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5th Album『MARS and ROSES』● '04/2/11 release

MISIA待望の5枚目となるオリジナルアルバム。前作アルバム「KISS IN THE SKY」から約1年半という期間を経てのリリースとなりました。 先行シングル「IN MY SOUL/SNOW SONG」でのコラボとなったKeith Crouchの色が濃く出ている、R&B要素の強い作品となりました。 MISIAにとっては、十八番の域ですね。さらにM-5のインタルードでは、7歳の頃のMISIAの声を聞くことが出来ます。 随分とかわいらしくて、貴重な音源ですね。 MISIA自身も積極的に音楽製作に参加している今作。さらにはアメリカのR&Bディーバ、Erykah Baduとのコラボレーションが実現し、 MISIAのパフォーマンスも随分と幅が広がりましたね。 初回限定版は、ボーナストラックを1曲収録。 このボーナストラック「SNOW SONG (Live ver.)」が、さすがに生なだけあって感動モノですね。 さらにデジパック仕様です。 ただ、残念なことに、CCCDでのリリースなんですよね。当時の流れだから仕方ないのですがね。

1. IN MY SOUL

Lyrics by MISIA Music by Keith Crouch, MISIA Music Produced and Arranged by Keith Crouch

アルバム「MARS and ROSES」からの先行両A面シングルでもあり、アルバムのオープニングを飾るミディアムバラードチューン。 これぞMISIAのR&Bとうなずいてしまうトラックは、Keith Crouchのもの。いかにもな本場テイストが溢れんばかりにこぼれ落ちています。 どっぷり深いビートとMISIAの高音ヴォーカルが、相反するかのように響き渡ります。 簡単な曲構成ながら、随分と奥が深い1作に仕上がりました。

2. Sunshine

Lyrics by MISIA Music by Keith Crouch, MISIA Music Produced and Arranged by Keith Crouch

前曲同様にKeith Crouchが手がけたミディアムチューン。 クールな打ち込みトラックに、煌びやかなSEが絡み合う。サビでのコーラスがタイトルを表すかのような温かさと眩しさがある。 MISIAのヴォーカル力が、背中を押してくれるようなラブソングです。力強く、頼りがいがあるね。

3. SNOW SONG

Lyrics by MISIA Music by Keith Crouch Music Produced and Arranged by Keith Crouch

MISIAのヴォーカル本領発揮といわんばかりのバラードチューン。 両A面の先行シングルナンバーということもあって、5枚目のアルバム「MARS and ROSES」の世界へと導いてくれます。 トラックは、もう1方の曲と同じくKeith Crouchによるもの。MISIAによる歌詞が、冬の情景を歌いながらも温かく伝わってきます。 そしてサビでのコーラスと一体化したヴォーカルがとても美しい。これがMISIAの魅力なんだなと改めて気づかされますね。

4. Little Rose

Lyrics by MISIA Music by MISIA Arranged by SAKOSHIN

MISIAが作詞・作曲を手がけたトラックは、SAKOSHINのアレンジで魅力を増大させたミディアム・グルーヴチューン。 しかしながら、悠々としたメロディの力が弱く感じる。ちょっとアレンジ負けしているんじゃないのかな。 特に、サビの魅せる力が足りないよ。

5. interlude ~When misia was 7~

Music by SAKOSHIN Arranged by SAKOSHIN

これまた貴重なトラックの登場。MISIAが7歳の頃の声を聞かせてくれる。 ある意味、ここで弾みとなるインタルードだね。しかし、一体何の歌を歌っているのだろうか。 うまくSAKOSHINが料理した。

6. GROOVIN'

Lyrics by MISIA, SAKOSHIN Music by SAKOSHIN Arranged by SAKOSHIN

タイトルがそのまま曲を表すグルーヴチューン。 SAKOSHINお手の物の打ち込みトラックが、キラキラと輝いてはパンチを効かせて襲い掛かってくる。 MISIAのヴォーカルにも勢いがあって、強力だ。アゲアゲで盛り上げてくれる1曲。

7. Eyes on me

Lyrics by MISIA Music by MISIA Arranged by Shiro Sagisu

MISIA自身が作詞・作曲を手がけたバラードナンバー。 アコースティックギターの音色が安らぎをくれる。 鷺巣詩郎ならではの雄大で心広がるアレンジが、聴く人の心を和ませてくれるようだ。チョロッと入るゴスペルコーラスもなかなか。

8. Challenger

Lyrics by MISIA Music by Keith Crouch, MISIA Music Produced and Arranged by Keith Crouch

Keith Crouchのトラックが光るミディアムグルーヴチューン。 とにかくR&Bの真骨頂を聞かせてくれます。余裕の表情が伺えるね。 サビでのヴォーカルとコーラスのやり取りバランスもいいね。安心して聴ける1曲。

9. 涙のプレゼント

Lyrics by MISIA Music by Shiro Sagisu Arranged by Shiro Sagisu

鷺巣詩郎がトラックを手がけたミディアムバラードチューン。 淡々としているトラックと、MISIAの生き生きとしたヴォーカルが絡み合う。 そしてバックで静かにストリングスが響いていますね。最後はしっとりとバラードの魅力をたっぷりと伝えてくれた。

10. DIAMOND

Lyrics by MISIA, MASH Music by Shiro Sagisu Arranged by Shiro Sagisu

見事なまでのR&Bナンバー。洋楽的趣向が強いところが、さすが鷺巣詩郎だよね。 バリバリの打ち込みに、MISIAの張ったヴォーカルが自由自在に響き渡る。 サビでのコーラスはが盛り上げ、MISIAも巧みに絡んでは、表現力を出し尽くしている。

11. 赤い糸 feat. Erykah Badu

Lyrics by MISIA Music by Tomohiko Gondo Arranged by Tomohiko Gondo and Shiro Sagisu

あのエリカ・バドゥを迎えたミディアムバラードナンバー。 頭のポエトリー・リーディングからエリカ・バドゥの力を感じるね。本編は、ゆったりテンポでMISIAの並々ならぬヴォーカルが豊かに響き渡る。 アコースティックギターと、ストリングスがさらに盛り上げる。 このコラボレーション、なんだかすごすぎるよ。

12. 心ひとつ

Lyrics by MISIA Music by Shiro Sagisu Arranged by Shiro Sagisu

MISIAが放つ久々となったシングルは、これでもかというくらいにMISIAのヴォーカルが引き立ったバラードチューン。 かの名曲「Everything」を彷彿とさせる優しさに、生きる力や愛する喜びなどを交えた歌詞とメロディが交差する。 さすがはMISIA。映画「ドラゴンヘッド」の主題歌なんだよね。ちょっとアンバランスなような気もするが、 ひとまず、鷺巣詩郎のアレンジが効きまくっています。感動の1曲に仕上がった。

13. SNOW SONG (Live ver.)

Lyrics by MISIA Music by Keith Crouch Arranged by Tohru Shigemi

初回限定のボーナストラックは、先行シングルでもあったM-3を、ライブバージョンにて収録。 前半はピアノのみをバックに。2番からは音数が増え、ダイナミックに聞かせてくれる。 MISIAのヴォーカルを持て余す事なじゅ味わうことが出来ます。いやはや、素晴らしい

Best Album『MISIA Love & Ballads The Best Ballade Collection』● '04/6/16 release

MISIAのベストアルバム第3弾。この作品も、BMG側が勝手にリリースした印象を受けてしまいます。 ジャケットやブックレットにMISIAの姿は一切なし。 今作は、タイトル通りにバラードを集めた作品集ですね。「MISIA = Everything」みたいな構図が出来上がってしまっているけれども、 それだけじゃないんだぞという照明をこのアルバムでしています。 MISIAのバラードは、魅力が溢れていますからね。 持ち味でもある高音のヴォーカルが、バラードと見事なハーモニーを奏でる。切ない曲から愛の溢れる曲まで、天性の歌声を聞かせてくれます。 リリースのタイミングがまた、絶妙ですね。

6th Album『SINGER FOR SINGER』● '04/12/8 release

MISIAの6枚目となるオリジナルアルバムは、名立たるアーティスト達と奇跡のコラボレーションとなる楽曲で構成されたコンセプチュアルな作品です。 先行シングル「名前のない空を見上げて」を手がけた玉置浩二をはじめ、GLAYのTAKURO、BEGINの比嘉栄昇、CHARAに藤井フミヤにTHE BOOMの宮沢和史、さらには久保田利伸まで。 これほどまでに著名なアーティスト達がMISIAを創り上げる。 しかし、どの曲も作り手の色が濃く出ており、いい意味でMISIAのヴォーカルを生かし、そして殺している。 今までR&B系の楽曲を歌っていただけに、J-POPのど真ん中をMISIAが練り歩いている。 だからこそ、賛否両論が出るんだよね。まぁ、MISIAの武器はヴォーカルですから。いろんな意味でMISIAによる化学反応が示されたね。

1. Let It Smile

Lyrics by MISIA Music by TOSHINOBU KUBOTA Arranged by TOHRU SHIGEMI

MISIAと久保田利伸のコラボレーション。お互いが得意とするR&Bナンバーを聞かせてくれる。 MISIAのヴォーカルも、本領発揮のごとく響きまくっています。 久保田利伸もコーラスでバックを支える。ゆったりミディアムトラックで、優雅な流れ。 秘めたる力が解き放たれる。

2. 星空の片隅で

Lyrics & Music by FUMIYA FUJII Arranged by KENJI SUZUKI

同郷の藤井フミヤとの明太コラボ。爽やかなアコースティック風ミディアムチューンで。 なるほど、曲の流れやメロディは藤井フミヤのつくりだよね。高音を得意とするMISIAも、この曲のサビの高音パートはやはりいつもとちょっと違う印象で聞かせてくれる。 サックスでは藤井弟が参加していますよ。

3. 冬のエトランジェ

Lyrics & Music by TAKURO Arranged by TOHRU SHIGEMI & SHIRO SAGISU

これまた異色のコラボナンバー。GLAYのTERUがMISIAを盛り上げる。 ただ、これはMISIAの曲じゃないよ。残念ながらGLAYの曲だよね。このメロディといい、このアレンジといい。 なんだかMISIAにはしっくりこない。どこかしら演歌的な印象もあってイマイチです。ストリングスは美しく響いていて、いいね。 TERUもコーラスで参加していますよ。

4. Mama Says

Lyrics & Music by CHARA Arranged by KENJI SUZUKI

女性同士のコラボレーションです。MISIAとCHARAという、これまた相反するような位置にいるような2人がタッグを組んだ。 この曲も、残念ながらCHARA色が強すぎる。独特のフレーズ、優しいメロディ。それを、なんか無理矢理にMISIA使用にと変えているようにも聞こえる。 なんだかちょっともったいないような気がする1曲です。

5. 君だけがいない世界

Lyrics & Music by KAZUFUMI MIYAZAWA Arranged by TOHRU SHIGEMI

イントロからしてTHE BOOMじゃないかと突っ込みを入れたくなるナンバー。 宮沢和史、恐るべし。作り手の性格が色濃く出たサンバナンバー。MISIAのヴォーカルと、サウンドに妙な温度差を感じるが、 これはこれでおもしろい反応を聞かせてくれる曲だと思う。

6. Birthday Cake

Lyrics & Music by EISHO HIGA Arranged by KENJI SUZUKI

これまた異色のコラボレーション。BEGINの比嘉とMISIAのタッグ。 一定のメロディが続くところに、ちょっと飽きが来る。ラストでガツンと聞かせてくれるけど、時すでに遅しといった感じ。 優しいアコースティックナンバーで、口笛をMISIA自身が吹いています。

7. 虹のラララ

Lyrics by MISIA Music by KOJI TAMAKI Arranged by KENJI SUZUKI

玉置浩二とのコラボレーション。アコースティックテイストのゆったりナンバーで、MISIAのヴォーカルも優雅に響く。 サビがこれまたキャッチーだよ。MISIA自身の詞だからなのか、伸びやかです。

8. 風のない朝 星のない夜

Lyrics & Music by KAZUFUMI MIYAZAWA Arranged by TOHRU SHIGEMI

イントロからストリングスが豪華に盛り上げるバラードチューン。 一瞬、「果てなく続くストーリー」っぽい入りだったね。宮沢和史が作り上げたナンバーは、奥底からじっくりと聞かせてくれる1曲。 でも、やっぱりこの曲も作り手の底力というか、宮沢和史なんだよね。

9. 名前のない空を見上げて

Lyrics by MISIA Music by KOJI TAMAKI Arranged by TOHRU SHIGEMI

コラボレーションアルバム「SINGER FOR SINGER」からの先行シングルとなった、玉置浩二作曲のバラードチューン。 3拍子の優しいメロディが流れるナンバーです。玉置浩二本人もコーラスに参加していて、じっくりと聞かせてくれますよ。 なんか、有機的なトラックに感じる。ストリングスもバラードを盛り上げる。ちなみに、NHKの朝ドラ主題歌なんだけれども、 あまり知られていないよね。シングルは、MISIAの誕生日でもある7月7日の七夕にリリースされました。

10. Holy Hold Me

Lyrics by MISIA Music by TOSHINOBU KUBOTA Arranged by TOHRU SHIGEMI

久保田利伸と作り上げたクリスマスソング。やはりMISIAはR&Bやゴスペルのフレーバーがぴったりあなぁと改めて感じさせるトラック。 久保田利伸本人もコーラスで参加しています。もう少し曲に山や谷があったら面白かったかもね。

7th Album『ASCENSION』● '06/2/7 ('08/12/17) release

MISIA待望のオリジナルアルバムは、前作「SINGER FOR SINGER」から約2年という期間をかけて制作された自信作。 MISIAのこだわりにこだわった、実に選り取りみどりな楽曲が揃いました。 やはりMISIAの武器でもあるヴォーカルが発揮される曲に耳が引きつけられますね。 バラードはもちろんのこと、アップテンポの曲やミドルテンポのナンバーも、実に豊かな表現力で魅了させてくれます。 デジタルシングルとしてリリースされたナンバーや先行シングル「LUV PARADE/Color of Life」もしっかり収録。 MISIAだからこそできるアルバムは、タイトル通りに昇天していますね。36ページのブックレットが見応えあるのなんのって。MISIAの世界観がよく表れています。 初回版のみ、三方背ボックス仕様&東京ディズニー・シーの5周年記念ソングとしてリリースされたシングル「SEA OF DREAMS」を収録しています。

1. Color of Life

Lyrics by MISIA Music by MISIA, Joi Arranged by Joi

これぞMISIAの決定版。じっくりと期間をかけて制作され、発表されたシングルは強烈な両A面シングル。 こちらはダンサブルな面を重点において、軽快なトラックとMISIAのヴォーカルが舞う、アップテンポのハウステイストナンバー。 そこに、フルートが麗しいスパイスを加える。熱が再び上昇、MISIA、さすがだ。 おしゃれなフレンチポエトリーも挿入されています。

2. FUTURE FUNK

Lyrics by MISIA, TIGER Music by SAKOSHIN Arranged by SAKOSHIN

タイトル通りにファンクテイストを醸し出す、エッジの効いたナンバー。 サウンドが尖っていて、かなりかっこいいんだけれども、MISIAのヴォーカルもかなりかっこいいですよ。 力強さと伸びやかさが舞い、コーラスも力につけて、広がります。 メロディパートに比べると、ちょっとサビが盛り上がりに欠けるかな。

3. REMEMBER LADY

Lyrics by MISIA Music by Jun Sasaki Arranged by Jun Sasaki

名曲「陽のあたる場所」のような、カラッとしたテイストを放つミディアムグルーヴチューン。 アコースティックギターから、オーガニックの風が吹き出す。サビのパートも、実に大らかで優雅。 これがMISIAのヴォーカル力だね。大きく包み込まれるようだ。

4. TYO

Lyrics by MISIA Music by MISIA, SAKOSHIN Arranged by SAKOSHIN

とてつもなく濃いグルーヴを届けてくれるファンキーチューン。 さすがはSAKOSHINだね。ビートが効きまくっています。東京に対してのイメージを、MISIAなりの解釈で歌っています。 中途半端な気持ちのまま上京するなということか?成功者は何でも言えるということでしょう。 デジタルサウンドが宙を舞う。サビはキャッチー、みんなで合唱だね。

5. 太陽がくれたプレゼント

Lyrics by MISIA Music by MISIA, Mits Ishibashi Arranged by Mits Ishibashi Brass Arrangement:Satoshi Sano

心地よいレゲエ調サウンドで、軽やかに。MISIAがこういう曲を聞かせてくれるのも、なんだか新鮮に感じます。 ポップに華やぐブラスとコーラスを力につけて、MISIAも楽しく歌い上げます。このゆったり感が、たまらなくいいね。 間奏じゃ、武器の高音ヴォーカルが響いた。

6. Stay in my heart

Lyrics by MISIA Music by Sinkiroh Arranged by Sinkiroh Strings Arrangement:Larry Hochman

美しいストリングスが彩るドラマティックなオープニングで曲の世界観が壮大に広がるナンバー。 MISIAが声を響かせる。2部構成とても言うべき流れですね。しっとりパートが終わったら、アコースティックギターとストリングスが優雅にからみ合うアップテンポに変身。 ここでもMISIAのヴォーカルが伸びやかに広がります。サビはさすがと言わんばかりの表現力で圧倒されますね。とっても軽やかに、楽しそうに歌うMISIAが印象的。 ただ、サビ最後のメロディは読めてしまった。ヴォリュームたっぷりの7分です。

7.

Lyrics by Kazufumi Miyazawa Music by Sinkiroh Arranged by Sinkiroh Strings Arrangement:Larry Hochman

作詞が何気に宮沢和史だったり、ピアノが重実徹だったりと、豪華な曲です。 ヴォーカル力が発揮されているバラードに仕上がっていますよ。 淡々と流れるプログラミングビートとストリングスやピアノの生音との対比がいいね。 伸びと抑揚をうまく操るMISIAのヴォーカルに魅かれます。

8. SHININ' ~虹色のリズム~

Lyrics by MISIA Music by Joi Arranged by Joi

配信という試みで先行発表されていたグルーヴィーなポップチューン。 単純な曲構成の中に、MISIAの魅力が詰まった1曲。特に、武器でもある伸びやかな灰トーンヴォーカルは、コーラスとともにサビで響き渡り、MISIAの存在を証明してくれます。

9. 砂の城

Lyrics by Hiroshi Takano Music by Sinkiroh Arranged by Sinkiroh Strings Arrangement:Ittetsu Gen

スリリングなストリングがオープニングから刻んでくるミディアムナンバー。 どこかしら壮大で、どこかしら悲観的で。どこかしら蒼白な印象がするね。ラストでコーラスとともに大盛り上がりです。 作詞は高野寛が担当。MISIAとのコラボレーションもなかなかですね。強いトラックに魅かれます。

10. Angel

Lyrics by MISIA, Shusui, Anders Dannvik Music by Shusui, Anders Dennvik Arranged by Masayuki Iwata Strings Arrangement:Larry Hochman

MISIAのヴォーカルが宙を舞うバラードナンバー。 ピアノとストリングスが彩り、ドラマティックに盛り上げる。リズムトラックはプログラミングよりも生ドラムの方が味が出たような気がする。 シンプルな印象がする曲なので、じっくりと聴き味わえる1曲ですね。

11. LUV PARADE

Lyrics by MISIA Music by Andreas Gril, Nick Malmestrom Arranged by CHOKKAKU

MISIAが爆弾を投下。シングルとしては実に1年振りとなる両A面のナンバー。 こちらは、ハッピーなグルーヴに乗せて、元気いっぱいに聞かせてくれるポップチューンです。 ブラスセッションも華やぐトラックは、CHOKKAKUによるアレンジです。なかなか効き目があっていいじゃないですか。 心も体もウキウキと動き出しますね。

12. We are the music

Lyrics by MISIA Music by Toshiaki Matsumoto Arranged by Seikou Nagaoka Strings Arrangement:Larry Hochman

タイトルから想像しやすいポップなアップテンポナンバー。 軽やかなプログラミングビートに、MISIAの伸びやかなヴォーカルが乗ります。 どこかしら「Never gonna cry!」的な印象がするのは、ストリングスの効果かな?MISIAの“動”な一面がよく表れた1曲です。

13. Song for you

Lyrics by MISIA Music by Katsunori Hoshi Arranged by Katsunori Hoshi Strings Arrangement:Shohei Narabe

しっとりとしたバラードナンバーで、MISIAのじっくりと味わい深いヴォーカルを堪能できます。 タイトル通りに、「あなた」のための歌ですね。アコースティックギターとストリングスの音に温かさを感じることができるバラードですね。 聞きほれます。

14. 星の銀貨

Lyrics by MISIA Music by Jun Sasaki Arranged by Jun Sasaki Brass Arrangement:Satoshi Sano

タイトルからしてバラードかと思いきや、軽快なグルーヴを放つミドルチューン。 トラックとともにMISIAのヴォーカルも躍る躍る。ただ、サビに音を詰め込みすぎな印象もするかな。 メロディもキャッチーなんだけれども、何かが物足りないような気もします。でも、ポップに富んだ1曲だよね。

15. SEA OF DREAMS ~Tokyo Disney Sea 5th Anniversary Theme Song~

Lyrics by MISIA, John Kavanaugh Music by John Kavanaugh Arranged by John Kavanaugh

アルバム「ASCENSION」では、初回限定版のみに収録されているナンバー。シングル連続リリースの第2弾は、 東京ディズニー・シーの5周年を祝うアニバーサリーソングです。 いかにもディズニー的なメロディで、いかにもなアレンジを聞かせてくれます。ドラマティックでドリーミングで、夢と冒険に満ち溢れている印象を受けます。 それだけに上品な仕上がり。 MISIA自身による歌詞も、ディズニーを盛り上げる内容ですね。豪華すぎる1曲。

8th Album『EIGHTH WORLD』● '08/1/9 release

MISIAの8枚目となるオリジナルアルバムは、タイトルそのまま「EIGHTH WORLD」。 レコード会社を再びBMGに戻しての作品は、シングル「ANY LOVE」、「Royal Chocolate Flush」を含む全14曲。 ますますヴォーカルに味と勢いを感じさせるMISIAですね。サウンドの方は、おなじみのSAKOSHINを筆頭に、ポップでダンサブルなトラックから、 壮大なバラードナンバーまで、見事に抑えるところを抑える。そして、歌詞の方も、より壮大な世界観を出してきたMISIAです。 身近なことや恋愛、自然までを言葉にして、より豊かなヴォーカルとともに響かせます。8枚目ともなると、もはやベテランの域に達していますな。 初回盤は、デビュー10周年を記念したメガミックスCDが付いた2枚組みです。かなり濃いですぞ。

1.

初回限定ボーナスディスク

MEGA MISIA MIX

1. 以心伝心

Lyrics by Mayumi Sato Music by SAKOSHIN Arranged by SAKOSHIN

随分と壮大なイントロから、スリリングなサウンドを聞かせてくるアルバムのオープニングチューン。 打ち込みのビートを強調させたブラックテイスト溢れるミディアムナンバー。作詞を歌人の佐藤真由美が担当しているところも気になるね。 ちょっと一味違ったMISIAの世界を聞かせてくれます。

2. ANY LOVE

Lyrics by MISIA Music by Shinkiroh

BMGへと再びレコード会社を戻したMISIAが放つシングルナンバー。 ゆったりテイストの打ち込みビートが曲を覆うミディアムテンポのバラードチューン。 このテンポだからこそ活きるMISIAのヴォーカルが、聞き応えあるんです。コーラスもかなりこの曲を盛り上げる要素となっていますね。 なんか、壮大で歌われるMISIAの愛です。

3. Royal Chocolate Flush

Lyrics by MISIA Music by SAKOSHIN, Shusui Arranged by SAKOSHIN

アルバム「EIGHTH WORLD」からの先行シングルとなったナンバー。 MISIAのタイトルセンスがちょっと温かさを感じるけれども、それとは反対に、かなりグルーヴを効かせたクールなダンストラックに仕上がっています。 これはかっこよすぎるね。チョコレートと恋をかけ合わせたラブソングで、とっても甘いですよ。

4. November -Interlude-

Music by Shinkiroh

次曲へとつなぐためのインタルード。 リズムビートがフェードイン。ベースといい絡みを聞かせてくれます。奥の方から、MISIAの歌う声が響いてきます。

5. MISSING AUTUMN

Lyrics by MISIA Music by Shinkiroh Arranged by Shinkiroh

MISIAの軽快なスキャットも登場するミディアムテンポのグルーヴチューン。 クールな打ち込みビートと、重実徹のピアノがいい味を出していますね。メロディラインは歌謡曲のようで、聞きやすい流れです。 なんか淡々としていながらも、上品な匂いを薫らせている。

6. To Be In Love

Lyrics by MISIA Music by Joi, Hiroshi Iihoshi Strings Arrangement:Hiroshi Iihoshi

極上のバラードナンバー。寒い冬を温かく包み込んでくれるような、MISIAの温もりを感じさせる1曲。 MISIAにとっては王道中の王道とも言えるアレンジやメロディなんだけれども、王道だからこそ発揮できる力を感じるし、 安心感を覚える。ストリングスの美しい彩りで、さらに盛り上がりに拍車をかけてきます。 MISIAのヴォーカルも、実力溢れる感じで聞きほれてしまいますな。

7. 裸足の季節

Lyrics by MISIA Music by Jun Sasaki

ゆったりテイストで聞かせてくれるミディアムナンバー。あっさりとしたサウンドが 心地良さを生み出す。佐々木潤のメロディも、いつもながらに温かさを与える。 ギターの音も、柔らかく包み込んできます。

8. Chandelier

Lyrics by MISIA Music by Joi, Hiroshi Iihoshi Arranged by Joi, Hiroshi Iihoshi

イントロからおしゃれな雰囲気を出してきた、ジャジーなファンクチューン。 MISIAにも、こういうクールで大人っぽいトラックを難なくこなしてしまうところが驚きだね。 メロディラインは普通に感じるし、歌詞もありきたりに感じるなぁ。そこをグッと引き締めるアレンジに軍配が上がります。

9. Hybrid Breaks -Interlude-

Music by SAKOSHIN

「ミッション・インポッシブル」と「007」を足して2で割ったような、スリリング感溢れるインタルード。 アグレッシヴな上に、とっても濃くて、印象が残りますね。さすがはSAKOSHINだ。

10. Dance Dance

Lyrics by MISIA, Mayumi Sato Music by SAKOSHIN Arranged by SAKOSHIN

タイトルがそのまま曲を表すグルーヴチューン。 とにかくポップな要素を全面に出して、クールなんだけれども楽しく聞かせてくれる。ただ、妙に簡素というか、SAKOSHINの手の内の仕事業にも思えるな。 もう少々、何かが欲しいところ。

11. 太陽の地図

Lyrics by MISIA Music by Gomi and Shusui Arranged by Gomi, Shusui Strings Arrangement:Gen Ittetsu

朝の情報番組のタイアップが付いた極上ポップチューン。 朝から元気いっぱいに聞かせてくれる弾けたトラックは、Gomiが効かせに聞かせてくれる4つ打ちハウスサウンドです。 ストリングスとコーラスも、バックアップしてかなり強力。何気にギターの味が軽やかですね。 最後は大盛り上がりで転調して、グレードアップ。MISIAからとてつもない力をもらえるナンバーだね。

12. そばにいて...

Lyrics by MISIA Music by Shinkiroh Arranged by Tohru Shigemi Strings Arrangement:Tohru Shigemi

CMソングとして美しいメロディを聞かせてくれたバラードナンバー。 メロディ的には、初期のMISIAの頃のような若さと冒険心がある。しかし、熟成されたMISIAのヴォーカルは、ベテランそのもの。 じっくりと聞かせてくれますよ。ピアノとストリングスというアレンジも素敵。

13. 君は草原に寝ころんで

Lyrics by MISIA Music by Joi Arranged by Joi Strings Arrangement:Hiroshi Iihoshi

軽快なハウスサウンドに乗せて響くポップチューン。 MISIAの伸びやかなヴォーカルが優雅に聞かせてくれる。歌詞にもあるように、自由で爽やかな雰囲気が漂います。 聞いていて、なんだか清々しいね。

14. 太陽のマライカ

Lyrics and Music by MISIA Arranged by Tohru Shigemi Strings Arrangement:Tohru Shigemi

アルバムのラストナンバーは、MISIA渾身のバラードチューン。 作詞・作曲も務めており、この曲への思いを力強く表現しています。サウンドの方も、生楽器で味わい深く感じるね。 派手に盛り上がることなく、じっくりと聞かせてくれるタイプの曲で、MISIAの持ち味が活かされた1曲となっています。

Bonus Disc. MEGA MISIA MIX

Mega Mixed by MEGA RAIDERS

MISIAのデビュー10周年を記念して制作された、MEGA RAIDERSによるメガミックス。 なんと12分半にも及ぶ超大作ですよ。まぁ、リミキサーの色が濃く表れたトラックで、とにかくすごいのなんのの一言だよ。 「以心伝心」「Royal Chocolate Fulush」「Escape」「Rhythm Reflection」「FUTURE FUNK」「TYO」「BACK BLOCKS」などなど、 HIP-HOPよるのグルーヴィーなトラックを中心に、かなり濃い曲で構成されています。 ポップではなく、アングラ感を前面に、クールで渋いリミックスを聞かせてくれます。

Remix Best Album + Live DVD『“DECIMO X ANIVERSARIO DE MISIA”~THE TOUR OF MISIA 2008 EIGHTH WORLD + THE BEST DJ REMIXES~』● '08/6/25 release

MISIAのデビュー10周年を記念してのアイテムは、ベストな選曲のリミックスCDと、ライブツアー「THE TOUR OF MISIA 2008 EIGHTH WORLD」の模様を収録したDVDの2枚組み。 3ヶ月連続リリースの締めくくりにふさわしい、ビッグなプレゼントだね。 リミックスCDの方は、これまでに発表された中からの厳選チョイスに加えて、このCDでしか聞くことのできないリミックス「Royal Chocolate Flush Ichiro 51 Remix」も収録。 GomiやJunior Vasquez、Hex HectorにDJ WATARAIなど、これでもかというくらいに名を連ねた名DJ達が、数ある中のMISIAのヒット曲をリミックスしたトラックが勢ぞろい。 変幻自在に富んだトラックで、楽しませてくれます。 一方、DVDの方は、さすがはエンターテイナーなMISIAを堪能できる。 アルバム「EIGHTH WORLD」収録曲を中心に、ヒット曲のオンパレードで、誰もが楽しめるステージで魅せてくれます。 MISIAのパフォーマンスはもちろんのこと、豪華絢爛なステージや演出、ダンサー達の動きなどに驚かされます。 ただ、CGを施してパワーアップさせていたりもするけれども、ライブとしての生らしさがちょっと半減してしまうと感じちゃうかな。 初回版は、CDに「Yes Forever」のMUROによるリミックスを、そしてDVDには「Royal Chocolate Flush」のPVを収録しています。 さらに豪華特製BOXしようとなっております。最高の10周年ですね。

4. 約束の翼 Gomi's Vajra Mix (Radio Mix)

Remix Produced by Gomi

Gomiによるリミックスは、お手の物のハウストラックで、伸び伸びと聞かせてくれます。 軽やかに、それでいてオリジナルの持つコーラスの力もうまく引き出していて、独自の世界へ。後半、ためてから転調のサビパートに移る展開に、いい盛り上がりを感じる。

5. Royal Chocolate Flush Ichiro 51 Remix

Remix Produced by MEGA RAIDERS

イントロパートでダイナミズムを感じさせるMEGA RAIDERSによるリミックス。 歌の各パートを分解させて、リビルドした面白い作りで聞かせてくれる。かなり面白い内容だね。Aメロの頭にサビの頭を配したり。 驚きのトラックで楽しませてくれるよ。

Bonus Track. Yes Forever MURO'S“Promo”Mix

Remix Produced by MURO King Of Diggin' Production & THE BIZZMAFIA

優しさ溢れるバラードが、一気に濃くなった。ラップが頭から入って来ては、ヒップホップテイストのトラックが進行する。 スクラッチも入りまくりで、なかなかかっこいい仕上がりに。

[DISC 2:DVD]

こちらへ→☆☆☆

9th Album『JUST BALLADE』● '09/12/16 release

MISIAの9枚目となるオリジナルアルバムは、MISIAのヴォーカルを思う存分に味わえるバラードアルバム。既発のシングル「銀河」「逢いたくていま」「約束の翼」「星のように」、 ピアノバージョンで収録の「Yes Forever」、さらにカップリング曲などで大半が占められているので、半ばベストアルバムみたいな仕様になっているけれども、 もちろん、その他に収録されたアルバム曲も、真骨頂のMISIAのバラードを聞かせてくれます。 バラードばかりだと、ちょっと食傷気味になるかと思いきや、意外とヴァラエティ豊かな楽曲が揃っていて、懐かしさや新しさが交差しています。 この中でも、「バオバヴの木の下で」は、実際にアフリカへ訪問したMISIAが、その経験や思いを詞や曲に詰め込んでいます。 ただ、M-5「Call me Love me」は、バラードとちょっと離れているので、あまりアルバムのコンセプトにそぐわないような気もします。 今作は通常盤のほか、2タイプのアイテムを用意。DVD付きの2枚組仕様盤は、なんとDVDにPV6曲を収録。様々な世界観でMISIAの姿を見せる映像です。 さらに、CDは高音質のBlu-spec CD仕様。豪華な内容となっております。

1. 少しずつ 大切に

Lyrics by MISIA Music by Sinkiroh Arranged by Tohru Shigemi

タイトル通りに、なんか少しずつじわじわと染み渡ってくるバラードナンバー。 美しいコーラスが華を添える。こちらもシンプルテイストがありながらも、MISIAのヴォーカルとバックの演奏が、ドラマティックに盛り上げてくる。 サビのメロディは、どこかで聞いたことがあるような雰囲気もあるけれど、MISIAのヴォーカルが自身の曲として確立させる。

2. 逢いたくていま

Lyrics by MISIA Music by Jun Sasaki Arranged by Jun Sasaki Orchestra Arrangement by Gen Ittetsu

前作シングル「銀河/いつまでも」に引き続いてのバラードナンバーをドロップしたMISIA。 久々となるドラマ主題歌として、ストーリーを盛り上げる曲です。もう、さすがと言わんばかりのメロディとパフォーマンス。サビで一気に引き込むところは、さすがもはやベテランの域に達したディーバだ。 高音ヴォーカルも曲をぐっと引き締める感じで、響き渡ります。あなたに今すぐ逢いたいという気持ちがストレートに、歌詞とヴォーカルから伝わってくる。 ストリングスもドラマティックに曲を盛り上げていきますよ。コーラスも加わり、最後のサビの畳み掛けといい、ゴージャスなバラードに仕上がりました。

3. Work It Out

Lyrics by MISIA, hinata, JP Music by JP Arranged by JP

R&Bテイストたっぷりのグルーヴィーなバラードチューン。 アコースティックギターの優しい音と、どっしりビートが絡み合い、初期のMISIAを蘇らせるような魅力溢れるナンバーだね。 構成もメロディパートとサビパートの単純な繰り返し。 サビパートはほぼコーラス頼りなのが、ちょっともったいないというか、物足りないかな。

4. 地平線の向こう側へ

Lyrics by MISIA Music by Shinkiroh Arranged by Shinkiroh

まずはしっとりとピアノをバックに歌うMISIA。 サビでは音数が増えて、迫力感を増すバラードナンバーです。 この曲は、いっそうMISIAのヴォーカルが伝わってくるね。ところどころでビブラートが効果的。 タイトルのごとく、伸び伸びとどこまでも響いていくようなバラードです。

5. Call me Love me

Lyrics by MISIA Music by Shinkiroh Arranged by Gomi

乗っけから、リズムが高鳴る。正直、このアルバムにマッチしているかは疑問だな。 情熱ラテンサウンドで軽やかに舞うMISIA。熱くとも、そのヴォーカルはどこまでも響き渡る。 とっても優雅で、上品な雰囲気が漂うね。なるほど、アレンジがGomiなわけだ。 アグレッシヴなビートを生み出すわけだね。そのトラックに乗せるMISIAのヴォーカルもうまく生きている。 間奏での手拍子とコーラスは、もはやフラメンコの域です。

6. So Beautiful

Lyrics by MISIA Music by Toshiaki Matsumoto Arranged by Tohru Shigemi Strings Arranged by Tohru Shigemi

打ち込みトラックとストリングスが絡み合うイントロを聞かせてくれる、ミディアムナンバー。Aメロパートは随分と淡々とした感じで、 MISIAも落ち着いたヴォーカルを聞かせてくれます。そのままのペースで、サビに突入。派手なアレンジの展開ではなく、味わい深くじっくりと聞かせてくれるタイプの曲に仕上がっていますね。 が、少々、つまらなくも感じる。なんか物足りないよ。

7. 唇と唇

Lyrics by hinata Music by Sinkiroh Arranged by Tohru Shigemi Strings Arranged by Tohru Shigemi

しっとりテイストのサウンドに、静かにバックアップするストリングス。 MISIAが心を込めて歌うバラードナンバーは、音数が少なく、薄い分、ヴォーカルが前面に出ているね。声量溢れるトラックになっています。 いいね、バラードとしての本領発揮な部分があって、ヴォーカル、いや、曲全体に包み込まれるようだ。

8. バオバヴの木の下で

Lyrics and Music by MISIA Arranged by Tohru Shigemi

珍しく作詞と作曲をMISIA自身が手がけたバラードチューン。 どっしりビートと優しいMISIAのヴォーカルが包み込んでくれるようなトラックで、 温かさが伝わってきます。アフリカ訪問の経験が、タイトルや歌詞を生み出したようです。 マリンバやジャンベといった、アフリカン楽器も登場し、こだわっている様子が伺えます。

9. 約束の翼

Lyrics by MISIA Music by Jun Sasaki Arranged by Jun Sasaki Orchestra Arranged by Dan Miyakawa

MISIAの3ヶ月連続リリース、第2弾は、前作「Yes Forever」に引き続いてのバラードナンバーで、 涙を誘ってくる曲です。映画の主題歌というタイアップが付いて、曲の方も壮大なストーリーが展開しますね。 優雅なメロディに、MISIAのヴォーカルが力強く乗り、ドラマティックに響き渡ります。 サウンドの方も、頼もしいバンドサウンドに、ストリングスが美しく響き渡ります。 さらにハープまで鳴り響いていますよ。

10. 僕のきもち

Lyrics by MISIA, hinata Music by Shinkiroh Arranged by Gomi

随分とポップで華やか。ステップを踏んで、外に出たくなるような軽やかチューン。 これもGomiがアレンジを手がけているんだけれども、 いつもとちょっと違うから、少し驚き。MISIAのヴォーカルは、伸び伸びと、いつも以上にリラックスした雰囲気の歌詞だね。 それでも、ヴォーカルから温かさが伝わってきます。

11. Yes Forever (Piano Version)

Lyrics by MISIA Music by Sinkiroh Arranged by Tohru Shigemi Strings Arranged by Tohru Shigemi

MISIAのヴォーカルを思う存分味わうことのできるバラードシングルナンバーの、ピアノを中心に聞かせてくれるリアレンジバージョン。 ピアノとストリングスと、そしてMISIAのヴォーカルという組み合わせで、美しく、よりいっそう、曲の本質が聞こえてくるね。さすがは重実徹。

12. 星のように…

Lyrics by MISIA Music by Sinkiroh Arranged by Tohru Shigemi Strings Arranged by Tohru Shigemi

アルバム「JUST BALLADE」と同時リリースとなったバラードシングルナンバー。 シンプルなメロディとシンプルな構成の中で、MISIAの表現力が思う存分発揮されている真骨頂のナンバーだね。 アコースティックギターの柔らかい音色と、美しく響き渡るストリングスが、よりバラードとしての魅力を引き立たせる。 歌詞の方は、何年も続く恋を星に例えて歌うラブソングです。

13. 銀河

Lyrics by MISIA Music by Shusui, Fredrik Hult, Carl Utbult, Tebey Arranged by Carl Utbult, Fredrik Hult Strings Arrangement by Gen Ittetsu

MISIAの年明けシングルは、これまた真骨頂のバラードナンバー。 じくりと深い演奏の中で、壮大に広がるメロディとMISIAのヴォーカル。 タイトル通り、銀河が広がるようなサビの展開が、実に美しいね。ストリングスも鳴り響き、美しく彩る。 もう、何も言うことはないね。MISIA = バラードという方程式の決定版だよ。歌としての新しい味はないんだけれども、落ち着いて聞くことができます。

14. いつまでも

Lyrics by MISIA Music by Sinkiroh Arranged by Sinkiroh

シンプルなバラード。小曲で、MISIAのゆったりとした優しさと温もりが伝わってきます。 ピアノの音が語りかけてくるようだ。

[DISC 2:DVD]

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10th Album『SOUL QUEST』● '11/7/27 release

MISIA、前作「JUST BALLADE」から約1年半。記念すべき10枚目となるオリジナルアルバムのテーマは、 ずばり「SOULの探究」。 ゴージャスなオープニングを経て始まるナンバー「THIS IS ME」は、MISIAの今の思いをぶつけてくる。 鷺巣詩郎のゴージャスなアレンジも効いて、MISIAのパワフルなヴォーカルがダイレクトに伝わってきます。 シングルナンバーは「記憶」だけだけれども、「MAWARE MAWARE」や「LIFE IN HARMONY」なでゃ配信リリースされたり、 何気に強力チューンが連ねています。 その中でも、やはり東日本大震災がMISIAの心に突き刺さり、アルバムのラストで「明日へ」を披露することで、 不安なこの先でも信じていこうというメッセージに救われるようなアルバムとなりました。 初回盤では、アルバムでも参加しているMUROによる77分1本勝負のミックスCDとの2枚組。 クールかつグルーヴィーに、MISIAをじっくりと堪能できます。

1. SOUL QUEST OVERTURE

Music by Shiro SAGISU Produced and Arranged by Shiro SAGISU Orchestra Arrangement by Shiro SAGISU

アルバムのオープニングを飾る壮大なイントロダクション。 鷺巣詩郎が思いの丈をぶつけるかのごとく、オーケストレーションを導入して、ダイナミックに飾ってきます。 さらにコーラスも加わって、神秘性を出したかと思えば、打ち込みトラックが入ってきて、次曲へと流れてゆく。

2. THIS IS ME

Lyrics by MISIA, Mike Wyzgowski Music by Shiro SAGISU Produced and Arranged by Shiro SAGISU and Elliot Jmes Orchestra Arrangement by Shiro SAGISU

前曲から流れように入ってくる打ち込みベースのダンストラック。 オーケストレーションも加わっては、グルーヴィーに。鷺巣詩郎がプロデュースやアレンジも手がけて、 これまでにないMISIAの魂を構築する。「最高のSOULで守りたい」という思いをぶつけるMISIA自身への応援歌であると同時に、 気持ちを奮い立たせる力強いナンバーです。

3. EDGE OF THIS WORLD

Lyrics by MISIA Music by Shinkiroh Produced by Gomi

「世界の果て」というタイトルの元、MISIAが伸び伸びと歌うナンバー。 1番はバラード調で壮大に。2番からはEDM調の4つ打ちダンストラックで、グルーヴィーに。 さすがはGomiなサウンドで、壮大かつ大胆に聞かせてくれるナンバーです。 弦一徹がストリングスでも参加していたり、島野聡がキーボードで参加していたりします。

4. 素晴らしいものを探しに行こう (feat. MURO)

Lyrics by MISIA Rap Lyrics by MURO Music by JP Produced by M2J (MURO & JP)

美しきコーラスとどっぷりビートのR&Bチューンで、 どこかしら初期の頃を思い起こさせるようなナンバー。 MUROもラップで参加して、グルーヴィーに展開。歌詞の内容はシンプル。 笑顔で素晴らしいものを探したくなるね。

5. 記憶

Lyrics by MISIA, Goro Matsui Music by BZ4U Arranged by Shiro SAGISU Orchestra Arrangement by Shiro SAGISU

アルバム「JUST BALLADE」でその類まれなる歌声を届けてくれたMISIA。またもバラードシングルをリリースしてきました。 もう十八番ですね。アレンジを手がけたのは鷺巣詩郎。これまたドラマティックにゴージャスに、 オーケストレーションが美しく飾り立てる。MISIAの世界観もより壮大に広がってゆく。もう、太刀打ちできないほどのつくりで圧倒してきますね。 コーラスも強力過ぎますよ。つまり、トラックがすごすぎて、言葉があまり耳に入ってこないんだよね。

6. 雨のソナタ

Lyrics by MISIA, JP Music by JP, MISIA Produced by JP

イントロの雨のSEは、なんだろう、ピリッとさせるね。 曲の方は、なるほど3拍子のバラードチューンで、ピアノの音が際立つ1曲。サビは英語詞で、 伸びやかなヴォーカルで包み込んできます。 雨の瑞々しさも生きているようだな。

7. 君に嘘をつけない

Lyrics by hinata Music by Joi Produced by Tohru SHIGEMI Arrangement by Daisuke Kadowaki

続いてもバラードナンバー。こちらはアコースティックサウンドをベースに、 温かさをプラスしてじっくりと聴かせてくれます。 重実徹のアレンジで、バンドセットががっつりと聴かせてくれます。曲の重みがぐっと伝わってくるね。 ラストのサビでの高揚がたまらなくかっこいい。

8. 真夏のカメレオン

Lyrics by MISIA Music by JP, MISIA Produced by JP

タイトルが面白いね。ただ、冒頭の歌詞はちょっと違うよね。 カメレオンは姿を変えるわけではないんだけれどな、と冷静なツッコミを。 曲自体はグルーヴィーなサウンドを取り入れて、まったりと展開。 メロディパート、サビパート、、そしてサビパートの繰り返しという流れを、伸び伸びと聴かせてくれます。

9. MAWARE MAWARE (feat. M2J + FRANCIS JOCKY)

Lyrics by MISIA, JP Music by JP Produced by M2J (MURO & JP) Strings Arrangement by Gen Ittetsu

2010FIFAW杯のアジア楽曲でMISIAの世界デビュー曲。 全編英語詞だけれども、簡単な感じで、みんなで一緒に踊って楽しもうという感じで展開するダンスチューン。 アフリカンなテイストも加えつつ、ポップに仕上がっています。

10. LIFE IN HARMONY

Lyrics by MISIA Music by yellowRubato Produced by David Foster Co-Produced by Jochem van der Saag Keyboards and Orchestral Arrangement by David Foster

なんと大御所、David Fosterがプロデュースを手掛けたどストレートなバラードナンバー。 落ち着き感たっぷりの、上品なバラードです。シンプルなのにゴージャスに響き渡るマジック。 MISIAのヴォーカルも、いつも以上に伸びやかで、どこまでも遠くに響き渡りそうな感じだね。 ラストのドラマティックな展開には驚いた。こんなにゴージャスになるとはね。

11. 明日へ

Lyrics by MISIA Music by Toshiaki Matsumoto Produced by Toshiaki Matsumoto

アルバムのラストを飾るバラードナンバー。 東日本大震災を経て、MISIAが今思うことを歌詞に認めた1曲。 シンプルなんだけれども、MISIAが今できることをメッセージにして聞かせてくれます。 ピアノをベースにしたバックのサウンドは、シンプルなんだけれども、曲全体からはとっても大きな力を感じるね。

DISC-2. 77Minutes Of MISIA

Mixed by MURO

アルバムの初回限定版は、アルバムの中でも共演しているMUROが、MISIAの楽曲をこれでもかというくらいに詰め込んだ77分のミックスCD。 MUROならではのHIP-HOPでグルーヴィーなつなぎを聴かせてくれます。 レアなリミックストラックもあって、とっても濃厚な77分を堪能できますね。

Cover Album『MISIAの森 Forest Covers』● '11/12/14 release

MISIAの思い、リスペクトが込められたカバーアルバムがついに発売。とにかく有名な曲ばかりなので、聞き覚えのある楽曲に、MISIAの高らかなヴォーカルが響き渡っています。 オリジナル作「SOUL QUEST」の延長を行くソウルフルな全10曲。「SMILE」「HEAL THE WORLD」「THE ROSE」「CAN’T TAKE MY EYES OFF OF YOU」やクリスマスソングなど、 定番なんだけれども、MISIAらしさを出して、じっくりと聞かせてくれます。 鷺巣詩郎や重実徹、Gomiなどのプロデューサーの力も手伝って、結構ゴージャスな作品が誕生しましたね。 特に、鷺巣詩郎のプロデュースナンバーは、圧倒的ゴージャスさ。オーケストレーションにクワイアに、どれだけ盛り上がりを聞かせてくれるんだと言わんばかりに、 壮大なアレンジで決めてくれました。アルバムラストには新曲も収録し、リリース時期にぴったりな、MISIAからの温かいギフトとなりました。 ただ、全10曲というのが、ちょっと寂しいかな。MISIAだったら、もうちょっとサービスしてくれても良かったのにな、なんて思ったりも。 ジャケットのMISIAも、アフロヘアでソウルフルです。初回盤は、スリーブケース仕様のギフトパッケージです。

1. SMILE ~スマイル~

(Chrles Chaplin, John Turner, Geoffrey Parsons) Produced by Shiro SAGISU

イントロからゴージャスなストリングスで彩ってくれます。 名曲「SMILE」のカバーは、鷺巣詩郎がプロデュース。 さすがの業で、力強さと繊細さを兼ね備えたアレンジで、MISIAを盛り上げる。 ヴォーカルは伸びやかで、とても温かさが出ているね。子供たちのコーラスも、まるで笑顔が伝わってくるような感じだ。

2. HEAL THE WORLD

(Michael Joe Jackson) Produced by Tohru Shigemi

Michael Jacksonのナンバーに、MISIAが挑戦。 ジャジーテイストの生音サウンドで、どっしりと聞かせてくれるアレンジです。 MISIAのヴォーカルも、世界を虜にするような優しさで包み込んでくれるようだね。 聞いていて安心するというか、ホッとするナンバーです。

3. THE ROSE

(Amanda McBroom) Produced by Thoru Shigemi

おなじみ、Bette Midlerのナンバーを、MISIAが聞かせてくれます。 重実徹のピアノやハモンドオルガンをバックに、切々とMISAが歌い上げます。 これぞヴォーカリストな、心の奥底から丁寧に伝えるかのような響き渡りで、なかなか心を掴まれるね。

4. WHAT A WONDERFUL WORLD

(Robert Thiele, George David Weiss) Produced by Tohru Shigemi

Louis Armstrongのダミ声が渋かったナンバーを、 美しく彩るMISIAのカバー。重実徹の演奏で、しっとりとピアノチューンに。 でも、MISIAのヴォーカル表現力で、素晴らし世界が出来上がります。

5. RIBBON IN THE SKY (Japanese Version)

(Stevie Wonder) Produced by Tohru Shigemi

Stevie Wonderのナンバーをカバー。 しかも、今回はMISIAが日本語詞を書いて歌っています。A.O.R.に近いサウンドで、じっくりと味わい深く。 時に優しく、時に激しく、MISIAの感情がストレートに伝わってくるようなヴォーカルを聴かせてくれました。

6. MERCY MERCY ME (The Ecology)

(Marvine Gaye) Produced by Shiro SAGISU and Andrew Smith

さすがMarvine Gayeのナンバーなだけあって、ファンキーでソウルフルなテイストが溢れているカバーに仕上がった。 間奏では、エッジの効いたギターがシブく唸る。さらに“What’s Goin’ On”なんて歌ったりと、自由に聞かせてくれます。 クワイアも登場して、とっても一体感がありますね。かなりの大作感たっぷりのカバーチューン。

7. THIS CHRISTMAS

(Donny Hathaway, Nadine McKinnor) Produced by Shiro SAGISU and Andrew Smith

クリスマスのナンバーを、MISIAが高らかに歌い上げる。 鷺巣詩郎はじめ、洋ミュージシャンたちがジャズやA.O.R.に近い、渋い音を奏でてきます。 MISIAのヴォーカルも映えるね。さらに、クワイアも登場して、ゴージャスに変身。温かさと迫力で、クリスマスを盛り上げるカバーナンバーですね。

8. WHITE CHRISTMAS

(Irving Berlin)

続けても、スタンダードなクリスマスナンバーのカバー。 重実徹のピアノのみをバックに従えて、MISIAがヴォーカルを聴かせる。 抑揚をつけては、感情を注入。とってもドリーミングな仕上がりですね。

9. CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU

(Bob Crewe, Bob Gaudio) Produced by Gomi

MISIAもついに王道カバーに挑戦。BOYS TOWN GANGの「君の瞳に恋してる」を、 その類まれなるヴォーカルでカバーですよ。しかも、アレンジがGomiだから、もちろん強力4つ打ちハウスビートで極上ポップなつくりで聞かせてくれるんだ。 と思ったら、JPもがんばっていたり。とにかくノリが出まくっています。これはこれで十分に楽しめますね。

10. 大きな愛の木の下で

(MISIA, Hinata, JP) Produced by JP Co-Produced by Tohru Shigemi

アルバムのラストを飾るのは、MISIAが詞を手がけているオリジナルのバラードナンバー。 鈴の音もシャンシャンと鳴っては、クリスマステイストも醸し出して、温かく聞かせてくれます。 しかも、その鈴の音はMISIAサンタが奏でているんだね。曲自体はシンプルですが、色々と飾って、ちょっと光り輝くナンバーです。

Best Album『MISIA Super Best Records -15th Celebration-』● '13/2/20 release

MISIAがデビュー15周年を記念して、ベストアルバムをリリース。しかも、45曲も収録だ。15曲ずつ、Blu-spec CD2仕様の3枚組のヴォリュームでお届け。 振り分けては、それぞれに別のエンジニアを立てて、リマスタリングを行うという徹底ぶりです。バラードありポップあり、ヴァラエティ豊かな選曲に、 新曲や15周年のための再録した曲もあり、まさしくMISIAの15周年をお祝いするかのような内容だね。 「つつみ込むように…」「THE GLORY DAY」「BELIEVE」「忘れないで」「Everything」「心ひとつ」「名前のない空を見上げて」「逢いたくていま」「DEEPNESS」「恋は終わらないずっと」 などなど、とにかくヒット曲から最新曲まで、これでもかというくらいに盛りだくさん。 もちろん、「あの曲が入っていない!」「あの曲を入れて欲しかった!」という意見もあるけれども、とにかく濃い45曲なんだよね。 こだけで相当、力があります。まだ15周年。この先のMISIAも相当すごいんだろうな、と予想させますね。 初回盤は、ヒストリーDVD付きの4枚組仕様。デビュー時から今に至るまでの活動をギュギュギュッと凝縮。秘蔵VTRもありで、見応えあります。

1.

disc 4 DVD

MISIA HISTORY -15th Celebration-

1-1. つつみ込むように… (15th ver.)

Lyrics & Music by SATOSHI SHIMANO

デビュー曲が15周年を記念して再録して登場。 オリジナルよりも若干のテンポを上げて、グルーヴィーに。 コーラスが厚く飾ったりして、印象的なシンセの音がなくなっても、また違った印象で聞かせてくれます。 今のMISIAのスタイルで聞かせてくれるところに、新鮮さを感じるね。 あの高音は当時の味わいということで、今回はないのが残念だけれども、今のMIISAの味わい方なんだろうな。

1-15. CATCH THE RAINBOW (15th ver.)

Lyrics by MISIA Music by SAKOSHIN

15周年バージョンへと衣替えしたヒットチューン。 いや、オリジナルも相当ド派手なダンスチューンだったけれども、さらにパワーアップしたね。 EDMよろしく、バッキバキのトラックをダイレクトに届けては、MISIAが盛り上がります。 アゲアゲモードで15周年をセレブレーションするナンバーです。

3-1. INTO THE LIGHT (15th ver.)

Lyrics by MISIA Music by HIROSHI MATSUI

バッキバキのハウストラックも、15周年バージョンとしてさらにパワーアップ。 オリジナルをベースに、ストリングスとブラス、さらに打ち込みビートがパワーアップして、よりいっそうアグレッシヴなトラックで攻めてきます。 衰え知らずのMISIAが圧巻ですね。

3-2. HOLIDAY

Lyrics by MISIA Music by KENJI HAYASHIDA

このアルバムのために収録された新曲は、キラキラポップな煌めくダンスチューン。 しかも、作曲が林田健司だなんて、また面白いね。EDMを彷彿とさせる軽やかな打ち込みサウンドと伸びやかなMISIAの ヴォーカルが、気持ち良く伸びまくっています。

3-15. 明日へ (15th ver.)

Lyrics by MISIA Music by TOSHIAKI MATSUMOTO

アルバム「SOUL QUEST」に収録されていた感動的バラードが、装いも新たに15周年バージョンとして登場。 オリジナルがピアノをバックにしていたシンプルな音で、当時の状況を鑑みたアレンジだったけれども、 今回のバージョンは、オーケストラをバックにダイナミックに聞かせてくれました。 ヴォーカリスト、MISIAのパフォーマンスも十二分に発揮されていて、ゴージャスです。

[DISC 4:DVD]

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