album
●2nd Album『2.7』● '15 release
タイのインディーバンドの2作目。瑞々しさ、若さ、粗さなどがありながらも、A.O.R.やぢティポップのようなテイストを放って、心地よさを提供してくれる。 ヴォーカルはちょっと淡々としているという感じかな、惜しいところがあるな。 でも、それをカバーするように、バンドの音がとってもいい感じ。Plastic Plasticとのコラボナンバーを含む全7曲。コンパクトにバンドの音を聴かせてくれる1枚です。
1. Tell
ギターの音がまた、瑞々しいんだ。心地よさとともに、味わいのあるまったりヴォーカルを投入して、気持ちよくなる。 ドラムが入ってきては、厚みを増して、さらにブラスも入ってきては、もうおしゃれたっぷりに聴かせてくれるんです。
2. Hug
かき鳴るギターでおしゃれに。それでいて、ちょっと青臭くて粗い感じが、見事に今のこのバンドを表しているようだね。 ヴォーカルもなんだか、ヘタウマテイスト。
3. If there isn't
イントロはおしゃれに。ゆったりまったり、ジャジーなテイストを聞かせてくれます。 ギターの音も心地よく。それでいて、渋いんだな。ヴォーカルはちょっとざらつく感じです。
4. Thank
心地よいアコースティックギターの音にさらわれそうだね。そこにまったりと、ヴォーカルを加えては、夢見心地の世界へ。 ただ、ちょっとヴォーカルが単調に聞こえたりもするかな。作りとしては、吸い込まれていきそうなバラードナンバーだね。弦のほのかに麗しい音にうっとりだ。
5. Do
小粋なグルーヴに乗せて、ギターを聞かせる始まり。少々のディープさと、鋭さをぶつけてくるロックチューン。 サビのメロディラインは読めなかったなぁ。その後の渋い演奏もなかなかです。
6. Crack
こちらもブラス華やぐファンクポップチューン。しかも、メロディラインも読めなくて、あちこち行くから、追いつくのも必死だ。 音がとにかく晴れやかで楽しさが出ているね。
7. Love never (feat. Plastic Plastic)
まったりと、瑞々しくムードあるトラック。今回も小粋でおしゃれな味付けで聞かせるA.O.R.寄りのロックチューンで引き込んできます。 そして、Plastic Plasticを迎えてのコラボナンバーでもあります。