album

1st Album『ハイカラガール』● '01/11/21 release

プロデューサーの中田ヤスタカと、ヴォーカルのこしじまとしこからなるユニット「capsule」の記念すべき1st Album。 シングル「さくら」や「花火」で聞かせてくれた、和モダンのオリエンタルなメロディをベースに、ピコピコの打ち込みトラックを使用したアプローチで楽しませてくれる。 中田ヤスタカの作り込まれたトラックは、随分と計算高いよね。確信犯的なサウンドで、capsuleをおしゃれに聞かせる。 それ以外にも、レトロなサウンドやおしゃれボッサなど、カフェミュージックにも適したトラックで楽しませてくれる。 全体的に、こしじまとしこのヴォーカルは、聞かせるというよりかは添えられているような感じかな。 極上にうまいというわけではないけれども、スーッと曲に浸透して響き渡るような力を持っている。ここからcapsuleが始まった名盤。ブックレットの中田ヤスタカの姿が強烈インパクトを放つ。

1. サムライロジック

作曲・編曲:中田ヤスタカ

ロボットヴォイス。そして、8bitのチップチューンを聞かせるイントロダクション。和のメロディがいい味を出す幕開けですね。

2. 粉雪

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

優雅に響き渡るサウンドにうっとり気分。鮮やかなキーボードの音。弾むピアノが壮大な世界を作り上げる。 こしじまとしこのヴォーカルも、真っ直ぐ語りかけてくるような力がありますね。寒さよりも淡さが伝わってくる。

3. 恋ノ花

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

切なくも、前向きな意思表示を見せるミディアムナンバー。しっとりとした雰囲気を出しつつも、カフェミュージックのテイストを出して、おしゃれに飾ることも忘れない。 サビのメロディもグッと聞かせてくれます。ただ、終わり方がちょっとつまらなかったかな。

4. 真夜中の電話

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

まったりテイストのおしゃれミディアムトラック。タイトル通りに電話のベルが鳴るイントロ。本編サビも優しく優雅に響き渡る。 アコーディオンのような音色が、本当におしゃれ。カフェミュージックだね。

5. 花火

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

ポップでキュートcapsuleの2枚目となるシングルナンバー。夏を彩る花火をテーマに、夏の切なさをスパイスに聞かせる1曲。 キラキラ煌びやかなところは、花火の美しさを表しているかのようだね。それにしても、このメロディラインの不思議さが面白い。さすがは中田ヤスタカ。 だんだんと病み付きになるような1曲です。

6. 壊れた時計

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

切ないメロディを聞かせるミディアムバラード。かき鳴るギターの音が、爽やかさを生み出すけれども、歌詞の中身は堅苦しさもある。

7. 愛してる愛してない

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

ボッサタッチの軽やかな音を聞かせるナンバー。曲からは、プンプンとおしゃれな匂いが漂ってきます。 ウキウキワクワクするような。中で歌っているように、平和な歌ですね。

8. うつつ

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

まったりテイストのインストナンバー。ボッサタッチのビートで、柔らかい音が奏でる魅惑の一時。清らかなキーボードの音色がおしゃれな雰囲気を醸し出す。

9. 神様の歌声

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

神秘的な風が吹くミディアムナンバー。鮮やかに音が広がってゆくイントロに耳が行きます。 歌が入ると、結構エネルギッシュにギターが入っていることに気が付く。そして、サビのメロディがまたオリエンタルなテイストで、不思議な世界へ連れて行ってくれます。

10. カクレンボ

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

いろんなヴォーカルが入ってきて驚いた。その後はランランお散歩気分で弾む。広がるポップチューン。またりまったり、歩き続けるように。

11. 電気十露盤

作曲・編曲:中田ヤスタカ

中田ヤスタカ節の光るインストナンバー。 コンピューターヴォーカルや4つ打ちのプログラミングビートを利用して、ポップな世界を前面に出した。リズミカルで、心地のよいカフェミュージックといった感じかな。

12. 東京喫茶

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

おしゃれな音楽で魅了してくるユニット、capsuleの3枚目となるシングルンナンバーは、これまた軽く弾けて、キャッチーに仕上げてきた。 なるほど、多くの人が指摘するように、pizzicato fiveを連想させる音使いだよね。渋谷のおしゃれカフェが似合うような音です。capsuleの本当のお遊びととらえれば、面白いのかな。

13. 写真

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

切なさをグッと出してきたミディアムテンポのバラードナンバー。淡々とした中に、ほのかな光を感じさせるトラック。 サビでは、グッとサウンドが厚くなり、より力を出してきたと感じさせる。時間の流れが止まっている写真を題材に。

14. さくら

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

記念すべきcapsuleのデビューシングルナンバー。サビの始まりから和とアジアンなテイストをミックスさせたオリエンタルフレーバーを散りばめる。 4つ打ちのビートもポップに味付け。こしじまとしこのヴォーカルも、元気いっぱいに。別れと出会いの季節を明るく聞かせてくれる歌です。結構、パンチが効いているな。

Secret Track. ハイカラ・ガール

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ

アナログノイズを加えて、レトロな雰囲気を出す。 中田ヤスタカの奏でるピアノをバックに、こしじまとしこがほんわかと歌い上げます。まさしくハイカラな1曲だね。

2nd Album『CUTIE CINEMA REPLAY』● '03/3/19 release

カラフルポップ、おしゃれでキュート。中田ヤスタカとこしじまとしこからなるcapsuleの2枚目のオリジナルアルバム。 今作は、前作「ハイカラ・ガール」以上に、ピコピコ弾けては、聞く者を楽しくおしゃれな世界へと連れて行ってくれるようなナンバーが勢ぞろい。 最初と最後のインストを除くと、全9曲と少なく感じるけれども、随分と濃い仕上がりになっています。 というのも、いろんなアーティスト達とのコラボレーションを聞かせては、新たなるcapsuleワールドが広がるんだよね。 コラボ相手は名の知れたメジャーアーティストじゃないけれども、中田ヤスタカの目にかなったアーティスト達と、見事な化学反応を示し、さらなるポップを突き進む。 収録のシングルナンバーは「music controller」「プラスチックガール」、さらに、「キャンディー・キューティー」も後にカットされる力強さを放つ。 アルバムタイトル通りに、キューティーな面の詰まったアルバムで、おしゃれ気分に浸れます。ブックレットに掲載された小暮英夫による解説は読み応えがありますよ。

1. open

拍手喝さいのイントロダクション。おしゃれフランス語のナレーションがかっこいいです。

2. sweet time replay/feat. dahlia

WORDS & MUSIC:YASUTAKA NAKATA

dahliaをゲストに迎えての、おしゃれポップチューン。フランスも飛び交って、カフェポップな感じで。 ヴォーカルは意外と冷静に決めてきましたね。大人なテイストもあって、クールな雰囲気。

3. キャンディー キューティー/feat. Sonic Coaster Pop

WORDS & MUSIC:YASUTAKA NAKATA

ドリーミングなオープニングから、いっきにピコピコサウンドがほとばしるポップチューン。ゲストにSonic Coaster Popを迎えての極上ナンバー。 とにかくアグレッシヴにビートを打ち込んできては、おしゃれサウンドに仕上げて、カラフルポップな中田マジックで極彩色に。

シングルでは、イントロのドリーミングな部分をカットしたエディットバージョン。

4. プラスチックガール/feat. EeL

WORDS & MUSIC:YASUTAKA NAKATA

capsuleの5枚目となるシングルナンバーは、ゲストにEeLを迎えて、おしゃれカフェ要素を漂わせる極上ポップチューン。 フレンチポップなこじゃれた雰囲気が、capsuleにぴったり合っているね。2人のヴォーカルもいい具合に混ざり合う。 言葉の選び具合も、さすがの中田ヤスタカセンス。どこまでもおしゃれに仕上げたキュートナンバー。

5. french lesson/feat. サブ&まみ

WORDS & MUSIC:YASUTAKA NAKATA

サブ&まみを迎えたフレンチポップナンバー。 優雅に舞うアコーディオンが、とってもおしゃれ感を出している。しかし、フランス語レッスンとなると、やっぱりpizzicato fiveの二番煎じに思えたりもするんだよね。どちらもおしゃれでいいんだけどね。 全体的には、極上キャッチーで、カラフルポップなトラックです。

6. music controller (piconova-mix)

WORDS & MUSIC:YASUTAKA NAKATA REMIX:YASUTAKA NAKATA

おしゃれな匂いを振りまくcapsule。1st Album「ハイカラ・ガール」発表後、 初のオリジナルシングルチューンは、ちょっとフレンチなテイストを取り入れて、これでもかと言うくらいにおしゃれ。 でもって、ピコピコ打ち込みを取り入れては、攻めの姿勢を見せるキャッチーなポップチューン。自分達のユニット名が何度も歌詞の中に登場しては、名刺代わりの曲なのか?

アルバムでは、ちょっとボッサ感を出してリズムとビートを重視。オリジナルよりも、大人っぽくなったような気もするし。どこかしら、ゴージャスに変身したようにも思えますね。

7. おでかけ GO! GO!/feat. Sylvia55

WORDS & MUSIC:YASUTAKA NAKATA

ゲストにSylvia55を迎えての極上ポップチューン。 とにかくピコピコと弾けまくりでノックアウト。ゴーゴーダンスよろしく。ただ、「世界は45rpmで回る」という部分、pizzicato fiveの影響を垣間見ますね。

8. fashion fashion/feat. EeL

WORDS & MUSIC:YASUTAKA NAKATA

ゲストヴォーカルのEeLの声がコケティッシュに広がる打ち込みポップチューン。 ビートが増えていっては、とにかく弾けまくって。キャッチーに、そしてかわいさ全開の1曲。ヴォーカルは違えども、しっかりcapsuleな1曲。

9. ウダガワフライデー/feat. COPTER 4016882

WORDS & MUSIC:YASUTAKA NAKATA

COPTER 4016882を迎えて、渋谷の金曜の夜をおしゃれに演出。マリンバやギターも登場して、とにかくもうポップに弾けまくり。 それでいて、おしゃれ全開で、かわいらしさの出たナンバー。渋谷というよりも、パリの雰囲気が出ているんじゃないかな。

10. close

「ほたるのひかり」とともに、クロージング。フランス語のナレーションが流れては、おしゃれ要素を撒き散らして。アナログノイズはいらなかったな。

3rd Album『phony phonic』● '03/11/19 release

capsuleがまたまたおしゃれアイテムをドロップ。前作「CUTIE CINEMA REPLAY」からわずか8ヶ月で、もう3枚目となるオリジナルアルバムを届けてくれた。 今作はシングルカットが無い分、1曲1曲に魅力が詰め込まれているように思えるな。前作の続編的な感じで、今作も多彩なゲストを迎えてのコラボレーションを聞かせてくれる。 capsuleの世界をさらに鮮やかに彩ってくれます。サウンドの方も、前作の延長を行くようだな。ベースはおしゃれカフェミュージックをさらりと。 ボッサ/ジャジー系、ラウンジ系、そして打ち込みピコピコ系と、ドンドンと進化してゆく中田ヤスタカの業が光りまくる1作。 歌モノあり、インストあり、とにかく愉快痛快でおしゃれに仕上げた1枚。ある意味、前期capsuleのイメージをまとめ上げたような気がする。

1. phony phonic

words, music, arrange, programming & mix:Yasutaka Nakata

モノクロ映画のような、おしゃれ感たっぷりに聞かせてくれるオープニングのタイトルチューン。さて、capsuleのおしゃれな音楽、はじまりはじまり。

2. RGB

words, music, arrange, programming & mix:Yasutaka Nakata

フレンチポップなテイストとピコピコ打ち込みトラックを組み合わせて、capsuleの世界を聞かせてくれるアップテンポチューン。 こしじまとしこのさらっとしたヴォーカルも、曲の世界にぴったりだね。アコーディオンのような音も、とってもおしゃれ感たっぷりだ。

3. cosmic tone cooking

words, music, arrange, programming & mix:Yasutaka Nakata

ランランランと弾けるポップチューン。打ち込みピコピコと、おしゃれに鳴り響いてます。ゲストのCOPTER 4016882を迎えて、キュートな世界が広がってゆく。 宇宙感も出ていますよ。気持ちがいいね。

4. アイスクリーム

words, music, arrange, programming & mix:Yasutaka Nakata

甘くスィートなポップチューン。中田ヤスタカのおしゃれ要素とボッサテイストを出しまくったトラックは、ゲストヴォーカルにdahliaを迎えた一品。 心地よく流れてゆきます。

5. weekend in my ROOM

words, music, arrange, programming & mix:Yasutaka Nakata

サンバ/ボッサな音と、ちょっと切なさキャッチーなメロディを聞かせてくれるポップチューン。 ゲストにHazel Nuts Chocolateを迎えて、クールなヴォーカルと弾けたサウンドがいい熱を生み出す。

6. life style music

words, music, arrange, programming & mix:Yasutaka Nakata

どっしりと構えてきた打ち込みポップチューン。ゲストにSonic Coaster Popを迎えて、弾けたりも。 でも、英語詞メインなので、それなりにおしゃれな匂いが醸し出てきたりも。

7. swing 54321

words, music, arrange, programming & mix:Yasutaka Nakata

赤ちゃんの笑い声で始まったインストナンバー。なるほど、タイトル通りにスィング感たっぷりで、軽快な打ち込みとともに、おしゃれに聞かせてくれるナンバーだね。 ゴージャスな雰囲気も手伝って、いつも以上にかっこいいcapsuleです。

8. end of summer

words, music, arrange, programming & mix:Yasutaka Nakata

続いてもインストナンバー。夏の終わりの切なさが、アコーディオンから伝わってくる。 また、アナログノイズや波の音も、夢見心地にさせてくれますね。インタルード的に。

9. idol fancy

words, music, arrange, programming & mix:Yasutaka Nakata

タイトル通りにかわいくおしゃれな打ち込みポップチューン。This is capsuleなナンバーは、Hazel Nutz Chocolateを迎えて、女の子の気持ちを歌っています。 でも、この詞を中田ヤスタカが書いているというのがね。この内容でしょ、驚きですよ。

10. 反重力旅行

words, music, arrange, programming & mix:Yasutaka Nakata

拍手に迎えられて始まり始まり。ジャジーな要素を取り入れて、かっこよく聞かせてくれます。 ゲストヴォーカルにPINE*amを迎えて、優雅な香りを漂わせます。でもって、やけにゴージャスに聞かせてくれました。

4th Album『S.F. sound furniture』● '04/6/9 release

capsule4枚目のアルバムとなった今作は、音を家具として生活空間の中に当たり前のような存在と歌う作品。やはりポップな面を作り込んできた中田ヤスタカは、こだわりを感じさせるね。 これまでカフェやラウンジ、フレンチポップな渋谷系ミュージックをベースに聴かせてくれたけれども、次第に打ち込み色が強くなってきたね。 でも、そのバランスが絶妙で、まだまだピコピコ路線まで走らず、バッキバキの領域まではほど遠いので、万人受けしやすい作品かな。 こしじまとしこのヴォーカルも、うまく前面へと出して、おしゃれで心地の良い曲の誕生だ。古臭さを出しながらも新しさを取り込んできた。 シングル「レトロメモリー」で見られたような、懐かしレトロ感とさし新サウンドの融合が本当に上手。 まさしく、手の届きそうな場所にあるアルバムとなりました。capsuleの位置づけが、次第に変わっていくような感じの作品だね。

1. S.F. sound furniture

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

タイトルコールとともにスタートする、アルバムのオープニングチューン。ピコピコ全開で、極上ポップな音を届けてくれます。愉快痛快ながらに、おしゃれ。 刻むようにヴォーカルを入れてきては、ちょっとひねっていますよ的アプローチでせめて来ましたね。

2. GO! GO! Fine Day

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ウキウキワクワク、ゴーゴーな勢いで聞かせるポップチューン。どこかしら、やっぱり渋谷系のノリ、センスを感じさせます。 おしゃれながらに愛らしさも出ていて、カラフルに染めてきます。カフェやラウンジにもぴったり合いそうな1曲です。ゴー!ゴー!

3. ポータブル空港

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ピコピコエレクトロサウンドを打ち込むキャッチーチューン。このアルバムでのデジタルサウンドとcapsuleが、相性よく表れている作品。 こしじまとしこのコーラスが、おしゃれに響き渡ります。日本語と英語のナレーションが、レトロ感を出しながらも、バックのトラックと合わさることで、近未来感たっぷりですね。

4. 宇宙エレベーター

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ほどよいピコピコサウンドと、アップテンポのおしゃれなカフェ/ラウンジ系サウンドが組み合わさっては、 capsuleらしさを出して楽しさいっぱいだね。それでいて、スタイリッシュな雰囲気もあって、かっこよさも伝わってきます。

5. Future TV

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

テレビのチャンネルを回す音。 「レトロメモリー」がテレビから流れてきたと思ったら、またチャンネルが変わる。そして、ニュースキャスターがニュースを伝えます。そんなインタルード。

6. 未来生活

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

おしゃれ感満載。ゆったりまったり、ウキウキワクワクなポップチューン。未来のことについて歌っているんだけれども、サウンドは程よい打ち込みで、未来らしさを出しています。 でも、基本的には優雅でおしゃれなフレンチポップをベースにしていますね。

7. 壁に付いているスイッチ

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ブレイクビーツのような力強さを少々感じさせるビートを振りまくミディアムチューン。 ナレーションで魅了する1曲。基本的にはインストナンバー。淡々とストーリーが進行します。

8. Super Scooter Happy

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ウキウキ気分がそのまま曲に表れている、極上ハッピーでポップでキャッチーなナンバー。 音で随分と伸び伸びながら、ちょっとガヤガヤしている雰囲気もある。でも、楽しさが伝わってくるようなカラフルな曲だね。

9. ミルクティーの時間

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

インストチューン。オルゴールが優雅に響き渡ります。やかんが沸騰する音を放ち、お茶を注ぐ。至福の一時です。

10. Ocean Blue Sky Orange

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ボッサテイストのおしゃれなアップテンポチューン。ちょっともっさりとした音で、capsuleらしい温かさとおしゃれな音をスーッと注ぎ込む。 抑え目なこしじまとしこのヴォーカルが、ちょっと大人の雰囲気を放ちます。

11. レトロメモリー

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

capsuleの放つシングルは、タイトルのごとく、レトロ感満載ながら、ジャジーでおしゃれに決める極上ポップチューン。 フレンチポップな要素もあって、こしじまとしこのヴォーカルも、優しさと温かさを届ける。 ほんわか気分は、capsuleならではのテイストを出す。後半では、打ち込みビートも登場して、よりポップなアプローチで攻めてきました。

5th Album『NEXUS-2060』● '05/2/9 release

「S.F. sound furniture」に続くcapsuleの5枚目となるオリジナルアルバム。いろいろなサウンドが詰まっていて、中田ヤスタカがやりたいことを思い切りやっている感じが伝わってきますね。 これまでのラウンジ系おしゃれカフェミュージックをベースに、今作はちょっとテクノ路線も加えてみました、的な。 せっかくアルバムのコンセプトがしっかりしているのに、そのコンセプトに収録曲が着いていけてない感じがして、中途半端かな。 うーん、中田ヤスタカの過渡期なのかもしれないな。いかんせん、capsuleのこれまでを引っ張ってきたサウンドに、逆に引っ張られてしまった残念な感じがしてしまうアルバム。 ただ、アルバム全体としては、やっぱりおしゃれな雰囲気は残っているんだよね。

1. NEXUS-2060

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ナレーションで始まるイントロダクション。さて、離陸に向けてのインストラクション。 capsuleならではの不思議でおしゃれなシチュエーション。さて、いよいよ出発です。

2. space station No.9

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

もっさりビートとおしゃれサウンドで展開するポップなインストチューン。 カフェ/ラウンジ系のしなやかで温かな部分と、中田ヤスタカの狙うサウンドで見事にcapsuleらしさを出す1曲。

3. A.I. automatic infection

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

軽やかなポップでキャッチーなおしゃれナンバー。程よいピコピコサウンドと、こしじまとしこのヴォーカルが温かさを出す1曲。 渋谷系の進化したようなスタイルが垣間見えるような音使いだね。

4. Q&A

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

インタルード。こしじまとしこがクイズを読み上げます。

5. Lucky Love

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ポップな4つ打ちビートが展開するキャッチーチューン。華やかさがあって、ウキウキワクワクな気分にさせてくれる。音の弾みがとにかく楽しさを伝える。 まさしくハッピーな気分にさせてくれるナンバーだね。

6. happy life generator

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

軽やか打ち込みと極上ポップなサウンドが交差するcapsuleの渋谷系ナンバーの最高地点。 メロディアスなサビは、聞き応えがあるんだけれども、こしじまとしこのヴォーカルにエフェクトをかけなくてもよかったんじゃないかな。 タイトル通り、ハッピーな気分にさせてくれる曲で、楽しさいっぱいですよ。

7. beautiful hour

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

パーカッションが軽やかに弾けて、4つ打ちビートも登場。力強さとライトなテイストで聞かせてくれるインストナンバー。こしじまとしこのハミングがおしゃれに飾ります。 それにしても、随分とロングランを行きますね。約7分の大作です。

8. urban complex

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

こちらもインストナンバー。サンプリングの使い方から、pizzicato fiveの影響が見られるよね。 そんな感じで、淡々とミディアムテンポのビートを打ち込んで、いろんな音を継ぎ足してきました。

9. world fabrication

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

イントロ無しで始まった、極上ポップな派手派手ナンバー。音使いがとってもドリーミングだね。 ショーレビューみたいにゴージャス感を漂わせてきた。こしじまとしこの歌も、楽しさが伝わってきます。フレンチポップよろしく、おしゃれなグルーヴでノックアウトです。

10. tokyo smiling

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

打ち込みビートとラウンジ系サウンドが交差するポップなアップテンポトラック。 これぞcapsuleカフェ期の集大成と言わんばかりのポップビートとおしゃれに飾るサウンドがミックスされて、中田ヤスタカの思惑が見事に表れているね。女子な歌詞まで、手がけています。

6th Album『L.D.K. Lounge Designers Killer』● '05/9/21 release

capsule、SFシリーズのトリを飾る、通算6枚目のオリジナルアルバム。おしゃれラウンジ系のサウンドはもちろんあるんだけれども、もはやピコピコ打ち込み系へ移動しているね。 特にリード曲「グライダー」は、4つ打ちビートを鳴らして、それでいてポップに飾るテクノチューン。capsuleらしい、おしゃれでスタイリッシュなイメージそのままに、新たな世界へと連れて行ってくれます。 なんだか、アルバムタイトルが表すように、これまでやってきたラウンジ系サウンドに別れを告げるような、はたまたスペイシーな世界への旅立ちのような作品だね。 こういうジャンルに興味を持って、とことんその世界へと突き進むヤスタカスタイルなんだろうか。 こしじまとしこのヴォーカルは、まだまだおしゃれなんだけれども、エフェクトをかけて、次なるスタイルを目指しているようにも思える。 capsuleにとっては、ターニングポイントにもなったんじゃないかな。多様なジャンルのトラックが収められていながらも、おしゃれポップサウンドとして成立しています。

1. 空飛ぶ都市計画

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ピコピコ4つ打ち主体のポップなエレクトロナンバー。 ラウンジ系から徐々にこういう打ち込みスタイルへシフトチェンジしていくcapsuleの過程を見ることができるトラックだよね。とっても優雅に広がる、まさしく空を飛ぶような爽快感があります。 こしじまとしこのおしゃれなスキャットコーラスも手伝って、攻撃的な面だけでなく温かさも出たトラックに仕上がっていますね。

2. テレポーテーション

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ボコスカビートとピコピコプログラミングが強力に交わるアップテンポナンバー。 力強いビートを和らげるこしじまとしこのヴォーカルもにもエフェクトをかけて、近未来感を出す。 これぞcapsuleの新スタイルだね。中田ヤスタカの進化を極める一手を聞かせてくれました。最後はドリーミングに仕上げてくるところはさすがだね。

3. Lounge Designers Killer

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

4つ打ちビートをバッキバキに打ち込んでくるデジタルナンバー。おしゃれというよりかは、もうcapsuleの新たなるステージだね。 コンピューターを駆使して、ちょっと驚かせたいという気持ちが伝わってくるトラック。エッジの効いたトラックが、スタイリッシュでクールなアルバムタイトルチューン。

4. twinkle twinkle poppp!

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

前曲から一転、ポップでキャッチーでかわいらしいこしじまとしこのヴォーカルが、ドリーミングに広がるナンバー。 おしゃれ女子にぴったりな雰囲気を振りまいて、とってもスィートな1曲に仕上がっている。打ち込み加減も程よく、スタイリッシュなナンバーに聞かせてくれました。

5. tiC taC

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ラウンジ系のボッサなムードを出すおしゃれナンバー。 まったりとした雰囲気の中で、こしじまとしこがサラッと歌い上げるトラックになっています。

6. アンテナ

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

デジタルサウンドを聞かせるインタルード。鋭さが出ていながら、次曲への橋渡しを手がける。

7. グライダー

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

疾走感や爽快感を盛り込んだ、キャッチーなテクノポップチューン。 メロディアスなナンバーで、こしじまとしこのヴォーカルは、ちょっとエフェクトをかぶせているけれども、伸びやかに響き渡る。 ピコピコ4つ打ちも程よく、聞きやすいね。後のcapsuleやperfumeに通じる、親しみやすいテクノポップに仕上がっています。

8. 人類の進歩と調和

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ドラムンベースを彷彿とさせるビートが軽やかに響き渡るデジタルトラック。こしじまとしこのヴォーカルが、ちょっと無機的で、全体的にスペイシーな雰囲気に仕上がっている。 お固いタイトルだからこそ、反動で楽しさが伝わってくるようなナンバーだね。

9. do do pi do

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

クラブライクなトラックで、ピコピコビートを打ち込んでは、楽しさ満載のポップチューン。 ウキウキワクワク楽しく、それでいておしゃれな雰囲気が出ているヤスタカマジック。歌詞も随分と女子ですね。スィートでお腹がすいてくるな。

10. fin.

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

アルバムを締めるインストチューン。ピアノの音が弾んで、おしゃれに奏でられています。これがまた、昔の映画を彩るような、ムーディでいい味を出しています。 中田ヤスタカのセンスが出まくっていますね。

7th Album『FRUITS CLiPPER』● '06/5/10 release

おしゃれカフェユニットから、おしゃれエレクトロユニットへ。capsuleが放つ7枚目のアルバムは、全編打ち込み多用のエレクトロトラックで攻めて攻めて攻めまくる。 前作「L.D.K. Lounge Designers Killer」あたりから、少々サウンドをシフトチェンジしてきたように思えるけれども、 今回はラウンジ系のトラックはなく、ほとんどバッキバキの打ち込みナンバーで攻めてきました。 それでも、根本にあるのはcapsuleらしいおしゃれな部分。中田ヤスタカの作るメロディは、どこかしらキラキラ輝かせるように、 鮮やかなラインを行く。トラックからトラックへの移り方、ヴォーカルにかけたエフェクト、サンプリングやダブの要素も垣間見られるインストナンバーなど、 多様なトラックでcapsuleが未来をひた走る。全10曲でちょっと少なめに感じるけれども、充分味わいつくすことができるくらい濃厚です。 キャッチーさも兼ね備えていて、とにかくcapsule熱が伝わってきます。

1. CS Entrance6

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

コンピューターヴォイスのナレーションで始まり、そこから打ち込みトラックので攻撃が始まる。 うねうねビートをまとったクールなテクノチューンは、capsuleの新たな世界の扉を開く。

2. FRUITS CLiPPER

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ざっくりギターの音と打ち込みが合わさって、なかなか鋭い音をぶち込んでくるアルバムのタイトルチューン。 それでいて、キラキラおしゃれな雰囲気を醸し出すcapsuleマジック。エフェクトの掛かったヴォーカルも、メインを張ると、やっぱりキャッチーで魅了してくるね。

3. jelly (album-edit)

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

グツグツビートとポップに弾けるピアノの音が爽やかでいい感じにギャプを生み出す。 軽やかなエレクトロビートをまとって、重音軽音を器用に行き交うトラック。でもって、バッキバキな感じもあるし、本当にcapsuleの音の変化を味わえる1曲。

4. CrazEEE Skyhopper

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

どっぷりどっぷり、アングラなラインをライトに聴かせるインストエレクトロチューン。 濃いなぁ、もはやcapsuleではなく、中田ヤスタカ仕様のトラック。時に派手なサウンドを投入して、鮮やかに映えてきます。しかも約6分、かなり濃密です。

5. 5iVE STAR

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ポップで明るい4つ打ちビートが少々ラテンだったり、いろいろな面を覗かせるアグレッシヴなナンバー。 明るくハッピーなパーティーチューンですね。それでいて、しなやかに輝きを放ちます。

6. Endor

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

インタルード。鳥のさえずりのような音で、まるで爽やかな朝を迎えるみたいだ。

7. Robot Disco

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ど直球ピコピコテクノチューンで、一気に攻めに好転するナンバー。 タイトルさながらフロア対応型のビートが軽やかに弾けてきます。ロボットヴォイスもいいスパイスになっているね。

8. super speeder Judy Jedy

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

オープニングで淡い音で包み込んできたと思ったら、その期待を見事に裏切って、バッキバキのビートとエッジの効いたギター音が投入される。 capsule、まったく疲れを知らずに駆け抜けて行くね。エフェクトヴォーカルがちょっと聞きづらいのが難かな。

9. megalopolis

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

のっけからカラフルに、エレクトロビートを投入して、駆け抜けていく様は、 タイトルさながら近未来都市を軽やかに移動するようなアグレッシヴな1曲 。それでいて、ディスコティークな要素もあって、楽しいな。

10. dreamin dreamin

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

アルバムのラストを飾る4つ打ちナンバー。イントロからしてドリーミング。その後も力強いビートと軽やかなこしじまとしこのヴォーカルが舞います。 歌詞といいサウンドといい、前作テイストと今作の魅力がうまい具合に合わさったようなおしゃれトラックだね。

8th Album『Sugarless GiRL』● '07/2/21 release

早くも登場、capsuleの8枚目となるオリジナルアルバムは、前作「FRUITS CLiPPER」に、さらにエッジを加えてエレクトロ要素もつぎ込んできたテクノアルバム。 冒頭のインストを経てのM-2「Starry Sky」から打ち込みとギターが炸裂し、超強力なトラックで中田ヤスタカが仕掛けてきました。 メロディもキャッチーで、こしじまとしこのヴォーカルも、サウンドの一部と化して、capsuleのエレクトロワールドが舞います。 タイトルチューン「Sugarless GiRL」も超キャッチーなメロディと、これまでのcapsuleの持つおしゃれでキュートなテイストも放ち、全体的に“甘くはない”トラックでガツンと仕掛けてきました。 そのほか、「Spider」でもさらにノックアウトな力を放ったり、「REALiTY」でがっつりエレクトロサウンドを堪能できたり、最後の「Secret Paradise」では、ちょっぴり切ない要素を加えては聴かせてくれます。 ただ、やっぱり根底にはcapsuleの持つおしゃれな部分が、しっかりと残っているね。ますます中田ヤスタカ色が濃くなっているcapsuleワールドです。

1. Welcome to my world

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ロボトヴォイスでスタート。近未来感たっぷりで、はじまりはじまり。

2. Starry Sky

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

すかさず前曲から入ってくる打ち込みチューン。前曲のナレーションも加えつつ、バッキバキな音で攻めてくるテクノチューン。 ビートよろしく、ギターな音もギュインギュインと入ったりして、かなり濃密なトラックに仕上がっているね。 その一方で、サビに入るととっても爽やかでキラキラ要素を出してくる。ここはやっぱり、タイトルを表しているね。キャッチーなメロディとともに、夜空に舞います。

3. REALiTY

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

乗っけからピコピコビートを放っては、ウネウネビートに変身して、攻めの姿勢を変えない。 アッパーなテクノチューンでとどめを刺してくる。本編はとにかくバッキバキにサウンドが襲いかかってきては、 脳内トランス状態に。あらゆる方向にレーザービームをぶっ放しているみたいで、本当に乗りまくっていますね。

4. Sugarless GiRL

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

昔のポップでおしゃれなサウンドの色を残しつつ、エレクトロへのシフトチェンジなトラックとうまく融合を果たしたポップチューン。 さすがにバッキバキの曲が続いたので、ここで一息入れてきた感じかな。それでも攻めの打ち込みトラックで、キュートでポップな仕上がりになっている。

5. Catch my breath

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

バチコンビートを打ち込んで、ゴリゴリギターが押し寄せて、 アゲアゲに攻めてくるギターエレクトロチューン。がっつりギタートヴォコーダーヴォーカルにビートを効かせたトラックがとにかく熱い。

6. Spider

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

前曲から間髪入れずにスタート。4つ打ちビートと哀愁漂わせるメロディて展開する歌モノエレクトロチューン。 こういう部分で従来のおしゃれなcapsuleの要素が出ているんだよね。爽快でキャッチーに聴かせてくれました。

7. MUZiC

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

まさしくエレクトロな1曲。ピコピコとバッキバキが交差する、ほどよい濃さで、 1980年代テイストも感じさせるね。インストなので、思う存分フロアで踊れるトラックです。

8. Melting point

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

タイトルさながら、とろけそうな美しさを出すピアノの音に、うっとり。インストでインタルード。ここで、安らかなひと時を。

9. Sound of Silence

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

バッキバキでど直球のエレクトロチューン。これぞcapsuleな音で、フロアを熱くする4つ打ちナンバーをぶつけてきました。 鮮やかなサウンドに身を包んで、縦横無尽に舞う。まったく静寂を感じさせないぞ。

10. Secret Paradise

Produced by Yasutaka Nakata songs & words written by Yasutaka Nakata

ピコピコ音で始まったから、もっと軽やかにくるかと思いきや、結構重たいビートを持ってきたね。 バッキバキのビートと、こしじまとしこの鋭いヴォーカルが、秘密の楽園を目指す。ちょっと気持ち込めず、無機的に感じさせるところが好きかな。クールビューティーな1曲。

Remix Album『capsule rmx』● '07/10/10 release

capsule、初のリミックスアルバムは、中田ヤスタカが、この時点での最新で最高のトラックに仕上げた全9曲。 うち1曲はイントロダクションだけれども、その他の楽曲は、より濃密なトラックに変身しています。 リミックスによくある原曲破壊までの域には達していないので、意外と聞きやすいし、オリジナルとともに盛り上がれるようなトラックなので、 ノリも十分にあります。初期のおしゃれカフェラウンジナンバーからの選曲がないのが残念だけれども、今のcapsuleが、よりクラブサウンドへとシフトチェンジしているからこその 選曲と仕上がりなんだろうな。また、中田ヤスタカ自身がリミックスを手がけているので、変なひねりもなく、ただただ、この時間を共有できるような仕上がりですね。 ただ、こうなると、敢えて他者によりリミックスも聴きたくなってくるんだよね。

1. capsule rmx→

Produced by Yasutaka Nakata

ナレーションの後は、まるでサンプリングのごとく、いじりまくりの展開。基本は4つ打ちダンストラックで、軽快に。そして、スムーズに次曲へとバトンを渡す。

2. jelly (rmx ver.)

Produced by Yasutaka Nakata

アッパーにかますハイエナジー系の始まりで聴かせるピコピコリミックスチューン。とにかく濃い味付けにより、どっしりと聴かせてくれる。 その後は滑らかテイストで爽やかさを作って、ポップに聴かせてくれます。メロディパートとサビパートの音のバランスがうまく取れているね。

3. Sugarless GiRL (rmx ver.)

Produced by Yasutaka Nakata

煌びやかでアッパーにかますテクノリミックスチューン。ヴォーカルにエフェクトをかけたり、弄りまくってサンプリングのように聴かせたりして、アッパーにかましてきます。 なのに鮮やかに映えるのは、中田ヤスタカマジックだよね。

4. CrazEEE Skyhopper (rmx ver.)

Produced by Yasutaka Nakata

もっさりとした始まりから、急にアグレッシヴな音へと変身。こちらもエナジーたっぷりの音で、ガッツリと攻めた音を聞かせてくれます。 ヴォーカルが無い分、やっぱりトラックの音もダイレクトに感じるね。約8分、濃厚です。

5. ポータブル空港 (rmx ver.)

Produced by Yasutaka Nakata

ピコピコはじけまくりのトラックで楽しさいっぱいだね。 プシュープシューと、あっちこっちに音が飛び交いまくり。capsuleの持つおしゃれ要素をうまく昇華させながら、エレクトロなアプローチに取り掛かっているね。

6. do do pi do (rmx ver.)

Produced by Yasutaka Nakata

ボコスカドラムで始まった後は、パンチの効いた4つ打ちビートとともに、 ポップで華やかに展開。オリジナルのおしゃれラウンジ系だった曲も、いい具合にエレクトロへとシフトチェンジにできた感じだね。

7. Lounge Designers Killer (rmx ver.)

Produced by Yasutaka Nakata

4つ打ちビートがさらにクールに。それでいて、いろんな音が入ってきて、サイバーテクノ状態に。 中田無双。鋭く刺してくるように音が展開。尖ったトラックで、仕掛けてきました。

8. Sound of Silence (rmx ver.)

Produced by Yasutaka Nakata

オリジナルとそこまで大きな変化は無いかな。リズミカルなビートが心地よく展開するトラックです。

9. グライダー (rmx ver.)

Produced by Yasutaka Nakata

煌めくサウンドと4つ打ちビート。そして、エフェクトをかけたヴォーカルが絡み合うリミックスチューン。 その後、エッジを効かせたギターもざっくりと入ってきて、かっこ良さを出してきた。ヴォーカルが、オリジナルよりもピッチが下がっているので、より力強さを増したようなトラックに感じるね。

9th Album『FLASH BACK』● '07/12/5 release

「FRUITS CLiPPER」「Sugarless GiRL」と立て続けにエレクトロ路線をひた走るcapsuleが、 これでもかと言わんばかりに放つ濃厚エレクトロアルバムをドロップ。タイトルが表すかのように、新しさと懐かしいテイストを感じさせる作品です。 バッキバキでピコピコなタイトルチューン「FLASH BACK」はじめ、1980年代風テクノポップなM-4「You are the reason」、 Kylie MinogueよろしくグルーヴィーなM-8「I'm Feeling You」など、アプローチの仕方も様々で、器用な面を見せる中田ヤスタカのマジックです。 ここまでくると、こしじまとしこの存在意義もだんだんと薄らいでしまうかと思いきや、ヴォーカルもサウンドの一部と化す。capsuleを構築するには必要不可欠な存在となっています。 アルバムのラストは、クールダウンさせるかのように、R&Bテイストの打ち込みナンバーで締めてくるとは、ひねってきましたね。とにかくキラキラ眩しさのあるcapsuleをご賞味あれ。

1. construction

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ピコピコサウンドとどっしりビートを組み合わせてのイントロダクション。まずはゆったりと響かせて、ここから次へと繋いで行きます。

2. FLASH BACK

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

実質、アルバムのオープニングを飾るタイトルチューンは、エナジー炸裂のエッジが効いた4つ打ちエレクトロチューン。 capsule、中田ヤスタカ節炸裂のアッパーチューンで、いきなり攻めてきます。とことん音をつぎ込んで、capsuleの今を体感できる1曲です。

3. Eternity

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ちょっとレトロなテイストのあるテクノチューン。こしじまとしこのヴォーカルも、エフェクトをかけたことで、曲を構成する音の一部と化す。 英語詞でおしゃれに決めてくるところは、やっぱりcapsuleの持ち味なんだろうな。

4. You are the reason

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

なんだか1980年代風テクノポップな印象を放ってきたね。懐かしさもあり、新しさもある。所々でNew Order「Blue Monday」らしい手拍子を打ちたくなる1曲。 ヴォーカルは滑らかに入り、おしゃれな展開を見せる。

5. Love Me

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

浮遊して始まる1曲。本編は打ち込みたっぷりのテクノチューン。 この曲も1980~90年代初頭のテイストがあって、懐かしい打ち込みチューンだね。過去を下地に、新しい時代を飾るcapsuleです。

6. I'm Feeling You

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

イントロからクールに。エレクロトポップの際立った音がクール。なるほどね、Kylie Minogueらしさがある音だね。 ただ、こしじまとしこのヴォーカルで聞くと、やっぱりcapsuleだ。キャッチーさで持っていくというよりかは、1つの音としてさらっと聞かせてくれるような感じ。

7. MUSiXXX

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

前曲からスライドするように始まるトラックは、ゆっくりながらバッキバキの4つ打ちビートで襲いかかってくる。 もう、この音使いは納得な感じだね。ガッツリ攻めた音で圧倒しては、ノックアウト。そういや前作で「MUZiC」という曲があったね。

8. Get down

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

「Fever」期のKylie Minogueテイストを、capsuleも取り入れたかのようなエレポップチューン。 妖しさとクールな音をミックス。こしじまとしこのヴォーカルにエフェクトをかけまくっていると、ちょっとやりすぎな雰囲気も出てくるな。

9. Electric light Moon light

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

アルバムのラストを飾るナンバーは、ミディアムスローチューン。テクノというよりかはR&Bに近いようなテイスト。意外と幻想的でドリーミングな雰囲気を出す。 タイトルさながら、月光のシチュエーションがぴったりで、クールダウンさせてくれるような曲だね。

10th Album『MORE! MORE! MORE!』● '08/11/19 release

中田ヤスタカの才能を見事に開花させるユニット、capsuleの通算10枚目となるオリジナルアルバム。タイトルチューン「more more more」はじめ、 キャッチーさを押し出したテクノサウンドで魅了してきます。前作「FLASH BACK」はちょっとこだわりが強すぎた感じもするけれども、 今回は聴きやすさが戻ってきましたね。ただ、こしじまとしこのヴォーカルは、相変わらず聴かせるというよりかは、サウンドの一部と化している。 それでもリード曲にもなっている「JUMPER」のパンチの効き具合といい、グラデーション豊かな打ち込みテクノを操り、見事なまでのcapsuleの世界が広がっていくわけだ。 すごいよ、中田ヤスタカ。まだまだ物足りない、もっともっとmore more moreな気持ちにさせてくれます。 初回盤は、そのリードナンバーにもなっている「JUMPER」のPVを収録したDVDの付いた2枚組デジパック仕様となっています。

DVD

1.

JUMPER music clip

1. runway

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

全く疾走感のない逃走劇。どっしりビートを打ち込んでは、こだわりのデジタルサウンドで魅了してくるオープニングチューン。 と言っても、イントロダクションに過ぎない小曲です。

2. more more more

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

アルバムのタイトルチューン。シュワシュワと弾ける炭酸のように、エフェクトをかけたこしじまとしこのヴォーカルが広がるテクノチューン。 アグレッシヴで生音も対応かなトラックですね。ポップに聞かせてくれるキャッチーナンバーです。

3. the Time is Now

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ダークかつ妖しげなSEを加えて、期待と不安が入り混じる。脳内でミックスさせる4つ打ちチューン。 軽やかビートを打ち込んで、ラップを聞かせるこしじまとしこが斬新な1曲。歌パートはとっても緊迫感がありますね。

4. JUMPER

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

何かが始まる予感をぶつけてくるオープニングから引き込まれる。こしじまとシコのヴォーカルにエフェクトをかけて、 これまた緊迫感を出した後は、アグレッシヴな4つ打ちビートで攻めに攻めてくる1曲。もう誰にも止められないくらいに、先へ先へと進んでいく感じだね。

5. Phantom

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

チキチキな音がインパクトを放ち、スィングビートよろしくなデジタルサウンドを濃くぶつけてくるミディアムチューン。 ピコピコな音にピコピコな感じにエフェクトを加えたヴォーカルが魅了するナンバー。とにかく濃い。

6. gateway

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ゴージャスでドラマティックに。それでいて静かに仕上げてくるトラック、何かが始まりそうで、始まらないインタルードです。

7. Pleasure ground

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

メロディアスな始まりから、クールな4つ打ちを加えて、かっこいいのにどこかしら懐かしさを出すエレクトロチューンの誕生。 語るように、詩を読み上げるように、こしじまとしこがヴォーカルを聴かせてくれます。まるで、このアルバムでのクライマックスのようで、かっこいいな。

8. the mutations of life

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

軽めの打ち込みは、どこかしら1980年代風。淡々と響かせては、淡々と歌を聞かせてくれます。 途中からパンチが強くなった雰囲気。よりディスコティー区な感じで、ノリを加えてきました。このアルバムの中では、ちょっと異色な雰囲気。

9. e.d.i.t.

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

並々ならぬデジタルビートが押し寄せてくる、まさしく中田ヤスタカの攻めを感じさせる4つ打ちチューン。色々な要素をeditして、完成させたトラックは、 capsuleのこだわりをダイレクトに伝える1曲。こしじまとしこのヴォーカルもおしゃれに添えられています。

10. Adventure

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

アルバムのラストを飾るポップなテクノチューン。瑞々しさたっぷりのトラックがとっても明るくて、なんだか勇気が湧いてくるような1曲だね。 その中で歌声を響かせるこしじまとしこが、とっても気持ち良さそうなんだよね。メロディアスでキャッチーな1曲。これからのcapsuleを表すかのような、冒険するナンバー。

[DISC 2:DVD]

1. JUMPER music clip

Director:Wataru Takeishi *Best Album 「FLASH BEST」 DVD収録*

Best Album『FLASH BEST』● '09/8/26 release

capsule、初のベストアルバムは、今のcapsuleがわかるトラック14曲を収録。 正直、初期の楽曲、それこそ「ハイカラガール」や「CUTIE CINEMA REPLAY」の頃のサウンドは一切なく、近年の「FLASH BACK」や 最新作「MORE! MORE! MORE!」で見せるエレクトロ路線を詰め込んだ、バッキバキの1枚に仕上がっています。 それゆえ、その中に顔を出す「レトロメモリー」がものすごく浮いている気がするんだよな。「Jelly」「JUMPER」「Sugarless GiRL」などなど、バッキバキ4つ打ちダンスビートで、とにかくノックアウト。 このアルバム用にエディットをし直した曲もあり、随分と新鮮です。フロアを沸かせるcapsuleもとより、中田ヤスタカの今を体感できる1枚です。 初回盤はビデオクリップ7曲を収録したDVD付の2枚組トールサイズ仕様。 1曲目「FLASH BACK (Extended - Live mix)」のPVは危険です。点滅しまくりで、要注意ですよ。一方で、スタジオジブリ三部作のPVが、とっても新鮮に映えます。

2. JUMPER (Live mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ライブ用にミックスされたトラック。 といっても、オリジナルとして扱ってもおかしくないくらいにバッキバキに音をぶつけて、その世界に飛び込んでくる1曲。約7分。

3. グライダー (rmx ver. / Live edit)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

リミックスバーションをさらにライブエディットで。 よりアグレッシヴなビートを強調してきたような感じだな。うまくこのベストアルバムの中に溶け込んでいるような雰囲気を放ちます。

4. FLASH BACK (Extended - Live mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

こちらはライブエディットで、しかもエクステンデッド。あのテイストをよりいっそう、どっぷり浸れる1曲。とにかく濃厚に仕上がっています。

[DISC 2:DVD]

1. FLASH BACK (Extended - Live mix)

Director:Ukawa Naohiro

CGで見せるPVは、VJのごとく、変化に富んだ映像で、椅子や花瓶、アイロンや蛇口など、あらゆるものが浮遊しては爆発する。 そして、点滅が強いので、視聴要注意です。

2. JUMPER

Director:Wataru Takeishi

こちらもCGを駆使したPV。ジャンプしています。中田&こしじま両者はサングラスをかけています。 近未来感たっぷり。中田ヤスタカの千手観音にはびっくり。

3. Sugarless GiRL

Director:Yasutaka Nakata

モノクロ+青赤の3Dテイストで見せるクールなPV。こしじまとしこがリラックスした表情で歌っているね。

4. グライダー

Director:Yasutaka Nakata

こしじまとしこの眉毛が薄くて、さらに白いつけまつげなので、ちょっと奇妙な表情に見えます。 まるで動きマネキン。ポップな映像なんだけれども、やっぱり不思議な雰囲気。

5. ポータブル空港

Director:Yoshiyuki Momose

スタジオジブリ作成のアニメPV。インストナンバーなだけに、アニメを集中して見てしまうね。近未来感たっぷりの世界で、空港模様を描き出す。

6. space station No.9

Director:Yoshiyuki Momose

スタジオジブリ作成。宇宙空間を移動して、近未来の世界を描き出す。そして、カーチェイス。モデルの女の子の物語です。

7. 空飛ぶ都市計画

Director:Yoshiyuki Momose

スタジオジブリ作品。奇妙なスーツを着た女の子が困ってしまってどうなって、 男の子と入れ替わってしまって、膨らんで破裂して、無事に抱き合った。そこからジェットコースターな展開。

11th Album『PLAYER』● '10/3/3 release

「MORE! MORE! MORE!」に続くcapsule11枚目のオリジナルアルバム。音を操っているcapsule自らがプレーヤーとなり、テクノトラックを中心に、とにかくこれでもかと音を放ってきます。 一瞬ファンクなラップが入ってきてびっくりする曲もあるけれども、こしじまとしこの声を生かしたトラックを中心に展開。 CMトラックにもなった「Hello」はいい曲なんだよな、もうちょっと長く聴きたいほど。「FLASH BACK」「MORE! MORE! MORE!」という流れで聞くと、結構聴きやすい作品になったかな。 初回盤は「Hello×iida」によるコラボMVを収録したDVD付きの2枚組仕様。

DVD

1.

Hello × iida music clip

1. Stay with You

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

歌モノcapsule再来と言わんばかりに、こしじまとしこがじっくりと歌を聞かせてくれるナンバー。所々でヴォーカルにエフェクトをかけながらも、しっかりと言葉も聞き取れます。 ゆったりじっくりとしたビートとともに、アグレッシヴな音やエレクトロなSEを散りばめて、中田ヤスタカが仕掛けてきます。

2. Player

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

派手めでパンチのあるビートを打ち込んでくると同時に、ラップが展開してあっと驚かせる始まりにびっくり。 ファンキーなテクノトラックは濃さを前面に出してくる。そこからボコスカと音がパンチを効かせて攻めてきます。火傷しそうだ。7分超えで、圧倒してきました。

3. I Wish You

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

これぞエレクトロいかなトラックで、どっぷりどっぷり聞かせるトラック。切々と歌うこしじまとしこのヴォーカルと、 煌びやかなエレクトロサウンドが交差するミディアムチューン。味わい深く、ちょっと切なくいテイストがポイントになっている。

4. The Music

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

4つ打ちビート炸裂のエレクトロトラック。エフェクトのヴォーカルを加えて、来るぞ来るぞと言わんばかりに期待を高めるオープニング。 溜めてからの爆発、そして弾けるビートに耳を委ねて軽やかに展開するダンストラックです。こしじまとしこのヴォーカルも自由に軽やかに、舞い踊るように聞かせてくれます。

5. Factory

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

これまた、めくるめくエレクトロサウンドで攻めてくるcapsule。深めの力強い音が、次第に忍び寄るように、じっくりとやってくる。 バッキバキの4つ打ちビートが、妖しさを物語る。狙いを定めては、中田ヤスタカの思惑が広がる1曲。畳み掛けるビートが頭の中を駆け巡る7分半。

6. I was Wrong

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

どっぷりゆったりのミディアムスローなトラック。優しく添えてくるピアノの音がどこかしら幻想的。 こしじまとしこのヴォーカルも、深く低く言葉を伝えてくるように。どこかしら心地よさが染み込んでくるね。

7. Can I Have A Word

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

電子音とともに、こしじまとしこのヴォーカルが交差するトラック。最初は静かに、途中からは4つ打ちビートを加えてアグレッシヴに。 躍動感とともに駆け抜けてゆくアップテンポなテクノチューン。そこにキャッチーなメロディが華やかに広がるポップなナンバーだね。

8. What do you want to do

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

前曲から流れるように入ってくるテクノチューン。ヴォーカルをサンプリングしては、クセのあるひねくれたビートが押し寄せてくる。 濃いのに軽やかで乗り越えてゆく、アグレッシヴな面が引き立った1曲だね。

9. Hello

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ピコピコと音をぶつけてきては、近未来感たっぷり。これぞcapsuleな1曲だね。 でもって、ベースのラインがどこかしらディスコティークなテイストもあって、なかなか聞き応えがあります。でも、たった1分半だけだなんて、なんだか勿体無いな。

10. Love or Lies

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ピコピコビートで飾ってくるテクノチューン。そこに切なさのでたこしじまとしこのヴォーカルが広がっては、じっくりと聞かせてくれるんだな。 「愛か嘘か」なんて選択を迫るような緊迫感を漂わせてくる1曲です。

[DISC 2:DVD]

1. Hello × iida music clip

Director:Yoshimichi Yoshida

タイアップのついた携帯電話を使ったPV。これまた、CMのように色とりどりで、両者にとってポジティヴな印象を持たせる作品だねアートです。

12th Album『WORLD OF FANTASY』● '11/5/25 release

capsule、通算12枚目となるオリジナルアルバム。前作「PLAYER」のリリースから、約1年というスパンで、今回は「OPEN」「CLOSE」のインストで挟んだ実質8曲の作品で駆け抜けていきます。 キャッチーさもあるけれども、やっぱり中田ヤスタカの音使いに呆気にとられ圧倒されますね。4つ打ちビートよろしく、ガッツリとテクノサウンドで叩き込んできては、魅了してきます。 こしじまとしこのヴォーカルは、今回はサウンドの一部と化すような感じです。とにかく、音の波に乗ってファンタジックの世界が広がります。 初回盤は、「WORLD OF FANTASY」「STRIKER」のエクステンデッドバージョンを収録したCD付きの2枚組仕様です。

1.

2.

特典ディスク

WORLD OF FANTASY (Extended-Mix)

STRIKER (Extended-Mix)

1. OPEN THE GATE

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

capsule、12枚目のアルバムのオープニングナンバー。ピコピコな音と申請の広がるサウンドが交差しては、美しい風景を描き出す。 さて、ここからcapsuleの世界が始まりますよ。

2. WORLD OF FANTASY

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ピコピコのバッキバキでお送りするアルバムの実質的なオープニングチューン。 これぞ中田ヤスタカな攻め手の音が実に気持ちいい1曲。そして、こしじまとしこのヴォーカルがSEのように流れて入ってくる。 こさと爽やかさが入り混じる。キャッチーな面も覗かせる、自由気ままな4つ打ちテクノチューン。6分を走り抜けます。

3. I JUST WANNA XXX YOU

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ロッキンな音を叩いかけながらも、アゲアゲとフワフワが混在する。 こちらも随分とコアな1曲だよね。ピー音がポイントとなります。いろんな意味で攻めた音を聞かせてくれる1曲。

4. STRIKER

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

パーティーパーティーな1曲。こちらも前曲から流れてきては、深めの4つ打ちビートを炸裂させるクールなテクノチューン。 中田ヤスタカ随分と好きなことをやっているね。音を使って遊びまくっています。バッキバキに。

5. KEEP HOPE ALIVE

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

じわりじわりと音を漂わせてくるトラック。濃いねぇ、何かが忍び寄るかのように、緊迫感がハンパない。 そして、こしじまとしこのヴォーカルもSEのごとく注入。スィング感のあるトラックが華麗に舞います。そして、次第に全貌が明らかになっては、鮮やかに聞かせてくれます。

6. I WILL

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

アグレッシヴなドラムビートに、妖しげなエスニックなSEを加えて聞かせるオープニング。 でもって、こしじまとしこのヴォーカルが入ってくると、いつものcapsuleかな。聞かせるタイプの曲に仕上がっています。

7. WHAT iS LOVE

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

4つ打ちよろしく、ダンストラック。こちらもこしじまとしこのヴォーカルをいじくりまくって、一気に引き込んできます。 テクノというより、ハウスに近いような感じだな。そして、シンセの音が聞かせるメロディがいい味を出すんだよね。きちんとアグレッシヴな面も忘れず投入。

8. I CANT SAY I LIKE YOU

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

まるでサンバな4つ打ちビートからのアグレッシヴな音使いで魅了する1曲。 ファンキーなヴォーカルを入れてきて、もうここでやりたいことを思う存分やっている感じだね。

9. PRIME TIME

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

エンジンのようなシンセの音をぶっ放して、濃さ全開。そして、4つ打ちビートとともに、こしじまとしこのはっちゃけたヴォーカルが降り注ぐテクノチューン。 なんか振り切った感が、逆に心地いいね。でもって、ここでも中田ヤスタカはヴォーカルをいじくりまくり。サビパートは鮮やかに聞かせてくれます。この変身ぶりに拍手だね。

10. CLOSE THE GATE

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

オープニングと対を成すインストナンバー。まさしくエンディングを迎えるような、ゲートが閉ざされる瞬間を聞かせてくれます。

2-1. WORLD OF FANTASY (Extended-Mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

冒頭からしゃかりき4つ打ちビートでノックアウトしてきますね。アッパーにかますエクステンデッドで、たっぷりcapsuleのテクノワールドへとご招待。 濃い味付けもなんのその、聞くものを虜にさせる魅惑の時間が流れます。8分半超え。

2-2. STRIKER (Extended-Mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

めくるめくエレクトロビートに「STRIKER!」の掛け声が飛んできて、一気にアッパーに仕上げるマジック。 パーリータイムな1曲をさらにエクステンデッドでヒートアップさせてくるトラックにノックアウトです。約7分。

13th Album『STEREO WORXXX』● '12/3/7 release

capsuleもコンスタントにアルバムヲチチースして、ついに13枚目。今回もバッキバキのテクノトラックを中心に中田ヤスタカのこだわりある音をぶつけて魅了してきました。 4つ打ちビートをベースに、アグレッシヴに攻めたりホワッと淡くスムースに挿入したりと、いろんな工夫で飽きさせないところはさすがですね。 でもって、こしじまとしこのヴォーカルも時にSEと化して、曲の一部になっていたり、はたまた言葉を届けてくれるようにしっかりと聞かせてくれたり、中田ヤスタカがいいバランスに仕上げてきます。 さて、今作も初回盤は前作同様に、エクステンデッドミックスのボーナスディスクを付属。アグレッシヴで濃厚に、頭の中を駆け巡るように。

1. Feelin' Alright

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

エレクトロな音とギターのような鋭さを放つアルバムのオープニングチューン。4つ打ちビートとともに、鮮やかなメロディでじっくりと歌声を聞かせてくれます。 そこにSEも加わってシュパーンシュパーンと音をぶつけきます。バチコンバチコン、かっこいいですね。

2. Never Let Me Go

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

前曲から流れるように入ってくるナンバー。躍動感がたまらない4つ打ちテクノチューン。 滑らかなヴォーカルが入っては、案外スムースに展開。シンセの冷たさや、キンキンとした音を添えつつ、進行して行きます。

3. In The Rain

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ホワッとした音が放たれる4つ打ちトラック。ハウスに近い感じなのは、パーカッションの軽やかビートの影響からかな。 まったりテイストの感じが、落ち着いたcapsuleを作り上げる。

4. Dee J

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

これまた、ピコピコまっしぐらなSEと濃いめの音が織りなすテクノチューン。まっしぐらに弾けていますね。 「DJ」という言葉を挿入して、アゲてきます。後半では、ピッチが上がって、さらに盛り上がってきます。

5. Step on The Floor

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

これぞcapsuleな鮮やかエレクトロサウンド。久しぶりにこしじまとしこが歌います。 「FALSH BACK」以前のようなテイストで、歌ものとテクノサウンドがうまく融合した感じだね。弾けまくっています。歌詞も覚えやすくて、キャッチーに仕上がっているね。

6. Tapping Beats

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

いきなり恐怖心を煽るようなSEを加えて、驚かされますね。その後はシャカリキ4つ打ちビートとともに、妖しさをまとって展開。

7. All The Way

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ラテンなパーカッションビートがアグレッシヴに炸裂。そして、グツグツビートも加わって、一体どうなるcapsule。 そこにこしじまとしこの伸びやかなヴォーカルが加わってきた。緊迫感も加わって、なかなかかっこいいトラックになったね。

8. Motor Force

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ど頭から濃いデジタルビートをぶつけてきては、炸裂しまくり。妖しく展開するcapsuleワールド。 さらには鮮やかなシンセの音も加わって、ノックアウトですね。ほぼインストなアグレッシヴチューン。

9. Transparent

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

鮮やかで幻想的な始まり。そこにこしじまとしこのヴォーカルが入ってきては、淡々としたビートが繰り広げられるテクノチューン。 抑えめのヴォーカルと鮮やかなテクノサウンドの交差が、意外と気持ちいいんだな。そして、自然とスーッと入ってくるんだ。

1. Feelin' Alright (Extended-Mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

アルバムのオープニングを飾ったトラック。鋭い音の切れ味も最高なエクステンデッド。でも、5分なので、そこまで長くは感じないかな。

2. Never Let Me Go (Extended-Mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

スタイリッシュに展開するトラック。実に聞いていて気持ちいいので、どんどんと曲の世界へと陥るエクステンデッドで約6分。

3. In The Rain (Extended-Mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

冒頭からボコスカときました。みるみる曲の中へと引き込まれてゆくトラックだね。静かながら壮大に広がるサウンドに魅了されます。約6分半。

4. Dee J (Extended-Mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

ビープな感じでアグレッシヴに楽しませるトラック。約6分の濃密な時間。

5. All The Way (Extended-Mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

これまた、アグレッシヴにパーカッションが暴れ太鼓のごとく。5分半、みっちりと。

6. Motor Force (Extended-Mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & written by Yasutaka Nakata

押し寄せるデジタルビートの波にやられるイントロから、どんどんと曲の世界へと入り込む。 タメたり、打ち込んだり、様々な展開を経て、楽しませてくれるエクステンデッド。7分超え。

Best Album『capsule rewind BEST-1 2012-2006』● '13/3/6 release

capsule、2作目となるベスト盤をリリース。今作は、オールタイムなベストで、しかも2枚同時発売。こちら赤盤は、2012年から2006年までの楽曲をさかのぼります。 やはり中田ヤスタカのテクノセンスが出まくったバッキバキな時期なだけあって、こだわりを感じさせますね。「STEREO WORXXX」から「Sugarless GiRL」まで、とにかくお見事です。 その中でも、歌物を中心に選曲されているので、聞きやすいんだけれども、ポップの中に狂気を感じさせたり、じっくりじわじわトランス状態に寄せたり、のめり込みます。 ひとまず、capsuleの歴史を紐解くには最適最高のベスト盤ですね。デザインもやっぱりおしゃれなんだな。

Best Album『capsule rewind BEST-2 2005-2001』● '13/3/6 release

capsule、2作目となるベスト盤をリリース。今作は、オールタイムなベストで、しかも2枚同時発売。こちら青盤は、2005年から2001年までをさかのぼります。 やはりデビュー曲がラウンジ系だったので、おしゃれテクノからラウンジ、カフェミュージックなサウンドのおしゃれな変遷にうっとり。それゆえ、バッキバキのてくのサウンドが好きな人には、 ちょっと物足りない、向かない部分があるかもね。そりゃ、こんなおしゃれポップでキュート、こしじまとしこのヴォーカルも全開で、赤盤が好きな人には物足りなさはあるかも。 もちろん、漏れてしまったシングルナンバーなどもあるわけですが、これがcapsuleのラウンジベストな1枚の仕上がりとなっています。

14th Album『CAPS LOCK』● '13/10/23 release

capsuleからCAPSULEヘ。レコード会社を移籍して、グループ名も大文字になってから、リリースされたアルバム。 今までバッキバキな路線で突き抜けていたから、引き続きそういう音を持ってくるかと思いきや、一度立ち止まって、内なる部分がら音を出してくるような、落ち着いた雰囲気を感じさせます。 攻めていた音は、今作では影を潜めていますね。静かな展開。中田ヤスタカの作り出す変幻自在な音。美しく繊細で、かつ大胆な打ち込みサウンドを使っては、新しいCAPSULEを体感できるアルバムです。 内なる部分から、解き放たれるような、内省的なイメージを出してきた中田ヤスタカの心境とはいかに。 こしじまとしこも、今回ではヴォーカリストというよりかは声の出演といった感じ。曲名タイトルは、全てパソコンのキーボードから。こういう発想は面白いね。 初回盤はエクステンデッドなトラックを収録したCDとの2枚組仕様。

1. HOME

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

美しき旋律のピコピコ音。そして、逞しいビートで幕開け。どこか優しく柔らかく、包み込んでくれるような音使いに、心安らぐ1曲。

2. CONTROL

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

キーボードカタカタなSE。そして、ドラムンベースを彷彿とさせるビートとともに、こしじまとしこのヴォーカルサンプリングでピコピコCAPSULE降臨。 ヴォーカルもサウンドの一部と化して、未来を創造するかのように。そして、鮮やかに広がるヤスタカマジック。

3. DELETE

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

チクタクビートとともに、色鮮やかな音が舞うデジタルチューン。そこに4つ打ちの力強いビートも加わっては、サイバーでフューチャーな世界の扉が開く。 そして、脈打つように、どんどんと展開していく様は、まるでRPGゲームのようだね。

4. 12345678

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

奇妙なSEで聞かせるトラック。そして、淡くも鮮やかな音が染み込んでくるように展開。 ただ、やっぱり後ろの奇妙なSEが強いかな。その後ろで、こしじまとしこのヴォーカルが入ってくると、曲と一体となる。

5. SHIFT

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

鮮やかなピアノ業と、ピコピコがミックス。さらにこしじまとしこのヴォーカルに切り刻んで、SEと化すポップなナンバー。 このアルバムの中では、一番今までのCAPSULEな感じのトラックかな。

6. ESC

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

ほぼほぼノイズなトラックだね。まるでゴーッと風が吹いている中で、静かに奥底で何かが音を立てているかのようだ。

7. SPACE

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

グルーヴィーな音とエレクトロな音がF.I.してきては、目の前に立ちはだかるように。 力強さを出すビートも展開しては、のっしりのっしりと音を放ってくるミディアムチューン。そこにこしじまとしこのヴォーカルが加わって、より近未来かな雰囲気が広がる。 「空間」という意味のスペース。宇宙的なダブルミーニングだね。

8. RETURN

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

しっとりピアノが響き渡るミディアムスローのトラック。癒しのような美しさを出した後は、ピコピコな味付けも。 どこかしら1980年代の坂本龍一的な味わいも感じさせるね。聞かせるナンバーです。

1. CONTROL (extended mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

アグレッシヴなビートと鮮やかなピアノの音色にどんどんと吸い込まれてゆくトラック。もう、圧巻のエクステンデッド。

2. DELETE (extended mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

1つ1つの音が入ってきては、それぞれ主張してくるトラック。躍動感あふれるビートに耳が行くね。デジタルな海へと沈んでいきます。

3. ESC (extended mix)

Produced by Yasutaka Nakata words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

延々と鳴り響くチクタクSE。いったい何分何秒経ったのかも忘れるくらいに、のめり込んでしまう。

15th Album『WAVE RUNNER』● '15/2/18 ('15/9/2 DELUXE EDITION) release

CAPSULE、「CAPS LOCK」に続くアルバム。前作が随分と内向きだった印象の分、今作はその反動で躍動感を感じさせる内容になっています。 最新EDMを中田ヤスタカ流に取り入れては、バッキバキに盛り上がります。また、こしじまとしこのヴォーカルも、歌モノが多くて、久しぶりな感じ、どこか新鮮に映えるね。 これが未来のCAPSULEのスタイルなんじゃないかというくらいに、勢いよく駆け抜けては、ノリよく攻めてきました。もう、中田ヤスタカ、バンザイですよ。 また、初回盤はextended mixを4曲収録したボーナスディスク付きで、よりどっぷりと浸ることができます。

CAPSULE、好評アルバム「WAVE RUNNER」のリパッケージ盤、DELUXE EDITIONの登場だ。オリジナルに加えて、2曲のスペシャルトラックを追加しています。 うち1曲は、m-floのVerbalが参加したリミックスになっていて、CAPSULEの新しい世界が広がる。そして、なんとDVDも付いています。 CAPSULEのライブの模様を初めてパッケージ。もう、アゲアゲだね。時にスローな編集をして加工しているけれども、大いに盛り上がっている様子は伝わってきます。

1. Wave Runner

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

アルバムのタイトルチューンは、見事アルバムの世界へと誘ってくるアグレッシヴなトラック。 何かが始まるようなワクワク感たっぷりで、どんどんと世界へと引き込まれてゆく。

2. Another World

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

キタキタキタと言わんばかりのEDMチューン。こしじまとしこのヴォーカルも、エフェクトをかけながらも、歌を聞かせてくれるんだ。 それと同時に、やっぱりサウンドの一部と化してはCAPSULEの新たな世界へと連れて行ってくれる力を放ってくる。

3. Dreamin' Boy

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

冒頭から4つ打ちビートがアグレッシヴに響き渡って、ノックアウトだね。ビートは強力だけれども、こしじまとしこのヴォーカルは優しく、タイトルの如くドリーミン。 しかし、その後のビートはまたエグいくらいにディープで、クラブ対応。アガるわけだ。

4. Hero

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

イントロがとても鮮やか。美しさとともに、こしじまとしこのエフェクトヴォーカルが響き渡る1曲。そして、ディープでドープなエリアを抜けては、軽やかビートで走り抜けてゆく。 ヤスタカEDMが見事に展開するね。

5. Dancing Planet

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

ピコピコでガシガシでボコスカに弾ける始まり。踊る惑星の如く、軽やかでクセを出しまくっては、腰を直撃。 しばらくは単調な感じなんだけれども、中盤からはよりクセを出してアグレッシヴに聞かせてくれます。

6. Depth (vocal dub mix)

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

冒頭からエッジの効いた音をどっしりと打ち込んでは、ダークダーク。妖しく、そして熱い音をこれでもかというくらいに伝えるミディアムチューン。 こしじまとしこのヴォーカルが入ってくると、ちょっと世界が変わるね。

7. Feel Again

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

イントロがドリーミング。今回はこしじまとしこのヴォーカルが見事なまでにフィーチャーされていて、鮮やかに広がる。 サビではもう、水を得た魚の如く、伸びやかに。しかし、やはり中田ヤスタカは、ただでは終わらせない。クセのある展開にどんどんと引き込まれて行きます。

8. Unrequited Love

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

こしじまとしこの軽やかなヴォーカルが舞うデジタルチューン。そして、サウンドだけになると、やはり4つ打ちのビートがモノを言ってくるね。 そうなると、正直、ヴォーカルも歌うとか言葉を伝えるようにしなくてもいいくらい。加工しまくってサウンドの一部と化した方が、よかったかもね。

9. White As Snow

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

ど頭からEDMよろしくな味でドカドカと攻めてくる。そして、煌めく8bit的な音を経て、こしじまとしこが歌い上げるナンバーに展開。 歌モノから、溜めて溜めての大爆発。バッキバキのビートが効きまくったEDMでノックアウト。もう、最初からこれでも良かったくらいだね。

10. Beyond The Sky

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

1980年代風エレクトロな味わいも醸し出すアルバムのラストチューン。派手で煌びやかな音が展開。 そして、ポップに4つ打ちビートを放っては、鮮やかに舞うEDMが進行します。アグレッシヴなのに軽やか。このCAPSULEの世界にどんどんと引き込まれてゆく。

11. Dreamin' Boy (remix)

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

軽いタッチながら、おしゃれさたっぷりのリミックストラック。 オリジナルの勢いや濃さは抑えても、こんなに効きやすくかっこいいナンバーに仕上げてしまう中田ヤスタカに拍手。

12. Dancing Planet (remix feat. VERBAL)

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata Additional Rap by VERBAL (m-flo / PKCZ R)

しゃかりきビートに、あのVerbalのラップが加わって、よりアゲてくるリミックストラック。もちろん、EDMなバッキバキの音で攻めてくるから、かっこよさも出まくっているんだな。 このトラックもまた、クラブやフロアで盛り上がること間違いなしだよね。

1. Another World (extended mix)

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

こしじまとしこのヴォーカルが、より生きたようなEDMトラックで、アゲアゲモードに突入だね。 濃厚で、それでいてアグレッシヴな世界に釘付け。

2. Hero (extended mix)

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

鮮やかさたっぷりに届けてきては、たっぷり味わえるエクステンデッドなトラック。

3. Feel Again (extended mix)

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

軽やかさとバッキバキなバランスがよく感じられる。延ばしたことで、より一体感が出てきて、一緒に弾むナンバー。

4. White As Snow (extended mix)

words & music written, played and arranged by Yasutaka Nakata

どっぷりどっぷりと、濃さを出すオープニング。そして、こしじまとしこのヴォーカルが入ってきては、美しさにうっとり。 この2つのテイストをたっぷりと味わえるエクステンドのトラックです。

[DISC 2:DVD]

満員御礼の赤坂BLITZ。中田ヤスタカがDJブースで操ってM-1からスタート。その横でこしじまとしこが歌を聞かせるステージです。 M-2。会場もヒートアップだ。ただ、カメラが切り替わりまくりで、目が痛いな。そして、スローにしなくてもいいのにな、なんて思いながら。 こしじまとしこがステージに降りたってM-3。楽しそうに笑顔を振りまいて、歌を聞かせてくれます。衣装も軽やかに翻していますね。 壮大なオープニングのM-4。こしじまとしこは再び中田ヤスタカの隣へ移動しての熱唱。スモークも噴射されては大盛り上がりだ。 ドンドコドンドコ流れてM-5。こしじまとしこは歌い上げて、会場も手を挙げて応える。映像はごちゃごちゃ過ぎないかな。 さらにM-6へと流れては、アゲアゲが続く。こしじまとしこが炭ガスバズーカを撃ちまくる。 煌びやかなステージM-7。手拍子を煽って、盛り上がりに拍車がかかるね。さらにテープも発射だ。

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