album
●1st Album『globe』● '96/3/31 release
小室哲哉自身が参加しているユニット、globeの初のアルバム。これがまた、時代を象徴するかのようなTKダンストラックが盛りだくさん。
5枚もシングルを収録していながらも、きちんとアルバム全体で勝負している感じが伝わってきます。
特に、後半2曲のバラードなんか、やられますよ。全12曲といいながらも、イントロとアウトロがあるので、コンパクトな全10曲と考えてもいでしょう。
名刺代わりのアルバム、これぞglobe。このアルバムが300万枚を超えたわけだから、やはり小室哲哉の力を感じる。いくらタイアップ時代だからといえども、やはりこれほどまでの力を持っていたのはglobeだからこそかもね。ちなみに、初回版は特殊パッケージでした。
1. GIVE YOU
MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
Feel Like danceのピアノバージョンです。いわゆる次曲へのつなぎ。コーラスはかっこ良くて○。
2. Feel Like dance
WORDS:TETSUYA KOMURO RAP WORDS:MARC MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
ちょっとテクノよりのダンスポップチューン。そういえば、このころのマークのラップはまだすべて英語だったなぁ。小室氏も歌ってます。
デビューと同時に大ヒットになった小室全盛期。絶対歌詞は手抜きだと思うんだけど~。なんか変だもん、絶対に。
3. GONNA BE ALRIGHT
WORDS:TETSUYA KOMURO RAP WORDS:MARC MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
イントロからバラードだと思いきや一転してポップな曲になっちゃった。
でKEIKOがラップを披露。新鮮です。途中でゆっくりになり再びテンポアップする部分がおもしろい。
4. DEPARTURES (ALBUM MIX)
WORDS:TETSUYA KOMURO RAP WORDS:MARC MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
言わずと知れた大ヒット曲。ダブルミリオンを超えた彼ら最大のヒット曲でもあります。
とにかく叙情的で季節柄せつない曲に聞こえます。いきなりサビから入るシングルテイクよりもアルバムテイクの方が好ましい。マークのラップもこの曲では許せる。
5. Regret of the Day
WORDS:TETSUYA KOMURO RAP WORDS:MARC MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
明るいダンスポップチューン。そこにギターが絡んでこれぞTKサウンド。
マークのラップをフューチャーしてフェイドアウトで終わって行く。新しい試み。
6. Joy to the love (globe)
WORDS:TETSUYA KOMURO RAP WORDS:MARC MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
はっきり言って詞、訳わからん。曲はジャングルテイストのポップチューン。最後でギターがかっこよく締めてくれます。
ところでず~っと疑問にい思っていたんだけどタイトルの(globe)の存在理由は何?
7. SWEET PAIN (NEW VERSION)
WORDS:TETSUYA KOMURO RAP WORDS:MARC MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
宇宙か、はたまた未来か?そんな感じのイントロ。曲の方はテクノポップ。
アルバムテイクではシングルよりもギターが強調されています。マークのラップの後の歌は小室氏?それともマーク?どっちにしろねちっこい。
8. Always Together
WORDS:TETSUYA KOMURO RAP WORDS:MARC MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
バラードナンバー。サビがとってもgoodです。コーラスワークが冴えている。
後半は転調し、KEIKOの高いボーカルが本領発揮。改めて感心してしまいます。すごい!
9. Precious Memories
WORDS:TETSUYA KOMURO RAP WORDS:MARC MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
打ち込みを一切使わずピアノとキーボードだけで曲を構成。
このバラードは何かを思い出させてくれるような懐かしい感じがします。後半今度は転調×2。
10. FREEDOM (NO EDIT)
WORDS:TETSUYA KOMURO RAP WORDS:MARC MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
この曲、好きだなぁ。特にサビの勢いが。っていうかサビだけの歌と思っていいです。
マークがはじめてラップに日本語を使用したナンバー。間奏のキーボードの音階がまたgood。
シングルテイクよりも長いです。間奏は、はっきり言ってこの曲のよさ、疾走感を損なわせます。シングルテイクの潔さがよいよい。
11. MUSIC TAKES ME HIGHER
WORDS:TETSUYA KOMURO RAP WORDS:MARC MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
全て英語詞。マークの本領発揮です。でも曲全体を見ると面白味が欠ける。
12. LIGHTS OUT
MUSIC:TETSUYA KOMURO ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
TK氏によるピアノインスト。アルバムの締めとしては最適です。が、なんか、trfのアルバムにも同じような曲があったよなぁ。
●2nd Album『FACES PLACES』● '97/3/12 release
globe、1年ぶりの2枚目オリジナルアルバム。前作から一転、結構ダークかつアングラ的なアプローチでglobeとしての魅力を出しています。
だいたい、ジャケットの時点で妖しいよ、紫だし。さてさて、中身は5曲のシングルを筆頭に、意外とキャッチーな仕上がりのある曲やリミックスなどを収録。
色々なタイプの曲がありながらも、globe三者の役割がきちんと別れて聞かせてくれるアルバムとなっています。
1. overdose
PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
ピアノのイントロから加速する、まさに今からこのアルバムが始まろうとしている。デジタルサウンドとピアノが絡み解き放つ。
2. DEGNERATE
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
全編英語詞。デジタルポップサウンドでKEIKOのヴォーカルがとっても伸びやか。
それにMARCのラップがのっかて来る。やっぱMARCのラップは英語じゃないと。
3. FACES PLACES
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
よーく聴いたら6:30もあった、この曲。軸はアコースティックで途中からはデジタルロックへと変貌する。
そこで響き渡るKEIKOのヴォーカルが圧巻。誰もかないやしないよ。アルバムのタイトルチューンとだけあって本気です。
歌詞に出てくる年代がちょっと意味深ですな。この曲でのMARCのラップはやっぱり気持ち悪い。
4. Is this love
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
彼らにとって初のノンタイアップ。だからって別にねぇ・・・。
軽いテイストの打ち込みを使ったバラードナンバー。KEIKOの高音ヴォーカルが響き渡る。
若干シングルテイクとはアレンジが異なってます。が、あまり気がつきにくい。多分アルバムテイクのほうが重く感じる。
5. So far away from home (Beautiful Journey)
WRITTEN BY MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
モータウンというかカントリーというか、青空の下が似合うポップなナンバー。
今回、MARCが単独で作詞しているからかな、のびのび歌っているように感じる。っていうか、もうMARCの歌になってる。
6. a temporary girl
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
ちょっと異国感を漂わせるナンバー。打ち込みもガムランっぽくて怪しげ。歌が入るとポップ感が前面に出てくる。
それが上手く融合されて面白い。
7. Because I LOVE the NIGHT
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
ギターロックチューン。イントロの車のエンジン音がはいっており面白い。
Bメロでまずポップでキャッチー。サビでさらにポップでキャッチー。もう言うことなし。勢いです。珍しく3:30と短いしね。
8. Anytime smokin' cigarette
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
と思っていたらこっちは7:30。イントロが長い長い。ためにためて1:20。ミディアムテンポのロックチューン。
Aメロは静かだけどだんだん後半に連れて盛り上がってくる。KEIKOも感情が高ぶっている感じ。
後にシングルカットされましたが、何故?この曲、ASAYANで昔、平家みちよがオーディションで歌っていました。なんか覚えてる。
9. Watch the movie?
PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
インストナンバー。アコースティックとデジタルの中間に位置するようなサウンドでまるで闇夜の都会。
物寂しくもあり、何かに追われている感じもしってな感じ。
10. a picture on my mind
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
随分とまたブルージーロック。詞の内容はこの時流行っていた“プリクラ”を小室氏なりに解釈したもの。
バックのギターのうねりがとってもいい感じ。前曲のインストからの流れを上手く組んでいてGood。
11. FACE
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
8枚目のシングルはダブルタイアップ。アコースティックを軸としてエレキギターがバックアップしている。
ただ、サビがね。バックコーラスがヴォーカルにかぶりすぎてるような感じがする。もう少し押さえたほうがよかったのでは?
途中のヴォーカルを歪ませたエフェクトは絶対失敗。
シングルテイクのほうが好きです。アコースティックと打ち込みの融合。サビもヴォーカルが前面に出ていてよいよい。
12. Can't Stop Fallin' in Love
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
イントロなしでピアノをバックに始まる。2番からはボッサテイストを加えて。ちょっとした“アコースティック Mix”みたい。
ちなみにジャケットが話題になりました。何がどう写っているのか?ってね。
シングルテイクでは打ち込み重視。ポップ感が出ています。にしても、踊る君を見て恋が始まるんでしょうか。なんか、おかしいよ。
13. can't stop PIANO SOLO
PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
小室氏のピアノオンリーのインスト。曲の良さを出したいのか、はたまた単なる自己満か。なんか弾きながら酔いしれている。
14. FACES PLACES (REMIX)
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
グツグツと煮えているようなリミックスに仕上がっています。
いわゆるデジタル・ロック。なんだけれどもアングラな感じになりすぎかな?ボーカルのループが気になる。
●3rd Album『Love again』● '98/3/31 release
突然リリースされたような感じのする3枚目のオリジナルアルバム。
サウンド的にはちょっとロック色の強い仕上がり、どちらかというと生音志向に走ったアルバムで、かなりかっこよい仕上がりに。
ただ、「Love again」は、再びデビュー曲的要素の近い打ち込みナンバーですがね。シングル曲が2曲と「You are the one」のカバーを含む全13曲。
まだまだglobeの勢いは止まらない。
1. before dark
PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
インスト。ピアノでタイトルを表現しています。しっとりと。
2. UNDER Your Sky
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
イントロ無しの歌入り。ギターバックのA・Bメロに打ち込みのサビ。
このサビが結構キャッチーで好きです。ポップな仕上がりだしマニアックになっていないところが良い。やっぱりリズムが良いですね、この曲は。
3. Love again
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
ちょっと初期の頃を思わせるような曲のアルバムタイトルチューン。
テクノとまではいかないがスピーディーな打ち込みでメロディアスな曲になっている。疾走感がなんともいえないね。
MARCのラップがまた癖があってねぇ、ちょっと・・・。
4. You are the one
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
チャリティーCD「こねっと」の楽曲をセルフカバー。バックの叫び声みたいなのが嫌。
MARCも普通に歌えばいいのに・・・。でもこれがMARCなのか。全体的にオリジナルよりも濃い感じがする。
最後はお決まりのように転調、転調。でも難なく歌うKEIKOはさすがです。TKも久々歌っております。
5. Nothing ever makes me happy
WRITTEN BY MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
MARCの歌からクロスフェイドしてKEIKOの歌へ。これがまた高度なテクニック。さすがTK。
ミディアムテンポのロッカバラードナンバー。結構メロディアスだし、詞も切なくていい曲。
6. two keys
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
なんかアンビエントなサウンドにギターが絡んでくる。
ドラム・ベースなどの低音パートや打ち込みが後から入ってくるから前半はちょっと曲的にさびしいかな。後半はドラムンベースになっていたりする。
7. I'm bad
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
約6:30と久々に長い曲。しかもMARCが歌っている。濃いです。
ミディアムテンポのロックナンバー。途中KEIKOのコーラスがMARCの歌といい掛け合いになっています。
8. Waching everything
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
いわゆるデジタルロックナンバー。Bメロといいサビといいキャッチーなメロディーです。
が、その裏でメッセージ性の強い作品になっております。感情の入ったKEIKOの歌い方にも注目ですね。
9. I'm still alone
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
これがまた名バラード!前半はピアノをバックにしっとりとKEIKOが歌い挙げる。
後半はロッカバラードに。おまけに転調転調。高音がいかされている。タイトルどおりに切なさを感じる。
10. Open Wide
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
ミディアムテンポの曲。はじめの方のヴォコーダーがインパクトあり。
だけど本編はいたって普通な感じがして、このアルバムの中では印象薄い曲になってる。
11. Wanderin' Destiny
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
大ヒットSingleです。ドラマの世界観を意識してか、なかなか不思議な空間を保った曲になっている。
特に曲の構成が今までになかった感じの流れ。サウンドはデジタルロックを基調としたもので、マイナー調がまた響き渡って良い曲に仕上がったわけですね。
無表記だけれども一応Album Version。シングルテイクよりかは若干低音が強調され、音もクリアになっている。
12. creatures
WRITTEN BY TETSUYA KOMURO & MARC PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
デジタルポップな曲で詞は全編英語。どちらかといえば1stの頃のデジタルビートを扱った感じがしますね。MARCの本領発揮。
13. end of 3rd element
PRODUCED,COMPOSED & ARRANGED BY TETSUYA KOMURO
TK自己満足のピアノ・インスト。ピアノOnlyってところがTKですね。艶めかしく、そしてしなやかに奏でています。
●4th Album『Relation』● '99/12/9 release
globe4枚目のオリジナルアルバム。前作から1年も経っていないのに、ハイペースな活動で聞かせてくれる。
なんでも前作アルバムではシングル曲が少なかったことから、今回の4連続シングルリリースの活動に至ったとか。
しかも、そのシングル全曲を収録し、しかもリミックスを施しています。小室哲哉のやる気を感じられる作品。
かなりデジタルとロックの混合作品が多く締めていますね。この頃のサウンドアプローチがよく表れています。
1. letting out a deep breath
Written by MARC Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
オープニングからやけにスリリングなイントロでびっくり。
何かが始まる予感とでも言いましょうか。にしても1分半を超えるイントロ・・・さすがTK。
マイナー調だったイントロが歌に入ってだんだんとポップに変身して行く、初期のglobeらしいサウンドアプローチ。
ちょっとしたテクノポップにギターやキーボードが絡む。打ち込みははずせない小室サウンドの王道かな。
2. across the street,cross the river
Written by MARC Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
イントロはやけに静かでゆったりと。でもだんだんとテンポアップして大胆なデジロックチューンに変身。
そして、この歌を駆け抜け、再びアウトロでゆったりとテンポを落とす。メリハリの効いた曲。メイン部分はとにかくかっこいい。
3. wanna Be A Dreammaker
Written by TK & MARC Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
連続リリースの第1弾はグラムロック的なデジタルロックナンバー。
妖しい雰囲気の中、疾走感が漂いとってもスリリングに展開。サビ直前のシャウトが何とも言えないくらいに圧倒される。
ただ、この曲をCMソングとして使うのはどうなんだろう。無理あるんじゃないですか?日石さん。
シングルテイクの方がアルバムテイクよりも音が軽いです。アレンジの違いがはっきりと分かる。
最後もシングルのほうはF.O.だけどアルバムではギターが響き渡る。
4. creamy day
Written by MARC Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
MARCのフランス語ラップから始まるバラードナンバー。ピアノをバックにしっとりと歌い上げるKEIKO。
でも全体的にあまり際立っていないから捨て駒みたいに聞こえてしまう。盛り上がりがないんだよね。
5. Sa Yo Na Ra
Written by TK & MARC Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
連続リリースの第2弾は熱いロッカバラード。これまでのglobeの楽曲の中で一番バンドに近い形態のサウンド。
一つ一つの音がしっかりと確立されていて際立って聞こえる。激しさの中に切なさが漂うKEIKOのヴォーカルに注目。
断然アルバムテイクのほうが重圧にリマスタリングされて、よりロックしている。シングルテイクのほうは軽く、ラフに聞こえてしまうくらいだ。
6. sweet heart
Written by TK & MARC Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
久々にジャングル/ドラムンベースのアップテンポな曲で攻めてきた連続リリース第三弾。
マークの気持ちの悪いラップが炸裂。困ったもんだ、乗っけから。
一転してサビでは超ポップ。最後にF.O.で終わらせるのがもったいない。アルバムテイクは激しいよ。
結果的に連続リリースの中で一番売れなかった曲。ここらあたりからあきられてきましたね、globe。
7. like a snow kiss
Written by KEIKO Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
KEIKO、初の単独詞。アコースティック感が優しく包み込むバラードナンバー。
時期が時期だけに詞・曲ともに冬の情景がうかがえる。温かさもあります。
8. calls from the public
Written by MARC Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
バンドアレンジのミディアムテンポナンバー。主にマークが歌っている。
でもAメロでヴォーカルにエフェクトかけているからやっぱり聴き難い。そこにサビでKEIKOのヴォーカルが入り中和してくれる。
メロディー的にはイイ曲。ドラマティックで壮大。KEIKOに歌って欲しい気もする。
9. Relation
Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
マーチング見たいにリズミカル。打ち込み具合が心地よいインストナンバー。キーボードや電子音で不思議な空間を作り上げている。
この曲をタイトルチューンにした意味を模索している感じ。なんか「ファイアーエムブレム」を想像しちゃうんだけど。
10. Perfume of love
Written by TK & MARC Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
連続リリースの締めをくくるナンバーは打ち込みとロックの融合したバラード。この曲もまた熱い。曲の流れもまたおもしろい。
サビとサビの間にメロが入るところとか。そう考えるとAメロの存在が薄くなる。シングルテイクとアルバムテイクでは若干のアレンジの差があります。
が、深くは違くないので。ま、連続リリースの締めとしての役割は果たしましたね。
11. illusion
Written by KEIKO Composed,arranged & performed by tetsuya Komuro
アルバムの締めはKEIKO作詞のバラードナンバー。A・Bメロはしっとりと、サビからバーンと厚いサウンドに。
そして最後のサビの畳み掛けるような勢いがすごい。これまた泣きのメロディーで感動ですよ。
連続リリースもさることながら手抜きの見られないアルバムを見事に締めてくれました。
●Remix Album『FIRST REPRODUCTS』● '99/3/31 release
globe初のリミックスアルバム。といっても、ライブトラックも収録した変則盤。
ライブは、レコーディング風景をはがきで応募して抽選で選ばれた人が見ていて話題となりました。でも、たった3曲しか収録されていない。
だったら、リミックス盤とライブ盤という2枚組みとかにすればよかったんじゃないかな。
しかも、この時点でのNew Single「MISS YOUR BODY」がそのまま突っ込まれている。何の変化もないのがつまらない。
う~ん、リミックスに関しては面白すぎるんだけれど、あまり満足の行く1枚じゃないね。
1. Sa Yo Na Ra -Junior's global mix
Remix & post production by Junior Vasquez Remix production by Gomi
さすがJunior Vasquez&Gomi。この見事なハウス/クラブリミックス。ただ曲を伸ばしているからマークのラップ部分がさらに気持ち悪くなっている。
マイナーアレンジになったことでちょっと変な感じに聴こえる。
2. Perfume of love -Junior's club mix
Remix & post production by Junior Vasquez & Gomi Remix production by Gomi
こちらもJunior Vasquez&Gomi。もうお手上げの見事なハウス/クラブリミックス。
なんかM-1同様に曲を伸ばしているのでマークのラップが気持ち悪い。こっちのリミックスは曲をそこまで壊していなく聴きやすいです。リズムも良質のリミックス。
3. Feel Like dance -below the belt remix
Mixed & remixed by Eddie Delena Remix Production by Gary Adante & Rob Arbittier for Noisy Neighbors Productions
こちらはクラブ風のリミックスに。マークのラップが終わったのでいざサビにはいるかと思いきや伸ばしに伸ばし、またリズムトラックに。やらしいな。
中間ではデジタル感を増す。しかしいざサビになるとこれがまたいいんだな。リミックスの特権を生かしつつもオリジナルの成分を残しています。
4. So far away from home (Beautiful Journey) -nomad remix
Mixed & remixed by Eddie Delena Remix Production by gary Adante & Rob Arbittier for Noisy Neighbors Productions
まーた、微妙な曲を選択したものだ。なんかリミキサーの色が出たアングラ系のデジタルリミックス。
グツグツしたサウンドがいい感じにさせてくれる。ま、これはこれでありだね。
5. MISS YOUR BODY -studio tracks
Written by KEIKO & MARC Composed,arranged & performed by TETSUYA KOMURO
今までのglobeにはなかったglobe流のR&Bナンバー。
打ち込みは相変わらずだけどKEIKOの歌い方が抑え目になって、囁くように歌っており、曲を引き立てている。
ただマークのラップ詞は日本語なのに英語表記がうざい。っつーか、アルバムのリードトラックならばなぜライブトラックをこのアルバムに収録しなかったんだ?
6. FACES PLACES - live version
Written by TETSUYA KOMURO & MARC Composed & arranged by Tetsuya Komuro
ライブトラック。サックスがいい予感をさせてくれる。どちらかといえばアコースティックバージョンに近い感じでラフ。
そしてサビでのKEIKOの高音ヴォーカルは顕在。途中キー下がっているのが気になりますが。
7. DEPARTURES -fallen angel remix
Mixed & remixed by Eddie Delena Remix Production by gary Adante & Rob Arbittier for Noisy Neighbors Productions
再びリミックスチューン。ダーク且つアングラに変身したヒット曲。
ただアングラ感が強すぎるのか、それともただ単に期待しすぎたのかサビの部分、どーもしっくり来ない。
逃げというかリズムトラックでごまかしている感じがする。
8. Is this love -method of madness remix
Mixed & remixed by Eddie Delena Remix Production by gary Adante & Rob Arbittier for Noisy Neighbors Productions
引き続きアングラ系リミックス。サビの部分がじわじわと伝わってくる。
でもこの曲もしっくり来ないね。ちょっとやっつけ感がする。
9. Joy to the love -live version
Written by TETSUYA KOMURO Rap Words by MARC Composed & arranged by Tetsuya Komuro
いやぁ、こんなアレンジになるんだなぁ、と感心してしまうライブトラック。
アコースティック出だしのKEIKOのヴォーカルのかすれはちょっと残念だな。全体のヴォーカルもちょっと苦しそう。
キーを少し下げた方が良かったかもね。
10. Anytime smokin' cigarette -live version
Written by TETSUYA KOMURO & MARC Composed & arranged TETSUYA KOMURO
オリジナルさながらバンドサウンドとして熱くロックしています。
やっぱこの曲、いいね。熱情的というか、ストレートにロックしているからグローブの楽曲の中では異質の部類なんだよね。
にしtもライブトラックが3曲しか入っていないのは残念だな。なんのために公開レコーディングをしたんだ、小室。
●Best&New Album『CRUISE RECORD 1995-2000』● '99/9/22 release
今までにリリースしたシングルをすべて網羅した2枚組みのBEST&NEWアルバム。
やはり全シングルを収録しているせいもあってかダブルミリオンを突破。だが、ここで問題なのは新曲のほう。そのほとんどが繋ぎやインストナンバー。
なんかやっつけてきというか。しかもほとんどがdisc-2に。これはどうだろうか。もうちょっと曲順を考えてくれ。
1-1. Overseas Call
Composed,arranged & performed by Tetsuya komuro
深海をイメージしたようなエフェクトからブレイクビーツと電話のプッシュボタン、コーリング、会話。
なんかとっても怪しげなオープニングです。
1-11. TIME without tears
Composed,arranged & performed by Tetsuya Komuro Written by MARC
新曲のうちの1曲。独特の雰囲気を放つミディアムテンポのナンバー。
打ち込みを基調に途中にギターが絡んでくる静と動が絡み合う曲。でもどこがサビなの?
2-1. “2”
Composed,arranged & performed by Tetsuya komuro
ギターを絡め、ちょっとR&B/HIP-HOPテイストな2枚目のオープニング。ずいぶんと軽い。
2-3.RUN AWAY FROM THE NIGHT
Written by TETSUYA KOMURO & MARC Composed & arranged TETSUYA KOMURO
落ち着きのあるミディアムテンポのバラード。打ち込みを使用しているけれど、軽く抑え目。
ギターやピアノの音のほうが前に出ている。以前にもこんな曲が合ったような・・・。
2-4. Piano solo
Composed,arranged & performed by Tetsuya komuro
3分半のTK自己満ワールド。静かに、そしてしっとりと奏でるピアノ。途中山もあるがまた落ち着く。
2-7. millennium waves
Composed,arranged & performed by Tetsuya komuro
ドラムンベース/ジャングルを彷彿とさせるサウンド。いわゆるデジタルの波ですか。
最初のほうは音が小さく次第に攻め込んでくる感じで音が大きくなってくる。
2-10. interlude
Composed,arranged & performed by Tetsuya komuro
ヴォイスサンプリングで作成されたインタルード。なんか奇妙。あぁ、デジタルだなぁ。
2-11. SHOCK INSIDE MY BRAIN
Written by TETSUYA KOMURO & MARC Composed & arranged TETSUYA KOMURO
マークの歌。KEIKOはバックでヴォコーダーエフェクトかけられている。
ラップで構成された曲。曲はいいんだが歌がなぁ。歌モノにしてくれれば良かったのが本望。
2-15. to be continued 2000 Composed,arranged & perfomed by Tetsuya komuro
再びTKの自己満ワールド。ピアノでしっとりと。なんら次のアルバムとは関係ないしっとりとした曲。
●Remix Album『EURO global』● '00/8/30 release
avexのお家企画「SUOER EUROBEAT」との企画タッグとしてリリースされたglobeのユーロビートリミックスアルバム。
選曲もシングル曲だけでなく、アルバムの収録曲を加えている点で、面白いですね。
まぁ、結論から言うと全編ユーロビートなので、ちょっとせわしないですね。
本当に、王道的なユーロビートに仕上がっているので、かなりあげあげで踊れます。
TKの作り上げるメロディが意外にもユーロビートとの相性がいいし、KEIKOのヴォーカルもマッチしています。
1. Feel Like dance [Traditional Mix]
Remixed by Rizzolo, Fiorillo & Dave Rodgers
デビュー曲がバリバリのユーロビートにリミックス。小室哲哉のパートだけがカットされているのがまたなんとも言えませんな。
本人からの意向かな?オリジナルも結構ダンスポップだから、大きな驚きは無いね。
2. FREEDOM [global Extended Mix]
Remixed by Sergio Dall'Ora & Luca Degami
イントロからユーロビートならではのど派手な展開がこれまた面白い。オリジナルのアップテンポがさらにヒートアップ。
ただ、リミックス名通り、長く感じる。でも、曲自体に攻撃的要素があるのね、かなりアグレッシヴな仕上がりになっています。
3. DEPARTURES [SUNSHINE REMIX]
Remixed by DELTA TEAM
あの名バラードが、バリバリのユーロビートにリミックスされた。結構ギターが効いている。やっぱり印象ががらりと変わります。
4. MUSIC TAKES ME HIGHER [High-Power Mix]
Remixed by Sergio Dall'Ora & Luca Degami
確かにユーロビートに変身してかっこよくなったものの、選曲が微妙ですな。ま、軽快なノリということで。
5. biting her nails [WAKE UP REMIX]
Remixed by DELTA TEAM
これまた選曲が...。しかも、ユーロビートなのか?と思わせるような頭の部分。まぁ、その後は軽快にユーロビートへと変わる。
曲の持ち味でもあるミステリアスな部分が見事に表現されています。
6. Wanderin' Destiny [Eurosenti Mix]
Remixed by Rizzolo, Fiorillo & Dave Rodgers
ドラマティックな名曲が、どんなリミックスに変身を遂げるのやら。と思いきや、結構アグレッシヴに仕掛けてきた。
ただ、曲としての重みがなくなっているんだよなぁ。盛り上がりの並みが平坦になってしまっている。これはちょっとがっかりだ。
7. a temporary girl [Aggressive Mix]
Remixed by DELTA TEAM
この曲もまた、ユーロビートならではの味付けが加えられた。大変身しましたね。アップテンポでド派手になった。
ギターもかなりエッジを効かせて入ってきます。キーがあがってもさらにいい感じですね。
8. FACES PLACES [Aggressive Mix]
Remixed by DELTA TEAM
イントロがちょっとえぐいなぁ。妖しすぎるよ。この曲はオリジナルが迫力あったから、こういうリミックスだとちょっと勢いが衰えるんだよなぁ。
ユーロビートならではのノリで乗り切っている感じがしますが、やっぱり曲の持ち味が生かしきれていないと思います。
サビでのKEIKOの迫力あるヴォーカルが、ちょっと平べったくなっている。
9. wanna Be A Dreammaker [Euro-Power Mix]
Remixed by Rizzolo, Fiorillo & Dave Rodgers
デジロックチューンのヒット曲をユーロビートにリミックス。これはオリジナルと引けを取らないほどガッツリ来ています。
サビ直前のシャウトなんて見事にユーロビートならではの味付けで変身させているね。これはいいね。
10. UNDER Your Sky [global Extended Mix]
Remixed by Sergio Dall'Ora & Luca Degami
これまた、ユーロビートならではのスピード感と、この曲の持ち味でもあるセンチメンタルな雰囲気が組み合わさった。
ただ、一定のアレンジッぽさが伝わってくるね。もう少し変化があってもいいんじゃない?
11. letting out a deep breath [Eurobeat Mix]
Remixed by Rizzolo, Fiorillo & Dave Rodgers
イントロのSEはいらないよ。わけわからない。後の部分は妥当な展開かな。煌びやかな仕上がりのユーロビートとなっております。
12. So far away from home (Beautiful Journey) [Eurobeat Mix]
Remixed by Sergio Dall'Ora & Luca Degami
ユーロビートの派手さが出まくった曲。オリジナルが結構ポップな曲調だったから、さらにポップになった。とにかく派手に仕上がった。
さすがはユーロビート。
13. Love again [Eurobeat Mix]
Remixed by Sergio Dall'Ora & Luca Degami
アップテンポだったシングルナンバーがさらにパワーアップ。これぞユーロビートみたいな勢いを放っています。
曲の持ち味を捨てていなくてよいですな。疾走感もあって、さらにスリリングさを増していて、かっこいいです。
14. FACE [Eurosenti Mix]
Remixed by Rizzolo, Fiorillo & Dave Rodgers
この曲、ユーロビートにするのは意外と難ですね。あまり曲とあっていないような感じを受けますが。妙にマークのパートが会うのは何でだろう?
全体的にユーロビートなのにねちっこく聞こえてきます。KEIKOパートはすごい違和感があるんだよね。う~ん、残念だろう。
●5th Album『outernet』● '01/3/28 release
globe、久々のオリジナルアルバム。リミックスやベストを挟んでリリースされた5枚目は、globeの原点回帰とでも言いましょうか。
初期に見られたようなダンスポップが炸裂し、キャッチーなメロディーを放っています。
もちろんただ単に初期に戻るのではなく、進化しながら昔の選り抜きを行っているわけですね。
またロック色の強いナンバーなどもあったり、木根尚登や葉山たけしなどといった人選も斬新じゃないですか。
ソロナンバーもしっかりとglobeバージョンとして収められています。
あまりぱっとしなかったのは、プロモーション展開がされていなかったからでしょうね。なかなかいいアルバムだと思いますよ。
1. outernet
Written by KEIKO & MARC Composed by Tetsuya Komuro Arranged by Tetsuya Komuro
アルバムのオープニングチューンでもありタイトルチューン。7分を越えるこの曲はトランスとテクノの融合系か、はたまた打ち込み系の進化なのか。
globeの新しいサウンドアプローチとも取れるし、原点回帰のサウンドともいえる。
2. garden
Written by MARC & KEIKO Composed by Tetsuya Komuro Arranged by Tetsuya Komuro
アルバムと同時発売のシングル。このアルバムのいわんとしていることをこの曲が表している。
打ち込み多様のテクノサウンド。トランスの入り口をくぐった感じで、どうもglobeの第2期ともいえるようなサウンドの変化。
ただ、曲の構成が単調だし展開も今一つなんだよね。もう少し山場があった方がいいんじゃないかなぁ。
後半とか音余ってもったいない。シングルの方もc/wがインスト3曲っていうのもねぇ。
3. angel's song
Written by globe Composed by Tetsuya Komuro Arranged by Tetsuya Komuro
イントロの展開、ピアノ音のスリリングさからちょっと期待大。
かっこいい始まり。畳み掛けるようなKEIKOのヴォーカルは攻撃的でこのまま続くと思いきや、サビで一気にリズムが狂う。
あたり一面静かになってしまう展開がもったいない。
4. Throwin' down in the double 0
Composed by Tetsuya Komuro Arranged by Tetsuya Komuro
そんでもってTKのソロ。といっても唄っていないからがっかり。また唄って欲しいんですけれどね。これがまたはっきり言ってつまらない展開。
中途半端なテクノサウンドで所々に波がある。だったら全部全開で行ってもらった方が・・・。
5. like a prayer
Written by Tetsuya Komuro Rap Words by MARC Composed by Tetsuya Komuro Arranged by Tetsuya Komuro
静から動へ。でもずっと1フレーズばっかりだから飽きてくる。
サウンドの方もちょっと微妙な打ち込み具合で。盛り上がるかなぁっていう所で盛り上がらないんだよ。
最後は都会の雑踏のエフェクトで締めです。
シングルテイクの方が打ち込み感が強いし、マークのラップも入っている。この曲、ダブに近いテクノサウンドだよね。
6. とにかく無性に・・・
Written by KEIKO & MARC Composed by Tetsuya Komuro Arranged by Tetsuya Komuro
ガムラン系のイントロ。スリリングなサウンド。ひとまずは打ち込み、ベース音を強めている。
ただ展開が中途半端。アレンジも中途半端に思うときもあるけれど、後半でギターが絡んできて何とか持ち直し。
ちなみにシングルとしては初の日本語タイトル曲。だって「Sa yo na ra」は英語表記だから。
7. THE MAIN LORD
Written by MARC Composed by Tetsuya Komuro Arranged by Cozy Kubo
マークのソロナンバーをglobeバージョンにて収録。ラップ以外の歌部分はKEIKOとのユニゾン。
サウンドの方はドラムンベースを下地としたハードなロックナンバーに。にしてもソロバージョンとがらっと変わった。
オリジナルのソロの方はビッグビートかな。そこまでサウンドの方は濃くないんだけれども、マークのラップが濃いだけ。
途中のヴォーカルにエフェクトかけて細切れするのはやめて欲しい。
8. DON'T LOOK BACK
Written by Tetsuya Komuro Rap Words by MARC Composed by Tetsuya Komuro Arranged by Tetsuya Komuro
この曲がまたglobeにしてはドラマティックな展開を見せる楽曲なんですねぇ。
しっとりとしたイントロから次第に打ち込みに入りテンポアップ。シャウトと共に生音爆発。
ドラムの勢いがまたいい感じ出し、KEIKOのヴォーカルも攻撃的でかっこいい。サビのバックトラックがまたいいんです。
間奏でハレルヤをサンプリングに入れるのがまた・・・な展開だけどね。約9分、中身の濃い楽曲です。
ただ、もったいないのが最後のサビでもう少しKEIKOのヴォーカルが前に出ていたなら良かった。
シングルテイクはどちらかといえば打ち込みメインのサウンド。まだラフな感じもしているが、逆にあっさりしていていいかも。
9. 楽園の嘘
Written by MARC Composed by Tetsuya Komuro Arranged by Takeshi Hayama
ここでインターバル的にミディアムテンポのバラードの登場。KEIKOの詞。でもってアレンジがなんと葉山たけし。
久々にいい曲、てかもうアレンジがいい!
10. another sad song
Written by MARC & KEIKO Composed by Tetsuya Komuro & Naoto Kine Arranged by Tetsuya Komuro
小室&木根による楽曲を葉山がアレンジ。ミディアムテンポのカントリーロック?
ちょいとブルージーなんだけれども、どこかしらつまらない要素が漂う。あともう1歩。
11. soft parade
Written by MARC Composed by Tetsuya Komuro & Naoto Kine Arranged by Takeshi Hayama
随分とロック&カントリーのテイストが強いナンバー。随分と軽いんだけれども濃いんだよね。アコースティックの良さも出ている。
でもglobeの楽曲にしては珍しい位置にあると思う。逆に珍しすぎて影が薄くなるんだよね。
12. on the way to YOU
Written by KEIKO Composed by Tetsuya Komuro Arranged by Cozy Kubo Strings Arranged by Randy Waldman
KEIKOソロナンバーをglobeバージョンにて。ドラマティックなイントロの後にちょっとしちゃ打ち込みを入れ、サビではとにかく切なさが爆発。
生音はともかく何気にギターのアルペジオがいい味を出しているんだ、これがまた。マークのラップ、もう少し押さえた方が・・・。
シングルはソロなのでもちろんマークのラップはなし。こちらはどちらかといえばオーケストラバージョンと言っていいんじゃないでしょうか。
ドラマティックです。それに後半の盛り上がり、ドラムやギターも加わって随分と壮大です。こちらも捨て難い。