album
●Single『The Air That I Breathe』● '94 release
1.
<Tuesday Promo 01>
The Air That I Breathe
The Air That I Breathe
(Hammond / Hazlewood) *1st Album 「When You're A Tuesday Girl」 収録*
●1st Album『When You're A Tuesday Girl』● '94 ('97/7/25 on Japan) release
北欧はノルウェーからキュートでポップな5人組ガールズバンドの登場です。全員火曜日生まれだからこのバンド名になったとかならなかったとか。 音は時にソリッド。時にキャッチーな路線を行く、まるでThe Beatlesな雰囲気もあるけれども、ヴォーカルがしぶかったりハスキーだったり、キュートだったり、変化に富んでいるのは面白いかな。 ロッカバラードやキャッチーチューン、カバーナンバーなど、ヴァラエティ豊かな全10曲。ただ、大ヒットには至らず、ちょっと残念な印象もあるかな。 ちなみに、バンドはこの後、「The Tuesdays」に改名したらしいけれども、やはりうまくはヒットにこぎつかず、残念な結果となりました。 せっかくだから、北欧らしい何かを打ち出せることができればよかったのかな。
1. Right By Your Side
(Donnie Vie) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
マイナー調のアコースティックナンバー。Enuff Znuffのカバーナンバーです。イントロもカットしては、早々にアンニュイなヴォーカルを聞かせて始まります。 時にハスキーで、時に訴えかけてくるようなヴォーカルがいい感じだね。
2. It's Up To You
(Cheri Brandon - Guy Marshall) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
イントロのギターが気持ちよく響いています。その後は歌が入ってくると、これぞTuesday Girlsな瑞々しく明るいバンドサウンドが展開。 サビも突き抜けるようにキャッチー。楽しさいっぱいだね。
30 seconds in Bombay
(Tuesday Girls) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
前曲の流れを受けて。即興ナンバーを付け足してきました。バンドのお遊びみたいなものかな。
3. The Air That I Breathe
(Hammond / Hazlewood) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
ゆったりバラードナンバーは、The Holliesのヒットチューンのカバー。 どっしりとしたバンドサウンドと、サビで広がるヴォーカル&コーラスは、まさしくThe Tuesday Girlsの魅力だね。
4. Gone With The Wind
(Cheri Brandon) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
しっとりアコースティックバラード。美しくまろやかな展開に、温かな気持ちにさせてくれるかのようだ。 ただし、歌詞の内容は失恋ソングなんだよね。
5. Too Late To Be Good
(Cheri Brandon) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
ポップで力強く、爽やかで元気いっぱい。いかにもTuesday Girlsな明るさをぶつけてくるロックチューン。 このアルバムの中で、初めてレコーディングした曲ということで、勢いが出ているんだな。とにかくサビのメロディが超絶キャッチー。これはヒットする力が十分にあるでしょう。
6. I'll Be Here
(Diane Scanlon - Seth Glassmann) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
ゆったりじっくりどっしりと。まったりしたバンドの音の中で、優雅に歌声を聞かせてくれるバラードトラック。 あなたに対してものすごく優しい主人公の振る舞いです。愛に包まれた1曲だね。まさかの語りの登場にはびっくりだ。
7. When You're A Tuesday Girl
(Tuesday Girls - O. Evenrude - Cheri Brandon) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
アルバムのタイトルチューンであり、自分たちのバンド名の入ったタイトルトラック。バンドも制作に加わっていて、全てを物語っているようだね。 元気いっぱいながらにじっくりと聞かせてくれるメロディラインに引き込まれます。
8. Broken Heart
(Peter Bliss - O. Evenrude) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
ミディアムテンポのバンドトラック。ヴォーカルもじっくりと聞かせてくれます。もう、タイトルからも分かるように、失恋ソングですよ。 負けを認めたくないというか、負けず嫌いというか、とにかく訴える力がよく出ている。切なさもプラスして。
9. Ain't That Just Like You!
(Tuesday Girls - O. Evenrude) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
コーラスをど頭にぶつけてきては、一気に引き込んでくるインパクト大なポップチューン。 コーラスのテイストが懐かしさを出してくるね。1970年代のテイストも感じさせる。ヴォーカルのクセがまた渋いんだ。
10. If You Want My Love
(Tuesday Girls - O. Evenrude) Produced by Ole Evenrude Co-produced & engineered by G.O. Bokestad and Eivind Skovdahl
アルバムのラストを飾るミディアムテンポのロッカバラード。バンドの音が鮮やかで、引きつけてくるね。 サビも爽やか。ヴォーカルに合わせて、コーラスでいい感じに引き込んできます、ラストの展開の工夫もなかなかだね。