album

10th Album『NOW JAMES』● '08/2/27 release

タイの男性シンガー、JAMESの10枚目となるオリジナルアルバム。アルバムタイトルが示す通り、「NOW = 今」のJAMESが詰まった作品です。 やはりバラードオンパレード。どっぷりじっくりなトラックを中心に、アコースティックなナンバーなど、JAMESの優しさや温かさで包み込んでくれます。 タイらしいポップな曲は1曲のみだけれども、韓国語で歌うナンバーなどもあり、JAMESの色々な面を覗くことができるかな。 キャリアを重ねるたびに、魅力を増してくるシンガーです。

1. Ber nee mee fan laew

しっとりゆったりアコースティックな雰囲気から、どっぷり打ち込みビートが加わって、一気にR&Bの世界へ。 JAMESがじっくり歌って聴かせるミディアムナンバーです。メロディラインもシンプルで優しく温かく包み込んでくれるような1曲。

2. Jum tua aeng dai mhai

ドラマティックなイントロはフルートなど優雅な音を加えて。 その後もJAMESのじっくりとしたヴォーカルが響き渡り、うっとりさせてくれるバラードナンバー。 エッジを効かせたギターも、ほんのりした味付けです。

3. Krung diew mai kuey por

打ち込みをゆったり加えて聴かせるバラードナンバー。 その後、音数が増えて、鮮やかになっていく流れです。JAMESのヴォーカルも味わい深く、語りかけてくるように、届けられる1曲。

4. Mae mod rue nang fah

イントロがまた、タイらしいね。エスニックなテイストを放ちます。軽やかな音がまい、妖しく進行していくグルーヴチューン。 その流れで、サビが極上ポップに弾けまくり。侮れないな、タイポップ。これは予想を裏切る展開に。

5. Pruetikum bieng bain

イントロなしで伸びやかなヴォーカルを聞かせてくれるバラードチューン。 ピアノの音が添えられて、全体的に大人な雰囲気を漂わせてきます。色気のあるJAMESです。

6. Ruk mark jeb mark

ピアノがどこか懐かしく、あの頃を蘇らせるようなバラードナンバー。 深く甘いJAMESのヴォーカルがスーッと染み込んでくるようだ。サビではアコギとエレキの2本のギターがそれぞれ味を出す。

7. Pleng ruk

かき鳴るギターが軽やかに響き渡るアコースティックロックナンバー。 JAMESもリラックスして歌っている様子が伝わってくるね。爽やかに聞かせてくれます。所々でヴォーカルパフォーマンスに味を出す。

8. Wun khong garn jark lar

しっとりとゴージャスをミックスさせたイントロにうっとり引き込まれます。 JAMESの歌が入ってくると、どっぷりバラードの味わいが押し寄せてくる。JAMESのヴォーカルは全体的にソフトだね。

9. Ngai tee jah ruk yark tee jah luem

ゆったりまったり、ビートが展開するミディアムバラードチューン。 打ち込みのグルーヴとJAMESの伸びやかなヴォーカルがうまく交差するナンバーだね。サビも意外と清々しい。

10. Gorn hin glin dokmai

こちらもイントロでドラマティックに飾るバラードナンバー。 さすがJAMESと言わんばかりに、包容力のあるヴォーカルが優しく「響き渡ります。 温かく聞かせてくれるミディアムナンバーで、うっとりですね。3分にも満たないコンパクトな曲です。

11. Stay the same (Korean version)

韓国語で聞かせてくれるバラードナンバー。 JAMESの挑戦的な姿勢に拍手喝采。頑張って歌っていますね。

Compilation Album『HITZ FOREVER』● '12/9/12 release

タイの男性シンガー、 JAMESの、これまでのヒット曲を集めたCD「HITZ FOREVER」「LOVE FOREVER」を2作同時リリース。 こちらの「HITZ FOREVER」は、タイトル通りにJAMESが発表した大ヒットアンバーを惜しみなく収録。 キャリアが長い分、多様な楽曲でこれまで楽しませてくれたことを再確認できます。 最近ではバラードを主体としてじっくりとヴォーカルを聞かせてくれます。 時にじっくりと、時にタイポップらしいサウンドで、楽しませてくれました。 JAMESのこれまでを思う存分、味わい尽くせます。 今作は、カラオケDVDも付属した2枚組仕様。収録曲16曲のPVにカラオケ字幕がついて、 みんなでJAMESの歌を歌うことができます。 こちらのPV自体も、実に凝った作りになっていますね。

1. Chub chub chub

エッジの効いたギターがジャーンと入ってきては、かっこよさは出たものの、 本編はとってもポップなウキウキワクワクタイポップチューン。 ヴォーカルに若干エフェクトをかけて、一工夫も。 サビはとてつもなくキャッチーで、頭に残りますね。

2. Siren Love

レイブよろしく、テクノポップチューンでノックアウト。 伸びやかなヴォーカルとキャッチーなメロディが爽やかに広がる。 ファルセットヴォーカルもいい感じに。タイトルさながら、サイレンも響き渡ります。

3. Khon mun ruk

「みんなが愛する」というタイトルのバラードナンバー。 優しさを漂わせては、じっくりとおころを込めたヴォーカルを聴かせてくれます。 シンプルなメロディラインをドラマティックに仕上げては、切ない要素を出してくる。

4. Took winatee

「毎秒」というナンバーは、きらびやかなイントロで幕開けるバラードチューン。 優しいヴォーカルを添えて、淡く包み込んでくれるようです。そして、サビでもじっくりと聴かせるメロディライン。 ただ、サビ最後はまるで演歌の如く、小節を利かせています。粘り気があるな。

5. Kon raek

「最初」というタイトルナンバー。手拍子を叩いてみんなが1つになる、そんな雰囲気でシングアロング。 1番は軽やかにギターをかき鳴らして、心地よく。 2番からは、打ち込みを携えて、少々グルーヴィーに。 ポップな要素が強調されたね。

6. Yorm

「降伏」というタイトルの優しく聞かせてくれるバラードナンバー。 包み込んでくれるように、ゆったりと進行。 ヴォーカル&コーラスがとっても豊かだね。基本、じっくりと、どこかしらフワッとしていて、曲のムードも出ています。

7. Pee bao oak huk

「結婚式が好き」というタイトル。 お経でスタート?妖しい雰囲気を漂わせては、オリエンタルなテイストを加えるポップチューン。 タイポップスというよりかは、中国のような感じ。 所々で入ってくる合いの手やコーラスも陽気に聞かせてくれます。

8. Ar kard dee Feat. Girly Berry

「いい天気」というタイトルの曲。冒頭の踏ん張りのような声は一体? 本編は、いたって普通に平常運行のミディアムポップチューン。 軽やかなアコギの音と、グルーヴィーな打ち込みビートが、カラッと爽やかに聞かせてくれます。 なるほど、ラストでは小節を聞かせてくれるんですね。

9. Ngao kun song khon

「孤独な二人」という曲。 アコースティックギターをベースに、ゆったりと聴かせてくれるバラードナンバー。 シンプルなメロディに、ヴォーカルも実に伸びやかでイキイキしています。 2番から音数を増やして、力強さも出てきました。「マイ・ペン・ライ」という歌詞も登場していますね。

10. Delivery

打ち込み炸裂のクラブ./テクノチューン。 ピコピコビートを叩き込んで、軽やかに歌いこなしています。 ただ、メロディは掴みにくいな。メジャーコードとマイナーコードのラインをうろうろしているような曲です。 ノリはあるんだけれども、その先はなんだよくわからない。

11. Oak huk ma ruk kub pom

「愛することが好き」というタイトルのMission 4 Projectのナンバー。 エッジの効いたギターがかっこいい、ビートロックな1曲。 ヴォーカルも攻めの姿勢。歌うというよりも、言葉をぶつけてくる感じです。 サビはノリノリな展開だね。ただ、そこまで引き込むほどキャッチーではないかな。

12. Toh ha kun noi

「私を呼んで」というタイトルの曲。プッシュフォンのSEでスタート。 ちょっと懐かしさを感じさせるポップなミディアムチューン。 優しく響き渡るヴォーカルに、うっとりさせてくれます。 感想でギターが響いてきましたね。全体的に切ない要素も。

13. Nueng natee kong rao mai thao kun

冒頭は語りでスタートする「1つも同じじゃない」という曲。 じっくりと聴かせてくれるバラードが展開します。アコースティックテイストのサウンドが、優しさと温かさで包み込み、 そこに甘いヴォーカルが寄り添うように響きます。

14. Duey ai ruk

「大好き」という曲。3拍子のバラードナンバーで、ドリーミングなサウンドにうっとりさせられます。 随分とそうフルなヴォーカルじゃないですか。それゆえ、どこかしら説得力を感じますね。

15. Star

こちらもバラードナンバー。 タイトルがタイトルなので、やっぱりロマンティックでドリーミングな仕様だね。 シンプルだからこそのストレートに伝わるものがあります。

16. Eak noi kor ting kun eng

「もう一度離れる」というタイトルの曲。 アコースティックテイストを出しては、じっくりと聴かせてくれるバラードナンバー。 切ない要素を出しては、うっとりとさせてくれます。温かく包み込んでくるような曲だね。

DVD

1. Chub chub chub

ポップなダンスを見せるPV。 ハサミを切るような、指の動きもポイント。最後の展開がシュールだね。ビルが少しずつ崩れていき、周りのダンサーたちもどんどんと落ちてゆく。

2. Siren Love

アフロヘアダンサーズを従えて踊りまくりのPV。 足も高く上がっていますね。キラキラ眩しくて、アイドルだね。

3. Khon mun ruk

ドラマ仕立てのPV。 そして、もう一方ではせつなく歌う様子を見せるPV。

4. Took winatee

こちらもドラマ仕立てのPV。 女の子たちが電話をしている様子が気になりますね。しかも、歌を聞きながら涙を流したり。

5. Kon raek

流し目でファンを虜にするような始まりだね。 こちらもドラマのようなPV。気になる子がバスに乗ったからって、自転車で追いかけては、 どこまでもついてゆくストーカーのように。 でも、友情を取るという切ない選択で幕。

6. Yorm

気になる子へアプローチしかけまくりのPV。 雨宿りをしていたら、気になる子がやってきてグッドタイミング。でも行っちゃった。 その後もせつないストーリーが続きます。

7. Pee bao oak huk

ポケットに手を突っ込んで、ズボンを上げるダンスを見せるPV。 でも、このダンスはなに? 女の子たちはステージでアジアンビューティーなダンスで魅せてきます。 最後の展開は急過ぎだな。

8. Ar kard dee Feat. Girly Berry

オープンカーに乗って、爽やかドライブ。 まさか後部座席にDJが乗っていて、皿を回すとはね。 途中で出会う子供たちはかわいいね。 車はさらに空を走りますよ。すごい展開。何回も出会う女性のラストも面白いね。

9. Ngao kun song khon

コインランドリーから始まる恋物語。 その後も図書館やら様々な場所で物語が展開する。 一方で、Mission 4 Projectメンバーの演奏シーンは物足りなさしかない。

10. Delivery

双子のオネェオペレーターがインパクトを与える始まり。 ノリもハンパないね。 サボの降りもウキウキワクワクな感じですね。タクシーの中、小さなミラーボールが吊り下がっているところに注目。

11. Oak huk ma ruk kub pom

ロックなPV。バンドだからこその激しさ。 メンバーがそれぞれ楽器を演奏したり、歌ったりと。Wヴォーカルならではの勢い。

12. Toh ha kun noi

コードレスフォン、ならびに携帯電話が随分と懐かしい形だね。 でもって、これまた流し目がたくさん登場です。ダンスシーンは微妙かな。

13. Nueng natee kong rao mai thao kun

ドラマPV。こちらもせつない物語が展開。 微妙な関係だけれども、べたでもあり。

14. Duey ai ruk

雨の中の熱唱。霧雨という演出で、崩しすぎないところもいいね。

15. Star

ライブパフォーマンスのPV。ものすごい人の数。 タイでの人気が読み取れますね。妖精ダンサーズも盛り上げます。

16. Eak noi kor ting kun eng

ドラマPV。戦いに挑む空の戦士。 戦争の中でも、恋心芽生える物語。

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