album

1st Album『A Song for XX』● '99/1/1 release

デビューからわずか9ヶ月でリリースされた1st Album。正月からめでたいね。デビューから2ヶ月ごとにリリースされたシングル5作ももちろん収録されています。さすがはavex。 まだ、初期ならではの初々しさが残る彼女の歌声に、懐かしさを感じますね。そして、浜崎あゆみ自身が書き綴った歌詞。 その歌声と歌詞をダイレクトに伝える音は、avexならではの作家人が、浜崎あゆみを作り上げている。五十嵐充や木村貴志、富樫明生なんか、それぞれいかにもなトラックを作っていますよ。 そして、この時点で今後の浜崎あゆみを大きく動かす新進気鋭の作家、菊池一仁が登場しています。 プロデューサでもあるmax松浦が1から育て上げた浜崎あゆみ。タイトル曲「A Song for XX」には、その思いが全て詰まっている。らしい...。 ラストはもはやボーナストラックだね。浜崎あゆみから全ての人へ向けられた感謝の歌です。

1. Prologue

written by ayumi hamasaki music & arrangement:yasuhiko hoshino

アルバムのオープニングを飾る壮大なインストナンバー。さすがは星野靖彦だ。彼ならではの繊細な部分がよく表れていますね。 キーボードの音色がいかにもavex的ですが、浜崎あゆみの大きな始まりを予感させてくれます。

2. A Song for XX

written by ayumi hamasaki music & arrangement:yasuhiko hoshino

アルバムのタイトルチューンでもあり、浜崎あゆみの詞が最もよく表れた楽曲。「XXへの歌」でもあり、「A(浜崎自身)がXXへ向けて歌う」歌でもあります。 自分自身がどう見られてきたのか、それ対して自分はどう思うか、浜崎あゆみが詞として書き綴っています。浜崎あゆみの書く詞のベースが、この曲なんじゃないかな。 サウンドの方は、星野靖彦がこれまた浜崎あゆみを見事に作り出すミディアムポップロックに仕上げた。それにしても、この曲によく共感する女性が多いそうですね。

3. Hana

written by ayumi hamasaki music & arrangement:yasuhiko hoshino

イントロからキーボードがはじけるavex的ダンスポップチューン。 アップテンポで結構攻撃的な印象がありますね。それくらいかな、この曲は。まぁ、キャッチーナメロディーだし、引き込み具合はいいと思います。 間奏でのギターもいい味付けとなっているし。人を花にたとえた、よくある内容の詞ですね。

4. FRIEND

written by ayumi hamasaki music:yasuhiko hoshino arrangement:akimitsu honma

ミディアムテンポのバラードナンバー。柔らかなイメージを持つ楽曲に、友人への思いを綴った歌詞がうまく組み合わさっている。 どこかしら素の浜崎あゆみの部分が出ているような感じがしますね。なぜでしょうか。作家人の丁寧な作りも、いい味が出ていますね。

5. FRIEND II

written by ayumi hamasaki music & arrangement:mitsuru igarashi

五十嵐充が作・編曲を担当したミディアムロックナンバー。前曲「FRIEND」の続編とも言える作品。もう曲からは五十嵐節がぷんぷん出まくっています。 キーボードサウンドがとても煌びやかだ。また、メロディーがキャッチーで、ぐいぐいと引き込まれていく。浜崎あゆみの歌詞もこのサウンドで生かされているんじゃないでしょうかね。

6. poker face

written by ayumi hamasaki music:yasuhiko hoshino arrangement:akimitsu honma

浜崎あゆみにとって、記念すべきデビュー曲。サウンドはいかにもなavex流ダンスポップに仕上がっていますね。 キーボードも煌びやかに響き渡っています。歌詞の内容はさておき、歌詞とサウンドがしっかりとあっているという点では、よく作られた曲だと思う。 マイナー調ながらに放たれたキャッチーなメロディーは、なんか癖になります。タイアップが付いていたけれども、あまり知られていなかったね。 売り上げもそこそこだったし。必ずしも出だし順調とはいえなかったデビューでした。結構いい曲だと思うんだけれどね、曲は。

7. Wishing

written by ayumi hamasaki music:hideaki kuwabara arrangement:akimitsu honma

イントロからしっとりとしたフレーバーで包み込むバラードナンバー。ヴォーカルを前面に押し出し、浜崎あゆみの魅力を出しています。 アコースティックサウンドをベースに、シンプルなサウンドで味付け。派手さがまったくなく、ちょっとおとなしいけれども、こういうのもありですね。

8. YOU

written by ayumi hamasaki music:yasuhiko hoshino arrangement:akimitsu honma

浜崎あゆみ、2枚目となるシングルナンバー。まぁ、どうってことないミディアムバラードですよ。 アコースティックな面と、バンドサウンドで厚い面が組み合わさって、音の重みを感じます。 そこに浜崎あゆみのヴォーカルが加わることで、随分とライトな仕上がりに。ポップでキャッチーなサビに、この曲のよさがよく表れています。 歌詞のほうは、まんま「あなた」について歌っています。季節の移り変わりを、忘れるほど夢中になっている相手みたいですね。

9. As if...

written by ayumi hamasaki music:kazuhito kikuchi arrangement:akimitsu honma

しっとりとしたピアノのイントロ。そして幕が上がるとポップロックサウンドで着飾るミディアムナンバーで進行。 結構ギターが響くけれど、いかにもなavex的サウンドな仕上がりですよ。メロディーがまた引き込まれるね。 まだ駆け出しの頃の菊池一仁が作り上げた曲に、なかなか実らない恋を浜崎あゆみが歌っています。意外といいんだな、この曲が。

10. POWDER SNOW

written by ayumi hamasaki music:hideaki kuwabara arrangement:akimitsu honma

タイトルのようなシチュエーションが目に浮かぶ、ミディアムバラードナンバー。 1番はキーボードをバックに、じっくりと歌い上げる浜崎あゆみ。そして、後半に行くにつれて、盛り上がりに拍車がかかる。 2番サビからはバンドサウンドで重圧に仕上げてきた。まぁ、サウンドアレンジはavex的とでも言いましょうか。 さらに、サビで転調と、鐘のサウンドでもうノックアウトですね。とてもせつなさやはかなさが伝わってきて、ぐっと来る楽曲です。前曲とこの曲と、合わせていいね。

11. Trust

written by ayumi hamasaki music:takashi kimura arrangement:takashi kimura・akimitsu honma

move / Favorite Blueなどでおなじみのプロデューサー、木村貴志が曲を手がけた浜崎あゆみの3rd Single。 ミディアムロックで結構重圧な仕上がりですね。それでも木村氏の特徴がよく表れた曲調やサウンドとなっております。あぁ、いかにもavexだね。 ポップでキャッチーなサビのメロディーは、CMでとても映えましたね。この曲で少々浜崎あゆみの露出が増えたと思いますね。 詞のほうは、まだまだ青臭さが残る仕上がりとなっております。

12. Depend on you

written by ayumi hamasaki music:kazuhito kikuchi arrangement:akimitsu honma・takashi morio

1st Albumから先行でリリースされた、5枚目のシングルナンバー。ポップロックでキャッチーナ仕上がりを聞かせてくれる曲です。 キーボードサウンドがavexブランドを築き上げている気がするけれど、結構曲自体はロックしていますね。やっぱり菊池一仁が手がけたからかな。間奏とか、ギターがうねりを上げているしね。 この曲では「あなた」は翼が生えているようで、「私」が助けるといた内容です。そうですかぁ、羽が生えちゃっていますか。なんとも幻想的ですね。

13. SIGNAL

written by ayumi hamasaki music:hideaki kuwabara arrangement:akimitsu honma

これぞ、いかにもavexサウンドなデジタルポップのアップテンポナンバー。 浜崎あゆみのヴォーカルも、いつもよりかちょっと高音パートが多いですね。ヴォーカルの聞かせ所かな。あとは、特に目立った点はなし。ポップでキャッチーな路線をひた走っている横道な曲。 リスナーも安心して聞くことのできる1曲ですな。

14. from your letter

written by ayumi hamasaki music & arrangement:akio togashi

富樫明生が極を手がけたミディアムテンポのクールなグルーヴナンバー。ブラック要素をポップに仕上げ、HIP-HOP的な部分も垣間見ることの出来るトラックだ。 やっぱり富樫明生が生み出すグルーヴがよく曲に出ているんだよね。素朴な感じもしていて、聞いていて心地よい。多分歌詞は“君からの”手紙の内容を歌っているんだろうね。

15. For My Dear...

written by ayumi hamasaki music & arrangement:yasuhiko hoshino

ストレートなバラードナンバーの4枚目シングル。アコースティックサウンドをベースに、ゆったりテンポのメロディー。 ちょっと、デビューからいろいろなタイプの歌を歌っていますが、この曲もまた新たな挑戦。このシンプルな曲を浜崎あゆみがどう表現するか、聞き所ですね。 サビから始まり、A、B、A、B、サビという流れです。そのサビまではアコースティックサウンドでしっとりと。サビからはガツンとロッカバラードへと変身し、より強くメッセージを伝えています。 ただ、浜崎あゆみの曲の中でも、ちょっと影が薄めだよね。楽曲がシンプルなゆえか。 バラードナンバーながら、後に発売されるバラードベストにも収録されないしね。リミックスもないし、あまりテコ入れされていない曲です。

16. Present

written by ayumi hamasaki music & arrangement:yasuhiko hoshino

アルバムの締めを飾るナンバー。もともとシークレットトラックにするはずだったものを、敢えて公表し、ボーナストラック的に配したとの事。 そのため、敢えて歌詞をすべて載せるのではなく、浜崎あゆみ自身が一番伝えたい部分だけを載せています。つまりは感謝の歌なんだよね。 「このアルバムを作ることが出来たのは、みんなのおかげです。そして、これが私からみんなへのプレゼント」という意味なんでしょうね。曲のほうは普通のポップソングですね。

Remix Album『ayu-mi-x』● '99/3/17 release

大ヒットした1st Album「A Song for XX」の楽曲を再構築した初のリミックスアルバムが登場。 しかも、初ながらに新進気鋭のリミキサーが揃ったClub Sideと、大胆な変身を遂げたAcoustic Orchestra Sideの2枚組みというヴォリュームでのリリース。 さすがはavex、浜崎あゆみにかける力はほかのアーティストとは違いますね。Club Sideのリミキサーたちが、本当に豪華なんだ。 大御所D・M・XやD-Z、横田商会にDJ HASEBE、さらにはGTSにRIP SLYMEのDJ FUMIYAまでもが登場し、浜崎あゆみの楽曲を、色々なサウンドに変身させています。 一方、Acoustic Orchestra Sideは、本間昭光によるアレンジで、新鮮かつ繊細な変身を遂げた楽曲たちが音の深みを聞かせてくれます。シンプルながらに浜崎あゆみのヴォーカルがよく伝わってくる。 ジャケットからも、このアルバムの二面性をうまく表したものになっており、リミックスを定着させたという一役を担った作品だといえますね。

Remix・Club Side

1. poker face“Spiritual Guidance Mix”

Remix Produced by SHINTALO, K-ZILLOW Remixed by D-Z

D-Zによるハードハウスリミックス。いかにもD-Zなていすとで、浜崎あゆみのデビュー曲が印象を変えた。 オリジナルの持つ神秘性を、さらに進化させたトラックで、これがまたかっこいいんだよ。タイトル通りにスピリチュアルなものを感じる作品。

2. Hana“D-Z DEADLY ROSE APPROACH”

Remix Produced by SHINTALO, K-ZILLOW, MASAKEY, HIDEKEY Remixed by D-Z Mixed by YOHINORI KAJI

D-Zがアングラ的ハードハウスに仕上げた1曲。オープニングのSEにはゲーム「ストリート・ファイターⅡ」か? イントロ部分は濃いんだけれども、本編に入ると、いつものD-Zらしいテイストで、かっこいいハードハウスに。グツグツ感がたまらないね。

3. SIGNAL“Y & CO. TASTE”

Remixed by 横田商会

テクノリミックスで楽しませてくれる横田紹介のトラック。少々トランステイストもあって、 ためで盛り上がりを聞かせてくれる。さすがは横田商会、リミックスのつぼを押さえています。

4. Deped on you“dub's electro remix”

Remixed by Izumi“D・M・X”Miyazaki

奇妙なキックが入ってきては、イントロからしてD・M・Xの手ほどきによって変身を遂げた楽曲。なんかミステリアスな雰囲気が、効果大だよなぁ。 ヴォーカルにもエフェクトを被せて、サウンドを広がらせるというこの相反する業がまたいいんだ。 ヴォーカルとバック、意外にも無機質な感じが漂ってきますが、それもこのトラックの魅力なのかな。さすがはD・M・Xだよね。

5. FRIEND Ⅱ“MAKE MY MAD MIX”

Remixed by HAL

なぜか電話の呼び鈴からスタート。HALによるリミックスは、かなりアグレッシヴなデジタルロックナンバーに。 オリジナルの煌びやかさは消え、アングラな展開ですね。濃いぞ、これは。サビになると、HALらしさが出た展開になり、聞かせてくれます。

6. Hana“dub's trance remix”

Remixed by Izumi“D・M・X”Miyazaki

これまたD・M・Xが高速ビートで衣替えされたリミックスナンバー。 タイトル通りにトランスフレーバーもあり、クールなトラックに。スカッとした感じで、聞いていて気持ちがよいね。サビの部分も厚い仕上がりで、聞き応え十分。

7. POWDER SNOW“dub's sentimental remix”

Remixed by Izumi“D・M・X”Miyazaki

しっとりとしたピアノの音色からスタートするD・M・Xのリミックス。クラブ風ビートが打ち込む、クールでセンチメンタルなナンバー。 いつものような派手さは一切無く、浜崎あゆみのヴォーカルが前面に出ているね。結構シンプルながらに、曲の持ち味が引き出ているところがまた、いいじゃないですか。

8. Trust“GROOVE THAT SOUL MIX”

Remixed by SATOSHI HIDAKA from GTS Mixed by SATOSHI HIDAKA

来ました、大御所GTSによるリミックス。しかも、なんと二部構成と来たもんだ。 前半はオリジナルのラインをたどったミディアムテンポのグルーヴィーなリミックス。そして、途中から「これぞGTS」なハウストラックに。 あっさりテイストでポップなトラックに大変身。それに伴って、若干テンポもあがっています。とってもキャッチーだしね。

9. SIGNAL“GROOVE THAT SOUL MIX”

Remixed by SATOSHI HIDAKA from GTS Mixed by SATOSHI HIDAKA

イントロからGTSです。もう直球のハウスで味付けされたりミックスナンバーは、聞いていて楽しいね。 軽やかながら、曲の持つ味も捨てきらず、生かしています。サビのキャッチーさがハウスになったことで、より出ている部分にも注目。さすがはGTS、仕上がりに感服ですな。

10. As if...“DJ-TURBO WISH MIX”

Remixed by DJ-TURBO from GTS Mixed by TURBO II

オープニングにアカペラを持ってくるとは、やることが違いますね。GTSのDJ-TURBOによるクラブ・ハウス・リミックスナンバー。 4つ打ちキックビートを畳み掛けてきます。オリジナルの持つせつなさも、よく引き出ています。結構このリミックスははまりますよ。

11. YOU“MASTERS OF FUNK R&B REMIX”

Remixed and Additional Production by CPM-MARVIN for MASTERS OF FUNKN ENTERTAINMENT Mixed by GON, CPM-MARVIN

MASTERS OF FUNKがリミックスを担当し、軽快なR&Bい変身。 この曲がまた、こういうグルーヴを効かせたリミックスがよく似合うんだな。曲の持ち味をまったく捨てておらず、いい仕上がりにになっていますね。

12. from your letter“DJ HASEBE REMIX”

Remixed by DJ HASEBE Track Recorded & Mixed by KENICHI YOSHIMURA (MIXER'S LAB)

DJ HASEBEによるR&Bリミックス。ストレートなグルーヴに身を委ね、心地よくなってきますね。ベース音がちょっと合っていないような気もするんですがね。 「BABY I LOVE YOU」という曲をサンプリングしているからなんですがね。こういう技を持ってくるところが、DJ HASEPEっぽいですよね。

13. Two of us“rub delight mix”

Remixed by DJ Fumiya Rap:Su and Pes (Ripslyme)

RIP SLYMEのSU & PESによるラップで始まるナンバー。シングルのc/wとして発表したナンバーを持ってくるとは、 これまた渋いですな。ただ、オープニングのラップと本編トラックの温度差はナンなんでしょうね、激しすぎる。 本編はミディアムスローのテンポで、グルーヴを打つR&Bナンバーとでも言いましょうか。ゆったりテンポでPES & SUのラップもまったりと絡み合っています。

14. A Song for XX“dub's loverdub remix”

Remixed by Izumi“D・M・X”Miyazaki

イントロのキーボードがまた、切ないねぇ。そして、サンプリングヴォーカルが響きまくっています。 ちょっとレゲエフレーバーのあるミディアムスローのクラブミックス。D・M・Xならではの味付けがされていて、ちょっとセンチメンタルですね。 オリジナルの切なさがうまく引き出されていて、とてもいい感じです。

Acoustic・Orchestra Side

1. Prologue

Arrangement:Akimitsu Honma Strings Arrangement:Tomoyuki Asakawa, Akimitsu Honma

まさしくオーケストラの繊細な音色が響き渡るイントロダクション。ドラマティックな雰囲気が出ていて、このアルバムを象徴するかのようなアレンジとなっています。 さすがは本間昭光だ。

2. A Song for XX

Arrangement:Akimitsu Honma Strings Arrangement:Hiroki Kashiwagi, Akimitsu Honma

静かな展開でじわじわと聞かせてくれるトラック。サビに向かうにしたがって、盛り上がりを聞かせてくれる。 弦の音が、これまたいいじゃないですか。浜崎あゆみのヴォーカルといい反応を示している。特に、クライマックスの大サビは目玉だね。 いやぁ、壮大な印象で、とりこにさせるくらいの圧巻なナンバーだ。

3. Hana

Arrangement:Akimitsu Honma Strings Arrangement:Naoto Takahashi, Akimitsu Honma

弦の刻みがスリリングな印象を作り上げるトラック。花の切なさがうまく曲に出ていますね。 激しいながらも、繊細なイメージがあるのは、やっぱりオーケストラの力ですね。間奏でのヴァイオリンソロも、かっこいいじゃないですか。 時に激しく、時に優しく、なかなかいいバランスを出している。

4. poker face

Arrangement:Akimitsu Honma Strings Arrangement:Naoto Takahashi, Akimitsu Honma

デビュー曲がしっとりと衣替え。ヴォーカルが前面に出たアコースティックオーケストラバージョンに。このアレンジだと、 やっぱり壮大に聞こえてきますね。弦だけでなく、ピアノのサウンドもなかなか素晴らしいじゃないですか。

5. Wishing

Arrangement:Akimitsu Honma

オリジナルでは柔らかいサウンドで聞かせてくれたバラードナンバーをアコースティックバージョンで。 バックはピアノのみで演奏され、浜崎あゆみのヴォーカルとぴったり合っています。歌の力というか、浜崎の思いがより一層込められているような印象が伝わってきます。

6. YOU

Arrangement:Akimitsu Honma Strings Arrangement:Tomoyuki Asakawa, Akimitsu Honma

2nd Singleナンバーが、装いも新たにしっとりとしたオーケストラバージョンに。 オリジナルの柔らかさ、温かさ、優しさが、よりドラマティックになって伝わってきますね。 後半のサビの盛り上がりは、とにかくすごいよ。弦の勢いをこれほどまで感じれるとはね。意外や意外。とても強烈なパワーを持っていました。

7. As if...

Arrangement:Akimitsu Honma Strings Arrangement:Naoto Takahashi, Akimitsu Honma

イントロといい、歌が始まってからといい、オーケストラのドラマティックな雰囲気が出まくっています。かっこよすぎるね。やっぱりサビでの力が大きいんだよ。 弦とピアノが浜崎あゆみのヴォーカルを押し上げる。マイナー調のメロディーが、さらに心に響かせます。間奏での刻みもなかなかgood。

8. POWDER SNOW

Arrangement:Akimitsu Honma

バックをピアノのみで奏でるトラック。曲が持つ寂しさ、儚さがよく表現されていますね。 シンプルな音の分、曲の世界がより広がって、ヴォーカルとともに伝わってきます。本当に深々と雪が降っている感じで、ちょっと寂しく寒い。

9. Depend on you

Arrangement:Akimitsu Honma Strings Arrangement:Hiroki Kashiwagi, Akimitsu Honma

始まりから弦がとても伸び伸びしている。非常にポップなセンスが出ていて、オーケストラバージョンなのに盛り上がりますね。 特にサビがいいじゃないですか。巧みな業を用いて、じっくりと聞かせてくれます。

10. For My Dear...

Arrangement:Akimitsu Honma Strings Arrangement:Hiroki Kashiwagi, Akimitsu Honma

ピアノがガツンと入ってくるからびっくりしたけれども、本編はシンプルに進行。 弦の美しい旋律と、ピアノが見事な絡みを聞かせてくれる。あくまでも浜崎あゆみのヴォーカルがメインとなっています。

11. Wishing“REFLESHING MIX”

Remixed by HIDEKI HAKAMADA Mixed by NAOKI HAYAMI (BAZOOKA STUDIO)

軽いレゲエフレーバーのラバーズロックチューン。オリジナルの持つ切なさを織り交ぜながら、ポップで温かいトラックとなりました。 レゲエ調のビートが心地よくさせてくれる。

12. YOU“FINE MIX”

Remixed by HIDEKI HAKAMADA Mixed by NAOKI HAYAMI (BAZOOKA STUDIO)

ちょっとレゲエテイストを加えたリミックスナンバー。M-11と似ているのは、リミキサーが同じだからでしょう。 軽やかな雰囲気から、楽しさが伝わってきますね。タイトル通りに、カラッと晴れた印象のトラック。

14. from your letter“Dub you crazy mix”

Remixed by madFPU

ポップに味付けされたレゲエリミックス。ダブ・ポップのフレーバーを醸し出し、聞いているリスナーの耳を心地よくさせてくれる。 こんなポップな仕上がりも、なかなかいいよね。

2nd Album『LOVEppears』● '99/11/10 release

通称“白あゆ”と呼ばれる、浜崎あゆみの2枚目となるオリジナルアルバム。 同時発売となった限定シングル「appears」では、“黒あゆ”ジャケットと、浜崎あゆみのアイデアが生かされたと同時に世間に衝撃を与えましたね。 このアルバムタイトルでもある「LOVEppears」というのは、浜崎自身による造語で、「愛のように見える」曲が沢山詰まったアルバムとなっております。 まぁ、半数がシングルナンバーというヴォリュームは、まるで半ベストアルバム状態。 「WHATEVER」や同時発売シングル「appears」、「immature」は別バージョンだったり、数曲はミックスし直されていたりと、細かい点には気を配られている内容です。 このアルバムリリース後には、シークレットトラックとして収録されていた「kanariya」や、アルバムのオープニングを飾っている「Fly high」が 30万枚限定でシングルカットされるなど、浜崎あゆみの快進撃は止まる事を知らない。 さて、曲のほうは、大半をD・A・Iや菊池一仁が手がけ、編曲も鈴木直人やHALなど、浜崎あゆみを確立させた面子がそろっております。まぁ、全体的にはavex色にきっちりと染まっているわけですよ。 その中でも、アルバムのラストを飾る曲「Who...」は、浜崎あゆみにとってとても思い入れが強く、ライブのエンディングを飾るなど、欠かすことのない曲です。 アルバムのほうは、豪華な2枚組み仕様となっております。2枚目には、Mega-Mixや新リミックス、CD-EXTRA収録と、随分と豪華な内容。こちらも見逃せない、充実なアルバムですね。

DISC 1

1. Introduction

作曲・編曲:HAL

名前の通り、イントロダクション。デジタルサウンド満載のトラックは、さすが職人HALが手がけているだけありますね。 次曲「Fly high」のフレーズをサンプリングして、味付け。この勢いのまま、次へとひた走る。

2. Fly high

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:D・A・I 編曲:HAL

サビ入りでガツンと始まる、ポップでキャッチーなナンバー。アルバム「LOVEppears」のオープニングから、浜崎あゆみらしさの出た楽曲を持ってきた。 初めてとも言える、浜崎自身のラップが初々しさとともに繰り広げられているわけで、なんかおもしろいぞ。本人による前向きな歌詞も印象的なポジティブソングです。 キーボードのサウンドとデジタルロックがいい具合に楽しませてくれるトラックで、高く飛べるような気分になれますな。

アルバム発売後に30万枚限定でシングルカットされた際、ちょっとしたイントロが付け加えられました。おまけに、ラップの挿入順も変わり、低音ビートが強調された。 こちらのミックスもなかなかですよ。ただ、サビ直前に入るキーボードが無くなってしまったのがインパクトにかけ、残念。

3. Trauma

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:D・A・I 編曲:鈴木 直人、D・A・I

イントロのギター音が滑らかなメロディを予感させる、10枚目のシングル「A」の中の1曲。 まぁ、ふたを開けてみたらどうってことのないダンスポップチューンですよ。打ち込みを使用しているアップテンポの楽曲で、とっても軽快。 キャッチーなサビのメロディはとは反対に、ちょっと迷いの見られる歌詞が胸を突いてきますね。ちなみに、この曲をライブでやるときは振りが決まっているらしく、 「トラウマダンス」と名づけられているらしい。そのネーミングって...。確かにライブ受けしそうなナンバーではあるね。

4. And Then

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:星野 靖彦 編曲:菊地 圭介

デジタルロックで仕上げるミディアムナンバー。デビュー曲を手がけた星野靖彦が再びこの曲で浜崎あゆみとタッグを組みました。 1番中盤から4つ打ちキックを入れ、力強さを加えてくる。サビではヴォーカルを2重にさせ、効果を出しています。 サビでのキャッチなメロディーが、なかなかいいじゃないですか。前提的には暗い楽曲なんだけれども、浜崎あゆみらしさが出ていると思う。

5. immature“Album Version”

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:菊池 一仁 編曲:HAL

イントロ無しで始まり、デジタルポップの打ち込みとギターが絡み合うアップテンポのナンバー。結構低音を効果的に効かせ、パンチを与えてきますね。 いかにもavex的なトラックに仕上がっています。もちろんサビはキャッチーに。耳なじみのよいメロディですね。まぁ、CMソングとしても起用されていますから。 さて、シングルと同時発売となったアルバム「LOVEppears」では、アルバムバージョンとして収録されているこの楽曲。 これがまったくの別バージョンなんですよ。オリジナルの低音をさらに強め、パンチを効かせてはアグレッシヴな仕上がりに。 ポップな要素がありながらも、意外とクールなんだよね。チェンバロみたいなキーボードがちょっといい感じです。

6. Boys & Girls

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:D・A・I 編曲:鈴木 直人、D・A・I

浜崎あゆみの人気を決定付けた初のマキシシングル作品。何せ10トラックも収録しているからお買い得だし、話題性も十分。 もちろん、収録されたが曲のほとんどはリミックスながらも、リミックスを世間一般に定着・浸透させた功績が浜崎あゆみと言ってもいいかもしれませんね。このシングルは、すごいんですよ。 で、トラックのほうはというと、ギターが響くデジタルロックナンバーです。イントロから覚えやすいフレーズを放り込み、 つかみは十分。サビではキャッチーなメロディが展開する爽快なナンバーです。ライブでも観客との一体感が図られるナンバーになっていますね。

7. TO BE

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:D・A・I 編曲:鈴木 直人、D・A・I

浜崎あゆみとD・A・Iが初めてタッグを組んだシングルナンバー。アコースティックサウンドを基調としたバラードナンバーで、しっとりかつ力強い作品に仕上がっております。 さすがはD・A・Iと言えるようなメロディとアレンジで、リスナーの心をくすぐる。サビがまたキレイなんだよね。ヴォーカルとメロディが響き渡って、澄んだ空間を作り上げる。 切ない曲ですな。

8. End roll

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:D・A・I 編曲:鈴木 直人、D・A・I

4曲すべてがA面扱いという浜崎あゆみの10枚目のマキシシングルの中からのバラードチューン。せつないD・A・Iメロディが印象的ですね。 暗めの印象で始まり、次第に光が射してくるというような、ドラマティックな展開を聞かせてくれる。アコースティックサウンドがまた、切なさを強調させてきますね。 浜崎あゆみのヴォーカルも伸びやかで、バラードでの力を発揮しています。そこまで派手なサウンドを仕掛けてくるわけではないんだけれども、この曲の持つ力は意外と大きいですね。

9. P. S II

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:桑原 秀明 編曲:HAL

前作アルバム「A Song for ××」に収録されていた「POWDER SNOW」という曲の続編とでも言うべき曲。 かなり攻撃的なサウンドをかましてくるデジロックサウンドを仕掛けてきては、力強さをアピール。やはりアレンジがHALだからね。 しかし、本来のメロディがかなり切なく、浜崎あゆみのどこかしらはかないヴォーカルが、曲を盛り上げてくる。この曲は、前作に引き続いてかなりいい曲に仕上がったね。

10. WHATEVER“Dub's 1999 Remix”

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:菊池 一仁 編曲:宮崎“D・M・X”泉

1st Albumリリース後、初となるシングルナンバー。あえてオリジナルバージョンという位置づけが無く、 2つのバージョンを収録するという、変わったスタイルでのリリースとなったシングルナンバーですね。「Version M」と題されたクラブミックスのトラック。 もちろん、アレンジを担当したベテランリミキサーのD・M・Xの技が光りまくっています。疾走感溢れるトラックと鋭いサウンドがとってもかっこいいんだ。

ちなみに、アルバム「LOVEppears」では、さらにリミックスが施されて収録されています。 とはいっても、Extendedに近い形で、サウンド面で大きな変化は特にありません。イントロが付け足されたくらいですかね。全体では約7分半のロングラン。

11. too late

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:D・A・I 編曲:鈴木 直人、D・A・I

4曲A面シングルからの1曲。CMソングとしてO.A.されていた、ポップでキャッチーなアップテンポチューンです。 バイクのCMそんぐだからかな?疾走間がありますね。Aメロではヴォーカルにエフェクトをかけて、ちょっと歪んだ印象を与える。 サビが本当にキャッチーで聞きやすいし、耳になじむんだな。デジロック具合もいいし、ポイントはBメロで入ってくるキーボードの音でしょうね。

なお、アルバム「LOVEppears」では、ミックスを変えて収録されています。ベース音が強調されて、ちょっと印象が変わりましたね。

12. appears“Album Version”

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:菊池 一仁 編曲:HAL

2nd Album「LOVEppears」と同時発売された、30万枚限定のマキシシングル。冬を彩る浜崎あゆみのミディアムバラードナンバー。 ってか、HALのアレンジがちょっとがんばりすぎやしませんかね?その分、切なさがかき消されてしまい、ちょっと残念なような気がします。 間奏じゃ、バリバリとギターがかき鳴っているしね。詞の方は、ちょっと回りくどく書かれているような気もします。独特の手法なのか、浜崎あゆみらしさが演出されているということでしょうね。

同時発売のアルバムには“Album Version”で収録されています。ま、正直そこまでオリジナルと変わりありませんね。

13. monochrome

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:D・A・I 編曲:鈴木 直人、D・A・I

浜崎あゆみにとって10枚目となるシングルは、なんと4曲両A面扱い。しかも、14曲入りマキシシングルという、この破格な作戦。 そのシングル1曲目を飾るナンバーは、ミディアムテンポが切ないメロディとからむデジタルロックナンバー。 結構、淡々と進行するけれども、歌詞がまた切ないんですよ。最後まで聞いていて、突然ブチッと切れる演出が、またにくいですな。

アルバム「LOVEppears」では、ミックスを新たにし直したトラックを収録。音のバランスがよくなり、そしてクリアになっています。アルバムとしてのバランスもよくなったみたい。

14. Interlude

作曲・編曲:鈴木 直人

まんま、インタルードです。デジタルでサイバーなサウンドが、空間の中に響き渡る。前曲からいい流れを組んでいて、次曲へとうまく流れてゆく。

15. LOVE ~refrain~

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:TSUNKU 編曲:鈴木 直人

実はシングルよりこっちの方がオリジナルバージョンらしい、つんくとのコラボレーション楽曲。いやぁ、つんくがこういう曲を書くとは、驚きだよね。 トラックとしては、R&B路線を行くような打ち込みナンバーでしっとりと。ミディアムグルーヴが心地よい曲です。ストレートなラブソングで、ぐっと来るバラードに仕上がっております。

一方、シングルバージョンのほうはというと、副題が「Destiny」と変えられ、歌詞も若干変わっています。 「refrain」よりもアコースティックサウンドに近づいて、よりしっとりとしたトラックになっています。こっちの方があっさりしていながらも、ドラマテッィクなアレンジに聞こえる。

16. Who...

作詞:浜崎 あゆみ 作曲:菊池 一仁 編曲:鈴木 直人

ライブの最後に歌われることが多い、アルバムのラストを飾るバラードナンバー。菊池一仁が作るメロディがまた、泣かしてくれるんだ。 アコースティックサウンドを基調としていて、後半に進むにつれて音に厚みが出てくる。浜崎あゆみのメッセージもこめられているからこそ、思い入れも強くなるんだるね。 最後は転調と重圧コーラスで盛り上がりに拍車を駆ける。

Secret Track. kanariya

M-16「Who...」をずっと聞いていると、やがて聞こえてくるシークレットトラック。アコースティックサウンドとコーラスが絡み合う、ミディアムテンポのバラードナンバーです。 あたかも、浜崎あゆみ自身を例えて歌っているかのような詞なんです。詞・曲ともに、はかないイメージが出まくっていますね。

なお、アルバム「LOVEppears」発売の1ヵ月後に、この曲をリミックスしたバージョンをメイントラックとして持ってきた30万枚限定のシングルを カットしてリリースしました。この頃の浜崎あゆみの勢いが感じられますね。

DISC 2

1. ayu's EURO MEGA-MIX“Y&Co. Mix”

Remixed by Akira“BOSS”Yokota, Tetsuya“REMOCON”Tamura for 横田商会

浜崎あゆみの楽曲をユーロビートにリミックスし、さらにはノンストップのメガミックスでまとめ上げたトラック。 かなりアッパーな攻撃を仕掛けてきます。まぁ、後に発売されるユーロビート・リミックスアルバム「ayu-ro mix」へのパイロット盤みたいな形となっていますね。 それぞれの曲のつなぎは、さすがです。ものすごく楽しめるノンストップみクスでした。

2. ayu's HOUSE MEGA-MIX“N.S House Mix”

Remixed by Shoji Ueda

一方、こちらはリミックスアルバム「ayu-mi-x」の楽曲を中心に、 クラブミックス風味のトラックをつなぎ合わせたノンストップミックス。軽やかでポップな仕上がりとなっております。

3. A Song for ×דMILLENNIUM MIX” from 1st Album

Mixed by Dave Way

1st Album「A Song for ××」のタイトルナンバーをリミックスしたバージョンです。オリジナルに比べると、随分と音が整えられているような印象がありますね。 逆に、なんかあっさりとした印象で物足りないというのが本音かな。うまくまとまりすぎちゃったんだよね。

4. POWDER SNOW“Acoustic Orchestra Version” from あゆ・み・っくす

Mixed by Atsushi Hattori *Remix Album 「ayu-mi-x」 収録*

5. FRIENDII“MAKE MY MAD MIX” from ayu-mi-x

Remixed by HAL *Remix Album 「ayu-mi-x」 収録*

CD EXTRA.

今まで出演したCMやリリースしたCDのDiscography、スナップ写真や音声など、色々なコンテンツが盛りだくさんです。 パソコンが普及しつつある時代ならではの、魅力的なおまけコンテンツですな。

Remix Album『SUPER EUROBEAT presents ayu-ro-mix』● '00/2/16 release

まさしくAvexの出来る技をここで発揮しているようだ。Avexの企画でおなじみ「SUPER EUROBEAT」が、浜崎あゆみとのタッグを組んだりミックスアルバムがです。 浜崎あゆみの楽曲が、初めから終わりまでユーロビートに生まれ変わって攻めてきます。勢いはもはやノンストップのごとく。とどまることのない音の波が、畳み掛けてきますよ。 これ、全編通して聞くのも結構力が要るね。イタリアの3大ユーロビートレーベルが完全にバックアップ。浜崎あゆみの楽曲の、また一味違った楽しみ方といえますね。

1. Fly high (Euro-Power Mix)

REMIXED BY Dave Rodgers

さすがはDave Rodgersというようなユーロビートリミックス。パンチの効いたビートでアゲアゲモード。シンセの音がやっぱりポイントだね。

2. appears (Aggressive Extended Mix)

REMIXED BY Sergio Dall'ora & Luca Degani

イントロがまたウネウネしていて、近未来感が漂います。とにかく高圧高温度で駆け巡るユーロビートリミックス。

3. Boys & Girls (A Eurosenti Mix)

REMIXED BY Sergio Dall'ora & Luca Degani

ミックス名通りに、ちょっとセンチメンタルな雰囲気を味付けたりミックスチューン。それでもオリジナルの持つ勢いは出まくっていますよ。

4. Depend on you (Eurosenti Mix)

REMIXED BY Dave Rodgers & Albert Contini

ミディアムテンポのリミックス。これまた哀愁漂うアレンジを効かせたユーロビートに変身しました。間奏じゃ、ギターがギュインギュインとうねりまくっています。

5. monochrome (ayu-ro Etended Mix)

REMIXED BY Bratt Sinclaire

バリバリのユーロビートリミックスでも、オリジナルの持つ切なさが前に出ているね。やはりシンセサイザーの音がギンギン響いております。

6. too late (Euro-Power Mix)

REMIXED BY Dave Rodgers & Albert Contini

深いビートとかき鳴るギターが熱を帯びるユーロビートトラック。オリジナルのキャッチーさをそのまま受け継いでいるね。ただ、間奏がやたらめったに長いよ。

7. Trauma (Eurobeat Mix)

REMIXED BY Dave Rodgers & Albert Contini

ユーロビートリミックスの中では、結構あっさりめのテイストです。軽やかに弾けたトラック。間奏じゃギターが炸裂。

8. Trust (A Eurobeat Mix)

REMIXED BY Sergio Dall'ora & Luca Degani

イントロがまたまた派手派手なユーロビートだ。とにかく勢い出ていますね。高速で襲い掛かってきます。そしてなんだかスリリング。 サビの最後部分を面白く使っています。

9. WHATEVER (Sentimental Mix)

REMIXED BY Laurent Newfield

2versionで発表されたオリジナルテイクのうち、version Jに近いミドルテンポのユーロビートリミックス。ミックス名通りに切ない。 これは曲本来の持ち味なんでしょうね。

10. End roll (ayu-ro Extended Mix)

REMIXED BY Laurent Newfield

アグレッシヴながらに軽やかビートをまとうユーロビート。 やっぱりバラードは高速チューンが合いますね。それでいて、オリジナルの持つ力も発揮されています。切ない。

11. poker face (Eurosenti Mix)

REMIXED BY Dave Rodgers & Albert Contini

言わずと知れたデビュー曲のユーロビートリミックス。ポップで煌びやかに変身しました。そして、意外とすんなり聞けてしまう。 あっさり塩味といった具合ですな。

12. YOU (Aggressive Mix)

REMIXED BY Bratt Sinclaire

こちらもバラードナンバーを大胆にユーロビートリミックス。伸びやかなサウンドとビートが勢いづける。それでいて、曲の持つ優しさも出ているね。

13. TO BE (Eurobeat Mix)

REMIXED BY Dave Rodgers

極上のバラードチューンが、アッパーなユーロビートにリミックス。基となるメロディがうまく引き立ち、何気におしゃれに感じる。

14. immature (Sweet Mix)

REMIXED BY Laurent Newfield

程よいテンポのユーロビートリミックス。切ないメロディが生かされたポップチューンですね。オリジナルのいい所を取って聞かせてくれる。

15. kanariya (Power Mix)

REMIXED BY Laurent Newfield

シングルのメインに収録されていたリミックストラックの持つポップさと共通するものがあるね。ユーロビートリミックスで、ギターがうねりを上げています。

Remix Album『ayu-mi-x II Version US + EU』● '00/3/8 release

大ヒットした2nd Album「LOVEppears」を大胆にリミックスしたアルバムを、なんと3作同時にリリースという、これまた荒業を放った浜崎あゆみ。 っていうか、そのバックの大母体avexならではの戦略だよね。浜崎あゆみへの力の入れようがものすごいです。 リミックスという、いわばサイド路線のものを大衆に浸透させた功績を持っていますからね。こちらのリミックスアルバムも大ヒットですよ。 で、本作ですがアルバム「LOVEppears」の収録曲を、海外のアーティスト達がリミックスしたものを収録しています。 さすがは海の向こうでリミックスしただけあって、最新の音楽を取り入れた斬新サウンドで楽しませてくれる。 まぁ、リミキサーも結構おなじみの面々ですしね。Hex HectorやSoul Solution、Junior VasquezやVincent De Moorなどなど、新進気鋭のリミキサーたちが 浜崎あゆみの楽曲をこれでもかというくらいに料理しています。どの曲もリミキサー色に染まって、とってもおもしろいですね。新しい楽しみを提供してくれた1枚。

1. Boys & Girls “Main Radio Mix”

Additional production & Remix by Hex Hector

いかにもHex Hectorなハウストラック。ポップに軽やかに浜崎あゆみのトラックを飾り立てる。なんか、リミックスのお手本といった感じで、 とても聞きやすい仕上がりですね。

2. too late “Soul Solution Remix”

Additional remix & Production by Soul Solution

Soul Solutionによる、ちょっとしたハードハウスなリミックス。オリジナルが全編マイナー調だったけれども、 リミックスされて、サビが随分と明るくなったね。ポップポップに、いい具合に弾けています。

3. appears “Junior's Appears On The Air”

Remix produced by Junior Vasquez for Junior Vasquez Music.

これまた、Junior VCasquezによるトランスフレーバーを足したハードハウスなリミックスナンバー。 低音ビートとスリリング感の絶妙なからみで、オリジナルの持つ切なさがかなり曲を盛り上げている。

4. monochrome “Orb 7”Vocal Mix”

Remixed by Orb @ Lab. berlin B 4 2000

ミディアムテンポのデジタルロックナンバーを、Orbがリミックス。頭でいきなりファンファーレが登場したりと、面白い味付けだ。 でも、全体的にはノイズ交じりのチキチキサウンドで不思議なトラック。うーむ、これは盛り上がりよりも、なんかリミキサーの自己満足感が漂っています。

5. End roll “Mumu Dub Mix”

Remixed by HARDKNOX

サイバーなサウンドとダブテイストで繰り広げられるリミックスナンバー。しかし、頭を過ぎたら激しいロックサウンドが展開した。 はっきり言えば、オリジナルの影がすっかりと消えちますね。まぁ、新しい曲と思ったらかっこよく感じる。最後はまたスローなダブで。

6. Fly high “SAMPLE MADNESS REMIX 2”

Remixed by EBOMAN

軽やかな2STEP風リミックス。かと思えば、そのままダブのリミックスで。 オリジナルの雰囲気はほんの少ししか残っていない。もうリミキサーのお遊び満載ですね。しかも、最後は消えて行ったよ。

7. And then “Rhythm Masters Vocal 7inch Mix”

Remix & Additional production by Rhythm Masters

随分ともっさりもっさりとしたハウスナンバー。オリジナルの寂しさや切なさがなんだか取り払われてしまったね。 なんか不思議な雰囲気ですよ。とにかくパンチの効いた1曲なので、ぜひ。

8. WHATEVER “Ferry‘System F' Corsten Vocal Edit Mix”

Remixed by Ferry Corsten for Dance Therapy Productions.

System FことFerry Corstenによるトランスリミックス。まぁ、オリジナルがハードハウスサウンドなだけあって、その延長線にある感じですね。 とにかくスピーディーなサウンドとスリリング感が見事マッチしていて、聞き応えたっぷりです。かなりかっこよいリミックスなので、お勧めですね。

9. Fly high “Vincent De Moor Remix Radio Edit”

Remixed by Vincent De Moor

Vincent De Moorによるトランスフレーバーのハードハウスリミックス。オリジナルの持つスピーディーな要素をうまく生かしていますね。 音の広さといい、新たな魅力がどんどんと付け足されていて、とっても聞き応えのあるリミックスナンバーです。

10. Boys & Girls “Junior's Radio Version”

Remix produced by Junior Vasquez for Junior vasquez Music.

Junior Vasquez、もっさりビート放出のハウスリミックス。 ヴォーカルのピッチをいじくったりと、細かい演出を多用しています。まぁ、少々メロディを無視していますが、案外面白いですよ。

11. Trauma “Thunderpuss remix”

Remixed by Thunderpuss

ストレートにかっこいいハードハウスサウンドを聞かせてくれる、Thunderpussによるリミックス。 ビートと弾けるキーボードの音色がまた、いい味を出しているんだ。アッパーにかましてくるビートも、パンチが効いていますね。

12. kanariya “Main Radio Mix”

Additional production & Remix by Hex Hector

Hex Hectorが仕掛けるハードハウスリミックス。とにかくスリリングな疾走感を加えて、それでもメロディアスな仕上がりなのがかっこいいですね。 コーラスも前に出していたりと、意外とドラマティックに聞こえます。

13. Who... “Who Dub It?”

Remixed by Mad Professor

Mad Professor本領発揮のダブリミックス。独特の浮遊感で、味付けをする。 またビートが心地よくてリラックスできますね。ヴォーカルもエフェクトをかけて、不思議な印象を与える。

Remix Album『ayu-mi-x II Version JPN』● '00/3/8 release

大ヒットした2nd Album「LOVEppears」を大胆にリミックスしたアルバムを、なんと3枚同時リリースという、これまた大盤振る舞いに仕掛けてきた浜崎あゆみ。 avexも彼女に対してはものすごく力を入れていることがわかりますよね。 さて、今作はそのアルバム「LOVEppears」に収録されている楽曲を日本のリミキサーやアーティスト達が独自のセンスで料理しまくっています。メンツがまたすごいわけなんですよ。 おなじみのDub Master Xや福富幸宏、GTSやD-Zをはじめ、なんと曽我部恵一やFantastic Plastic Machine、さらには伝説のユニット、LaB LIFeまでが浜崎あゆみの曲をリミックスしています。 どの曲もリミキサーたちの色に染め直されているので、おもしろいですよ。これぞリミックスの醍醐味です。オリジナルの曲とはまた一味違った楽しみができて、なかなかいいじゃないですか。

1. Trauma “YUKIHIRO FUKUTOMI REMIX”

Remixed by Yukihiro Fukutomi

福富幸宏が軽やかに仕上げたハウスリミックス。これまたリミキサーの色が出ていて、おしゃれに変身。 シンセの使い方がとってもうまく、ドラマティックな印象を与える。さすがハウスはお手の物ですね。

2. Fly high “Groove That Speed Mix”

Remixed by Satoshi Hidaka from GTS

大御所GTSによるもっさりハウスリミックス。タイトル通りにスピーディーな印象があり、かなりパンチ効いています。 ただ、いつものGTSに比べると、少々くらい印象なんだよね。そこがちょっと残念。まぁ、疾走感がマイナーサウンドとぴったり合ったんでしょう。聞き応え十分ですよ。

3. immature “CLUB BAHIA MIX”

Remixed by MINT meets HOW

アコースティックギターがざっくりと刻み込まれ、もっさりとしたビートが印象的なリミックスナンバー。 このアコースティックギター、なんとL⇔Rの黒沢“弟”秀樹なんだよね。こんなところに登場してくるとは、びっくりだ。 とにかく全編をざっくりとしたアコースティックギターの音が包み込んでくる。不思議な曲だなぁ。

4. too late “LaB LIFe Remix”

Remixed by Lab LIFe

伝説のユニット、LaB LIFeが手がけたデジタルポップな弾けたリミックス。ちょっとテクノ色がある打ち込みビートとサウンドが、軽やかに曲を作り上げる。 何気に疾走感もあって、楽しい仕上がりになっていますよ。拍手。浜崎あゆみのヴォーカルまでもいじくって、キーを上げています。 サビ部後半のマイナー調の部分とか、結構好きだなぁ。まさにLaB LIFeらしさが出た1曲です。まぁ、明らかにNew Order「Blue Monday」なんですがね。

5. Boys & Girls “Inskadisco mix”

Remixed by THE GROUPE Featuring Sogabe Keiichi

浜崎あゆみの第ヒット曲が、まさかあんなふうに変わるだなんて。なんと曽我部恵一がリミックスに携わっているみたいですよ。 なんか、とっても不思議な雰囲気を運ぶもっさりビートが特徴ですかね。ディスコというよりかは、ちょっとラテン系入っていますね。こういうのもまた、おもしろくていいじゃないですか。

6. WHATEVER “FPM's WINTER BOSSA”

Remixed by Tomoyuki Tanaka (Fantastic Plastic Machine)

スリリングな雰囲気を放ち、 クールなサウンドで聞かせてくれたヒット曲を、Fantastic Plastic Machineがこれまた間逆に位置するかのようなボサノヴァタッチのテイストにリミックス。 ほんのり温かさが伝わってきますね。間奏では踊れます。少々ラテン調で、なかなかいいじゃないですか。

7. End roll “da urban maesto mix”

Remix developed by “tosh masuda”in the london Darkrooms.

キーボードが弾む。バラードだったトラックのリミックスナンバーは、なんとドラムンベースばりのビートを放って、軽やかに仕上げてきた。 アップテンポで、結構あっさり風なテイスト。なかなか聞き応えがありますね。 一瞬、間奏で静を見せたけれども、やっぱり最後は高速ビートで。なおかつ、ドラマティックな仕上がりなんです。面白味のあるリミックスナンバーですね。

8. Who... “Blue Obsession Mix”

Remixed by CMJK

CMJKによるりみっくすは、浮遊感たっぷりのグルーヴィーなナンバー。でも、サウンドが後ろに回っていて、ヴォーカルが前に出ている仕上がりとなっております。 そこまで手の込んだリミックスというわけではないので、聞きやすいですよ。なんか、とってもリラックスできそうだしね。 ダブテイストもありながら、いじくりまくっていないので、聞いていて心地よくなりますよ。

9. And then “Future Disc Mix”

Remixed by Nord Rider

浜崎あゆみのコーラスをサンプリングして挿入させては、スパイスになっているリミックスナンバー。 低音ビートを強調させ、妖しい雰囲気満載です。デジタルサウンドのエフェクトも、結構多量ですね。メロディ部のヴォーカルを被せ、無機質感を出す。なんか、斬新なトラックだ。

10. monochrome “D-Z WHITE INSTINCT Mix”

Remix produced by C-NTALOW, K-ZILLOW Remixed by D-Z

キター!といわんばかりに高速ハードハウスで仕上げた、D-Zによるリミックスナンバー。もうね、リミキサーの本領発揮で、ノックアウトさせられます。 キーボードのドラマティックなメロディと、高速ビートのからみがまた、かっこいいんだ。オリジナルの持つはかなさが、リミックスによってさらに広がったね。

11. appears “DJ-TURBO Remix”

Remixed by DJ-TURBO from GTS

GTSのDJ-TURBOが手がけるクラブリミックス。こちらもリミキサーの色に見事に染まったトラックで、楽しませてくれる。 4つ打ちキックのビート」とシンセの音がまたドラマティックな展開を聞かせてくれる。そこまでいじくってもいないし、聞きやすいリミックスですね。

12. P.S II “Dub's Kingship Remix”

Remixed by Izumi“D・M・X”Miyazaki

大御所D・M・Xによる4つ打ちキック炸裂のクラブリミックスです。オリジナルがごりごりのデジロックナンバーだったのに対して、こちらはクールなリミックスへと仕上がった。 これがまた、かっこいいんだよね。そして、バラードにはアップテンポへのリミックスに適していると再確認させてくれます。 軽やかなビートがまた、心地よいね。リミキサー色に包まれたナンバーで、素晴らしい。

Remix Album『ayu-mi-x II Version Acoustic Orchestra』● '00/3/8 release

大ヒットした2nd Album「LOVEppears」を大胆にリミックスしたアルバムを3作同時にリリースするという強者・浜崎あゆみ。 その3枚のうち、2nd Albumの収録曲をシンプルな音で再構築したアコースティック・オーケストラ・バージョンがこちらの作品。 ここまで音数が減ると、曲の持つ本来の味がうまく出て、そして、このアレンジによってドラマティックな展開を聞かせてくれますね。さすがは本間昭光。 ある種、浜崎あゆみの表現力が試されているようにも感じますね。ボーナストラックとして、ヴォーカルの代わりにピアニカのような音などでメロディを奏でたトラックを収録。 こちらも温かみが溢れていて、なかなかいいトラックですね。って言っても、ヴォーカルはたぶんオリジナルトラックでしょうね。少々ざらついたように聞こえるのが残念。

1. Fly high

Arrangement by Akimitsu Honma, Tomoyuki Asakawa

アコースティックオーケストラで聞かせてくれるバージョンに仕上がっています。 随分と壮大で、ドラマティックな楽曲に変身したなぁ。雄大な演奏を聞かせてくれるオーケストラに乾杯です。ヴォーカルとのバランスもなかなかいいね。

2. Who...

Arrangement by Akimitsu Honma

2nd Albumのラストを飾ったバラードナンバーを、しっとりとしたアレンジで。本間昭光のピアノをバックに歌い上げる浜崎あゆみ。 まぁ、転調とコーラスで、さらに曲の盛り上がりに拍車がかかったね。

3. Boys & Girls

Arrangement by Akimitsu Honma, Naoto Takahashi

浜崎あゆみの大ヒット曲が、オーケストラサウンドで生まれ変わった。あの打ち込みバリバリのダンスポップチューンが、しっとりとおしとやかに衣替え。 サビメロがマイナー調だったのをメジャーに変えて、ちょっと印象も変わりましたね。

4. TO BE

Arrangement by Akimitsu Honma

ドラマティックなバラードナンバーを、アコースティックギター1本で。 しっとりとした空間に、浜崎あゆみのヴォーカルが響き渡る。曲の持つ切ない要素が出まくっていますね。

5. And then

Arrangement by Akimitsu Honma

打ち込みバリバリのクールなミディアムナンバーが、本間昭光のキーボード1本で。 なんか、余計はかない印象になっていますね。かなり深刻に聞こえてきます。

6. End roll

Arrangement by Akimitsu Honma, Naoto Takahashi

せつないバラードナンバーが、さらにせつなく。 ストリングスの魅力で包み込み、しっとりと展開する。こう、じわじわとした盛り上がりでじっくりと聞かせてくれるんですよ。

7. immature

Arrangement by Akimitsu Honma, Naoto Takahashi

アップテンポの打ち込みナンバーを、ストリングスサウンドで大胆に変身。ストリングスの刻みがまた、スリリングな印象をもたらして、なかなかかっこいいじゃないですか。 サビでは、力強いピアノの弾けっぷりとストリングスのしなやかで繊細なサウンドが、浜崎あゆみのヴォーカルと絡み合い、いい反応で聞かせてくれる。

8. appears

Arrangement by Akimitsu Honma

本間昭光のキーボード1本で、ドラマティックに仕上げたトラック。冬の切なさを歌った楽曲が、さらに切なく聞こえてきますね。 悲しさや淋しさがよく表れています。

Remix Album『ayu-mi-x II Version Non-Stop Mega Mix』● '00/3/29 release

2nd Album「LOVEppears」のリミックスアルバムを3作同時でリリースしたかと思えば、 間髪入れずにその3作に収められているトラックをノンストップで全曲収録してしまったこの「Version Non-Stop Mega Mix」。 浜崎あゆみの快進撃は、まだまだ続いている。ノンストップ前半は「US + EU」、後半を「JPN」のトラックで構成されており、所々に「Acoustic Orchestra」のトラックを挿入しています。 1枚でリミックスのすべてを楽しめちゃうわけですよ。そして、なんとこのアルバムは2枚組みなんですよ。2枚目はというと、3作のリミックスから惜しくも漏れたトラックや、 未発表りミックス、新曲のリミックスや、リミックスコンテストの優秀作品などを収録しています。もう、やることが違いますね。リミックスの可能性を広げている浜崎あゆみです。

disc-2

1. Far away “HAL'S MIX 2000”

Remixed by HAL

新曲をリミックスで収録するという、なんて贅沢なやり方。 まぁ、この曲のオリジナルバージョンは、いち早くCMソングとしてO.A.されて、後にシングルでリリースされるわけなんですが、一足お先にリミックスバージョンでお目見えです。 高速ビッグビートで攻める、HALによるリミックス。もうリミキサー色出まくりです。かなり濃いなぁ。ほぼサビパートのサンプリング状態ですが、十分に楽しめます。

2. Prologue “Hybrid Remix”

Remix & Additional Production by Hybrid

1st ALbumに収録されていたインストナンバーを、テクノ/クラブミックスに仕上げた1曲。 オリジナルの持つ繊細なサウンドと、新たに加わったデジタルな要素が絡み合って、何か不思議な感じがします。あっさりしていて聞きやすいし、それでいて斬新。

3. Who... “Who Dub It? -Main Mix-”

Remixed by Mad Professor

「US + EU」に収録されていたダブミックスの、ヴォーカル入りバージョンです。ヴォーカルがあるのと無いのとでは、雰囲気が結構がらりと変わりますよ。 ヴォーカルが入って聞きやすいんだけれども、どこかしらアンバランスというか。トラックとうまく溶けあっていないような気もする。やはりダブの場合はぼかすべきかな。

4. And then “VOICE SPECTRAL MIX”

Remixed by Miki Watanabe

渡辺未来がリミックスを手がけたナンバーは、タイトル通りにヴォーカルをいじくったり、 周りのサウンドをボコスカとデジロック風味で仕上げたりと、面白い技で聴かせてくれます。 それでいて、妙にあっさりとしているんだよね。不思議サウンドで楽しませてくれる1曲です。

5. immature “AM3:30 stylus Dub”

Remixed by Kenji Kusaka from DIG

F.I.してきては、もっさりとしたビートを放つリミックスナンバー。ハウステイストで軽やかに、と行きたいところなんだろうけれども、なんか妙な音が繰り広がる。 しかも、微妙にラテンフレーバーもありますが、ヴォーカルとサウンドがあっていないんだよね。 この妙な絡みで逆に、どんどんと曲の世界へと引きずり込んでゆく。ただこのペースで約6分半は疲れるな。

6. kanariya “NEUTRAL TRIGGER EDIT”

Remixed by HIROKEY

一般公募からの優秀リミックス作品。なんかシャキーンと効果音が多用されていたり、 浜崎あゆみのトークをサンプリングしたりと、やりたい放題なリミックス。結構アグレッシヴなサウンドで、濃く高カロリーに仕上がっています。3分にも満たないのに、インパクトは大。

7. kanariya “engrave mix”

Remixed Huge

クールなビートで軽やかに仕上げたリミックス。こちらも一般公募の優秀作品だそうです。公募とは思えないほど、普通にかっこいいトラックです。 こちらも短いながらに、インパクトを残しております。

8. kanariya “W4M Peace & Be Wild Mix”

Remixed by Ryuichiro Yamaki

山木隆一郎によるHIP-HOP的なビートで包み込んだリミックス。SE飛び交い、独特な雰囲気を出しまくり。 このチキチキっていう音は、もしかしてヒューマン・ビートボックスかな?ある意味、斬新な印象のあるリミックスナンバーです。

9. Fly high “I.M. Remix”

Remixed by Michiaki

もっさりハウスビートでリミックスされた、一般公募からの優秀作品。 テイストとしては、ずっと同じなんだけれども、ヴォーカルの合わせ技とかがなかなか面白い。ただ、ほとんどサビ部の繰り返しなので、つまらなさも少々。

10. Fly high “Higher and higher mix”

Remixed by Yuta Nakano

一般公募からの優秀リミックスは、頭はシンセで壮大な音を表現。本編はワープするようなSEを織り交ぜて、デジタルポップに仕上げている。 サビ部がとにかく派手に仕上がっているね。かなりドリーミングなトラックです。

11. Fly high “POP‘e.a' Mix”

Remixed by POP

謎のオトコ、POPによるリミックス。名前はポップだけれども、リミックスされたトラックは、ポップからちょっと遠いマニアックな1曲。 チキチキサウンドで来たかと思えば、ラップ部分で急に高速になったり、ヴォーカルを左右に分けたりと、あの手この手を使っては楽しませてくれる。なんっか、すごいんだけれども変だよ。

3rd Album『Duty』● '00/9/27 release

浜崎あゆみ待望の3枚目のアルバム。何よりも度肝を抜いたのは、やっぱり豹に変身した浜崎あゆみが飾るジャケットですね。前作も「白あゆ」「黒あゆ」で驚かされましたが、今回もインパクト大ですね。 さて、よく3枚目のアルバムは、アーティストにとって勝負の1枚だとかターニングポイントだとか言われますが、浜崎あゆみ自身も変化を迎えたアルバムとなったのではないでしょうか。 タイトルからして「義務」と名付けているし、全体的に重苦しく、内省的なイメージの強いアルバムとなりました。 「浜崎あゆみ」という名を背負い、トップに立たなくてはいけないかのようなプレッシャーを歌ったタイトルチューンや、絶望3部作と言われている3ヶ月連続でリリースされたシングル、 さらには「世界の終わり」なんて曲もあります。明るい曲も一応ありますが、妙に浮く感じもしますね。 前作から約1年という短いインターバルながら、これだけの作品ができたのは、やはり浜崎あゆみ、そしてavexの力でしょうね。もちろんのごとく、大ヒットを記録するわけですよ。

1. starting over

Music & Arrangement:Ken Harada

アルバムのオープニングを飾るインストナンバー。2STEPを思わせるデジタルビートと浜崎あゆみのコーラスをあわせ、未知なる展開を聞かせてくれる。

2. Duty

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:Ken Harada Arrangement:Naoto Suzuki, Ken Harada

絶望的なイントロが衝撃を与えるアルバムのタイトルチューン。浜崎あゆみ自ら、現在の浜崎あゆみが置かれている状況を、客観視して書き上げた歌詞がまた、痛いんだ。 新しくavexの歌姫と位置付けられ、期待を背負わされたプレッシャーに耐え続けなければいけないといったような葛藤が歌詞に表れているよね。 曲のほうはミディアムテンポで、じっくりと歌い上げられています。何気に、ある曲をサンプリングしているみたいなんだよね。

3. vogue

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:Kazuhito Kikuchi Arrangement:Naoto Suzuki, Kazuhito Kikuchi

「絶望三部作」と名付けられている3ヶ月連続リリースの第1弾シングル。タイトルの意味する「流行」を、あたかも浜崎あゆみ自身と重ねるような、はかない歌詞が印象的。 始まりがあるものには終わりがある、みたいな。さて一方、曲のほうはミディアムテンポのグルーヴを放つ、ポップなナンバー。低音ビートが効いていますね。どこかしらラテンの色もあり、情熱的。 曲の構成も変わっていて、不思議な印象のするナンバーですね。ジャケットのどアップは何かと思ったら、続きがあるわけですね。

4. End of the world

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:Yasuhiko Hoshino Arrangement:Naoto Suzuki

デビュー曲を手がけた星野靖彦が作曲を担当したバラードチューン。ミディアムテンポながら、デジロックで襲い掛かってくるサビが強烈ですね。 それよりも強烈なのは、やはり浜崎あゆみによる歌詞でしょう。「世界の終わり」というタイトルなだけあって、かなりインパクトがあります。この曲に、浜崎あゆみの思いがぶつけられている。

5. SCAR

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:Kunio Tago Arrangement:Naoto Suzuki

浜崎あゆみには珍しく、3拍子のバラードナンバーです。多胡邦夫が手がけたアコースティックテイスト溢れるオリエンタルなメロディが印象的。 そんなメロディに乗せて、別れをテーマにした歌詞を切なく歌い上げる浜崎あゆみ。後半に行くにつれて、ダイナミックに、そしてドラマティックな展開を聞かせてくれます。

6. Far away

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:kazuhiko Kikuchi, D・A・I Arrangement:HAL

いち早く「ayu-mi-x II Verison Non-Stop Mega Mix」にリミックスが収録されていたトラックのオリジナルミックスが、「絶望三部作」の2つ目として登場。 なんでも、もともとはD・A・Iと菊池一仁が浜崎あゆみの誕生日プレゼントとして贈ったとか。うらやましいねぇ。曲はミディアムテンポのバラードナンバーで、 いかにもHALなアレンジでがっつり聞かせてくれます。デジタルサウンドが強力ですね。これまた、切なくはかない歌詞でありますね。絶望の極地を行く別れの曲です。

7. SURREAL

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:Kazuhito Kikuchi Arrangement:HAL

3rd Album「Duty」と同時発売された完全限定生産シングル。ジャケットが白黒なので、あたかも黒豹のあゆ。 「絶望三部作」を通り越して、その先に見つけたものは、結局自分は自分でいいんだという再認識する歌。曲構成はA-B-A-B-C-サビ-サビといった感じで、最後に盛り上がりを畳み掛けてきます。 アレンジはいかにもHALなデジタルロックナンバー。菊池一仁のメロディと、とても相性がいいですね。ポップでキャッチーながら、力がみなぎっている。

8. AUDIENCE

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:D・A・I Arrangement:HAL

ユーロビートを彷彿とさせるアップテンポナンバー。3rd Album「Duty」の中では、随分と明るい曲となっています。 ファンに向けた歌ですね。だから、歌詞のほうも「君」ではなく、複数形の「君たち」。「君たちの支えがあってこその自分がいる」といった内容です。 まぁ、ライブなどでは、浜崎あゆみとファンが一体できるような曲の作りとなっております。ちなみに作曲担当はD・A・Iですよ。メロディを気にするよりかは、いかにもHALなアレンジにやられてしまうね。 30枚限定でシングルカットされましたが、その際はDave Fordが新たにミックスし直しています。音が整えられたのかな。

9. SEASONS

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:D・A・I Arrangement:Naoto Suzuki

「絶望三部作」のトリを飾った、3ヶ月連続リリースの第3弾シングル。D・A・Iの作り上げたバラードを、鈴木直人が力強くもはかなく、しっとりと仕上げました。 いいサウンドですね。ドラマ主題歌のタイアップも付いていたので、十分に引き込んでくる力はあると思います。歌詞のほうは、どん底にまで落ちたけれども、立ち上がろうという姿勢を見せている。 見事にミリオンセラーを記録した大作です。

10. teddy bear

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:D・A・I Arrangement:Shingo Kobayashi

ピアノのみをバックに、浜崎あゆみがしっとりと歌い上げるバラードナンバー。テディベアを題材に、昔の思い出を振り返るような歌詞。 過去を少々引きずっている感じで、これまた切ない曲ですね。ここまでシンプルな曲も、浜崎あゆみにとってはちょっと珍しいんじゃないでしょうか。

11. Key ~eternal tie ver.~

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:Kunio Tago Arrangement:Naoto Suzuki

ギターサウンドが前面に出たミディアムバラードチューン。浜崎あゆみのヴォーカル力が発揮されている1曲。間奏がまた美しいサウンドで彩られているね。 3分ちょっとという、随分とコンパクトなサイズながら、魅力を凝縮しています。ところで、オリジナルバージョンは一体どこに?

12. girlish

Lyrics written by ayumi hamasaki Music:Yasuhiko Hoshino Arrangement:Shingo Kobayashi

ボーナストラック的な1曲。浜崎あゆみの思いが詰まった1曲でもあり、歌詞が伏せてあるのも、そういった部分から読み取れますね。 明るくポップなロックサウンドで、これからを示すような意気込みの表れた曲です。最後はみんなで合唱&手拍子だね。

Remix Album『ayu-mi-x III Acoustic Orchestra Version』● '01/2/21 release

浜崎あゆみの3rd Album「Duty」をリミックスした第3弾リミックスアルバムを2枚同時リリース。 こちらはAcoustic Orchestra Versionと銘打って、浜崎あゆみの楽曲をよりシンプルに、かつストレートに伝えてくれる1枚です。 やっぱりアコースティックヴァージョンやオーケストラヴァージョンとなると、音の響き方や伝わり方が違ってきますからね。 デジタルサウンドで派手派手に味付けされていた曲が、より本質を伝えるべくサウンドで表現されている。より“生”の音がここから伝わってきますね。 特に、オリジナルの作品の内容が内容なだけあって、重たく苦しい世界がある種壮大に広がっていたり、ある種より身近になったりと、やはりシンプルに変化したからこそ、距離感が出ていますね。 今作もボーナストラックとして、インストヴァージョンを収録しています。ヴォーカルの代わりにさまざまな楽曲によって変化した曲を楽しむことができますよ。

1. SURREAL

Arrangement:Akimitsu Honma, Tomoyuki Asakawa

いきなり本編に入っちゃうからびっくりだ。とにかくオーケストレーションが豪華サウンドを作り上げる。 特に、ハープがいい味を出しています。Cメロのダイナミックさと繊細さの融合も聞き所。サビへの展開もたまらないね。

2. SEASONS

Arrangement:Akimitsu Honma

アコースティックギターとピアノでしっとりと。そこにピアニカも加わって、独特の柔らかさを聞かせてくれる大ヒットバラードナンバーのアコースティックヴァージョン。 本間昭光のピアノがまたいいんだ。シングル「SEASONS」に収録されているヴァージョンとは少々異なっています。

3. Key

Arrangement:Akimitsu Honma, Naoto Takahashi

ストリングスのサウンドがメインになっています。繊細な音が広がるように聞かせてくれては、 壮大な曲の世界を作り出す。なかなか曲の持つはかなさが出ていて、ドラマティックですね。

4. Duty

Arrangement:Akimitsu Honma, Naoto Takahashi

オリジナルテイクと負けないくらいに絶望感が出ているヴァージョンです。本間昭光のキーボードがとてつもなく重たい。 さらには、小さめの音でパイプオルガンのような西洋風サウンドも聞こえてきます。なんか、とてつもない曲に大変身しています。

5. End of the world

Arrangement:Akimitsu Honma, Tomoyuki Asakawa

ハープをメインとしたアレンジで聞かせてくれるヴァージョン。 幻想的でドラマティック。それでいてはかなさも出ていて、なかなかいい感じのトラックです。

6. Far away

Arrangement:Akimitsu Honma

これまた本間昭光のキーボード1本で独特の世界が表現されたバラード。 とってもはかない。なんか悲観的なアレンジで、逆の意味で盛り上がっているサウンドだ。

7. vogue

Arrangement:Akimitsu Honma

本間昭光のキーボードが、ぱっと咲いてぱっと散ってしまう華を表すかのように、ドラマティック。 それでいて、ピアノの音はどんどんと引き込んでいく。はかなく切ない曲です。

8. ever free

Arrangement:Akimitsu Honma, Tomoyuki Asakawa

三部作をまとめ上げたナンバーのストリングスヴァージョン。 この曲は世界観が大きいだけに、見事、弦の繊細を出しまくり。局の持つ重さとはかなさがよく出ていますね。

Remix Album『ayu-mi-x III Non-Stop Mega Mix Version』● '01/2/21 release

浜崎あゆみの3rd Album「Duty」をリミックスした第3弾となるリミックスアルバムを2作同時リリース。今作は、国内外のリミキサーがこしらえた作品を1枚に、しかもノンストップで聞かせてくれる。 これは74分強の、息つく暇がありませんね。リミキサーも、Keith LitmanやThinderpuss、Hex HectorにRANK 1、orbにEboman、MAD PROFESSORにDub Master Xなどなど、 ここまで最高の面子を揃えることができるのは、さすがのavexですよね。 ハードコア/トランス/テクノ/ハウス/ダブなど、さまざまなジャンルのサウンドとともに、浜崎あゆみの楽曲が変身しています。それぞれのトラックは、やっぱりリミキサーの色が出ているね。 こちらのアルバム、2枚組みになっていて、DISC 1はノンストップ。DISC 2はDISC 1のノンストップされたトラックの中からピックアップされた4曲をExtended Versionとして収録しています。 なるほど、フルサイズの1トラックで聞くと、これあた違った印象になりますね。正直、もう少しDISC 2の収録曲を増やしてもよかったんじゃないかな。どちらにしろ、今作も大成功を収めるわけですよ。

disc-1

1. Starting over~

4つ打ちキックで幕開け。程よい力を出して、これからのノンストップを先導するかのようなトラックです。

2. AUDIENCE “Keith Litman's Radio Edit”

Remixed by Keith Litman for KLM Inc.

いかにもKeith Litmanな、ポップに弾けるハウスリミックス。 軽やかに、風のごとく通り過ぎてゆく。サビ直前のタメがまた、くすぐってくるんですよ。軽いです、このリミックス。随分と。

3. SEASONS “MAIN MIX”

Remixed by Hex Hector

大御所Hex Hectorによる見事なまでのハウスリミックス。 やっぱりバラードはハウスに限ると思わせてくれるトラックですよ。軽めのパンチが効いていて、かっこいい仕上がりです。

4. Far away “MAIN MIX”

Remixed by Hex Hector

来ました、といった感じでHex Hectorによるハードハウステイストのリミックスナンバー。疾走感と絶望感が組み合わさったトラックで攻めてくる。 これぞリミキサー本領発揮のトラックだね。躊躇せず、ストレート聞き入れられるし。曲の世界観を変えず、面白さを追加しています。 フロアに完全対応しており、いつでも踊れますよ。

5. Duty “Eric Kupper Big Room Mix”

Remix Produced by Eric Kupper for Hysteria Productions

いかにもEric Kupperなポップに弾けるハウスナンバー。とっても絶望的だったオリジナルテイクに比べると、相当ポップになっている。 これぞリミキサーの本領発揮なんだよね。ちょとウキウキしてしまうね。

6. AUDIENCE “Calderone Club Mix”

Additional Production & Remixed by Victor Calderone for Waveform Inc.

独特のビートを放つクラブミックス。随分とストレートな印象がするね。あえてひねっていないころが、逆にいいのかも。

7. SURREAL “Thunderpuss Remix”

Remixed Thunderpuss

Thunderpussの見事なまでのハードハウスリミックス。濃いビートが交差します。

8. SURREAL “Club 69 Remix”

Remix & Adittional Production by peter rauhofer for unique productions.

オリジナルのいい部分をさらに引き伸ばしたようなリミックス。 とっても聞きやすい仕上がりなんだけれども、なんせオリジナルの世界観が強かっただけに、ちょっと力が弱くなってしまったような気がする。

9. girlish “Tablagen mix”

Remixed by i-ZAK ASIMOF

ドラムンベースのビートが襲い掛かってくるリミックス。 そこにアフリカンな打楽器舞台も応援に加わる。なんか独特の雰囲気を出しまくっては飾りたてる。サビでは大きく広がったよ。

10. SCAR “Don't Cry mix”

Remixed by KEN MORIOKA with POWER HOUSE

なんか鋭い音が終始まとわりついていて、ちょっと耳が痛い。スローペースで淡々と進行。アンビエント系のディープなビートがまた、一癖あるね。

11. Key “ARIWA Dub mix”

Remixed by Mad Professor

さすがはMAD PROFESSOR。ダブを効かせたラヴァーズロック・リミックス。いい感じに体が揺れるレゲエビートが心地よいですね。

12. End of the world “orb‘nigh laddy’remix”

Remixed by orb:alex paterson & thomas fehlmann

orbによるリミックスは、浮遊感を模したエフェクトがいい味を出している。あぁ、なんだか不思議な空間が広がってゆくね。

13. girlish “Scanty Sandwich Mix”

Remixed by Scanty Sandwich

ハードロックといわんばかりのゴリ押しサウンドで聞かせてくれるリミックス。かなりヘビィな音が襲い掛かってきます。

14. SURREAL “Sample MadnesS remix”

Remixed by Eboman at the EboStation, Amsterdam

Ebomanによるクラブ風リミックス。低音ビートといい、ヴォーカルのエフェクトといい、 かなり凝っていますね。サウンド的にはいかにもダブ要素が強いです。

15. SEASONS “BUMP & FLEX REMIX”

Remixed by BUMP & FLEX

大ヒット曲が2STEPのリミックスチューンへ大変身。 軽やかに進行するんだけれども、オリジナルの影が無いよね。随分と斬新なリミックスで、かえって新鮮かもね。結局、最後はF.O.で消えてゆく。

16. teddy bear “Hybrid Remix”

Remixed by Hybrid Remix & Additional Production by Mike Truman And Lee Multin for Distinctive Breaks.

これまたハードハウスビートで仕上げたりミックス。繊細な部分と強固な部分が入り混じっています。

17. Duty “Elephant Fish Mix”

Remixed by Elephant Fish

トランスフレーバーを持ち合わせたリミックス。疾走感といい、4つ打ちのキックビートといい、盛り上がりの要素が満載です。

18. vogue “Computerhell Vocal Mix”

Remixed Junkie XL

疾走感と激しいサウンドが襲い掛かってくるリミックス。 Junkie XLならではの味が出まくっています。結局、オリジナルの影も形もなくなったりミックスに終わりましたね。

19. AUDIENCE “Jonathan Peters Mix”

Remix Produced by Jonathan Peters & Tony Coluccio for Jonathan Peters Enterprises

随分とポップなJonathan Peterによるリミックスナンバー。やはりリミキサー色が出ており、弾けまくっていますね。これぞハウスの魅力ですよ。

20. SEASONS “Jonathan Peters Mix”

Remixed by Jonathan Peters & Tony Coluccio for Jonathan Peters Enterprises

Jonathan Peterが手がけた、ポップなテクノリミックス。軽やかで煌びやか。なんか、妙に生き生きしている。バラードと相性がいいんだよね、やっぱりハウスは。 フロア対応型ですね。Radio Mixということで、コンパクトに収まっております。

21. Far away “RANK 1 remix”

Remixed by RANK 1

さすがはRANK 1というような、ハードハウスリミックス。 トランスフレーバーも醸し出しては、ぐいぐいと攻めてくる。オリジナルの持つ切なさやはかなさが力となって、勢いづいていますな。

22. SURREAL “Dub's Floor Mix Transport 006”

Remixed by Izumi“D・M・X”Miyazaki

D・M・Xならではのトランスリミックス。聞きやすい仕上がりと、攻撃的なトラックが逆に気持ちいいね。 オリジナルの持つ疾走感と絡み合って、どんどんと仕掛けてくる感じがいいです。

Best Album『A BEST』● '01/3/28 release

20世紀を総括する、浜崎あゆみの初のベストアルバム。それと同時に、問題作となった名盤でもありますね。 実は、浜崎あゆみ自身はベストアルバムを出すにはまだ早いという見解を示していたものの、avexの方針に泣く泣く屈してしまったというものであります。 というのも、年度末調整の穴埋めだったり、宇多田ヒカルの2nd ALbum「Distance」に対抗してのリリースだったりと、大々的にプロモーションを展開していた作品なわけですよ。 つまりは、浜崎あゆみ不本意のアルバムなわけであって、ジャケットも涙を流しているものとなったというもの。ちなみに、三方背BOXを外すと、6種類のジャケットが存在するということです。 さて、本作ではM-1「A Song for XX」、M-2「Trust」、M-3「Depend on you」の初期3曲で、新たにヴォーカルを録り直しています。 浜崎あゆみの組織への少なからずの抵抗という理由から、歌い直したということです。そのほかの収録曲はというと、もう浜崎あゆみのヒット曲オンパレード。 限定生産でのリリースとなったM-9「appears」、M-10「Fly high」、M-14「SURREAL」も収録しています。 さらには、20世紀末にリリースされたM-15「M」まで収録するとは、かなり商業的な匂いのするavex商法の色が濃く出ましたね。 宇多田ヒカルとの対決には負けたものの、セールス的には大成功といっていいんじゃないでしょうかね。

Remix Album『SUPER EUROBEAT presents ayu-ro-mix 2』● '01/9/27 release

大ヒットを記録したアルバム「ayu-ro-mix」第2弾がまんをじして登場。今作もSUPER EUROBEATとがっちりタッグを組んで、浜崎あゆみの楽曲がユーロビートに生まれ変わりました。 とにかくアゲアゲの勢いで、グイグイと攻め込んでくる。この力、ハンパじゃないね。ボーナストラックを3曲も収録。ユーロビートの楽しさをアルバム全体で聞かせてくれる。 浜崎あゆみのヒット曲をこういう形で聞けるのも、Avexならではだよね。初回版のみ、スペシャルトラック「UNITE! (Euro-Power Mix)」を収録&特殊パッケージ仕様です。

1. AUDIENCE (Euro-Power Mix)

Remixed by DAVE RODGERS

ポップなサウンドと畳み掛けてくるユーロビート。そしてかき鳴るギターがアゲアゲモードにさせてくれるリミックス。かなり熱いです。

2. evolution (Time Is Pop Mix)

Remixed by SERGIO DALL'ORA & LUCA DEGANI

これぞユーロビート、みたいな派手派手なイントロ。そして高速ビートがかけめぐる。特にサビがパンチが効いています。

3. SEASONS (A Eurobeat Mix)

Remixed by SERGIO DALL'ORA & LUCA DEGANI

大ヒット曲のバラードチューンが、ちょっと切ないユーロビートに大変身。なんか、中身はいたってフツーで、物足りないかな。イントロや間奏が結構いい感じ。

4. Duty (Power Mind Mix)

Remixed by LAURENT NEWFIELD

重たく力強いミディアムテンポのユーロビート。曲の持つメッセージ性をうまくリミックスで表しているね。ギターもバリバリと響きます。終わり方も独特。

5. vogue (Traditional Mix)

Remixed by DAVE RODGERS

ギターがかき鳴るミディアムテンポのユーロビートリミックス。ポップで聞きやすいね。そこまで熱くないので疲れない。終わり方もすっきりしている。

6. M (Sweet Heart Mix)

Remixed by LAURENT NEWFIELD

頭の部分だけだと、あまりユーロビートといった感じは伝わってこないね。そういうノリみたいなものをあえて抑えているのかもしれない。 正直、あまり面白さは見えてこないリミックスです。

7. NEVER EVER (Eurobeat Mix)

Remixed by DAVE RODGERS

3拍子のユーロビートリミックス。今までのものとはちょっと違った印象で聞こえてくるね。アップテンポながら、どこかしらゆったりとした印象もある。

8. Endless sorrow (A Aggressive Mix)

Remixed by SERGIO DALL'ORA & LUCA DEGANI

曲の持つ切なさがイントロから出ていますね。そして、アッパーなユーロビートが入り、派手に彩っています。全体としては、とってもポップな仕上がり。

9. Far away (ayu-ro Extended Mix)

Remixed by BRATT SINCLAIRE

切なさもなんのそのと言わんばかりに、バリバリのユーロビートが炸裂するリミックスチューン。アゲアゲビートが熱を呼ぶ。

10. SURREAL (Time A Go-Go Mix)

Remixed by SERGIO DALL'ORA & LUCA DEGANI

これぞユーロビート。アゲアゲサウンドにノックアウト。疾走する歌とサウンド。かなり熱い勢いが、落ちることなく駆け抜けるリミックスです。

11. appears (Melodic Extended Mix)

Remixed by SERGIO DALL'ORA & LUCA DEGANI

アゲアゲなのに、ちょっと切ないセンチメンタルユーロビート。やっぱり、オリジナルの持つ力が出ているね。

12. kanariya (Sweet Mix)

Remixed by LAURENT NEWFIELD

スィートというより、とっても煌びやかなリミックスチューン。ポップに聞かせてくれます。

13. immature (Powwer Mix)

Remixed by LAURENT NEWFIELD

頭からギターがかき鳴る、パンチの効いたユーロビート。SEが飛び交い、キラキラしているね。なんかパートがパズルみたいに組み合わさって、長く感じる。

14. UNITE! (Euro-Power Mix)

Remixed by DAVE RODGERS

初回限定のスペシャルトラック。DAVE RODGERSによるユーロビートリミックスは、ギターもうねりを上げて、熱く盛り上げる。

Remix Album『Cyber TRANCE presents ayu trance』● '01/9/27 release

ユーロビートリミックスアルバム第2弾「ayu-ro-mix 2」と同時発売となった、初のトランスリミックスアルバム。 今度はトランスと、クラブの動きを察知するのが早いのは、さすがダンス系レーベルのavexだ。 トランス特有の無機質感といい高揚感といい、浜崎あゆみのポップな楽曲と意外な反応を示したトラックの数々。 Above & BeyondやAirwave、PushにFerry Corstenなどなど、トランス界ではおなじみの海外リミキサーたちが、浜崎あゆみの楽曲を料理しています。 トランス入門編として聞くのもいいんじゃないでしょうか。初回版は、スリーブジャケット仕様です。

1. Depend on you Svenson & Gielen remix

Remix and additional production by Sven Maes & Johan Gielen for Johan Gielen Music Productions

アルバムのオープニングから、これぞトランスと言えるようなトラックで楽しませてくれる。 限局を崩しかかっていないから、とっても聞きやすいね。独特のためで、盛り上がりに大きな拍車がかかる。

2. M Above & Beyond remix

Remix and additional production by Above & Beyond (Jonathan Grant, Tony McGuinness & Paavo Siljamaki)

低音のパンチあるビートが巧みに襲い掛かるトラック。さすがはAbove & Beyond。オリジナルを通り越して、リミキサーの世界が広がる。

3. Trauma JamX & De Leon's DuMonde remix

Remix and additional production by Trauma JamX & De Leon for JMX Productions, Koblenz, Germany

グツグツと煮え立ったようなトラックで、攻めに攻めてくるトランスナンバー。 サビを盛り上げるのではなく、サビの後に盛り上がるスタイルで、トランスをクールに構築。つくりがおもしろね。後半では大化け。

4. UNITE! Airwave remix

Remix and additional production by Airwave

忍び寄るような、Airwaveによるリミックス。一度音が消え、静かに蘇る。 なかなかの展開で楽しいね。後半は鮮やかなトランスで、真っ向勝負を仕掛けてくる。

5. SURREAL Marc et Claude remix

Remix and additional production by Marc Romboy, Klaus Derichs & Jurgen Driessen

ポッコリポッコリろしたビートが独自のグルーヴを生み出すリミックスナンバー。 オリジナルのサビを使用せず、Aメロパートだけを使用する大胆な展開。うーん、正直もっと盛り上げて欲しかったな。

6. AUDIENCE Darren Tate remix

Remix and additional production by Darren Tate for 7pm Management UK

サイバーでスペイシー。ちょっと近未来的なトランスリミックス。 サビのみを使用して、あとはリミキサーワールドでどんどんとリスナーを引き込んでくる。これがトランスの醍醐味なんだね。

7. Fly high VooDoo & Serano remix

Remix and additional production by C. J. Stone - DJ Voo Doo

ウネウネしたビートからトランスモードへ。パンチの効いたビートと疾走感があったり、はたまた抑えて静かになったり。山あり谷ありのリミックスチューン。

8. immature Koglin & Heath remix

Remix and additional production by Mike Koglin and Rohan Heath

軽やかで明るめのリミックス。ただ、トランステイストは控えめで、ちょっとハウスっぽいノリで聞かせてくれる。

9. evolution Goldenscan remix

Remix and additional production by Ed Goring and Mark McCormick

トランスというよりかは、なんだかクラブミックスのような感覚で聞かせてくれる。疾走感と不思議なビートが交差します。

10. kanariya system F remix

Remix and additional production by system F

これぞsystem Fというような、スリリング感のあるトランスリミックス。抑え目で派手にさせていないにもかかわらず、恐ろしくリミキサー色を出しまくっている。

11. appears Armin van Buuren remix

Remix and additional production by Armin van Buuren for Armin Audio BV.

アンビエントな雰囲気からスタートし、その後はパンチの効いたビートを放出するリミックスチューン。 トランスの雨が降ってくるかのように、派手なサウンドで飾る。

12. Boys & Girls Push remix

Remix and additional production by Push

Pushによるリミックス。なんかトランスっぽくない始まりだな。前半は、これがトランスか?と首をひねってしまうが、後半でようやく姿を現した。

13. UNITE! Moogwai remix

Remix and additional production by Moogwai

夏のヒット曲をMoogwaiがリミックス。淡々としたビートが進行。ギューン、ビューンと何かがほとばしるSEも強力だね。

14. A Song for ×× Ferry Corsten Chilled mix

Remix and additional production by Ferry Corsten

浜崎あゆみを代表する曲を、Ferry Corstenがリミックス。はっきり言えば、これがトランスなの?と思ってしまうトラックだね。 特有の疾走感はなく、アンビエントな雰囲気を醸し出す。うーん、今ひとつかな。

4th Album『I am...』● '02/1/1 release

何かと話題の絶えない浜崎あゆみ。待望の4th Albumが元日にリリースと、お正月からめでたいね。そして何よりも驚きなのはジャケットでしょう。 毎度毎度、ビジュアル面で度肝を抜かせてくれますよ。今回は体に蔓っぽいものを巻いた浜崎あゆみ。2nd Albumの「白あゆ」と同じくらいの衝撃でしょう。 さて、今作のアルバムタイトルはずばり「I am」。「私です」と言わんばかりに浜崎あゆみの強い主張と自信が表れた1枚です。何せ、ほとんどの楽曲を(名義は別ながら)彼女自身が手がけていますからね。 よりアーティスティックな面を出した作品なわけでありますけれども、1回りも2回りも大きな成長を遂げていますね。 リカットを含めて、シングル曲が7曲も収録されています。さらに、チャリティシングルのソロバージョンあり、後に海外でリリースされたトラックありと、 バラエティ豊かな楽曲は浜崎あゆみのこの時点での力が凝縮されているわけですよ。おまけにシークレットトラック入り。やっぱり日本の頂点に立つアーティストはやることが違いますね。

1. I am...

Written by ayumi hamasaki music:CREA arrangement:Tadashi Kikuchi + tasuku

浜崎あゆみ、通算4枚目となるオリジナルアルバムのオープニングは、アカペラで心の叫びをする浜崎あゆみが印象的なタイトルチューン。 浜崎あゆみ自身が作曲を手がけたメロディも、ヘビィなアレンジで生き生きしているね。あたかも自身を表すかのような歌詞からは、何かを訴えかけるような力強さを感じさせます。

2. opening Run

music & arrangement:CMJK

2曲目に配置されているけれども、「Opening Run」ということで。 CMJKによるドラムンベースを彷彿とさせるビートとヘビィロックサウンドが次曲へとバトンタッチ。

3. Connected

Written by ayumi hamasaki music & arrangement:Ferry Corsten

System FことFerry Corstenによるトランスナンバー。この無機質感漂うデジタルサウンドと浜崎あゆみのヴォーカルが、実に合うのは一体何なんでしょうか。 これぞトランス。独特の空間が広がり、それでいてパンチが効いている作品。3分ちょっとの短い曲ながら、ぎっしりと魅力が詰まっている。

4. UNITE!

Written by ayumi hamasaki music:CREA arrangement:HAL

更なる快進撃を続ける浜崎あゆみが、真夏に放ったアッパーなナンバー。いかにもHALなアレンジの効いたデジロックチューンは、勢いと力を感じさせる作品。 ドラムンベースを彷彿とさせるさせるビートと自身の創り上げたキャッチーなメロディが、じっくりとかみあっています。 ってか、随分と簡素なつくりの曲構成だよね。間奏でのごり押しギターが効果的。タイトル通りに1つになれるような1曲です。

5. evolution

Written by ayumi hamasaki music:CREA arrangement:HAL

新世紀の幕開けで放った浜崎あゆみのシングルナンバーは、時代を突き抜ける勢いを感じさせるデジタルロックナンバー。 いかにもHALなアレンジですな。浜崎あゆみ自身が手がけた曲からは、クリエーター魂を見せ付けていて、メロディもとってもキャッチー。 ライブでも振りつきで盛り上がる1曲。とにかくアグレッシヴなナンバーだね。間奏ではギターがうねっています。ラストには転調して勢いを増した。

6. Naturally

Written by ayumi hamasaki music:CREA arrangement:CMJK

打ち込みトラックは、CMJKによるアレンジのポップナンバー。 Aメロのエフェクトヴォーカルと普通のヴォーカルの掛け合いがいいね。力強く、それでいて伸びやかな浜崎あゆみのヴォーカルもなかなかいいですね。特にサビで発揮されています。

7. NEVER EVER

Written by ayumi hamasaki music:CREA arrangement:CHOKKAKU

怒涛のリリース劇を続ける浜崎あゆみ。ゆったりとした4分の3拍子のトラックを創り上げた力がすごいね。 CHOKKAKUアレンジによるロッカバラードへと仕上がりました。メロディパートはアンビエントなムードを漂わせる。一変して、サビでは攻撃的な音が畳み掛けてくる。このギャップがいいね。 最後の転調で拍車をかけてきました。今までの浜崎あゆみにまったくなかったタイプの曲です。

8. still alone

Written by ayumi hamasaki music:CREA arrangement:CMJK

壮大なスケールで送るミディアムナンバー。淡々としたメロディパートでは、抑え目で聞かせてくれる浜崎あゆみのヴォーカル。 しかし、サビになるとヘビィなサウンドに変身するとともに、力強いヴォーカルを聞かせてくれます。タイトルの切なさというか、心の叫びみたいなものが伝わってきますね。 なかなか聞き応えのある作品は、CMJKのアレンジが効きまくっていますね。

9. Daybreak

Written by ayumi hamasaki music:CREA + D・A・I + junichi matsuda arrangement:tasuku

tasukuのロックアレンジが映えるミディアムナンバー。パート構成といいメロディといい、見事なバランスで聞かせてくれる。 サビもキャッチーながら、力強いサウンドとヴォーカルが印象的ですね。神秘性もちょっと伝わってきます。

後に30万枚限定でシングルカットされました。その際には、HALがリミックスを施したヴァージョンをメイントラックに持ってきました。 オリジナルよりもディープながら、夜から朝にかけての独特の空間が見事曲に表れています。

10. taskinlude

music & arrangement:tasuku

tasukuによるインタルード。歪んだ雰囲気を出し、ヘビィなロックサウンドをかましてきます。

11. M

Written by ayumi hamasaki music:CREA arrangement:HAL

年末に滑り込みの勢いでリリーされた冬の歌。作曲がCREAという名前になっていますが、これは浜崎あゆみのこと。作曲までこなしてしまうとは、すごいね。 曲構成もちょっと珍しいタイプです。サビはお手も覚えやすくキャッチー。HALのアレンジが強力ですな。「M」とはもちろん、聖母マリアのことでしょう。 しかし、この曲に宗教観はなく、恋愛についてとことん追及する歌詞。

12. A Song is born

Written by ayumi hamasaki music & arrangement:Tetsuya Komuro

「song+nation」プロジェクトの一環として、globeのKEIKOとデュエットして話題となった「a song is born」の浜崎あゆみソロヴァージョン。 若干タイトルの表記が違うところは、そういう意味の表れ。TKサウンドならではのトラックを、表現豊かに歌う浜崎あゆみの力は大きいですね。 曲、そして詞に込めた思いが伝わってきます。

13. Dearest

Written by ayumi hamasaki music:CREA + D・A・I arrangement:Naoto Suzuki

秋にリリースされた、切ない季節にぴったりのバラードナンバー。ふたを開けてみれば、シンプルなバラードなんだよね。 鈴木直人のアレンジも、いかにもavex的な雰囲気を匂わせています。アコースティックサウンドとロックサウンドをうまく融合させた印象。 愛しい人へ向けられたラブソングです。浜崎あゆみを代表するバラードナンバーにもなりましたね。

14. no more words

Written by ayumi hamasaki music:CREA + D・A・I arrangement:Naoto Suzuki, tasuku

浜崎あゆみを筆頭に、D・A・I、鈴木直人、tasukuが終結して作り上げられたナンバーは、イントロで1分も要す、意外と壮大なバラードチューンです。 優しさ溢れるメロディは、聞く者を包み込んでくれる。サビのメロディがいいね。1番では静かに、2番の途中からロックテイストのアレンジで聞かせてくれる。 それにしても、歌詞が色々と想像させられるね。敗者でいいと弱音を吐いているのか、それとも妥協なのか。少し弱さを見せている浜崎あゆみです。

15. Endless sorrow ~gone with the wind ver.~

Written by ayumi hamasaki music:CREA arrangement:CMJK

この曲は、浜崎あゆみ作詞・作曲の作品の中でも、結構クォリティが高いんじゃないかな。 ドラマの主題歌としてリリースされたシングルナンバーで、ミディアムトラックのバラードチューン。 それでいて、分厚いロックサウンドとストリングスが絡み合うことで、よりドラマティックなサウンドを作り上げる。浜崎あゆみのヴォーカルも切なくはかなく、それでいて伸びやかに聞かせてくれる。 イントロが特に好きだね。正直、歌詞はよくわからないけれど。

アルバムでは、大胆にアレンジが変わりましたね。よりロックサウンドを追及したアレンジで、ドラマティックになりました。歌詞も一部だけ変えて、希望が出たね。

Secret Track. flower garden

M-15をそのまま聞いていたら始まるシークレットトラック。曲名は「flower garden」。 随分とヘビィなロックナンバーです。また、簡単な曲構成ながら、ノリが効いています。これは、ライブで盛り上がること間違いないね。

Remix Album『ayu-mi-x 4 + Selection Acoustic Orchestra Version』● '02/3/20 release

浜崎あゆみのリミックスアルバム第4弾が2枚同時リリース。こちらはアコースティックサウンドに生まれ変わった楽曲を集めた1枚。 4th Album「I am」の収録曲や、これまでに発表されたアコースティックトラックを集めたSelection仕様。 それでも、十分に浜崎あゆみの楽曲をシンプルかつ大胆に聞かせてくれるのが、このアコースティックオーケストラリミックスの醍醐味であり魅力なんですよ。 「和」をイメージしたジャケットもかなりインパクトありますね。爪がすごいことになっているよ。 初回版はピクチャーレーベル仕様。ぜひとも同時発売のNon Stop Versionと2枚同時で揃えたくなりますね。

1. I am...

Arrangement:CMJK

4th Albumのタイトルチューンが、アコースティックオーケストラスタイルに。CMJKがアレンジを担当。 なんと、琴や尺八の音が取り入れられていて、和な曲となりました。あたかもジャケットを表しているかのような新鮮さと大胆さが組み合わさった、壮大なナンバーですね。

2. NEVER EVER

Arrangement:CHOKKAKU

浜崎あゆみが作詞・作曲を手がけた3連ロッカバラードが、大胆に壮大なオーケストラサウンドに変身。アレンジはオリジナルも手がけたCHOKKAKUです。 曲のスケールがさらに広がりましたね。

3. Endless sorrow

Arrangement:Jun Kajiwara

ザックリとアコースティックギターを2本使用し、アコースティックスタイルに生まれ変わりました。 切なさ倍増ですね。スペシャルサンクスに角松敏生の名があります。ちょっと気になりますね。

5. Daybreak

Arrangement:CMJK

壮大なバラードチューンがまた、アコースティックオーケストラウタイルで生まれ変わった。 これまたCMJKによるアレンジと四家卯大のストリングスが効きに効きまくっていますね。でも、正直言うと、グロッケンみたいな音は余計だったかも。ちょっと温度差を感じる。

7. M

Arrangement:Shingo Kobayashi

頭の弦の入りに驚かされた。1番はしっとり目。そして、パーカッションやストリングス、 ピアノの融合により、より壮大な曲の世界が表れています。どこかしら情緒的なナンバーでもあるね。

9. still alone

Arrangement:Tatsuya Murayama

ストリングスサウンドでしなやかに聞かせてくれるアレンジに。メロディパートは

11. no more words

Arrangement:Ken Shima

静かながら壮大な弦のサウンドに圧倒させられる1曲。繊細なアレンジは、さすが島健だ。1番が終わって、さらに曲の深みを増す。 力強くもはかないピアノの音がかっこいい。

13. Dearest

Arrangement:Ken Shima

島健のピアノにうっとりさせられるナンバー。この曲の持つバラードとしての力が弦を加えたことでさらに発揮されているね。 しっとりとしながらも、壮大な世界が広がる。

Remix Album『ayu-mi-x 4 + Selection Non-Stop Mega Mix Version』● '02/3/20 release

浜崎あゆみの恒例となっているリミックスアルバム第4弾。今作も、2枚組み仕様という豪華な内容でリミックスの魅力を詰め込んできました。 DISC 1は、前作「ayu-mi-x III」同様に、ノンスストップのメガミックスで聞かせてくれます。4th Album「I am」からの楽曲を中心に、 これまで発表されたりミックストラックも収録されたベストなセレクション。本当に豪華な内容なんだけれども、できたら1曲1曲をフルサイズで聞きたかったよね。 DISC 2は、DISC 1からのリミックスを数曲セレクトしてExtended Versionで収録。リミックスをどっぷりと堪能できます。初回限定版は、ピクチャーレーベル仕様です。 「和」を取り入れたジャケットにも注目。着物にジーンズとは、さすが浜崎あゆみ。

disc-1

1. Dearest“Jonathan Peters Remix”

Remixed by Jonathan Peters

Jonathan Petersの本領発揮と言わんばかりの強力4つ打ちキック炸裂。ディープなハウスリミックスながら、軽やかに仕上げました。

1. Dearest“RAZOR Remix”

Remixed by Razor

トランスモードで盛り上げてくれるリミックス。オープニングからかましてくれますね。ディープなビートがたまらなくいいです。

3. UNITE!“Huge under the weight of TRANCE mix”

Remixed by Huge

トランスモード炸裂のアッパーなりミックス。とにかく走り抜ける感じで、勢いが出まくっています。サビとかかっこいいですよ。アゲアゲモード全開です。

5. M“Johnny Vicious remix”

Remixed by Johny Vicious

ラテン要素のある陽気なリミックス。4つ打ちのキックビートがとても機械的で、無機質。サビでようやく威力を発揮しているかのような作品です。

5. M“RANK-M Mix”

Remixed by Beatwave

のっけからアッパーなビートを畳み掛けてくるリミックスチューン。トランスサウンドが襲い掛かってきます。前半は本当に助走に過ぎない。 しかし、中盤からのためで、このトラックが本領発揮。解放のごとく爆発しました。

5. M“Dub's Hard Pop Remix”

Remixed by Izumi“D・M・X”Miyazaki

D・M・Xによるリミックスは、ミックス名どおりにハードながらにポップな印象を投げてくれる。 4つ打ちキックビートをベースに、SEが突っ込んできては、トラックを盛り上げる。

8. NEVER EVER“Dub's Uncategorized Mix 001”

Remixed by Izumi“D・M・X”Miyazaki

D・M・Xによるリミックスは、ミックス名のごとく、まったくもって枠にはまらない独自のテクノミックス。 元々のオリジナルトラックが難しいからね。ここまであっさり仕上げるのも、相当難だったと思いますが、とっても聞きやすく仕上がっております。

8. NEVER EVER“Jonathan Peters Remix”

Remixed by Jonathan Peters

Jonathan Petersによるディープなハードハウスリミックス。 聞きやすい仕上がりで、なかなかいいんじゃないでしょうか。リミキサーの色も出ているしね。

9. evolution“RAZOR Remix”

Remixed by Razor

4つ打ちキックとデジタルビートで、濃い味付けがされたりミックスチューン。かなりヴォーカルで遊んでいますね。

11. Endless sorrow“Hex Hector Main Radio Mix”

Remixed by Hex Hector

いかにもHex Hectorな、パンチの効いたビートがクセになるハードハウスリミックス。オリジナルトラックの持つ切なさを残しつつ、ポップに変身。

11. Endless sorrow“Dub's Forever Mercy Mix”

Remixed by Izumi“D・M・X”Miyazaki

D・M・Xが仕掛けるリミックス。さすがは大御所。とにかく疾走感たっぷり。 迷いがなく、大御所ならではの力で見事生まれ変わったトラックです。

13. Daybreak“LW's Rising Sun Remix”

Remixed by Lost Witness Remix and Additional Production by Lost Witness courtesy of SPM.

アンビエント・トランスとでも言うんでしょうか、なんかクールな展開を聞かせてくれます。時に静かで、時に激しく。

15. Naturally“DJ TOMO'S SPATIA MIX”

Remixed by DJ TOMO

奇妙な叫び方のようなヴォイスは何なんだ。高速ビートで広がるテクノリミックス。

15. Naturally“Skipraiders Extended Mix”

Remixed by SKIPRAIDERS Remix and Additional Production by Tim Ericson and Steve Andrews. Courtesy of DV8 Management, London, England.

トランスサウンドが本領発揮しているリミックス。パンチの効いたビートがたまらなくいいね。臨場感もあり、かっこいいトラックです。

17. still alone“Bad Attitude MIX”

Remixed by Bad Attitude

ビートとチキチキサウンドをまとったりミックス。ちょっと耳が痛いね。

17. still alone“SPARK ISLAND MIX”

Remixed by PARANORMAL 003

アゲアゲサウンドが押し寄せるハードハウスリミックス。グツグツと煮えたぎる力が放出される。

17. still alone“warp brothers remix”

Remixed by Warp Brothers

深い4つ打ちビートが響き渡るトランスベースのリミックス。 曲の世界をうまく引き出し、クールでかっこいいね。後半の盛り上がりといい、フロアで決まります。

18. I am...“Transtic Break Mix”

Remixed by 83Key

トランスリミックス。若干、アンビエントな雰囲気も漂わせています。Bメロを繰り返し、あとはビートで終わりというのがちょっともったいないかな。

18. I am...“Floor Divisions Remix”

Remixed by Floor Divisions Floor Divisions Remixes, Produced by G.Pernet, R. Pols en G.van Zitteren at Dubfoundation studio's The Netherlands.

ポップに弾けるトランスリミックス。アッパーな勢いで畳み掛けてくるヴォーカルパートとコーラスパートが、またいい味を出す。

disc-2

3. evolution“UFO Remix”

Remixed by UFO

高速ビートが襲い掛かっては、ディープな部分を覗かせる。 アッパーに畳み掛けるブートビートなりミックス。でも、トランスやテクノ要素もあって、楽しいね。疾走感がたまらなくいい。

5. flower garden“BACK BEAT MIX”

Remixed by Takahiro Izutani

ポップなビートとサウンドで、ちょっとドープに仕上げたりミックス。こちらもサビのみの繰り返しで、ちょっと面白さにかける部分もあるね。

6. Naturally“astraly Mix”

Remixed by NAM REDRUM

近未来感漂うトランスリミックス。ヴォーカルにエフェクトをかけて、サイバーな印象を出した。 軽やかで疾走感もあり、リミックスの面白さが出ていますね。

7. Dearest“The Implication DUB Mix”

Remixed by Qeezy

タイトル通りにダブのリミックス。とってもディープでドープ。オリジナルがバラードだからこそ生かされる空気が漂っているんだけれども、随分と重いですね。 そして暗い。浜崎あゆみのヴォーカルにもエフェクト処理がされ、向こうのほうから聞こえてきます。

Remix Album『Cyber TRANCE presents ayu trance 2』● '02/9/26 release

浜崎あゆみのトランスリミックスアルバム第2弾。今作も、前作同様、海外のDJ達が浜崎あゆみの楽曲をトランスにリミックス。 しかも、今作はノンストップミックスという試みですが、できれば1曲1曲をじっくり味わいたかったな。 おまけに、前作収録曲も未発表バージョンを収録しているけれども、そこまで変わりはなく、少々お茶を濁す感じです。できれば、全曲新しいリミックスで聞かせて欲しかったところ。 うーん、随分と何かもったいないなという感覚に陥ってしまいます。 おまけにCCCDです。ちょっとがっかりだね。初回版は三方背ボックスケース仕様です。

1. independent D-Nation remix

Remix and additional production by D-Nation

なんだかトランスというよりもユーロビートみたいな乗りで聞かせてくれる。まぁ、ポップで聞きやすい仕上がりですよ。

2. HANABI Lange remix

Remix and additional production by Lange

アンビエントなテイストで、深く深く聞かせてくれるトランスリミックス。その後は、高揚感を押さえ目にして、疾走する。

3. M Above & Beyond Typhoon dub / vocal mix

Remix and additional production by Above & Beyond (Jonathan Grant, Tony McGuinness & Paavo Siljamaki)

パンチの効いたビートと派手なサウンドで、これぞトランスといわんばかりのリミックスに。後半、突き抜けています。

4. July 1st Flip & Fill remix

Remix and additional production by Flip & Fill

Flip & Fillらしい、ポップなトランスリミックス。初めは静かに、そこからためて、一気に解放するという高揚感たっぷりのトラック。

5. Dearest Rank 1 remix

Remix and additional production by Rank 1

グツグツと煮えたような雰囲気で聞かせてくれるリミックス。バラードの変身振りは面白いよね。後半は、何かを巻き込むように駆け抜ける。

6. Free & Easy Minimalistix remix

Remix and additional production by Minimalistix (Brian Koner)

もはやオリジナルの影が見えなくなってしまったりミックス。そして、いつの間にか終わってしまった。一体、何だったんだ?

7. UNITE! Airwave club mix

Remix and additional production by Airwave

静と動をうまく対比したりミックス。なんか、曲の世界観が随分と大きくなったね。

8. Connected Ferry Corsten / system F mix

Produced & mixed by Ferry Corsten

オリジナルがトランスだったから、そこまで大きく変化したとは思えないなぁ。よりフロアに対応したド派手サウンドをかましてくれる。

9. Fly high VooDoo & Serano extended mix

Remix and additional production by C. J. Stone - DJ Voo Doo

キーボードを巧みに操り、パンチの効いたビートで攻め立てる。

10. AUDIENCE Darren Tate 12”mix

Remix and additional production by Darren Tate for 7pm Management UK

軽めの仕上がりながら、さらにトランステイストを放出してくるリミックス。独特の空間が広がります。

11. Trauma JamX & De Leon's DuMonde dub / vocal mix

Remix and additional production by Trauma JamX & De Leon for JMX Productions, Koblenz, Germany

オリジナルトラックの要素を残しつつ、独自の展開で聞かせてくれる。弾けっぷりがたまらないね。

12. Boys & Girls Push 12”mix

Remix and additional production by Push

一度消えては再び蘇る流れが面白いリミックスだね。サイバーでスペイシーな空間が広がる。

13. I am... Ramon Zenker remix

Remix and additional production by Ramon Zenker

淡々としたビートとトランスならではの空間が広がるリミックス。中盤からは、怒涛に攻めてくる。

14. appears Armin van Buuren Sunset dub / vocal mix

Remix and additional production by Armin van Buuren for Armin Audio BV.

攻撃を仕掛けてくるようなトランスリミックス。サビにはちょっとアンビエントな要素を取り入れつつ、派手に仕上げる。そして、そこから本領発揮。

15. Depend on you Svenson & Gielen club mix

Remix and additional production by Sven Maes & Johan Gielen for Johan Gielen Music Productions

オリジナルの要素が残っているので、とっても聞きやすいトランスです。とにかく派手派手サウンドで決めた。

16. Daybreak Orion Too remix

Remix and additional production by Orion Too (Serge Ramaekers) @ room 711

なんかゆったりとしたヴォーカルと、高速ビートが絡むんだけれども、ねちっこい雰囲気が漂います。

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