻由美とのコラボレーション。What'sのパートは変わらないけれども、2番で小島麻由美の登場だ。 独特のヴォーカルで聞かせてくれます。
剣さんバージョンとはまた一味違った曲に仕上がっています。
14. 桜のころ Giant Killing ver.
lyrics:Hiroto Kohmoto music:Ryuichi Sakamoto
シングル「桜のころ」から、What's Love?が歌ったバージョンを。 作詞に甲本ヒロト、作曲に坂本龍一という豪華な布陣で、日本作家チームを応援するというもの。 What's Love?バージョンは、ポップに弾けているね。これ、原曲は相当暗いよね。坂本龍一の「Psychedelic Afternoon」という曲なんですがね。 BLACK BOTTOM BRASS BANDによるホーンの競演もなかなかです。
15. 夏の思い出
lyrics:Shoko Ema music:Yoshinao Nakata
恒例カバー曲、What'sが唱歌に挑戦。夏の名曲を心の底から歌い上げます。 レゲエスカビートで軽やかに心地よい仕上がりとなりました。ホーンも優しく吹かれていますよ。 間奏では口笛でメロディー部が吹かれているぞ。ついつい耳が行きますね。工夫も盛りだくさん。
Secret Track. トラック・ドライヴィン・ブギ
lyrics:Yoko Agi music:Ryudo Uzaki
シークレットトラックは、What'sのメンバーが代わる代わる歌っています。 間には台詞が入り、なんだかコミカル。What'sらしさが出ていますね。
DISC-2
1. 恋の味 -Live ver.-
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
初のライブトラックは、広島の並木ジャンクションでの2002年11月20日の公演より「恋の味」を。 のっけから勢いがでまくっていますね。しかも、Matt'sによる台詞から。 会場内がヒートアップし、そのまま突入。熱気が伝わってきます。熱いぜ、What's Love?
あの鐘を鳴らすのはなた
なんかオープニングからかなりインパクト大。一体、何組ですか? What's?の3人の演奏の後ろにいるおじ様方が...。でもって、横山剣さんが渋すぎる。 何気に持っているマイクの手の小指が立っていたり。
恋の味 -Director's cut-
監督:高木 聡
尾道ロケ敢行。昭和歌謡テイストの曲にあわせ、まるで昭和を彩る懐かしの映画仕立て。 だからって、Matt'sの学生服姿はちょいとアンバランスだ。旧友再会で盛り上がる3人?はたまた昔恋した女性が現れたり? ほろ苦い恋がテーマのショートムービーですな。いい意味で古臭いぞ~。
ヘッドライトが唄い出す -Director's cut-
監督:高木 聡
曲のタイトル通りにバイクがテーマとなるPV。走りまくっています。途中でくねくね踊っている金色服の男、鳥肌実じゃないですか!? これまた、もすごい展開を見せてくれる。後半ではちょっとエロティックに。一方、メンバー3人での演奏はこれまた熱くかっこいい仕上がりでしてね。 エンドロールでも物語が展開していますね。
夢もなく はてしなく/トラック・ドライヴィング・ブギ -Director's cut-
監督:高木 聡
これまたオープニングから懐かしの昭和映画テイストで。 「トラック野郎」をモチーフとしたPVですな。 でもって、流れよく次の曲へ。AKIOが登場しては熱唱しています。 その後は再び前曲に戻って、女性を前に熱唱のMatt's。
●Indies Album『バイナラ』● '04/3/3 release
結成当初からのメンバー、阿部の脱退やレコード会社の移籍、メジャーからインディーズへのフィールド移動など、紆余曲折を経て久々にリリースされる What's Love?通算3枚目となるオリジナルアルバム。 やはり前作から期間が空いただけあって、今作にはWhat'sの思い入れが強い楽曲目白押しとなっております。 迷いがありながら過去に別れを告げるタイトルチューン「バイナラ」をはじめ、 今までとはちょっと一味違うWhat'sを楽しむことができます。 また、多彩なミュージシャンがゲストで参加しており、What'sならではのつながりを感じることができます。 タイトルチューン「バイナラ」のPVを収録したCD-EXTRA仕様となっております。
1. バイナラ
music and lyrics by Masamitsu“matt's”Matsumoto
アルバムのオープニングを飾るタイトルチューン。 ミディアムテンポの歌謡スカナンバーで、Matt'sのだみ声が染み渡る。 歌詞のほうも切なく、オルガンやホーンなどが盛り上げる。これぞWhat7s Love?なんだよね。 懐かしきあの日を思い出させてくれるような1曲です。しぶいね。
2. こんな夜
music and lyrics by Masamitsu“matt's”Matsumoto
ダブ/スカ/レゲエフレーバーを寄せ集めた、What's Love?ならではのミディアムナンバー。 男臭さや友情をテーマにした歌詞がまた、やってくれるね。終わり方も潔くてなかなかいいです。
3. 肚きめて行くよ
music and lyrics by Masamitsu“matt's”Matsumoto
アップテンポの歌謡スカナンバー。独特の弾けムードが、なんか面白いね。 What'sの楽曲の中では、結構ポップな部類に入るね。BメロのメロディとMatt'sの高音ヴォーカルがなかなかいいです。 そして、前向きに歩き続けていく歌詞もいいじゃないですか。
4. いざ君すむ町へ
music and lyrics by Masamitsu“matt's”Matsumoto
ゆったりミディアムテンポのスカナンバー。心地よいリズムとMatt'sのだみ声が妙にマッチしていますね。 シンプルでWhat's Love?の純な部分がよく表れています。相手を思う気持ちがよく伝わってきますね。
5. 産業道路
music and lyrics by Masamitsu“matt's”Matsumoto
イントロとタイトルからして、まさに歌謡曲路線を行くスカナンバー。 まじで渋すぎるね。ミディアムテンポでゆったりと、ぐっと大人の世界を演出。 演奏面でも、1つ1つの音に心がこもって伝わってきます。
6. なぜに
music and lyrics by Masamitsu“matt's”Matsumoto
ミディアムテンポでゆったりとしたナンバー。 安定というか、落ち着きというか、じっくりと心を込めている曲ですね。 渋いというか、人生を悟りきっているかのような印象。大人って切ないなぁ、と思わせる5分半。
7. ちょっと抱いてよ
music and lyrics by Masamitsu“matt's”Matsumoto
ミディアムテンポでお送りする、レゲエ/スカナンバー。 大人の欲望?を表した、ちょっとエロい歌詞がまた、What's Love?っぽいね。 でも、いやらしさは曲からまったく伝わってきませんね。逆に、大人の不器用さみたいなものが伝わってきます。 なかなか温かいじゃないですか。
8. 落日
music and lyrics by Masamitsu“matt's”Matsumoto
ベースの音が強調されているミディアムナンバー。 じっくりと聞かせてくれるバラードで来ると思いきや、サビではスカの本領発揮ですね。 アップテンポで、いつものWhat's love?らしさを出している。アウトロではまたゆったりと。
9. 月よ
music and lyrics by Masamitsu“matt's”Matsumoto
これぞWhat's Love?といわんばかりのスカナンバー。 イントロからホーンも吹き荒れるポップなナンバー。 歌謡曲テイストもあり、渋さもあってかっこいいし。キャッチーなメロディを全体で聞かせてくれる。
PV. バイナラ
lyrics:Masamitsu“matt's”Matsumoto music:Masamitsu“matt's”Matsumoto
誰かを追っているのか、メンバー達が追う。 なんだ?恨みを晴らしにMatt'sが攻撃的に。なんだか「太陽にほえろ」みたいな世界観が出まくったPVだね。
後半はPVに収録されなかったオフショット。そしてクレジットを。
●Indies Mini Album『シャララ』● '06/4/5 release
前作から2年ぶりに発売されたミニアルバム。トコトン作りがWhat's Love?ですね。 「歌謡スカ」のテイストを取り入れた独自路線は、このアルバムでも展開されています。 また、多彩なゲストも参加していて、ミニアルバムながらに大きな力が表れています。 前作タイトルチューン「バイナラ」も、ライブトラックを収録。熱いです。 やっぱり、2年という月日が開いていたのだから、曲数を増やしてフルヴォリュームで楽しませてほしかった。 なお、CD-EXTRAには、ダウンタウンブギウギバンドの「身も心も」のPVを収録しています。こちらも必見ですね。
1. シャララ
(Masamitsu“matt's”Matsumoto)
これぞWhat's Love?の持つ、歌謡スカだ。 ミディアムテンポの味わい深いサウンドと、男臭いMatt'sのヴォーカルに、懐かしさと新しさを感じる1曲。 歌詞も、なかなか深いですね。What's Love?を脱退した阿部光一郎も演奏に参加しています。
2. いくつ恋しても
(Masamitsu“matt's”Matsumoto)
スカよりもロック寄りのテイストで聞かせてくれるミディアムチューン。 What's Love?らしい恋の歌です。
3. 惚れているんです
(Masamitsu“matt's”Matsumoto)
軽やかな歌謡スカを聞かせてくれるミディアムチューン。 ストレートな愛を歌い、ぶつけてくる歌詞が印象的です。
4. 逃亡街道 ~ふたり流れるままに~
What's Love?のインストナンバー。Matt'sは不参加だけれども、 ダブとスカのいい塩梅なテイストを押し出したミディアムトラックに仕上がっています。ゆったりとフェイドアウト。
5. 産業ダブ (featuring BUNBUN)
(Masamitsu“matt's”Matsumoto, BUNBUN)
前作アルバム「バイナラ」に収録されていたナンバーを、 ダブで聞かせてくれるナンバー。心地よいグルーヴが流れて、独特の世界が広がります。 What's Love?の新天地だね。
6. それがどうした
(Masamitsu“matt's”Matsumoto)
What's Love?の持つ歌謡スカテイスト全開で聞かせてくれるポップチューン。 ホーンもいい感じに吹き荒れ。もうね、世の中を迷いながら生きてる人に、叫べと促すかっ飛んだ応援ソングですよ。
7. バイナラ (Live at Shibuya Lush)
前作アルバムのタイトルチューンのライブトラック。 ライブ独特の空気が伝わってきますね。What's Love?ならではの男臭さがよく出ています。
PV. 身も心も
モノクロで見せるPV。なんとAGがメイン? と思ったら、バーでカラオケを歌う設定か。随分と面白い内容ですね。 後半はバンドスタイルでの出演も。
●Cover Album『昭和残響伝』● '10/10/20 release
お久しぶりのWhat's Love?、待望の新作が2010年に登場。 歌謡スカで一躍人気の出た彼らですが、今作では、ちょっと趣向を凝らしたカバーアルバムとなっていますね。 まず、スカ要素はあまり姿を見せていない。その代わりに、打ち込みを多用したダンスホール/レゲトン/レゲエ/ダブ/ラヴァーズロックな雰囲気を取り入れ、 濃さを出してきた。本当に濃いんだ、とにかく濃いんだ。 暴れさせてくれるアレンジだったり、聞かせるトラックだったり、多種多様。 でもって、選曲もユニーク。アルバムタイトルになぞらえたように、いきなり「望郷じょんから」から始まったり、 「熱き心に」「古い日記」「北風小僧の寒太郎」などなど、昭和を彩った演歌や歌謡曲の染み入るナンバーを届けてくれます。 What's Love?の新たな魅力を放出ですかね。 彼らのオリジナルアルバム「シャララ」もリミックスされて収録。 こうなると、早くオリジナルの新作が待ち遠しくなるんだよね。
1. 望郷じょんから with DJ吉沢 dynamite.jp feat. BUBUN the MC
作詞:里村龍一 作曲:浜圭介 Arranged by What's Love?
祭囃子のような雰囲気と、打ち込みビートが絡み合う、 細川たかしでおなじみの「望郷じょんから」。このテイスト、なんかかすごいとしか言いようがないね。 ちょっとレゲトン風味で激しく、そして濃く。でも、マッツのだみ声が入ってくると、不思議とWhat's Love?になるんだよね。
2. 兄弟船
作詞:星野哲郎 作曲:船村徹 Arranged by What's Love?
力強いビートとともに、ダンスホール/レゲトンモードでさらに熱く、 灰汁の強いカバーとなりました。 まさか鳥羽一郎の「兄弟船」が、こういうアレンジで新たな魅力を放出するとは。 熱帯地方がお似合いです。しかも、途中でテンポアップしては、さらに勢いに拍車がかかりましたね。
3. 遠くで汽笛を聞きながら
作詞:谷村新司 作曲:堀内孝雄 Arranged by What's Love?
これぞWhat's Love?な歌謡スカを前面に押し出してきたアリスのカバーナンバー。 図らずも、マッツのだみ声が爽やかに広がる展開。濃くもじっくりと聞かせてくれる仕上がり。いい味が出ています。
4. 星影の小径 feat. 扇谷一穂
作詞:矢野亮 作曲:利根一郎 Arranged by What's Love?
ゆったりレゲエビートに乗せて聞かせてくれるカバー。 扇谷一穂をゲストヴォーカルに迎えて、まったりムードで。優しく柔らかいヴォーカルが、 まるで子守唄のように安らぎを与えてくれるかのようだね。
5. 古い日記
作詞:安井かずみ 作曲:馬飼野康二 Arranged by What's Love?
お祭りモードで始まったと思ったら、いきなり大胆な打ち込みでダンスホールモード。 濃い、さらに濃い。アレンジがとにかく斬新だね。 例の「ハッ」という声も飛び交い、ある種パーティーチューンだね。
6. 銭形平次
作詞:関沢新一 作曲:安藤実親 Arranged by What's Love?
荒々しいギターでイントロを聞かせてくれる、おなじみ「銭形平次」。 なんだろう、マッツのだみ声ヴォーカルが、とてつもなくマッチしているから、カバーもとより オリジナルみたいな感じもするね。全体的にまとうビートが、ちょっと不思議を漂わせるけれど、 曲中に小芝居が入ったりと、おもしろさもある1曲。
7. 可愛いヽひとよ
作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 Arranged by What's Love?
これまたWhat's Love?らしい、軽やかな歌謡スカでサクッと聞かせてくれるクック・ニック&チャッキーのカバー曲。 軽いテイストながら、サビではガツンと。 「離さない」という言葉が、熱く突き刺してきますね。
8. 花嫁 feat. Atsuko
作詞:北山修 作曲:坂庭省悟 Arranged by What's Love?
ほんわかブラスセクションでスタートのはしだのりひことクライマックスでおなじみのカバーナンバー。 これまた、ゲストヴォーカルにAtsukoを迎えて、らしさを出してきましたね。 濃すぎず軽やかに、曲の持ち味をうまく生かしたレンジで包み込んでくれます。
9. 熱き心に feat. 小春
作詞:阿久悠 作曲:大瀧詠一 Arranged by What's Love?
これまた、どっぷり打ち込みビートを使用したトラックで、 新たなWhat's Love?ワールドを聞かせてくれる小林旭のカバー。 オリジナルは北国感を出していたけれども、このダンスホールサウンドが、暑さを出してきたね。 アコーディオンがポイントかな。
10. 身も心も
作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 Arranged by What's Love?
ゆったりどっぷりビートとともに、哀愁漂わせるトランペットが泣かせてくれるナンバー。 裏打ちビートからラヴァーズロックのごとく、心地よさを生み出す。マッツのだみ声ヴォーカルもマッチしては、 程よい濃さで届けてくれる。締め方がもはや大作です。
11. 北風小僧の寒太郎
作詞:井出隆夫 作曲:福田和禾子 Arranged by tets-dubwiser
えー、こういうアレンジで来るか?なんとも斬新、そして怪しげ。 ダブ要素を前面に出して、浮遊感たっぷりに。 「みんなのうた」らしさが無くなり、異次元の世界へ。マッツのヴォーカルにエフェクトがかかった時には、 もはやどこかへワープしてしまったかのようだ。
12. 涙くんさよなら feat. 新井一徳
作詞:浜口庫之助 作曲:浜口庫之助 Arranged by What's Love?
トランペットがいい味を出して響き渡るナンバー。 ってか、トランペットがメインだね。ヴォーカルも、遠く向こうの方で聞こえてくる。もはやインスト。 でも、いい演奏を聞かせてくれる。
13. シャララ (roots mix)
作詞:松本雅光 作曲:松本雅光 Arranged by What's Love?
What's Love?のオリジナルナンバーをリミックス。 心地よいテンポと音で、意外にあっさりと。そして、結構しみじみさせてくれるね。 歌がダイレクトに伝わってくるようなミックスに仕上がっています。
●Cover Album『和洋SKA? ~ON-KO-CHI-SHIN~』● '13/4/10 release
歌謡スカでおなじみ、What's Love?がカバーアルバムをリリース。今回は、洋楽ナンバーの日本語詞カバーの、そのカバーという、重ねに重ねた試みです。 DJ吉沢によるプロデュースで、スカ、レゲエ、ダブなサウンドを聴かせてカバーしています。まぁ、カバー曲が有名どころで、 「Alone Again (Naturally)」や「La vie en rose」「Like a virgin」「Hotel California」などなど、耳にした頃のあるナンバー勢揃い。 それがその昔、日本語詞でカバーされていたことにまずは驚きなんだよね。それを発掘したように、カバーを聞かせてくれるWhat's Love?。 いい感じの歌謡曲、昭和の名残があって、ダサかっこいいんだな。ただ、正直、What's Love?の醍醐味は、レゲエよりもスカだと思うんだよな。 もうちょっとスカ寄りのカバーでたっぷり聞きたかっというのが正直なところ。
1. THE FRANZ LISZT TWIST feat. CHAN-MIKA
作詞・作曲:FRANZ LISZT, PETER STEPHEN PAVEY 日本語詞:漣健児 Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
イントロから弾けまくり。そして、スカのリズムで陽気に展開。今回は、ヴォーカルにCHAN-MIKAを迎えて、 軽やかに聞かせてくれます。とにかく、周りの音も楽しそうなんだよね。そして、巻き込まれてゆく。
2. ALONE AGAIN
作詞・作曲:GILBERT O' SULLIVAN 日本語詞:山上路夫 Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
ダブ/レゲエのリズムをベースにして聞かせてくれます。思い切り日本語詞が、いい意味で歌謡曲。 Matt'sのダミ声がぴったり合いますね。オリジナルの繊細さはないけれども、包み込んでくれるようだ。
3. LA VIE EN ROSE feat. Yo Harding
作詞:EDIT PIAF 作曲:LOUIGUY 日本語詞:岩谷時子 Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
麗しのナンバーが、これまたレゲエのリズムで夢見心地度がアップ。 でもって、Yo Hardingのヴォーカルがまた、ゴージャスだね。新たな世界へ連れて行ってくれるようなカバーです。
4. FEEL LIKE MAKIN' LOVE feat. ARISA YAMAZATO (mount sugar)
作詞・作曲:EUGENE B. MC DANIELS 日本語詞:倉敷光 Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
山里ありさを迎えて、こちらもレゲエ/ダブな心地よさでカバーしたナンバー。 ヴォーカルにエフェクトをかけて、よりリミックスした雰囲気を出してきましたね。ブラスも添えられて、淡く差し込んでくる。
5. SUPERSTITION
作詞・作曲:STEVIE WONDER 日本語詞:杉山政美 Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
オリジナルのようなキーボードの音がファンキーグルーヴを巻き起こす。 レゲエ/ダブ/ファンクなカバーチューン。渋さ全開のMatt'sのヴォーカルが、演歌調に仕上げてくる。 楽しいナンバーというよりかは、聞かせるタイプの曲に感じます。
6. LIKE A VIRGIN feat. Lena (NOZA LENA)
作詞・作曲:TOM KELLY, BILLY STEINBERG 日本語詞:売野雅勇 Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
おなじみMadonnaの代表曲も、レゲエ調にカバー。 心地よいリズムと日本語詞の絶妙具合が、なんとも言えないな。Lenaを迎えて、少々アンニュイなテイストを聞かせて、引き込んできます。
7. WORK SONG
作詞:OSCAR BROWN, JR 作曲:NATHANIEL ADDERLEY 日本語詞:松尾実 Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
渋さたっぷりワークソング。スカビートはスカビートなんだけれども、あまりスカらしさは感じられないな。 どちらかというと、ジャズな雰囲気を出していて、かっこいいんだな。
8. LAMBADA (LLORANDO SE FUE) feat. CHAN-MIKA
作詞:GONZALO HERMOSA GONZALES 作曲:ULISES HERMOSA 日本語詞:麻木かおる Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
スカ、レゲエ、ラテン。どんと来いなカバーチューン。 一斉を風靡した、あのランバダを、What's Love?がカバー。ここではCHAN-MIKAがヴォーカルを担当して、熱いカバーを披露。 ブラス隊がいい仕事をしています。
9. CARELESS WHISPER
作詞・作曲:GEORGE MICHAEL / ANDREW RIDGELEY 日本語詞:森田由美 Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
ワムですよ、ワム。What'sがワム。でもって、これぞWhat's Love?なスカビートに乗せて、疾走してゆきます。 Matt'sはちょっと声を潜めて、じっくりと聞かせてくれるヴォーカルで、印象がちょっと変わりますね。
10. HOTEL CALIFORNIA
作詞・作曲:DON FELDER / DON HENLEY / GLENN LEWINS FREY 日本語詞:なかにし礼 Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
でもって、名曲「ホテル・カリフォルニア」のカバー。これもレゲエビートに乗せて、たっぷり濃いアレンジで聴かせてくれます。 日本語詞のカバーは、やっぱり歌謡曲みたいで、かっこいいのにダサさを出していて、What'にぴったりだな。
11. A PLACE IN THE SUN
作詞・作曲:B. Wells / R. Miller 日本語詞:片桐和子 Produced by DJ Yoshizawa dynamite.jp
軽やかなナンバーも、ゆったりレゲエビートで心地よく、太陽を浴びて、日向ぼっこしているような雰囲気が出ています。