album

●１ｓｔ Ａｌｂｕｍ『DIVERSITY』● ’09/8/5 release

Every Little Thingのギタリスト、伊藤一朗が、まさかまさかのソロ作品を発表。彼のギタリストとしての真髄がここでじっくりと味わうことができます。 どうしても「いっくん」のキャラクターが強いけれども、ELTじゃギターをギュインギュインと鳴らしてはあっという的なテクニックで実は魅了しているんですよ。 そのテクニックはじめ、今回は全て作曲もしていて、伊藤一朗メロディに包み込まれます。 本人が歌っているわけではなく、ゲストヴォーカルを迎えているわけなんですが、その人選がなんとも不思議。 AYUSE KOZUEに上原歩、河口恭吾にアイドリング!!!と、どうしてそうなった。さらに、ニコニコ動画上でオーディションを開催し、グランプリとなったハイジも参加しています。 伊藤一朗というキャラクター、彼のこれまで歩んできたサウンドをベースにしたソロ作品。ミニアルバムサイズながらじっくりと楽しめる1枚です。 初回盤はDVD付きの2枚組。そのオーディションの模様や、ビデオクリップなどを収録しています。

１． Welcome Aboard! 伊藤一朗＆AYUSE KOZUE

作詞：AYUSE KOZUE ＆ JUSME 作曲：伊藤一朗 編曲：中村康就 ＆ 伊藤一朗

この組み合わせ、面白いなぁ。伊藤一朗とAYUSE KOZUEというコンビで聞かせてくれるは、1980年代テイストのエレポップな感じ。 ピコピコガシガシ、そのバックでテクニカルに光る伊藤一朗のギターがいいスパイスとなっている。爽やかなメロディも伊藤本人のもので、キャッチーだね。

２． Eternal Shine 伊藤一朗＆上原歩

作詞：JUSME 作曲：伊藤一朗 編曲：中村康就 ＆ 伊藤一朗

爽やかまったり、AORなテイストで聞かせてくれるミディアムチューン。 上原歩の瑞々しいヴォーカルが心地よい1曲。伊藤一朗のギターの音色も、とっても心地よく流れるように包み込んでくれる。 メロディラインも優しさに溢れているね。ここでも1980年代のような、丁寧な味わいを感じることができる。

３． Re:待つ夜 伊藤一朗＆河口恭吾

作詞：河口京吾 作曲：伊藤一朗 編曲：中村康就 ＆ 伊藤一朗

こちらも随分と大人っぽいナンバーだね。AORよろしくの爽やかミディアムロックチューン。 さらに、ゲストヴォーカルが河口恭吾というのが面白い組み合わせ。リラックスした歌詞と、爽やかメロディ、そしてハイトーンのクリアなヴォーカルで、より心地よく広がる1曲。

４． 少女不安定 伊藤一朗＆アイドリング！！！

作詞：kenko-p 作曲：伊藤一朗 編曲：中村康就 ＆ 伊藤一朗

まさかアイドリングの器用とは、かなりの変化球。サウンドの方は、バリバリなハードロックな方向だね。 ただ、サビに入ると、一気にELTになる。このサビのメロディ、ELTの曲に似ているんだよな。そう、持田香織が作曲した「jump」にね。

５． part of me 伊藤一朗＆ハイジ

作詞：JUSME 作曲：伊藤一朗 編曲：中村康就 ＆ 伊藤一朗

オーディションを開催して、ヴォーカルに起用したのは、ハイジ。 優しいヴォーカルを添えてくれるバラードナンバー。シンプルイズベストな感じで、まろやかに広がる1曲。ストリングスが美しいんだな。

６． Picture Of You (Instrumental) 伊藤一朗

作曲：伊藤一朗 編曲：中村康就

インストナンバー。優しいアコギの音色に酔いしれ、浸って聞かせてくれますね。 伊藤一朗というキャラクター、真面目な部分、そしてヴァラエティ受けするおとぼけ感も温かく伝わってくような感じ。

DVD． “Pictures Of You” Music Video with Guest Vocal ver.

Director：Hiroto Kagami

伊藤一郎がブースでギターを演奏するPV。優しい表情でじっくりと見せてくれます。 そして、今回のアルバムに参加したヴォーカリストのメイキングも挿入。

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