visual

VHS/DVD『宇多田ヒカル SINGLE CLIP COLLECTION VOL.1』● '99/12/16 ('99/12/22) release

宇多田ヒカル、初のビジュアル作品は、ビデオクリップ集です。衝撃のデビューシングル「Automatic」から、「Movin' on without you」「First Love」、 そして、「Addicted To You」の4曲と、2曲のメイキング、さらにはボーナストラックとして「time will tell」のクリップを収録するという盛りだくさんな内容でございます。 とにかく10代の宇多田ヒカルの若さと勢いを感じられる。デビュー曲はまだ、シンプルさはあるけれども、2枚目のシングルからはやっぱりお金がかかっているよね。 「Addicted To You」にいたっては、中国にあるスタジオで撮影。これこそヒットしたアーティストの力。やはり1st Albumを境に、宇多田ヒカルのイメージもグッと変わったね。 よりアーティスティックな姿も飾らぬ姿も、フランクな姿もメイキングで見ることが出来るから面白い。ただ、やっぱり4曲だけともなると、物足りなさを感じるね。

1. Automatic

黄色の椅子に座って歌っての宇多田ヒカル。例のかがんでカメラに向かって歌う姿は、おなじみですね。 体をリズミカルに動かしては、R&Bの雰囲気を出しまくり。一方、12cm Singleのジャケットのような場所で、歌う宇多田ヒカルの姿も。

2. Movin' on without you

黄色い服が眩しい宇多田ヒカル。サビでの、腕を上から下へ下げる仕草もおなじみですね。 こちらも、体を動かして、生き生きしている。椅子に座って歌うシーンは、ちょっと近未来感が出ているね。PC画像とか、ちょっと知性的に見せるPV。

3. First Love

クラブみたいなところでワイワイ盛り上がっている中、ちょっと神妙な面持ちの宇多田ヒカル。独特なスピード技術を使って、 早回しや遅回しなど効果的に見せるPV。かっこいいながらも、切ない仕上がりに。

4. Addicted To You UP-IN-HEAVEN MIX

謎の自転車集団襲来。宇多田ヒカルはスタイリッシュなスペースで歌い踊って。レッドドラゴンがまた、かっこいいんだな。 そう、そして自転車手段の最後に、宇多田ヒカルが乗っていたというラストの展開。

time will tell

随分とラフな映像だね。赤いニット帽がポイントの宇多田ヒカル。なんだか、リラックスした雰囲気だね。

DVD『Wait & See ~リスク~』● '00/6/30 release

宇多田ヒカル、初のDVDシングルは、都内を空飛ぶバイクで疾走するPVが話題を呼んだ「Wait & See ~リスク~」のクリップと、メイキングを収録。 どこかしらクールでかっこいいし、曲同様に力強さもあって、見応えのある作品です。まぁ、誰もいない渋谷の街の謎も、メイキングで明らかに!?

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Wait & See ~リスク~

making of “Wait & See ~リスク~”

1. Wait & See ~リスク~

music video directed by Takeishi Wataru *DVD 「UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION VOL.2」 収録*

VHS/DVD『BOHEMIAN SUMMER 2000』● '00/12/9 ('06/12/20) release

宇多田ヒカルの全国ツアーの中から、追加公演となった千葉マリンスタジアムのステージを収録したライブ作品。この年齢でスタジアムを満員にしちゃうんだもん、やっぱり宇多田ヒカルってすごいや。 まだ1st Albumと、2nd Albumに向けての曲を少し発表しただけなので、その中からとにかくこれでもかというくらいに 曲を聞かせてくれます。ちょっと前半の方は、これまでのツアーの疲れというか、声が出ていない印象を受けるけれども、ライブが進行するにつれて、やっぱり本調子になってきているね。 MCでは、とにかくライブの楽しさを語る語る。宇多田ヒカルらしい言葉の数々、さらにはカバーも何曲か披露。まさかa-haを、まさか尾崎豊を、まさか山口百恵を、まさかU2を。 いやぁ、宇多田ヒカルとしてのパフォーマンスで、新たな魅力を見せる。とにかくこれだけたくさんの人を引き込む力はすごい。 宇多田ヒカルの初々しい姿と、ムチムチな体は貴重です、必見です。夏の夜を彩る花火も効果的に盛り上げたね。エンドクレジットでの秘話もお聞き逃しなく。

ヘリコプターからのマリンスタジアム上空映像。そして、オープニングムービー。パソコンのメール画面のようにスタート。そして、バンドメンバーの演奏が始まり、ダンサーが踊りで魅せる。 そして、宇多田ヒカルの登場だ。M-1からスタート。ちょっと表情が硬いかな。声もまだまだ本調子じゃない。雰囲気は出ているけどね。 クールさ全開にM-2。ようやくノッてきた感じが出てきたね。間奏のかすれた歌い方がいい味を出したね。 「今日は来てくれてありがとう!楽しんでいってね!」と軽く挨拶をしてM-3。宇多田ヒカル並びに各々バンドメンバーの巧みな演奏もかっこいいね。ダイナミックな音が迫力たっぷり。宇多田ヒカルもかっこいいぞ。 イントロからフェイクをかっこよく聞かせてくれるM-4。こちらも余裕の歌いっぷりがかっこいいね。アウトロも十分に楽しませてくれる。

MC。「よー!」とまずは挨拶。その後は興奮気味に喋っています。最終公演の楽しさと恐ろしさと、いろいろと混じっています。

観客から声も飛んだ始まりのM-5。全体的にクールな雰囲気の中で、感情豊かに宇多田ヒカルが歌う。歌い終わっても拍手喝さい。 英語で歌い上げるM-6。さすが滑らかな歌声で魅了してきます。そして、ムードたっぷりの世界。なんか引き込まれるね。 続いてのM-7も、じっくりと聞かせてくれる。ステージを練り歩きながら余裕の熱唱。 シングルナンバーのM-8も、さすがな歌いっぷりとパフォーマンス。観客も見入っていますね。

ダンスコーナー。アグレッシヴなダンサーが魅せます。かっこいいね。さらにはDJのスクラッチプレイも。

衣装チェンジして再登場の宇多田ヒカル。M-9を歌います。とにかく元気いっぱいの宇多田ヒカルです。ラストのギタープレイもすごいね。 まさかのa-haのカバーM-10。観客も大盛り上がりです。宇多田ヒカルもかっこよく歌うね。そして、弾けっぷりがハンパない。

MC。気持ちよさがハンパないけれども、とっても楽しんでいる様子。そして、次曲の説明を。ステージの出っ張りへと移動。

しっとりバラードのM-11。座って歌っていながらも、動きがアグレッシヴです。間奏で映るMICHAEL SCOTTのギターストラップの上に乗っている猫がかわいい。で、宇多田ヒカルは結局立っちゃった。でも、じっくりと聞かせてくれました。

MC。次の曲の説明。ほとんどやったことのない曲とのこと。

じっくり系のM-12。それでも、サビでは熱唱スタイルで。逆にあまり披露していないからこその、新鮮味があるね。

MC。次のコーナー説明。日本のメロディ、昭和を伝えてくれます。

世界でいちばん愛している男性ということで、尾崎豊のナンバーM-13をカバー。歌い方が独特で、引き込まれるね。そして、せっかくいいところで間違えるというハプニング。仕切り直してスタンドマイクで熱唱。今度は上手く行ったね。そして大喝さい。

MC。歌い終わって一言。そして、次の曲について。

真っ赤な照明でかっこよくM-14。目力があるね。そして、例のフレーズを歌うと大歓声だ。かっこいいね。いやぁ、すごく様になっています。

MC。「どかんと一発欲しいか?お見舞いしてやる」だって。すごいな。

そして、M-15で弾けます。メロディパートのヴォーカルの低さは怖いけれども、やっぱりサビは盛り上がりますね。 さらに名バラードM-16が来ました。じっくりうっとり。曲の世界に引き込まれますね。

MC。野外の楽しさをアピール。そして、最後の曲のアナウンスを。もちろん、会場からはがっかりの声が。なぜか物まねも披露の宇多田ヒカル。椎名林檎をやっちゃいますか。似てないねー。そして、なんとゲストにJam&Luisを招いて。なんとも豪華な共演だ。

そしてM-17。最初の叫びがこれまたかっこいいね。そして、迫力たっぷりの歌を披露。かっこいい。ただ、サビの低い部分は厳しいかな。最後は花火がバンッと上がった。そして、ステージを去る宇多田ヒカル。

再登場宇多田ヒカル。バンドメンバー紹介を。しかも、みんなコスプレしています。キョーレツだな。個性豊かということで。 そしてM-18を。演奏はやっぱり迫力があるね。宇多田ヒカルもパワフルに歌います。 カバーナンバーM-19も、とってもかっこいい。まさかこの曲をアンコールに持ってくるとは。いいじゃないですか。

MC。「ロック最高!」と。そして、まだまだ続くぞという意気込み。

M-20。気持ちが入っていますね。会場からも手拍子があって、クライマックス感たっぷり。

MC。照明の明るさに感激。そして、ツアー、ライブを振り返る。

ラストナンバーM-21。なんと、リミックスバージョンで、ウキウキワクワク弾けています。メイキング映像も交えて見せてくれます。歌い終わって、手をつないで礼。花火も綺麗に。

DVD『UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION VOL.2』● '01/9/27 release

宇多田ヒカルのビデオクリップ集第2弾は、シングルDVDとしてリリースされた「Wait & See」から、感動のバラードへと生まれ変わった「FINAL DISTANCE」までのシングル5曲を収録。 「For You」と「タイムリミット」は、ライブ映像のPVなので、宇多田ヒカルのクールなライブパフォーマンスを覗くことができるね。 その他、3曲はメイキングクリップも収録されていて、製作の裏側を見ることができます。 素顔の宇多田ヒカル、とってもリラックスしていて楽しそうだね。特に「FINAL DISTANCE」での紀里谷和明とのやり取りは、後に夫婦になる2人として見てしまうね。 5曲だけの収録なんだけれども、内容としては盛りだくさんで見応えのある作品です。

1. Wait & See ~リスク~

Director:Takeishi Wataru

空飛ぶバイクで首都高をかっ飛ばす宇多田ヒカルが本当にかっこいいPV。さらに、渋谷のスクランブル交差点、地下街や細い路地まで。 歌のシーンでは、宇多田ヒカルが増殖。リズミカルに息の合った姿を見せる。

2. For You

Director:Takeishi Wataru

セピアカラーのような、ちょっと色褪せた感じが逆におしゃれなPV。ライブで歌っている映像も、なかなかかっこいいよね。

3. タイム・リミット

Director:Takeishi Wataru

同じくライブ映像のPV。クールでおしゃれな宇多田ヒカルと、ダンサーがマッチしています。宇多田ヒカルは堂々とした歌いっぷりですね。

4. Can You Keep A Secret?

Director:Anami Funahide

熱唱する宇多田ヒカル。体を自由気ままに動かしています。 一方で、ロボットの生活。宇多田ヒカルとの関係は?一緒に車に乗ったりしています。 意外とお似合いにも思える。なるほど、最後の展開はそう来るか。宇多田ヒカルも...。

5. FINAL DISTANCE

Director & Director of Photography:Kiriya Kazuaki

不思議な人たちがたくさん登場。まるでサーカスだね。 宇多田ヒカルも男装だったり、バレリーナの格好だったり。いろいろな姿を見せてくれる。陽と陰の対比もいいね。 それにしても、紀里谷ワールド、すご過ぎです。CGの駆使した世界は天晴れ。

VHS/DVD『UTADA HIKARU UNPLUGGED』● '01/11/28 ('06/12/20) release

MTVジャパンが制作するアンプラグドライブの日本人初となるパフォーマンスを行った宇多田ヒカル。そのライブの模様とメイキングを収録したDVDをリリース。 まずはメイキングでMTVライブへ向けての取り組みを、ドキュメンタリータッチで見せる。 ライブが近づくにつれて、ナーバスな様子を見せる宇多田ヒカル。アーティストならではのセンシティブな一面を見ることができます。 そして、ライブ本編は、代表曲、アルバム曲をアコーステイックアレンジで聴かせてくれます。 といっても、キーボード/シンセが加わると、どうも機械的なサウンドになってしまって、なんだかもったいないな。 ドラムよりもパーカッションをもっとメインに持ってきたりしたほうが、よかったね。宇多田ヒカル自身も「蹴っ飛ばせ!」のオープニングでピアノを弾いたりと見せ場を作ったりしています。 ヴォーカルはさすがだね。そして、U2「With Or Without You」のカバーも決めてくれた。成熟期のティーンエイジャーが見せる最高のステージです。

インタビューやメイキングを見せてくれるM-1を経て、いざスタート。 「ようこそ」とあいさつした後に、M-2から始まり始まり。ん~、マイクの音声、ちょっとこもり過ぎじゃないの?特に、低いパート。バンドメンバーは、アコースティックながら、力強く頼もしい。 イントロが始まると、拍手が起きたM-3。もう、曲の世界へ入ってしまうくらいにうっとり。 曲紹介をしてM-4。「UNDERWATER MIX」をベースに、アコースティックならではの躍動感を放つ。で、サビではドラムが入ってこない展開でいいね。スリリング。なかなかかっこいいな。 渋さ全開でM-5。やっぱり、低いヴォーカルパートはこもって聞こえるのが残念。生き生き歌っている宇多田ヒカルが印象的。アコースティックテイストを出していて、いいね。迫力のある1曲。 宇多田ヒカルがイントロで自らピアノを弾くM-6。なんだ、ピアノはちょっとだけなのか。もったいないよね。一瞬、ギターの音がSimon & Garfunkel「冬の散歩道」になっていたね。ということで、宇多田ヒカルは生き生きと歌っています。かっこいいです。 U2のカバーM-7。じっくりバラードアレンジで聴かせてくれる。これまた、かっこいいんだ。これぞ宇多田ヒカルの世界に染められています。

MC。バンドメンバー紹介を。

そしてデビュー曲のM-8。まったりアンプラグドバージョンで、聴かせてくれます。意外と高音を出してくる宇多田ヒカルのヴォーカル。それでいて、全体的に躍動感たっぷりでかっこいい。 そして、より一層深みのあるM-9を歌います。伸びやかな宇多田ヒカルのヴォーカルとじっくり演奏にやられますね。うっとり。幻想的な空間が広がります。そのままエンドクレジット。

DVD『traveling』● '02/1/30 release

宇多田ヒカル、9枚目のシングルナンバーのビデオクリップ作品。前作「FINAL DISTANCE」の“静”に対する“動”の世界を表現。 カラフルポップでウキウキワクワクする感じは、紀里谷和明の腕が光っている。メイキングを含んだ、充実な作品。

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Making of“traveling”

traveling

2. traveling

Director:KIRIYA KAZUAKI *DVD 「UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION + VOL.3」 収録*

DVD『UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION + VOL.3』● '02/9/30 release

宇多田ヒカルの第3弾ビデオクリップ集。今作も、内容盛りだくさんなんです。シングルは、前作クリップ集にも収録されていた「FINAL DISTANCE」をはじめ、 カラフルポップな「traveling」、カメラ長回しの「光」、幻想的な「SAKURAドロップス」に加え、3枚目のアルバムタイトルチューン「Deep River」の計5本を収録。 どれを見ても不思議な世界観を出しているのは、さすが紀里谷和明。彼の持つ創造力が宇多田ヒカルの才能と呼応して、映像を作り上げる。 シングル曲にはメイキングも収録されていて、各PV撮影の裏側を見ることができます。 リラックスした表情の宇多田ヒカルや、スタッフとのやり取りなど、貴重な映像の数々を御覧あれ。

1. FINAL DISTANCE

Directed by Kiriya Kazuaki

2. traveling

Directed by Kiriya Kazuaki

CGで広がる近未来。勢いよく列車が出発進行。宇多田ヒカル並びに登場人物が、カラフルポップで眩しいね。 Bメロでの素に近い姿の方がいいよね。サビでのクネクネした手の動きはユーモラスで、この曲にぴったり合っているね。 クレイアニメやらCGやら、お金がかかっていますな、紀里谷さん。

3.

Directed by Kiriya Kazuaki

台所PV。水を流し始めるところからスタート。そして、洗い物が始まる。さらに水を飲んで一休みしたり、フレームアウトしてフレームインしたり、 もっと洗い物を持ってきてと、カメラ長回しのPVです。ただ、お皿はそれで綺麗になっているのかな?

4. SAKURAドロップス

Directed by Kiriya Kazuaki

まずはCG万歳なオープニング。凝りに凝っていますな。宇多田ヒカルもそのほかの登場人物も、随分と人間味がないな。でも、色鮮やかに見せます。 動物と植物の融合体とか、これまた壮大な世界を作る紀里谷和明。所々、和な雰囲気もかっこいいね。

5. Deep River+

Directed by Kiriya Kazuaki

宇多田ヒカルの語りと共に、モノクロムービーがスタート。また、悲しさの出た声を聞かせるね。 どこかの南の島で、佇む宇多田ヒカルが歌う。そこで生活をする人々はシンプルですね。 そして、自然が美しい。これも紀里谷和明の世界というのが、なんだか不思議。

DVD『COLORS』● '03/3/12 release

宇多田ヒカルの12枚目となるシングルのビデオクリップ。今回は、紀里谷和明ではなく、Donald Cameronを監督に迎えた作品となっています。 「光」の時に、監督へのアプローチはしていたものの、実現せず、今回ようやく実を結んだとのこと。その流れは、収録されているメイキングでも確認できます。 PVの方は、タイトル通り、色を鮮やかに使い、和のテイストを加えて、美しいです。レコーディング風景をボーナストラックとして収録。

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Making of COLORS

COLORS

BONUS TRACK

(肝臓先生REPORT DVD EDITION)

2. COLORS

Directed by Donald Cameron *DVD 「UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION VOL.4」 収録*

VHS/DVD『UH LIVE STREAMING 20代はイケイケ!』● '03/3/29 release

宇多田ヒカルが20歳の誕生日に、インターネットで放送したプログラムをDVD化。メイキングはじめ、CM中の姿を見ることができる貴重な作品です。 まず、宇多田ヒカル本人やスタッフたち全員が、同じデザインのトレーナーを着ているところに注目。楽しそうだな。 インターネットの普及もようやく広がりつつあって、この当時も随分と画期的なことだったんだろうな。チャットルームに入っては、宇多田ヒカルに質問を投げかけたり。 それに応えて、答える宇多田ヒカルもいいね。基本的にトークはうまくないけれども、.素が出ていていい感じ。 メガネ姿もイケてます。そして、目玉のライブはアコースティックセッションで。「COLRS」「少年時代」「Simple And Clean」の3曲。 やっぱり、ここでシンガーとしての実力を見せ付けます。うまいです。この3曲だけでも、十分価値がありますね。

DVD『誰かの願いが叶うころ』● '04/7/28 release

映画「CASSHERN」の主題歌にもなったバラードシングルを、DVDでもリリース。ビデオクリップは、寺尾聡や及川光博など、映画の豪華俳優陣も出演。 「家族」がテーマになっているけれども、離れ離れになって様子ががらっと変われば、CGを使って見せるモノクロ世界にうっとり。メイキングを含んでいて、紀里谷監督が語る語る。

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メイキング

誰かの願いが叶うころ

2. 誰かの願いが叶うころ

Director, D.O.P. & Editor:Kiriya Kazuaki *DVD 「UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION VOL.4」 収録*

VHS/DVD『Utada Hikaru in Budokan 2004 ヒカルの5』● '04/7/28 release

宇多田ヒカルが何と、武道館5日間公演を実施。ということで、タイトルも随分とひねりが効いていて、面白いね。 アニメ「ヒカルの碁」とかけたタイトル。その公演を映像化してリリースです。これがちょっと残念な部分があって、1公演丸々ではなく、5公演のいいところを抜粋という内容。 ベストパフォーマンスが編集されているのはいいことだと思うんだけれども、編集が雑な部分も見受けられて、その部分が残念なんだよね。 ライブの内容自体はとってもよく、ベストな選曲で、This is 宇多田ヒカルなパフォーマンスだね。ヒットシングル目白押しで、 これまでの活動を凝縮するかのようだ。最新曲「COLORS」までよりどりみどり。緊張しているのか、興奮しているのか、MCは少なめ。 ヴォーカルは結構出ていて、ベストな状態なんじゃないかな。この後、ベストアルバムを出して、全米進出と考えると、ちょっとした区切りをつけたようにも思えます。

映像はリハからスタート。ステージではパッと光がついて、M-1からスタート。オープニングナンバーなだけあって、ちょっと表情が硬く見えます。途中からスタンドマイクからマイクを外して、歩きながら歌います。 「覚悟はいいか?」でM-2。会場も大いに盛り上がります。宇多田ヒカルも生き生きとした表情を見せてくれます。さらに、左右やぐらステージへと移動しては歌を聴かせてくれます。 繊細さの出た音で始まるM-3。宇多田ヒカルも曲の世界位入っているかのようにしなやかさを届ける。秘めたる情熱を感じるステージ。照明も赤をベースに。 動きにキレを出すM-4。ヴォーカルにも力を感じます。そして、表情がちょっと怖いんだな。 腰に手を当てて歌い始めるM-5。そこでカッコ良さが出ているんだな。この曲ものびのび歌っているね。動きがしなやかです。ラストはフェイクを披露、聴かせどころですね。

MC。「Yo! ようこそ」ということで、元気に挨拶。心残り、名残惜しそうに最終日について話します。歌声を染み込ませるということで。

M-6。歌い始まって、歓声が上がった。ちょっと辛そうな歌声も激しい動きでカバーしているようにも見えるな。おまけに別日をミックスしているけれども、変なつなぎになって、残念。 チキチキM-7。躍動感たっぷりでかっこいいね。 神秘的なステージで魅了するM-8。サビも高音部分は掠れているけれども、切なさが伝わってきます。見入ってしまう、聞き入ってしまうステージだね。

リハ映像のM-9。ステジオで練習していますが、見たいのはステージパフォーマンスなんだな。

「ここからピッチを上げていくぞ!」ということでM-10。元気一杯に歌います。後半の弾けっぷりがいいね。ちょっとファンク入っています。 ヒットチューンM-11。つなぎの編集がダメだね。ちょっと苦しそうな宇多田ヒカルの表情でも、迫力はストレートに伝わってきます。 同じく弾けまくりのM-12。勢いのあるパフォーマンスをダイナミックに表現。これはかっこいいね。最後サビも高音に行ってくれた。 ヒットチューンM-13も、最初のシャウトを聴かせてくれました。その後も髪を振り乱したりと、荒々しいパフォーマンスです。最後はジャンプで締め。

MC。「呼んだ?」ということで、笑顔で話します。

この時点では最新シングルナンバーM-14。結構高音が続くので、少々険しい表情なんだけれども、上手く歌えていますね。 名バラードM-15。イントロで歓声が上がりました。スタンドマイクを使って、じっくりと聴かせてくれるステージです。聞き入ってしまうね。 同じくバラードM-16。世界観に息を呑む。見入ってしまうほどの壮大な雰囲気を醸し出してきました。 ポップにM-17。心温まる流れかな。 一転して、エッジの効いたギターが荒々しさを出すM-18。攻めの宇多田ヒカルです。せっかくかっこいいパフォーマンスなのに、カメラが切り替わりすぎ。

MC。「物真似はやんねぇ!」。そして、ラストソングアナウンス。

ということで、ラストはデビュー曲M-19。あぁ、キーが若干上がっているね。伸び伸び歌っては、聞き入ってしまう。この歌の持つ力はすごいな。歌い終わって「ありがとう!」、そして「撤収!」と去って行きました。

アンコールに応えて再登場。「待たせてごめん!」ということでM-20をじっくりと聴かせてくれます。躍動感のあるステージからダイレクトにヴォーカルが届いてきます。

MC。照れ隠しなのか、笑いながら話していますが、感動していますね。そして、紛らすようにバンドメンバー紹介。

「楽しい曲」という紹介の元、M-21。手拍子を煽って、元気よく聴かせてくれます。会場も1つになる。歌い終わって、「ありがとうございます」。そして、「青春だな」と、手を繋いで礼。

14th Maxi Single『Be My Last』● '05/9/28 release

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Be My Last

Be My Last

Director:Kiriya Kazuaki *DVD 「UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION VOL.4」 収録*

15th Maxi Single『Passion』● '05/12/14 release

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Passion ~single version~ [Video Clip]

Passion ~single version~ [Video Clip]

Director:Kiriya Kazuaki *DVD 「UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION VOL.4」 収録*

DVD『UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION VOL.4』● '06/9/27 release

宇多田ヒカルのビデオクリップ第4弾。今回は、「COLORS」から「Keep Tryin'」までの5曲を収録。 「COLORS」では、Donald Cameronとタッグを組むなど、紀里谷和明とはまた違った世界を見せる。ただ、やっぱりその他の作品は紀里谷和明ワールドが展開。 すべてを持っていきます。豪華俳優陣参加の「誰かの願いが叶うころ」、CG満載な「Passion」、カラフルポップな「Keep Tryin'」と様々な宇多田ヒカルを見ることができます。 「Passion」以外はメイキングも収録。そうなると、先にDVDシングルとしてリリースされていた「 COLORS」や「誰かの願いが叶うころ」、 並びに「Be My Last」と「Passion」の初回盤を持っている人にとっては、少々物足りなさがあります。 なお、今作は初回限定版でボーナスディスク付き。インターネット配信のライブ映像を2曲収録。 「Be My Last」はギタ-1本の引き語りで見せてくれる宇多田ヒカルがとっても新鮮。「 Passipn」はスタジオライブ。「After Battle Version」でじっくりと聴かせてくれます。

1. COLORS

Directed by Donald Cameron

宇多田ヒカル、目力を放つ。風を受けながら、服をなびかせての熱唱。紅葉も飛んできては、和な印象が出ているよね。勇ましいです。

2. 誰かの願いが叶うころ

Director, D.O.P & Editor:Kiriya Kazuaki

白黒で見せるPVは、映画「CASSHERN」の豪華出演俳優たちも登場。 シックでクールな世界を演出。すごいですよ。監督の芸術の世界です。宇多田ヒカルはピアノを弾きながら歌を聴かせてくれます。

3. Be My Last

Directed by Kiriya Kazuaki

これまた豪華にチェコのプラフで撮影されたPV。まるで短編映画のような美しさを出す。 車にはねられるシーンは衝撃。ただ、はねられた後の姿が綺麗すぎて、リアリティは遠く。

4. Passion

Directed by Kiriya Kazuaki

アニメでスタートするPV。鮮やかに見せる映像は、ジャパニメーションらしい雰囲気だね。そこから宇多田ヒカルが登場。 これまた幻想的な世界を作ります。「travelling」や「 SAKURAドロップス」な世界観です。最後はとっても雄大な景色が広がります。

5. Keep Tryin'

Directed by Kiriya Kazuaki

コスプレ宇多田ヒカルが見られるPV。ウエイトレスや警官、女子高生やフライトアテンダントなどなど。 見ているだけでも楽しいね。幻想的なサウンドと現実をアレンジするPV。撮影は大変そうだ。

17th Maxi Single『ぼくはくま』● '06/11/22 release

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ぼくはくま (NHK「みんなのうた」より)

ぼくはくま (NHK「みんなのうた」より)

モコモコしたクマの子供の物語。家の中でまったりと過ごすクマ。 植物に水を与えたり、野球ボールが窓ガラスを割って飛んできたり。でも、クマは普通の生活。

21st Maxi Single『Prisoner Of Love』● '08/5/21 release

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Prisoner Of Love (Video Clip)

Prisoner Of Love (Video Clip)

Director:Takeishi Wataru (DEEDRIVE INC.)

誰もいない部屋でレコーディングする宇多田ヒカル。 歌って詩を書いて弾いて打ち込んでと、様々な作業を行っています。ノートのクマの落書きがいいね。ボンジュール!

DVD/Blu-ray『WILD LIFE』● '11/4/20 ('11/5/18) release

宇多田ヒカルが「人間活動」に入る前に行われた横浜アリーナでのライブを収録。全国の映画館やインターネット中継されたほど、多くの人が見入ったライブです。 なにせ、横浜アリーナのセンターステージで、360度どの方向からも見ることのできるライブですよ。 オープニングから「Goodbye Happiness」「traveling」の流れにはしびれますね。その後も生ストリングスを入れただけあって、曲も迫力を増しています。 宇多田ヒカル自らピアノを弾くシーンも多々あり、「Stay Gold」や「 First Love」は見入る聞き入る口ずさみたくなるね。 さらにアンコールでは「Across The Universe」のカバーを、なんとギター引き語りで。ミュージシャン・宇多田ヒカルがかっこいいです。 MCを挟みつつ、これでもかというくらいに、代表曲、ひっっと曲で構成されたライブは、まさしく集大成にふさわしいパフォーマンスで楽しませてくれました。 また戻ってきた時は、みんなで言いたいね。「ボンジュール!」。ボーナスコンテンツは、バックステージの様子やMC集、写真集などを収録。

まずはオープニング映像。巨大なクマの宇宙船で、クマが地球を目指す。地球にたどり着いたクマ。と思ったら、なんと中から宇多田ヒカルの登場。 ということで、ステージはM-1からスタート。中央ステージからの登場の宇多田ヒカル&バンドメンバー。衣装もさることながら、宇多田ヒカルのブーツがすごいな。ヴォーカルはさすがです。Cメロの高音パートもなんとか乗り越えたね。 そのまま流れてM-2へ。「心の準備はいいか?」と煽って、ステージを歩きながらの熱唱。観客も合いの手を入れたり、楽しいね。Bメロコーラスパートは弦が優雅に奏でます。最後は替え歌でサービス。

MC。ライブが始まったことへの喜びを表現。そして、「ボンジュール!」のご挨拶を。平日のライブに来てくれたことへのお礼も。映画館やネット中継も行っていることから、「地球を意識していきましょう」と。

どっしりビートが響き渡るM-3。ステージ中央で優雅に歌う宇多田ヒカル。おおらかで伸びやかなヴォーカルを聴かせてくれます。 前曲最後の音がしぼんで、M-4へ。キーは下がっているけれども、迫力を感じさせるね、観客に向かって堂々と歌を披露姿がたくましい。 弦楽のしなやかなオープニングで魅せるM-5。そのままストリングスバージョンで進行。かっこいいね。でも、サビの高音が出ないのが残念。曲自体はしなやかに進行。 続いてM-6。独特の空気が会場内に響き渡る。この曲もビートを排除して、しなやかなストリングスをフィーチャー。じっくりと聴かせてくれます。ラストでビートが入ってきて、盛り上がりに拍車がかかってきましたね。歌い終わって「ありがとう」と。

MC。観客の声に耳を傾ける。そして、今回のライブや次の曲について。

うっとりピアノをバックにM-7。ヴォーカルに抑揚もあって、迫力がありますね。自身で日本語の歌詞を書いているから、よりいっそう思いが詰まっているようだ。最後に「ありがとう」と。

MC。宇多田ヒカル、ピアノに座って準備。

「行くぜ」でM-8。ピアノ引き語りで始まるけれども、高音には行かず、ちょっと残念。しっとりと展開。後半ではストリングスも入ってきて、情緒豊かに。おっ、サビは高音ラインに入ってくれた。 会場内にドカドカ音が広がって行くM-9。シンセやDJのターンテーブルがモノを言わせるインタルードで、つなぎます。照明も幻想的に。 衣装チェンジで宇多田ヒカル登場&熱唱M-10。ダイナミックな音と、壮大な世界観の出た詞とメロディに、圧倒されるステージです。突き上げるコブシも勇ましい。 さらに青々しさを放つM-11。やっぱりこの曲のポイントは、サビの高音部なんだけれども、ちょっと厳しいな。でも、緊迫感がストレートに伝わってきます。 その流れでM-12。神秘的な雰囲気のステージ。照明がまたクールな世界を作り上げる。この曲でも今音パートが少々厳しいところがあったね。でも、ロックなサウンドの力がハンパない。かっこいいんだ。

MC。「大きな声を出すと気持ちがいいね」と。そして、「ボンジュール!」と再び挨拶。宇多田ヒカルも納得。

またピアノの前に座って、M-13。イントロからしなやかで美しさが漂います。厚いバンドサウンドに力が宿って、迫力を増す。それでいて、安らぎをくれるかのようだね、うっとり。

MC。「疲れちゃった、パワーが足りない」と、突然何を言い出すんだ宇多田ヒカル。

その流れで、「一緒に歌ってほしいな」とM-14。とっても楽しく歌います。ディスプレイに歌詞も表示されていて、お客さんも一緒に歌えますね。 「Thank you」のあとにデビュー曲のM-15。あれ、こちらは逆に、キーが上がっているね。とってもノリが出ていますね。バンドアレンジで迫力も増す。

MC。率直な感想を。そして再びピアノへ。入念にセッティング。

イントロが流れて拍手喝采のM-16。やっぱり、例の部分は「だはー」って歌っていないか?ステージを安らぎと美しさで包んで、じっくりと進行。その世界に引っ込まれていました。 続けてM-17。こちらは、しっかりとステージに足を着けての熱唱。Aメロの低いパートが怖いんだよな。サビではストリングスも入ってきて、うっとりの世界。やっぱり惹かれますね。 そしてM-18は、サビの高音ヴォーカルはコーラスをかぶせて、1人デュエット。高音も出ているね。生音ならではの迫力が伝わってきます。表情を作っては、魅せるステージだね。かっこいいです。ラストではコール&レスポンスも。 間髪入れずにM-19へ。アコースティックギターの音がいい感じに響き渡る。大サビの一番高音の部分、こちらもまた残念。出ないかぁ。そして、ひらひらと会場内にハート型の紙が舞います。

MC。ハートの紙についてちょっと語って。「みんなで愛を感じようよ」。そして拍手喝采。照れていますね。ラストソングのアナウンス。次の曲についてじっくりと語りました。

曲紹介でM-20。手拍子を誘って、のびのびウキウキわくわく歌う宇多田ヒカルです。後半は思いが詰まったように歌っていますね。熱唱。ラストは会場を1つにするかのように、会場を巻き込むかのように声を聞かせる。そして、「もっと声を聞かせて!」と。最後に「ありがとうございました」でステージが下の方へ沈んでいった。もちろん、即アンコールがかかります。

アンコールに応えて、宇多田ヒカル再登場。なんと、ギターを抱えています。そして、この日が命日のJohn Lennonについて。

そして、ギタリストともにギター2本でEN-1。そこにストリングスも加わって、美しきステージが展開。そして、伸びのあるヴォーカルが会場内に響き渡ります。最後の繰り返しパートに心惹かれますね。

MC。最高だ、と満足気。そして、クマTシャツを自慢しています。さらに次曲について少々。

「もう少しでクリスマスですね」ということで、EN-2。こちらものびのびと歌声を聞かせてくれます。ピアノのみをバックに歌うしっとりモードで。どこまでも響き渡るヴォーカルが包み込んでくれるようだ。

MC。センターステージの感想を。そして、昨日のゲネプロについて。さらにバンドメンバーがクマTシャツを着ていることに、宇多田ヒカル、驚いています。そしてメンバー紹介を。みなさん、ほほえましいね。そして、来年からの活動休止について語ります。「自分を大切に」がテーマだそうで。

ラストは一番最初の曲ということでEN-3。バンドメンバー全員参加ということで、音が厚いね。かっこいいです。宇多田ヒカルも随分と清々しい顔をしているね。歌い終わって、「ありがとうございました」と。そして、手を振って、深々と礼。マイクをステージに置いて、花道を歩き、手を振りながら会場を去って行きました。

DVD『桜流し』● '12/12/26 release

「人間活動中」に新曲を発表した宇多田ヒカル。アイテムとしてシングルDVDをリリースという試みで、曲をアピールしてきました。 この曲がまた、いつもの元気なイメージからは離れて、叙情深い、日本の景色が浮かんでくるような、優しい旋律で聴かせてくれるバラードチューンです。 その曲を、カンヌでも授賞した河瀬直美が映像化。「桜流し」という世界観が出ています。宇多田ヒカルが登場してこないのが、ちょっと残念かな。

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桜流し ミュージック・ビデオ

桜流し ミュージック・ビデオ

Director:Kawase Naomi

自然、村、花などが映し出された、河瀬直美の世界。「桜流し」というタイトルのごとく、終わりや無常の儚さ、相反する赤ん坊が登場してきます。 ここから生きてゆくという様を見せては、曲を引き立たせる。宇多田ヒカルが出てこないので、ちょっと環境ビデオっぽく見えてしまうかな。

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