album

Single『ALL AT SEA』● '03 release

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2.

3.

All At Sea

What A Difference A Day Makes

Twentysomething

All At Sea

(Jamie Cullum) *2nd Album 「Twentysomething」 収録*

What A Difference A Day Makes

(Stanley Adams - Maria Grever) *2nd Album 「Twentysomething」 収録*

Twentysomething

(Jamie Cullum) *2nd Album 「Twentysomething」 収録*

Single『THESE ARE THE DAYS/FRONTIN'』● '04 release

1.

2.

These Are The Days

Frontin' (BBC Radio 1 Live Lounge - Radio Edit)

These Are The Days

(Ben Cullum) *2nd Album 「Twentysomething」 収録*

Frontin' (BBC Radio 1 Live Lounge - Radio Edit)

(Pharrell Williams - Chad Hugo - Shawn Carter) *2nd Album 「Twentysomething」 収録*

Single『EVERLASTING LOVE』● '04 release

1.

2.

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EVERLASTING LOVE

I GET THE SWEETEST FEELING

EVERLASTING LOVE

(BUZZ CASON / MACK GAYDEN)

アルバム「Twentysomething」が大ヒットを記録している中で、Jamie Cullumが映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の主題歌をシングルリリース。 Robert Knightのナンバーだけれども、様々なアーティストがカバーしています。こちらJamieバージョンは、ジャジーな音をベースにしているものの、ポップに聞かせてくれます。 相変わらず、ヴォーカルが渋いね。本当に20代なのか?ピアノの音もなめらかに聞かせては、Jamieなナンバーに仕上がっています。

I GET THE SWEETEST FEELING

(VAN MCCOY / ALICIA CAROLYN EVELYN)

イントロからしてウキウキワクワクな音を放っています。おしゃれに弾けていて、とっても楽しい雰囲気が伝わって来ますね。 元々はJackie Wilsonの楽曲。オリジナルの楽しさが乗り移ったかのように、Jamieも伸び伸び歌って聞かせてくれます。

Single『GET YOUR WAY』● '05/9/19 release

1.

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Get Your Way

Trippin' Up (Exclusive Track)

Get Your Way

ALLEN TOUSSAINT / JAMIE CULLUM / DAN NAKAMURA *3rd Album 「CATCHING TALES」 収録*

Trippin' Up (Exclusive Track)

JAMIE CULLUM / BEN CULLUM *3rd Album 「CATCHING TALES」 日本版ボーナストラック収録*

Single『MIND TRICK』● '05/10/22 release

1.

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Mind Trick

A Night In Bath

Single『PHOTOGRAPH』● '07/1/1 release

Single『GRAN TORINO』● '09/1/20 release

1.

Gran Torino (feat. Clint Eastwood as Walt Kowalski)

Gran Torino (feat. Clint Eastwood as Walt Kowalski)

Music by Clint Eastwood, Jamie Cullum, Kyle Eastwood, Michael Stevens Lyrics by Jamie Cullum Produced by Greg Wells *4th Album 「THE PURSUIT」 ボーナストラック収録*

Single『I'M ALL OVER IT』● '09/10/26 release

1.

2.

I'm All Over It

So They Say

I'm All Over It

Written by Jamie Cullum, Ricky Ross Produced by Greg Wells *4th Album 「THE PURSUIT」 収録*

So They Say

Written by Jamie Cullum, Karl Gordon Produced by Greg Wells *4th Album 「THE PURSUIT」 日本盤ボーナストラック収録*

Single『DON'T STOP THE MUSIC』● '10/1/25 release

1.

Don't Stop The Music

Don't Stop The Music

Written by Erik Hermansen, Mikkel Eriksen, Frankie Storm, Michael Jackson Produced by Martin Terefe *4th Album 「THE PURSUIT」 収録*

Single『WHEELS』● '10/1/26 release

1.

Wheels

Don't Stop The Music

Written by Jamie Cullum, Ben Cullum Produced by Greg Wells *4th Album 「THE PURSUIT」 収録*

1st Album『POINTLESS NOSTALGIC』● '02/7/23 release

通算2枚目となるJamie Cullumのアルバム。流通ものとしては1枚目なのかな。全編を彩る渋さはいったい何なんでしょうか。 とにかくジャジーで、じっくりと聴かせてくれる曲の数々にうっとりさせられますね。通なジャズナンバーをカバーしては、これぞJamie Cullumな味わいで聞かせてくれます。 とにかくJamie自身のヴォーカルスタイルがいいんだろうね。基本的にはピアノ、ベース、ドラムの組み合わせで、ゆっくりどっぷりとジャズな世界を響かせてきます。 オリジナル曲も2曲ほど披露していますが、スタンダードなジャズナンバーと遜色なし。これはますます期待したくなるシンガーですよ。

1. YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC

Arthur Schwartz & Howard Dietz Arranged by Jamie Cullum

ベースの音が気持ちの良い始まり。静かなスタートから、伸びやかなヴォーカルを聞かせてくれるJamie Cullumの表現力が引き出されます。 見事なジャズチューン。間奏でのピアノプレイとドスの効いたヴォーカルがかっこいいぞ。

2. I CAN'T GET STARTED

Vernon Duke & Ira Gershwin Arranged by Jamie Cullum

静かながらに味のあるJamie Cullumもヴォーカルが響きわたるジャズチューン。しっとり加減がいいね。 さらにアルトサックスがムードを出してくる。随分と大人っぽく仕上がりました。

3. DEVIL MAY CARE

Harry Warren & Johnny Burke Arranged by Geoff Gascoyne

グルーヴィーなベースの音と、ブラスの華やかさで舞うナンバー。Jamie Cullumヴォーカルも、イキイキと響き渡ります。 間奏での各々のプレイがまた、艶やかだね。歌よりも演奏の味がいい感じ。

4. YOU'RE NOBODY TILL SOMEBODY LOVES YOU

Russ Morgan, Larry Stock & James Cavanaugh Arranged by Jamie Cullum

こちらも、ザ・ジャズな1曲だね。3人の息がぴったり合ったアレンジで、クールに聞かせてくれます。 ディリリッと歌うJamie Cullumの楽しさも伝わってきます。

5. POINTLESS NOSTALGIC

Ben & Jamie Cullum

Jamie & Ben兄弟によるオリジナル作。こちらもジャズトリオな味わいで聞かせてくれるまったりナンバー。 静かだったり、力強くアピールしてきたり、いいバランスで聞かせてくれる。

6. IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING

David Mann & Bob Hilliard Arranged by Jamie Cullum and Julian Jackson

イントロでのホーンにしみじみ。淡い音がゆったりと包み込んできます。 Jamie Cullumはしみじみと。こちらのナンバーも、切なく歌を聞かせてくれます。ジャズ演奏をとことん味わうことのできるトラックだね。6分半の濃厚な時間が流れます。

7. WELL YOU NEEDN'T

Thelonious Monk Arranged by Jamie Cullum & Ben Castle

Thelonious Monkのナンバーを、軽快に聞かせてくれるJamie Cullumです。巧みで弾けるヴォーカルに引き込まれること間違いなし。 そして、間奏でも演奏でも、じっくりとピアノも跳ねてはサックスと絡み合うんだな。

8. IT AIN'T NECESSARILY SO

George & Ira Gershwin Arranged by Jamie Cullum

スローテンポでじっくりと味わい深く。渋さ全開のJamie Cullumのヴォーカルに、うっとり引き込まれます。 どの音も濃厚。深く深く潜り込んでいきそうだ。

9. HIGH AND DRY

Thom Yorke, Ed O'Brien, Johnny & Colin Greenwood & Phil Selway Arranged by Jamie Cullum

このカバーがまた面白い。Radioheadですよ。それが見事なジャズカバーで、よりおしゃれに広がっていきます。 ピアノの音も鮮やかに。そして、爽やかで清々しく聞かせてくれます。

10. TOO CLOSE FOR COMFORT

Jerry Bock, Larry Holofcenor & George David Weiss Adapted by Geoff Gascoyne from an arrangement by Marty Paich

まろやかブラスもおしゃれに。スィングを決めて、渋いヴォーカルを聞かせてくれるJamie Cullum。 どんどんと楽しそうな雰囲気を放ってきます。まるで水を得た魚のように、生き生きと展開していく。

11. A TIME FOR LOVE

Johnny Mandel & Paul F. Webster Arranged by Jamie Cullum

濃厚な愛が広がるナンバー。しっとりピアノと、サックスのみで演奏が展開。湯たりと、そして渋いJamie Cullumのヴォーカルが世界を作ります。 時に語るように、時に包み込んでくれるかのように。

12. LOOKIN' GOOD

Dave Frishberg Arranged by Geoff Fascoyne

イントロから華やかに。Dave Frishbergのカバーを披露するJamie Cullum。 この曲も、ブラスにベース、ドラムにピアノと、それぞれが独自の色を差して、世界に引き込んできます。Jamie Cullumも、イキイキしたヴォーカルで楽しそうだね。

13. I WANT TO BE A POPSTAR

Jamie Cullum

Jamie Cullumのオリジナルソング。軽快なサウンドと、韻の踏んだ歌詞で聞くものを虜にさせる。 Jamie Cullumのヴォーカルも、勢いがあって激しく盛り上がったりするわけで。ポップスターになりたい気持ちをジャズサウンドに乗せて聞かせてくれます。

2nd Album『TWENTYSOMETHING』● '03/10/20 ('04/7/7 on Japan) release

ジャズ界の新星、Jamie Cullumの記念すべきメジャーでの1st Album。 これまで自主制作で発表していたけれども、今回のメジャーリリースを機に、彼の若さと勢いとジャズにかける思いが爆発しています。 と言っても、ベースはスタンダードナンバーやカバー曲をジャジーにアレンジしているトラックが多く、どこかしら初々しさが感じられます。 「All At Sea」「These Are The Days」などのシングルトラックもインパクトがありますが、うまくアルバムに馴染んでいる。 Jimi Hendrix「Wind Cries Mary」のカバーにはびっくりしたけれども、それ以上に、あの「雨に唄えば/Singin' In The Rain」が、どっぷりテイストでカバーしてきたことにびっくり。 オリジナルの持つ華やかさや楽しさがない分、曲にかける思いやJamieならではの味付け、こだわりを感じさせます。 その後、USリリースにあたって、新たにトラックが追加されたけれども、Radiohead「High And Dry」とThe Neptunes「Frontin'」のカバーというところも、 この時代ならではだね。どっぷりジャジーに浸れる作品です。 日本盤は、来日記念盤でのリリースにあたり、PVを2曲収録したDVD付きの2枚組でリリースされました。

DVD

1.

2.

All At Sea (Video Clip)

These Are The Days (Video Clip)

1. These Are The Days

(Ben Cullum) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

実兄、Ben Cullumのペンによるナンバーは、、イントロからピアノの音がおしゃれで、かっこいいんだな。 渋くもポップな展開のジャズサウンドで、まったり気分にさせてくれます。時にソウルフルでハスキーなヴォーカルだったりと、かっこいいね。 間奏で聴かせてくれるスキャットの心地よさもなかなかです。

2. Twentysomething

(Jamie Cullum) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

アルバムのタイトルチューン。Jamie Cullum自身が書き上げたナンバー。最初はピアノ弾語り、そしてジャズサウンドを投入して、クールに展開。 リズミカルでスィングが効いたポップチューンに仕上がっています。20代そこそこの気持ちを素直に投影したナンバーだね。

3. Wind Cries Mary

(Jimi Hendrix) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

まさかのジミヘンカバー。Jamie Cullumがジャジーに変身させて、聴かせてくれる面白いナンバーだね。 渋いヴォーカルと、軽快なサウンド。ブラスも華やかで、手拍子を加えてノリを出してきます。

4. All At Sea

(Jamie Cullum) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

Jamie自身が手がけたナンバーは、ゆったりとしていて、そして爽やかに聴かせてくれるジャズナンバー。 海のようにゆったりと、漂いながら歌うJamie Cullumが心地よさそうだ。とっても上品な音づかいで、かっこいい曲だね。

5. Lover, You Should've Come Over

(Jeff Buckley) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

これまた、Jeff Buckleyのナンバーをカバーです。 しっとりジャジーなサウンドが、濃厚に展開。ヴォーカルと演奏の深さがとにかく渋いんだ。もうこの声と演奏は、ベテランの域。

6. Singin' In The Rain

(Arthur Freed - Nacio Herb Brown) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

有名曲のカバー、まさかこんなにスローテンポで来るとは。とっても渋い展開を聴かせます。オリジナルの持つ楽しさを抑えつつ、渋さをメインに聴かせてくれる1曲。 ここまで様変わりするのは、やっぱりオリジナルのイメージが強いからかな。でも、いい感じにJamieらしさになったかな。

7. I Get A Kick Out Of You

(Cole Porter) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

ミュージカル「Anything Goes」でおなじみのナンバーを、Jamie Cullumがカバー。 巧みなピアノサウンドとジャズプレイヤーの演奏が見事に絡み合う大人な曲に仕上がっています。 Jamieもなんだか楽しそうに歌っている様子が伝わって来る。スィングが気持ちいい。そして、キックの勢いが出ています。

8. Blame It On My Youth

(Oscar Levant - Edward Heyman) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

ジャズのスタンダードナンバーとしておなじみで、有名なところではNat King Coleもカバーした曲に Jamie Cullumが挑戦。音数が少なくて、しっとりとした雰囲気の中で、淡々と、そして独特の空気を醸し出す。ゆったり、うっとり。 若いのに、こんなにアダルトフレーバーたっぷりの曲を聴かせてくれるとはね。

9. High And Dry

(Radiohead) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

なんとRadioheadのナンバーをカバー。これは面白い選曲だな。もちろんJamie Cullum風味で、ジャジーにアレンジ。 リズミカルな展開と、濃い音で飾るトラックです。ピアノ、ベース、ドラムの3ピースで聴かせるナンバー。間奏でのピアノの音が、滑らかでいいじゃないですか。

10. It's About Time

(Ben Cullum) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

これまた、実兄、Ben Cullumの曲を、弟、Jamie Cullumがしっかりと歌い上げる1曲です。 淡いブラスを追加させて、ジャジーにしっとり、とっても温かく包み込んでくれます。シンプルなラブソングをジャズ風味の音で聴かせてくれました。

11. But For Now

(Bob Dorough) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

元気がありながらも、渋さを出すナンバー。 そして、せつなくはかないピアノや弦の音にしみじみ。Bob Doroughのナンバーをゆったりと聴かせてくれます。これがまた、濃厚で味わい深いひと時だ。

12. I Could Have Danced All Night

(Alan Jay Lerner - Frederick Loewe) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

ドゥワドゥワっとスキャットで始まるナンバー。 「My Fair Lady」で有名なので、耳馴染みがあるかもしれないけれども、随分とベースの音をメインにしては、クールかつ濃厚に仕上げてきました。 もっとも、明るいイメージがあるのに、こんなにクールにするとはね。しかし、後半は弦楽が踊っています。

13. Next Year, Baby

(Jamie Cullum) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

Jamie Culluオリジナルの楽曲。落ち着いた雰囲気の中、ジャジーな音に加えて、弦やブラスが濃く優しく入ってきては、 さらに温かさを加えて来る。しかし、途中からは一転して、ラテンモードに突入。まさかこういう変身を遂げるとはね。驚きです。

14. What A Difference A Day Made

(Stanley Adams - Maria Grever) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

Stanley Adamsで有名なナンバーを、Jamie Cullumがカバー。ゆったりと展開するサウンドをバックに、渋さ全開。Jamie Cullumのヴォーカルが舞います。 ボンボンボンと、ベースの音もいい味を出す。スタンダードならではの深さと難しさを武器に、らしさを出して、勝負するJamie Cullumです。

15. Frontin'

(Pharrell Williams - Chad Hugo - Shawn Carter) Produced by Stewart Levine for Dave Ja Vu Productions Ltd.

The Neptunesのヒット曲をカバー。このガラッと変わったサウンドに、びっくりだね。 おしゃれなところはオリジナルももちろん同じです。Jamie Cullumのジャズバージョンは、音はスムースながら、Jamie自身のヴォーカルがなんだか楽しそう。 ちなみに、ラジオプログラム用のライブトラック。間奏でのテクニクなピアノ演奏には、耳が持って行かれます。

[DISC 2:DVD]

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3rd Album『CATCHING TALES』● '05/9/26 ('06/1/25 on Japan) release

前作「Twentysomething」が大ヒットを記録したJamie Cullumが、約2年ぶりとなる作品をリリース。今回は、前作以上にジャジーかつポップな作品で魅了して来ます。 シングルにもなった「GET YOUR WAY」や「MIND TRICK」で見られるような、HIP-HOPなグルーヴを注入しては、 新たなジャズアプローチを仕掛けて来ました。何はともあれ、本人もギターをはじめとした、いろいろな手の込んだ演奏を披露していて、渋く甘いヴォーカルだけではない魅力を放って来ました。 実兄、Ben Cullumとの共作もあり、スタンダードナンバーのカバーありと、今回もとにかくジャズだけでなく、ポップなサウンドでJamie Cullumの持ち味を思う存分に味わえます。 「スニーカーを履いたFrank Sinatra」のコピーは、もういらないね。 日本版はボーナストラックを4曲も収録。シングル2曲のリミックスチューンと、元々はUKでリリースされていたシングルのカップリングをここにて補完しています。

1. GET YOUR WAY

ALLEN TOUSSAINT / JAMIE CULLUM / DAN NAKAMURA

ブレイクビーツのような淡々としたトラックと滑らかなピアノの音がクールに展開するナンバー。 若干聞こえるアナログのいずがHIP-HOPなテイストを出して、なかなかおしゃれな曲に仕上がっています。 「Get out of mu life woman」をサンプリングしては、また新しいJamie Cullumを聞かせてくれます。ヴォーカルは相変わらず渋いね。

2. LONDON SKIES

JAMIE CULLUM / GUY CHAMBERS

滑らかなギターが響いいて爽やかさを出すポップチューン。 そこまでジャズに捉われていないトラックだね。コーラスも清々しく、いつも曇っているイメージのロンドンが、ものすごく晴れている感じ。

3. PHOTOGRAPH

JAMIE CULLUM

Jamie Cullum自身が手がけた、しっとり聞かせるピアノナンバー。 切々と語るように歌うJamie Cullumが、印象的だね。しかし、サビに入るとガツンと音をぶつけて来た。渋い歌声とマッチする演奏に味わい深さを覚えます。間奏のピアノがいい感じ。

4. I ONLY HAVE EYES FOR YOU

AL DUBIN / HARRY WARREN

ゆったりと展開するバラードチューン。ヴォーカルに若干にエフェクトをかけて、浮遊感を出しています。 その中でもおしゃれなピアノサウンドが舞って、不思議なトラックに仕上がっていますね。スタンダードナンバーだからこその、Jamie Cullumとしての味を出して来ました。

5. NOTHING I DO

JAMIE CULLUM

Jamie Cullumが手がけた小粋なジャズナンバー。ヴォーカルパフォーマンスも豊かで、ピアノが弾んでいます。 サビでの勢いも出ていて、コーラスが見事にバックアップしていますね。Cメロパートでは、ちょっと雰囲気が変わったけれども、間奏ではスィングが効いていて、おしゃれです。

6. MIND TRICK

JAMIE CULLUM / BEN CULLUM

Jamie Cullumの瑞々しさが伝わってくるシングルナンバー。ジャズというよりか、ポップな仕上がり。 丁寧な演奏で、楽しさが伝わってくるヴォーカル、そしてキャチーサが武器になる1曲。 間奏でのスキャットコーラスも、楽しさが伝わって来ますね。ただ、後半はバックが楽しすぎて、うるさくなってしまった。

7. 21ST CENTURY KID

JAMIE CULLUM

ゆったりピアノバラードナンバー。渋さのでたJamie Cullumの演奏とヴォーカルが光る。 サビでは煌びやかさがあって、こっちも光っています。こちらもJamie Cullumが手がけた1曲。Boyではなく、Kidsなところも味わいがあるね。

8. I'M GLAD THERE IS YOU

JIMMY DORSEY / PAUL MERTZ STRINGS ARRANGED BY GEOFF GASCOYNE

しっとりバラードナンバー。深く深く、ジャズの音の深いところをじっくりと聞かせてくれます。 さすがはスタンダードなナンバーなだけあって、他の曲とはテイストが違いますね。Jamie Cullumも、曲の世界と一体化している感じ。こっちも引っ張られて来ます。

9. OH GOD

JAMIE CULLUM/ GUY CHAMBERS

なんと5拍子ナンバー。随分と工夫を凝らした1曲を持って来ましたね。本人も制作に参加しているからこその、余裕も感じます。 2番からはストリングスの音も際立っては、ゴージャスに飾って来ます。苦しみからの解放を、神に祈るナンバー。間奏のサックスもいい味だね。

10. CATCH THE SUN

JIMI GOODWIN / JEZ WILLIAMS / ANDY WILLIAMS

Dovesのナンバーをカバー。タイトル通り、爽やかさと瑞々しいピアノの音で聴かせてくれる。 ジャジーなアプローチで、曲の持つ味もより際立って来ては、ジャズアプローチがありながらも、ポップなロックという印象を与えてくる。うん、なかなかかっこいいカバーだね。

11. 7 DAYS TO CHANGE YOUR LIFE

JAMIE CULLUM STRINGS ARRANGED BY GEOFF GASCOYNE

ジャジーなアプローチで仕掛けるナンバー。クールで渋いJamie Cullumのヴォーカルを、じっくりと堪能。 時に聞かせてくれるしゃがれた声もポイント。7ん位置で人生を変える方をJamieが教えてくれます。早くちには、びっくり。結構歌い上げる展開だね。

12. OUR DAY WILL COME

MORT GARSON / BOB HILLIARD

こちらもスタンダードナンバーのカバー。裏打ちのリズムが心地よいね。ジャズテイストをそこまで匂わせてはいないけれども、演奏やサウンドが鮮やかです。 間奏でのピアノの演奏が随分とイキイキしていて、楽しそうだ。そこに打ち込みのビートが入ってくると、また不思議な感じ。

13. BACK TO THE GROUND

JAMIE CULLUM

ジャズではなくブルースなアプローチの1曲。Wurlitzerの深い音が温かい気持ちにさせてくれる。 そんでもって、響き渡るJamie Cullumのしゃがれた声がいい感じだね。途中でMaroon 5「This Love」的な味を出してきたけれども、 面白いアプローチだな。間奏ではピアノが踊る締め方が、またサイコーだね。

14. MY YARD

JAMIE CULLUM / BEN CULLUM / TERON BEAL

イントロからギターの音が響き渡るからびっくり。その音をバックにして、Jamie Cullumが軽快に歌を聴かせてくれます。 こういう音を聴かせてくれることが逆に新鮮だし、ジャズに捉われない姿勢を持ったJamie Cullumを味わうことのできる作品ですね。

15. MIND TRICK - REMIX

ADDITIONAL PRODUCTION AND REMIX:JOHNNY DOUGLAS

ヒットチューンのリミックスバージョン。オリジナルよりも、打ち込み感が強くなって、スタイリッシュに。 そこまで様変わりした感じではないので、聴きやすいね。ジャズジャズしてはいないけれども、なんか格好良さが増して来た雰囲気。ポップさがオリジナルよりも際立ったかな。

16. GET YOUR WAY - DAN THE AUTOMATOR MIX

PRODUCED BY DAN THE AUTOMATOR

どっぷりテイストが増して、かなり濃いトラックになったね。 ラップも加わったことで、HIP-HOPなアプローチで攻めて来ます。重量感を増して、さらにブラスの味付けも濃くなった感じかな。

17. I'D PROBABLY DO IT AGAIN

JAMIE CULLUM / SALAAM REMI

軽やかギターで始まるナンバーは、ジャジーなポップスと行ったところで、さらっとした味付けが心地よいな。 キャッチーさが無い分、おしゃれでこだわりを出していた感じが伝わってくる。

18. TRIPPIN' UP

JAMIE CULLUM / BEN CULLUM

Cullum兄弟が手がけたナンバーは、ゆったりジャジーなミディアムチューン。 甘く渋いJamie Cullumのヴォーカルが、優雅に響き渡ります。サビに入ると、音の輝きが増して、キャッチーさがより前面に出て来たね。なかなか聞き応えがります。

4th Album『THE PURSUIT』● '09/11/9 ('10/1/27 on Japan) release

Jamie Cullum、前作「CATCHING TALES」から約4年。今作は「追求」という意味を持つ「THE PURSUIT」というタイトルを冠して、アルバムを発表。 とことんポップで、とことんジャジーで、2面性をさらに磨きかかった部分をじっくりと聴かせてくれます。 特に、1st Singleになっている「I'M ALL OVER IT」の弾け具合は、ピアノロックの新たな決定版になりそうな、キャッチーさを兼ね備えているナンバーです。 今回も、カバーナンバーを聴かせてくれます。Cole Porterのナンバーや、Rihanna「DON'T STOP THE MUSIC」を持ってくるとはね。 そして、本編ラストナンバーのトラックが、まさか4つ打ちとは。もはやジャズという枠を超えて、あらゆる音を探求するJamie Cullumの姿勢を思う存分と味わえます。 US盤にはボーナストラックを2曲追加収録。その中でも、「GRAN TORINO」の力はハンパない。 日本盤もボーナストラックとして、US盤とは違った2曲を収録しています。

1. JUST ONE OF THOSE THINGS

Written by Cole Porter Produced by Greg Wells

Frank Sinatraでもおなじみ、Cole Porterのナンバーのジャズスタンダード。 その業を聞かせてくれるJamie Cullumです。ピアノや弾けるブラスもゴージャスに、まるでショーレビューなビッグバンド風味で味付け。 楽しさが伝わってくる音ですね。間奏のピアノテクニックはさすがと言わんばかりに、動きまくっています。ラストは見事に歌い上げたね。

2. I'M ALL OVER IT

Written by Jamie Cullum, Ricky Ross Produced by Greg Wells

Jamie Cullum、待望のアルバムからの先行ナンバーは、ポップに弾むジャズテイストのトラック。 器用な音づかいとキャッチーなメロディが織りなすトラックは、これまでとこれからを結びつけるようなJamie Cullumの本気を伺えます。 ジャズなアプローチも見せつつ、対象を絞らない音が温かく伝わってくる。本人も伸び伸び歌っているね。

3. WHEELS

Written by Jamie Cullum, Ben Cullum Produced by Greg Wells

アップテンポナンバー。滑らかに流れるピアノの音が爽やかで、Jamie Cullumのヴォーカルも、 時にじっくりと、時におおらかに聞かせてくれます。疾走感が意外にも心地よさを感じさせるんだよね。これがCullum兄弟の持つポップセンスです。実にキャッチー。

4. IF I RULED THE WORLD

Written by Leslie Bricusse, Cyril Ornadel Produced by Greg Wells

ゆったりと聞かせるスタンダードナンバー。過去にTony BennettやJames Brown、Stevie Wonderなども歌った曲に、Jamie Cullumも挑戦。 甘くハスキーなヴォーカルを最大限に生かしつつ、しとりと聞かせる演奏で世界を作ります。Jamie自身がアレンジを手がけた、こだわりの一品。

5. YOU AND ME ARE GONE

Written by Jamie Cullum, Geoff Gascoyne, Sebastian de Krom Produced by Greg Wells

リズミカルに弾ける1曲。冒頭から手拍子とともに、、アグレッシウナビートが加えられて、かなり勢いが出ていますね。 曲からヴォーカルから、楽しさも伝わって来ます。ピアノがまるで打楽器のごとく、とにかく暴れていますね。体もついつい動かしたくなるナンバーです。

6. DON'T STOP THE MUSIC

Written by Erik Hermansen, Mikkel Eriksen, Frankie Storm, Michael Jackson Produced by Martin Terefe

これまた面白すぎるなぁ。Jamie Cullumがなんと、Rihannaをカバー。しかも、しっとりジャズバージョンで、 丁寧で味のある演奏から、次第に持ち上がってくる様がかっこいいアレンジです。Jamie Cullumのヴォーカルも抑揚がついて、サビでは見事に弾けているね。 かっこいい仕上がりに、惹かれます。

7. LOVE AIN'T GONNA LET YOU DOWN

Written by Jamie Cullum Produced by Greg Wells

渋さが光るジャズナンバーは、Jamie Cullumが手がてた1曲。じっくりと演奏を堪能できます。 ガッツリバンド演奏とともに、ブラスがブワーッと広がっていき、音に圧が加わります。かっこいいね。

8. MIXTAPE

Written by Jamie Cullum, Ben Cullum Produced by Greg Wells

こちらはCullum兄弟が手がけた1曲。もう、ロックなトラックだよね。ガッツリバンドサウンドで聞かせてくれる、 アップテンポのピアノロックチューン。さらにはストリングスも入ってきて、ゴージャスに飾って来ます。力強さと繊細さが絡み合い、とてつもないパワーポップチューンの誕生だ。

9. I THINK, I LOVE

Written by Jamie Cullum Produced by Greg Wells

Jamie Cullumのブレスからスタート。随分とヴォーカルが生々しいね。 ライブ感を漂わせます。Jamie自身が手がけたしっとりバラードチューンで、ピアノでじっくりと味付け。さらには、弦楽も入って来て、より一層、幻想的な味付けで聞かせてくれます。

10. WE RUN THINGS

Written by Jamie Cullum, Ben Cullum, karl Gordon Produced by Greg Wells

随分とイントロがカオスだ。どっぷりどっぷり。いつも以上にディープなアプローチを仕掛けて来たJamie Cullum。 打ち込みトラックで、HIP-HOPなテイストを入れつつ、さらにはブラスやフルートを加えて、華麗さもアピール。なんだかとてつもない1曲を放って来たな。インパクト大です。

11. NOT WHILE I'M AROUND

Written by Stephen Sondheim Produced by Greg Wells

ベースとピアノの音が際立つバラードチューン。しゃがれたJamieのヴォーカルも、渋く響き渡ります。 ピアノ、ドラム、ベースの三位一体をじっくりと味わうことができますね。「Sweeney Todd」からのナンバーを、じっくりと聞かせてくれました。

12. MUSIC IS THROUGH

Written by Jamie Cullum, Ben Cullum Produced by Greg Wells

アルバム本編ラストを飾るナンバー。なんと、フェイドインして来たのは、4つ打ちビート。グルーヴを出してくる始まり方にびっくりだ。 本編もまさかのダンスアプローチで、Jamie Cullumの新しい世界が広がってゆく。サビはキャッチーに、そしてギターも鮮やかに映えます。 間奏のストリングスがメインとなるパートとのギャップを生み出すけれども、いい感じ。7分のロングランだけれども、長さを全く感じさせない。

13. I LOVE THIS

Written by Jamie Cullum, Ben Cullum

どっしりとドラムのビートが奏でられては、パワーを感じるミディアムチューン。 リラックしした雰囲気がサビで伝わってくる。手拍子を入れては、楽しさが伝わってくるね。Cullum兄弟が書き上げた1曲は、ピアノも優雅に踊る1曲です。

14. GRAN TORINO

Music by Clint Eastwood, Jamie Cullum, Kyle Eastwood, Michael Stevens Lyrics by Jamie Cullum Produced by Greg Wells

大ヒット映画のテーマ曲を、Jamie Cullumが担当。ピアノ弾き語りで、じっくりと聞かせてくれるバラードチューン。 映画の世界観が表れているね。テッォロEastwoodは歌詞で参加しているかと思ったら、曲での参加というところにびっくり。 曲の方は、映画みたいなドラマティックな展開を見せ、中盤からはストリングスが挿入される。より美しさが出て来ましたね。

14. GRACE IS GONE

Written by Clint Eastwood and Carole Bayer Sager Produced by Michael Stevens

映画主題歌。しっとりしなやかに、ピアノ弾き語りで聞かせるJamie Cullumのヴォーカルが、とっても渋いね。 しゃがれた声が味わいを出してくるバラードですよ。この曲がまた、Clint Eastwoodが手掛けているところにも注目なんだな。

13. EVERYONE'S LONELY

Written by Jamie Cullum, Ben Cullum Produced by Greg Wells

Cullum兄弟が手がけた、ヘビィなミディアムロックチューン。Jamie Cullumの渋いヴォーカルも舞う中で、「みんな孤独なんだ」というメッセージが、 ダイレクトに突き刺して来ます。エッジが効いていますね。

14. SO THEY SAY

Written by Jamie Cullum, Karl Gordon Produced by Greg Wells

ビッグバンド風ジャズで楽しさが伝わってくるナンバー。自由気ままなテイストで、ポップに聞かせてくれます。Jamieの踊るピアノの音も楽しめます。 サビがまたキャッチーだね。みんな言ってるよ。

[DISC 2:DVD]

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5th Album『MOMENTUM』● '13/5/17 ('13/5/20 on Japan) release

Jamie Cullum、前作「THE PURSUIT」に続くオリジナルアルバムが、3年半ぶりに到着。今作も、より一層、Jamieのヴォーカルを味わうことができる作品になっています。 私生活が大きく変わり、結婚や子供の誕生などの変化を踏まえつつ、自身の音楽に対する姿勢も変化の兆しがみられます。 やっぱりジャズのイメージやバラードのイメージが強いけれども、アルバムの冒頭から、躍動するビートを扱ったナンバーを投入したり、 かなりアグレッシヴなトラックで魅了して来ます。もちろん、持ち味を生かしたジャジーなチューンはじめ、スタンダードナンバーのカバーなど、今回も内容盛りだくさんになっています。 デラックスバージョンは、スタジオライブトラックも収録されていたりと、とにかく豪華です。 まるでピアノと一体化しているように、、しなやかだったり弾けたりと、音を楽しむ様子がダイレクトに伝わって来ます。 日本盤には、さらにDVDが付属して、3枚組でのリリース。アルバムについて、Jamie自身が制作過程などを語る貴重なインタービューなどを収録しています。

1.

2.

DVD

ALBUM INTERVIEW

ALBUM TRACK BY TRACK

1-1. THE SAME THINGS

Written by Jamie Cullum & Ben Cullum Producer:Jim Abbiss

冒頭から躍動するビートがインパクトを与える。Jamie Cullum、また一味違ったテイストで仕掛けて来たね。 既存の枠にとらわれない、彼がやりたいことをそのままダイレクトに表したような曲だね。 「全部同じことなのさ」と歌っていても、新しいサウンドを取り入れて、貪欲な部分が出ています。実に面白い1曲。

1ー2. EDGE OF SOMETHING

Written by Jamie Cullum & Steve Booker Produced & Mixed by Dan The Automator Strings Arranger & Condoctor:Tom Richards

ガージャスなサウンドが力強さを出して聞かせます。ロックなパワーとストリングスの繊細さが絡み合い、Jamie Cullumのハスキーなヴォーカルが伸びやかに舞う。 歌詞が見事に音を表しているね。ギリギリを生きながらも、走り抜けている。

1ー3. EVERYTHING YOU DIDN'T DO

Written by Jamie Cullum Produced and Mixed by Duncan Mills

アグレッシヴな音の中に、柔らかさが眠っているポップチューン。 弾む音使いが心地よさを届けてくれるナンバーで、Jamie Cullumのヴォーカルも、どこかしら楽しそうな雰囲気。ラストで楽しいコーラスを加えて、みんなでワイワイやっている。 ドラムの音がいいね。

1ー4. WHEN I GET FAMOUS

Written by Jamie Cullum Produced and Mixed by Benedic Lamdin, a Nostalgia77 Horns arranged by Tom Richards

渋い音だ。ちょっとオールディーズなテイストで進行する始まり。癖のあるメロディとサウンドで、古さが逆におしゃれに聞かせてくれるポップチューン。 こういうセンスがとってもおしゃれに感じます。「僕は有名になる要素があるんだ。有名になったら君は残念がるだろうな」というお話。

1ー5. LOVE FOR $ALE FEATURING ROOTS MANUVA

Written by Cole Porter & Rodney Smith Produced and Mixed by Dan The Automator

スタンダードナンバーのカバーなんだけれども、ものすごくディープで、アングラなアレンジにしてしまうJamie Cullum。なんかすごいなぁ。 さらにはROOTS MANUVAをゲストに迎えて、ラップを付け足す展開は、あっぱれだね。どっぷりベースの音もいい感じ。

1ー6. PURE IMAGINATION

Written by Leslie Bricusse Written by Anthony Newley Produced and Mixed by Duncan Mills Strings Arranger & Condoctor:Tom Richards

「夢のチョコレート工場」の劇中歌を、これまたどっぷりとムーディーにカバー。ミニマル風味で静かに、アンビエントテイストを出して、ピアノの音がより鮮やかに放たれます。 そこからストリングスも入ってくると、まるで光が差したかのように、パッと明るくなる。Jamie Cullumのヴォーカルも、伸びやかだったり抑えたりと、変化に富んでいます。

1ー7. ANYWAY

Written by Jamie Cullum, Darren Lewis, Iyiola Babalola, Richard Poindexter, Robert Poindexter & Jackie Members Poindexter Produced & Recorded by Future Cut

ブレイクビーツおような軽快な音をバックに、Jamie Cullumも伸び伸びと歌い上げるポップチューン。 「とりあえずやってしまった」という歌詞が表すように、この曲も、とりあえずやってみたらJamie Cullumの新しい魅力が出て来た感じだね。瓢箪から駒なナンバー。

1ー8. SAD, SAD WORLD

Written by Jamie Cullum Producer:Jim Abbiss

どっしりと漂う音は、タイトルそのまま表しているかのような感じだね。「悲しい、悲しい世界」。 しかし、その中にはそういう世界だからこそ、逆に愛おしく思えるような感情が芽生えている。さらに、Jamie Cullumの渋いヴォーカルと壮大なサウンドが飾って来ます。

1ー9. TAKE ME OUT (OF MYSELF)

Written by Jamie Cullum Producer:Jim Abbiss

サビでの弾みっぷりが、曲の主人公の気持ちをそのまま表すような、アップビートのナンバー。 アグレッシヴなドラムビートが、とにかく気持ちを高ぶらせます。そこにピアノの弾ける音を加えて、とても楽しい曲が展開。

1ー10. SAVE YOUR SOUL

Written by Jamie Cullum & Ben Cullum Produced and Mixed by Duncan Mills Strings Arranger & Condoctor:Tom Richards

ダイナミックな音使いで、訴えかけてくるような壮大な曲。イントロにしろ、本編にしろ、ピアノの音がとってもドラマティックで、惹かれるんです。 そして、サビでの訴えかけるようなJamie Cullumのヴォーカルがかっこいいね。

1ー11. GET A HOLD OF YOURSELF

Written by Jamie Cullum Producer:Jim Abbiss Strings Arranger & Condoctor:Tom Richards

ざらっとしたギターの音使いで、しみじみとした雰囲気を伝えてくるナンバー。 温かさの出たjamie Cullumのヴォーカルが、優しく包み込んでくれるようだ。ちょっと切なさも漂います。

1ー12. YOU'RE NOT THE ONLY ONE

Written by Jamie Cullum & Ben Cullum Produced and Mixed by Duncan Mills

ピアノの音とともに、バックの音が一緒に弾けているポップなロックチューン。どっしりとした音使いに、jamie Cullumの自信の表れを感じさせる。 1人のスターを夢見る人を応援する歌詞が、どこかしら自身に向けて歌っているようにも思える。とにかく、メロディとの相性がいいんだ。

2-1. MOMENTUM

Written by Jamie Cullum Producer:Jim Abbiss

ざっくりギターがかき鳴って始まるアルバムタイトルチューン。サビではよりダイナミックに。「わかる?感じる?この契機を」。 2番からは、1音1音、他の楽器の音も前に出てきて、より鮮やかになった。ブンブン唸るベースの重低音が、どっしりと聞こえてきます。 さらに躍動感を増す流れで魅了する1曲。

2ー2. UNISON

Written by Bjork Produced and Mixed by Paul Butler

これまた驚きのカバーで、BjorkをチョイスしたJamie Cullum。 淡々と歌い語る中に、見えるこだわりと有機的な部分にゾクゾクさせられる。ジャジーに表現するというのも、すごいな。それでもJamieらしいアプローチで、壮大に仕掛けてきました。

2ー3. COMES LOVE

Written by Lew Brown / Charles Tobias / Sam H. Stept Produced and Mixed by Benedeic Lamdin, a Nostalgia77 production Horn arranged by Tom Richards

ブオブオと、ブラスの音とマーチングドラムがインパクトを出す、どっしりミディアムナンバー。 渋いヴォーカルと、時にシャウトを交えて披露するJamie Cullumがかっこいいね。ムードたっぷりで、ソウルフル。

2ー4~9. LIVE FROM ABBEY ROAD

躍動感が冒頭から伝わってくるM-4。ドラムの力強い音と、温かいキーボードの味がいいね。 淡々とした音づかいの中にソウルを感じるM-5。LAURA MVULAのヴォーカルもスパイスに。悲しみではなく、美しい世界が広がる。 随分とベースがヘビィな音を聞かせるM-6。ただ、マイクの音のバランスが一部でちょっとおかしい感じだな。 じっくりと聞かせてくれるM-7。その世界へまっすぐ、突き進んでいる。 カウントから始まっては、楽しい雰囲気を作るM-8。伸び伸び歌うJamieが気持ち良さそうだね。 ピアノの音でダイレクトにぶつけてくるM-9。ヴォーカルもダイレクトで、生々しさが伝わってきます。

[DISC 3:DVD]

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6th Album『INTERLUDE』● '14/10/6 ('14/10/15 on Japan) release

Jamie Cullum、前作「MOMENTUM」に続くアルバムは、カバーを中心に聞かせてくれる作品。なんか、枚数を重ねるごとに、そのヴォーカルは深みを増してゆくね。 渋くて、かっこいいんだな。スタンダードナンバーからコアな曲まで、幅広い選曲だからこそ、今歌いたいナンバーを詰め込んできたんだろうな。 その円熟したボーカルをバックアップするように、ピアノやベースなどでシンプルな音づかいを基調としています。きっと曲の世界に入りやすくなるんだろうな。この経験が、今後に生かされていくんでしょう。 Billie Holiday「Good Morning Heartache」、Nina Simone「Don't Let Me Misunderstood」、Aretha Franklin「Make Someone Happy」などのパフォーマンスで魅了してきます。 デラックス盤は、ウィーンでのライブの模様を収録したDVD付きの2枚組仕様。これがまた、かなり豪華な内容なんだな。 Jamieはじめ、バンドにオーケストラ、ブラスなどの大所帯で魅了する魅惑のひと時。 Jamieもいきなりドラムを叩きまくったり、もちろんピアノも叩きまくったり、しっとり歌を聴かせてくれたり、とにかくライブを楽しんでいる様子がダイレクトに伝わってきます。 そしてお客さんも本当に楽しそうなんだよね。

1. Interlude

Written by Dizzy Gillespie, Raymond Leven & Frank Paparelli Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

ブラスが温かくも渋い音を聞かせてくれるジャズナンバー。Jamie Cullumのヴォーカルも渋さが光るね。じっくりと聞かせてくれる空間が、これまたかっこいいんだよ。 Sarah Vaughanなどでおなじみのナンバーを、より一層曲の世界を届けてくれるかのように聞かせてくれるカバー。珍しく、Jamieはピアノを弾かず、歌のみに徹しています。

2. Don't You Know

Written by Ray Charles Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Ray Charlesのナンバー。テナーサックスはじめ、ブラスの音が効いているねぇ。 フリーな歌い方のJamie Cullumも味が出ています。Ray Charlesのごとく、ソウルフルでダイナミック、そしてダイレクトに伝えてきます。

3. The Seer's Tower

Written by Sufjan Stevens Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Sufjan Stevensのナンバーのカバー。オリジナルのような静かの中の、それぞれの音に耳を立てる。 静の中にも激しさがあり、その音たちが、やがて弾け飛ぶ。しなやかな弦楽をスパイスに、アグレッシヴなヴォーカルで、Jamieが魅了してきます。

4. Walkin'

Written by Richard Carpenter Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Nat King Coleのナンバー。ゆったりリズムとムードを出すブラスの音で、味わい深いジャズを堪能できる1曲。 進むにつれて、ゴージャスに。スィング感も増して、おしゃれだね。この曲も、ピアノは弾かずに歌に徹するJamieです。

5. Good Morning Heartache featuring Laura Mvula

Written by Dan Fisher, Ervin Drake & Irene Higginbotham Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Billie Holidayのナンバー。イントロからストリングスが美しいね。ゆったりゆったりと聞かせてくれます。 今回は、Laura Mvulaとのデュエットで、よりムードたっぷりに。じっくりじっくりと響き渡るベースと、滑らかなピアノの音が際立ちます。2人のまろやかなヴォーカルに、包み込まれるように。

6. Sack O'Woe

Written by Julian“Cannonball”Adderley & Jon Hendricks Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Cannonball Adderleyのナンバー。タンバリンの音が弾んでは、楽しさが伝わってきます。途中からスィングパートでは渋さ全開。 なんだか、Jamie自身も余裕な雰囲気と貫禄を出して、かっこいい仕上がりだね。

7. Don't Let Me Misunderstood featuring Gregory Porter

Written by Bennie Benjamin, Sol Marcus & Gloria Caldwell Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Nina Simoneなどのアンバーとして知られている曲。イントロからムードたっぷりの昔の映画のようなテイストがあって、かっこいいね。 ここではGregory Porterのヴォーカルをフィーチャーして、より一層渋さを出してきます。Jamieのヴォーカルが歯が立たない。このコラボはかっこいいね。

8. My One And Only Love

Written by Robert Mellin & Guy B. Wood Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Frank Sinatraなどが歌ってきた曲。Jamie Cullumは歌のみに集中して、じっくりとその声を聞かせてくれます。 抑えめのヴォーカルがとっても渋く、ゆったりジャズサウンドと見事にマッチしているから、かっこいいんだな。間奏からのピアノの滑らかな音がかっこいい。

9. Lovesick Blues

Written by Irving Mills & Cliff Friend Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Hank Williamsのナンバーをカバー。イントロから昔のいい味が出たサウンド。 Jamieのヴォーカルもかぶせて、時代を遡るかのような雰囲気がまた、渋いんだ。ブラスが楽しく吹き荒れているね。いい感じのジャズブルースになっています。

10. Losing You

Written by Randy Newman Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Randy Newmanナンバー。ピアノ、ベース、ドラムのみのシンプルな構成だからこそ伝わってくる味わい深さが心に染み入ります。 その音に乗せて歌うJamie Cullumのヴォーカルも、心に訴えかけてくるように、グッときます。

11. Out Of This World

Written by Harold Arlen & Johnny Mercer Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Ella Fitzgeraldのナンバー。イントロから躍動するドラム、そしてストリングスが響き渡って、ブラスも投入。おしゃれに音が舞います。 滑らかな音をバックに歌うJamie Cullumのヴォーカルも、実に滑らか。間奏は、テナーサックスが見せ場を作ってかっこいいんだ。痺れるね。

12. Make Someone Happy

Written by Adolph Green, Jule Styne & Betty Comden Produced, Engineered & Mixed by Bendic Lamdin for Nostalgia 77

Aretha Franklinのナンバー。とっても静かな始まりで、じっくりとヴォーカルを聴かせてくれるJamie Cullumです。 この曲はピアノ1本をバックに、Jamieも歌のみに向き合って、その世界を表現してきます。渋さと繊細さを兼ね備えて、独自の世界観が見事に表れた1曲。

[DISC 2:DVD]

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7th Album『Taller』● '19/6/7 ('19/6/7 on Japan) release

Jamie Cullum、久しぶりとなる作品は待望のオリジナルアルバム。そして、今作もジャズに捉われず、いろいろなサウンドをミックスさせて、音を楽しむJamie Cullumが伝わってきます。 冒頭のアルバムタイトルチューンで、いきなり引き込んできては、ソウルフルなヴォーカルを聞かせてくれるんですよ。ヴォーカルがとっても渋くで、似合うんだな。 ブラスを多く取り入れたり、時にピアノとドラムのみでしっとりと聞かせてくれたりと、とにかく巧みな業でJamie Cullumの世界をお届け。 スタンダード盤は全10曲とコンパクトです。一方で、デラックス盤は、16曲と大盤振る舞い。その中には、シングルにもなった「Work Of Art」や、カバー曲「The Man」などを聞かせてくれます。 渋さたっぷりですね。日本版はさらにボーナストラックを1曲収録しているので、こちらにも注目。

1. Taller

Written by Jamie Cullum & Simon Aldred Produced by Troy Miller & co produced by Jamie Cullum

ソウルフルなヴォーカルで、ガッツリと始まるアルバムのオープニングチューンであり、タイトルチューン。 濃厚で分厚い音に乗せて、しゃがれたヴォーカルが実に溶け込むんだ。かっこいいなぁ、Jamie Cullum。ひとまずオープニングからパンチが効いています。

2. Life Is Grey

Written by Jamie Cullum Produced by Troy Miller & co produced by Jamie Cullum

しっとりバラード。ピアノのポロンポロンとした音がもの悲しさを生み出す。歌詞も随分と暗くて悲しいんだ。その中で、輝く「君は美しい、You're beautiful」。 中盤から後半にかけて、荘厳でドラマティックなコーラスも加わって、圧巻なんだな。

3. Mankind

Written by Jamie Cullum Produced by Troy Miller & co produced by Jamie Cullum

どっしりビートを放つミディアムチューン。手拍子も加わっては、コーラスも分厚く、ゴスペルの如く。 見事に盛り上がりますね。オルガンの音も淡く、それでいて、包み込むように響き渡るんだ。いやはや、ソウルフルなコーラス vs Jamie Cullumの対決も圧巻。

4. Usher

Written by Jamie Cullum and Ben Cullum Produced by Troy Miller & co produced by Jamie Cullum

ジャズではなく、ソウル/ファンクな路線を聞かせてくれるJamie Cullum。ファルセットも随分とおしゃれだね。 タイトルにもなっているUsher、はたまたBruno Marsのように、ウキウキさせてくれる。とにかく音にインパクトがあるな。

5. The Age Of Anxiety

Written by Jamie Cullum Produced by Troy Miller & co produced by Jamie Cullum

バラードナンバー。だんだんと感情が昂っていくようなJamie Cullumのヴォーカルひ引き込まれてゆく世界。 時に静かで、時に張って。さらにストリングスが繊細かつ優しく響き渡る。不安な時代の中でも君を守るという思いが出ているね。後半は躍動感を増してガッツリと。

6. For The Love

Written by Jamie Cullum, Martin Terefe, Jayson Druzio & Alexandra Yatchenko Produced by Troy Miller & co produced by Jamie Cullum

見事なまでのバラードナンバー。最初はしっとりと、そして次第にジャジーな音を加えては広がっていきます。 ラブソング。愛のために行うこと。サビのメロディがまた、涙を誘うんだな。

7. Drink

Written by Jamie Cullum Produced by Troy Miller & co produced by Jamie Cullum

3拍子のナンバー。ピアノをしっとりと弾いては、切々と語るように歌を聞かせてくれるJamie Cullum。 2番からは大きく転調して、じっくりと聞かせてくれたりと、力強さも出ているね。こうなったら飲もうよ、みたいな雰囲気が出ている。後半の音の厚みもまたいい感じ。

8. You Can't Hideaway From Love

Written by Jamie Cullum Produced by Troy Miller & co produced by Jamie Cullum

イントロなしで始まるバラードチューン。しっとりとした空気の中で、まろやかなヴォーカルをきあkせてくれては、夢見心地にさせてくれる。 ピアノとストリングスという音使いで、ゴージャス。美しくて、うっとり。さすがはJamie Cullumな世界を演出。

9. Monster

Written by Jamie Cullum & Jamie Hartman Produced by Troy Miller & co produced by Jamie Cullum

Wurlitzer使いで、まろやかで温かい音を出してくるバラードナンバー。こちらもソウルなテイストを盛り込んでは、伸びのあるヴォーカルを聞かせてくれるJamie Cullum。 コーラスも加わって、大きく盛り上がっていきますね。後半のシャウトは圧巻だな。いろんな意味でモンスターな曲。

10. Endings Are Beginnings

Written by Jamie Cullum Produced by Troy Miller & co produced by Jamie Cullum

語るように歌うバラードチューン。フリースタイルのような雰囲気も出ているね。 ピアノとオルガンのみの音で聞かせるという、シンプルさもあって、Jamie Cullumのヴォーカルも、より近くに感じる。終わりは始まり。アルバム本編を締める、しっとりナンバーでじっくりと。

11. Love Is In The Picture

Written by Jamie Cullum Produced by Greg Wells

しっとりとした空間から、次第に音が膨れあがってゆくバラードナンバー。ソウルフルで、伸びのあるJamie Cullumのヴォーカルがたまらないんだ。 ジャジーな音が包み込む。

12. Work Of Art

Written by Jamie Cullum Produced by Troy Miller

「Interlude」のリリース後、初となるシングルナンバー。これまた、ソウルフルな味があって、ノリノリですな。 ブルージーであり、ジャジーであり、手拍子叩いて楽しく踊り出したくなるような曲なんだな。Jamieのコーラスも、躍起にさせてくれるね。

13. The Man

Written by Brandon Flowers, Mark Stoermer, Ronnie Vannucci, Garret Lee, Robert Earl Bell, Ronald Bell, George Brown, Otha Nash, Claydes Smith, Richard Westfield, Robert Mickens, Donald Boyce, Dennis Thomas & Dave Keuning

The Killersのカバー。弾けた力強い音と、楽しげに歌うJamie Cullumのヴォーカル、そして力強くソウルフルなコーラスが融合する1曲。 やっぱり、ジャズというよりかは、ソウルな方向だよな。ブラスも随分と強力だね。

14. Good Luck With Your Demons (Demo)

Written by Jamie Cullum Produced by Martin Tefere

ピアノの躍動感と口笛が小粋な雰囲気を作る1曲。さらに展開するにつれて、躍動感を増してくる。 これがデモバージョンというのが信じられないのと同時に、完成形を是非とも聴きたくなるんだな。

15. Marlon Brando (Demo)

Written by Jamie Cullum Produced by Martin Tefere

グルーヴィーに富んだ1曲。いろいろな音が巧みに入りつつ、歌い上げるJamie Cullumが生き生きしているんだ。 こちらもドラマを生み出すような曲なんだけれども、デモバージョンということで。

16. Show Me The Magic

Written by Jamie Cullum Produced by Benedic Lamdin

ビッグバンドな音使いが気持ちいいね。そして、この音使いが本当にJamie Cullumにぴったり合うんだよね。 素晴らしいホリデイソング。ゴージャスに展開するサウンドを背に、生き生きと歌を聞かせてくれるJamie Cullumです。次第に盛り上がってゆく、華やかな世界。

17. Dream My Girls (Demo)

Written by Jamie Cullum Produced by Jamie Cullum

プロデュース、そしてミックスもJamie Cullum自身が手掛けているナンバー。こちらもデモバージョンということで、ピアノをしっとりと。 そして、ダイナミックに弾きながら歌い上げるJamie Cullumに圧倒される。さすがだな。

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