visual

DVD『THE FILM 1999.12~2002.05』● '02/11/21 ('04/9/22) release

LOVE PSYCHEDELICO初となるビジュアル作品が登場。デビューした1999年12月から、2002年5月までの2年半を追ったヒストリー/ドキュメンタリー的な作品。 PVのメイキングやインタビュー、アメリカでのツアーの裏側や路上ライブなど、結構貴重な映像を見ることができる作品です。 ただ、残念なのはPVが入っていないということ。せっかくメイキングが入っているのに、なんだかもったいないけれども、PVは別物扱いなのかね。これがデリコのスタンスかな。 あくまでLOVE PSYCHEDELICOの活動を追った作品ということですね。ライブのほとんどが、ちょっと中途半端にも感じるけれども、生で見ろということかな。 それでも、KUMIとNAOKIの素顔を思う存分に味わうことができ、LOVE PSYCHEDELICOをちょっと身近に感じることができます。

DVD『IN CONCERT AT BUDOKAN』● '05/12/7 release

LOVE PSYCHEDELICO、初のライブDVD作品は、日本武道館での公演からベストなテイクを収録。残念なのは、ライブをフルで収録していないというところかな。でも、 その部分も忘れさせてくれるくらいに、熱いライブが伝わってくる。 オープニングから「Everybody needs somebody」へと流れ、「Free World」や「Your Song」、「LADY MADONNA ~憂鬱なるスパイダー~」 などのヒット曲はもちろんのこと、アルバム収録曲などからの演奏もあり、これぞLOVE PSYCHEDELICOなライブを見せてくれる。 日本のロックの殿堂とされる日本武道館での最高のパフォーマンスは、派手な演出は少なく、ストレートに音と声を届けてくれる。これがロックだ。 それにしても、KUMIもNAOKIも、ものすごく楽しそうに歌っている。そんな2人が印象的。

ギターがかき鳴って、照明がバチバチと弾ける。随分と壮大なオープニングですね。 デリコのマークが映し出されては、M-1からスタート。KUMIがとっても楽しそうに歌う。手を振っては、観客も応える。NAOKIも激しくギターを弾きまくっていますよ。 イントロだけで歓声が上がったM-2。KUMIとNAOKIのハモリで聞かせてくれます。おっ、2番の出だしをKUMIが間違えたぞ。ラストでは、NAOKIがかっこよく前に出てきては、ギターをかき鳴らす。 軽く挨拶。そしてイメージ映像を挿入した後はM-3。かき鳴るKUMIのギターと、ブルージーに響き渡るNAOKIのギターが絡み合う。途中からは音数も増えて、力強く聞かせてくれる。また、照明がかっこよく演出を決めるんだよな。 キーボードが鳴り響くM-4。そして、NAOKIが淡々とギターを聞かせる。ドラムもガツンと入ってきては、照明とコラボレーション。魅せるオープニングを経て、渋く本編スタート。KUMIが余裕たっぷりに歌います。 ボソッとタイトルを言ってから始まるM-5。しっとりと。そして、淡々と進行。サビでの言葉の畳み掛けに、息継ぎが気になるところ。最後までじっくりと聞かせてくれました。

NAOKIがYeahと声を出しては観客を煽る。そして、KUMIのカウントで始まるM-6。観客はみんな一斉に手拍子。意外とシンプルなステージで、あっさりと。でも、爽やかに聞かせてくれました。 暗い中でNAOKIのギターが濃く響き渡るM-7。12弦のギターで、とにかくしびれますね。NAOKIの見せ所なわけだ。しばらくして、KUMIの歌が入ってくる。ダークな中でスポットライトがちょっと当てられるという演出。後半からガッツリと聞かせてくれる。そして、KUMIの叫びに似たようなヴォーカルが響き渡る。すごいよ。 ステージ映像をちょっと挿入し、ヘリコプターの音が飛び交うM-8。KUMIとNAOKIは手拍子とコーラスを煽りながら、ステージ上を駆け回る。本編に入ったら、もうデリコ節全開。ヘビィなサウンドをもろともせずに、KUMIの勇ましいヴォーカルが響き渡る。 アップテンポで軽快なM-9。KUMIの動きについつい目が行ってしまうね。間奏では飛び跳ねたり、服を振り回したり。後半では金色のテープが降り注いでいますよ。キラキラ。迫力満点のステージでした。 NAOKIのギターでイントロを奏でては、歓声が上がったM-10。ミラーボールが回りだし、随分と輝いたステージに。KUMIも弾けながらヴォーカルを披露。はたまた、後半ではNAOKIがギターを聞かせてくれますよ。コールアンドレスポンスもあり。 がっつりとギターを聞かせてくれるM-11。なんか、KUMIのヴォーカルからはLove&Peaceを感じるね。とっても楽しそうに歌っている姿が印象的。最後にKUMIがお礼を言う。

イメージ映像を挿入しつつ、アンコールがかかった。 ラストのM-12。KUMIもNAOKIも弾けまくっていますよ。そして、コーラスがさらに盛り上げてくれるんだよね。なんだか、会場が1つになっている感じ。 ロックスピリッツ溢れた最高のライブ。歌うことの楽しさが詰まったひと時。

4th Album『GOLDEN GRAPEFRUIT』● '07/6/27 release

1. Freedom

Director:TATSUYA MURAKAMI (Gonshiro) *DVD 「GOLDEN GRAPEFRUIT BOX」 収録*

2. Aha! (All We Want)

Director:DAISUKE SHIMADA *DVD 「GOLDEN GRAPEFRUIT BOX」 収録*

3. Rain

Director:TATSUYA MURAKAMI (Gonshiro) *DVD 「GOLDEN GRAPEFRUIT BOX」 収録*

4. Mind across the universe

Director:KOTARO TAKANO

白黒をベースに、繊細に魅せるPV。 クールでかっこよすぎるぞ。デリコの2人も、ライブみたいな動きの様子を白黒で見せる。アーティスティックな雰囲気を出しまくり。

DVD『GOLDEN GRAPEFRUIT BOX』● '08/6/18 release

LOVE PSYCHEDELICOのスペシャルなビジュアルボックスセットの登場だ。プライベートスタジオ「GOLDEN GRAPEFRUIT」が完成し、 アルバム「GOLDEN GRAPEFRUITS」のリリース、そしてツアーを行ったLOVE PSYCHEDELICO。この一連の流れをまとめたDVDセットなわけですよ。 とにかくフルに絞って絞って絞られた2枚組みのDVD。 disc 1には、2度目となる日本武道館公演の模様を収録。こちらの方は、ベテラン風を吹かせて、すっかり大物感を漂わせるステージですね。 特に、幕開けの「Everyone, everyone」が圧巻です。そのほか、アルバム「GOLDEN GRAPEFRUITS」からのナンバーを中心に、代表曲がずらり。 ただ、1公演丸々の収録ではないみたいなので、そこが残念。 disc 2には、新宿リキッドルームのライブの模様を収録。ハコが変わると、デリコの雰囲気も変わるね。ほかにも、レコーディングリポートやPVなどを収録しています。 これほどまでにデリコの詰まった作品に、満足満足ですよ。

disc 1

まずは、NAOKIのソロギター。部屋でくつろいで、TVにスイッチを入れるとライブが始まる。こじゃれたオープニングだね。 2度目となる日本武道館公演のオープニングを飾るM-1。ダイナミックなゴスペルタイを従えて(映像だけれども)、ハッピーなステージに。いきなり圧倒させられる。 そして、アルバム「GOLDEN GRAPEFRUITS」の要でもあるナンバーのM-2。映像に手を加えて、神々しく見せるのは、ちょっと余計に感じるかな。弾けっぷりがたまらないステージだね。KUMIの伸びやかなヴォーカルが突き抜けてゆく。終了したと思ったら、まだまだ余韻を残す。やるなぁ、デリコ。 後ろのスクリーンとうまくリンクするM-3。なかなか尖ったサウンドが映える荒ぶるステージだ。ここでも映像にエフェクトをかけて、万華鏡みたいにしたり。 バンジョーが登場のM-4。じっくりと落ち着いた感じのステージで、アコースティックサウンドが映える。KUMIが大きく体を揺らし手を揺らし。 KUMIもギターを弾くM-5。どっしりとまとまった音を聞かせてくれますな。間奏では、跳ねて楽しそうだ。NAOKIのギタープレイもかっこいいぞ。

ここでイメージビデオを挿入。KUMIとNAOKIがすれ違う。

後ろのスクリーンにファニーな映像が映し出されたM-6。バンドメンバーのコーラスが大活躍のステージに。「LOVE!」と呼びかけるKUMI。かっこいいギタープレイで圧倒させるNAOKI。かなり弾けまくったステージだね。 元気いっぱいにM-7。「Aha」と、観客に叫ばせる。そして、とにかく全編でノイジーギターがうねりまくりだ。KUMIが激しいぞ。後半も演奏でじっくりと聞かせてくれた。 ちょいとデジタルサウンドと照明が入り乱れのM-8。KUMIのヴォーカルが響き渡り、なにかを訴えかけるように声を出しまくる。赤、青、緑の色を使ったバックスクリーンの眩しいこと眩しいこと。 NAOKIが道具を使ってヴォーカルにエフェクトをかけるM-9。デジタル色のパートからのロックサウンドパートが際立つね。 NAOKIの渋いソロギターでスタートするM-10。懐かしいので、観客からも大いなる歓声が上がったね。KUMIも心地よくギターを弾きながら歌っています。後半で、1つのマイクでKUMIとNAOKIが歌うのがいいね。ラストのギターセッションも聞き所。

ギターの音がかっこいいM-11。こちらもデリコを代表する曲。サビでKUMIが手を振り、会場に波ができる。KUMIは左右に動き回って、会場を盛り上げる。 お次はイントロのギターで盛り上げを聞かせてくれるデビュー曲M-12。もはや歌い慣れしているから貫禄たっぷりだよね。そして中盤からはNAOKIが「Born to be wild」を歌う。KUMIは自由に動きまくり。再び戻ってじっくりと聞かせてくれる。 そして、コール&レスポンスを入れては、大きく盛り上がった。ステージに一筋のスポットライトが当たるM-13。KUMIのうたがじっくりと伝わる。「LOVE」を掲げるKUMI。どこまでも真っ直ぐ届いた。

disc 2

新宿リキッドルームでのライブ。デリコを代表する曲M-1から爽快にスタート。ハコが小さいだけあって、迫力も感じるね。観客が熱い熱い。熱気溢れるステージです。

MC。KUMIがとってもうれしそうだね。

M-2では、渋いロックのステージで。KUMIとNAOKIがまた、かっこいいんだよね。NAOKIもガッツリと歌います。観客も声を上げて応える。 ちょいと妖しげな音色のM-3。淡々と歌うKUMIも、段々と力が入っていく変化を見せる。 お次はビートルズのカバーM-4。KUMIがギターを弾きながら歌います。デリコらしさの出たステージを見せてくれる。ベテランの風格が漂いますね。KUMIがまた、滑らかに歌い上げるんだな。 NAOKIがかなり力を入れているM-5。ザックリギターをバックに、KUMIも歌います。じっくりと真っ直ぐ声が届く。 静かな始まりのM-6でも、歌が始まると観客も一緒に歌います。KUMIがとっても楽しそうに歌っているのが印象的。

1. Freedom

Director:TATSUYA MURAKAMI (Gonshiro)

広がる大地で高らかに歌うKUMIと、ギターを弾くNAOKI。 とっても気持ちがよさそうだ。そして、男性と女性が踊ったりジャグリングをしたりと、別場面で華を添える。

2. Aha! (All We Want)

Director:DAISUKE SHIMADA

スタジオでのバンドスタイルでの演奏をPVに。やけに体を動かして、KUMIが楽しそうだよな。 そして、効果的にフルーツが使われています。所々でのスローモーションもかっこいいね。

3. 7days

Director:KOTARO TAKANO

英語の歌詞がバン!バン!といった具合に出てくる。 KUMIはサングラスをかけていて、かっこいいなぁ。そして躍りまくり。髪の毛も振りまくり。ストップモーションをうまく生かしています。

4. Help!

Director:KOTARO TAKANO

アナログ盤に針を落としてスタート。ドミノ倒しが始まり、ピタゴラ装置のごとく、どんどんとアクションが続く。おもしろいねぇ。 そして、愉快な朝食の出来上がり。

5. Rain

Director:TATSUYA MURAKAMI (Gonshiro)

広がる鳥瞰ビューにうっとり。そして、いろいろな場所が映し出されては、 歌詞の英単語がポンと置かれていて。しかし、後半でその単語たちが次々と消えていった。 と思ったら、今度は空から1文字1文字が大量に降ってきたよ。最後もおしゃれに決まったね。

6. Freedom [LIVE ver.]

Director:KOTARO TAKANO

リキッドルームでのライブを編集し、PVに。熱気が伝わってくる作品。

7. 7days [LIVE ver.]

Director:KOTARO TAKANO

リキッドルームのライブをベースにしたPV。ちょっともやがかかったような感じがするね。バックモニターのビジュアルも効果的に。

13th Maxi Single『It's You』● '11/8/10 release

It's You

MV Director:KENJI YAMAGUCHI (Victor Design Center) *6th Album 「IN THIS BEAUTIFUL WORLD」 収録*

Dry Town ~Theme of Zero~ / Shadow Behind

MV Director:TETSUYA MURAKAMI (TATEOKA OFFICE)

「Dry Town」は、まずキャンピングカーの中で歌うKUMIが登場。外に出ても、風を受けながらの熱唱です。NAOKIは外でギターを。 デリコらしい、退廃的な雰囲気が出ています。最後、キャンピングカーを降りるとスタジオの中だったという流れがまたおしゃれ。 ここから「Shadow Behind」のクリップがスタート。スタジオの隅で歌うデリコ。その前をTVマンたちが通り過ぎては、デリコの2人に陰が差したり。暗めに見せるのが、またかっこいい。

6th Album『IN THIS BEAUTIFUL WORLD』● '13/4/17 release

1. Beautiful World

MV Director:Tatsuya Murakami (TATEOKA OFFICE)

湿原のような場所で歌ったり、砂浜を歩いたりするKUMI。 自然の壮大な雰囲気が伝わってくるね。NAOKIは、かっこ良くギターを弾いています。

2. It's You

MV Director:Kenji Yamaguchi (Victor Desgin Center)

ちょっとアメコミな感じで見せるおしゃれPV。その中にもストーリーがあって、おもしろいね。 デリコの2人も、シルエットながらアニメ化されていてかっこいい。

3. Dry Town ~Theme of Zero~

MV Director:Tatsuya Murakami (TATEOKA OFFICE)

まずキャンピングカーの中で歌うKUMIが登場。外に出ても、風を受けながらの熱唱です。NAOKIは外でギターを。 デリコらしい、退廃的な雰囲気が出ています。最後、キャンピングカーを降りるとスタジオの中だったという流れがまたおしゃれ。

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