album

2nd Album『HAPPY SPACE』● '93/3/24 ('97/8/21) release

Ram Jam World名義では、通算2作目となるオリジナルアルバム。 ヴォーカルにGRANADAを迎えて、明るくポップなダブ/レゲエトラックを聞かせてくれます。 ちなみに、そのほかのメンバーは朝本浩史、渡辺省二郎、そして會田茂一。 朝本浩史の打ち込むビートと、森若香織の綴る幸せモードの歌詞から、明るい楽曲に仕上がっています。 ジャンル的にはあだまだマイナーながら、日本のクラブシーンの親しみやすい部分が出ているんじゃないかな。 とにかく聞いていて、HAPPYになりますね。

1. キャプテンR・J・W

作曲・編曲:朝本浩文

イントロダクション。 さぁさぁ、何かが始まるぞ。と、ワクワクドキドキ感を与える。 特有の打ち込みトラックで、R.J.W.の世界が始まる。

2. SPACE

作詞・森若香織 作曲・編曲:朝本浩文

4つ打ちビートを従えての、ポップなダンスチューン。 GRANADAのキュートなヴォーカルと、エキゾチックでエスニックな音が絡み合う。 スペイシーなんだけれども、オリエンタルなR.J.W.。I-gonのギターも、要所要所でポイントになっているね。

3. MADA2

作詞・森若香織 作曲・編曲:朝本浩文

ゆったりレゲエビートと、クセのあるヴォーカルが、 おねだりするかのように聞かせるグルーヴチューン。 森若ワールドの出た歌詞がとってもポップなんだよね。途中のラップパートが、どっぷりと濃さを出す。

4. MOTHER

作詞・森若香織 作曲・編曲:朝本浩文

ゆったりレゲエビートに乗せて、 まったりヴォーカルを聞かせるミディアムスローのグルーヴチューン。 夢見心地にさせてくれるようなダブビートとともに、包み込んでくれるようだね。 「母」というタイトルが、曲をよく表しています。

5. キャプテンR・J・W ~着陸~

作曲・編曲:朝本浩文

インストチューン。 デジタルサウンドと奇妙なSEが織り成すナンバー。 そこにディープなビートが入ってきては、どっぷりと展開。その後、キーボードがドリーミングな音を添えてきた。

6. ANGEL

作詞・森若香織 作曲・編曲:朝本浩文

イントロで、妖しさと煌びやかさが織り成すミディアムチューン。 GRANADAのヴォーカルもまったりと。天使が舞い降りてくるような、優しさが伝わってくるね・ メロディアスのサビが温もりを伝えてくるようだ。

7. DREAM

作詞・森若香織 作曲・編曲:朝本浩文

どっぷりとレゲエなグルーヴで、妖しさ満載のミディアムチューン。 囁くように、語るように歌うヴォーカルに、どこか別の世界へ連れて行ってくれるかのように。 エキゾチックな雰囲気が、惑わしてきますね。

8. LIVE

作曲・編曲:朝本浩文

セッションで聞かせるインストナンバー。 生音トラックで、イキイキ演奏。これは躍動感たっぷりで盛り上がるね。 ただ、今までのゆったりレゲエビートの流れとは離れてしまったね。

9. LIFE

作詞・森若香織 作曲・編曲:朝本浩文

4つ打ちビートで、クラブミックス仕様なポップチューン。 そこに様々なSEも加わって、なんだかウキウキワクワクな気分になりますね。 歌詞でも笑っているしね。

10. SWIM・SWIM・DEEP・KISS

作詞・森若香織 作曲・編曲:朝本浩文

アンビエントな雰囲気で、ゆったり、まったりと。 ダブテイストで、どっぷりどっぷり、夢見心地。 泳ぐのも自由気ままな感じ。身を委ねては、気持ちも安らぐナンバーでアルバムが閉じられます。

Mini Album『Original Soundtrack VOL.1 / R.J.W』● '93/10/21 release

Ram Jam Worldの朝本浩史と渡辺省二郎が、R.J.W名義でCDをリリース。 今作は、インストで聞かせるトラックになっています。 全3曲というコンパクトサイズながら、R.J.W本体特有のゆったりダブ/レゲエモードを全開。 心地良さやリラックスムードに浸れる作品です。

1.

2.

3.

GYPSY SONGS

OLD ROTTEN SYSTEM

NO WEATHER JAPAN

Mini Album『Original Soundtrack VOL.2 / R.J.W』● '93/11/21 release

朝本浩史と渡辺省二郎からなる、R.J.W、3ヶ月連続CDリリースの第2弾。 今作は、「悪魔が来たりてハーモニカ」と「SHABA-DA-BADA-BA-DO」の2曲4トラックを収録。 一方が陰で、一方が陽という、2タイプの楽曲を操り、お得意のどっぷりダブビートでクールに聞かせてくれます。 そして、とにかく濃いんだな。インストながら、その世界へと引き込まれます。

Mini Album『Original Soundtrack VOL.3 / R.J.W』● '93/12/21 release

R.J.W、3ヶ月連続リリースの締めを飾る第3弾CD。 今作は、ポップなグルーヴトラックを聞かせる「NICE RICE」と、 妖しさと冷たさが重なったナンバー「DUB IN MOSCOW」の2曲4バージョンを収録。 ダブをいろいろな方向から聞かせてくれる、楽しい作品となっています。

3rd Album『rough and ready』● '97/7/25 release

ram jam worldがレコード会社をワーナーミュージックに移籍。挨拶代わりとして、リリースされたシングル「searchin'」「melody」の勢いをそのまま詰め込んだオリジナルアルバムが登場。 これまでにダブやレゲエビートを得意としてきたram jam worldだけれども、この年からはドラムンベースに傾倒してきました。 シングルでも聞かせてくれたような勢いはあるけれども、おしゃれに仕上げてくるところは、さすが朝本浩文です。 今回は、ヴォーカルにMelodie SextonやLISA、そしてBoy George!などを迎えて、濃いのにスッキリと聞かせてくれるアルバムを作り上げました。 ボコスカ高速ドラムンベースビートに身を委ねて、おしゃれなクラブサウンドが心地よく響き渡ります。 初回盤は、キラキラジャケット仕様で、こちらもおしゃれ。

1. planet earth

produced & arranged by ram jam world words:LISA

アルバムのオープニングナンバーは、シングルカットもされた「melody」の英語バージョン。 アレンジも若干変わっているけれども、より魅力を増した感があるかな。やっぱり、日本語と英語では響き方が違うけれども、 LISAのヴォーカルがより幻想的に仕上がります。

2. cool summer time

produced & arranged by ram jam world

ボコスカと聞かせるドラムンベースチューン。 その合間合間に、美しきピアノの音が入ってくるインストナンバーです。緊迫感が冷たく彩りながらも、 力強いビートでインパクトを残す。

3. television

produced & arranged by ram jam world

フェイドインしてきたかと思えば、ベースが作るグルーヴが超絶に濃いドラムンベースチューン。 なるほど、ガムランも入ってきているので、ちょっとエスニックテイストも感じさせるんだね。 アップテンポで、緊迫感があります。

4. searchin' (original version)

produced & arranged by ram jam world words:lenny zakatek

ram jam world、移籍アルバムからの1st singleは、生音で作り上げるドラムンベースで、かなりかっこいいグルーヴィーなトラック。 Melodie Sextonをヴォーカルに迎えて、ソウルフレーバーも感じさせては、アグレッシヴに攻めてきます。 どこかしら、やはり洋楽テイストを匂わせて、おしゃれなんだよね。

5. throbbing gristle

produced & arranged by ram jam world

スペイシーな音がふわふわと浮いている始まり。 そこにドラムンベースビートが力強く入ってきては、アグレッシヴに展開してきます。ラストのバチバチ具合が半端ないね。

6. aphrodisiac

produced & arranged by ram jam world

ゆったりディープなビートをまとって、のっしりのっしりと展開するミディアムチューン。 ギターとベースは會田茂一が演奏しているところにも注目。何気に渋さも漂ってきます。

7. five

produced & arranged by ram jam world words:boy george

レゲエな裏打ちビートが心地良さを出す。これまでのram jam worldなアプローチで、 グルーヴィーかつクールに。そして、なぜかBoy Georgeがヴォーカルで参加しているんです。 この繋がりは一体。妖艶なヴォーカルで魅了してきます。

8. searchin' (smooth breathe mix)

produced & arranged by ram jam world words:lenny zakatek strings arrangement by 村山達哉

こちらのバージョンは、作詞を務めたLenny Zakatekがヴォーカルを担当。 オリジナルの高速ビートをスローに。ゆったりグルーヴィーな、ちょっとメロウでクールに聞かせてくれては、心地良さを伴ってきます。 クールダウンさせてくれるね。

9. friday night saturday night

produced & arranged by ram jam world

Suzie Wongのラップが終始濃さを出してくるドラムンベースのグルーヴチューン。 縦ノリよろしく、ラップの勢いがうまくマッチしているね。Kenji Jammerのギターもいい味を出しています。

10. body and rock

produced & arranged by ram jam world

前曲と同じく、Kenji Jammerのギターが曲中を彩る濃いめのグルーヴチューン。 ダンスとロックの融合系みたいな、ちょっとmony的な音を出してきたね。ジャムセッション風。

11. love song

produced & arranged by ram jam world

屋敷豪太がベースを担当したグルーヴチューン。 ベースの音を前面に出しては、ダブっぽく聞かせてくれるところに、どんどんと曲の世界に引き込まれていきます。

12. corazon

produced & arranged by ram jam world words:LISA translation:Lisa Nakayama、下田晴美

LISAのヴォーカルが思う存分に味わえるボッサチューン。 ギターをバックに、しっとりと聞かせてくれるナンバーで、これまでの勢い良かった熱を一気にクールダウン。 さらに、途中からフルートが入ってきては、おしゃれになります。

Compilation Album『Original Soundtrack / R.J.W』● '97/8/21 release

シングル「melody」、アルバム「rough and ready」が立て続けにスマッシュヒットを記録したram jam worldの過去の作品をリイシュー&コンパイル。 こちらはR.J.W名義で3ヶ月連続リリースを放ったインスト作品を1枚にまとめたお得な作品。 朝本浩史らしさを出したダブポップを、様々な角度から楽しむことができます。 リミックスされたナンバーも、なかなか心地良さが出ていてGoodだね。

1. GYPSY SONGS

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

美しさを奏でるクールなミディアムテンポのグルーヴチューン ゆったりまったりとしたビートに身を委ねて、時が流れてゆきます。 インストなんだけれども、音の流れが見えてくるような構成だね。

2. OLD ROTTEN SYSTEM

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

エスニックなテイストを出して、軽やかに舞うようなミディアムチューン。 どっぷりと深さがありながらも、ポップな様相も見せるダブナンバーだね。

3. NO WEATHER JAPAN

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

チキチキサウンドと、淡くグルーヴィーなビートで聞かせるミディアムチューン。 ベースの音が入っては、より一層深さを出してきました。

4. 悪魔が来たりてハーモニカ (COCA-MIX)

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

4つ打ちビートがボコスカと放たれるミディアムナンバー。 タイトルがまたいいよね。笛ではなくてハーモニカ。しかし、ハーモニカの音は出てきません。 かろうじて、サンプリング音で出ているくらいかな。妖しさも曲からは出ていて、悪魔感を見せてくる。

5. SHABA-DA-BADA-BA-DO (FROM ALBUM MIX)

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

ブラスの雰囲気もいかにもな、ゆったりグルーヴを放つダブ/レゲエチューン。 タイトル通りに、シャバダバダバなスキャットコーラスも入ってきて、心地よく聴かせてくれる。 明るく陽気なテイストでお届け。

6. SHABA-DA-BADA-BA-DO (O-HO-O-HO MIX)

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

M-5のトラックを、よりディープに仕上げたミックス。 ビートがいっそう、どっぷりと響き渡っていますね。 こっちのトラックの方が、ダブ要素が強くなっている感じがする。 それにしても、このミックス名…。

7. 悪魔が来たりてハーモニカ (NATURAL-MIX)

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

4つ打ちビートと、タイトル通りにハーモニカの音もサンプリングしては、 いたずらっぽく聞かせるミディアムテンポのグルーヴチューン。 悪魔?の笑い声も入ってきては、妖しさたっぷり。

8. NICE RICE (COW-MIX)

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

リゾート感もダスポップなグルーヴトラック。 軽やかなサウンドと、グルーヴィーなビートが織り成す、魅惑のR.J.Wナンバー。 ぐるぐるとループしています。

9. DUB IN MOSCOW (WHITEHOUSE MIX)

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

オープニングのピアノのイントロが物悲しさを生み出す。 その後は、どっぷりビートが押し寄せるダブチューン。 モスクワっぽいかと言われたら、なんとなく、そんな雰囲気があるのかな。 というくらいで。

10. NICE RICE (GREEN TEA MIX)

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

ビートが取り除かれて、アンビエントな雰囲気で聞かせてくれるリミックスチューン。 緑茶ミックスということで、一息入れてリラックスさせてくれるような感じかな。 しかし、随分と短くなってしまったのがもったいない。

11. DUB IN MOSCOW (SOS MIX)

Produced by R.J.W Music by Hirofumi ASAMOTO

4つ打ちビートでどっぷりどっぷり聞かせるリミックスチューン。 妖しい夜のモスクワ、といった雰囲気かな。

Album『R.J.W meets CHICA COLOMBIANA / R.J.W』● '97/8/21 ('01/11/21) release

R.J.W、ゲストヴォーカルにCHICA COLOMBIANAを迎えてのコラボアルバム。 ちなみに、CHICA COLOMBIANAは後にm-floのヴォーカリストとして名を馳せるLISAです。 作詞のクレジットもLISAになっていますね。 トラックの方は、これぞR.J.W、これぞ朝本浩史な、どっぷりビートのダブ/レゲエサウンドを中心に、ラテン要素を取り入れたり、 アンビエントな深みを入れたりして、実に多彩な音を操っています。 インストあり、リミックスあり、日本語バージョンで聞かせてくれたりと、R.J.WとCHICA COLOMBIANAの魅力をギュッと凝縮した1枚。とにかく濃いね。

1. Chica Locita

作詞:LISA 作曲:朝本浩文 Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

陽気なラテンサウンドと、力強いビートが織り成す軽快ナンバー。 英語とスペイン語をミックスさせた歌詞を歌うCHICAから、サウンドから、とにかく陽気な雰囲気が漂ってきますね。 時よりファンキーで、陽気なヴォーカルサウンプリングも挿入されては、かなりアゲアゲになっています。

2. Spring Time

Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

4つ打ちビートを放つインストナンバー。 朝本浩史の業が光りますね。プログラミングやSEでスペイシーに味付けされたり、ポップに展開。 R.J.Wのしっかりと世界を堪能できます。

3. TIME

作詞:LISA 作曲:朝本浩文 Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

グルーヴィーなトラックで、ディープな雰囲気を放つミディアムチューン。 CHICAのヴォーカルも、低く地に足が付いているかのように、どっしりとした雰囲気が伝わってきます。 メロディもキャッチーに引き込むというよりかは、じっくり聞かせるように。7分の心地よいナンバーです。

4. City Streets

作詞:LISA 作曲:朝本浩文 Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

アーバンな風を匂わせるミディアムグルーヴチューン。 CHICAのヴォーカルも低めに始まり、力強さが出ていますね。 サビでは声を高らかに聞かせるほどの熱唱。 しかし、メロディにそこまで盛り上がりは感じないんだよな。物足りなさがある曲です。

5. LuLuLuLuLu - Luv

Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

どっぷりビートがレゲエ/ダブな展開を聞かせるミディアムチューンのインストナンバー。 奥の方でコーラスが響いたり、妖しさとポップさをうまい具合いに融合させる。 中盤は、少々煌びやかにもなったり。

6. Time -Mountain Mix-

Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

M-3ののリミックスチューン。 よりアングラな雰囲気で始まり、深いビートを放つ。のっしり、のっしりと、歩いているかのような感じだね。 オリジナルバージョンの持つゆったり包み込んでくれるようなテイストはしっかりと残っています。 全体的にスペーイシーでグルーヴィーだ。

7. River of Amazon

Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

R.J.W、朝本浩史がアマゾン川を表現。 こちらもレゲエ/ダブな、どっぷりと、そしてゆったりと聞かせるミディアムグルーヴチューン。 熱帯や密林の雰囲気もそこそこに。何かがそこに潜んでいるかのような、妖しさや、原住民の住むような自然なテイストも出ているかな。

8. Chica Locita -Babylon Mix-

Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

陽気なトラックから一転、ディープなビートを打ち込んで、どっしりどっしりと。 ちょっとアングラ感を出してきては、力強さも感じさせるミックス。 ゆったりビートが、よりグルーヴ感を伝えます。

9. Fine Day

Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

ゆったりビートで心地よくさせてくれる、ダブインストナンバー。 まったりまったりと、気分が良くなるね。 リラックスさせてくれる曲です。

10. About My Friend

作詞:LISA 作曲:朝本浩文 Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

ピコピコ軽やかに打ち込んでくる、クラブ仕様のポップチューン。 CHICAのヴォーカルがなんかのっぺりとした感じだね。 サビで弾けまくっているけれど。友達について歌っています。ひとまず、喫煙は要注意。

11. ムイ・ボニータ -Patriot Mix-

作詞:森若香織 作曲:朝本浩文 Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

M-1の日本語バージョン。森若香織が日本語詩を手掛け、 CHICAが器用に歌を聞かせてくれます。ただ、随分と歌詞が軽いなぁ。曲とぴったり合っているけれどね。 トラックの方はオリジナルバージョンと同じです。

12. あなたの夢を見た -Patriot Mix-

作詞:森若香織 作曲:朝本浩文 Produced by R・J・W Co Produced by MICHIHIRO NAKAMURA

M-3の日本語バージョン。 トラック自体はオリジナルのものと一緒ですが、やっぱり英語と日本語では伝わり方や印象が違いますね。 しかも、森若香織が日本語詩を手掛けています。TIMEからDREAMへ。夢の中へと誘ってくれます。

Mini Album『世界』● '98/12/16 release

ram jam worldがミニアルバムを発表。ミニアルバムなのに、随分と中身が濃いぞ。 今回は女性アーティスト3人を作詞に迎えているんだけれども、なんと小泉今日子!古内東子!そして森若香織!と、こういうコラボで聞かせてくれる朝本浩文なんですね。 詩の世界も、やっぱり各々のテイストが出ていて、面白いです。サウンドの方は、おなじみドラムンベースやダブ要素を盛り込んで、 これぞram jam worldな世界を聞かせてくれます。ヴォーカルで参加しているLISAは、「The End Of The World」のカバーを聞かせてくれますよ。

1. 世界 -final mix-

作詞:森若香織 作曲:朝本浩文 produced & arranged by 朝本浩文

おなじみドラムンベースをバックに繰り広げられるram jam worldの世界。 ヴォーカル木立佐織のヴォーカルも、前作シングルの時よりも、力がついてきた感じだね。森若香織テイストで広がる歌詞。 ポップさも出たトラックで、引き込む1曲。

2. ハダカ -original edit-

作詞:小泉今日子 作曲:朝本浩文 produced & arranged by 朝本浩文

小泉今日子による歌詞と、朝本浩文の作り上げた濃厚トラックが織りなす濃厚ミディアムグルーヴチューン。 ダブのラインをいくような深さを進む。冷たい音づかいながら、やっぱえりベースの濃い音がどっしりと伝わってくるね。 若干の昭和歌謡テイストのあるメロディラインがいいじゃないですか。

3. interlude

produced & arranged by 朝本浩文

ドカドカどんとドラムが入った後は、幻想的な雰囲気を作るSEで魅了するインタルード。 時空の波に呑み込まれてゆくようだ。

4. 欲望

作詞:古内東子 作曲:朝本浩文 produced & arranged by 朝本浩文

こちらは古内東子が作詞を担当したドラムンベースチューン。 随分と積極的というか、タイトルさながら求めるような歌詞が随分とエロティックですね。 しかし、ストレートな表現なのに、ドラムンベースのサウンドがその味を濁してしまっているような気がする。ちょっと勿体なさを感じてしまうな。

5. The End Of The World -r.j.w.mix-

作詞:Sylvia Dee 作曲:Arthur Kent produced & arranged by 朝本浩文

アルバムタイトル「世界」つながりで、Skeeter Davisのカバーチューン。 ヴォーカルはLISAが担当。英語詞を軽やかに歌い上げながらも、トラックの方は相当ディープで濃い。 ドラムンベースのビートはあっさりながら、全体的に濃厚な仕上がりです。

6. ハダカ -Ultra Living mix-

additional production by Ultra Living

Ultra Livingによるリミックスチューン。マリンバのような音が入ってきたと思ったら、「浴びたけど」の部分のヴォーカルサンプリングが挿入され、 原曲が残っていないほどにがらっと雰囲気を変えてきた衝撃的な1曲。これぞリミックスという感じで、逆に潔くていいね。

7. 世界 -Dj Hasebe remix-

additional production by DJ HASEBE

DJ HASEBEによるリミックスは、HIP-HOPなトラックで、What's Up?なテイスト。 若干ピッチを上げていながらも、心地よいグルーヴが駆け巡る。うん、おしゃれな仕上がりだね。

4th Album『ram jam world』● '99/10/14 release

ram jam world、新作はなんとセルフタイトルということdえ、自信の表れがうかがえます。先行ナンバーとなった「嘘つきの裸」「Junglist Jamboree -feat. RYO the SKYWALKER-」を筆頭に、 これでもかと言わんばかりのドラムンベースチューン/ダブチューンを投入。 かなり強力ながら、ポップさもしっかりと添えて、独自のram jamな世界へと連れて行ってくれます。 ゲストがまた豪華で、まさかのRhymesterやSpeechといった面々に加えて、LISAも参加して、とっても濃い仕上がり。 インストナンバーもしっかりとストーリーを作って楽しませてくれます。 シングルでリリースされた「Salvia」や「この日差し届く場所」をあえて外した理由もわかるような気がするな。 うまい具合に流れを生み出す1枚になっています。 ただ、ラスト曲のリミックスチューンは、ボーナストラック扱いでいいと思う。

1. Guitar Man

produced by ram jam world arranged by ram jam world

イントロから何かが始まるようなSEを入れてきたら、今度はドラムンベースのビートが強力に降りかかってきた。 これがまた、オープニニングチューンからかっ飛ばしてきましたな。 タイトルほどギターの音は前に出ていないけれども、これぞram jam worldな世界を聞かせてくれる6分半です。

2. 嘘つきな裸

produced by ram jam world written by Asamoto Hirofumi lyrics & vocal by Kidachi Saori

ファンクグルーヴなテイストを出すドラムンベースチューン。 木立佐織のヴォーカルも鋭さを増して、より一層クールな仕上がり。まったく気を緩めずに突き進むram jam worldの真骨頂を見せるアッパーなナンバーだね。とにかくかっこいい。

3. Tokyo Duck

produced by ram jam world arranged by ram jam world guest engineered by Steve Dub

ベースのラインで魅了してくるドラムンベースチューン。 躍動感もあって、たまらなくかっこいいね。Steve Dubもゲストで参加。かなり濃い1曲。

4. Triple Trouble -feat. Rhymester-

produced by ram jam world written by Asamoto Hirofumi lyrics & performed by Rhymester

シングルではRyo the Skywalkerでコラボしたこともあるram jam worldが、今度はRhymersterとコラボ。 朝本浩文、かなり攻めてきましたね。最初はゆったりビートだったけれども、途中から高速ドラムンベースに変身。 やっぱりこうでなくっちゃね。Rhymester、歌詞もなかなかいいね。

5. Bluesy Baby -feat. Speech-

produced by ram jam world written by Asamoto Hirofumi lyrics & performed by Speech additional production by Pascal

高速ビートを伴って、ラップを仕掛けてきたのは、なんとSpeech。これまた、見事なまでのコラボレーション。 アグレッシヴなボコスカビートを武器に駆け抜けてゆく。そして、Hookで聞かせてくれる楽しそうなヴォーカルで、このコラボが正解だったことがわかる。

6. Lost Paradise

produced by ram jam world arranged by ram jam world

ゆったり、どっぷり。どちらかというと、ダブ路線のram jam world。 挿入されるギターの音が鮮やかで、心地の良い1曲。リゾート気分にさせてくれます。

7. Nothing Without You -feat. Speech-

produced by ram jam world written by Asamoto Hirofumi lyrics & performed by Speech

こちらもSpeechをゲストに迎えたナンバーなんだけれども、この曲はダブテイストをメインにした始まり。 Speechの持ち味がうまく生かされたスタートなんだけれども、すぐその後にはドラムンベースビートが入ってくる。 抑えめなので結構あっさりしているかな。ヴォーカルが前面に出たナンバーで、ポップに聞かせてくれます。

8. Junglist Jamboree -feat. RYO the SKYWALKER-

produced by ram jam world written by Asamoto Hirofumi

ram jam worldとRYO the SKYWALKERのコラボチューン。 両者、音も声もとにかく濃い、濃すぎます。時折ヴォーカルにエフェクトをかけて、ダブっぽく聞かせてくれたり、 ちょっと1980年代風打ち込み音になったりと、面白さがどんどんと押し寄せてくるね。

9. Dub Song

produced by ram jam world arranged by ram jam world

印象的なループ音を響かせながら、のったりのったりと展開する、まさしくダブな1曲。 心地よさと妖しさが交差するインストナンバーです。

10. Bluesy Baby -feat. Speech-

remixed by ED RUSH & OPTICAL

ED RUSH & OPTICALによるリミックス。無機的ドラムンベースが展開して、Speechのヴォーカルもサンプリングして投入。 そして、とてつもないものが押し寄せてくるかのように、ドープになっていく。アングラ系のトラックで、なかなかかっこいいですね。

11. Skelton -feat. lisa-

lyrics written by lisa from m-flo remixed by SHY FX

ボコスカボコスカ、打ち鳴らしまくっては繰り広げられるドラムンベースビートに振り回されるトラック。 SHY FXによるリミックスは、濃い仕上がりになっているけれども、オリジナルの出所はどこだ?LISAのヴォーカルもサンプリング状態。

12. Junglist Jamboree -feat. RYO the SKYWALKER-

remixed by DJ HYPE & DJ ZINC

DJ HYPE & DJ ZINCが手がけたリミックスチューン。 ストレートなドラムンベースチューン。オリジナルよりも、スクラッチ多めでビートが前面に出ています。 がっつりと聞かせてくれるナンバーですね。

Remix Album『Re. ram jam world』● '00/3/8 release

アルバム「ram jam world」のリミックスアルバムが登場。アルバム収録曲を、通なDJたちが自分たちの色に染め上げる。 まぁ、元々がドラムンベースなアッパーチューンだから、濃い味付けをさらに濃くしたり、あっさりさせたりと腕の見せ所。 ただ、オリジナル盤に収録されていた3曲のリミックスもそのまま収録されているのが残念。 個人的にはダブならお任せなMAD PROFESSORによるリミックスがいい味を出していて、好きだな。 ジャケットも工夫があって面白いので、トラックをもう少し追加してほしかった。

1. Guitar Man -ver.00- ram jam world REMIX

remix productions produced by ram jam world

オリジナルよりも、どこかあっさりとしたような印象がするリミックストラック。 ラフミックスとかオリジナルの一歩手前の雰囲気。 しかし、途中からこれでもかと言わんばかりにドラムンベースビートを打ち込んできては、圧倒してきましたよ。見事な変身ぶり。

2. Triple Trouble feat. Rhymester -Never Too Late Vox Mix- Krust REMIX

remixed & additional production by Krust

Kurstによるリミックス。まずは緊迫感を出しながらクールにドラムンベースの高速ビートを挿入。 スタイリッシュな音で味付けしてきましたね。そして、濃いめのビートで味付けを。 ちなみに、Rhymesterのラップは外されています。

3. Bluesy Baby feat. Speech ED RUSH & OPTICAL REMIX

remix productions produced by ED RUSH & OPTICAL for Virus records

4. Junglist Jamboree feat. RYO the SKYWALKER DJ HYPE & DJ ZINC REMIX

remix productions produced by DJ HYPE & DJ ZINC for True Playaz Productions

5. Skelton feat. lisa SHY FX REMIX

remix productions produced by SHY FX for Ebony Joint London

6. Nothing Without You feat. Speech MAD PROFESSOR REMIX

remix productions produced by MAD PROFESSOR

ダブといえば、この方、MAD PROFESSOR。 手がけたリミックスは、ゆったりビートが心地良さを出すけれども、進行するにつれて、独特の浮遊感を出してきては、 夢見心地にさせてくれます。夏だな、ここだけは。

7. Nothing Without You feat. Speech DJ HASEBE REMIX

remix productions produced by DJ HASEBE for SWEEP

こちらはDJ HASEBEによるリミックスチューン。 やっぱりアプローチがクラブサウンドで、クールなんだけれども、ディープデドープ。 少々のアングラ感を出して、より一層深く堕ちていきそうだな。

8. Dub Song DJ CAM REMIX

remixed by DJ CAM

スクラッチ鳴らしまくりのリミックスチューンは、DJ CAMによるリミックス。 ベースやギターも入ってきて、なんかこっちの方がライブ感が出ていてかっこいいよな。

Mini Album『夜想』● '02/3/20 release

ram jam worldがレコード会社をR&Cへ移籍。シングル「響命 ~イノチノオト~」をリリースし、さらにドラムンベース道を極めるミニアルバムが登場。 今回からは、ヴォーカルに濱田杏子を迎えて、朝本浩文との2人体制となって、ヴォーカリストとトラッククリエーターの融合がうまく果たされているね。 トラックの方は、アルバムタイトル通りに、夜のシチュエーションがお似合いなしっとり系だったり、深い音を軸に、 ヴォーカルとドラムンベースのビートを畳み掛けてきます。 さらには、John Lennon「LOVE」をカバーしたり、三木道三をフィーチャーしたりと、勢いが出ていますね。 ram jam worldの進化もあり、楽しさが伝わってくるこだわりの1枚。ミニアルバムサイズなのがもったいないくらい、濃厚な作品です。

1. 夜想

lyrics:濱田杏子 music:朝本浩文 arranged and programing by 朝本浩文

アルバムのオープニングを飾るタイトルナンバーは、しっとりとしたヴォーカルで始まるミディアムグルーヴチューン。 その後はどっぷりとしながらも、おしゃれに聞かせるドラムンベースビートに身を委ねながら進行。 濱田杏子のヴォーカルは落ち着いていて、クールに聞かせる。アルバムの世界観が見事に表れているね。

2. 影の果て

lyrics:濱田杏子 music:朝本浩文 arranged and programing by 朝本浩文

緊迫感を伴って始まるイントロ。そのままクールにドラムンベースのビートが入ってきては、深いところへと導かれて行かれるようなサウンド。 濱田杏子の伸びやかでしなやかなボーカルも華麗に舞います。ベースでTOKIEが参加しているところにも注目。 ラストのギターがまた、メランコリックでいい味を出しているんだ。

3. LOVE

lyrics and music:John Lennon arranged and programing by 朝本浩文

まさかのJohn Lenonの「LOVE」をカバーときたもんだ。そして、ドラムンベースでの味付け、濱田杏子のヴォーカルにもエフェクトをかけて、 どこかしら幻想的な雰囲気を醸し出してきました。ここまで来ると、原曲のイメージを見事に捨てて、自分たちのものにしてしまったようだ。

4. POSITIVE VIBRATION featuring 三木道三 (new year's dub)

lyrics & music:三木道三、濱田杏子、朝本浩文 arranged and programing by 朝本浩文

一生一緒にいてくれそうな三木道三をフィーチャーしたドラムンベースチューン。 あの濃いラップを見事に巻き込んで昇華させてしまいます。濱田杏子が歌うさびパートは爽やかに、ヴォーカルにエフェクトをかけて、幻想的に聞かせてくれます。 ram jam worldにとっては、革新的な1曲だ。

5. 孤動

lyrics:濱田杏子 music:朝本浩文 arranged and programing by 朝本浩文

ゆったりと深い音をバックに展開するミディアムチューン。切ない要素もあって、緊迫感もあって、かなりかっこいいナンバー。 アルバムの世界観も見事に表れてます。ただヴォーカルがドラムンベースビートに食われてしまっているようなきがするな。

6. 響命 ~イノチノオト~

lyrics:濱田杏子 music:朝本浩文 arranged and programing by 朝本浩文

R&Cにレオード会社を移籍して、濱田杏子と朝本浩文の2人体制で聞かせてくれるシングルナンバー。 ループするメロディのクールな音と、濱田杏子の無機的かつ鋭さのあるヴォーカルが、キリッとさせる。 ドラムンベースビートは、相変わらず強力だけれども、弾ける音がかっこいいね。メロディラインも歌モノな仕上がりでかっこいいです。

7. 響命 ~イノチノオト~ (all back on mix)

remixed by Total Science (C.I.A. Records)

Total Scienceによるリミックス。ドラムンベスビートをさらに磨きをかけて、荒々しく聞かせてくれます。 オリジナルの音も切り込んで投入してくるように。かなり濃い仕上がりになっています。やっぱりビートメインのトラックになったね。

8. 夜想 (PNTGN RMX)

remix and additional production by PENTAGON

PENTAGONによるリミックス。ドラムンベースビートを展開させて、 かなりアグレッシヴなモードを放ってきました。むしろ、ジャングルビートな雰囲気だね。濃いです。

5th Album『UTA TO OTO』● '03/7/23 release

ram jam world、久しぶりの作品は、前作「夜想」から約1年半。今回は、歌と音に特化して、その名も「UTA TO OTO」。 強力なドラムンベースはそのままに、音の深さや濱田杏子のヴォーカルのうまさがより一層引き立っています。 特に歌もののオープニングナンバー「優しい風」は、珍しくバンドサウンドで、生音のram jam worldをお届け。 新鮮かつ大胆に聞かせてくれます。そして、ムードあるナンバーもあったりで、より表現力が広がったアルバムになりました。 一方、「OTO」の方は、これでもかと言わんばかりに、ドラムンベースを聞かせてくれます。もちろん強力だったり、しなやかだったり。 ざっくばらんな方法で、聞かせてくれますね。そして、この作品が、彼らにとって最後になってしまったのが残念です。

1-1. Intro.

written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

イントロダクション。雑踏のようなSEで、さらっと次へと繋ぐ小曲。

1ー2. 優しい風

作詞:西尾佐栄子 作曲:朝本浩文 written, produced and composed by Hirofumi Asamoto strings arranged by Tomohiko Gondoh

アコースティックテイストで聞かせる、実質的なアルバムのオープニングチューン。 バンドサウンドを聞かせるram jam worldが新鮮に映えますね。ドラムは屋敷豪太、ギターは窪田晴男。 さらにストリングスで権藤智彦が参加するなど、豪華な面々が揃っています。それに負けじと、濱田杏子の堂々とした歌いっぷりもいいね。

1ー3. 夜明けのストレンジャー

作詞:武藤サツキ (Small Circle Of Friends) 作曲:朝本浩文 written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

アンビエントなテイストと、アグレッシヴな人が絡み合うドラムンベースチューン。 その中を優雅に歌う濱田杏子のヴォーカルが響き渡るんだけれども、伸びやかで心地よさが伝わってきますね。

1ー4. そばにいて

作詞:濱田杏子 作曲:朝本浩文 written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

ギターの音がどこかサウダージなテイストで気持ちを心地よくさせてくれます。 フルートのような音も、ボッサな雰囲気を出しておしゃれですね。ボッサドラムンベースでさらにおしゃれに磨きのかかったram jam worldです。

1ー5. Interlude

written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

いかにもサンバな音を投入。軽快な音を鳴らしては、次曲へと繋ぐ。

1ー6. 逃避行/somewhere

作詞:西尾佐栄子 作曲:朝本浩文 written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

イントロからムードたっぷり。歌が始まると、淡々としたビートと躍動感のあるヴォーカルが織りなすドラムンベースナンバー。 音づかいがラテン要素を感じさせると同時に、濱田杏子のヴォーカルも力強さがあふれ出ています。

1ー7. No Room For Squares

作詞:松崎ナオ 作曲:朝本浩文 written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

忍び寄るような音。このベースが実はTOKIEだったり、妖しさを出す歌詞が松崎ナオだったり、 面白いコラボレーションを聞かせてくれます。1番のサビ終わりからドラムンベースビートも入ってきて、 ram jam worldの本領発揮です。クールで妖しく引き込む1曲です。

1ー8. Reborn

作詞:サヨコ 作曲:朝本浩文 written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

ギターの音に濱田杏子のヴォーカルが乗っては疾走感を生み出すナンバー。 ドラムンベースのビートも軽さを出して始まり、拍車をかけるように展開。 そして、深い音も加わって、かなりアグレッシヴに変身。これぞram jam worldの音だよね。 クールでかっこいいです。作詞がサヨコというのも、興味がわくね。

1ー9. 優しい風 -D'N'B MIX-

written, produced and composed by Hirofumi Asamoto strings arranged by Tomohiko Gondoh

じっくりと聞かせてくれたミディアムチューンを、 がっつりのドラムンベースにリミックス。濱田杏子のヴォーカルが引き立つトラックで、そこまでごちゃごちゃしないから、聴きやすい仕上がりですね。

2-1. Far East Vibes

written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

忍び寄る音に深さを感じるトラック。そして、畳み掛けてくるドラムンベースがクールに展開。 疾走感と心地よさが交差してゆく。うねりをあげるグルーヴに身を委ねては、深く深く沈んでゆく。

2ー2. Emergency Call

written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

緊急コールのごとく、緊迫感の出たドラムンベースチューン。 挿入されるコーラスも一緒になって、頭の中を駆け巡る。アグレッシヴな展開をしてノックアウト。

2ー3. Stompie

written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

ぴこぴこ音を繰り出した後は、軽やかな高速ドラムンベースビートが入ってくる。 またこれがヘビィで、ディープで、より一層緊迫感を生むんだ。

2ー4. Hot Summer Night

written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

スティールドラムのような南国テイストの音を加えて、ドラムンベースも入ってくると、なんだか心地良さが出てくるね。 気候的暑さと、曲の持つ熱さが見事に融合する。

2ー5. Tear Drops

written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

涙がこぼれ落ちるかのように、しっとりとしたSEを添えたドラムンベース 深いんだけれども、アンビエントなテイストもあって、心地よさを出していますね。

2ー6. Chicken Race

written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

とにかく、これでもかと言わんばかりに高速ビートが押し寄せてきて、 あっと言わせる。まさしくレースな展開をする1曲だね。 勝負を仕掛けてくるかのように、熱い勢いが伝わってきます。

2ー7. Reborn -Dubby Dub Pass-

written, produced and composed by Hirofumi Asamoto

UTAサイドのM-8「Reborn」のリミックス。アグレッシヴなビートそのまま、少々幻想的な雰囲気を加えて、 どっぷりドラムンベースのビートが展開。見事にOTOサイドのトラックな仕上がりです。

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