album
●1st Album『Stone Cafe』● '16/4/22 release
この人はもう、母親フェイ・ウォンが有名すぎて、かなりの壁が立ち憚っているね。そんな気もするけれども、もろともせずに、自身の言葉で放ってきます。 ということで、Leah Douのデビューアルバムは、まさしく言葉のも鉄力を全て詰め込んだ、才能が光る1枚。 本人が作詞・作曲ならびに演奏にもギターやベースなどを操り、とっても器用な面を見せてきます。 トラックの方も、アングラだったり、爽やかだったり、色々と聞かせてくれます。そして、全編英語詞というところも、インターナショナルな部分を見ているということで、 この先、大きく化ける予感も感じさせる1枚です。
1. My Days
Produced & Arranged by Heather Porcaro, Alex Dixon & Leah Dou Writer:Leah Dou
ファンクなビートがドシドシと押し寄せるナンバー。 クールかつダークで、ワクワクさせてくれる。湿った感じのギターで展開。でもって、サビでは一気にメジャーコードに変身して、 明るく光が差して来る。なかなか面白さのある曲だね。
2. Bitter Sweet
Produced & Arranged by Leah Dou & The Invisible Men Writer:The Invisible Men / Shave, Jonathan Christopher / Leah Dou
ブレイクビーツにアナログノイズをちりばめて、これまた渋いね。 ゆったりテンポでHey What's up?な感じのナンバー。ぎゅっと音をぶつけて来るようなナンバーです。
3. Waiting On Gregory
Produced & Arranged by Heather Porcaro, Alex Dixon, Leah Dou Writer:Leah Dou
不思議なコーラスを頭に配して、展開するアグレッシヴなアップチューン。 ドカドカドラムと鋭さのあるヴォーカルがいい感じに交わる。サビの絶妙なメロディラインがまた、ツボだね。
4. Lola
Bitter Sweet
Produced & Arranged by Leah Dou & The Invisible Men Writer:The Invisible Men / Shave, Jonathan Christopher / Leah Dou
ゆったりグルーヴィーで、淡々としたヴォーカルで聞かせてくれるアングラチューン。 どっぷりと、深い海に沈み込むような奇妙な世界が展開する。
5. The Way
Produced & Arranged by Heather Porcaro, Alex Dixon & Leah Dou Writer:Heather Porcaro & Leah Dou
滑らかな音使いでさらりと歌い上げるミディアムチューン。 軽快な展開。ヴォーカルも伸び伸びしていて、心地よく、スムースに流れてゆく。
6. Explosions
Produced & Arranged by Leah Dou & The Invisible Men Writer:The Invisible Men / Shave, Jonathan Christopher / Leah Dou
エフェクトをかけたヴォーカルから始まり、サビに差し掛かると、がっつりロックな音をぶつけてきては、 鮮やかかつ大胆に聞かせてくれるロッカバラード。静と動を感じさせる展開は、まさしく爆発的感情。
7. Drive
Produced & Arranged by Heather Porcaro, Alex Dixon & Leah Dou Writer:Leah Dou
のっしり、のったり。なんだか、不思議なスローテンポの楽曲は、どっぷりどっぷりと展開。 とにかく渋さが光る、ミディアムスローのロックナンバー。 かっこいいね。
8. River Run
Produced & Arranged by Leah Dou & The Invisible Men Writer:The Invisible Men / Shave, Jonathan Christopher / Leah Dou
HIP-HOPなリズムに乗せて、華麗に歌い上げるナンバー。どっしりビートと、滑らかなヴォーカルが、合間を泳ぐように。 心地よさが漂ってきます。
9. May Rain
Produced & Arranged by Leah Dou & The Invisible Men Writer:The Invisible Men / Shave, Jonathan Christopher / Leah Dou
イントロからギターの音が爽やかに展開。こんなに軽やかな音に乗せて、 Mayとの別れを歌う曲なんです。全ての音とヴォーカルが瑞々しくて、とっても心地よいね。なかなかいい曲。
10. Chimes
Produced & Arranged by Leah Dou & The Invisible Men Writer:The Invisible Men / Shave, Jonathan Christopher / Leah Dou
淡々としているのに、どこか躍動感もあって、生を感じさせるミディアムトラック。 さらにビートが加わって、ドカドカドシドシと音が流れてゆく様が、かっこいいね。心地よくもあり、不思議な雰囲気が漂います。
Secret Track.
これまた、自由気ままなスタイルだね。アコースティック感溢れるミディアムロックチューン。 テンポが変わって、ジャジーな雰囲気も出して来る。類い稀な才能がとことん溢れ出ているトラックだね。