album

15th Reissue Album『Me Llamare Tuyo reloaded』● '14/2/25 release

サルサシンガー、Victor Manuelleの15枚目のアルバム。今回も愉快に踊らせてくれたり、じっくりと聞かせてくれたりと、色々なモードでラテンの世界へと連れて行ってくれます。 また、ゲストにKEN-Yを迎えてデュエットを聞かせてくれたり、陽気なラテンの世界をゴージャスに盛り上げてくれます。 ピアノ、ブラス、そしてパーカッションと、あらゆる音が躍動感とともに伝えてくる。とにかく熱いね。全10曲、とにかく熱に溢れています。

そして、本作からしばらくして、「reloaded」として、新装版が登場だ。こちらは、オリジナルの10曲に4曲をプラスしてパワーアップしたリバージョンです。 REIKが、PEDRO CAPOが、フィーチャーされては、デュエットなどを披露して聞き応えのあるナンバーを放ってきました。こちらも聞き逃せませんね。

1. ANDO POR LAS NUBES

(Victor M. Ruiz)

メロウで瑞々しい始まり。そこから、次第に陽気なムードへと移り行くサルサチューン。 ピアノの音、ブラスの音がとにかく弾けまくる。そして、じっくりと大人なヴォーカルを聞かせてくれるVictorに拍手ですね。

2. COMO ANTES

(Elieser Palacios)

静かの中で流れるラテンサウンド。ヴォーカルも抑え目なんだけれども、アダルトフレーバーたっぷりでかっこいいんだ。

3. AMO

(Elieser Palacios)

優しく淡いサウンドに乗せて、瑞々しい風と共に聞かせてくれるサルサチューン。小粋なステップがお似合いで心地よいね。 間奏でのブラスがまた、熱くも切ないムードを出してくる1曲。

4. MI SALSA LE GUSTO

(Victor M. Ruiz)

デジタルサウンドを投入してきたぞ。エレクトロサルサか?「マンボ!」の掛け声から、ルンバなモード? とにかくブラスが吹き荒れては、軽やかさたっぷりに聞かせてくれます。

5. NO SOY DE PEDRA

(Gabriel Cruz aka Wise)

ちょっとドラマティックな雰囲気も出ているマイナー調のラテンチューン。伸びやかなヴォーカルに分厚いコーラス。 そして、ブラスにパーカッションがアグレッシヴさを出しまくるけれども、全体的にじっくりと聞かせてくれるミディアムナンバーです。

6. PARA QUERERTE

(Jorge Luis Chacin)

大人モードのサウンドと共に、じっくりとヴォーカルを聞かせてくれるサルサチューン。一転して、サビでは情熱的なヴォーカルを伸び伸びと聞かせてくれます。 カラッと晴れたようなサウンドと、ヴォーカルに心が洗われます。

7. NO VUELVO FEAT. KEN-Y

(Francisco Saldana, Norgie Noriega)

淡いサウンドとともに、聞かせてくれる始まりに上品さを漂わせる。ここではKen-Yを迎えてnのデュエットチューン。 男女ヴォーカルの情熱的な世界が展開していきます。マイナー調のメロディが妖しさを生み出してくるね。

8. ME LLAMARE TUYO

(Oscar“Oscarcito”Hernandez, Efrain Davila Jr.)

深めのビートが少々のR&Bな雰囲気も漂わせる、アルバムのタイトルチューン。軽やかなラテンナンバーをお届けです。 コーラスとの掛け合いも情熱を生み出す。やっぱりパーカッションとブラスの力がかなり頼もしいね。

9. TIEMPO AL TIEMPO

(Francisco Saldana, Norgie Noriega, Jorge Fonseca)

丁寧に伝えるように歌を聞かせてくれるラテンチューン。どこかしら、ミュジカルのようなゴージャス感も漂うサビでの展開もなかなかかっこいいね。 コーラスもブラスも、とにかく陽気だ。

10. ME LLAMARE TUYO (Remix) FEAT. GOCHO

(Oscar“Oscarcito”Hernandez, Efrain Davila Jr., Jose“Gocho”Torres)

アルバムのタイトルチューンのリミックスバージョンということで、力強いビートのパンチが効きまくりです。 また、Gochoを迎えたコラボナンバーでもあります。ラテンの熱が、ハードに、曲全体から伝わってきますね。

11. UNA VEZ MAS (Balada) FEAT. REIK

(Jose“Gocho”Torres)

イントロのギターが渋いこと渋いこと。バラードバージョンは、心に染み入るようなヴォーカルをじっくりと聞かせてくれます。 Reikとのコラボなんだけれども、Reikがまた、逞しいヴォーカルを聞かせてくれますね。

12. LO QUE SEA

(Oscar“Oscarcito”Hernandez)

アコースティックな要素を出しては、軽やかに聞かせてくれるポップならテンチューン。 オルガンの音の優しさがいい感じだね。サビのメロディとヴォーカルも、寄り添うように。

13. UNA VEZ MAS FEAT. REIK

(Jose“Gocho”Torres)

軽やかなラテンチューン。こちらReikとのコラボナンバー。2人のヴォーカルの色の違いを楽しめる1曲。 ポップなんだけれども、どこか切なく、懐かしさを漂わせる。

14. PANTEON DE AMOR FEAT. PEDRO CAPO

(Francisco Perez-Perez)

イントロからムード出まくりで、艶やかだね。こちらはPedro Capoを迎えてのデュエットナンバーです。 Santanaばりのギターの音がとにかくかっこいいね。そして、両者のヴォーカルのパフォーマンスも面白いんだな。

16th Album『Que Suenel Los Tambores』● '15/4/21 release

サルサシンガー、Victor Manuelleの16枚目となるアルバム。ジャケットの躍動感そのままに、アグレッシヴで弾けるサルサ/ラテンナンバーが揃っています。 とにかく熱い。ブラスが吹き荒れ、ピアノが弾み、パーカッションが暴れまくるトラック勢ぞろい。 Victor Manuelleも、聞いている人を盛り上げるように、情熱要素をぶつけてきます。結構、みんなでシンガロングしたくなるナンバーが多くて、とにかく陽気。 中南米の雰囲気そのままに、ダイレクトに伝えてきますね。感動的なバラードが1曲収録されていますが、こちらもじっくりと聞き入ってしまいます。 「なにが起ころうとしているのか」というタイトルで、このアルバムを聞けばわかるんじゃないかな。

1. AGUA BENDITA

COMPOSITOR:VICTOR M. RUIZ // ANDRES CASTRO ARREGLO:ANDRES CASTRO // EFRAIN JUNITO DAVILA

イントロから、とにかく陽気。切々したヴォーカルから、一気に花開いて、明るく弾けています。 ブラストいい、パーカッションといい、これぞサルサだ。これぞラテンだ。と、情熱を注いできます。そして、サビでのコーラスでさらに盛り上がりに拍車がかかってきます。

2. NO QUERIA ENGANARTE

COMPOSITOR:WILFRAN CASTILLO ARREGLO:EFRAIN“JUNITO”DAVILA

しっとり聴かせる始まり。そこにコーラスとパーカッションが加わって、 ムードを出してくる。クールなのに、情熱に満ち溢れたナンバーです。メロディラインが際立って、泣かんか聞き入る1曲な仕上がり。

3. SAL A BAILAR

COMPOSITOR:VICTOR M. RUIZ // JUAN JOSE HERNANDEZ ARREGLO:JAY LUGO

イントロからドカドカ、ドラムやらパーカッションやらが音を放ち、お祭り騒ぎの始まり始まり。 コーラスも沸き起こって、みんなで一緒に楽しみたくなるような1曲だね。ラストは、ホイッスルが吹き慌て、カーニバル状態。

4. LA FOTO QUE FALTO

COMPOSITOR:VICTOR M. RUIZ // JORGE LUIS PILOTO ARREGLO:JAMES HERNANDEZ

ムードたっぷり、ミディアムラテンナンバー。ブラスもどこかしらセクシーに響き渡ります。 雰囲気を出すヴォーカルに、うっとりさせられるサルサチューン。華麗なステップがお似合いの中、とにかくブラスがカッコ良く聴かせてくれるんだ。アダルトな世界だね。

5. SI TU TE DEJAS QUERER

COMPOSITOR:JOSE“GOCHO”TORRES ARREGLO:EFRAIN“JUNITO”DAVILA

軽やかに陽気で躍る1曲。パーカッションもブラスも、アグレッシヴに響き渡りまくります。Victor Manuelleのヴォーカルは、 どこかしら丁寧に。伝えよう、届けようと椅子る姿勢を感じさせる。サビもそこまで熱くはならないけれども、聴かせて楽しむ1曲だね。

6. CUANDO YA NO ME ACUERDE DE TI

COMPOSITOR:ERIKA ENDER // DANIEL SANRACRUZ ARREGLO:JAY LUGO

ドラマティックでムードたっぷりに聴かせるミディアムテンポのサルサチューン。 Victor Manuelleの落ち着いたヴォーカルが染み渡る。そして、周りのコーラスも加わって、盛り上がる。サビは合唱スタイルで、息もぴったり合わさっているね。

7. PECADO PERFECTO

COMPOSITOR:JUAN JOSE HERNANDEZ // DANIEL SANTACRUZ ARREGLO:EFRAIN“JUNITO”DAVILA

ステップを踏んでサルサのようなステージを聴かせてくれそうな、瑞々しいナンバー。 ソフトなヴォーカルを添えながら、ブラスやピアノ、パーカッションが弾んで、熱を添えてきます。メロディや展開にこだわりを感じますね。

8. ISABELA

COMPOSITOR:JUAN PABLO DIAZ ARREGLO:JAMES HERNANDEZ

ヴォーカルとパーカッションのリズムのみで味付けされた始まりから、 音が加えられて楽しさを一気に放出。弾けるブラストパーカッション、ピアノが丁寧にサルサの情熱をぶつけてくるミディアムチューンです。

9. LA VIDA PERFECTA

COMPOSITOR:WILFRAN CASTILLO ARREGLO:HARRY APONTE

滑らかなギターの音色で始まるサルサナンバー。伸びやかなヴォーカルが前に出ていて、意外と周りのサウンドを押さえにきているね。 熱いんだけれども、秘めたる思いを放出するかのように。コーラスも分厚いんだけれども、上品な味付けです。

10. PORQUE TE LLAMAN AMOR

COMPOSITOR:VICTOR M. RUIZ // DANIEL SANTACRUZ ARREGLO:CARLOS GARCAI

ムードたっぷり、大人のラテンチューン。アダルトフレーバーだっぷりに、落ち着いたヴォーカルで聴かせるVictor Manuelle。 そこに熱い演奏を聴かせるブラスやパーカッションが響き渡るサルサナンバー。情熱をぶつけてくるようなナンバーですね。

11. QUE SUENEN LOS TAMOIRES (PA'L MUNDO)

COMPOSITOR:OSMANY ERNESTO ESPINOSA MORALES ARREGLO:PRODUCED BY ARBISE GONZALEZ“MOTIFF”

なんとビートを打ち込みまくる4つ打ちラテンチューンで、カーニバル状態。 熱いビートを打ち放ち、躍動感に満ち溢れたナンバー。クラブよろしく、とにかく盛り上がること間違い無いトラックだね。

12. ALGO LE PASA A MI HEROE - CANCION A MI PAPA

COMPOSITOR:VICTOR M. RUIZ ARREGLO:FRANK A. SUAREZ

イントロからドラマティックに聴かせるバラードチューン。ストリングスの音が美しさを出して、 感動のラインを行きます。情熱要素を抑えて、語るように、届けるように、歌声を届けてくれるナンバーです。優しさもプラスして、しなやかに聴かせてくれます。うっとり。

13. QUE SUENEN LOS TAMBORES

COMPOSITOR:OSMANY ERNESTO ESPINOSA MORALES

アルバムのタイトルチューン。様々な楽器がお祭りのごとく、弾けまくって元気一杯情熱を届けるサルサ。 パーカッションが爆発し、ブラスも吹き荒れて、楽しさがダイレクトに伝わってくる。とにかく熱いぞ。

17th Album『25/7』● '18/3/23 release

サルサ界の貴公子、Victor Manuelleの17枚目となる作品。今回は、全10曲というコンパクトな曲数なのに対して、半数以上の6曲がコラボナンバーという豪華さ。 FARRUKOにGILBERTO SANTA ROSA、GLENN MONROIGにJUAN LUIS GUERRA、BAD BUNNYにYANDELといったアーティストたちが、Victor Manuelleと見事なまでの化学反応を示す。 これまで以上の熱いラテンナンバーをお届けだ。とにかくどの曲も軽快で、ブラスも服荒れては、華麗で華やかで情熱を放ってくるナンバーばかり。 とにかく引き込まれます。明るい曲がほとんどなので、とにかくウキウキワクワクな感じにさせてくれます。

1. AMARTE DURO (FEAT. FARRUKO)

(Victor M. Ruiz / Carlos Efren Reyes Rosado / Giovanni Biagio Scollo Suarez / Javier ANdres Ricera Farcia / Irving Oscar Ramos Lasso)

軽やかに踊り、ステップを踏むように、ノリが出まくっているサルサナンバー。Farrukoをフィーチャーしたラテンチューンで、熱く盛り上げてきます。 ヴォーカルがとにかく情熱的で、追い討ちをかけてくるように、ラップのように言葉をたたみかけてくるんだ。

2. NADA NOS SEPARARA

(Victor M. Ruiz / Victor AlfonsoSanabria-Lopez)

どっぷりデジタルビートを加えて始まるラテンチューン。独特のリズムを放っては、どんどんと引き込んでくるね。 ブラスの厚い音と、ちょっと切なさを出すヴォーカルのバランスが良いじゃないですか。

3. HASTA QUE ME DE LA GANA

(Wilfran Castillo / Victor M. Ruiz)

ドラマティックなイントロから、メロウな始まりを聞かせてくれるミディアムチューン。ちょっとした煌めきを伴って、ゴージャス感も漂ってきます。 そこにブラスの熱も加わって、なかなかの輝きを放ってきますね。

4. SALSA PA' OLVIDAR LAS PENAS (FEAT. GILBERTO SANTA ROSA)

(Juan Jose Hernandez / Yoel Henriquez)

いきなりど頭から勢いあるコーラスがぶつかってくる。そして、ブラスも火を噴くラテンチューンが展開だ。 Gilberto Santa Rosaを迎えてのコラボナンバーは、兎にも角にも情熱的に展開。火傷しそうなくらいに燃え上がっています。

5. A VECES

(Victor M. Ruiz / Gabriel Cruz)

シンセの音が随分とインパクトを与える始まり。それでも情熱リズムに乗って、Vitor Manielleが華麗に歌い上げます。 メロディパートとサビパートの雰囲気が違うね。そこからコーラスの楽しさも加わって、お祭りナンバーと化す。

6. ME ENTERE DE TU BODA (FEAT. GLENN MONROIG)

(Glenn Morroig)

ゆったりアコースティックギターが優しさを醸し出してきます。6拍子のバラードナンバーは、Glenn Monroigを迎えてのヴォーカル対決。 お互いが伸びやかでダイナミックで、心を掴んでくる。これがまた、聞き入ってしまうんだ。

7. QUIERO TIEMPO (FEAT. JUAN LUIS GUERRA)

(Victor M. Ruiz / Juan Luis Guerra / Juan Carlos Luces)

This is SALSAな情熱チューン。かき鳴るギターも熱を伝えてくる。 この曲では、Juan Luis Guerraとのコラボで、燃えたぎるようにラテンをぶつけてきます。

8. MALA Y PELIGROSA (FEAT. BAD BUNNY)

(Victor M. Ruiz / Benito Martinez / Victor Alfonso Sanabria-Lopez)

プログラミングビートがレゲトンな要素も出してくる、どっぷりラテンチューン。Bad Bunnyを迎えての力強いトラックは、両者の太りヴォーカルも逞しく。 その声にどんどんと魅了されてゆくね。ブラスの音がまた強力なんだ。そして、コーラスが見事に支えてくれる。

9. IMAGINAR (FEAT. YANDEL)

(Llandel Veguilla Malave / Victor M. Ruiz / Victor Viera Moore)

アンビエントな雰囲気が神秘的でかっこいいね。その音をうまく使っての、ゆったりラテン/サルサチューンを聞かせてくれます。 この曲では、Yandelを迎えてのコラボ。バックのサウンドは相変わらず激しく盛り上げてくるけれども、両者のヴォーカルは丁寧に伝えてくるように。

10. CUANDO ME ESCUCHEN

(Victor M. Ruiz)

アルバムのラストナンバーは、これぞサルサな1曲。軽快なリズムにサウンド、ブラスも吹き荒れては、大盛り上がりだ。 Victor Manuelleのヴォーカルも、大人な味わいで、しっかり丁寧に伝わってくる。

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