album

Live Album『Live at SOB's』● '03.06.10 release

John Legendのメジャーデビュー前に行われたライブを収録した作品。ニューヨークはSOB'sで行われたライブから、9曲を収録。 基本的にオリジナルナンバーで、メジャーデビュー前のトラックを巧みに聞かせてくれます。とにかくソウルフルでかっこいいヴォーカルですね。 時に熱く、時に優しく、観客を魅了するかのようなパフォーマンスにうっとり。また、バックコーラスともバンドとも息がピッタリあっては、大盛り上がりなんだな。 なかなかかっこいいし、最後はTalking Headsのカバーも聞かせてくれるしで、大満足な作品です。

紹介を受けてM-1からスタート。ファンクでソウルな音をバックにエネルギッシュなヴォーカルを聞かせてくれます。 イントロがまたクールなM-2。ブラック要素たっぷりで、かっこいいJohn Legendのヴォーカル。コーラスもいい味付けを演出。とにかくソウル溢れるパフォーマンスだ。 メロウな味付けのM-3。時に熱く、時にクールにヴォーカルのコントロールで魅了してくるんだ。 イントロからどっしりと濃くM-4。いい感じにソウルな1曲でじっくりと。ヴォーカルの抑揚をとことん味わえる。 軽やかな音に乗せてM-5。随分と楽しそうに歌っているのが伝わってくるね。 「いい時間だね」と語り、曲紹介をしてM-6。ゆったりどっしり、語りかけてくるようなJohn Legendのヴォーカルに寄り添いたくなりますね。後半はよりソウルフルに。熱いんだな、これがまた。そして、ベースのソロプレイがまた生かすんだ。ドラムやDJ、そしてギターも見せ場を作ります。 妖しさたっぷり、ディープに聞かせてくれるM-7。とにかく濃い。濃厚なパフォーマンス。ヴォーカルも鋭く刺してきますね。 イントロでスクラッチがいい仕事をするM-8。そして、John Legendは伸びやかなヴォーカルで魅了するんだ。 ソウルフルにTalking HeadsのカバーM-9。アグレッシヴな演奏とともに、じっくりと聞かせてくれるパフォーマンスです。そして最後に挨拶「Have a good night」。

Live Album『Solo Sessions Vol. 1: Live at the Knitting Factory』● '04 release

John Legendがメジャーデビュー前に行ったライブパフォーマンスを収録したライブCD。こちらはニューヨークでのライブの模様を収めています。 今回はピアノ1本をバックに、とことんヴォーカルで魅了してくるJohn Legendです。ゲストもJ. IvyやImani Uzuri、そしてKanye Westなどを迎えたりと、豪華なんだな。 今回もほぼオリジナルの楽曲をソウルフルなヴォーカルで歌い上げるので、とにかくうっとり引きこまれては魅了されます。そして、メジャーへ行ってますます大活躍するわけですね。

J. Ivyによる呼び出しのM-1。もうこの言葉だけで盛り上がるんだな。 ピアノを弾きながら、甘いヴォーカルで始まるM-2。引き込む力がすごいね。うっとり聴き入ってしまう。 「ウーウーウー」「アーアーアー」「Yeah Yeah Yeah」で始まるM-3。ドラマティックな世界が広がりますね。 語った後にM-4。Nina Simonsのナンバーを軽やかに歌い上げる。時にファルセットを聞かせてきますよ。ソウルだね。 軽快にピアノを弾んでM-5。ヴォーカルバランスがお見事です。 優しさを添えてM-6。心の底から溢れんでるソウルに引き込まれます。 こちらもしっとり始まるM-7。世界を作ってくるね。サビ美向かってダイナミックになっていく様子もいい感じ。J. Ivyもラップで参加して、かっこいいんだな。

Imani Uzuriを迎えてM-8。2人のヴォーカルの違いが大いに盛り上げては、曲に色付けをしてくる。そして2人の声が合わさると、さらに力が出てくる。すごいな。 なんとKanye Westとの共演M-9。ピアノのみをバックに、ヴォーカルとラップのパフォーマンスが熱いんだな。 イントロのピアノにうっとりさせられるM-10。もうJohn Legendの世界にどんどんと引き込まれるね。 そして、M-11もヴォーカルとピアノプレイにうっとりなわけだ。最後に再びJ. Ivyが感謝の弁を。 もう1曲ということでM-12。軽やかに弾むピアノの音と伸びやかなヴォーカルが舞う。

1st Album『Get Lifted』● '04/12/28 ('05/11/16 on Japan) release

HIP-HOPやR&Bのサウンドを取り入れながらも、自身のピアノを弾くスタイルでじっくりと聴かせてくれるJohn Legendのメジャーデビューアルバム。 Kanye WestならびにBlack Eyed Peasのwill.i.amがプロデューサーとして名を連ねては、どっぷりと濃い仕上がりになるかと思いきや、 意外とソウルやジャズなサウンドも取り入れて、じっくりと味わうことのできるアルバムです。 自身もプロデュースを手掛けているからこそ、一辺倒に終わらず、じっくりバラードやゴスペル調の楽曲なども、聴かせてくれたりと、ヴォーカルにも魅了されます。 もうちょっとピアノが前に出てきても良かったんじゃないかな。せっかく本人の武器なんだしね。面白いのは、John Legendの家族がコーラスで参加したM-13「It Don't Have To Change」。 こういう形で家族と一緒に楽曲で参加するとは驚きです。伊達に伝説を名前に冠していないね。 日本版はボーナストラックとして1曲を追加収録。その中でも、やっぱりLouis Armstrong「What a Wonderful World」のカバーに惹かれるかな。往年の名曲を堂々と聴かせてくれます。

1. Prelude

-J. Stephens- Produced by John Legend

ピアノを弾き、ソウルフルな歌声を聴かせてくれるJohn Legend。そこには魂がこもっているね。そして、アルバムが始まる次曲へと流れる。

2. Let's Get Lifted

-J. Stephens - K. West - R. Shobin- Produced by Kanye West for Konman Entertainment / Hip Hop Since 1978 Co-Produced by John Legend

グルーヴィーなトラックに乗せて、John Legendが甘くソウルフルなヴォーカルを聴かせてくれます。 淡々と響き渡るリズムトラックをバックに、有機的なヴォーカルとコーラスが引き立ちます。ピアノも瑞々しくもあり、滑らかで躍動感を持ちますね。

3. Used To Love U

-J. Stephens - K. West- Produced by Kanye West for Konman Entertainment / Hip Hop Since 1978 Co-Produced by John Legend

イントロからヴォーカルパフォーマンスを聴かせてくれるJohn Legendの1st Single。 打ち込みトラックをバックに、熱くソルフルな雰囲気をまとって、じっくりとヴォーカルを聴かせてくれます。キャッチーさも持ち合わせては、引き込んできますね。 さらにギターやホーンで、より音に圧を加えて、かっこいい仕上がり。その中で、John Legend本人が弾くピアノの音が効果を出す。

4. Alright

-J. Stephens - K. West- Produced by Kanye West for Konman Entertainment / Hip Hop Since 1978 Co-Produced by John Legend

Kanye WestらしいどっぷりHIP-HOPなトラックをバックに、John Legendもブラックなアプローチで仕掛けてくるミディアムチューン。ループの音がとっても頭にこびりつく。 ウネウネしていて、まとわりついてくるようだ。でもって、歌詞もなんだかナンパな感じがして、Alrightな雰囲気ですな。ホーンの音も抑え目ながら、効果がありますね。

5. She Don't Have To Know

-J. Stephens - W. Adams - S. Stewart- Produced by will.i.am

Black Eyed Peasのwill.i.amがプロデュースを手掛けたナンバーは、グルーヴィーなドラムの打ち込みを仕掛けてきては、 少々のチキチキサウンドを武器に、John Legendがソウルフルに歌い上げるナンバー。「Just Like a Baby」という曲をクールにサンプリングして聴かせてくれました。

6. Number One (featuring Kanye West)

-J. Stephens - K. West - C. Mayfield- Produced by Kanye West for Konman Entertainment / Hip Hop Since 1978 Co-Produced by John Legend

プロデューサーでもあるKanye Westをフィーチャーしたトラックは、HIP-HOPなトラックでウキウキさせて、 バックに弾むヴォーカルとコーラスで、ゴスペル風味を加えるポップチューン。 The Staple Singers「Let's Do It Again」のサンプリング使いも効果的に、なんだかんだで君がNo.1さ、と歌う男の歌です。

7. I Can Change (featuring Snoop Dogg)

-J. Stephens - D. Tozer - C. Broadus- Produced by Dave Tozer Co-Produced by John Legend

こちらはSnoop Dogをフィーチャーしたグルーヴィーなトラック。これまでのことを反省して、君のために変わるよ、と悔い改める男の歌です。 歌詞は情けない男の歌なんだけれども、John Legendのヴォーカルは、どっしりと力強い。ゴスペル風コーラスを従えて、さらに強力に映えてくるね。

8. Ordinary People

-J. Stephens - W. Adams- Produced by John Legend

John Legendのセルフプロデュースで聴かせてくれるバラードチューン。本人の弾く滑らかなピアノの音が、美しいのなんのって。そこに引き込まれて、うっとりです。 さらにソウルフルに歌い上げるJohn Legendのヴォーカルにも、まっすぐ届いてきます。シンプルな2人の愛の歌です。

9. Stay With You

-J. Stephens - D. Tozer- Produced by Dave Tozer

ギターの音がポイントとなるバラードナンバー。ゆったりとした中にも、John Legendのヴォーカルが、「これからもずっと、君と一緒にいるよ」と頼もしく聞こえます。 優しく柔らかいサウンドと、ソウルフルなコーラスが盛り上げてきますね。

10. Let's Get Lifted Again

-J. Stephens - D. Tozer- Produced by Dave Tozer

M-2の続編的インタルード。John Legendがファルセットヴォーカルを駆使しては、魅惑のひと時を聴かせてくれます。

11. So High

-J. Stephens - D. Harris - P. Cho - L. Ware - P. Sawyer- Produced by DeVon“Devo”Harris

ピアノを弾き語るバラードナンバー。ゆったりと流れる中で、John Legendのヴォーカルが高ぶって、まさしく高く高く上がっていくようだ。 後半へ行くにつれて、盛り上がって行く。そして、壮大な仕上がりとなる。 「I Don't Need No Reason」という曲をサンプリングしているけれども、別になくても十分ドラマティックな仕上がりとなっているね。

12. Refuge (When It's Cold Outside)

-J. Stephens - D. Harris - P. Cho- Produced by DeVon“Devo”Harris Additional Production by Paul Cho

プログラミングを操り、スムースなトラックをバックに歌い上げるJohn Legend。 ラブソングとピースソングを組み合わせた内容。その中で、心を込めて歌うJohn Legendのヴォーカルや、滑らかコーラスが盛り上がりに拍車をかけて、じっくりと聴かせてくれます。

13. It Don't Have To Change (featuring The Stephens Family)

-J. Stephens - D. Tozer- Produced by John Legend

John Legend Family総出演。ということで、家族がドゥーワップコーラスで参加したバラードナンバー。 フィンガースナップやハンドクラップで盛り上がるけれども、やっぱり軸はJohn Legendのピアノです。様々な声が、家族愛は変わらないと、高らかに歌い上げます。

14. Live It Up (featuring Miri Ben-Ari)

-J. Stephens - D. Harris - T. Torae - A. Nester- Produced by DeVon“Devo”Harris Co-Produced by Kanye West for Konman Entertainment & John Legend

「Love is missing from our lives」をサンプリングしているからか、ハープの音色がドラマティックに響き渡ります。 でも、基はどっぷりR&Bなバラードトラックで、John Legendも熱く魂のこもった歌を聴かせてくれます。美しさの際立ったトラックに仕上がりましたね。

15. So High (Cloud 9 Remix) (featuring Lauryn Hill)

-J. Stephens - D. Harris - P. Cho - L. Hill- Produced by Cycled Jean & Jerry“Wonder”Duplessis Additional Production by John Legend

なんとLauryn Hillを迎えたナンバーは、がっつりHIP-HOPに変身しました。元がゆったりバラードなだけあって。この変身ぶりには驚きです。 これぞリミックスな雰囲気で、よりアグレッシヴなブラックチューンが誕生しました。Lauryn HillのラップとJohn Legendのヴォーカルが引き立ちます。

16. Johnny's Gotta Go

陽気なHIP-HOPトラックと、子供のコーラスをバックに、John Legendが楽しく歌う1曲。 真剣に愛を歌う表現とはまた違って、温かさが全体的に包み込んでいるね。ブラックな要素もあるんだけれども、非常にポップです。

17. Money Blown

HIP-HOPなトラックが、Hey What's Up?な雰囲気を出す軽快トラック。ギターの音が滑らかで、John Legendのヴォーカルもソウルフルに。 ピアノのイメージが強いなだけに、普通にMC John Legendみたいなイメージが、この曲からは伝わってきます。

18. What A Wonderful World

Louis Armstrongでおなじみの名曲を、John Lenendがじっくりと聴かせてくれる。 どこかしら本人のようなおおらかで温かみのあるヴォーカルが染み渡ってきます。そして、ストリングスとコーラスも加わって、より深みを増していきます。

2nd Album『Once Again』● ' 06/10/24 ('06/10/25 on Japan) release

伝説、再び。John Legendが前作「Lifted Up」以来、約2年ぶりとなるオリジナルアルバムを発表。 今作では、Kanye Westの参加は1曲のみながら、ほかにもwill.i.imなどのプロデューサーとタッグを組んで、ピアノベースのR&B/ソウルなトラックで魅了してきます。 先行ナンバー「save room」でもわかるように、めっきり落ち着いたアダルトフレーバーたっぷりの、じっくりとしたサウンド並びにソウルフルなヴォーカルで、新たなJohn Legend伝説を作り上げる。 ネタ使いも意外と楽しい曲に仕上がっているように、これもプロデューサーの力かな。全体的には渋く淡く、ブルージーな様相を見せて、かっこいいんだな。 そして、バラードでそのヴォーカルを如何なく発揮し、ノックアウト。うん、よりいっそうJohn Lgendの世界を堪能できます。 日本版は、3曲のボーナストラックを収録。どの曲も、アルバム曲と引けを取らない良曲。 そのうちの1曲は、Sergio Mendesとのコラボナンバーで、よりJohn Legendのヴォーカルがフィーチャーされているような気がするな。

1. save room

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, WILLIAM ADAMS, JESSYCA WILSON, BUDDY BUIE & JAMES B. COBB, JR. PRODUCE BY WILL.I.AM & JOHN LEGEND

John Legend、2枚目のオリジナルアルバムからのリードチューンは、ソウルフルなテイストを抽出して聴かせてくれるミディアムグルーヴチューン。 Classics 4「Spooky」をサンプリングしたトラックを、クールに聴かせてくれます。Black Eyed Peasのwil.i.amプロデュースナンバーは、 じっくりと聴かせてくれるトラックで、ギターの音が鮮やかに飾ってきます。歌詞もセクシーで、大人っぽく聞こえますね。

2. heaven

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, K. WEST, V. STEPHENS, J. WILSON, M. BLAND & A BROWN PRODUCE BY KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS / HIP HOP SINCE 1978 CO-PRODUCED BY JOHN LEGEND

Monk Higgins「Heaven Only Knows」を大胆にサンプリングしたソウルフルなチューンは、なるほどKanye Westプロデュースナンバー。 軽めの打ち込みと、ソウルなコーラスを従えて、John Legendのヴォーカルも感情を込めて聴かせてくれます。ギターの泣きを誘うかのように、染み渡ってくるね。

3. stereo

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, T. CRASKEY & D. HARRIS PRODUCE BY DAVO SPRINGSTEEN FOR ASTOR PLACE MUSIC / VERY GOOD BEATS CO-PRODUCED BY TOM CRASKEY

ガッツリドラムとグルーヴィーなベースの音を従えて、John Legendがクールに歌い上げる1曲。なるほど、ここで言うステレオは、「形あるもの」という意味なんだね。 まぁ、よく言う、物好きの彼女に愛想を尽かしたということを歌っています。John Legendのヴォーカルも、どこかしら寂しさを漂わせています。

4. show me

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, A. BACON, R. SAADIQ & E. SWARAY PRODUCE BY RAPHAEL SAADIQ FOR WHISKEY SLEW PRODUCTIONS CO-PRODUCED BY JAKE & THE PHATMAN FOR WHISKEY SLEW PRODUCTIONS

イントロのギーターが濃く、渋く聴かせてくれるバラードチューン。3拍子5拍子の組み合わせでトリッキーに展開するんだけれども、John Legendのヴォーカルも実に渋いぞ。 かっこいいなぁ。落ち着いたトラックは、とにかくブルージー。抑えめのヴォーカル、そしてコーラスにストリングスもほんのり味付け。

5. each day gets better

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, WILLIAM ADAMS, PAM SAWYER & FRANK WILSON PRODUCE BY WILL.I.AM & JOHN LEGEND

The Four Tops「in These Changing Times」をサンプリングした、軽快トラック。こちらもBEP、will.i.amのプロデュース。 落ち着いたヴォーカルとクールなサウンドに、鮮やかなピアノの音が映えるソウルフルな曲です。彼女のことが日に日に好きになっていく様子が伝わって来るね。

6. p.d.a. (we just don't care)

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, E. HUDSON, K. PRATHER & J. WILSON PRODUCE BY ERIC HUDSON & JACK SPLASH CO-PRODUCED BY CRAIG STREET & JOHN LEGEND

イントロでうっとりなピアノを聴かせてくれたと思ったら、なんとディスコティークな味付けを投入。 手拍子したくなるような軽快トラックをバックに、メロウなヴォーカルで魅了するJohn Legend。 外だろうと中だろうと、いちゃいちゃしている様子が歌詞から伝わって来るんだけれども、ヴォーカルは随分と上品ですね。

7. slow dance

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, W. ADAMS, E. SWARAY, LEWIS & POINDEXTER PRODUCE BY WILL.I.AM & JOHN LEGEND

メロウなトラックにソウルウナグルーヴとコーラスが加わって盛り上げて来るナンバー。アナログノイズがいい塩梅に響きます。 will.i.amとJohn Legendとの共同プロデュースナンバーは、タイトル通りにゆったりと踊りたくなるような、滑らかに聴かせる1曲。 独特のグルーヴを添えると同時に、John Legendのピアノが鮮やかに映える。

8. again

WRITTEN BY JOHN STEPHENS PRODUCE BY CRAIG STREET & JOHN LEGEND

ピアノの音を思う存分に味わうことのできるバラードナンバー。 全体的にはしっとりとジャジーなモードで、巧みな演奏にソウルフルなヴォーカルで、John Legendの世界を堪能できます。 こんなに声で魅了してくるのに、危険な恋をダイナミックに聴かせてくれるのです。なんだか世界が違うよな。

9. maxine

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, OM'MAS KEITH, TAZ ARNOLD & SHAFIQ HUSAYN PRODUCE BY SARA CREATIVE PARTNERS (OM'MAS KEITH, TAZ ARNOLD & SHAFIQ HUSAYN) CO-PRODUCED BY CRAIG STREET & JOHN LEGEND

ボッサ要素を出すゆったりミディアムチューン。軽やかに歌い上げていて、John Legendのヴォーカルもいつもと雰囲気が違って聞こえるね。 「マキシーヌ」という女性について歌っています。ふと見かけた女性が、君にそっくりだったよと告げる歌です。

10. where did my baby go

WRITTEN BY JOHN STEPHENS PRODUCE BY CRAIG STREET & JOHN LEGEND

リラックスして聴かせてくれるまったりスローチューン。ピアノの音が滑らかで、さらにそこにストリングスが入ってきては、極上のひととき。優しい音はジャジーに、 John Legendのヴォーカルも広がりを持っていて、大きく包み込んでくるようだ。でも、歌の内容は、別れてしまった相手を思い、引きずっている歌です。

11. maxine's interlude

WRITTEN BY JOHN STEPHENS & DAVE TOZER PRODUCE BY DAVE TOZER

M-9、M-10、M-11と、1つの流れになっているね。マキシーヌは一体どこにいるのか、John Legendが戻ってきてと、思いを馳せています。 でも、別れてしまった原因が見つからなくて困惑している様子。曲の方は、なんだかEnnio Morricone風のサウンドで、まるで映画を見ているようだね。

12. another again

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, KANYE WEST, JESSYCA WILSON & GEORGE PATTERSON PRODUCE BY KEN LEWIS & JOHN LEGEND ADDITIONAL PRODUCTOIN BY CRAIG STREET

ソウルフルなバラードナンバーで、リフの音が頭に残ります。そして、John Legendのヴォーカルとコーラスが重なり合っては、魅惑のひとときを演出。 なるほど、M-8の続編で「Another Again」なんだね。結局、逢瀬を重ねる2人。危険と隣り合わせだからこそ、スリリングに燃え上がる恋なのだろうか。

13. coming home

WRITTEN BY JOHN STEPHENS & WILLIAM ADAMS PRODUCE BY WILL.I.AM & JOHN LEGEND ADDITIONAL PRODUCTOIN BY CRAIG STREET

アルバム本編のラストを飾るバラードナンバー。この曲もwill.i.amのプロデュースなんだけれども、生の音を感じるほどに、圧巻な展開を見せる。 ストリングスやホーン、そしてコーラスが加わって、最後に惹かれますね。アルバムのラストにふさわしいクライマックス感たっぷりのナンバーが涙を誘います。

14. out of sight

アナログノイズがレトロな雰囲気を加えて、懐かしさが押し寄せる。 John Legendの奏でるピアノと、ブレイクビーツな音が絡み合う軽快ミディアムチューン。清々しさで決めてくる。ラストでは、Bye Byeと響き渡ります。

15. don't let me be misunderstood

どっぷりどっぷり、音の1つ1つが濃さを発するミディアムチューン。 ブルージーかつジャジーに、John Legendのヴォーカルもソウルフルに。とにかく濃厚で、魅力をギュッと凝縮。

16. please baby don't (Sergio Mendes featuring John Legend)

Sergio MendesがJohn Legendをフィーチャーして聴かせてくれるボッサタッチのナンバー。 軽快なサウンドにソウルフルなヴォーカルが泳ぎ、時に優しく聴かせてくれる。でも、やっぱり全体的にはラテングルーヴで軽快に。「僕に恋をしないでよ」なんて、歌っちゃって、かっこいい。

Live Album『Live from Philadelphia』● '08/6/3 release

John Legendがフィラデルフィアで行ったライブの模様を収録した作品。とにかく終始、観客の歓声が入ってきては、盛り上がりがダイレクtに伝わってくる。 1st、2nd Albumからのシングルナンバー、代表曲をはじめとして、 The Beatles「I WANT YOU」やSly & The Family Stone「DANCE TO THE MUSIC」、Roberta Flack「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」などのカバーも披露して、楽しさを伝えてきます。 やっぱり、そのヴォーカルに魅了されるし、さらにコーラスのバックアップが入ると、とてつもない力を発揮してくるね。 編集されているのか、とにかくトントン拍子に次々と進んでいき、どんどんとステージが展開していく。その時間も全く退屈させないパフォーマンスで、引き込まれてしまいます。 また、ゲストにCorinne Bailey Raeを迎えて「WHERE IS THE LOVE」をデュエット。この2人のハーモニーが素敵すぎます。うっとりです。 スタジオ作品とはまた一味違って、ライブならではの魅力で伝えてくる作品ですね。

歓声に迎えられてM-1からスタート。どっしり重さのあるドラムと鮮やかなピアノの音に魅了されるステージ。John Legend、ヴォーカルで圧倒してきます。 続いて、クラップハンズでM-2。ソウルフルなヴォーカルが舞って、とっても楽しいステージだ。ブラストコーラスがさらに盛り上げてきます。 会場を盛り上げてM-3へ。力強くたくましいヴォーカルを聴かせてくれるJohn Legend。ピアノの音も鮮やかに。特に後半に差し掛かると、激しさを増してかっこいいぞ。 さらに会場を煽ってM-4。グルーヴィーなサウンドとコーラスを従えてのヴォーカルパフォーマンスに、John Legendが会場を包み込む。ラストのアカペラパートでノックアウトですね。 大歓声が響き渡る中、どっぷりブラックテイストを出しながらのM-5。とにかくクールで、かっこいい。ところどころで、観客の盛り上がりも聞こえてくるね。 ソウルフルにヴォーカル&コーラスで魅了するM-6。間にピアノがフィーチャーされて、とてもダイナミックな演奏で聴かせてくれます。

そして、イントロが流れ出すと歓声が上がるヒットナンバーM-7。鮮やかなピアノの演奏と、ホーンの音がバックアップして、John Legendのヴォーカルも抑揚を持って聴かせてくれる。間奏では、シングアソングで盛り上がりを見せます。 Roberta FlackでおなじみM-8を、なんとCorinne Bailey Raeとコラボカバー。うっとりヴォーカルで、その世界を染めてきます。なんだか、大人の味わいが出ているね。 再びブラックソウルなM-9で、ガッツリと聴かせてくれます。間奏では、put your hands upとシングアロングで盛り上がりを見せます。 そこからM-10へと流れる。The Beatlesのカバー。これほどまでにソウルフルになるとはね。ピアノの暴れっぷりもたまらない。 一変して、まったり温かさを流し込むM-11。ゆったりと心地よさを出して、John Legendのヴォーカルもハートフルだね。中盤ではじっくりと聴かせて盛り上がります。 一気に音が飛び跳ねるM-12。Sly & The Family Stoneのカバーで、ファンキーに大盛り上がり。ここでバックメンバーがソロでそれぞれ聴かせてくれるパフォーマンスを披露。歌い終わったら、超大盛り上がりだ。

一転して、静かにじっくりと聴かせてくれるM-13。ソウルフルなヴォーカルとダイナミックなピアノの音色にやられます。かっこいいね。熱唱のJohn Legend。 メドレーのM-14。まずは、手拍子を煽って「P.D.A.」を軽快に聴かせてくれます。ソウルフルな演奏とヴォーカルがかっこいいね。続いて、再びRoberta Flackの「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」を軽快に聴かせてくれます。そして、再び「P.D.A.」に戻った。 またまた歓声が上がってM-15。クールなのにソウルフルなJohn Legendのヴォーカルが広がる。お客さんも歌って楽しそうだね。途中で、なんとレゲエ調に変身しては、濃厚になった。 うっとりバラードM-16は、胸に染み渡るように、しみじみとさらにお客さんも手拍子とともに歌って、盛り上がっています。会場の一体感が伝わってきますね。 どっぷりバラードM-17を聴かせては、クライマックス感たっぷり。後半に行くにつれて、盛り上がっていきます。感動の線を辿る。

アンコール。まずはM-18をじっくりと聴かせてくれます。とってもムードたっぷりで、メロウな世界を演出。間奏ではギターがいい味を出してきます。 そしてM-19。これまでをまとめ上げるかのような、ダイナミックな演奏と、ソウルフルなヴォーカルに呑み込まれる。John Legendの世界が大きく広がっていき、最後は引っ張ったね。感無量のうちに幕です。

3rd Album『Evolver』● ' 08/10/28 ('08/10/22, '09/3/25 Tour Edition on Japan) release

タイトル通り、John Legendの進化を感じさせる3枚目のオリジナルアルバム。やっぱりピアノのイメージが強いし、1st、2ndで聴かせれくれたソウルフルなヴォーカルや R&Bテイストのトラックを聞かせてくれていたので、「Green Light」の打ち込みには驚かされたね。その「Green Light」では、OutkastのAndre 3000を迎えています。 そのほか、Kanye WestやBrandy、Estelleなどをフィーチャーしています。さらには、あのTrevor Hornがプロデュースを手がける楽曲なんかもあり、 John Legendの新境地を覗ける作品となっています。より情が深くなったような、John Legendのヴォーカルもまた、趣があるね。 日本国内版はボーナストラックを、スペシャルパッケージ版には、アルバムの制作過程を追ったDVD付きと、とにかく豪華なんだな。

ツアーエディションがのちに登場。こちら、日本版をベースに、さらに新曲を2曲追加して、John Legendの魅力をさらに引き出してきます。 うち1曲が、、レゲエテイストのナンバーで、心地よく聞かせてくれるんだな。もう1曲はU2のカバーで、ピアノ1本弾き語りで勝負を仕掛けてくるわけで聞き応えがあるわけですよ。 さらに、DVDにはシングルにもなった「GREEN LIGHT」「EVERYBODY KNOWS」の2曲のPVを収録と、豪華な内容になっています。

1. GOOD MORNING INTRO

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, DREW RAMSEY, SHANNON SANDERS, BRITTON NEWBILL PRODUCE BY JOHN LEGEND

静かな始まり。まさしく朝を迎えるような清々しい音を届けてくれるイントロダクション。

2. GREEN LIGHT F/ANDRE 3000

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, RICK NOWLS, ANDRE BENJAMIN, JAMES HO, FIN GREEWALL PRODUCE BY MALAY & KP FOR GHETTO-VISION ENTERTAINMENT

アルバムの実質のオープニングナンバーは、2STEPのような軽やかビートを投入して聞かせるダンスポップチューン。 伸びやかなJohn Legendのヴォーカルが印象的なサビが心地よい。OUTKASTのAndre 3000を迎えて、よりソウルフルで熱さも出ているね。John Legendの進化を見せつける。

3. IT'S OVER F/KANYE WEST

WRITTEN BY PHARRELL WILLIAMS, KANYE WEST PRODUCE BY MALAY & KP FOR GHETTO-VISION ENTERTAINMENT CO-PRODUCED BY KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

ソウルフレーバーを盛り込んだR&Bチューン。こちらでは、Kanye Westをフィーチャーして、 より濃く熱く聞かせてくれます。トラックの方も、Kanye WestとPharrellが担当していて、とにかくかっこいいんだ。体が自然と揺れてくる。でも、内容は恋の終わりを歌っています。

4. EVERYBODY KNOWS

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, JAMES HO, KAWAN PRATHER, TERRENCE SMITH PRODUCE BY MALAY & KP FOR GHETTO-VISION ENTERTAINMENT

力強いビートと切なさを出すギターの音が、絡み合うミディアムチューン。音はどっしりとしているのに、ちょっと切なげな歌詞が染み渡ってきますね。 この曲でもソウルフルなJohn Legend。ヴォーカルが大いに響き渡ります。

5. QUICKLY F/BRANDY

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, KEVIN RISTO, WAYNNE NUGENT, DAPO TORIMIRO, CHRISTOPHER BREAUX PRODUCE BY DIRTY SWIFT AND BRUCE WAYNNE FOR MIDI MAFIA AND DAPO TORIMIRO FOR DAPOMIRO PRODUCTIONS

エレクトロな音を加えながらも、John Legendのヴォーカルが大いに広がるミディアムチューン。さらに、ここではBrandyがフィーチャーされ、 瑞々しいヴォーカルでタッグを組む。激動の世界の中で、早く愛し合おう、という曲です。

6. CROSS THE LINE

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, WILLIAM ADAMS, KAWAN PRATHER PRODUCE BY WILL.I.AM

しっとりバラードナンバー。ハスキーなヴォーカルと、美しきピアノが心地よく響き渡ります。 Tha Black Eyed Peasのwill.i.amとのコラボです。友達以上、一線を越えてしまおう、というラブソングです。コーラスワークにうっとりさせられます。

7. NO OTHER LOVE F/ESTELLE

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, DWAYNE CHIN-QUEE, MITCHUM CHIN, ESTELLE SWARAY PRODUCE BY DWAYNE“SUPA DUPS”CHIN-QUEE FOR BLACK CHINEY MUSIC, INC. CO-PRODUCED BY MITCHUM“KHAN”CHIN

なんとレゲエトラックを投入のJohn Legendです。心地よいリズムとまったりヴォーカルで包み込んでくれる1曲。 「僕を興奮させてくれ」なんて歌が広がるラブソング。この曲調だからこそ、ぴったり合うんだよね。Estelleもいい味を出してきます。

8. THIS TIME

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, DAVE TOZER, KAWAN PATHER PRODUCE BY DAVE TOZER AND TREVOR HORN

なんと、Trevor Hornとのコラボですよ。「ラジオスターの悲劇」よろしく、ドラマティックな流れを聞かせてくれる美しいナンバー。 失ってしまった恋人を再び取り戻すという意気込みの主人王の歌。その並々ならぬ思いが、サウンドがヴォーカルに表れています。オーケストレーションの音も絶妙です。

9. SATISFACTION

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, WILLIAM ADAMS, CHRISTINE TEIGEN PRODUCE BY WILL.I.AM

will.i.amプロデュースによるデジタルR&Bチューン。ピコピコな音だけれども、 クールな雰囲気が漂うかっこいいナンバーです。君に欲望を満たしてほしいと願う1曲。

10. TAKE ME AWAY

WRITTEN BY SHAFFER SMITH, REGGIE PERRY PRODUCE BY SYIENCE FOR STAYFRESH MUSIC/ROKKWORD MUISC GROU MUSIC CO-PRODUCED BY NE-YO FOR 2424, LLC/COMPOUND PRODUCTIONS, LLC

まったり心地よいリズムで、チルアウトな1曲を聞かせてくれます。コープロデューサとしてNE-YOが参加しているところにも注目。 ラテンなリズムを抑えめに聞かせてくれるトラック。染み渡るように広がる1曲ですね。あなたと共に連れていって、というナンバー。

11. GOOD MORNING

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, DREW RAMSEY, SHANNON SANDERS, BRITTON NEWBILL PRODUCE BY DREW & SHANNON WITH JOHN LEGEND

M-1のフルバージョン。心地よいリズムに乗せて、John Legendが気持ちよくヴォーカルを聴かせてくれるナンバー。 朝から愛し合おうというセクシーな歌です。とにかく愛に溢れています。気持ちの良い朝。

12. I LOVE, YOU LOVE

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, WILLIAM ADAMS, MARK KNOPLER PRODUCE BY MALAY & KP FOR GHETTO-VISION ENTERTAINMENT

ギターの音が印象的な1曲は、これまたwill.i.amのプロデュースチューン。ビートの打ち方が独特ですね。 Dire Straits「Tunnel of Love」のトラックを印象しながら、うっとりさせてくれる感動的バラードに仕上がっています。 僕も君も恋をする、傷つきもするけれども、それでもやっぱり恋をする、という歌。

13. IF YOU'RE OUT THERE

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, DEVON HARRIS, KAWAN PRATHER, MARCUS JOHN BRYANT PRODUCE BY TREVOR HORN AND DEVON“DEVO”HARRIS CO-PRODUCED BY MARCUS JOHN BRYANT

Trevor Hornプロデュースによる、壮大なナンバー。ピアノバックのイントロから、次第に遠が増えて、どっしりと聴かせてくれるアレンジ。躍動感がたまらないね。 Barak Obama氏への応援歌でもある、メッセージ性のあるポリティカルな1曲です。アフリカンビートや、ゴージャスなクワイアを加えて、アルバムを締めます。

14. FLOATING AWAY

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, SHAFFER SMITH, CHUCK HARMONY PRODUCE BY CHUCK HARMONY CO-PRODUCED BY NE-YO

アナログノイズを加えた、ゆったりまったりR&Bチューン。ソウルなテイストもあって、渋いね。 タイトル通りに流れるような、心地よさも添えて。今までのJohn Legendの路線をゆくナンバーだね。

15. SET ME FREE

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, RICHARD NOWELS, FIN GREENALL PRODUCE BY RICK NOWELS

ヴォーカルが随分と渋いね。不快というか、ハスキーというか、これ、本当にJohn Legend?と疑ってしまうようなヴォーカルです。 そんなスモーキーでジャジーなテイストを醸し出すミディアムチューンです。

16. IT'S OVER (TEDDY RILEY REMIX)

ドリーミングなイントロから、どっしり4つ打ちを聞かせるリミックスチューン。濃すぎず、だからと言って軽すぎもせず、じっくりと引き込んできます。 その中でも、ピアノの音が映えるトラックになっていますね。

17. CAN'T BE MY LOVER f/BUJU BANTON

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, DWAYNE CHIN-QUEE, MITCHUM CIHN, BUJU BANTON PRODUCE BY DWAYNE“Supa Dups”CHIN-QUEE CO-PRODUCED BY MITCHUM“KHAN”CIHN

レゲエテイストのどっぷりビートを操るミディアムチューン。冒頭からBuju Bantonが濃いめのラップを聴かせては、幅を利かせてくる。 John Legendはこれぞなソウルフルなヴォーカルでじっくりと聴かせてくれる。いいね、心地よさが漂っているね。

18. PRIDE (IN THE NAME OF LOVE)

WRITTEN BY ADAM CLAYTON, DAVE EVANS, PAUL HWESON, LARRY MULLEN PRODUCE BY JOHN LEGEND, JOEL BECKERMAN

ピアノ弾き語りで、John Legendの本領発揮ですね。U2ナンバーをカバー。感情のこもったJohn Legendのヴォーカルが、まさしくダイレクトに届けられる1曲。 メッセージの強さとともに。

[DISC 2:DVD]

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Collaboration Album『Wake Up! / John Legend & The Roots』● ' 10/9/21 ('10/9/22 on Japan) release

John Legendによる新作は、The Rootsとのコラボ盤。そして、1970年代を彩ったソウルフルなナンバー、加えてメッセージ性の強い楽曲のカバーと来たもんだ。 今、この時期だからこそ、伝える気持ちが出てきたんだろうね。Harold Melvin & The Blue Notes、Donny Hathaway、Marvin Gayeなどの楽曲を、器用に歌いこなすJohn Legend。 BLACK THOUGHTやCOMMON、MELANIE FIONAなどゲストを迎えたり、ソウルやファンク、レゲエのようなサウンドで魅了してくれたりと、なかなか濃さもあって楽しめます。 日本国内版は、ボーナストラックを2曲追加。訳文も付いているので、じっくりその内容を味わうのもいいね。

1. HARD TIMES featuring BLACK THOUGHT

WRITTEN BY VURTIS MAYFIELD PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

冒頭からソウルフルなヴォーカルを聴かせてくれます。Curtis Mayfieldが手がけ、Baby Homiが歌ったナンバーのカバー。 粘り気のあるギターがいい味を出すね。中盤のBlack Thoughtのラップが炸裂だ。歌詞も今を表すような、痛烈なトラックでもあるね。

2. COMPARED TO WHAT

WRITTEN BY EUGENE MCDANIELS PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

プロテストソングでもあるナンバーを、深くじっくりと聴かせてくれるJohn Legend。 「何のための戦争なのか、国民にはわからない」という歌詞も、今に通じるところがあるね。ファンキーソウルで、とってもクールな音がかっこいいんだな。

3. WAKE UP EVERYBODY featuring COMMON & MELANIE FIONA

WRITTEN BY VICTOR CARSTARPHEN, GENE MCFADDEN & JOHN WHITEHEAD PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

瑞々しい音とともに、クールなヴォーカルが展開するソウルチューン。Harold Melvin & The Blue Notesのヒットチューンを、 Melanie Fionaを迎えてデュエットで聞かせてくれます。「ベッドから目を覚ませ」と投票へ行くように、呼びかけるナンバー。これは今でも通じるね。中盤ではCommonのラップもいい感じ。

4. OUR GENERATION (THE HOPE OF THE WORLD) featuring CL SMOOTH

WRITTEN BY LEON MOORE PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

イントロからソウルフレーバーたっぷりで、ファンキーに聞かせてくれます。Ernie Hinesのナンバーをピックアップ。 CL Smoothをフィーチャーして、さらに鋭く。「俺たち世代が道を直さなくちゃ」というメッセージを今に伝える。

5. LITTLE GHETTO BOY (PRELUDE) featuring MALIK YUSEF

LYRICS BY MALIK YUSEF MUSIC BY AHMIR THOMPSON, JAMES POYSER, KIRK DOUGLAS & OWEN BIDDLE PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

Malik Yusefがラップを聞かせるプレリュード。本編を盛り上げるための前哨戦なので、こちらも熱いメッセージをタップで聞かせてくれるんです。

6. LITTLE GHETTO BOY featuring BLACK THOUGHT

WRITTEN BY EARL DEROUEN & EDWARD U. HOWARD PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

Donny Hathawayのナンバーのカバー。冒頭はBlack Thoughtのラップが炸裂。メロウなテイストもあるけれども、上品なアレンジで、 John Legendがじっくりとヴォーカルを聴かせてくれます。ラストのフレーズの繰り返しは、まさしく心の奥底から訴えかけているようだ。

7. HANG ON IN THERE

WRITTEN BY MIKE JAMES KIRKLAND PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

Mike James Kirklandの隠れたナンバー。ゆったりグルーヴを武器に、心地よく。つぶやくように、独り言のように、 淡々と語るように、歌い回しが特徴的なんだな。国からの押し付けはどうなんだ?と、一石を投じるような印象だね。7分超え。

8. HUMANITY (LOVE THE WAY IT SHOULD BE)

WRITTEN BY LINCOLN THOMPSON PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

レゲエテイストのアレンジが心地よさを生むトラック。Prince Lincoln Thompson and The Royal Rassesによる無名のナンバーのカバー。 本来あるべき愛とは何なのかを問いかける1曲。このゆったりグルーヴが、まさしく愛だよね。

9. WHOLY HOLY

WRITTEN BY RENALDO BENSON, AL CLEVELAND & MARVIN GAYE PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

Marvin Gayeのナンバー。ゆったりまったりアレンジで聴かせる、夢見心地な世界。Marvin Gayeバージョンと、Aresa Franklinバージョンを合体させたような トラックに仕上がって、コーラスがうっとりと響き渡ってきます。教会の立ち位置を表す1曲。

10. I CAN'T WRITE LEFT HANDED

WRITTEN BY BILL WITHERS & RAY JACKSON PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

Bill Withersのナンバー。「戦争は地獄だ」と訴えるナンバーを、ダイレクトに聴かせる。 ヴォーカル、そしてラップのように言葉をぶつけてきては、印象的だ。なんと約12分にも及ぶ大作です。ダイナミックになっては、演奏全体で訴えかけてきます。

11. I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE

WRITTEN BY BILLY TAYLOR & DICK DALLAS PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

ピアノの音がウキウキワクワクしているね。さすがNena Simonsのカバー。「人はみんな自由であるべき」と讃えるゴスペルチューン。 手を叩いて一緒に歌いたくなるような、爽快感を連れてきて、John Legendが歌います。

12. SHINE

WRITTEN BY JOHN STEPHENS PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

今回のアルバムの中で、唯一のオリジナル曲。Stevie Wonder的アレンジで、まったり温かく、ピアノベースの繊細なメロディを聞かせてくれます。 全ての子供達へ贈る歌。みんなが輝きを持てるようにと、John Legendが照らす歌です。優しいながらに、真っ直ぐと言葉を届けてきます。

13. SHINE (WAITING FOR“SUPERMAN”VERSION)

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, DEVON HARRIS, KAWAN PRATHER, MARCUS JOHN BRYANT PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

映画のための書き下ろした曲で、しっとりと。John Legendがピアノを弾き語りで、聞かせてくれる1曲です。 軽やかで繊細な音、映画の中で取り扱う内容を表しているようにも思える。

14. WAKE UP EVERYBODY (LIVE IN STUDIO PERFORMANCE)

WRITTEN BY JOHN STEPHENS, DEVON HARRIS, KAWAN PRATHER, MARCUS JOHN BRYANT PRODUCE BY AHMIR“UESTLOVE”THOMPSON, JAMES POYSER FOR AXIS MUSIC GROUP & JOHN LEGEND

スタジオライブバージョン。ガツガツした音が鋭く、さらにCommonのラップがバチバチと突き刺してきます。 グルーヴが見事に体現されていては、体を動かす1曲。残念ながら、Melanie Fionaは不参加だけれども、曲の持ち味が生かされたアレンジで演奏を楽しめます。

4th Album『Love in the Future』● ' 13/9/3 ('13/9/4 on Japan) release

The Rootsとのコラボ盤を挟んでの、4枚目となるオリジナルアルバムが登場。John Legendの愛が詰まった1作は、20曲のヴォリュームたっぷり盤。 今回は、真骨頂でもあるソウルフルなヴォーカルを聴かせてくれるような作品が多く、またサンプリングをしては、古きを温めて新しきを知るような作品が揃っています。 一方で、ピアノ弾き語りのバラードナンバーも多く聴かせては、感動のトラックへと仕上げてきています。John Legend、さすがですね。 何はともあれ、結婚をするJohn Legendだからこそ、今の心境がダイレクトに現れた作品となりました。

1. LOVE IN THE FUTURE (INTRO)

JOHN STEPHENS, MARTIN MCKINNEY PRODUCE BY DAVE TOZER

アルバムのオープニングを飾るイントロダクション。アルバムのタイトルナンバーなんだけれども、切なくて、訴えかけてくるように、ちょっとしんみりな世界。 でも、愛に希望を託す歌。

2. THE BEGINNING...

JOHN STEPHENS, JAMES FAUNTLEROY II, CHAUNCEY HOLLIS, KANYE WEST, SARA BAREILLES, INGRID MICHAELSON PRODUCE BY HIT-BOY FOR HIT-BOY MUSIC/VERY GOOD BEATS CO-PRODUCED BY KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

淡々と響き渡るピアノの音にドラムの音、冷たさを漂わせる空間の中で、John Legendのヴォーカルが広がるミディアムバラードチューン。 SARA BAREILLESとINGRID MICHAELSON「Winter Song」を引用して、聴かせます。歌詞はエロ目で。

3. OPEN YOUR EYES

BOBBY CALDWELL, NORMAN HARRIS, BRUCE MALAMENT PRODUCE BY DARHYL“HEY DJ”CAMPER, JR. FOR CAMP STAR PRODUCTIONS AND KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

Bobby Caldwellのナンバーをカバー。始まりはソウルフルに。そして、軽やかなビートを加えて、伸び伸びと聴かせてくれます。 John Legendが実に気持ちよく歌っているね。The Detroit Emeralds「You're getting a little too smart」をサンプリング。

4. MADE TO LOVE

JOHN STEPHENS, DAVE TOZER, KIMBRA LEE JOHNSON, NANA KWABENA TUFFUOR, JUSTIN BARON, ANDREW HOROWITZ, KANYE WEST, MARCOS PALACIOS, ERNEST CLARK, LIL LOUIS, MARSHALL JEFFERSON PRODUCE BY DAVE TOZER, NANA KWABENA CO-PRODUCED BY KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

ビートが背中を押すように、どっしりと。「俺たちは愛し合う運命だった」と自信を持って歌うJohn Legendがかっこいい1曲。 後半のドラマティックになる展開がいいね。LIL LOUIS「Video Clash」をサンプリング。

5. WHO DO WE THINK WE ARE FT. RICK ROSS

JOHN STEPHENS, KANYE WEST, GUORDAN BANKS, WILLIAM ROBERTS III, ROOSEVELT HARRELL III, DAVE TOZER, ANTHONY KHAN, MARVIN GAYE, ED TOWNSEND, CARROL WASHINGTON, RALPH WILLIAMS, JOSEPH BROUSSARD PRODUCE BY BINK! FOR HUMBLE MONSTA MUSIC/ROKKWORLD MUSIC GROUP CO-PRODUCED BY DAVE TOZER AND KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

Rick Rossを迎えて、じっくりとソウルフルに聴かせてくれるバラードチューン。 Marvin Gaye「If I Should Die Tonight」、 Jean Knight「Mr. Big Stuff」、Lenny Kravitz「Let Love Role」をサンプリングしては、「自分たちのことをどう思っているのか?」と問いかけ。 随分とメロウなトラックに仕上がっています。

6. ALL OF ME

JOHN STEPHENS, TOBY GAD PRODUCE BY DAVE TOZER AND JOHN LEGEND

じっくりピアノで弾き語り、訴えかけてくるような熱いJohn Legendのヴォーカルが印象的です。「君は俺のすべて」とストレートに愛を表現する、 渾身のバラードですよ。中盤で機械のように、エフェクトヴォーカルを追加しているけれども、これはなくても良かったんじゃない?

7. HOLD ON LONGER

JOHN STEPHENS, JAMES FAUNTLEROY II, CHARLES NJAPA, KANYE WEST, DAVE TOZER, ALLAN RICH PRODUCE BY 88-KEYS FOR KEYS OPE DOORS CO-PRODUCED BY DAVE TOZER AND KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

イントロなしで、スタートの3連バラードチューン。伸びやかなJohn Legendのヴォーカルが、気持ち良さそうだ。 少女に対する応援歌。でも、男と女の駆け引きみたいにも思えるな。なかなか美しさが漂います。

8. SAVE THE NIGHT

DACE TOZET, JOHN STEPHENS, KEVIN COSSOM, JERMAINE JACKSON, ANDREW HARR, JON DAVID ANDERSON, DAVID ANDERSON, KANYE WEST PRODUCE BY THE RUNNERS FOR TRAC-N-FIELD ENTERTAINMENT, JON DAVID ANDERSON AND DAVID L. ANDERSON II FOR R.E.A.L. MUSIC PRODUCTIONS/TRAC-N-FIELD ENTERTAINMENT CO-PRODUCED BY JOHN LEGEND AND KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

どっしりビートと鮮やかなピアノが絡み合うミディアムチューン。次第に音数が増えていっては、盛り上がりに拍車をかけてくる。 シンセの音がオーケストラみたいに、大胆かつ繊細に。一緒に夜を楽しもうと誘い出す歌です。

9. TOMORROW

JOHN STEPHENS, KAMMAL FAREED, MALCOLM REBENNACK, JR. PRODUCE BY Q-TIP

Dr. John「Glowin'」をサンプリングして、メロウに始まったかと思えば、結構深めのビートやグルーヴで、John Legend色を出してくるミディアムトラック。 明日など待たず、今すぐ一緒に行こうと誘い出し、「俺たちの時代がまた来た」なんて、かっこいいことを歌っています。

10. WAIT IF I TOLD YOU? (INTERLUDE)

JOHN STEPHENS, JAMES FAUNTLEROY II, ANTHONY KHAN, KANYE WEST, DAVE TOZER PRODUCE BY THE TWILITE TONE, KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978 AND DAVE TOZER

トランペットのループがいい味を出すインタルード。オープニングのラララコーラスで、一気に引き込む50秒。 いやぁ、この曲はフルサイズとして、じっくりと聴きたくなるね。

11. DREAMS

JOHN STEPHENS, JESSYCA WILSON, JOE JONAS, DARHYL CAMPER, JR., KANYE WEST PRODUCE BY DARHYL“HEY DJ”CAMPER, JR. FOR CAMP STAR PRODUCTIONS, JOHN LEGEND AND KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

イントロからじっくりとヴォーカルで掴んでくるナンバーは、これまたピアノの弾き語りバラード。 夢を見つことで夢かどうか明らかにしないと。思いの丈をぶつけるように、聴かせてくれます。

12. WANNA BE LOVED

JOHN STEPHENS, MARTIN MCKINNEY, ALI SHAHEED MUHAMMAD PRODUCE BY DOC MCKINNEY AND ALI SHAHEED MUHAMMAD

落ち着いた雰囲気で、じっくりと聴かせるJohn Legendのヴォーカル。 「僕は愛されたいだけなんだよ」と、切に願うように曲が展開。とにかくその思いが強いというのが、伝わってくるナンバーだね。

13. ANGEL (INTERLUDE) FT. STACY BARTHE

PATRICK MOTEN, SANDRA SULLY PRODUCE BY DARHYL“HEY DJ”CAMPER, JR. FOR CAMP STAR PRODUCTIONS AND KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

Anita Bakerのナンバーをカバー。とにかくメロウでうっとり。Stacy Bartheを迎えてのデュエット。 にしても、インタルードにしておくのはもったいないくらいだ。

14. YOU & I (NOBODY IN THE WORLD)

JOHN STEPHENS, DAN WILSON, JAMES RYAN HO, DAVE TOZER PRODUCE BY MALAY, DAVE TOZER AND JOHN LEGEND

ギターの音が切なくメロウに響かせる始まり。そして、どっぷりとした特徴あるビートが投入されては、曲を印象付ける。 とにかくドラマティックな世界でうっとりだね。この世は誰もいない、君と僕だけだと歌うバラード。

15. ASYLUM

DAVE TOZER, JOHN STEPHENS, MARK WILLIAMS, KANYE WEST PRODUCE BY DAVE TOZER CO-PRODUCED BY KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

ゆったりとしたビートをバックに、じっくりと歌を聞かせてくれるJohn Legend。時にハイトーンなヴォーカルで魅了してきます。 なんだか壮大な世界だな。俺たちが向かう場所は、愛の聖域。君と一緒にクレイジーになるのさ、と歌う1曲。また、Jessyca Wilsonのヴォーカルがバックで響き渡ります。

16. CAUGHT UP

JOHN STEPHENS, KANYE WEST, GUORDAN BANKS, CHAUNCEY HOLLIS, DAVE TOZER PRODUCE BY HIT-BOY FOR HIT-BOY MUSIC/VERY GOOD BEATS CO-PRODUCED BY DAVE TOZER AND KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978

チャリンチャリンと、どこかしらオリエンタルな雰囲気を漂わせるトラックは、ゆったりじっくり、John Legendのヴォーカルを楽しめるミディアムチューン。 そして、夜のお楽しみを歌います。嬉しそうなんだな。アシスタントエンジニアに、ヨネサカケンタの名前が。

17. SO GONE

JOHN STEPHENS, ROOSEVELT HARRELL III, ROBERT E. MILLER PRODUCE BY BINK! FOR HUMBLE MONSTA MUSIC/ROKKWORLD MUSIC GROUP

イントロからソウルフレーバーを盛り込んだメロウチューン。Dells「Always Together」wサンプリングしていながら、 曲の内容はさようならの歌なんだよね。この使い方がまたいいじゃないですか。こういうトラックが、もう十八番のような堂々としたパフォーマンスで聴かせてくれます。

18. WE LOVED IT (FT. SEAL)

JOHN STEPHENS, KANYE WEST, SEAL HENRY SAMUELS, JEFF BHASKER, TRAVI$ SCOTT, DAVE TOZER PRODUCE BY KANYE WEST FOR VERY GOOD BEATS/HIP-HOP SINCE 1978 CO-PRODUCED BY DAVE TOZER

SEALとの共演。いやもう、ヴォーカル対決だね。プログラミングビートを使いながらも、壮大なバラードに仕上がってきました。 ストリングスもゴージャスに飾ってきて、そんでもって、別れのシチュエーションを切なく悲しく彩ってくるんだ。

19. AIM HIGH

PHARRELL WILLIAMS PRODUCE BY PHARRELL WILLIAMS FOR THE NEPTUNES CO-PRODUCED BY JOHN LEGEND

ジャジーでクールに聴かせてくれるミディアムバラードチューン。時折、しゃがれてハスキーになるJohn Legendのヴォーカルが世界を作る。 「理想を高く持とう」という応援歌ですよ。サックスがまた、かっこいいんだな。

20. FOR THE FIRST TIME

JOHN STEPHENS, BILLY MANN, DAVID SCHULER PRODUCE BY JOHN LEGEND

こちらもピアノベースとしたバラードチューン。生まれて愛するという感覚を味わう、感動を覚えているような1曲。 とにかく愛することの素晴らしさをJohn Legendが熱唱しているわけですよ。

21. MADE TO LOVE (BENNY BENASSI REMIX)

REMIX ARRANGED, PRODUCED, AND PERFORMED BY MARCO AND ALESSSANDRO BENASSI

もはやJohn Legendの曲ではなく、Benny Benassiの曲と化したリミックスチューン。 サビのヴォーカルを生かしつつも、あとはEDMよろしく、エレクトロニカなビートでアグレッシヴにアゲアゲ。なかなかかっこいい様変わりとなりましたね。

5th Album『Darkness and Light』● ' 16/12/2 ('16/12/7 on Japan) release

John Legend、待望の5作目となるオリジナルアルバム。今回は、娘が生まれたことによる心境の変化と、製作陣の変化が合わさったアルバムです。 特に、Blake Millsがプロデュースを手掛けたことで、生音主体のロックテイスト溢れるナンバーを聞かせてくれます。 躍動感あふれるナンバーや、ジャジーな曲、じっくりバラードもより鮮やかな音で届けてくれます。しかし、歌詞の方は、ちょっと内省的というか、 守るものが増えて頑張っていこうとする意気込み見合いなものを感じる反面、この先の人生に不安もあるような思いをぶつけてきます。 何はともあれ、自身の娘に捧げる1曲が、頼もしさを出してきました。タイトルも、このアルバムをうまく表現しているね。

1. I KNOW BETTER

(John Stephens / Blake Mills / Will Oldham) Produced by Blake Mills

ソウルフルなヴォーカルが冒頭から響き渡るバラードチューン。ピアノやオルガンの音が、どうかしら切なく、懐かしさを包み込んでくる。 歌詞が自身のことを歌うかのように、「Legend is Just Nameと歌うJohn Legendの思いが詰まった曲で、5枚目のアルバムの幕が開ける。

2. PENTHOUSE FLOOR (FEAT. CHANCE THE RAPPER)

(John Stephens / Blake Mills / Greg Kurstin / Chancellor Bennett) Produced by Blake Mills

どっしりビートを投入して幕開けるナンバー。フォーキーでハスキーなJohn Legendのヴォーカルも味わい深いね。 濃いのに鮮やかな音使い、生音ならではのバランスでかっこよく聞かせる。そして、Chance The Rapperのラップを畳み掛けてくるこの衝撃。

3. DARKNESS AND LIGHT (FEAT. BRITTANY HOWARD)

(John Stephens / Will Oldham / John Ryan) Produced by Blake Mills

アルバムのタイトルチューン。パンチの効いたドラムの音がなかなかかっこいい。そこに、ブルージーなJohn Legendのヴォーカルが響き渡るバラードチューン。 とにかく渋い。そして、Brittany Howardのヴォーカルもフィーチャーされて、熱く燃え上がる。

4. OVERLOAD (FEAT. MIGUEL)

(John Stephens / Blake Mills / Miguel Pimentel) Produced by Blake Mills

しっとりギターの音色が印象的な1曲。静かな空間の中に、John LegendとMiguelのヴォーカルが渋く妖艶に響き渡る。 2番からは、音数も増えて、どっしりと。それでも渋くて、かっこいいんだな。間奏でのサックスもセクシーだ。

5. LOVE ME NOW

(John Stephens / John Ryan / Blake Mills) Produced by Blake Mills and John Ryan

躍動感たっぷりのビートで盛り上げる、アルバムからのリードトラック。愛するが故の自身のなさが出ていて、少々内省的に。 でも、そんな心配をよそに、しっとりビートが背中を押してくれるようだな。とにかく、「今、愛して欲しい」という思いが伝わってくる。

6. WHAT YOU DO TO ME

(John Stephens / Blake Mills / Matt Sweeney / Julia Michaels / Justin Tranter / Michael Tucker) Produced by Blake Mills

深く深く、どっぷりビートが印象付けるバラードナンバー。この重たさが、どっしりと響いてくるんだね。 曲が進行するにつれて、バックのサウンドも鮮やかに。一瞬のハードロックな演奏パートも鮮やかに差してきて、かっこよかったな。

7. SUREFIRE

(John Stephens / Blake Mills / Will Oldham / Julia Michaels / Ludwig Goransson) Produced by Blake Mills

深い音使いで渋さが光る、そしてJohn Legendのヴォーカルはじめコーラスが厚く仕上がってくる。 愛することを恐れたけれども、そんなのもう大丈夫。きっとうまくいくよと、頼もしく歌を聞かせてくれるJohn Legendです。

8. RIGHT BY YOU (FOR LUNA)

(John Stephens / Blake Mills / Ethan Gruska) Produced by Blake Mills

John Legend、娘に贈る歌です。やはり彼自身にとって、娘の誕生というのは大きく心境も変化したのでしょう。 曲の方は、どっしりと音を聞かせるバラードチューン。ストリングスが美しく飾り、ピアノやオルガンが温かさを届けてくれる。「僕がそばにいるよ」と歌います。

9. TEMPORARILY PAINLESS

(John Stephens / Blake Mills / John Ryan) Produced by Blake Mills and John Ryan

イントロが美しいね。歌が入ってくると、グルーヴィーなテイストを加えて聞かせるミディアムチューン。 キラキラした音使いがこのアルバムの中で光を差すようだ。お互い誰かを求めていると、欲望を出すかのような歌詞なのに。曲のおかげで美しく幻想的に聞こえてきます。

10. HOW CAN I BLAME YOU

(John Stephens / Blake Mills / Matt Sweeney / Francis White) Produced by Blake Mills

クラシカルな音使いのシンセが心を洗い、どっしりビートが箔をつけては、曲を盛り上げてくるミディアムチューン。 君を責めたいけれども、責めることはできないと、葛藤する歌。ベースのボーンとした音がいい味をだす。

11. SAME OLD STORY

(John Stephens / Blake Mills / Matt Sweeney / Tobias Jesso Jr.) Produced by Blake Mills

エフェクトを加えたエレクトロニカのようなサウンドで、始まるバラードチューン。 静かなのに、この浮遊感たっぷりのトラックに心を奪われてゆく。そして、間奏でのストリングスから明けてエフェクトヴォーカルが印象深い。

12. MARCHING INTO THE DARK

(John Stephens / Blake Mills / Matt Sweeney / Tobias Jesso Jr.) Produced by Blake Mills

グルーヴィーなビート、瑞々しいギター、スリリングなストリングスが組み合わさっては、じっくりと聞かせてくれるアルバムのラストチューン。 「僕らが進んでいる先は暗闇」と、ちょっとネガティヴなテイストを届けてくるけれども、これが今のJohn Legendの心境なのかな。 でも、結局のところ、この先の未来は誰もわからないってことだよね。

13. DRAWING LINES

(John Stephens / Blake Mills / Will Oldham) Produced by Blake Mills

フィンガースナップとコーラスで仕上げるバラードナンバー。 そして、不協和音のような音が入ってきては、ちょっと心をかき乱されるような1曲。随分とネガティヴな思いを歌にしているね。

14. WHAT YOU DO TO ME (PIANO DEMO)

(John Stephens / Julia Michaels / Justin Tranter) Produced by John Legend

ピアノのデモバージョン。よりハスキーなJohn Legendのヴォーカルが前に出てきたね。 そして、緊迫感が押し寄せてくるように、この空間がヒリヒリする。

15. LOVE YOU ANYWAY

(John Stephens / Blake Mills / Matt Sweeney / Julia Michaels / Justin Tranter / Tyler Johnson) Produced by Blake Mills

音が弾けて、さらには明るさを出す演奏です。どっぷりビートと、ゴスペル風コーラスが加わって、鮮やかな曲の誕生。 「変わらず君を愛する」という思いをダイレクトに届けてくるラブソングです。

Christmas Album『A Legendary Christmas』● ' 18/10/26 ('18/11/21 on Japan) release

John Legend、キャリア初となるクリスマスアルバムをリリース。これで人気アーティストの仲間入りだね。 さて、今回は、スタンダードクリスマスナンバーのカバーに加えて、オリジナルのクリスマスソングとの組み合わせで聞かせてくれます。 カバー曲の方も、ちょっとひねりを加えての選曲なところが彼らしいね。オープニングを飾るのはStevie Wonderもカバーした曲で、しかもハーモニカでStevie自身も参加しているというお見事な共演。 オリジナルの曲もクリスマスらしいハッピーなアレンジで、ジャジーだったりモータウン風だったり、ピアノ弾き語りでじっくり聞かせてくれたりもしますよ。 なんだかんだ、とっても温かな気分にさせてくれるアルバムですね。 日本版はボーナストラックを2曲追加収録。

1. WHAT CHRISTMAS MEANS TO ME FEAT. STEVIE WONDER N HARMONICA

(ALLEN STORY, ANNA GORDY GAYE, AND GEORGE GORDY) ARRANGED BY RAPHAEL SAADIQ AND JAMELLE ADISA

1967年にStevie Wonderが歌っていたナンバーを、John Legendがウキウキワクワクカバー。 さらに、Stevie Wonderもハーモニカで参加しているところにも注目のホリディソング。ソウルフレーバーたっぷりのクリスマス仕様に仕上がっています。

2. SILVER BELLS

(JAY LIVINGSTON AND RAY EVANS / ADDITIONAL LYRICS AND MUSIC BY JOHN STEPHENS AND RAPHAEL SAADIQ) ARRANGED BY RAPHAEL SAADIQ AND JAMELLE ADISA

オープニングがまた、レトロでゴージャス。こちらもクリスマスソングとしてはお馴染みのナンバーですね。 John Legendのヴォーカルがとっても熱くて伸びやかなところが実に気持ちいい。おしゃれです。

3. HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS FEAT. ESPERANZA SPALDING

(HUGH MARTIN AND RALPH BLANE) ARRANGED BY JAMELLE ADISA

Esperanza Spaldingと見事なデュエットを聞かせてくれるナンバー。ストリングスとジャジーなサウンドが折り重なって、ゴージャスなクリスマスを演出。 間奏でのトロンボーンもいい味を出しています。

4. NO PLACE LIKE HOME

(JOHN STEPHENS AND RUTH ANNE CUNNINGHAM) ARRANGED BY RAPHAEL SAADIQ AND JAMELLE ADISA

オリジナルソング。暖かくソウルファンクな色を残しつつ、伸びやかなヴォーカルが魅了してくる1曲。 ホーン部隊の優しい味付けや、バックのコーラス部隊の味付けがいい感じだ。

5. BRING ME LOVE

(MEGHAN TRAINOR, JOHN STEPHENS, STEVE NELSON, AND WALTER ROLLINS) ARRANGED BY RAPHAEL SAADIQ AND JAMELLE ADISA

とにかく楽しさが伝わってくるオリジナルのクリスマスソング。どこかしらモータウン風のポップさが、クリスマスを華やかに飾ってきますね。 John Legendも、なんだかウキウキワクワク楽しく歌って、その楽しさをストレートに伝えてきます。

6. MERRY CHRISTMAS BABY / GIVE LOVE ON CHRISTMAS DAY

(LOU BAXTER AND JOHNNY MOORE / BERRY GORDY JR., ALPHONSO MIZELL, CHRISTINE PERREN, FREDDIE PERREN, AND DEKE RICHARDS) ARRANGED BY RAPHAEL SAADIQ, JOHN LEGEND AND JAMELLE ADISA

どっぷりじっくり、濃厚なクリスマスソングカバーでスタート。 1940年代のリズム&ブルースナンバーのカバーということで、John Legendのヴォーカルからも渋さが伝わってくるね。さらにはJackson 5でお馴染みのクリスマスソングと繋げてメドレー披露。 楽しく聞かせてくれました。

7. CHRISTMAS TIME IS HERE

(LEE MENDELSON AND VINCE GUARALDI) ARRANGED BY JAMELLE ADISA

オープニングからゴージャスビッグバンド風な濃厚サウンドをバックに、オシャレに歌い上げるJohn Legendですよ。 どこかしらかしこまっているような雰囲気の中でも、このヴォーカルを伸びやかに響かせて、魅力爆発です。

8. WAITING FOR CHRISTMAS

(JOHN STEPHENS, DAN WILSON, AND RAPHAHEL SAADIQ)

オリジナルのクリスマスソング。John Legend自らピアノを弾いては、歌い上げるスタイルにもううっとりなわけですよ。 でも、歌詞の内容はちょっと切なく寂しい感じで。君のいない1人のクリスマスになるのかな?いや、君とのクリスマスを待っている、という歌です。

9. PURPLE SNOWFLAKES

(DAVID HAMILTON AND CLARENCE PAUL) ARRANGED BY JAMELLE ADISA

Marvin Gayeも歌ったナンバーのカバー。ファルセットがメインで、なんだか心地良さそうな歌を聞かせてくれますね。 ストリングスがゴージャス。コーラスも麗しく添えてきては、大人なクリスマスを演出してきます。

10. THE CHRISTMAS SONG (CHESTNUTS ROASTING ON AN OPEN FIRE)

(MEL TORME AND BOB WELLS) ARRANGED BY JAMELLE ADISA

お馴染みの「ザ・クリスマスソング」のカバー。こちらは、深く渋いヴォーカルが印象的ですね。 歌い方にも随分と引き出しがあって、いい感じだ。バックのサウンドにもうっとりだね。

11. PLEASE COME HOME FOR CHRISTMAS

(CHARLES BROWN AND GENE REDD) ARRANGED BY RAPHAEL SAADIQ AND JAMELLE ADISA

1960年代のクリスマスナンバーのカバー。とっても懐かしさを漂わせるアレンジに、鈴の音シャンシャンと加えては、ムードを出してきます。 そして、何よりもJohn Legendのヴォーカルですよ。とっても気持ちよさそうに歌っているじゃないですか。

12. WRAP ME UP IN YOUR LOVE

(JOHN STEPHENS, WAYNE HECTOR, AND RAPHAEL SAADIQ) ARRANGED BY RAPHAEL SAADIQ, JOHN LEGEND AND JAMELLE ADISA

ソウルフレーバーでムーディーに聞かせてくれるミドルチューン。とってもおしゃれなサウンドをバックに、John Legendが丁寧に歌い上げる。 あまりクリスマス感はないけれども、クールな1曲だね。

13. BY CHRISTMAS EVE

(AMY WADGE AND JOHN STEPHENS)

こちらもJohn Legendがピアノ弾き語りで聞かせてくれるバラードチューン。もうね、うっとりなわけですよ。 仕事で離れている中で、クリスマスまでには戻るよというファミリーソング。温かいじゃないですか。

14. MERRY MERRY CHRISTMAS

(JOHN STEPHENS, RAPHAEL SAADIQ AND EARL KING) ARRANGED BY AMELLE ADISA

オリジナルのクリスマスソング。とにかく弾けまくって楽しそうに歌うJohn Legendが印象的ですね。Earl King「Street Parade」をサンプリング。 弾けたお祭りモードで祝ってきます。

15. O COME, ALL YE FAITHFUL

(TRADITIONAL / PUBLIC DOMAIN) PRODUCED BY RAPHAEL SAADIQ ARRANGED BY JAMELLE ADISA, RAPHAEL SAADIQ, AND BRANDON CHAPMAN

讃美歌「神の御子は今宵しも」のカバー。John Legendのヴォーカルもとっても心地よく、さらにゴスペルコーラスも加わって、ゴージャスに。 それでいて、とっても聖なる時間が流れる。最後はジャジーなアレンジで聞かせてくれます。

16. NO PLACE LIKE HOME (ACOUSTIC DEMO)

(JOHN STEPHENS AND RUTH ANNE CUNNINGHAM) PRODUCED BY JOHN LEGEND

デモバージョン。でも、このバージョンでも十分に成立するよね。ピアノ弾き語りでダイナミックなヴォーカルで聞かせてくれるJohn Legendです。 どこまでも伸びやかに突き抜けてゆくような、声の力にどんどんと引き込まれていきます。

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