album
●1st Album『Wild Ocean』● '04/10/22 ('05/9/28 on Japan) release
アイルランド出身の4人兄妹バンド、The Corrsのプロデュースなどでお馴染みJohn Hughesがキャリア初となる作品をリリース。 今作は、主にインストナンバーで、じっくりと聞かせる。壮大な音の波が広がっては、別世界へと連れて行ってくれるかのようなんだな。 ヴォーカル曲も2曲収録しており、ここではTara Blaiseが美しい声を聞かせている。また、The Chieftainsもゲスト参加しては、異国情緒な風を吹かしています。 もちろん、The Corrsの面々も参加。ヴァイオリンやギター、コーラスなどなど持てる力を使っては、盛り上げてきます。やはりこの雄大なサウンドスケープが物を言うわけですよ。
1. DEO
Written by John Hughes Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
雄大な自然を感じさせるような、アンビエントサウンドに救われるかのようなインストナンバー。 途中からはどっしりと、そしてシンセの音などが厚みを増してくる1曲。そして、Andrea Corrが添えるコーラスにうっとりさせられる。
2. DANCING IN THE WIND
Written by John Hughes and Tara Blaise Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
優しいサウンドは、まさしく風の中で踊るように。でも、強風のような力強さというよりかは、そよ風のような心地よさを届けてくれる。 そして、優雅に舞うTara Blaiseの心地よいヴォーカルに包まれるんだな。
3. THE OPUS TREE
Written by John Hughes Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
大地の息吹を感じさせるようなビートとともに、アイリッシュな音をミックスさせる独特のナンバー。 The Corrsのメンバーも客演で参加しているということで、繊細かつ大胆な音の波が押し寄せてきます。
4. HORIZON
Written by John Hughes Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
始まりの音はポップだったけれども、コーラスを伴っては、大胆に変身。壮大なサウンドスケープを描くインストナンバーにうっとりなんだな。 地平線から上がる太陽、沈む太陽、そんな味わいを醸し出します。
5. BEANNACHT LEAT
Written by John Hughes Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
優しいメロディと優しいギターの音に心を奪われるような1曲。トラディショナルな楽曲ということで、 どこかしら歴史も感じさせるような風情を持ち合わせる。
6. CASA TORRES
Written by John Hughes Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
エスニックで不思議と異国情緒の風をなびかせる1曲。The Chieftainsも客演に参加。 スペイン、アイルランド、アラブを結びつけるような音のつながりを感じさせてくれます。
7. COME AWAY
Written by John Hughes and Tara Blaise Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
ここでもTara Blaiseが参加。どちらかと言えば、ポップな楽曲。心地よく響き渡るギターの音色の暖かさに包み込まれる。 優雅さはやっぱりThe Corrsに通じる部分が出ているね。
8. PRELUDE
Written by John Hughes Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
ギターで聞かせるプレリュード。フォーキーな音色に染み渡るひととき。途中でフルートの音なども入ってきては、優雅さも。
9. LAMENT
Written by John Hughes Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
母親に捧げられた1曲。深い悲しみを癒すかのような優しい音使いで、救われます。 そして、再び平穏な日常が訪れるような、静かなる波が押し寄せる。
10. THE PHOENIX
Written by John Hughes Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
どっぷじっくり。深い音と軽やかな音の融合で、クライマックスを迎えるような展開。不死鳥、鳳凰、フェニックス。 勇しさや華麗さを見事に表現するインストナンバーだ。
11. DREAMTIME
Written by John Hughes Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
アルバムのラストを飾るインストナンバー。まさしく夏のひととき、ドリームタイム。シンセの音がアンビエントな音で包み込んでくる。 じっくりじっくりと染み渡るように、壮大なサウンドスケープは、10分の音の旅へと連れて行ってくれます。
12. SLIPSTREAM
Written by John Hughes Produced by John Hughes Co-Produced by Billy Farrell
力強いビートとシンセのサウンド。そこにヴァイオリンとピアノを加えて、優雅に展開するインストナンバー。心を休ませてくれるような安心する1曲です。