album

1st Album『bird』● '99/7/23 release

bird記念すべき1stアルバム。大沢伸一のトータルプロデュースの下、クラブよりサウンドをバックに歌い上げるbird。

その声はやはりbird特有のソウルフルでハリのある歌声。聞くほうも圧倒されるほどの声ですね。

ノリ重視の曲や極上ハウスのキラーチューン、はたまたラテンポップやHIP-HOPなど、多種多様のサウンドを取り入れています。

ヴァラエティ豊かに聞かせてくれるbirdは変幻自在の自由人。最後まで聞き逃せないストーリです。

1. intro ~bird's nest~

music & arrangement:Shinichi Osawa

鳥の巣ねぇ。何かがまとわりついているようなSEだ。

2. SOULS

words by bird music & arrangement:Shinichi Osawa

前曲からスムーズに入り込んでこの曲が始まる。ビートを効かせて力強いサウンドを作る。

この曲がbirdにとってデビューシングルになるわけだけど、新人っぽくない歌声はもはやベテランの域。さすが京都でうならせていただけありますね。

大沢伸一ならではのトラックはどこかしらブラックテイストがありながらも J-POPの要素を抽出している。

弦、コーラス、ヴォーカル、トラックが見事に合わさって“SOUL”を揺さぶってきますね。 PVはあまり好きじゃなかった。

3. 空の瞳

words by bird music & arrangement:Shinichi Osawa

アップテンポのダンスチューンです。でもトラックは生音だから迫力がある。

ホーンまでバックで盛り上げて、大沢流ファンク・ディスコを発信しています。熱いよ、この曲。

間奏なんか目玉かな。それにしても言葉数が多いこと多いこと。畳み掛けというかマシンガン状態ですよ。

CMソングとして使われるくらいのキャッチーさはあるので結構いい感じの仕上がりですね。買いですよ。

4. 君の音が聴こえる場所へ

words by bird music & arrangement:Shinichi Osawa

ビートが効き目を出し、バスドラパートがムードを作り上げるミディアムテンポのチューン。ギターやピアノがちょっと大人っぽい世界を作っている。

JAZZテイストも少し入っているのでじっくりと聴ける1曲となっています。

なるほど、シングルテイクでは音が増えてさらに力が加わった。特にアコースティックギターが押し出されているね。

オリジナルの雰囲気も捨ててなくていい感じ。

5. deep breath

music & arrangement:Shinichi Osawa

一息ついてみましょうか、みたいなインタルード。特に深い意味は無いと思う。次曲へのつなぎですな。

6. REALIZE feat. SUIKEN+DEV LARGE

rap by SUIKEN, DEV LARGE & bird music & arrangement:Shinichi Osawa as DJ Murphy

DEV LARGEとSUIKEN、2人のラッパーを迎えたアッパーなヒップホップチューン。ブラック要素たっぷりです。しかもbirdもラップに参戦。

なんか・・・まだまだ青臭いなぁ。歌詞が省略されているのでじっくりと聞くしかありませんね。

7. パズル

words by bird music & arrangement:Shinichi Osawa

アップテンポのポップチューン。息継ぎの無いような部分が大変そうだ。

まぁ、タイトルをあらわすかのようないろいろなピース、ピースの音を楽しむことができる。はじけっぷりもたまらないくらいいいと思う。

8. rainterlude

music & arrangement:Shinichi Osawa

この曲も次への流れを組む為のインタルードですね。ピアノでしっとりと奏でられたメロディーはどこかはかなくて、でもじっくりと聞かせてくれる。

9. 雨の優しさを

words by bird music by Shinichi Osawa & Monday Michiru arrangement:Shinichi Osawa

ミディアムテンポでグルーヴィーなチューン。birdのヴォーカルがまた前面に出ていてじっくりと聞かせてくれる。

サビのコーラスがなんというか、びっくりするんですけれども。

笑っているようで泣いているようにも聞こえる。全体的にはしっとりとした楽曲なので、いい流れを組んだ曲ですね。

10. BEATS

words by bird music & arrangement:Shinichi Osawa

ラテンだ!夏だ!birdだ!アップテンポのビートの中をギターがかきなる夏全開のラテンチューン。

しかもギタープレイはなんとあのGYPSY KINGと来たもんだ!おぉ、ボラーレ。

かっこいいなぁ、まさかこんなタッグが実現するなんてぇ。さすが大沢親分。サビでは手拍子まで入ってもうノリノリです。手を叩かないわけには行かないような感じです。

間奏のギターなんかうならせるほど聞き応えが十分です。

11. 満ちてゆく唇 (Album Swing Mix)

words by bird music & arrangement:Shinichi Osawa

タイトルが示すようにスィングしています。大人数編成でそろえてはJazzyな渋い楽曲をここでもってきた。

すごいなぁ、大沢さん&bird。グルーヴたっぷりミディアムテンポでじっくりと。

やっぱここまでバックが揃っていると曲自体が盛り上がって迫力ある音楽を聞かせてくれる。間奏部分とかやってくれていますよ。

シングルテイクはやはりまったく違うミックスが施されているね。打ち込みトラックをバックに使い、ちょっと簡素化しているし、若干テンポも緩めた。

でもJazzテイストはまったく捨てずに別の角度からアプローチをかけてきましたね。音数減らしても楽曲の出来上がり度は相当高いみたいです。

12. 約束

words by bird music by Shinichi Osawa & bird arrangement:Shinichi Osawa

静かなイントロからゆったりと流れるグルーヴィーなバラードナンバー。何気にじわじわとしみこんでくる曲です。

詞も別れがテーマということもあってか birdのヴォーカルも感情が伝わってくる気がします。

13. outro ~greetings from murphy~

music & arrangement:Shinichi Osawa

前曲から流れてアウトロに突入。ムードたっぷりのいい締め方です。

Limited Album『"bird" LIMITED SILVER EDITION』● '99/11/10 release

birdの1stアルバムにリミックスシングルをつけた限定版。ただ、その後シングルはカットされるし。

結局、1stを買っていない人にとっては一石二鳥になるけれど、1st持っている人にはあまり効果の無いアルバム。

でも、確かこのアルバムを買うとライブにいけた特典もあったような。なんだか、購入意欲をそそる嫌な手段を使われたアルバムだよね。

曲の内容は特に変化なし。

DISC-2

1.

SOULS ~Peach Bossa Mix~

YTV・NTV系テレビドラマ「ピーチな関係」主題歌

2-1. SOULS ~Peach Bossa Mix~

words by bird music & arrangement:Shinichi Osawa

2nd Singleに収録されている“Especial Bossa Mix”をもう少し弦に力を入れ、ボッサテイストをさらに強めた楽曲ですね。

コーラスもパワーアップしているし、ちょっとボッサとサンバのいい勝負といった具合でがんばっている様子。間奏部はちょっとムード歌謡っぽい。

2nd Album『MINDTRAVEL』● '00/11/22 release

ウキウキ、わくわくのbirdのセカンド。シングルと同発の渾身作は見事に大沢伸一がbirdを成長させている。

また、参加しているアーティストの中にも宮沢和史が参加していたりと、前作からさらに成長を遂げたbirdのパフォーマンスを堪能できますね。

既発曲もアレンジが変化していたり、はたまたこのアルバムから新たにシングルカットされたりと、聞き応えのある曲が詰まっています。

初っ端タイトル「マインドとラベル」から踊らされるかと思えば、最後の「桜」に本当にうっとりしますね。

1. マインドトラベル

words:bird music:Shinichi Osawa

アルバムのタイトルチューンでもあり、同発のシングルナンバー。

見事な4つ打ちキックにあわせた生音ハウスビートに、しっかりとしたbirdのヴォーカルが曲を引き締める。

サビではコミカルな感じを出したり、弦をフューチャーしたりと、かなりの実験的サウンドを行っている。

やはり前作アルバムよりも成長して、アーティストとしての力をつけてきましたね。

アウトロ付近での弦がかっこいいじゃないですか。話題となったのはPV。あのラッキィ池田が振り付けをしたダンスを踊っています。

2. マーメイド3000

words:bird music:Shinichi Osawa

bird meets 2STEP。これまた大沢さん、斬新な事をやっています。軽やかなサウンドに弦がスパイスとなってピリッと味を付け加え。

人魚姫をモチーフにしたbirdの歌詞はとてもストーリー性があり、読み応え、聞き応えがあります。ただ否めないのが歌詞の多さ。

ちょっと焦っているように聞こえるのでもう少し余裕があったほうがいいよね。ま、この曲のアピールとしては2STEPを聞けということかな。

シングルテイクではエディットがかけられて若干短くなっています。

3. daydream

music:Shinichi Osawa & bird

ジャジーでムードたっぷりなインタルード。 birdのスキャットコーラスが夢見心地にさせてくれる。

4. オアシス (Album Version)

words:bird music:Shinichi Osawa

イントロの弦がとてもキレイで繊細なシングルナンバー。始めはアカペラ的なbirdの歌声がフューチャーされる。

その後はミディアムテンポのビートが刻まれ、コーラスが曲を盛り上げる。

やけにサビ頭ではパンチを効かせているような気がする。全体的には打ち込み要素が強いね。間奏では打ち込みに負けじと弦が際立っています。

シングルテイクは打ち込みサウンドを従えて弦が鳴り響く。

ピアノやギターなどのアコースティックテイストも聞こえるけれど、やっぱり打ち込みビートにちょっとやられる部分があるよね。

でも察してアルバムテイクと変わりはないような気がする。多少かな、あって。

5. 4PM

words:bird music:Shinichi Osawa

ゆったりグルーヴのミディアムナンバー。ギターと打ち込みの相性がとてもよく、タイトルさながらサンセットビーチがとても似合う曲。

前曲との流れがお見事です。ヴォーカルにエコーがかけなければよかったのになぁ。後半は田中義人のギターが堪能できます。

6. これが私の優しさです

poetry:Shuntaro Tanikawa words:bird & Twigy music:Shinichi Osawa, Yoshito Tanaka & bird

頭から宮沢和史のポエトリーリーディング。そのバックではチキチキデジタルビート。この曲なんかすごいなぁ。

birdのヴォーカルとTWIGYのラップが見事に掛け合って宮沢和史の存在をちょっと消しかけています。

7. CLAY

words:bird music:Shinichi Osawa & bird

イントロがやけにムード歌謡っぽい。なんか妖しいですが、歌に入るとリゾートサウンドというか、涼しくなります。

このミディアムテンポのグルーヴ具合がいいじゃないですか。おっと、間奏ではホーンが吹き荒れて、キーボードが弾ける。

曲の魅力を出しまくっているね。間奏過ぎると再びミディアムテンポを強調しています。まるで何事も無かったみたいに。

8. 二人の夜明け

words:bird music:Shinichi Osawa

アコースティックギターをバックにしっとりとbirdが歌い上げるバラードナンバー。

1番はアコギだけだったけれど、その後からベースとパーカッションも参入してはボッサテイストで曲が進行する。

最後は大沢さんもコーラスで登場してbirdをバックアップ。渋い声していますね。

9. GAME (Album Version)

words:bird music:Shinichi Osawa

1st Album発売後の新曲ですね。デジタルビートに乗ってエフェクトのかかったヴォーカルを聞かせてくれる。

ちょっとここでは新しいbirdをアピールしているね。

エフェクトを外しては、伸びやかな歌声を披露。相変わらず言葉数の多い歌詞で畳み掛けています。ちょっと「空の瞳」に通じる部分があるね。

サビでは相変わらずキャッチーなメロディーを放つとともにコーラスが曲を盛り上げています。間奏のピアノも激しくて、聞き所だね。

アルバムテイクでは若干スローテンポになり、ホーンをフューチャーしている。これまたオリジナルとちょっと雰囲気が変わってじっくりと聞けます。ジャズボッサテイスト。

10. late summer breeze

music:Shinichi Osawa

美しいピアノの音色響き渡るインタルード。どこかしらに和のテイストがあります。

11. 9月の想い

words:bird music:Shinichi Osawa

見事、前のインタルードから流れ込んでくるバラードナンバー。夏の終わり、秋の始まりを感じさせるしっとりトラック。

ちょっと涼しい印象を受けますね。バックヴォーカルとの見事なハモリが切なさ溢れかえっています。後半サビがぐっと来るんです。

12.

words:bird music:Shinichi Osawa

前曲が9月だったのにもかかわらず半年も経ってしまうだなんて。しかもミディアムテンポのレゲエナンバー。

おいおい、季節がごっちゃになっているよ。しまいにゃ、中国楽器まで入ってくるし、なんかこの曲すごすぎるよ。いったいどうなっているんだ?ゆったりゆったりとしています。

シングルリリースの時期はぴったりでしたね。若干ビートが強く重たくなった。おまけに鈴の音みたいなものがしゃんしゃんと入ってきた。

ところどころに変化があります。

Live Album『LIVE! tour 2000+1』● '01/5/23 release

birdにとって初となるライブCD。しかも、10万枚の限定生産ということですよ。2001年に行ったライブの中から、1月24日と25日のNHKホールの公演から抜粋。 全10曲と少ないんですが、birdの場合は1曲1曲が濃密なので、随分と詰まっているわけですよ。どの曲も5~10分ほどありますね、聞き応え十分ですよ。 時期的には、2nd Album「MINDTRAVEL」発売後ということもあって、大沢親分のトラックを生演奏で。 ギターで田中義人が、また、ピアノで島健、コーラスで有坂美香が参加していますよ。 何気に豪華なメンツです。負けじとbirdの楽しくパワフルなパフォーマンスも味わうことができます。いやぁ、圧巻ですよ。「マインドトラベル」なんか、10分近くありますし。 熱いし、踊りまくりだね。ボーナストラック的な感じで、MONDO GROSSOの「Life」も歌っています。かなり貴重な1枚だよね。こちらも10分を超えています。会場一同がヒートアップ。 唯一無二のbirdのヴォーカルとパフォーマンスを味わえる1枚です。同時発売のライブビデオ/DVDと曲目が違うところにも注目。

アコースティックサウンドが瑞々しさを奏でるM-1。オープニングからオーガニックなサウンドを聞かせてくれるbird。ヴォーカルも張りがあって、birdの思いが込められていますね。 MCを挟んで挨拶をするbird。 そして、デビュー曲M-2を熱唱。若干テンポを上げて、心地のよい生音サウンドでリラックスムードで聞かせてくれる。 熱くドラムとパーカッションが鳴り響くM-3。アップテンポで随分とラテンな雰囲気を放っています。頭では観客とやり取りするbird。サビではまた、大きくアタックしてくるね。かっこいいよ。熱気が伝わってきますね。そりゃ、会場は盛り上がるわけだよね。 一転して、しっとりと聞かせてくれるM-4。ジャズ風味のスムースサウンドで、じっくりと味わい深いヴォーカル&演奏を披露。なるほど、島健の奏でるキーボードが柔らかく、温かい雰囲気を作っているんだな。間奏では、サックスのソロを聞かせてくれる。これがまた、シブいんだよ。 パーカッションとアコースティックギターが心地よいムードを作るM-5。ヴォーカルがフィーチャーされていて、じっくり聞けます。2番からはボッサテイストで、さらにリラックスモード。

後半戦突入ということで、birdも気合が入っている。若干スローテンポで聞かせてくれるM-6。でも、熱さは本当に変わらないんだよね。後半ではテンポアップ。よりラテンな情熱サウンドが伝わってきます。 その勢いを保ったまま、踊れるナンバーM-7に突入。ギターの音色がまた、かっこいいんだよね。パーカッションも熱く、情熱的です。 美しいピアノがイントロを奏でるM-8。さすがは島健。情緒豊かなバラードは、アコースティックテイストでしっとりと聞かせてくれる。 続けては、birdがフィーチャーされたMONDO GROSSOのヒットナンバーM-9。アップテンポで熱く聞かせてくれる。それでいて、軽やかだね。情熱のラテンだ。 ラストトラックは、ピアノをバックにバラードナンバーM-10を披露。しっとりとした演奏と、birdのヴォーカルにやられてしまいます。

3rd Album『極上ハイブリッド』● '02/3/6 release

birdが巣立った。前作までの大沢伸一プロデュースから離れ、birdがセルフプロデュースに乗り出した。

このアルバムがまた、見事に大沢親分のいいエキスを吸ったbirdが解き放った傑作の結晶なんですよ。

それは初っ端のハウスチューン「私的パートナー」からも伝わってきますね。殺されますよ。見事にbirdの虜になりましたね。

音楽というなの鳥かごにリスナーは閉じ込められたようだ。山崎まさよしの楽曲も温かくていいね。最後の2曲もまたいいよ。

1. 私的パートナー

lyric by bird music by Yoshito Tanaka & bird

アナログノイズと4つ打ちキック。来ました、birdのハウスキラーチューン。

しかも先行シングル+アルバムのオープニングという大事をかましてくれました。ビバ!

弦楽の繊細な音色が曲を盛り上げ、birdも自然と楽しそうに歌っています。サビでの展開や弦の使い方、コーラスなどは師匠の大沢伸一譲りの伸びやかなサウンドですね。

また、最後のブレイクポイントなんて最高じゃないでしょうかね。

アウトロの弦はちょっと「GAME」っぽいね。でもかなりゴージャス。ちなみに坂田“師匠”学がドラムを叩いているのも驚きですね。

2. ファイル

lyric & music by bird

ゆったりリズムにボサノヴァサウンドが心地よいミディアムナンバー。 birdによる詞曲というのもなかなかですね。

ただ、サビは作り上げすぎたのか、やや難解と言うか、独特なメロディーを放っています。

3. flow

lyric by bird music by Yoshito Tanaka & bird

bird巣立ちの第一弾は本当に巣立ったのか?と聞き返したくなる様なサウンドですね。

もう師匠、大沢伸一譲りの心地よいグルーヴがでまくったサウンドです。柔らかいアコースティックナンバーで、少々ボサノヴァチックでゆったりゆったりと曲が展開。

サビでのキャッチーなメロディーと弦の組み合わせがまた最高。このラテン具合もなかなかですね。

熱すぎず、冷めすぎない、bird特有の温度で進行するミディアムナンバー。さすがbird。

4. NUMBER

lyric by bird music by Genta, Yoshito Tanaka & bird

おとこれまたファンキーなチューンだ。ギターがかき鳴り、ホーンが吹き荒れ、キーボードが弾けまくる。とにかくかっこいいbird。

なんか今までの落ち着いたイメージは一切なく、かっ飛ばしまくりですね。詞がちょっと難解でbirdの世界を出しすぎというか、深く入り込みすぎたね。

5. 散歩しよう

lyric by bird music by Masayoshi Yamazaki

なんと山崎まさよしの楽曲をbirdが歌い上げています。彼ならではの柔らかさが曲によく表れていますね。

アコースティックサウンドが心地よく、タイトル通り散歩に行きたくなるような温かい曲です。

birdのヴォーカルもいつになく伸びやかで、楽しそうですね。ブルースハープも山崎まさよし自身が吹いています。このコラボ、聞き逃せませんよ。

6. 夕風

lyric by bird music by Pianica Maeda

見事タイトルが表れている曲だ。夕暮れの田園にひとりぽつんと立っている感じ。なんか「となりのトトロ」の世界にぴったりじゃないですか。

アコースティックサウンドも心地よいが、ピアニカ前田がこれまたいい仕事をしているんですねぇ。

7. 久遠

lyric by bird music by Ryu & bird

乗っけのアナログノイズがスパイスとなるビートトラック。「流」の楽曲がこれまたbirdの魅力が引き立てていますね。

クールビューティー見ないな落ち着いたbirdがかっこいい。ちょっと楽曲のスタイル的には1stの頃だよね。

8. モノクローム

lyric by bird music by monday Michiru

続けてもクールなトラックだね。弦がとても綺麗です。 Monday満ちる作曲によるミディアムナンバーで、本人もコーラスに参加しています。

ピアノの弾けっぷりがジャジーでかっこいい。これまた難しい曲ながらも難なく歌うbirdに天晴れです。

9. DOORS

lyric by bird music by Yoshito Tanaka

これまたファンキーなロックチューンだ。まるでスガシカオサウンドですね。そんな雰囲気が曲からぷんぷん醸し出されています。

今までのbirdにはなかったようなグルーヴを放っています。いやぁ、サウンド、かっこいいよ。かなり濃く、コアならインですね。

特にラストのギターソロなんてうねりまくりだよ。

10. ZERO

lyric by bird music by monday Michiru

イントロからして絶対何かを秘めているナンバー。ってか引っ張りすぎだよ。

この曲もMonday満ちるによる物で、心地よいグルーヴを放つミディアムナンバーに仕上がっています。birdの新たな魅力を出すファンキーなチューンです。

なんでまたbirdはこういう曲が似合うんだろうね。おおらかで、それでもって開けっぴろげで。とても気持ちよさそうだし、ヴォーカルも伸びやかだね。

11. うらら

lyric & music by bird

これまたリゾートサウンドを彷彿とさせるような心地よいミディアムナンバー。歌詞のほうもちょっとおしとやかというか、情緒深い部分がありますね。

いやぁ、bird、かっこいいよ。これぞ極上ハイブリッドサウンドですね。

12. さらば

lyric & music by bird

さて本編最後はその名も「さらば」。アコースティックサウンドを基調に、ピアノが美しい旋律を奏でるバラードナンバー。

この曲がまたゆったりした気分にさせてくれるというか、癒される曲なんですね。後半の二曲は絶品です。

4th Album『DOUBLE CHANCE』● '03/10/8 release

bird久々のアルバムはなんとプロデューサーにORIGINAL LOVEの田島貴男を招くという面白いことをやってくれています。

田島貴男のファンキーで渋いキャラクターと、birdの持つパワフル&ソウルフルな音楽が見事に溶け合っていますね。

お互いの持ち味がうまい具合に反応していますね。例えば、曲のタイトルや詞の内容なんて、両者のいいところが見事に表れていますよ。

不思議な世界ながら、とても曲やサウンドがしなやかに進行している荒業。 また、楽曲の提供者も田島貴男をはじめ、 saigenjiや川口大輔、ハナレグミの永積タカシといった新進気鋭の若手ミュージシャンから、

アル・クーパーという大物までが登場しています。 birdの魅力を可能な限り広げていますね。

アーティストとしての才能をさらに開花させたbirdの傑作アルバム。思わず色を塗りたくなるジャケットもいいね。

1. チャンス

words:bird music:田島貴男 arranged by 田島貴男

エスニック風のイントロから濃いギターがザックリと入ってくるイントロ。そしてサビに入っては伸びやかなヴォーカルを聞かせてくれるbird。

作曲、アレンジにORIGINAL LOVEの田島貴男を迎えた楽曲は作り手の色が出まくっているファンキーナンバー。 birdとの相性は抜群だね。濃いサウンドにストリングスが見事に絡み合う独特の世界が出来上がっています。

アルバムのオープニングチューンでもあり、核を突いた曲だけありますね。

2. 廃墟のダンスホール

words:bird music:saigenji arranged by 小松秀行

何ともすがすがしいスウィング・ジャジーな楽曲を聞かせてくれる。作曲はsaigenjiですよ。

これまた、birdの魅力を広げてくれるような曲を持ってきた。アレンジには古内東子でおなじみの小松秀行。

こんな大人なサウンドにbirdもちょっと変身しているかのよう。ムードたっぷりで届けてくれる。

3. ふくらみ

words:bird music:川口大輔 arranged by 小松秀行

CHEMISTRYや中島美嘉に楽曲提供をしていた川口大輔による曲をbirdが歌い上げる。ミディアムスローのバラードナンバーでゆったりと。

心地よい曲だね。コーラスも柔らかく包みこんでくれます。まるでA.O.R.。そう考えると、birdのサウンドアプローチも随分と広がりましたね。

4. VIVA! SPA

words:bird music:bird arranged by 田島貴男

bird作曲による痛快なラテンナンバー。ほぼスキャット状態だけどね、アレンジがとにかく熱い。

パーカッションとギター、それにホーンが吹き荒れて熱気ムンムン。思わず腰をうねりたくなるような曲ですね。

5. スパイダー

words:bird music:Ivan Lins arranged by 田島貴男

ミディアムテンポのボッサテイストで彩られるナンバー。サウンドがゆったりしている分、birdのヴォーカルが伸び伸びして聞こえる。

アレンジがまた壮大なんだ。ものすごい広がりがあって、田島貴男の才能も花開く。おしゃれなスパイダーの世界。

6. よみがえれ

words:bird music:永積タカシ arranged by 田島貴男

F.I.してくるベースとギターがこれほどまで力強く来るとはね。ハナレグミの永積タカシによる曲はミディアムテンポのじっくりロック。

やはり作り手の色が出ているよね、かなり渋い。メロディアスですがすがしく、田島貴男が料理をし、「音楽」を楽しませてくれる。

最後の追い込みは圧巻ですよ。 birdの力がフルに生かされています。

7. 喜怒哀楽も

words:bird music:Jesse Harris arranged by 田島貴男

カントリー調のソフトロックを聞かせてくれるミディアムナンバー。柔らかい音楽がbirdのヴォーカルと共にリスナーの耳を包み込んでくれるようだ。

ヴァイオリンとコーラスがいい味を出している。まぁ、正直ちょっと他の楽曲に押され気味な分があるけれども、影でじっくりと支えているような感じですね。

8. 見上げた空へ

words:bird music:Al Kooper arranged by 田島貴男

大御所、アル・クーパーの楽曲がここで登場。これがまた、本当に渋いんだ。 birdの色もちょっと変わりますね。

スローテンポだからこそじっくりと聞かせてくれる大人のナンバー。もう、かっこいいです。ギターとピアノが渋さをさらに出してくれる。アウトロも難なく聞けてしまう作品。

9. 受けついだもの

words:bird music:松木泰二郎 arranged by 小松秀行

ひさびさにビートを効かせたアップテンポのポップなナンバー。おっと、birdのヴォーカルも曲に合わせていますね。

このビートがまた体を揺らすわけですよ。こういうテイスト好きだなぁ。サビも濃すぎずに爽やかな仕上がりで聞かせてくれる。

10. 光るあなた

words:bird music:bird arraged by 小松秀行

ひさびさにbirdが作詞・佐曲を手がけたミディアムナンバー。ベース音がゆったりテイストで、ちょっとアンビエント要素がありますね。心地よいかも。

特にコーラスが曲に彩りを加えて、幻想的でとてもキレイ。うっとりだね。そのコーラスを最後に持ってきて、余韻を楽しませてくれる。

5th Album『VACATION』● '04/9/23 release

bird、5枚目のアルバムにて初のコンセプトアルバムをリリース。テーマはずばりbird流の“リゾート”です。これがまた、どの曲も見事にリゾート気分にさせてくれる。

勢いよくノリノリな楽曲から、うっとりとした気分にさせてくれるような落ち着いた楽曲まで、アルバムで見事に表現されています。

プロデューサー、田島貴男の仕事はもちろんのこと、キリンジの堀込兄や、おなじみの面々が曲を支えています。歌詞もbird自身が手がけ、独特の世界を演出。豊かなヴォーカルを聞かせてくれます。 ヒットシングル2曲も見事にアルバムの世界を作り上げています。この2曲が柱でしょうかね。このアルバム1枚で夏が過ごせますね。

1. 夏をリザーブ

words:bird music:bird arrangement:Toshiyuki Mori

アルバムのオープニングチューンは、ビートの効いたミディアムグルーヴ。田島貴男のギターも程よく効果的でいい感じに仕上がっております。

キーボードに至っては、bird本人は弾いている部分もあって、聞かせてくれますよ。いかにもリゾートの始まりを思わせるような爽やかさのあるトラックです。

2. 木漏れ日とワルツ

words:bird music:Yoshiko Goshima arrangement:Takao Tajima

五島良子が今日を手がけたナンバーを田島貴男が料理しています。まさか4つ打ちで来るとは驚きだね。

なんとも軽快なビートで、爽やかなコーラス加えられて、気分はすっかりリゾートですね。中音域をbirdが伸びやかに歌い上げるナンバーです。

3. ビキニコレクター

words:bird music:Takao Tajima arrangement:Takao Tajima

イントロのメロディーからして、クセがあるのはやはり田島貴男ならではのアレンジ。しかも、ドラムに沼沢尚が参加するとはね。

この曲、濃いながらも面白いぞ。どこかしらORIGINAL LOVEの「ディア・ベイビー」に通じる部分があると思います。ミディアムテンポのグルーヴがうねりまくっています。

4. ハイビスカス

words:bird music:Ryoki Matsumoto arrangement:Toshiyuki Mori

birdが夏に放つ最高のパーティーチューン。イントロからパンチの効くビートを打ち込んできます。

4つ打ちキックビートにストリングスが加わって、これまた独特のトラックが完成。さすがは森俊之だ。

そこに、サビでbirdの伸びやかなヴォーカルと、キャッチーなメロディーがさらってくれる。この曲で夏は決まった。やっぱり曲を作り上げるメンバーがつわものぞろいなんだよね。ただ、シングル盤にはこの曲1曲だけというのが悲しいなぁ。

リミックスしたら面白そう。

5. 髪をほどいて

words:bird music:Takaki Horigome arrangement:Takao Tajima

アルバムからの先行シングルとしてリリースされたキリンジ兄の堀込高樹が曲を提供したナンバー。

これがまた、キリンジが歌っていてもなんら違和感の無い、シティポップに仕上がっています。イントロからしてそうだし。サビ直前のBメロ部分なんて、まんまじゃないですか。

その都会的な音を、田島貴男のギターと金原千恵子ストリングスが曲を支え、リゾートサウンドに仕上げる。 birdのヴォーカルには、伸びやかながらに落ち着いた印象を感じます。

6. 夕暮れの少年

words:bird music:Sadayoshi Okamoto arrangement:Takao Tajima

夕暮れモードの三連バラード。これまたムードたっぷりですね。特にホーンが強力だね。曲の演出もさることながらに、リゾート気分にさせてくれる。

birdのヴォーカルもパワフルではなく、曲に見事に浸透させるようにしっとりとしながらも、伸びやかなテイストで。

なかなかいい曲なんで、ついつい聞き入ってしまいます。

7. サンセットドライバー

words:bird music:Kylie Minogue / Julian Gallagher / Richard Stannard arrangement:Toshiyuki Mori

カイリー・ミノーグが作曲者クレジットに登場しています。驚きです。すごいことですよ。

曲のほうは低音ビートを強めた、かなりブラックテイストあふれるトラックです。

何はともあれ、田島貴男のアレンジにより、さらにエッジの効いた仕上がりとなっています。コーラスもなんだかたくましいです。

8. コーラルガーデン

words:bird music:Geki Matsuzaki, Taku Tajima, Naoki Yoshida arrangement:Takao Tajima

birdの甘いヴォーカルが響き渡るスローバラードナンバー。夕暮れなどのシチュエーションにぴったりなサウンドでうっとりさせられるね。

サビでは複雑な展開をするので、あまり入ってはきませんが。全体としてこの曲を捉えたほうがいいね。間奏が煌びやかでした。

9. 欲望のワールプール

words:bird music:Taijiro Matsuki arrangement:Takao Tajima

おっと、スウィングジャズ風でかっこよく決めてきたナンバーの登場。シチュエーションとしては、夜のパーティーでしょうか?そこで歌うbird。

こちらも何気ない曲の展開が、単純に思えずに難しい。birdが難なく歌うからすごいんだよ。アウトロまで聞き逃せないです。

10. 月下美人は眠る

words:bird music:bird arragement:Toshiyuki Mori

アルバムの締めはbird自らが作詞・作曲を手がけたバラードナンバー。ハモンドオルガンがムードたっぷりに静かな夜を演出。心地よいですね。

真夜中のリゾート地で、しっとりとした気分でいさせてくれる曲です。最後のコーラスは、あたかも夜明けを作り上げるような感じです。

Best Album『bird's nest』● '05/9/28 release

祝!妊娠発表とおめでたbirdがさらにめでたいことに、初のベストアルバムを発表。 birdのキャリアを総括するものなんだけれども、ちょっとパンチの弱い作品になってしまったかな。 というのも、bird自身、セールス的に結びついたのはアルバムであって、シングルで大ヒットした作品が正直無い。 「LIFE」はMONDO GROSSO名義で、あくまでも「feat. bird」作品なので、このベストアルバムからは除外されてしまった。つまりはbirdはアルバムアーティストなわけなんだよ。 だから、このベストアルバムは、今まで発売された5枚のアルバムの美味しいところでもあるシングル曲のみで構成されているわけで、耳馴染みがあるといっても、そこまで周知されている訳ではないのでちょっとパンチが弱くなってしまった。 結局、このベストアルバムもセールス的には結びつかなかったんだよね。残念だ。birdの歴史をたどるには貴重な1枚なんだけれどもね。 デビュー当時の大沢伸一プロデュース楽曲と、最新曲「童神」のサウンドのアプローチの違いを楽しめるのがいいね。 「鳥の巣」というタイトル通りに、ジャケットには色々な鳥が登場しています。

6th Album『BREATH』● '06/10/4 release

祝出産!そして、birdが再び舞い戻ってきました。オリジナルアルバムとしては、前作「VACATION」以来、約2年ぶりとなる作品。 今作は、プロデューサーに富田ラボこと富田恵一を迎えて、アダルトフレーバーたっぷりのサウンドを届けてくれるアルバムとなりました。 今回も、コンセプチュアルなアルバムとなっていて、人間の生から死までをテーマに、birdならではの豊かな表現で伝えている。 随分と壮大なテーマなんですが、birdの持つ包容力のあるヴォーカルと、富田恵一の作り上げる優雅なサウンドで魅了させてくれるわけであります。 復帰第一弾シングルとなった「SPARKLES」や、沖縄限定でアーティスト名を「鳥」としてリリースした「ファーストブレス」のオリジナルバージョンを含む全11曲。 作品を重ねるごとに、新たな魅力を携えてくるbird。今作も、裏切らないいい味を出し尽くしています。

1. おなかの中で

Music:KEIICHI TOMITA

アルバムのオープニングを飾るイントロダクション。 胎内にいるかのようなアンビエントミュージックと、birdのハミングコーラスが包み込んでくる。曲さながら、作品の大きさが物語っています。

2. ファーストブレス (Original Ver.)

Words & Music:bird

前曲の流れを組んで始まるミディアムナンバー。 元々は「鳥」というアーティストネームで沖縄限定でリリースされたシングル曲です。詞・曲とものbird自身が担当していますね。それを富田恵一が上質にお料理しています。 結構、激しいアレンジに仕上がっているんだけれども、富田ラボならではの加減で楽しませてくれる。

3. Dear my friend

Words:bird Music:MASAMICHI KONO

A.O.R.な雰囲気を放つ温かいミディアムチューン。 ほんわかムードを漂わせ、birdもリラックスして歌っているね。サビも韻を踏んでいたりと、birdのお遊びが散りばめられている。坂田学のドラムも心地よいね。

4. ツツジの蜜をめしあがれ

Words & Music:bird

birdが作詞・作曲を手がけた軽快なナンバー。アコースティックギターとマリンバ、これだけでリゾート気分、なかなか爽やかなサウンドを放ってきています。 おしゃれだし、リラックスムード満載ですね。それでいて、富田恵一のアレンジがとってもクールで、かっこいいんだ。このバランスがたまらないね。

5. 記憶の水槽

Words:bird Music:YASUYUKI HORIGOME

キリンジの堀込泰行が曲を手がけたナンバー。 ドラムンベースを思わせる軽めの打ち込みがポイントのミディアムトラック。でも、下地のメロディはとても優雅。 やはり作り手の色が出まくっていますね。birdのヴォーカルやコーラスもとっても伸びゃかに聞かせてくれます。

6. SPARKLES

Words:bird Music:RYOKI MATSUMOTO

birdの本格的な活動再開シングルとなったアップテンポのナンバー。 富田恵一プロデュースにより、大人のbirdをとことん味わうことができます。やっぱり音なんですよね、注目すべき部分は。 さすがの富田ラボな上品サウンドにストリングスも加わって、 birdを盛り上げる。 bird自身のヴォーカルも随分と感情豊かに仕上がっております。とっても伸びやかなメロディにうっとりします。心地よくてとってもいいね。

7. マイ ペン ライ

Words:bird Music:YOICHI AOYAMA

ポップに仕上がったミディアムナンバー。マリンバの弾みがちょっとエスニックな情熱を感じるね。曲のテーマはアジアですね。タイトルもタイ語だし。 リゾートな雰囲気もあるし、リラックスムードの溢れてもいます。

8. やわらかな旋律

Words:bird Music:SADAYOSHI OKAMOTO

曲はCOILの岡本が手がけたバラードチューン。アコースティックサウンドが映えては、心地よい展開で仕上がった。じっくりと聞かせてくれる曲でもあるね。 A-B-サビ-B-サビという流れで、ゆったりと進行しています。 birdのヴォーカルも温かく、包み込んでくれるような感じだ。

9. よろこびの種

Words:bird Music:adult education

ゆったりミディアムナンバー。頭からbirdのコーラスがおしゃれな雰囲気を醸し出す。それでいて、随分と説得力のあるメロディとヴォーカルに感じてしまうね。 富田恵一サウンドに感服ですな。

10. laboratory

Words:bird Music:SADAYOSHI OKAMOTO

瑞々しいSEとストリングスが絡み合っては、不思議な展開を聞かせてくれるミディアムナンバー。 それでいて、派手さを抑えてbirdのヴォーカルを前面に出しています。うまいお仕事ですよ。

11. パレード

Words:bird Music:KEIICHI TOMITA

アルバムのラストを飾る華やかなポップナンバー。富田恵一本領発揮のサウンドで、おしゃれな仕上がりを聞かせてくれる。聞き応え十分だね。 そんな曲とは反対に、歌詞のテーマは「死」です。でも、まったく暗さや悲しさを感じさせない作りとなっています。曲本来を楽しむことができるね。

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