visual
●DVD『VIEW CLIPS ~Memorial Best~』● '02/10/9 release
F.O.V.にとって初めてのビデオクリップ集。 シングル曲を全曲抑えているところがまたいいですね。
これでもかというくらいにF.O.V.のメンバーを見ることが出来ます。 時代が進むに連れて、メンバーたちも成長してきていますね。
アルバムからの曲やメイキングなども含まれており、 たっぷりと味わうことが出来る。充実感たっぷりのお買い得版ですね。
VIDEO CLIP
1. 君がいたから
Director:園田俊郎
白黒映像のビデオクリップで、バンドカラーを打ち出しているのか? しかし、ガツンと2番からはカラーで。しかもどこかの山でのロケみたいだ。
眺めがいいね。 とても爽快です。それと合わせてTVでよくO.A.されていたスタジオの風景も挿入されています。 てっきりこっちの映像しかないと思っていた。
きちんとクリップ作っていたんですね。 浅岡が一人で寝っころがっていたりしていますね。
2. 突然
Director:中村昌代
8mmのトーキーをイントロ前に持ってきている。そして歌はどこかのライブハウスで歌っています。 浅岡、マイク握りすぎ。
映像をぼかして表現することで、どこかしらにレトロな感じがありますね。 ま、難なく、いたってフツーのビデオですかね。
3. Last Good-bye
Director:中村昌代
何?ブラックキャブに乗っているけれど、ブリティッシュサウンドを車で表現? 車の中で歌うのはとてもおかしく映って見える。
バンドは白い部屋で歌っております。 その後は4人で町を出歩く。でも思い切り日本だね。
4. DAN DAN 心魅かれてく
Director:園田俊郎
何だ、この始まりのミニドラマは?随分と青春している映像です。 女子学生がここでは主人公みたいです。
しかも図書館では見つけた本が「FIELD OF VIEW」っていうのが。 開けると本の中でメンバーが歌っています。どういう設定なんですか?
女子学生がその本の中へ入り込んだり、 メンバーが図書館に表れたり。何気に面白かったり。
5. ドキッ
Director:園田俊郎
タイアップを意識してか、空の上の映像から入るとは粋だね。 メンバーは洋館らしき建物の前で演奏したり。
こっちをメインにすればいいのに、サビでは空の上で歌っちゃうんだ。 モロにCG。なんかミスマッチです。
6. Dreams
Director:園田俊郎
季節感たっぷりのイチョウ並木の下で演奏するメンバーたち。 かっこよく決まっています。なんだ?
木を境にメンバーが入れ替わったりとお遊びなんかもあったり。 4人で揃って歩く姿は「愛という名のもとに」みたいだし。
寝ている浅岡の映像を逆回しにしたり、上下反対にする必要はないと思う。
7. この街で君と暮らしたい
Director:佐藤明香
ラフな格好でスタジオセッション。 季節柄、暖かい仕上がりになっております。浅岡、色々といじくりすぎですよ。
まぁ全体的な部分から見ると、特にこれといったものはないですね。
8. 渇いた叫び
Director:佐藤明香
廃校?を使っての撮影。楽器を組み立てて演奏しています。スーツの上着を脱いで、肩の荷を降ろした感じですね。
青をベースにした色で全体を構成していますね。途中にはオフショットみたいなラフな部分も投入されています。
9. めぐる季節を越えて
Director:佐藤明香
カーテンというか布が垂れ下がった部屋で演奏。 このコンセプトはいったい何?しかも星とかぶら下がっていますよ。
まだ布だけなら風で揺れているから曲を表しているんだなぁと思えるけれど・・・。 星・・・。しかも浅岡の1ショットの時、降り注いでいますよ。
これははっきり言って変だ。全体の夕暮れカラーは何気に曲にあっていますね。
10. 君を照らす太陽に
Director:佐藤明香
どこかしら部屋の中で演奏するメンバーたち。 モノクロ映像でかっこよい感じがします。
一人ひとりにスポットが当たっているので、 それぞれの魅力が表れていますね。海のそばで一人たたずむ浅岡がよくわからない。
11. CRASH
Director:佐藤明香
何故ミラーボールからスタート?サウンドとは全然違うのにね。 ステージの上に4人立って演奏。曲さながら力強い姿が見れます。
ライブとスタジオを見事に組み合わせたもの。 赤を基調とした色使いもなかなかだけど、 映像はエディットバージョン。途中の歌が見事にカットされた短い内容です。
12. 青い傘で
Director:佐藤明香
どこかの高い場所に登ったメンバーたち。 風を浴びていますね。カメラに向かってボタンを押すしぐさをすると別の演奏シーンが挿入される。
曲名通りの青い映像。こちらも短いエディットバージョン。
13. Still
Director:大野剛史
なんとイギリスロケのPV。これってあの番組も兼ねて行われたんでしょうね。 基本はライブハウスでのライブ模様から。
チューブに乗ったり、 街へ出て歩き回ったりと自由奔放。白黒の映像がまたかっこいい雰囲気を作るね。
人気のない場所はアルバム撮影に使われた場所でしょうか。本当に寂しい場所ですね。
14. 冬のバラード
Director:大野剛史
浅岡のアップから入るPV。格好からして寒そうなメンバー。表情一つ変えずにクールに決めていますね。 どこかしらの湖畔での撮影。
湖の上に立っていたりもしています。歌う場面や演奏場面があまりなく、 イメージビデオに程近い仕上がり。なかなかかっこいいじゃないですか。
冬の凍てつきが映像から伝わってきます。
15. Beautiful day
Director:大野剛史
指揮者の真似をする浅岡の姿が面白いね。満月をバックに4人のショット。何で月? 歌の場面ではメンバーと弦楽団との競演。
それにしても浅岡の服、赤すぎだなぁ。マイク持っていないから激しく動き回っています。
16. 秋風のモノクローム
Director:大野剛史
夜明けの都会と海の映像を合わせたクリップ。 まぁ、曲に合っているとしかいえませんね。これ以上の深読みはあまりできない。
左下に出ている文字が気になる。海岸で風に吹かれるだけのメンバーは寒そう。最後には海に入っています。 随分とまぁ、過酷なロケだこと。
17. Truth of Love
Director:大野剛史
地下鉄のホーム。しかもJubilie Lineってことはロンドンですね。 スタジオの中では小田がアコースティックギターを弾いています。
あたかもヴォーカル担当みたいに歌っていますよ。 浅岡はロンドンの街をぶらぶらお散歩?最後にはスタジオに戻ってくるという設定です。
18. 夏の記憶
Director:大石勝之
都内での撮影ですね。東京タワーとか大江戸線とか、エスカレーターなどが登場しています。 浅岡のアップ。やっぱり年をとったなぁ。
ライトを強く当てて肌年齢をごまかしているようだ。 メンバーも芝居に徹していたり、変わった映像ですな。
空から降ってきたサングラスはいったい何なんでしょうか?
19. 蜃気楼
Director:大野剛史
いきなりぶっ倒れている浅岡。そのままの格好で歌うなよ。メンバーは演奏をしている。 一人ひとりをしたから、いろいろな角度からショットを捉えています。
映像をいくつも重ねては あたかも蜃気楼を表現?どこか鉄筋系の場所を歩いていたり、よーく見るとスピーカーが鼓動を打っていたりしています。
20. Melody
Director:小山武秀
冒頭じゃ今までの活動をフラッシュバック。そして本編は自然いっぱいの森の中での撮影。 オフショットも交えて、楽しそうに遊ぶメンバーたちが挿入されています。
後半は急に夜の森になったりでびっくり。これは「メロディ」と「メモリー」をかけていたりして。 最後はジャケットの立ち位置で締め。
BONUS TRACK
21. Moon Light
Director:中村昌代
タイトルどおりに朧月夜。月をバックに演奏は顔が見えていない。 スタジオでの演奏はまぁ普通だな。最後は流れる雲の映像でかっこよく締まりましたね。
22. Rainy Day
Director:園田俊郎
スタジオライブ。と同時にどこかの家の中。 外は雨が降っている。サビになるとスタジオは光が強くなる。部屋のシーン、浅岡一人で熱唱です。
23. もう一度
Director:佐藤明香
シンプルなスタジオでの演奏。ラフな格好でのびのび。英訳歌詞が下に出てくる小粋な技。 でもあまり効果無しだね。まるで双眼鏡で覗いているような映像手法です。
24. 大空へ
Director:佐藤明香
なんだなんだ?冒頭の一斉に散った動きは?変なオブジェが組まれたスタジオで歌うメンバー。 ソロショットでは黒をバックに。
後ろのライトが邪魔くさい。そこに雲の映像を重ねています。 最後はメンバー全員でタイトルを書きまして終了。
25. メイキング/インタビュー
「君がいたから」での初のビデオ撮影について浅岡が語る語る。「突然」の撮影場所は横浜のライブハウスだそうです。
「DAN DAN~」は高橋幸弘のスタジオだって? 「ドキッ」について新津の口が開く。CGに驚いたそうで。
「Dreams」の撮影場所は昭和記念公園。しかも遅刻したそうです。 「Still」について小田が話す。イギリスと日本の差を切々と。「冬のバラード」の撮影地はなんと赤城山。
寒かったらしい。 「Beautiful day」を小橋がしゃべる。朝までかかって大変だったとか。「秋風のモノクローム」では、ロケバスが砂浜にはまるハプニングが合ったそうです。
最後はメンバー全員が登場。思い出話に華が咲き、浅岡は語る語る。NG付きでカミカミ。それに対して新津が無反応だ。
DISCOGRAPHY
いたって普通のディスコグラフィーです。 シングル、アルバム全部網羅しています。
FAN LIST
シングル「Melody」の封入はがきを送った人の名前がずらずらと。 延々と。バックの音は「When I call your name」だなんていう選曲もなかなか。
ちなみに自分の名前も登場します。チェキラッ!
●DVD『the FIELD OF VIEW FINAL LIVE“Live Horizon-SUPERIOR 2002”~Gift of Memories~』● '03/2/12 release
2002年に解散したthe FIELD OF VIEW。そのラスト公演を2枚組みDVDに完全パッケージしたのが本作。 とにかく彼らの代表曲を惜しみなく披露。シングル曲だけでなく、アルバムからのナンバーも存分に歌っております。 渋谷公会堂に響き渡る浅岡のヴォーカルといい、バンドのサウンドといい、最後という思いが込められている気がします。 オープニングの「青い傘で」から、ラストの「holiday」まで、the FIELD OF VIEWとして、最高のパフォーマンスを見せてくれます。 特典として、過去のライブをダイジェストで収録。かなりレアな映像だと思われ、随分と貴重な作品になりました。 これでF.O.V.も見収めですが、彼らの歩いてきた道は、リスナーの心に残ることでしょう。
ライブが始まるまでをドキュメントで見せてくれるオープニング。彼らの真剣なまなざしが伺えます。 爆発とともにオープニングチューンM-1でスタート。スーツ姿じゃないメンバーも、新鮮ですね。 最後はコーラスで、ステージが映えた。そして、お次はヒット曲M-2。やっぱり、力強さが増したよね。そして、最後のサビの止めもいい感じに。 観客が一緒に歌うM-3。やっぱり、ファンの力はすごいよね。何より、浅岡のヴォーカルが本当に伸びやか。M-4もさすがだね。
ここでMC。力強く喋る浅岡。その一言一言に、今回のライブへの気持ちが込められているんでしょう。
続けて、アルバムの中からM-5。ダークなイメージを放出するF.O.V.。デジタルサウンドとロックサウンドが絡み合うM-6は、 なんだか新鮮に映る。そして、ヘビィなM-7へと続く。激しいね。 MCを挟み、初期のナンバーM-8。爽やかな曲が続き、M-9へ。ラストシングルに収録されている曲M-10は、しっとりと聞かせてくれます。 初期ナンバーのM-11は、やっぱり爽やかなイメージを出しているね。 曲紹介でヒットメドレーに突入。まずはアニメ主題歌のM-12。爽やかロックのM-13。CMソングのM-14と立て続けに聞かせてくれます。 そして、メンバー紹介を挟んでアニメ主題歌の大ヒットナンバーM-15で弾け飛んでます。
いつかのメンバーインタビューからスタート。思い出を振り返るように、色々なシーンが蘇っています。 さて、シックなスーツに着替えたメンバーが登場し、ラストシングルのM-1からスタート。 ストリングス部隊も加わって、曲を盛り上げています。大ヒット曲M-2は、イントロに弦を加えてとってもおしゃれに変身。 そして、さらにダイナミックになっています。 アルバム収録曲のM-3は、とっても伸びやかに。弦の音も効果的に。続けては、バラードシングルM-4。 こちらもじっくりと聞かせてくれる。間髪入れずに、tFOVとしてのシングルM-5を。こちらも弦の音色が効果絶大。浅岡のファルセットとともに、 曲の持つ力を放っています。 続けて、アルバムの中からM-6。夏の歌の次は、冬の歌M-7。バラードならではの力強さを感じますね。 続けてアルバムの中からM-8。こちらもイントロ部でストリングスを導入。
MC。今回のライブの意気込みを語っています。
曲のタイトルを言ってM-9へ。デジタルなイントロにはちょっと驚き。そしてステージで花火が噴き出し、テープ放出。 ポップなロックM-10を聞かせてくれる。観客達も大いに歌っていますね。続けて、そのc/wでもあるM-11。 どんどんと飛ばすF.O.V.。続けてもシングルのc/wになっているM-12。 爽やかロックを放出しています。さて、続いてはストリングスと融合したシングルナンバーのM-12。 なんとステージ上で雪が降る演出。最後というこうで、ならではのステージとなりました。 ここで本編が終了いました。
そしてアンコールへ。冬のナンバーM-14を。バックを弦サウンドで。続けてもキーボードでしっとりとイントロを奏でるM-15。 じっくりとバラードを聞かせてくれる。まさに突き抜けるような爽やかさを持つM-16では、F.O.V.らしさが出まくっている。 そして再びステージを去るメンバー達。
ダブルアンコールは、F.O.V.としてのデビュー曲M-17。ストリングスが聴かせてくれるね。 そして、とても生き生きしている。ベストアルバムのタイトルチューンでもある新曲M-18もじっくりと。 ラストナンバーのM-19は、シャボン玉がステージに舞いました。 最後はメンバー紹介。ここで発覚したのは、なんとストリングスの指揮を池田大介がしていたこと。驚いた。 ラストに大御所も参戦していたんだ。