album

1st Maxi Single『I Love Youのうた』● ’11/12/7 release

I Love Youのうた

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:オダクラユウ *2nd Album 「S」 収録*

疑似パラドックス

Words:椎名慶治 Music:TAKUYA Arrangement:鳴瀬シュウヘイ、TAKUYA

疾走感たっぷりのビートに、エッジの効いたギターが駆け抜けてゆくアップテンポロックチューン。 なんと、元ジュディマリのTAKUYAが作曲を担当。このコラボは、なかなかツボを押さえていますね。キャッチーなメロディに、癖を出した歌詞が暴れています。ロックテイストが溢れた1曲。

Pussy Cat

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:AKIRA

デジタルサウンドをまとって、新境地を見せるような妖しさを漂わせるナンバー。 一癖二癖出して、どっぷりと。サウンドはデジタルを前面に出してきて、やっぱり新しい椎名慶治の誕生だ。とっても新鮮。ほどよい濃さがGood。

ハッピーロンリーライフ

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:オダクラユウ *2nd Album 「S」 収録*

Mini Album『I』● ’10/11/10 release

元SURFACEのヴォーカル、椎名慶治がついに始動。フルではなくミニアルバムで、名刺代わりに全7曲でご挨拶。 やはりSURFACEの名がある限り、比較されてしまうのもしょうがないけれども、いい意味で踏襲しているファンクロックでナンパな音と、クセのある歌詞で聞かせてくれます。 ヴォーカルも随分とハッチャケているというか、かっ飛ばしているね。やっぱりソロとしての第一歩だけあって、 勢いが出まくっています。ロックだけでなく、バラードやミディアムチューンなど、幅広いサウンドも器用にこなしています。やっぱり、ミニサイズではなく、フルサイズで聞かせて欲しいと思ってしまうね。

1. I

作詞:椎名慶治 作曲:椎名慶治 山口寛雄 編曲:椎名慶治 山口寛雄

ついに始動、元SURFACEのヴォーカル、椎名慶治が放つミニアルバムのオープニングを飾るチューンは、 クセのあるヴォーカルを畳み掛けては突き刺すように聞かせるナンバー。正直、声があの人に似せているような気もするな。 アコースティックギターの軽快さと、椎名慶治のキャラクターが合っているね。2分にも満たない小曲ながら、インパクトを残すタイトルチューンです。

2. 愛のファイア!

作詞:椎名慶治 作曲:椎名慶治 山口寛雄 編曲:椎名慶治 山口寛雄

歌謡ロックのような、ナンパな感じがいかにもキャラにあったロックチューン。 サウンドのクセがファンクでヒップな熱があって、火傷しそうだね。気になる相手との関係を、椎名慶治特有の切り口で攻めてきます。ホットだなぁ。

3. 取り調べマイセルフ

作詞:椎名慶治 作曲:椎名慶治 山口寛雄 編曲:椎名慶治 山口寛雄 *1st Album 「RABBIT-MAN」 収録*

4. ありのままで

作詞:椎名慶治 作曲:椎名慶治 山口寛雄 編曲:椎名慶治 山口寛雄

ギターでの幕開けは、ちょっとブルージーに歌が始まると、ギターがかきなってラテンモード。 これぞ椎名慶治な十八番ナンバーだね。ポップでキャッチーながら、切なさを出し、巧みな音葉を操って、火照らす曲です。

5. ガブッ!

作詞:椎名慶治 作曲:椎名慶治 山口寛雄 編曲:椎名慶治 山口寛雄

疾走感たっぷりのギターロックチューン。タイトルがまたいいね。これぞ椎名慶治な1曲。パンチの効いたトラックをバックに、クセを出したヴォーカルでノックアウト。 サビではさらに力強く攻めてくるように、圧倒してくる。馴れ合いの世界に喝!こういう切り口は相変わらずズバッと聞かせてくれるね。

6. ヤワじゃないだろう

作詞:椎名慶治 作曲:椎名慶治 山口寛雄 編曲:椎名慶治 山口寛雄

イントロからストリングスの登場で、美しさが広がるバラードナンバー。 繊細かつ大胆なバックサウンドを背に、椎名慶治がじっくりと歌声を聞かせてくれます。ピアノは武部聡志が弾いているんだね。さすがは御大。美しきメロディを聞かせてくれます。

7. 可能性は無きにしも非ず

作詞:椎名慶治 作曲:椎名慶治 編曲:椎名慶治 山口寛雄

力強さ全開で、ファンクロックを聞かせてくれる。突き抜けているナンバーです。これぞ椎名慶治な本領発揮チューン。 この歌詞の世界も、彼だからこそできる業。ヘビィなバックのサウンドも熱く、鋭く光っていますね。

1st Album『RABBIT-MAN』● ’11/6/8 release

元SURFACEの椎名慶治が、ミニアルバムに続いて、待望のフルアルバムをリリース。これがまた、脂が乗っているというか、いい意味でSURFACE時代をパワーアップさせたようなナンバーが揃っています。 泣き、笑い、感情豊かな歌詞が躍り、ポップにロックにバラードに、様々なサウンドを変幻自在に操る椎名慶治。 まさに勢いを感じさせる1枚ですね。ZEROや藤井謙二、TRICERATOPSの吉田佳史、磯貝サイモンなどのゲストとのコラボもなかなかだね。 とにかく、「らしさ」が出まくっていて、椎名慶治の味をとことん味わいつくせます。ミニアルバムの時も感じていた不安は払拭され、 もう吹っ切れた勢いで呑み込まれます。跳ねて、跳ねて、跳ねまくり。椎名慶治、なかなか良いアルバムを聞かせてくれます。

1. SPACE-RABBIT -from another planet-

Words:椎名慶治 Music:友森昭一 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

アルバムのオープニングを飾るインストナンバー。 プログラミングとギター音が絡み合い、不思議な雰囲気で進行。そして次曲へとバトンタッチ。

2. コングラッチュレーションズ

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

のっけからブラスが荒れまくり。派手派手に仕掛けてくる、勢いあるロックチューン。 これぞ椎名慶治な、クセを生かした歌詞&メロディを畳み掛けてくる。いいね、これぞ椎名。 ただ、別にヴォーカルにエフェクトをかぶせなくても良かったのに。激しくもキャッチーに引き込んで来て、ノックアウトです。

3. いっこずつ w/ZERO

Words:椎名慶治、ZERO Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

イントロからいきなりラップが入ってきたから驚いた。ZEROなるラッパーとのコラボレーションで聞かせるロックチューン。 そして、ドラムはなんとTRICERATOPSの吉田佳史が叩いていますよ。こういうコラボもあるんだね。ま、やれることはしっかりやりましょうよ、と背中を押してくれる2人です。

4. バレちゃいけない

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

イントロから響き渡るエレピの音がオヤっとさせてくれるミディアムロックチューン。 ここでも吉田ドラムを味わえます。社内でのアブノーマルな恋愛模様を描くシチュエーションを、椎名なりの切り口で攻める1曲。妖しく艶っぽいね。

5. 取り調べマイセルフ

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

ストレートなロックチューンを聞かせるナンバー。8ビートの心地良いリズムと、珍しく伸びやかで爽やかな椎名慶治のヴォーカルが気持ちいい。 ここまで脂が抜かれた楽曲も珍しいな。コテコテからあっさり爽やか、ポップでじっくり聞かせてくれるナンバーです。ギターで藤井謙二が参加していますね。

6. いまさら好きだと伝えちゃダメかな?

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

じっくり聞かせてくれるロッカバラード。切ない場面を椎名の言葉、椎名の気持ちがじっくりと込められているようだ。 ストリングスも入ってきて、ドラマティックに音が広がります。力強くも繊細に。この曲では藤井謙二がギターで参加している。

7. RABBIT-MAN

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

アルバムのタイトルチューン。冒頭から4つ打ちビートでヘビィな音を出してきます。ブラスの音も華やかに。疾走感たっぷりのロックチューン。 このノリの良さが、椎名慶治をイキイキさせるね。椎名自身が卯年生まれということも、この歌詞で表れるね。跳ねまくっています。

8. WAIT! -transit mix-

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治 Arrangement:鳴瀬シュウヘイ

surface時代のナンバーをセルフカバー。とにかくゴリゴリなロックチューンに。ヘビィな音使いで、エッジを効かせてきました。 永谷ギターとはまた、一味違ったAYANOのギターがギュインギュインと攻めてきます。椎名のヴォーカルもアゲアゲです。

9. CALL

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

大人ファンクなアレンジで聴かせてくれるミディアムロックチューン。 不倫の歌なんだけれども、歌詞から妙にリアリティを感じてしまいますね。女性視点でも、器用に歌いこなしてしまう椎名慶治です。

10. いわゆるひとつの愛

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治 Arrangement:磯貝サイモン

冒頭ハンドクラップがノリの良さを出す、弾けたロックチューン。ギターで磯貝サイモンが参加している注目作。前曲と同じような複雑なシチュエーションを歌っています。 それを随分とリアリティを出しているね。こういう言葉の使い方はさすがです。

11.

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:磯貝サイモン

イントロが美しさを出すね。これもじっくりと、椎名慶治の言葉と歌を届けてくれるバラードドナンバー。 声の力を信じ、届ける意味を歌う曲です。歌手ならではの視点が生きていますね。優しさに溢れています。

12. よーいドン

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

アルバムの締めを飾るファンクロックチューン。これぞ椎名慶治の音と言葉だね。 例の大震災の後に書かれた歌詞ということもあり、いろいろな思いが詰まっているんだろうな。でも、悲しさや寂しさを吹き飛ばすような、元気いっぱい弾けたサウンドが、逆に効果的だね。

Mini Album『I & key EN』● ’12/4/11 release

色々な人たちと出会ったり、コラボしたからこそ、改めて音楽に向き合った椎名慶治が放つミニアルバム。癖を出し、スパイスの効いた歌詞はさらに磨きがかかり、椎名慶治の世界をさらに堪能できます。 色々な経験を踏まえたからこそ、色々なサウンドを取り入れて、オールマイティなアプローチで仕掛けてくる今作。 山口寛雄やZEROをはじめ、磯貝サイモンやTRICERATOPSの吉田佳史などが参加。昔ながらの遊び「はないちもんめ」の工夫が面白い。 シングル「I Love Youのうた」や仮面ライダー主題歌の椎名ソロバージョンなど、7曲を収録。ミニサイズながら、フルの勢いがありますね。

1. 年齢不showtime w/ZERO

Words:椎名慶治、ZERO Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

いきなりファンクな音。チョッパーベースにラップ、そしてガツガツと攻めてくるロックチューン。べらんめぇな歌い方は、さすが椎名だけれども、歌詞はかなり癖が出ています。 それ以上に、意外と攻める攻めるZEROのラップがすごいね。年齢が上だ下だなんて関係なく、対等でいようと、という歌です。

2. はないちもんめ

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

いい感じに弾んで、跳ねまくりのポップなロックチューン。昔ながらのお遊び、はないちもんめを題材に、聴かせてくれる椎名。 「あの子が欲しい」「あの子じゃわからん」など、歌のフレーズもうまく使いながら、癖を出して君が好きだという気持ちを出した歌詞を届けてきます。工夫があって面白いね。

3. お節介焼きの天使と悪魔と僕

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:磯貝サイモン

イントロあら華やかに飾った後は、疾走感ある音で軽やかに舞うギターもかき鳴って、訴える椎名。 この曲では磯貝サイモンがアレンジを手掛けていて、陽気に放ってきます。天使と悪魔のささやき、そして、僕も囁いて、というナンバーです。

4. I Love Youのうた

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:オダクラユウ *2nd Album 「S」 収録*

5. I'm a サラリーマン

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

スカビートに乗せて軽快に。ホーンも華やかに響いては、サラリーマンの悲哀を歌っています。 朝から晩まで働いて、後輩に追い抜かれては先輩に頭を下げ、とにかく必死に会社の中で生きていきます。何事にも頑張る人生なんですね。間奏がジャジーでムードが出ていますね。

6. Giant Step -SHIINA Ver.-

Words:藤林聖子 Music:鳴瀬シュウヘイ Arrangement:鳴瀬シュウヘイ

Astronutsとして発表したナンバーの椎名ソロバージョン。イントロから随分とメタメタした音をぶつけてきますね。 歌詞が他人が手がけていて、デュエットをソロで聴かせるなど、やっぱり印象が変わってくるね。どうせだったら、もっとバリバリでメタメタでも良かったと思う。

7. byte × bite

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:AKIRA *2nd Album 「S」 別バージョン収録*

2nd Album『S』● ’13/1/16 release

椎名慶治、ついにソロキャリアで2枚目となるフルアルバムをリリース。椎名、シンガー、ソロなどのタイトルを取って、「S」。 自信の表れは、もちろんアルバムタイトルだけじゃありません。曲名や歌詞、ヴォーカルやサウンド、全てから椎名慶治のすべての力を感じさせる渾身の一枚。 ミニアルバム「I & Key EN」を経ての、よりどりみどりなサウンドを武器に、縦横無尽に畳み掛けてきます。 プログラミングビートを駆使してダイナミックなデジタルロックチューンあり、じっくりと聴かせてくれるバラードあり、ファンク要素がSURFACE時代を思い出させる曲など、 なかなか楽しさが出ていますね。最後の最後でM-14「遮二無二」でかっ飛ばしまくり。椎名慶治はこう出なくちゃね、と思わせてくれます。 勢いが溢れ出ています。そう、椎名慶治の「S」べてが詰まったアルバムなんです。

1. 僕等の中

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

アルバムのオープニングを飾るロックナンバー。どっしりとした音をバックに、椎名のヴォーカルも逞しい。鋭さを放ち、進行。 さらにサビに入るとさらにテンポを上げて、熱が押し寄せてくる。並々ならぬ力があって、ベースやドラムの音の躍動感がたまらないね。

2. いざ尋常に

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:大久保友裕

和洋折衷なメロディと歌詞で、いかにもな椎名ワールドを作るロックチューン。ベースの音もどこかファンクでディスコティーク。 さらに歴史観を出す歌詞もいい感じにスパイスに。前田や明智、伊達などが登場してきます。

3. お節介焼きの天使と悪魔と僕

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:磯貝サイモン

磯貝サイモンがアレンジを手掛けているロックチューン。さすが椎名と言わんばかりの言葉とメロディを畳みかけて来ます。

4. call my name

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:REO

迫力あるプログラミングビートとエッジの効いたギターが繰り出すデジロックチューン。 タイトルからバラードやミディアムかと思いきや、かなり棘のあるアグレッシヴなトラック。攻めてきます。君になんでもいいから愛されたい、必要とされたいと一方的に思う歌です。

5. I still... -アイシテル-

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:REO

こちらはR&Bテイストのグルーヴチューン。冒頭のコーラスがいかにもな世界観を出してきます。 さらにゴージャスな打ち込みをバックに、感情をむき出しにしたヴォーカルで、椎名が訴えるように歌います。タイトルがまたいいね。

6. I Love Youのうた

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:オダクラユウ

椎名慶治名義としては初となるシングルナンバー。なかんかメロディアスで、冒頭から爽やかなメロディで引き込むサビからスタート。 ほどよい打ち込み加減とギターロックがさらっと絡み合う。気持ちがこもった歌詞が、ヴォーカルや音に表れているね。直球ストレート。でも、Cメロパートが聞き取りにくくて残念。

7. フラット♭

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:大久保友裕

どっしりとしたサウンドだけれども、歌詞は1990年代な雰囲気で聴かせる。 僕は僕らしく、ありのままの人生を過ごそうというナンバー。フラッと気軽に行こうよ。メッセージを寄せてくれます。

8. これからも

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

優しい音を届けてくれるバラードナンバー。2人でいることの喜びを歌っています。でも、「すげぇ」っていう歌詞が登場することが、すげぇ。 ストレートに君への思いを歌うラブソング。ラストはWOWと、ヴォーカリストとしての力を思う存分に発揮しています。

9. 愛のせいじゃない 愛は関係ない

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:大久保友裕

イントロがクールだね。かき鳴るギターとファンクなベース。どちらかというと、SURFACE時代のような雰囲気が漂っています。タイトルもそんな感じだしね。 別れた話なんだけれども、まるで思いを吐露するかのように、言葉を畳み掛けてきます。しかし、サビではその言葉を詰め込み過ぎてしまう。 もう少し、スパッとしていても良かったんじゃないかな。

10. lo0p

Words:椎名慶治 Music:石垣愛 Arrangement:岸利至、石垣愛

メタメタデジロックサウンドが勢いよく襲いかかってくる。 椎名のヴォーカルもいつもよりクールで低めから始まり、サビでは思いをぶつけてくるかのように荒々しく聴かせる。世の中、みんな自分本位で生きているんだ、という歌。

11. byte × bite -type S-

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:Team S

プログラミングビートがHIP-HOPよろしくディープでドープに聴かせるナンバー。まさかこういうトラックを持ってくるとはね。 しかし、こういう音もマッチしているんだ。デジタルに噛みつくような歌詞で、ガツガツ攻めてくる。「I & Key 縁」な歌詞も登場します。

フルアルバムでのバージョンは、ファンクロックよろしくなガツンと決めるサウンドにアレンジ変更。 こちらも勢いがあって熱いです。サビパートがもうちょっとクリアになっていたら良かったな。

12. 駆け出しのヒーロー

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄

爽やかロックチューン。昔、子供のころに憧れていたヒーローのように、 大人になって向かってくる強敵をバッタバッタと倒してゆく成長物語。頑張って行こうというメッセージも込めていて、応援歌のようだね。

13. ハッピーロンリーライフ

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:オダクラユウ

ピアノでうっとりな幕開けのロッカバラードチューン。クリスマスシーズンの寂しい1人身に贈る歌。別れのシチェーションが、これまた丁寧に描かれていますね。 でも、椎名慶治らしさが出まくっています。ひねっていますね。

14. 遮二無二

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:AKIRA

タイトルさながら、暴れっぷりたっぷりのロックチューン。ポップなメロディラインと、椎名らしい歌詞が踊ります。 歳を重ねると、自分が変わると思ったら、別にそこまで変化もなし。まぁ、自分は自分だよね、がむしゃらに頑張って生きて行こうよ、という歌です。

Remix Album『S.S』● ’13/3/1 release

渾身のアルバム「S」のアナザーサイドアルバム。制作過程のバランスから、完成した音をあえて抜いたりたしたりして、 リミックスとはちょっと違った展開を見せるアルバムです。音が付け足されただけで変わったり、抜いただけで印象が変わったりと、 このアイデアは面白いね。こっちのバージョンの方がオリジナルよりもいいテイクもあったりして、なかなか聞き応えがありますね。 ただ、トラックによっては音のバランスが悪かったりするものもあって、ちょっと残念な部分もあるのかな。 ジャケットのリラックスした雰囲気のような、まったりした気分で気軽に聞くことのできるアルバムです。

1. 僕等の中 -SS Ver.-

やけに椎名のヴォーカルが前に出ているね。さらにはドラムがとっても奥の方。 そして、ビートも感じないので、うーん、物足りなさがあるね。あっさりしすぎバージョン。

2. いざ尋常に -SS Ver.-

ギターやベースが前に出てきては、ファンクグルーヴの要素が出ていて、なかなかかっこいいバージョン。オリジナルに引けを取らないトラックです。

3. お節介焼きの天使と悪魔と僕 -SSS Ver.-

2つのギターを操って聴かせるバージョン。 1つはかき鳴りまくり、1つはスパイスを添えてくるように聴かせます。しかし、その中にも勢いや疾走感を出しては熱を感じさせます。

4. call my name -SS Ver.-

重低音を強調させたバージョン。かなり圧があるね。椎名のヴォーカルからも思いがより感じられる。このアレンジもなかなか、かっこいいね。

5. I still... -アイシテル- -SS Ver.-

アコースティックなテイストで聴かせるバージョン。ギターやピアノを使っては、生音テイストで、より曲の世界観が引き立つね。

6. I Love Youのうた -Acoustic Ver.-

ギターをかき鳴らして聴かせるアコースティックバージョン。 正直、そのほかの音やコーラスはいらないな。シンセの音とかあるけれども、中途半端に感じてしまうので、残念。

7. フラット♭ -SS Ver.-

ドラムを抜いて、ギターをフィーチャーしたバージョン。アコースティックテイストで、温かさがより一層滲み出てくる。椎名らしさみたいなものが出てきたね。 後半ではガツンとした音を加えてきたけれども、音がこもった感じでちょっと残念。

8. これからも -SS Ver.-

音がよりシンプルになったようだね。温かさを増してじっくりと聴かせてくれます。そして、ヴォーカルが一層ダイレクトに伝わってくる感じだ。

9. 愛のせいじゃない 愛は関係ない -SS Ver.-

ビートやら強力な音を抜いて、シンプルさに転換したバージョン。 キーボードをメインに、ヴォーカルが引き立つ。コーラスはいらなかったかもな。Cメロのサイバーなテイストも不釣り合いな感じだ。

10. lo0p -SS Ver.-

まさかのアカペラバージョン。ヴォーカルトラック以外を抜いて聴かせる大胆なトラックです。言葉が突き刺してくる感じで、鋭さが出ているね。

11. byte × bite -SS Ver.-

ベースの音がブンブンと聴かせるファンクロックなアレンジ。とってもクールですね。このアルバムの中で、一番かっこいいバージョンかも。

12. 駆け出しのヒーロー -SS Ver.-

ヴォーカルを全面射出して、ほかの音は後ろの方へ。 ギターのエッジはすごいけれども、遠方なので、そこまで熱さも感じさせない。そのぶん、椎名のヴォーカル、メッセージが引き立つね。

13. ハッピーロンリーライフ -Acoustic Ver.-

アコースティックバージョン。まぁ、想像通りの出来。ここまであっさりしていると、よりクリスマスの悲哀な部分が強調されるよね。鈴の音も程よい。

14. 遮二無二 -SS Ver.-

ドラムやベースの音が前に出てきたアレンジ。でも、意外とあっさりした感じ。 疾走感がありながら、弾け具合も程よく。このバージョンも、なかなかいいね。

Self Cover Album『Phase』● ’13/10/9 release

椎名さん、そりゃずるいよ。ということで、SURFACEのヴォーカリストとして活躍していた椎名慶治が、デビュー15周年を記念して、SURFACEのデビューアルバム「Phase」をまるまるセルフカバー。 あの時から15年か。ガラッと変わったサウンドで、今の椎名スタイルで聞かせてくれたり、アップデートされた楽曲があったりと、その変化を楽しむことができます。 冒頭ナンバー「空っぽの気持ち」の空き缶の音で、あの頃が蘇る。ただ、ヒット曲「さぁ」のイントロがベースからギターに差し変えられて、ちょっとがっかりだな。 そのほか、椎名のヴォーカルが、やっぱり年が経つにつれて低くなってきているからか、物足りないと感じる曲が何点かあるんだよね。 今風デジロックも、オリジナルのファンクロックのイメージが強くてなかなか敵わず、少々残念。本人も批判覚悟のリリースということで、挑戦する姿勢はいいね。

1. 空っぽの気持ち

lyrics:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

空き缶が転がる音は健在です。でもって、思い切りデジタルな音をぶつけてくるサウンドに大変身のデジタルロックチューン。 重量感を増したサウンドになっているけれども、勢いが落ちたような気がする。テクニックで物を言わす曲になったのかな。

2. さぁ

lyrics:椎名慶治 Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

いやいや、ちょっと待て。なぜにギター。イントロのあの音はベースじゃないと。 やっぱり原曲の印象が強すぎだな。全体としては、ヘビィなロックサウンドだけれども、 椎名のヴォーカルもキーが下がって、勢いが落ちた気がするのも否めないな。ヴォーカルの高音パートもギリギリだよね。

3. なにしてんの

lyrics:椎名慶治 Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

こちらのセルフカバーは、なかなかの出来だね。原曲の勢いを抑えて、大人テイストにアップデート。じっくりと聴かせてくれるアレンジで、なかなかいいね。 より深い味わいが出てきたかな。このセルフカバーはいいと思う。

4. ふたり

lyrics:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

ピアノの音とギターの音が前に出てきてたアレンジで聴かせるセルフカバー。 歌が入ってくると。よりいっそう渋さを出してきた。どっしりとしたアレンジで、より力を増してきたね。間奏のヘビメタはなんだ?

5. FACE TO FACE 〜がんばってます〜

lyrics:椎名慶治 Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

弾けまくったリズムにエッジの効いたギターも飛び跳ねるアレンジで勢いづけるナンバー。 オリジナルの印象をガラッと変えてきたけれども、う〜ん、この変身ぶりは微妙だな。

6.

lyrics:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

A.O.R.な雰囲気を出した、落ち着いたアレンジに衣替えされたナンバー。 ピアノの音が前に出てきて、おしゃれテイストも加わったね。2番の頭とかも、ジャジーな雰囲気を出したりと、工夫も加わってなかなかよい感じ。

7. バランス

lyrics:椎名慶治 Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

イントロからギターと打ち込みの音が絡み合うデジタルロックチューン。いつも以上にエッジを効かせているような感じがかっこいいね。 サビのアレンジを変えたことで、よりメロディラインが際立つようになったかな。盛り上がるというよりかは、落ち着いた感じで聴かせる曲に。

8. ひとつになっちゃえ

lyrics:椎名慶治 Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

ハンドクラップがアップビートといい具合に絡み合うね。そのまま、裏打ちビートをメインに進行するロックチューン。 アレンジに工夫があって面白いね。ヴァイオリンも入ってきては、ポイントが高いです。

9. それじゃあバイバイ

lyrics:椎名慶治 Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

SURFACEとしてのデビュー曲をセルフカバー。原曲の存在が大きいだけに、このアレンジは妥当というか無難というか。 所々でエッジを効かせてきたけれども、比較的大人しめだね。アウトロを付け足して、新たな魅力を出してきたようだ。

10. まだまだ

lyrics:椎名慶治 Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

ギターメインで音を出しては、SURFACEテイストをアップデートさせた感じだね。 う〜ん、特段と印象のよいポイントもなく、可もなく不可もないカバーだね。

11. 冬の終わり

lyrics:椎名慶治、野口圭 Additional English lyrics:Yohei Inoue Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

イントロや間奏で英語が付け足されて、ドラマティックなムードが出ているんだけれども、歌が始まった途端、なんかひっくり返った。 あれ、低いぞ、ヴォーカル。なんかおかしくないか?これが普通なのか?その部分以外はじっくり聞かせてくれるんだけれども、その低い部分だけが引っかかるんだよね。

12. ジレンマ

lyrics:椎名慶治、野口圭 Additional English lyrics:Yohei Inoue Music:椎名慶治、永谷喬夫 Arrangement:椎名慶治、オダクラユウ

ヘビィなサウンドに変身。分厚い演奏で力強さが出たアレンジで聴かせてくれます。じっくりと言葉も伝わってくるような椎名のヴォーカルです。 オリジナルが成長したかのようなアレンジで、なかなかかっこいいね。

Mini Album『I & key EN II』● ’14/11/12 release

椎名慶治がこれまで出会った人たちとのつながりによって培ったものをぶつけてくる「I & key EN」の第2弾が登場。 今作も、様々なコラボレーションで楽しく聴かせてくれます。作曲でUNISON SQUARE GARDENの田淵智也が参加していたり、 ドラムで元BOΦWYの高橋まことの名があったり、SURFACE時代の盟友、野口圭がソロ作品の作詞で初参加していたり、まさしく合縁奇縁なコラボレーションを見せてくれます。 音はかなり圧のあるデジロックが中心かな。勢いかましまくっていますが、もう少しヴァラエティ豊かな音でも良かった感じですね。

1. key 2 the light

Words:井上洋平 Music:椎名慶治 Arrangement:オダクラユウ

オープニングを飾るのは、デジタルサウンドが飛び交うロックチューン。ブックレットに歌詞は書いていないけれども、椎名がクールに英語で歌を聴かせてくれます。 そして、バリバリとギターをかき鳴らしては、エッジを注入。アルバムの期待が高まりますね。

2. 人生スパイス -go for broke-

Words:椎名慶治 Music:田淵智也 Arrangement:新井弘毅、田淵智也

イントロのドラムの入り、ちょっと「それじゃあバイバイ」な雰囲気を感じたけれども、 本編も彷彿とさせる疾走ロックチューン。パッパッパ、シュビドゥビと、コーラスもスパイスになるポップさとキャッチーさを絡めてくる1曲。 椎名節炸裂なヴォーカルと歌詞です。ちなみに、作曲はUNISON SQUARE GARDENの田淵智也という意外なコラボ。

3.

Words:野口圭 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:大久保友裕

この曲もかなりヘビィで圧な感じで始まるロックチューン。疾走感を伴って、椎名慶治が狙うように歌を聴かせます。歌詞の表現方法も独特だね。 「生の牡蠣に歯をあてるように 君を愛したい」って、どういうこと?作詞はSURFACE時代のおなじみ、野口圭が担当。全体を通して聴くと、ものすごくかっこいいいね。

4. コンティニュー?

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治 Arrangement:nishi-ken、椎名慶治

お得意のサラリーマンの悲哀を歌うロックチューン。 ひねりを効かせながら、鋭く切り込む歌詞と、ヴォーカルが見事にマッチします。なかなか面白いね。サウンドもかなり力強くてかっこいい。

5. 悲しきマリオネット

Words:椎名慶治、磯貝サイモン Music:磯貝サイモン Arrangement:橋口靖正

高橋まことが参加しては、ドラムをバンバンと叩いてきます。しかも、「悲しきマリオネット」というタイトル、狙ってますね。 ブラスかと思いきや、プログラミングだったので、これにはちょっと残念。派手な音をぶつけてきて、ファンクながら、ポップでアッパーに仕掛けてきます。磯貝サイモンとのコラボで、 とっても軟派な1曲に仕上がっています。

6. komorebi

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治 Arrangement:オダクラユウ、椎名慶治

椎名慶治が作詞・作曲を手掛けたミディアムロックチューン。アコースティックギターの音が小粋でなかなかいいね。 少々の温かさもあって、椎名の優しがが滲み出てくる1曲。前向きな歌詞も背中を押してくれる。そう、前を向くしかないでしょう。

7. カタムスビ -SHIINA Ver.-

Words:椎名慶治、ZERO Music:椎名慶治 Arrangement:オダクラユウ、椎名慶治

ZEROとのユニットで発表したナンバーの、椎名ソロバージョン。どっしりサウンドを軽やかに歌い上げる。大丈夫、信用しろという頼もしさも伝わってくる1曲。 これからも二人三脚、2人離れ離れにならずに行こうという内容で聴かせるストーリー。

3rd Album『MY LIFE IS MY LIFE』● ’16/1/6 release

着実にソロとしての実績を積み重ねている椎名慶治の3作目となるオリジナルフルアルバム。今作もキレがあって、椎名節が全開。 時折、SURFACE時代を思わせるような曲も出てきては、突き抜けてゆく。基本的には、やっぱり痛快なロック。そして、今回は椎名自らアレンジを手がける楽曲も多く、並々ならぬ意欲を感じさせる。 お馴染みのアレンジャーやミュージシャンにの手によって、より椎名がパワーアップしては、聴きどころ満載な感じだね。 「俺の人生は俺の人生」。誰の人生でもない、椎名の人生を真っ直ぐ進む。自信の表れた作品となっているね。

1. HIGH & HIGH

Words:椎名慶治、井上洋平 Music:椎名慶治 Arrangement:ZERO (YVES & ADAMS)、新井弘毅

デジロックよろしくな、エッジの効いたナンバーで、オープニングを飾ってきます。 一応、ヴォーカルは入って生きているけれども、サウンドの一部と化していますね。2分のイントロダクション。

2. 人生スパイス -go for break- (Horn Mix)

Words:椎名慶治 Music:田淵智也 Arrangement:新井弘毅、田淵智也

ウキウキワクワク、ハラハラドキドキなナンバー。もう、この勢い、ギターとホーンが加わっては、まるでSURFACEな1曲。 このノリ、そしてシュビドゥワコーラスも加わって、楽しさいっぱいだね。いや、本当に勢いが出たパワーアップなバージョンだ。

3. 言いたくて言えなかった

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:磯貝サイモン

ギターの音が優しさを出してくると思ったら、磯貝サイモンのアレンジだった。 椎名のヴォーカルも、ゆったりと語りかけてくるような感じで、歌詞を届けてくれる。片想いの歌です。心が痛いです。

4. ボクのアトラクション

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:中西亮輔

スタイリッシュな雰囲気がクールながらに椎名慶治の持ち味のスパイスがうまく出ているアップチューン。 「君」に振り回されながらも、アトラクションとして楽しむ主人公の楽しさを伝えてきます。コーラスのSINAMON'Sがいい感じ。まさか椎名と磯貝サイモンの組み合わせとはね。

5. フラストレーションNo.5

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治 Arrangement:椎名慶治

イントロからヘビィに決めてくる。なんと、この曲では詞と曲だけでなく、アレンジも椎名1人で手掛けています。 かっこいいぞ。ストレートなロックをガツンとぶつけてくる。ホーンが生音だったら、もっとよかったかな。

6. キミノモンスター☆

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治 Arrangement:椎名慶治

こちらも詞・曲・アレンジを椎名が手掛けたナンバー。ガッツリガツガツなロックチューン。 ヴォーカルにちょっとひねりを加えては、オヤッと思わせてきます。誰にもいる「モンスター」という怪物について、キレッキレに歌います。

7. MY LIFE IS MY LIFE

Words:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:山口寛雄、椎名慶治、新井弘毅、磯貝サイモン

アルバムのタイトルチューンは、少々のA.O.R.なテイストを感じさせるおしゃれなナンバー。ピアノの音が、よりスタイリッシュに仕上げてるんだね。 自分の人生は自分の人生。その真っ直ぐな気持ちがダイレクトに伝わってきます。

8. 絵空事に

Words:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:山口寛雄

イントロが美しいバラードナンバー。ピアノとストリングスが加わって、感動を呼び起こしてくる。 そして、どっしりバンソサウンドも加わって。でも、随分とサビはJ-POPなメロディだね。味わい尽くせますな。

9. ささくれ

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治 Arrangement:椎名慶治

この曲も椎名アレンジで、ガツガツと聴かせてくれる1曲。まず、タイトルからもう椎名節が出ているよね。 そいて、歌詞の方も、独特なんだな。忘れたばかりのあなたが、記憶を埋め尽くす。この表現も椎名らしさが出ています。

10. ウェザーリポート

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:橋口靖正

弾けるピアノポップソング。まるでスキマスイッチか、Official髭男ismか。 そんなノリで、ウキウキワクワク楽しく聴かせてくれます。キーボードがいい味わいを出してきます。やっぱり、注目すべきは歌詞で、椎名節が出まくりで、引き込んできますね。

11. シャクシャク

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治 Arrangement:椎名慶治

イントロからワクワクさせてくれるアップテンポのロックチューン。なるほど、余裕綽綽(シャクシャク)ね。 ここでも椎名らしさが出ているね。どんどん突き進んでいくサウンドの波。ヴォーカルの力に呑み込まれます。サビ最後は、結構伸ばしてくるな。

Best Album『RABBIT "BEST" MAN』● ’16/11/2 release

椎名慶治、ソロデビューしてから5周年を記念して、これまでの活動をまとめたベストアルバムを発表。これがまた、濃いのなんのって。 彼のキャラクターが見事に詰め込まれていて、勢いがあります。クセのある歌詞と、突き刺してくるヴォーカルでもうノックアウトだね。 ノリも出まくって、盛り上がるトラックオノンパレードだ。さらに新曲2曲、リアレンジ曲1曲をプラスと、ただたんなる詰め合わせベストに終わらない。 なかなか楽しませてくれるじゃないですか。まだまだ飛び跳ねる気持ちをダイレクトに伝えてくる椎名慶治です。

1. 5 my way

Words:井上洋平 Music:椎名慶治、友森昭一 Arrangement:オダクラユウ

ベストアルバム用の新曲。即興のようなヴォーカルスタイルで、自由気ままに口ずさんで歌っているような曲だね。 曲の方は、ヘビィな音をガツンとぶつけてきて、椎名の持つ荒々しさを上手く出してきました。

3. 愛のファイア! (Horn Mix)

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:椎名慶治、山口寛雄 Horn Arrangement:薗田佳煇

ソロとして再出発を果たした椎名にとっても大事な曲ということで、ホーンを加えてさらにパワーアップ。 吹き荒れる音に背中を押されて、さらにアグレッシヴなテイストを届けてくれる。

15. ゴゾウ☆ロック

Words:井上洋平 Music:椎名慶治、友森昭一 Arrangement:友森昭一、オダクラユウ、椎名慶治 Horn Arrangement:薗田佳煇

タイトルがまた、ひねりが効いているね。ベストアルバムに収録される新曲は、ファンクロックよろしく、とにかく勢いが出まくって圧倒される。 これが椎名慶治。歌詞もヴォーカルも、とにかく元気が良くて突き刺してきます。

4th Album『-ing』● ’18/6/16 release

椎名慶治、ベスト盤で区切りをつけて、新たな章を突っ走る。シングル「凹凸」をはじめ、現在進行形の椎名慶治を聞かせてくれる全12曲。 もうね、目玉はやっぱりM-11「5月27日」ですよ。何せ、元相方の永谷喬夫がアレンジとして参加していますからね。これがのちのSURFACE再結成の布石にもなったのかな。 そのほか、やはりいつものように椎名慶治の言葉が生きてくる楽曲がストレートにぶつかってきますね。 アレンジャーに宮田‘レフティ’リョウを新しく起用したことで、今までになかった世界も見えてくる。女性ラップを加えた「あんたがいなけりゃよかったのに」なんか新鮮に映える。 人とのつながり、大きなテーマを扱う「点 -roots-」なんか、みんなで1つになるような曲だね。とにかく、今の椎名慶治をとことん味わえるアルバムとなりました。

1. R U ready 2 jump wiz me?

Words:椎名慶治、井上洋平 Music & Arrangement:椎名慶治

多重コーラス録音のような始まりが、今までの椎名にはなかった感じでかっこいいんだ。 全ての声、ヴォーカル&コーラスは椎名が担当。しかも、英語詞でクールに聴かせてくれます。コンパクトなサイズのナンバーは、イントロダクション的に。

2. 20th century boy

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:宮田‘レフティ’リョウ

疾走感たっぷりのロックチューン。とにかく勢いが出ていますね。ギターの音が印象的だね。 その後は、ガツガツとドラムも打ち込まれて、呼応するかのように、椎名のヴォーカルも爆発する。 メッセージを伝えるように、突き刺してくるように、ヴォーカルをぶつけてくるんだ。かっこいいぞ。

3. 咲き誇れ

Words:椎名慶治 Music:椎名慶治、宮田‘レフティ’リョウ Arrangement:宮田‘レフティ’リョウ

サイバーパンクロックよろしく、イントロからかっ飛ばしてきます。ヴォーカルも勢いが出まくっているね。 サビでとにかく走り抜ける。コーラスも合わさって、伝えたいことをダイレクトにぶつけてくる。これぞ椎名の魅力。忖度なし。

4. 天国で会いましょう

Words & Music:椎名慶治 Arrangement:宮田‘レフティ’リョウ

今までにない感じのテンポで、いきなり惑わしてくる椎名。これはかっこいいな。 ギターの音もジャカジャカと、軽やかさで熱を上げてくる。そんなトリッキーなリズムとサウンドをバックに、軽やかに歌い上げる椎名。「天国は最高か?」なんてかっこいいじゃないか。

5. SLIT

Words:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:宮田‘レフティ’リョウ

優しいメロディに乗せて、柔らかく歌い上げるミディアムチューン。いわゆるあのスリットをテーマに、 チラつかせる奥の部分を僕にくださいと歌う。ちょっとセクシーな内容ですが、そこが椎名なんだな。

6. 凹凸

Words:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:山口寛雄

久々となる椎名慶治のシングルナンバー。始まりからゴージャスに飾ってきますね。 ピアノやストリングスを加えては、じっくりと聴かせてくれるバラードに仕上がっています。ヴォーカルも歌詞も、どこかしら優しさに包み込まれるような感じだ。 結構感動路線に行きましたね。

7. RUNNING-MAN

Words:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治、宮田‘レフティ’リョウ Arrangement:宮田‘レフティ’リョウ

イントロ無しで始まるポップチューン。ピアノやストリングスの音が入ってきては、疾走して行きます。 ストリングスの刻みも手伝って、爽やかなんだけれども、鋭さもある。サビではとにかく突き抜ける爽やかさがあるね。「温泉へGO」がいいね。

8. 君の叫びは僕に届く

Words:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:山口寛雄

ひねりを出しては、ちょっとおしゃれなアダルトロックテイストで聞かせてくれるナンバー。 椎名の世界を見事に表現する歌詞を、勢いのあるヴォーカルでダイレクトに届けてくる。「WOW WOW」のコーラスが、合いの手として入れたくなるね。

9. あんたがいなけりゃよかったのに

Words:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治 Arrangement:宮田‘レフティ’リョウ

オープニングから一気に椎名の世界に引き込んでくるフレーズの強力なこと。パワーワードだね。 そこから女性ラップを加えてくるとは、新しい椎名の世界になったね.4つ打ちのグルーヴも新鮮に映える。

10. 点 -roots-

Words:椎名慶治 Music & Arrangement:磯貝サイモン

アコースティックゴスペルみたいな感じで、ほんわか温かいね。手拍子とアコギの音が優しく柔らかく。 皆で一緒に手拍子をして聴きたくなる1曲。椎名のヴォーカルも伸びやかに広がる。家族をはじめ、いろいろな人との結びつきを歌う、ダイナミックで壮大な曲です。 最後のコーラスがまた、深いね。

11. 5月27日

Words:椎名慶治、野口圭 Music:椎名慶治、山口寛雄 Arrangement:永谷喬夫

なななななんと、SURFACE時代の元相棒、永谷喬夫がアレンジで参加するとは、これはすごいコラボとなったね。 ギターも永谷喬夫が弾いていますよ。意外とストリングスを加えては、しなやかで爽やかに仕上げてきたね。 特別な日について想いを語るかのように、椎名がストレートに歌います。

12. メッセージ

Words & Music:椎名慶治 Arrangement:宮田‘レフティ’リョウ

椎名が一番伝えたいことを、そのまま歌にしたナンバー。とにかくそうなんだよ。 生きてりゃなんとかなる。そして、後半の「歌います 歌い続けます」という意思表示がまた、心強いね。この先も期待したい椎名の想いをダイレクトにぶつけてくる。 中盤の「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」をモチーフにした部分が面白いな。

Live Album『Yoshiharu Shiina Live 2019 「jump-ing -Type A-」』● '19/4/30 release

椎名慶治、平成最後となったライブの模様を、平成最後の日にリリースと、これまた粋なことをしますね。 基本、ギターとキーボードのアコースティック編成なのに、とにかく熱くて楽しいライブだ。盛り上げ上手の椎名の腕が発揮されています。 そして、お客さんも見事について行っては、合いの手を入れたり手拍子をしたり、歌ったりと思い切り楽しんでいる様子が伝わってきます。 アルバム「-ing」の収録曲を中心に、これまで発表してきた代表曲などを披露し、楽しいひと時を聴かせてくれます。 ちなみに、この作品は限定盤ということで、やはり貴重な作品ですから手に入れておきたいモノですね。

Disc-1

オープニングナンバーM-1。アコギとキーボードの滑らかなメロディに、椎名の熱いヴォーカルが響き渡ります。さくっとね。 続いてM-2は、観客も一緒に歌って楽しそうな始まり。椎名も「よく来たな!」。ヴォーカルが言葉1つ1つをぶつけてくるように、届けてくれるように聴かせてくれる。観客とのやりとりも決まったね。 バックのコーラスも加わって三位一体なM-3。椎名のヴォーカルも、ソウルフルに聴かせてくれるから、かっこいいステージ。中盤には、コールアンドレスポンスで盛り上がる。 手拍子も自然と湧き起こる軽快ナンバーM-4。こちらも熱いヴォーカルがダイレクトに届けられますね。間奏では「Hey!」を誘って盛り上がります。 こちらも手拍子が盛り上がりの様子を伝えてくるM-5。ただ、なかなかトリッキーな感じで展開しては、のめり込んでくるね。この曲もお客さんとの相性、ノリがGoodです。

アコースティックながらにメロウな雰囲気を出すM-6。サビもなかなか、高音パートを出して盛り上げてくるね。 ブルースなM-7。もう、ど頭から椎名の世界に引き込んできます。 「楽しんでいこう!」でM-8。じっくりと味わい深さを出す1曲。バックのコーラスも合わせてちょっと青春テイストだね。でもクライマックスでは、お客さんが大合唱だ。 こちらもじっくりと聴かせてくれるM-9。聞き入ってしまう、この椎名のヴォーカルがすごいんだ。 そして、まさしくストレートなバラードのM-10。その世界に、すっかり吸い込まれていきます。

Disc-2

イントロで爆笑なM-1。お客さんも声を出して盛り上がります。とにかくハイテンションで煽る煽る。 かき鳴るギターとささやき、そして、再びお客さんが声を出して盛り上がるM-2。この曲も大きく盛り上がって、お客さんに煽る煽る。 さらに勢いに乗ってM-3。この曲も歌い方にキレがあって、盛り上げてきますね。 ザックリギターでワクワクさせるM-4。この曲も、お客さんを巻き込んで盛り上がっています。間奏では、拍手にツッコミを。そして、コールアンドレスポンスで楽しい時間だ。なんと8分のパフォーマンスで、とにかく大盛り上がり。 さらに盛り上がってM-5。いいね、ノリを出して、楽しさ爆発だ。 メンバー紹介をしてからM-6。ハイテンションな椎名が盛り上げています。さらに、サビの合いの手も決まったね。そして、お客さんも大合唱。 さらに煽って煽ってM-7。コールアンドレスポンスもヒートアップしているね。手拍子も楽しく、椎名も伸びやかに。そして、最後に「どうもありがとう!」

アカペラコーラスで始まってM-8。ジャジーなテイストがおしゃれだね。間奏では、サポート2人のソロパフォーマンスも披露して魅了してきます。 「あと2曲」でM-9。手拍子の波が押し寄せてくる。 「めっちゃ心を込めて歌います」でM-10。心に突き刺してくるような、ストレートなヴォーカルにうっとりだね。 「よく来たね!」でM-11。この曲もお客さんと一緒に歌って盛り上がります。キーボードがまた艶やかだね。 「巻き巻きだけど」M-12。まだまだ盛り上がっていますよ。そして、お客さんも最後の最後まで大盛り上がりで、楽しさが伝わってきました。

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