album

Live Album『Lirak - Unplugged album』● '04/11/10 release

V-techの初となるアンプラグドライブアルバム。お客さんの拍手に迎えられながら、これまで発表された代表曲を聴かせてくれます。 アンプラグドのごとく、ギターの音やパーカッションが響き渡る中、意外と活躍するストリングスの音が鋭く、かつしなやかに響いています。 また、ブラスもどっしりと入って来て、曲を盛り上げて来ます。伸びやかなヴォーカルも会場を包み込む。 ゲストを迎えてはデュエットを聴かせてくれたり、趣向を凝らしたライブになっています。 それと同時に、やはりV-techを総括するかのようなベストパフォーマンスでもあるかな。 東欧のしなやかさを感じることのできるアルバムです。ボーナストラックは、M-3「Semmi nem tart vissza」のスタジオバージョン。やはり音がちょっと違うね。

1. Varj

拍手に迎えられてスタート。歌謡曲テイストを際立たせるブラスがいい味を出す。 ハンガリーでラテングルーヴを聴かせるところが熱いんだ。ラップもほとばしって、盛り上がりますね。

2. Enek az esoben

弦が踊りまくるポップチューン。とにかく楽しい雰囲気がバンドの音から、ヴォーカルから伝わってくる。 親しみやすいアレンジだね。ざっくりギターもいい感じ。

3. Semmi nem tart vissza

グルーヴィーなテイストで、アダルトフレーバーたっぷり。 ブラスも華やぐオープニングにノックアウト。サビでは一気に爽やかな風を届けてくれた。

4. Almodoztam

オープンングのピアノとストリングスの絡みが美しいね。 ドラマティックな音作りに、会場も包み込まれます。ゆったりとした展開から、アップテンポに変身しては、躍動感を増す。 演奏もより深みを増して来ました。

5. Vele minden jo

味わいを出すゆったりミディアムナンバー。 ギターの爽やかさをメインに展開。特に、間奏でその効力を発揮。ストリングスが伸びやかな音を提供してくれる。

6. Merre jar a boldogsag?

クールなムード。パーカッションの音が意外とセクシーさを放つ。 ラテンな音で情熱をぶつけてくるステージだね。間奏のストリングスもまた、美しいんだ。

7. Nem akarom ujra

ギターの音をバックに、しみじみと聴かせてくれるナンバー。 サビに入ると、これまたピアノの音が美しく響き渡る。でもって、間奏ではサックスが泣かせます。

8. Ejfel utan

落ち着きのあるサウンドと熱の入ったヴォーカル。 しかし、サビに入ると抑えめになっては、素敵なハーモニーで包み込んでくれるデュエットナンバー。 いいねぇ、ドラマティックだねぇ。

9. Ne muljon el

軽やかアコースティックナンバーで、さらりと歌い上げます。 Bメロからは、深みを増してゆく。ストリングスが入って来て、哀愁を漂わせます。そして、サビではトランペットが入って来て、盛り上がりますね。なんか、すごい展開に驚くばかり。

10. Vetkezz velem

同じくアコースティックサウンドを優雅に聴かせてくれるバラードナンバー。 この流れは、まったりとした気分にさせてくれますね。イントロパートはメジャーコードなのに、歌本編はマイナー調だし、2番ではラップも入って来て驚き。

11. Ne is gondolj ram

妖しく情熱的なラテンメロディが盛り上がるナンバー。ムードたっぷりで、gージャスなサウンドがどっと押し寄せて来ます。 いやぁ、本当に熱いね。中盤では、観客の手拍子も加わって、さらに盛り上がりますよ。

12. Kell egy jo barat

一転して、ポップなミディアムチューン。親しみあるメロディを優しく奏でては、ブラスの音も淡く添えられて来ました。 Lanyi LalaとのWヴォーカルで魅了する、見事なパフォーマンス。

13. Bucsuzz el

再びラテンな1曲。妖しい夜がぴったりなムード歌謡よろしくなミディアムチューン。 ストリングスが麗しく飾っては、フルートも軽やかに舞い、コーラスがさらに盛り上げて来ます。

14. Nem szabad sirni

シンセの音がスタイリッシュでかっこいい。まるでフュージョンみたいなオープニングを経て、 本編も爽やかでさらっと聴かせてくれるポップチューン。

15. Visszahuz a szivem

じっくりと聴かせてくれる中で、進むにつれて1つ1つの音が鮮やかになっていく。 今回はパーカッションやピアノの音が前に出て来ては、ドラマティックに盛り上げて来ましたね。

16. Homokba irt szerelem

いいねぇ、イントロからストリングスがメランコリックな音を奏でては、これぞ東欧なメロディを聴かせてくれます。 手拍子も会場から沸き起こっては、リズミカルに展開。ヴォーカルも結構弾けていています。 その中でも、間奏でのホーンの暴れっぷりがいいんだ。

17. Semmi nem tart vissza (radio edit)

ボーナストラックは、スタジオバージョン。ブラスの音も軽やかでグルーヴィーに展開。 軽やかでポップ、そして爽やかに。スクラッチも入ったりすると、かっこよさをさらに感じる。

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