album

1st Single『ココロの底』● '98/12/2 release

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ココロの底

呼吸のしるし

ココロの底 (Instrumental)

ココロの底

作詞:浜崎貴司、田中花乃 作曲:浜崎貴司、高野寛、紀里谷和明 編曲:HAAS、浜崎貴司、紀里谷和明 *1st Album 「新呼吸」 収録*

呼吸のしるし

作詞:浜崎貴司、田中花乃 作曲:浜崎貴司 編曲:根岸孝旨、浜崎貴司 *1st Album 「新呼吸」 収録*

2nd Maxi Single『どんな気持ちだい?』● '99/6/23 release

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どんな気持ちだい?

テノヒラ

静かなる暮らし

どんな気持ちだい?

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、白井良明 *1st Album 「新呼吸」 収録*

テノヒラ

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、柴田俊文 *1st Album 「新呼吸」 収録*

静かなる暮らし

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、柴田俊文

軽快なリズムにラテンなテイスト。レゲエのような陽気な雰囲気をバックに、浜崎貴司が高らかに歌い上げる1曲。 現代社会を皮肉るようなテイストもあり、辛辣なんだけれども、そう感じさせないところもまたよろし。

3rd Maxi Single『誰かが誰かに』● '99/10/6 release

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誰かが誰かに

瞬間接着愛

誰かが誰かに

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、柴田俊文 *1st Album 「新呼吸」 収録*

瞬間接着愛

作詞:浜崎貴司、高野寛、田中花乃 作曲:浜崎貴司、高野寛 編曲:HAAS、浜崎貴司、紀里谷和明 *1st Album 「新呼吸」 収録*

1st Album『新呼吸』● '99/11/20 release

FLYING KIDSが解散。ヴォーカルの浜崎貴司はソロ活動を開始して、コンスタントに3枚のシングルをリリース。そして、ついにフルアルバムをリリースです。 やはり、どの曲もFK時代を彷彿とさせる、濃いながらもポップなサウンドで魅了してくるね。そこに浜崎貴司の持つヴォーカルと言葉の力がダイレクトに届いてくるわけだ。 より力を増したせいか、言葉の持つ力、説得力もハンパないね。時に爽やかだし。ソロになったものの、その存在感が増してきました。全12曲、とことん浜崎貴司の世界だ。

1. ココロの底

作詞:浜崎貴司、田中花乃 作曲:浜崎貴司、高野寛、紀里谷和明 編曲:HAAS、浜崎貴司、紀里谷和明

FLYING KIDSノヴォーカリスト、浜崎貴司がソロ活動を始動。バンドの力をそのままに、ソロに変換。ダイナミックなサウンドとヴォーカルは健在ですね。 「無邪気のままに大人になろう」というメッセージソング。爽やかさも届けてくれる。

2. まっ逆さま

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、白井良明

ギターがエッジを効かせまくって、ほとばしる1曲。ゴリゴリロックサウンドをバックに、吠えるかのようなヴォーカルを聞かせる浜崎貴司。 雄ですね。あなたと別れたくないという主人公の気持ちをコミカルに聞かせてくれます。

3. テノヒラ

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、柴田俊文

爽やかさたっぷりで、こちらの曲もアコギが軽やかにかき鳴ったり、エレキギターがスパイスになったりと、ポイントポイントで曲の力を出してくるミディアムチューン。 FLYING KIDSテイスト。浜崎貴司の素直な気持ちをそのままに届けてくれるような爽やかロックだ。

4. 誰かが誰かに

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、柴田俊文

ギターの音色がザクザクと、リズムよく聞かせてくれる3枚目のソロシングル。 フォークソングのようなテイストもあるけれども、根幹から浜崎貴司らしさがストレートに伝わってくるね。「スキ」という気持ちをダイレクトに伝えようというナンバー。 浜崎貴司のヴォーカルに包み込まれます。

5. 首都高速

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司+ユアーズ

オールディーズなロックテイストで聞かせるナンバー。ピアノの弾み具合がいいじゃないですか。 カントリーロックのような味わいもあって、ウキウキワクワクさせてくれます。スピーディーなところが曲を盛り上げてゆく。

6. ヒカリの春

作詞:浜崎貴司、田中花乃 作曲:浜崎貴司 編曲:根岸孝旨、浜崎貴司

アコースティックなテイストも匂わせる身でィアムロックチューン。伸びやかなヴォーカルがキラキラしていながら伝わってくるね。 サビではどっしりとバンドの音が威力を発揮してくる。ふわふわとしていながらも、芯の強いナンバーに仕上がっています。

7. 瞬間接着愛

作詞:浜崎貴司、高野寛、田中花乃 作曲:浜崎貴司、高野寛 編曲:HAAS、浜崎貴司、紀里谷和明

タイトルがいかにも浜崎貴司ぽいね。始まりはガツガツと、どこかしら濃いめのファンクグルーヴをミックスしたロックチューン。 サビで伸びやかにヴォーカルが響き渡る。

8. DAN DAN

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、柴田俊文

ドリーミングなSEを加えては始まるナンバー。ゆったりまったりと、浜崎貴司が歌声を聞かせてくれます。 サビ前からはノイジーな音が加わって、サビにより濃さを、そして鋭さをぶつけてじっくりと言葉を聞かせてくれるんだ。

9. どんな気持ちだい?

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、白井良明

どっしりどしどし、音に力強さを感じさせると同時に、ギターがかき鳴るロックチューン。 浜崎貴司のソロシングル第2弾は、思いをぶつけてくるように、相手に気持ちを確かめるナンバー。言葉をとにかく畳み掛けてくるスタイルが、どこかしらフォークな味わいを出してくる。 太い音のインパクトがとにかく勝る。この曲を聴いて、どんな気持ちだい?

10. 呼吸のしるし

作詞:浜崎貴司、田中花乃 作曲:浜崎貴司 編曲:根岸孝旨、浜崎貴司

ギターをかき鳴らしては、爽やかに、しかし、歌詞の内容に少々重たさがあるね。生まれたら皆死ぬ。 自死を選ばないで、ゆっくり死を待とう。浜崎貴司の壮大なメッセージを歌声に乗せて届けてくる。

11. サンクチュアリ (SEIなるふたり)

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司+ユアーズ

ポップでファンクでじっくりと聞かせてくれるミディアムナンバー。随分とセクシャルな内容なんだけれども、あまりいやらしさは感じさせないマジック。 聖であり、性である2人の物語。聖域であり、性域を歌う浜崎貴司です。

12. 深呼吸

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司+ユアーズ

アルバムのタイトルトラックがアルバムのラストナンバー。歌ではなく語り。浜崎貴司の伝えたいことが真っ直ぐと届けられる。 バックのノイジーな音も、言葉の力をバックアップする。

EP『俺はまたいつかいなくなるから』● '01/6/2 release

FLYING KIDSのヴォーカル、浜崎貴司がレーベルを立ち上げて作品を発表。今回は5曲(+1曲)入りのEPという形でのリリースとなりました。 固定ミュージシャンたちとのセッションのような雰囲気で、まるでジャズ&ブルースのような渋い演奏で魅了してくるわけですよ。 ヴォーカルも言葉も、やっぱり浜崎隆の味わいがあふれんばかりに出ていますね。ジャケ写はあの紀里谷和明ですよ。

1. 俺はまたいつかいなくなるから

Word & Music:浜崎貴司 Arrangement:浜崎貴司、山田裕之、堺敦生、波多野哲也、石山理英

ジャーンと音を放って始まるジャズトックなタイトルチューン。 歌詞から感じる漲る力、夜の不安さや、自由な雰囲気を見事に歌詞とヴォーカルで表現している浜崎貴司のかっこよさ。そして、演奏陣のダイナミックなプレイも、なかなかかっこいいわけで。 タイトルに反して、存在感を発揮させるナンバーですね。

2. 偉大なる女性に告ぐ

Word & Music:浜崎貴司 Arrangement:浜崎貴司、山田裕之、堺敦生、波多野哲也、石山理英

これまた浜崎貴司らしいタイトル。そして、ドカドカとした音をぶつけてきては、音の渦の中へと引き込む。 ブルースのような、渋い音を放っては、フォークの語りのように伝えてくるナンバー。伝えたいことはそう、自分自身を愛せということ。

3. 日生処の詩

Word:浜崎貴司 Music:浜崎貴司、山田裕之 Arrangement:浜崎貴司、山田裕之、堺敦生、波多野哲也、石山理英

スィングジャズテイストで展開するナンバーは、浜崎貴司の言葉がどっしりと伝わってくる始まり。 サビではベースも踊るようにメロディを放ってくる。そして、やっぱり際立つ音と言葉の数に圧倒されるんだな。

4. TIME

Word:浜崎貴司 Music:浜崎貴司、堺敦生 Arrangement:浜崎貴司、山田裕之、堺敦生、波多野哲也、石山理英

浜崎貴司の言葉が冒頭から訴えかけてくるように、爆発するかのように、吠えまくるミディアムナンバー。 どっしりと地に足を着けている音だからこその、パンチ力がすごいんだな。サビの言葉の力、時にしゃがれたヴォーカルもおしゃれに映える。

5. All My Loving

Word & Music:John Lennon, Paul McCartney Arrangement:浜崎貴司、山田裕之、堺敦生、波多野哲也、石山理英

モゴモゴと歌うから、聞き取りづらいな。で、よく聞くと、The Beatlesのナンバーのカバーな訳ですよ。 弾けてポップに聞かせてくれるかと思いきや、アングラ感たっぷりの濃厚なテイストでお届け。ヴォーカルは終始淡々とした感じ。こういう解釈の仕方もあるんだな、というカバーです。

偉大なる女性に告ぐ PART2 (おまけ)

ボーナストラックとして、M-2のリプライズ。テンポやアレンジ、雰囲気を変えてきても、浜材隆の濃さは変わらないんだな。

2nd Album『AIと身体のSWING』● '02/3/27 release

浜崎貴司のソロ第2弾アルバム。前作EP「俺はまたいつかいなくなるから」の路線を引き継いで、ジャジーなテイストを全面に押し出してきたアルバムになっています。 タイトルもまさしく、「AIと身体のSWING」ということで、リズミカルで渋くて、かっこいいナンバーや、濃厚でどっぷり渋いナンバー、さらに独特のテイストで聞かせてくれるカバーなど、全8曲収録。 また、「オンナLIFE」では、アナム&マキとMCUを迎えてのコラボを聞かせてくれたりと、とにかく面白い作品になっています。 熱いヴォーカル、そして熱いメッセージに痺れるんだな。浜崎貴司の思いが、ダイレクトに歌詞に乗って、心を揺さぶってきます。まさしくスィングしなけりゃ意味がないアルバムだね。

1. AIと身体のSWING

作詞:浜崎貴司 作曲:浜崎貴司 + 堺敦生

アルバムのタイトルチューン。オープニングを飾るだけの勢いを放つ痛快ジャズロックナンバー。 ラップのようなメロディパートも、浜崎貴司らしさを出すのは言葉の力が大きいから。サビの勢いといい、スィング感もたまらないんだな。ブラスも吹き荒れて、とにかく力が出まくっています。

2. 魅惑のBLUES

作詞:浜崎貴司 作曲:浜崎貴司 + 堺敦生

ムードたっぷりに聞かせるブルースナンバー。コーラスとのハモリもまたオシャレで粋な感じだね。 惑星のように歌うブルースって、どんな感じなんだろうか。妖しさもあるけれども、全体的には渋さがたっぷりのミディアムチューンです。

3. MUSASINO

作詞・作曲:浜崎貴司

ピアノの音が前に出てきては、美しさを出すポップなナンバー。アコースティックなテイストのサウンドをバックに、ダイナミックなヴォーカルで魅了してくる浜崎貴司です。 2番からは躍動感も増してきては、吉祥寺や井の頭、武蔵野市の情景を描いてきます。瑞々しさもたっぷり。

4. 時はただ今だけを乗せて

作詞・作曲:浜崎貴司

イントロはジャジーに渋さたっぷり。ピアノ VS 浜崎貴司の対決みたいだ。2番からはどっしりと、ドラムやベースも加わっては、より力強く届けてくれる。 ソウルだファンクだ、そんな要素もあるんだな。ヴォーカリスト浜崎貴司の魂のパフォーマンスだ。じっくりと楽しめますね。

5. オンナLIFE

作詞:浜崎貴司 + MCU 作曲:浜崎貴司

今回のアルバムの中で、とっても濃いナンバーは、ギターとコーラスでアナム&マキ、ラップでKICK THE CAN KREWのMCUが参加した曲です。 女の子のような人生を味わえば、彼女の気持ちもわかるのかな?という曲です。

6. あなたとキスをしてはいけない

作詞・作曲:浜崎貴司

アコースティックギターで弾き語るような始まり。タイトルはじめ、歌詞の内容もちょっと切ない感じ。 2番からはよりバンドらしいサウンドに。美しさも加えて展開。ハープの調べ、ヴァイオリンの音に包み込まれるようなサウンドにうっとり。しっとり、しっぽりとした気分になります。

7. 誰よりも君を愛す

作詞:川内康範 作曲:吉田正

松尾和子、和田弘とマヒナスターズのカバーって、このチョイスはなかなか面白いな。でもって、ものすごく渋いというか、アングラ感たっぷりな音で聴かせてくれます。 フルートも舞っては、おしゃれに。どっぷりと歌詞の世界を聴かせてくれるような、浜崎貴司のヴォーカルが何とおも言えない粘り気。

8. KHAOS ~ その先へ

作詞:浜崎貴司 + 田中花乃 作曲:浜崎貴司

アルバムのラストを飾るバラードナンバー。淡い音、アコースティックテイストの音をバックに、切々と語るように歌う浜崎貴司です。 少々、現代社会、戦争や平和な内容を含んだ歌詞が突き刺してくる。聴かせる、心に響かせるナンバーだね。

3rd Album『2002』● '02/12/8 release

2002年の浜崎貴司を総括。そんなアルバムは、新曲とライブテイクを収録した変則スタイルの作品。新曲は、FLYING KIDSの名曲「幸せであるように」のソロバージョンをアコースティックスタイルで。 ブラスも加えてじっくりと聴かせてくれます。やっぱり名曲だよなぁ、と感じさせてくれます。そのほか、ロックなナンバーやバラードなどを収録。 ライブテイクは、渋谷クラブクアトロでのパフォーマンスを収録。「俺はまたいつかいなくなるから」「AIと身体のSWING」を経てのパフォーマンスですよ。 渋くてたまらないね。ジャズをベースにしたアグレッシヴなロック。浜崎貴司のヴォーカルにも熱があったり、じっくりと聴かせてくれたりと、さまざまな表情を見せてくれます。

1. 幸せであるように

作詞:浜崎貴司 作曲:FLYING KIDS 編曲:浜崎貴司、堺敦生、山田裕之、波多野哲也、高野寛

FLYING KIDSの名曲を、浜崎貴司がソロでセルフカバー。アコースティックジャズな感じで、オシャレでかっこいい仕上がりとなっています。 時にスクラッチが入って、スパイスになる。そして、ブラスも美しさを出してくるね。やっぱりいい曲だとあらためて感じるね。ギターで高野寛が参加しているところにも注目。

2. TOUCH! SCRATCH! IT'S SMOKY IN HERE ~あたしはあたしでいられなくなる

作詞:浜崎貴司 作曲:浜崎貴司、堺敦生 編曲:浜崎貴司、堺敦生、山田裕之、波多野哲也、高野寛、ROCK-Tee、武田和大

こちらもジャズなテイストをクールに聴かせてくれるロックチューン。浜崎隆の魂のヴォーカルをダイレクトに届けてきます。 スモーキーな味わい、ブラスと囁く女性ヴォーカルも雰囲気を出してきますね。

3. 海岸線

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、堺敦生、山田裕之

しっとりうっとりなバラードナンバー。ジャジーなテイストで曲の世界へ。ピアノの美しい音色に吸い込まれます。冬の寒さや寂しさもうまく曲に表して。

4. 俺またいつかいなくなるから

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、堺敦生、山田裕之、波多野哲也

渋谷クラブクアトロでのライブより。ヴォーカルは語るように。ブルースな感じがいいじゃないか。1番はピアノをバックに、2番からはバンドサウンドでガッツリと。 生だからこその熱や勢いがダイレクトにぶつかってきます。

5. SONIC CITY SURVIVER ~ 瞬間接着愛

作詞:浜崎貴司、田仲花乃、高野寛 作曲:浜崎貴司、高野寛 編曲:浜崎貴司、堺敦生、山田裕之、波多野哲也

ライブならではのアレンジだね。激しさたっぷりのジャズロックでかっこいいんだ。ベースの動きやピアノの華麗さにうっとりだね。

6. MUSASINO

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、堺敦生、山田裕之、波多野哲也

浜崎貴司の力強いヴォーカルが、メッセージをぶつけてくるように。 バンドのサウンドも鮮やかに。曲のキラキラした世界を見事に表現してくる。躍動パートから、最後はしっとりと締め。

7. 時はただ今だけを乗せて

作詞・作曲:浜崎貴司 編曲:浜崎貴司、堺敦生、山田裕之、波多野哲也

「今日はどうもありがとう!」。そして語って始まる。ピアノをバックに、渋くヴォーカルを聞かせてくれる浜崎貴司。 時に激しく、時に情を込めて、表現も豊かに。高音ファルセットで少々キュンとさせてくる。2番からはバンドサウンドで厚い音をぶつけてくる。 ヴォーカルの力、言葉の力をダイレクトに感じるパフォーマンスだね。

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