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Best Album『HEAVEN'S HERE』● '04/5/21 release

田村直美、ソロデビュー10周年を記念してリリースされたベストアルバムは、 これまでのヒットナンバーに新たに命を吹き込んだセルフカバーアルバムです。 収録曲の方は、もう、これぞ田村直美といわんばかりのヒット曲オンパレード。 「ゆずれない願い」はもちろんのこと、「永遠の一秒」「光と影を抱きしめたまま」「KEY OF GOLD」が、装いも新たなバージョンに変わり、楽しませてくれる。 「SILVER SPOON」「真夏の雨」といった、隠れたナンバーが収録されているところも興味深いね。 そして、アルバムタイトルでもある新曲「Heaven's here」も、これからの田村直美を予感させる1曲に仕上がっています。 ただ単なるベストアルバムに終わらず、今の田村直美スタイルで聞かせてくれることに、新たなアプローチでぐいぐいと引き込んできます。

1. 自由の橋

作詞:田村直美 作曲:田村直美、石川寛門 編曲:川本盛文

ソロデビュー曲を再構築。いきなりデジタルサウンドで味付けされているので、度肝を抜かれた。 ボコスカビートとエフェクトをかけたヴォーカルが、田村直美にしては斬新過ぎるね。 ただ、そのまま勢いで行くから、ちょっと汚く聞こえるのはもったいない。最後は相変わらず、伸び伸びした歌声が響きまくりです。

2. 光と影を抱きしめたまま

作詞:田村直美 作曲:田村直美、石川寛門 編曲:川本盛文

しっとり神秘的なアレンジで聞かせるヒットナンバー。 サビに入るとガッツリと音が入ってきては、ガラッとイメージを変えてきた。 このギャップが生きているトラックに仕上がっているね。

3. 永遠の一秒

作詞:田村直美 作曲:田村直美、石川寛門 編曲:ichiro

エッジの効いたギターがうねりを上げ、ドラムが爆発するロックなアレンジに仕上がったヒットナンバー。 オリジナルの勢いをギュッと凝縮して、今の田村直美の力を放った感じだね。随分と尖った感じで、なんか刺してくる。

4. SILVER SPOON

作詞:田村直美 作曲:田村直美 編曲:S・S・B

隠れた名曲。アルバム「N’」に収録されていたナンバーにスポットが浴びるとは、 おもしろいね。アコースティックギターが軽快にかき鳴るアレンジで、弾んでいます。2本のアコギとヴォーカル&コーラスがで 十分に楽しませてくれる。

5. 揺らぐことない愛

作詞:田村直美 作曲:田村直美、川本盛文 編曲:川本盛文

このアルバムの中では、比較的新しいナンバーだけれども、 こちらもがらりと衣替え。随分と優雅にゆったりと、包み込んでくれるような大らかな心で聞かせてくれる。 田村直美のヴォーカルは伸びが健在。

6. 真夏の雨

作詞:田村直美 作曲:田村直美、石川寛門 編曲:川本盛文

「永遠の一秒」のカップリングナンバー。装いも新たに。 しっとりサウンドが煌びやかに響き渡る。アンビエントな要素もあって、心地よく。 ヴォーカルのバックで、ポエトリーリーディング的に声が入ってくるのも、曲の特性を生かした演出ですかね。

7. 千の祈り

作詞:田村直美 作曲:田村直美、石川寛門 編曲:川本盛文

両A面扱いでリリースされたシングルナンバーを、 しっとりと、より深みを増して、アダルトな雰囲気で。 田村直美の歌い方も、より特徴的に。「千」が「スィエン」に聞こえますね。でも、サウンドとともに、聞かせる1曲に仕上がっています。

8. ゆずれない願い

作詞:田村直美 作曲:田村直美、石川寛門 編曲:川本盛文

田村直美最大のヒットナンバーを、もちろんセルフカバー。 なんと、4分の3拍子に変えてしまうという技に出てきました。この様変わりには驚いたね。 サウンドの方も、弦楽でピチカートっぽく、しっとりおしゃれに。そして、優雅なトラックで聞かせてくれる。 田村直美のヴォーカルも、伸び伸びながらに上品ですね。

9. All You Need Is Love

作詞:田村直美 作曲:田村直美、Joey Carbone 編曲:川本盛文

情熱フラメンコチックに、ギターがかき鳴るアレンジで生まれ変わったシングルナンバー。 もっとパッションをぶつけてくるサウンドかと思いきや、アコースティック編成で。それでも、軽やかでアグレッシヴに。 田村直美も優雅に歌っていますね。

10. KEY OF GOLD

作詞:田村直美 作曲:田村直美、石川寛門 編曲:ichiro

エッジの効いたサウンドで攻めてくるバラードナンバー。 なんか、秘めたるパワーを放出している感じだね。感動のロッカバラードがさらに力強さを増した。 なんkだか、ライブを意識したようなアレンジだ。

11. Realize

作詞:田村直美 作曲:田村直美 編曲:ichiro

パンチの効いたナンバーが、さらにアッパーに。 ロックスピリッツが詰まった1曲で、攻めに攻めてくる。これぞ田村直美。 ヴォーカルも爆発しています。

12. Heaven's here

作詞:田村直美 作曲:田村直美 編曲:ichiro

アルバムのラストを飾る、アルバムのタイトルチューンで、このアルバムの中で唯一の新曲。 このアルバムを総括するような、力のあふれたロッカバラードで、田村直美の魅力が爆発している。 ヴォーカルも伸びやかながら、伝えることに務めているようだね。

Best Album『GOLDEN☆BEST』● '04/9/8 ('12/12/5) release

GOLDEN☆BESTシリーズに、田村直美がラインナップ。ただ単なるシングルコレクションだったら、最初のベスト版「Thanks a million」で事足りるけれども、 今作は、やっぱりアルバム未収録のc/wナンバーが収録されている点で、うまく差別化が図られたね。 c/wでも様々なタイプの楽曲を発表している田村直美。 特に「YES, I FEEL FINE」は編曲がFENCE OD DEFENCEで、力を感じさせるアレンジは聞き応えがあります。 両A面だった「Careしてあげて」ではなく、「Celebration」の方だけしか収録されなかった点も気になるけれども、 個人的にはこっちの曲の方が好きなのでよかった。オープニング「永遠の一秒」から、田村直美の高音ヴォーカルが爆発。 田村直美名義で始めたソロ活動の前期をこのアルバムで総括するのもいいよね。お求め安い価格で。

Live Album『10th anniversary SPECIAL LIVES』● '05/3/30 release

田村直美、ソロデビュー10周年を記念したライブアルバムです。 とはいっても、1公演を丸まる収録したわけではなく、大阪、名古屋、東京の表参道から、よりよりトラックを厳選チョイスして収録。 田村直美の最高のパフォーマンスを堪能できる、ボーナストラックを含む全16曲。 とにかく迫力たっぷり。田村直美のヴォーカルが突き刺してきます。収録曲も、ソロを代表するナンバーやPEARLのナンバー、最新曲やカバーなど、 ヴァラエティ豊かで、田村直美のパフォーマンスを思う存分に味わえるね。 とにかく元気いっぱいだし、ハイトーンヴォーカルは健在です。まだまだ活躍する勢いの田村直美です。

カバーナンバーM-1。低い位置からヘビィに決めるミディアムロックチューン。田村直美の持つ熱きロック魂がうずいている。渋い雰囲気も出ているね。歌い終わって、ちょっとライブの趣旨を説明。そしてM-2へ。 田村直美のハイトーンヴォーカルが、キラリと光りながらも、ロックの勢いが出まくっている。弾けているねぇ。 ノイジーなギターが駆け巡り、ベースの音が勇ましく鳴り響くM-3。ソロを代表する楽曲が、随分とかっこよく聞こえてきます。負けじと田村直美もヴォーカルを振り絞る。ただ、サビのヴォーカルと演奏はちょっと音がつかみにくいね。 しっとりギターからノイジーギターへ。イントロでの変化が面白いM-4。田村直美も、静かに攻めてくるぞ。いいね、パンチが全体に効いていますよ。 何かが始まろうとするM-5。イントロでじらしてきますね。ギターがインド的に鳴り響く。田村直美の熱が入りまくりじゃないですか。

ミディアムバラードM-6も、迫力を増して届けてくれる。途中の間がいいね。 静かな印象のM-7。秘めたる力を持っている感じだ。サビでのバックとのやり取りも抜群。 かき鳴るギターがいい味を出すM-8では、実力溢れる1曲に。 田村直美の巧みなヴォーカル力を聞かせてくるれM-9。静かに聞かせたり、勢いよく攻めてきたりと、自由自在だ。 これぞロックといわんばかりにギターが鳴り響くロックナンバーM-10。さすがは初期PEARL時代のナンバー。ギタープレイも聞き所だね。

続けては、再結成PEARLナンバーM-11。言葉が時代を表しているね。攻めに攻めてくるアッパーチューンで、会場を虜にさせる。間奏では、ここでも熱くギターが鳴り響く。 田村直美の早口が炸裂するM-12。もう、なんだか弾けまくっているぞ。間奏でベースがものすごいことになっている。途中で「学園天国」を歌ったりと、楽しい内容。 さて、クリスマスソングM-13をしっとりと聞かせてくれます。アコースティックスタイルで、会場を包み込む。 曲名を叫んでM-14。かなり荒ぶっている田村直美です。後半のセッションパートも、かなり弾けまくっている。 大ヒットナンバーM-15。ベテランの歌いっぷりで、よりよく熟成されていますね。パワフルなヴォーカルも健在で、かっこいい。

8th Album『CRISIS』● '05/11/16 release

田村直美のオリジナルアルバムが、実に5年ぶりでのリリースとなりました。 まぁ、この間にセルフカバーのベストアルバムや、ライブCDの発表もあり、コツコツと活動を繰り広げていましたが、 ここに来て、本領発揮ですね。 ロックスピリッツ溢れるサウンドと高音煌くヴォーカルが織り成す魅力満載の全11曲。 さらには、じっくりと聞かせてくれる曲もあり、ソロ10周年を経て、ますますヴォーカリストとして磨きがかかる。 新しいミュージシャンを従えて、まさしく新生・田村直美が見せて聞かせてくれますよ。 とことん突き抜ける音と熱の出たヴォーカルにやられること間違いない。やっぱり、根がロックな人だよね。 アルバムタイトルさながら、はじけています。 ただ、歌詞はいつも以上に壮大で、地球規模になっているように感じる。心境の変化でもあったのか。

1. Twister

作詞:田村直美、kapi 作曲:ichiro、田村直美 編曲:ichiro

いきなりブルースのような始まりで渋い。うねりを上げるギターが勢いをかますロックチューン。 田村直美の叫びのごとく、かなりはちきれたヴォーカルが訴えかけてくる。 歌詞もかなり壮大というか、地球規模で来ましたよ。かっこいいぞ、なんかロックだね。

2. Feel so down

作詞・作曲:田村直美 編曲:須貝幸生

軽快ながらに力強いサウンドで訴えかけてくるようなミディアムロックチューン。 自由自在な動きで聞かせてくれる田村直美のヴォーカルが実に気持ちいい。最後のパートのヴォーカルも弾けまくっています。

3. The piece of peace

作詞:田村直美 作曲:角田崇徳、田村直美 編曲:角田崇徳

アグレッシヴなギターと美しい旋律のピアノが絡み合うミディアムチューン。 しっとりと始まるけれども、サビでは大きく変身。激しさ溢れるロックサウンドをガツンと聞かせてくれます。 いやぁ、田村直美の叫び。これがかっこいいんだ。

4. Remember who you are

作詞:田村直美 作曲:Joey Carbone、田村直美 編曲:Youki Yamamoto

アコースティックギターの音がさらりと流れるミディアムナンバー。 重たくもあり、軽くも感じるサウンドに乗せて、田村直美が真っ直ぐなヴォーカルを披露。 今回は抑え目に聞かせる姿勢で。

5. Got my way

作詞:田村直美、Grace 作曲:Joey Carbone、田村直美 編曲:須貝幸生

コーラスが迫力たっぷりに、それでいて楽しく聞かせてくれるファンキーロックチューン。 なんだか懐かしサウンドを彷彿とさせて、面白いね。メロディパートの粘っこい歌い方も、サビパートでパンチの効いたヴォーカルをいい意味で盛り上げる。

6. We're going to move on

作詞:田村直美 作曲:ichiro、田村直美 編曲:須貝幸生

パーカッションの音がポイントとなるミディアムロックチューン。 MotherやFatherと語りかけるような部分が「What's Going On」みたいな感じだけれども、 田村直美なりの展開を示してくる。サビではおなじみのハイトーンヴォーカルをじっくりと聞かせてくれる味のあるメロディが響く。

7. Home

作詞・作曲:田村直美 編曲:Sho-ta & The Crisis Band

表現力を豊かに発揮させるバラードナンバー。 編曲に“Sho-ta”のクレジットが。やりますね、田村直美。1番はアコースティックベースでしっとりと。2番からはバンドサウンドでじっくりと。 母なる大地、地球について歌う壮大な曲です。

8. Last love

作詞:田村直美 作曲:Joey Carbone、田村直美 編曲:鷹羽仁

Joey Carboneに鷹羽仁と、おなじみの名前が久々に登場するミディアムナンバー。 ピアノの音も弾んで、味わい深いメロディを聞かせてくれます。特に、サビのメロディラインがいいね。 そこに力強い田村直美のヴォーカルがパンチを加える。かっこいい仕上がりにほれぼれさせてくれる曲だね。

9. Everybody run on a bumpy road

作詞:田村直美 作曲:ichiro、田村直美 編曲:ichiro

ちょっと荒野が似合うようなロックサウンドをかますナンバー。 田村直美のヴォーカルも、かんばりかっ飛んでいるね。キーボードも軽快に弾んで、聞いていてとっても楽しくなる。 ポップでキャッチーな田村直美を久しぶりに聞かせてくれる。突き抜ける爽快感があっていいじゃないですか。

10. Can't live without this love

作詞:田村直美 作曲:ichiro 編曲:須貝幸生

濃くかき鳴るギターがアグレッシヴな感情を見せるロックチューン。田村直美のヴォーカルも、いつもながらにハイトーンで攻めてくる。 愛にとにかくしがみつこうとする姿勢が出ているね。ところどころで入ってくるコーラスがかっこいいんだ。

11. All my relations

作詞:田村直美 作曲:ichiro、田村直美 編曲:Sho-ta & The Crisis Band

しっとりアコースティックギターが鳴り響くバラードナンバー。 この曲でもSho-taの文字がありますね。田村直美の祈りのようなヴォーカルが、しっとりと浸透してくるようです。 そして、包み込んでくれるようだ。うっとりさせてくれる1曲。

Best Album『田村直美 20th anniversary tamuranaomi A.K.A. sho-ta sho-ta A.K.A. tamuranaomi』● '07/1/21 release

PEARLのSHO-TAとしてデビューして、20周年を記念してリリースされたベストアルバム。 初期のPEARLから、田村直美としてソロ活動を開始し、再びPEARLを再結成させたりと、好奇心旺盛な田村直美。 20周年を祝うべく、オールタイム仕様のベストアルバムは、2枚組みのCDに、これまでの活動を凝縮させています。 年代順に曲が配置しているけれども、初期のPEARLの楽曲6曲は、2002~2006年のライブテイクを収録。 年々経っても勢いが衰えない田村直美の力が出まくっているね。 そして、田村直美名義では、「ゆずれない願い」はもちろんのこと、「永遠の一秒」「光と影を抱きしめたまま」などのヒット曲が目白押し。 近年のアルバムからも収録され、本当にSHO-TA/田村直美の歴史がこのアルバムにはちきれんばかりに収められている。 うれしい新曲も収録されており、まだまだこれからが楽しみな田村直美であります。 同名タイトルのビデオクリップ集もDVDでリリースされているので、こちらも押さえておきたいところ。

1-1. Love Songを (2006 Live Ver.)

Words・Music:Sho-ta

PEARLのナンバーを2006年のライブバージョンで。もう、歌い慣れ感があり、田村直美、いやSHO-TAが生き生きしているね。 ハードなロックチューンもなんのその、アグレッシヴに突き抜けてゆく。ギターも吠えています。

1-2. One Step (2002 Live Ver.)

Words・Music:Sho-ta

2002年のライブテイクより。頭からギターが泣いていますね。 サビでも切々と歌い上げるSHO-TAがかっこいい。また、ちょっとしゃがれた歌声にも熱を感じますね。間奏のギタープレイに砕けます。

1-3. Cool Down -特別な愛情の詩- (2002 Live Ver.)

Words・Music:Sho-ta

同じく2002年のライブから。SHO-TAもヴォーカルに渾身の力を込めている感じているね。 時々上がる叫び声に勢いが出まくっている。

1-4. Bluesをやらないか (2006 Live Ver.)

Words・Music:Sho-ta

タイトル通りに、渋くブルージーにギターが鳴り響く、2006年のライブバージョン。 アップテンポに変わっても、ギターの渋さは変わらず。SHO-TAのハイトーンヴォーカルが宙を舞う。 アッパーに攻めてくるけれども、曲の持ち味は生き生きと表れているね。

1-5. センチュリー・トイズ (2006 Live Ver.)

Words・Music:Sho-ta

同じく2006年のライブバージョン。 SHO-TAの叫びが轟くミディアムチューンを、かっこよく聞かせてくれます。 荒れ狂うというか、狂気というか、勢いで攻めてくる。

1-6. NO ONE SEES NO ONE HEARS NO ONE SPEAKS (2004 Live Ver.)

Words・Music:Sho-ta

2004年のライブバージョンより。 観客も歓声を上げて楽しんでいるね。SHO-TAのヴォーカルに応じるように、コーラスも華を添える。 サビでのヴォーカルはじっくりと聞かせる展開。そのあとの間奏での弾けっぷりといい、ギタープレイがかっこいいね。

2-13. Love has changed my life

Words・Music:田村直美

アコースティックギターとピアノの音がしっかりと響くミディアムナンバー。 田村直美が優しく語り掛けるようなヴォーカルを披露。じっくりと言葉1つを聞かせてくれるように歌っています。

2-14. I'm liar

Words:田村直美 Music:田村直美、角田崇徳

ギターロックでかっこよく。田村直美が何かを狙うかのように、 じわじわと攻めてくる。自分は嘘つきだと堂々と言えるその姿勢がかっこいいね。叫びまくりです。

2-15. キセキ

Words・Music:田村直美

ピアノ1本をバックに、しっとりバラードを歌う田村直美。 ほのかに温かく、ゆったりとゆっくりと。これまでの時間を振り返りつつも、これからを見つめている歌詞が、 あたかも田村直美自身を表しているかのようだね。

9th Album『Rockfield willow』● '08/10/22 release

田村直美、デビュー20周年を迎えた後も精力的な活動で楽しませてくれます。 オリジナルアルバムとしては、「CRISIS」から約3年。 今作では、サウンドプロデューサーにFENCE OF DEFENCEの北島健二を迎えて、よりロックでワイルドな田村直美を聞かせてくれます。 ギターも北島健二が担当し、さらにベースで明石昌夫、ドラムで小柳“チェリー”昌法とは、また豪華な布陣で臨んできたね。 誰しもが思うのは、オープニングナンバーのタイトルが「ハバネロ激辛の旅」って何? 辛さの出た勢いのあるナンバーが、いきなり目を引くね。 注目すべきはラストのM-12「Hello again」。何を隠そう、あのミリオンシングル「ゆずれない願い」のアンサーソングというじゃありませんか。 これまた、気持ちの入った曲で、詞もじっくりと読みたいところ。 そんなこんなの全12曲。記念の年を越えて、さらに勢いを増した田村直美のエネルギーがとことん詰まった1枚に仕上がりました。

1. ハバネロ激辛の旅

作詞:田村直美 作曲:田村直美、角田崇徳 編曲:北島健二

エネルギッシュなギターで幕開けるアルバムのオープニングチューン。 ってか、いきなりだけど、なんて歌っているのかわからないんだよね、田村直美。 アッパーにかましてくるロックナンバーで、意外と万人向けのポップさを持つサビでは、 ハイトーンヴォーカルとともに、爽快痛快に広がるサウンドが気持ちいい。

2. Everybody fun everybody fly

作詞:田村直美 作曲:田村直美、Joey Carbone 編曲:北島健二

とにかくギターをはじめ、すべての音がドンドンと攻めてくるアップテンポのロックナンバー。 田村直美も生き生きしているね。 サビではコーラスとともに、かなりパワフルでゴージャス。 勢いがあって、かっこいいね。自分を励ます歌で、元気も出る出る。

3. The garden

作詞:田村直美 作曲:安原兵衛 編曲:北島健二

ゆったりまったり、アコースティックギターが優雅にかき鳴るミディアムスローチューン。 田村直美が心を込めて、じっくりと伝えてくるようだ。温かみに溢れる1曲で、田村直美の優しい面が出ていますね。 キーボードはもう少し抑え目でもよかったかな。

4. Rockfield willow

作詞:田村直美 作曲:北島健二 編曲:北島健二

いきなりサビから入り、ガツンとぶつけてくるアルバムのタイトルチューン。 今の社会を生き残るために、背中を押してくれるような田村直美流応援歌。 随分とかっこいい音をぶつけてきます。コーラスも随分と迫力ある重圧感。

5. 1963

作詞:田村直美 作曲:田村直美、角田崇徳 編曲:北島健二

アコギがかき鳴るオープニングから、田村直美もかなり攻めてくる1曲。 底からグツグツ煮えてくるような、ための1曲。サビでは田村直美のヴォーカルが叫び出す。 それでいて、まだまだ頑張っていこうという気持ちが表れている。 なるほど、この年号は自分の誕生念だったんだね。

6. 君に贈るLove letter

作詞:田村直美 作曲:田村直美、角田崇徳 編曲:北島健二

サビ入りで田村直美のヴォーカルが広がるラブソング。 言葉1つ1つ、温かさが伝わってくるミディアムチューンで、 しかもクリスマスというシチュエーション。 いつものパワフルなイメージからは離れて、ちょっと控え目ながら、熱い思いを一生懸命伝えようとする姿勢が出ているね。

7. Alchemist

作曲:北島健二 編曲:北島健二

かき鳴るギターと幻想的なサウンドが交差するミディアムナンバー。 っていうか、インストナンバーじゃないですか。北島健二作曲・編曲のトラックです。 短いながらに、程よい印象を残す。

8. Inner silence

作詞:田村直美 作曲:田村直美、角田崇徳 編曲:北島健二

淡々としたトラックに、淡々と、しかもものすごく冷たい感じの田村直美のヴォーカルに驚かされるミディアムスローチューン。 でも、どこまでも真っ直ぐに伸びるその声は、本物だね。タイトル曲が曲を見事に表している。 まるで子守唄のような優しさがあります。

9. Starry heavens

作詞:田村直美 作曲:田村直美、角田崇徳 編曲:北島健二

弦も美しく彩りを加えるミディアムナンバー。 そんな優雅なサウンドをバックに、田村直美が切々と歌い上げる。夜空のシチュエーションが表れているね。 2番のサビから、田村直美のヴォーカルを重ねているけれども、なんか変な感じ。

10. 栄光ノルウレット

作詞・作曲:田村直美、角田崇徳 編曲:北島健二

いいね、うねりとロカビリーな感じ。 しかも、田村直美のヴォーカルにエフェクトをかけて、ちょっと尖っているね。とにかく勢いをぶつけてくる。 久しぶりに生き生きしている田村直美。やっぱり、根はロックな人だな。パンチが効いて、痛快だね。

11. Mother ship

作詞:田村直美 作曲:田村直美、角田崇徳 編曲:北島健二、角田崇徳

滑らかさとネチッこさの中間を行くヴォーカルで聞かせるミディアムチューン。 しかし、サビに入ると本領発揮のヴォーカルが宙を舞う。 突き抜けるような田村直美が歌い上げる。これがまた、壮大なバラードに仕上がっているんだな。迫力たっぷりで、静と動を感じさせる1曲。

12. Hello again

作詞:田村直美 作曲:重永亮介 編曲:北島健二

アコースティックテイストのゆったりナンバーは、フワフワと柔らかさの出たミディアムチューン。 あの名曲「ゆずれない願い」のアンサーソングというから、期待しちゃいますよね。 元気いっぱいだった曲の応えは、田村直美が包み込んでくれるような、まろやかテイストで。 それでも、田村直美の高音ヴォーカルが生きるトラックであります。

Self Cover Album『Pearly Gate』● '10/2/24 release

田村直美がかつて活動してたバンド「PEARL」の楽曲をセルフカバーしたアルバム。今作は、明石昌夫とガッツリ組んで、 田村直美として、SHO-TAの楽曲を歌い上げます。 やっぱり、PEARLの時代がインパクトあると、田村直美テイストで聞くのとでは随分とイメージが変わるよね。 一応、ヘビィなアレンジを効かせているけれども、どこかしら音やヴォーカルに軽さが生じているはの否めないかな。 2006年のリミックスバージョンと比べても、音の厚さに違いがあって、物足りなさがあったりね。 それに比べると、田村直美自身の大ヒットナンバー「ゆずれない願い」のセルフカバーも、ヴォーカルとヘビィなサウンドの間に差が生じているようにも思えるかな。 一方で、新曲はそれぞれ味が出ていて、なるほど、田村直美の新曲として聞き応えがあるんだよね。

1. One Step

作詞・作曲:SHO-TA 編曲:明石昌夫

田村直美がハードなサウンドで聞かせてくれるカバーチューン。 随分と歌い回しが、ベテラン風を感じますね。ちょっと演歌風味で情念が込められているようだね。 バックのコーラスはなんだか怖い。アレンジはさすがの明石昌夫だね。

2. Cool Down ~特別な愛の詩~

作詞・作曲:SHO-TA 編曲:明石昌夫

ヴォーカルがちょっと軽さを感じさせるナンバー。 それでいて、伸びやかに聞かせてくれたりする田村直美です。 曲全体がクールダウンされている気がするな。

3. 誓書 ~バイブル~

作詞・作曲:SHO-TA 編曲:明石昌夫

軽めのアグレッシヴロックで聞かせるナンバー。 もう少し低音を効かせて迫力を出してほしかったな。 田村直美のハイトーンヴォーカルは生き生きとしていますね。

4. Cry My Boy

作詞・作曲:SHO-TA 編曲:明石昌夫

どっしり、じっくりと聞かせるロッカバラード。 うねるギターも味が出ているし、田村直美のヴォーカルにも説得力があるようだ。

5. Bluesをやらないかい (2006 re-mix Ver.)

作詞・作曲:SHO-TA

軽やかロック。2006年のリミックスバージョンは、田村直美が自由気ままに歌い上げる。 とっても楽しそうだね。音の方も弾けまくっていて、楽しそうなんだな。

6. Big Apple

作詞・作曲:SHO-TA 編曲:明石昌夫

ウキウキワクワクさせてくれるようなポップロックチューン。 田村直美のヴォーカルも波に乗るような感じで、弾けまくりです。 結構、ノリを出したアレンジで、楽しさいっぱいだね。

7. Gold Rush

作詞・作曲:SHO-TA 編曲:明石昌夫

ドラムの暴れっぷりがたまらないナンバー。 そして、ギターもいい具合にうねりを上げる間奏がいいね。 とにかく勢いで駆け抜ける力がハンパないね。かっこよさが抜きんでいる。

8. センチュリー・トイズ (2006.re-mix Ver.)

作詞・作曲:SHO-TA

ザックリギターが力を出すミディアムロックチューン。 田村直美のヴォーカルは、どこかしら嘗め回すようだ。それでいて、ヘビィに聞かせてくれます。

9. プレシャス・ラブ

作詞・作曲:SHO-TA 編曲:明石昌夫

爽やかなロックに仕上がったナンバー。 サウンドがカラッと晴れ晴れ。伸びやかな田村直美のヴォーカルが生かされていますね。 大空を舞うように、清々しさのあるアレンジに仕上がっています。

10. Love Songを (2006 re-mix Ver.)

作詞・作曲:SHO-TA

エッジの効いたギターがかき鳴るハードなロック。 2006年のリミックスバージョンで、どっしりとしながらも駆け抜ける仕様。 エンディングでも、かなりギターがうねっています。田村直美の弾けっぷりもなかなかいいね。

11. Sign our name

作詞:田村直美 作曲:田村直美、明石昌夫 編曲:明石昌夫

ポップに聞かせるロックチューン。田村直美のヴォーカルも、 ハイトーンを聞かせてくれるんだけれども、妙に軽い感じがする。 音の方は、結構どっしりとしているから、そこにちょっと差が生じているかな。メロディはとってもキャッチーで、 なかなかいい味を出しています。元気な1曲。

12. Warriors ~迷子の大人~

作詞:田村直美 作曲:田村直美、明石昌夫 編曲:明石昌夫

なかなかメロディアスなラインを辿るロックチューン。 田村直美のヴォーカルは、少々言葉が多かったり、早口で聞き取りにくかったり。でも、ハイトーンの力はよく出ています。 ラップもかっこよく披露して、勢いを感じさせますね。

13. ゆずれない願い

作詞:田村直美 作曲:田村直美、石川寛門 編曲:明石昌夫

大ヒットナンバーを新たなバージョンで。 イントロではヴァイオリンとチェロが優しく優雅に奏でてくれました。 本編は、どっしりロックサウンドで、田村直美のヴォーカル力を感じさせる。 コーラスがない分、よりロック寄りのトラックでかっこいい仕上がりですね。 ラストの締めは、ちょっと余韻を残しすぎかな。

14. 独り言

作詞:田村直美 作曲:田村直美、角田崇徳 編曲:明石昌夫

アコースティックベースのミディアムロックチューン。 田村直美も悠々と伸びやかなヴォーカルを聞かせてくれます。 ちょっと切ないメロディと歌詞で、染み込んでくるように。まったりまったり展開。

Best Album『Collection of tamuranaomi』● '11/11/23 release

田村直美のベストアルバムは、「CRISIS」「Rockfield willow」収録楽曲を中心に構成。 正直、大ヒットとは言い難いけれども、むしろ作品を重ねるごとにパワーアップしているね。 そのエネルギーを見事に詰め込んだコレクションになっています。アグレッシヴなロックナンバーはもちろんのこと、バラードでは独自の世界観を出して魅了してくるところはさすがだね。 そして、興奮を伝えるかのようなライブトラックは、「永遠の一秒」「光と影を抱きしめたまま」というヒット曲のほか、 「Realize」「Hello again」という近年ナンバーのパフォーマンスがとにかく熱いんだ。 「Mother ship」の未発表バージョンもあり、内容的には盛り沢山なんだけれども、やっぱり小粒感は否めないかな。 ネームバリューは大きい割に、もうちょっと魅力を出し切ってほしかったと思います。どちらかというと、コレクター向けの作品かな。

10. Mother ship (Cathedral Mix)

作詞:田村直美 作曲:田村直美・Joey Carbone 編曲:野村義男

新たにミックスしたトラックは、「教会ミックス」という名のごとく、 ストリングスやピアノの音を前面に出してきた伸びやかなトラック。そのぶん、田村直美のヴォーカルが後ろに回ってしまった感じがするな。

11. Realize (Live Ver.2002)

club asiaでのライブトラック。田村直美のヴォーカルが、鋭く突き刺してきますね。 エネルギッシュでかっこいい。これぞロックなパフォーマンス。

12. 永遠の一秒 (Live Ver.2004)

大ヒットナンバーがガラッと雰囲気を変えて、パンチを出してきたテイクを聞かせてくれます。 なんかもう、圧倒されますね。

13. 光と影を抱きしめたまま (Live Ver.2008)

こちらも大ヒットナンバーのライブバージョン。 オリジナルは幻想的な雰囲気がありましたが、ここでは見事なライブスタイルで。 力強さを出してきて、伸びやかながらにエネルギッシュな田村直美のヴォーカルがダイレクトに伝わってきます。

14. Hello again (Live Ver.2008)

緩やか優雅に聞かせてくれるパフォーマンス。 「ゆずれない願い」の続編的ナンバー。ベテランミュージシャンたちをバックに従えて聞かせてくれる田村直美。 貫禄といいますか、余裕を感じられるステージですね。

Self Cover Album『Acoustic Jungle』● '13/9/11 release

田村直美、初となるアコースティックセルフカバーアルバムは、なんとギタリストの野村義男をサウンドプロデューサーに迎えての渾身の1枚。 PEAL~ソロキャリアの中から選りすぐりの10曲+新曲を2曲追加投入で、盛り上がりを見せてくれます。 野村義男のギター1本をバックに歌ったかと思えば、アコースティックバンド編成のようなアレンジでアットホームな雰囲気を出したりと、 巧みな演奏で楽しませてくれる。 一方で、田村直美のヴォーカルは劣らずダイナミックなハイトーンを聞かせてくれます。この人、本当にすごいよ。 アコースティックだからといって、抑えに入らず、伸び伸びヴォーカルを生かして、じっくりと聴かせてくれます。 曲の魅力を改めて確認させてくれるし、同時に田村直美のパフォーマンスの幅が広がった作品ですね。

1. 真夏の雨

作詞:田村直美 作曲:田村直美・石川寛門 編曲:野村義男

のっけから来ましたハイトーンヴォーカル。 そのバックでゆったりと聴かせてくれる野村義男んアコースティックギターの音色が優しさを与える。 田村直美のヴォーカルも、随分と映えますね。張りがありながらも、柔らかさを垣間見せてくれます。

2. 宙 ~そら~

作詞:田村直美 作曲:田村直美・角田崇徳 編曲:野村義男

ざっくりギターが印象的なナンバーを、新曲として投入。 2番からは、どっしりバンド演奏で、アコースティックな雰囲気を付け加える。 田村直美の強さと弱さ、優しさと力強さが交差する。

3. SILVER SPOON

作詞・作曲:田村直美 編曲:野村義男

べらんめいな雰囲気で歌い上げる田村直美と、いい感じに弾むギターの音がカッコよさを際立たせるナンバー。 何かをさらけ出すかのような、潔さ、身軽さとともに、田村直美が元気に聞かせる。 ギタープレイは圧巻。さすが、よっちゃん。

4. 哀しいほどのBlue Sky

作詞・作曲:田村直美 編曲:野村義男

ザラッとしたギターの音が鮮やかに生きるナンバー。 どこかしら異国感があり、そして優雅に歌う田村直美です。 PEAL時代の楽曲をがっつりと。

5. 自由の橋

作詞:田村直美 作曲:田村直美・石川寛門 編曲:松尾早人

オープニングからアカペラコーラスで、「おっ」と思わせてきたソロ名義デビュー曲。 なるほど、そのままアカペラで進むのかと思っていたら、ダバダバコーラスとともにアコギも入ってきて、もはや原曲を超えたような気がする。

6. 永遠の一秒

作詞:田村直美 作曲:田村直美・石川寛門 編曲:野村義男

大ヒットナンバーもアコースティックギターを従えて、 がっつりと聴かせてくれます。相変わらずパンチの効いたハイトーンヴォーカルにノックアウト。 アグレッシヴだね。ただ、「永遠の~」が「へぇいえんの~」って聞こえるのが残念。

7. Crying Bird

作詞・作曲:田村直美 編曲:野村義男

ざっくりアコースティックギターをベースに、 田浦直美が優しく伸びやかに聞かせてくれるアコースティックカバーチューン。 こちらはもともとPEALの曲だけれども、野村義男のアレンジでガラッと変わりましたね。 オーガニックな雰囲気をまといました。

8. All You Need Is Love

作詞:田村直美 作曲:田村直美・Joey Carbone 編曲:野村義男

アコースティックアレンジで、躍動感たっぷりに仕上がったナンバー。 そして田村直美のヴォーカルも実に生き生きしているね。いやはや、オリジナルバージョンと同じくらいにかっこいい。 伸びやかで、気持ちがいいです。

9. Half Moon に照らされて

作詞・作曲:SHO-TA 編曲:野村義男

PEAL時代の楽曲が、軽やかに。ウクレレをメインに持ってきて、心地よさを前面に。 とは行かないで、結構かき鳴っているんだよね。でもって、田村直美も元気いっぱいに。 力強いヴォーカルで圧倒してきます。

10. Everybody fun everybody fly

作詞:田村直美 作曲:田村直美・Joey Carbone 編曲:野村義男

ロックンロールな歌いからで、かっこいいね。 アレンジでもアコースティックながら、力強さが出ていて、よりいっそう田村直美のヴォーカルが輝きます。 元気いっぱいに、ハッチャケていますね。

11. 限りある犠牲

作詞:田村直美 作曲:田村直美・石川寛門 編曲:野村義男

渋さを前面に出して聞かせるアレンジでお届け。 ゆったり、じっくり、そしてどっしりと。ギターの音使いも、エッジが効いていたり滑らかだったり、 よっちゃんのテクニックを思う存分に味わえます。田村直美のヴォーカルも、抑揚があっていいね。

12. 明日はわたしに風が吹く

作詞:田村直美・野村義男 / 作曲:野村義男

野村義男と作った新曲。 爽快なアコースティックサウンドのウキウキワクワクナンバー。 よっちゃんもコーラスで参加していて、楽しさを前面に。歌詞はいかにも田村直美。働く女子への恋愛応援歌かな。 タイトルは「わたし」なのに、中では「あたし」と歌っているところにモヤモヤ。

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