album

Single『Hometown Glory』● '07/10/22 release

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2.

Hometown Glory

Best For Last

Hometown Glory

Written by Adele Adkins Produced by Jim Abbiss *1st Album 「19」 収録*

Best For Last

Written by Adele Adkins Produced by Jim Abbiss *1st Album 「19」 収録*

Single『Chasing Pavements』● '08/1/21 release

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Chasing Pavements

That's It, I Quit, I'm Movin' On (live)

Chasing Pavements

Words and melodies written and performed by Adele Adkins Music written, produced and played by Eg White on behalf of Emperor *1st Album 「19」 収録*

That's It, I Quit, I'm Movin' On (live)

Written by Roy Alfred, Del Serino Produced by Adele Adkins and Richard Wilkinson Recorded at Mayfair, London, November 2007 *1st Album 「19」 日本盤ボーナストラック収録*

Single『Cold Shoulder』● '08/4/21 release

1.

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Cold Shoulder

Now And Then

Cold Shoulder

Written by Adele Adkins Produced by Mark Ronson *1st Album 「19」 収録*

Now And Then

Written by Adele Adkins *1st Album 「19」 日本盤ボーナストラック収録*

Single『Hometown Glory』● '08/7/21 release

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Hometown Glory

Fool That I am (Live)

Hometown Glory

Written by Adele Adkins Produced by Jim Abbiss *1st Album 「19」 収録*

Fool That I am (Live)

Single『Make You Feel My Love』● '08/10/27 release

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Make You Feel My Love

Painting Pictures

Make You Feel My Love

Written by Bob Dylan Produced by Jim Abbiss *1st Album 「19」 収録*

Painting Pictures

Written by Adele Adkins *1st Album 「19」 日本盤ボーナストラック収録*

Single『Rolling in the Deep』● '10/11/29 release

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2.

<XLS521CD>

ROLLING IN THE DEEP

IF IT HADN'T BEEN FOR LOVE

ROLLING IN THE DEEP

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND PAUL EPWORTH PRODUCED BY PAUL EPWORTH *2nd Album 「21」 収録*

IF IT HADN'T BEEN FOR LOVE

WRITTEN BY MICHAEL HENDERSON / CHRISTOPHER STAPLETON PRODUCED, ENGINEERED AND MIXED BY RODAIDH MCDONALD, BEN THOMAS GUITAR

アコースティックギターをバックに、切々と歌うAdele。ブルージーなナンバーです。 雰囲気が出来上がっているね。というか、シブくてクールです。Adeleのしゃがれたヴォーカルも、曲にぴったり。 The Steel Driversのカバーなんだけれども、すっかりAdele色に染まったね。

Single『Someone like You』● '11/1/24 release

1.

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Someone like You

Someone like You: Live from the BRITs

Someone like You

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND DAN WILSON PRODUCED BY DAN WILSON AND ADELE *2nd Album 「21」 収録*

Someone like You: Live from the BRITs

Single『Set Fire to the Rain』● '11/7/4 release

Single『Rumour Has It』● '11/11/5 release

1.

Rumour Has It

Single『Turning Tables』● '11/11/5 release

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Rumour Has It

Single『SKYFALL』● '12/10/5 release

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<88765 42713 2>

Skyfall

Skyfall

Written by Adele Adkins and Paul Epworth Produced by Paul Epworth

Adele meets James Bond。イギリスを代表する歌手のAdeleが、イギリスを代表する映画「007」のテーマ曲を担当。 これまた、ドラマティックに聴かせるバラードナンバーです。Adeleのヴォーカルで、聞く者を呑み込むほどに力強く、迫力を感じさせる。 そして壮大に盛り上げる。ストリングスのゴージャス感は、鳥肌モノですね。映画とリンクしている歌詞にも要注目。そして、Adeleに堕ちてゆく。

1st Album『19』● '08/1/28 ('08.03.05 on Japan) release

イギリスからものすごい新人の登場だ。 いろんな意味でビッグなシンガーソングライター、Adele。 シングル「Chasing Pavements」のパワフルでスモーキーなヴォーカルが、リスナーを魅了し、その表現力とパフォーマンスに誰もがしびれました。 これで本当に19歳?この堂々とした歌いっぷりからは、まったく年齢を感じさせません。 「Chasing Pavements」「Hometown Glory」「Cold Shoulder」など、ミディアム~スロー系のナンバーをじっくりと聞かせてくれるAdele。 歌ったり、作曲するだけでなく、ギターやベースなども弾きこなしたりと、随分と器用な人物でもあります。 全体的にシンプルなサウンドだからこそ、前面にAdeleのヴォーカルも出てきて、かっこ良く聞こえる訳だ。 さまざまな形の愛を、心の奥底から歌います。イギリス流の演歌的な感じもしながら、やっぱり、その声で聞く人の心を鷲掴み。この先、まだまだ楽しみだね。

1. Daydreamer

Written by Adele Adkins Produced by Jim Abbiss

アルバムのオープニングを飾るアコースティックナンバー。 シンプルな音と、説得力のあるAdeleのヴォーカルが押し寄せてきます。ギターもAdele自身が奏でているんだね。タイトルのごとく、 夢見心地のような気分にさせてくれます。Adeleのヴォーカルも、高音を聞かせてくれたり。アルバムのオープニングから、存在感を発揮させますね。

2. Best For Last

Written by Adele Adkins Produced by Jim Abbiss

この曲では、ベースを弾くAdeleです。ベースならではの指使いの音も生々しく聞こえてきます。 躍動感たっぷり。そこにソウルフルな歌声が響き渡って、見事にAdeleワールドが広がります。 テンポの変化を効果的に利用したナンバー。

3. Chasing Pavements

Words and melodies written and performed by Adele Adkins Music written, produced and played by Eg White on behalf of Emperor

Adeleの名を一躍広めた大ヒットシングルナンバー。 しっとりバラードを切々と歌い上げるメロディパート。Adeleのヴォーカルもスモーキーで、しっとりしているからこそ、 サビでは大きく変身。感傷的なヴォーカルと、盛り上がりを聞かせるサウンドが、どっしりと押し寄せてきます。 ストリングスも効果的で、ドラマのような曲に仕上がっています。 人生の選択を迷うかのような、悩める歌い方が染み渡ってきますね。

4. Cold Shoulder

Written by Adele Adkins Produced by Mark Ronson

軽やかなリズムを聴かせるアップテンポナンバー。ストリングスの音も鋭さがあって、キリッと決める。 Adeleのヴォーカルもソウルフルに。Cメロの展開がポイントだね。 雰囲気がガラッと変わったよ。 アルバムから3枚目のシングルとして放たれたナンバーです。

5. Crazy For You

Written by Adele Adkins Produced by Jim Abbiss

ブルージーなギターの音をバックに、Adeleがじっくりと歌い上げるミディアムスローチューン。 サビでは伸びやかに。「あなたに夢中にさせて」と聞かせてくれます。 全体的に音数が少ないからこそ、濃さが前面に出ていて、かっこいいんです。

6. Melt My Heart To Stone

Words and melodies written and performed by Adele Adkins Music written, produced and played by Eg White on behalf of Emperor

こちらの曲もしっとりとした雰囲気の中で、ブルージーに。濃さを光らせる1曲。 サビで力強くなって、Adeleのヴォーカルも太くなっているね。あなたが愛しているのは私だけ、と私が思っている歌詞が、なんだかすごいね。

7. First Love

Written by Adele Adkins Produced by Jim Abbiss

3拍子のかわいらしいバラードナンバー。「許して、初恋」と、最後に何度も歌うように。 なんだか、アでれの思いがものすごく込められているかのような曲だね。 バックの音がシンプルだからこそ、Adeleのヴォーカルと歌詞がダイレクトに伝わってきます。

8. Right As Rain

Written by Adele Adkins and Truth & Soul Productions Produced by Jim Abbiss

軽やかなバックサウンド。弾むハモンドオルガンなどにあわせて、軽快に歌うAdele。ソウルフルでブルージーな雰囲気もある中、 Adeleの歌詞がまた深いんだ。そして、ヴォーカルも。 どっぷりとしていて、迫力があります。Adele、カウベルも叩いていますよ。

9. Make You Feel My Love

Written by Bob Dylan Produced by Jim Abbiss

Bob Dylanのカバー。しかも、しっとりピアノを携えた、じっくりバラードチューンで、その世界へと引き込んできます。 さらには、ストリングスも効果を出しては、ちょっと感動的に仕上がっていますね。Adeleの命が吹き込まれています。 愛に対しての思いが伝わってくるようだ。Adeleはベースも弾くなど、器用な面も見せる。

10. My Same

Written by Adele Adkins Produced by Jim Abbiss

♪アイヤイ~、と始まる軽快ナンバーは、シブさも持ち合わせていて、かっこいいんだ。 Adeleのヴォーカルといい、バックのサウンドといい、クールに響き渡っています。 あなたと私のやり取りも、随分と激しいね。この不思議な二人の関係を、Adeleのヴォーカルが盛り上げます。

11. Tired

Words and melodies written and performed by Adele Adkins Music written, produced and played by Eg White on behalf of Emperor

軽やかなリズムがポップに響き渡り、Adeleの雰囲気もどこかしら軽い。 ピコピコした音が入ってきたと思ったら、途中からストリングスが入ってきて、ドラマティックな展開を聞かせたりと、 なんだか壮大なナンバーになっている。それでいて、かっこいいんだよね。 歌詞の方は、相手にとっても疲れているご様子です。

12. Hometown Glory

Written by Adele Adkins Produced by Jim Abbiss

Adeleのデビューシングルナンバー。しっとりピアノが飾るイントロにうっとり。 そして、Adeleのヴォーカルが入ってくると、ピアノの音がスリリング。さらにサビではストリングスも加わって、 鋭く突き刺してくるかのように。Adeleのヴォーカルもダイレクトに伝わってくる。 この世界観がすごくかっこいいね。説得力を感じます。Adeleのパフォーマンスに引き込まれる1曲。

13. Painting Pictures

Written by Adele Adkins

随分とダークでディープな雰囲気を放っています。 Adeleのヴォーカルも、スモーキーでドープな感じ。それでいて、シブさとクールなテイストで魅力を増しています。 かっこいいんだ。さらに、途中からはガラッと雰囲気が変わって、どっしりロックを聴かせてくれます。

14. Now And Then

Written by Adele Adkins

アコースティックギターでしっとりと聞かせるバックの音に乗せて、Adeleがじっくり聞かせてくれるバラードナンバー。 優しく歌っていながらも、Adeleの持つ世界がどんどんと大きくなっては、包み込んでくれるようだ。

15. That's It, I Quit, I'm Moving On

Written by Roy Alfred, Del Serino Produced by Adele Adkins and Richard Wilkinson Recorded at Mayfair, London, November 2007

Sam Cookeのナンバーをカバー。そして、アコースティックライブでのトラックを聞かせてくれます。 軽快なギターとともに、Adeleのヴォーカルも軽快に。伸びやかで、それでいてじっくりと聞かせてくれる。 やっぱり力があるんだよね。最後の歌い切ったAdeleの様子も清々しい。

2nd Album『21』● '11/01/24 ('11/1/19 on Japan) release

名盤「19」から2年。Adeleの新作がついに登場。タイトルは「21」。あれから2年。 それでもまだ21歳というのが驚きなくらい、成熟しているところがすごいよね。堂々とした歌いっぷりにはほれぼれします。 デビュー盤「19」をさらにグレードアップさせたようなサウンド、歌詞、ヴォーカル。そのどれもがAdeleの魅力をさらに輝かせる。 リードナンバー「ROLLING IN THE DEEP」で見られるような、躍動感たっぷりのナンバーが今作ではよく映えます。 「RUMOUR HAS IT」「SET FIRE TO THE RAIN」など、どっしりとした音と、Adeleのスモーキーなヴォーカルが重なっては、迫力を感じさせる。 Adele自ら手がけた歌詞の力もハンパないね。幾多の恋愛や人生経験を歌い、そして昇華させていく。 若いながらに、ものすごい存在感がありますね。 アルバム本編締めのバラード「SOMEONE LIKE YOU」は、バラードAdeleの真骨頂。聞き惚れます。 ビートを生かしたポップなロック、じっくりバラード、ブルースにカントリーと、シブめの音を武器に、Adeleが今回もリスナーの心を鷲掴み。 日本盤は、ボーナストラックを4曲も収録。そのうち3曲はアコースティックライブからのトラック。 生ならではのヴォーカルがダイレクトに伝わってきます。

1. ROLLING IN THE DEEP

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND PAUL EPWORTH PRODUCED BY PAUL EPWORTH

世界中で大ヒットを記録したアルバム「19」から2年。 イギリスを代表するアーティストとなったAdeleが 放つシングルは、彼女のパワフルな歌声を思う存分に聴くことができるアップテンポのロックチューン。 どっしりサウンドに負けじと、どっしり聞かせるAdeleのスモーキーヴォーカルに迫力を感じます。 サビでの伸びやかなヴォーカルも、圧倒してくるね。 いろんな意味で、この2年で大きく成長していることが伺えます。 いやはや、本当にこの歌声はすごいです。

2. RUMOUR HAS IT

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND RYAN TEDDER PRODUCED AND ENGINEERED BY RYAN TEDDER

この畳み掛けてくるリズムがたまらなくクセになる。 ポップに弾けては、重厚なコーラスで飾る。 Adeleも負けじと、ソウルフルなヴォーカルをぶつけてきます。 手拍子も入ってきて、躍動感たっぷりナンバーで聞かせてくれました。 途中でまさかのスローテンポへの変身にびっくりだ。

3. TURNING TABLES

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND RYAN TEDDER PRODUCED BY JIM ABBISS

ドラマティックなピアノの音色をバックに、Adeleがじっくり歌を聴かせます。 どっしりと、そして切なく。 感情の抑揚を出して、その世界へと引き込む。ストリングスも入ってきて、 美しさを演出。感動的なバラードに仕上がりました。

4. DON'T YOU REMEMBER

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND DAN WILSON PRODUCED BY RICK RUBIN

アコースティックギターをバックに、しっとりと聴かせるイントロからスタート。 Adeleも優しく切々と。 途中からどっしりと音が分厚くなっては、相手にこの思いをぶつけるかのごとく。 言葉の力、ヴォーカルの力、そして演奏の力をストレートにぶつけてくるバラードナンバーです。

5. SET FIRE TO THE RAIN

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND FRASER T. SMITH PRODUCED AND MIXED BY FRASER T. SMITH

激しく情念をぶつけてくるかのようなサウンドとヴォーカルが印象的なナンバー。 なんだかAdeleのすべてが歌詞や曲に乗り移って届くかのようだ。それでいて、メロディもインパクトがあり、キャッチーに引き込む力がある。 どっしりとした演奏と、鋭く入ってくるストリングスの組み合わせも曲を盛り上げるね。Adele、かっこいいです。

6. HE WONT GO

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND PAUL EPWORTH PRODUCED BY RICK RUBIN

淡々と響き渡るプログラミングビートと、そこにしっとりピアノが加わって、ドラマティックに仕上げるバラードナンバー。 丁度サビに入ると、どっしりとした演奏ながらに、シンプルさもあって、とってもすっきりした雰囲気だね。 彼と私の関係もまた絶妙です。

7. TAKE IT ALL

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND FRANCIS WHITE PRODUCED BY JIM ABBISS

うっとりピアノをバックに、聞かせるゴスペルナンバー。 もうこれは、Adeleのヴォーカル、そしてバックを重ねるコーラス隊の力にうっとり聞き入ってしまうね。 別れのシチュエーションならではの感情で聞かせてくれるAdeleのヴォーカルは圧巻です。

8. I'LL BE WAITING

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND PAUL EPWORTH PRODUCED BY PAUL EPWORTH

どっしりと聞かせるミディアムロックチューン。 意外と音使いが丁寧で、Adeleをしっかりと支えていますね。 Adeleのヴォーカルもソウルフルでスモーキー。かっこいいです。あなたのためになるという思いをどっしりと聞かせる。

9. ONE AND ONLY

WRITTEN BY ADELE ADKINS PRODUCED BY RICK RUBIN

この曲はブルースを基調としたバラードナンバー。 ピアノをバックにして始まり、だんだんと音が増えていっては、サビでどっしりとパンチを効かせてきた。 Adeleのヴォーカルも実に豊かで、かっこいいね。 表現力をとことん堪能できるナンバーだね。

10. LOVESONG

WRITTEN BY ROBERT SMITH PRODUCED BY RICK RUBIN

THE CUREのカバーをAdeleが披露。 これまた、しっかりAdele色に染まってしまったね。 しっとりアコースティックサウンドをベースに、まったりまったり。それでいて、感情豊かに歌うAdeleがかっこいいこと。 Adele流のラブソングが見事に完成しました。

11. SOMEONE LIKE YOU

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND DAN WILSON PRODUCED BY DAN WILSON AND ADELE

これぞAdeleなバラードナンバーを、アルバム本編のラストに持ってきました。 しっかり締めてきましたね。 どっぷりと、じっくりと。ピアノをバックに、Adeleが感情豊かにヴォーカルを聞かせてくれます。 スモーキーかつ伸びやかで迫力のあるヴォーカルに引き込まれてしまうんだよな。圧倒されます。

12. I FOUND A BOY (BONUS TRACK)

ギターをバックに従えて、まったりじっくり聞かせるバラードナンバー。 しみじみしていながら、Adeleの持つ豊かな表現力で魅了してきます。 見事に色に染まっていますね。 ブルージーなテイストがとってもシブいです。

13. TURNING TABLES (LIVE ACOUSTIC)

アコースティックライブからの1曲。シンプルなとをバックに、エモーショナルなAdeleのヴォーカルがダイレクトに伝わってきます。 これは、しびれますな。

14. DON'T YOU REMEMBER (LIVE ACOUSTIC)

アコースティックライブからの1曲。Adeleの持つ声の力に圧倒されるステージだね。 シンプルだからこそ際立つAdeleの感情豊かなヴォーカルです。

15. SOMEONE LIKE YOU (LIVE ACOUSTIC)

シンプルなバラードが、やっぱりライブだと、よりいっそうダイナミズムを感じる。 ダイレクトに伝わってくるAdeleの圧倒的なヴォーカルに呑み込まれます。やっぱり、この人の声の力はすごいよ。

3rd Album『25』● '15/11/20 ('15/11/20 on Japan) release

歌姫Adele、ついに始動。映画「007」の主題歌「Skyfall」であらためて存在感を示した彼女の、約5年ぶりとなる作品は、 実年齢そのまま「25」。 しかも、まだ3枚目なのに、この貫禄ったらたまったもんじゃないよね。 先行シングル「Hello」から、こんにちは。とにかく圧巻のヴォーカルトラックの数々。 この、どっしりと構えてくるスタイルは、もはや余裕がうかがえる。 Adele自身、実生活では出産を経験して幸せ気分に浸っていると思うんだけれども、ほとんどの曲は別れた彼へと向けた内容。 サウンドの方は、しっとりとした音をベースに、ミディアムスロー系の曲を聴かせては、Adeleの世界へと引き込んできます。 Bruno Marsとの共演作もあって、随分と面白味を増しているね。 ShellBackとのコラボチューンM-2「SEND MY LOVE (TO YOUR NEW LOVER)」は、 今までのAdeleにはなかったタイプの曲でポップな分、賛否両々が上がりますね。正直、個人的には違うと思う。 Adeleの新境地ではあるけれどもね。あまりにAdeleに期待するイメージが大きすぎて、似つかわしく写ってしまう。 それでも、ジャケットの堂々とした写りっぷりは、さすがはAdeleですね。 日本版はボーナストラック3曲を収録と、サービスたっぷり。

1. HELLO

Written by Adele Adkins & Greg Kurstin Produced by Greg Kurstin

歌姫Adele、ついに約5年ぶりとなるオリジナルアルバムのリリース前にリードナンバーを発表。 これがまた濃厚なバラードチューンで、しっとり静かなピアノの音をバックに、切々と語るように展開。 そして、サビでは音がどっしりと入ってきて、Adeleの力強いヴォーカルがどこまでも広がっていきます。希望に満ち溢れているかのような迫力がありますね。 冒頭ナンバーから心をわしづかみにされます。

2. SEND MY LOVE (TO YOUR NEW LOVER)

Written by Adele Adkins, Max Martin & Shellback Produced by Max Martin & Shellback for MXM Productions

Adeleがなんと、Max Martin、そしてShellbackとコラボ。 それゆえ、ちょっと軽やかな音を持ってきては、ポップな印象を放ってきた。新しいAdeleの世界を聴かせてくれるんだけれど、 やっぱりAdeleはこういう路線じゃないよな、とあらためて思わせてくれます。

3. I MISS YOU

Written by Adele Adkins & Paul Epworth Produced by Paul Epworth

どっしりドラムの音が入ってきて、Adeleのヴォーカルとともに迫力を届けてくれるミディアムチューン。 「あなたが恋しい」という思いが、まるで怨念のようにどっぷりと伝わってきます。 やっぱりAdeleのヴォーカルに全てが詰め込まれていて、その声にどんどんと引き込まれていきますね。

4. WHEN WE WERE YOUNG

Written by Adele Adkins & Tobias Jesso Jr. Produced by Ariel Rechtshaid

しみじみと語るかのように、思い出に浸るかのように、ヴォーカルで聴かせるバラードナンバー。 いつも以上にメロディも鮮やかなラインを行くので、カラフルな感じで聴かせてくれます。 Adeleのヴォーカルも、サビに入るとより伸びやかに。それでいて、説得力もあり、力強さで圧倒してくる。 最後はドラマティックな仕上がりでゴージャス。感動を呼び起こします。

5. REMEDY

Written by Adele Adkins & Ryan Tedder Produced by Ryan Tedder

ピアノをバックに、ダイナミックな音を聴かせてくれるバラードチューン。 シンプルな音使いと、Adeleのヴォーカルの力強さがいい具合に絡み合う。それでいて、力強い空間を作り上げてしまうんだから、すごいよね。 歌詞は別れた相手のことを引きずっているようなもの。

6. WATER UNDER THE BRIDGE

Written by Adele Adkins & Greg Kurstin Produced by Greg Kurstin

リズミカルなビートを投入して、ポップな要素を出したミディアムバラード。 そこにAdeleのヴォーカルと瑞々しいコーラスが合わさって、壮大な世界を作り上げる。サビなんか、もう大空を舞うように爽やかで、 気持ち良さが伝わってきます。でも、タイトルは「橋の下の水」なんだよね。愛とは、ただただ流れてゆくものではないと、Adeleが力強い声で届けてきます。

7. RIVER LEA

Written by Adele Adkins & Brian Burton Produced by Danger Mouse

思い出の川、リー川についての歌。思い出深さが音にも表れていて、とっても深い1曲だね。 その土地の血が流れていると、Adeleが歌います。ソウルフルなサウンドとコーラスがまた、壮大に広がっていくね。

8. LOVE IN THE DARK

Written by Adele Adkins & Samuel Dixon Produced by Samuel Dixon

しっとりと始まり、サビでどっしりと迫力を増すバラードナンバー。 とにかくオーケストラの鋭さが心に突き刺してくるようだ。 「あなたと別れたことが、私を変えてしまったの」と、引きずっている様相を見せるね。 そのヴォーカルパフォーマンスは圧巻。後半に行くにつれて、ストリングスの力が激しくなり、かっこいい。

9. MILLION YEARS AGO

Written by Adele Adkins & Greg Kurstin Produced by Greg Kurstin

アコースティックギターをバックに、切々と歌いあげる。まるでフォークソングな一面をのぞかせる。 歌詞の方も、まさしくフォークソングな世界だね。渋さ全開です。昔の頃が懐かしいな、と歌っています。 思い出に浸っている様子ですね。

10. ALL I ASK

Written by Adele Adkins, Bruno Mars, Phillip Lawrence & Christopher Brody Brown Produced by The Smeezingtons

なんとBruno Marsも参加したナンバー。こちらもドラマティックなバラードに仕上がっていて、圧倒的なヴォーカルで魅了してきます。 シンプルかつ大胆に。Adeleの思いを歌に詰め込んで、届けてくれます。 壮大に広がる世界が、押し寄せてはドラマを作ります。何はともあれ、恋なんだよね。

11. SWEETEST DEVOTION

Written by Adele Adkins & Paul Epworth Produced by Paul Epworth

Adeleのヴォーカルを思う存分に味わうことのできるバラードナンバー。 どこかしらブルージーな雰囲気もあって、渋さが伝わってきますね。どっしりサウンドが周りを飾ってきても、Adeleのヴォーカルにはかないっこないな。 愛がダイレクトに襲いかかってくるようだ。

12. CAN'T LET GO

Written by Adele Adkins & Linda Perry Produced by Linda Perry

AdeleとLinda Perryのコラボチューン。 ポップな楽曲に行くと思ったら、なんとピアノ1本のバラードナンバー。 ダイナミズムをストレートにぶつけてくる。 逃げてしまった相手のことを想い続ける歌。痛々しいながらも、ストレートな愛がぶつかってくる。

13. LAY ME DOWN

Written by Adele Adkins & Rick Nowels Produced by Ariel Rechtshaid

ピアノベースのバラードチューン。 サビに差し掛かると、コーラスが鮮やかに飾ってきます。メロディの軸はシンプルで、ピアノの音も滑らかに聴かせてくれる。 演歌的な渋さを出して、伸びやかなヴォーカルで包み込んでくれるような1曲です。

14. WHY DO YOU LOVE ME

WRITTEN BY ADELE ADKINS AND DAN WILSON PRODUCED BY DAN WILSON AND ADELE

どっぷりとした音を軽やかに放つポップなナンバー。 なるほど、歌詞も愛に満ち溢れている内容になっているね。 まるで幸せ気分いっぱいにさせてくれます。

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