album

1st Album『A Strange Arrangement』● '09/9/8 release

R&B/SOULシンガー、Mayer Hawthorneのデビューアルバム。甘いヴォーカル、時にファルセットが広がり、夢見心地な気分にさせてくれるんですよ。 曲の方も、Blue-eyed Soulだったり、ポップでしなやかなピアノを聞かせてくれたり、ホーンを効かせてきたり、あの手この手で楽しませてくれます。 全編とっても作り込まれていて、1人のシンガーソングライターの見事なまでのソウルパワーを感じさせる作品となりました。とにかく聞いていて、気持ちがいいんだな。

1. PRELUDE

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

魅惑のハーモニーで始まるイントロダクション。とってもうっとりな気分にさせてくれる、心地よいひと時です。そのまま次曲へと流れます。

2. A STRANGE ARRANGEMENT

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

甘いヴォーカルを添えて聞かせてくれるミディアムスローチューン。ゆったりまったり、A.O.R.なテイストで、じっくりと。 大人の世界へ連れて行ってくれるような、甘いトラックに誘われてしまいます。添えられるフルートの音もGoodだね。

3. JUST AIN'T GONNA WORK OUT

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

軽やかブレイクビーツとファルセットヴォーカルを組み合わせて、聞かせてくれるソウルチューン。そして、重なるコーラスも温かくてハートフル。

4. MAYBE SO, MAYBE NO

WRITTEN by R. Wylie & T. Hester PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

イントロがまた、ドリーミング。そして、ホーンが入ってきては、見事なまでにソウルミュージック。 でも、熱くなりすぎず、甘いヴォーカルを染み込ませるように。

5. YOUR EASY LOVIN' AIN'T PLEASIN' NOTHIN'

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

モロにモータウンな1曲。「恋はあせらず」的に、弾けるサウンド。分厚いコーラス。 そして、程よいホーンセクションを加えて、ウキウキワクワクな気分にさせてくれます。

6. I WISH IT WOULD RAIN

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

ピアノのゴージャスな使い方、そして甘いファルセットヴォーカルにうっとりさせられるスィートバラードチューン。 フィリーソウルな甘く滴るトラックに、涙ですね。

7. MAKE HER MINE

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

音がまたいいね。レトロながらに新しく、ヴォーカル&コーラスで夢見心地にさせてくれます。 ヴォーカルがファルセットを効かせながら、スモーキーな味わいもあります。

8. ONE TRACK MIND

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

こちらも見事なまでのポップなソウル。所々、気持ちの良いコーラス。モータウンテイストもあって、ウキウキさせてくれますよ。

9. THE ILLS

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

リズミカル。いや、アグレッシヴ。ビートを刻んでは、ホーンを味わいたっぷりに聞かせてくれるアップチューンです。

10. SHINY & NEW

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

こちらもストレートに聞かせるバラードナンバー。随分器用にヴォーカルをこなします。 甘くて甘くて、深く落ちてしまいそう。それくらいに、心地よさを聞かせる。「You Make Me Feel So Brand New」的な味わいだな。

11. LET ME KNOW

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

ギターの音も心地よく聞かせてくれるポップなミディアムチューン。懐かしさと新しさを兼ね備えた1曲だね。

12. GREEN EYED LOVE

WRITTEN & PRODUCED BY MAYER HAWTHORNE

一癖加えたようなミディアムチューン。甘く、ちょっとダラッとした感じがまた、変な心地よさを聞かせてくれる。 間奏でのギターが、いい味を出しているじゃないですか。

2nd Album『How Do You Do』● '11/10/11 release

ソロシンガー、Mayer Hawthorneの2枚目となるオリジナルアルバム。メジャーフィールドに進出しては、よりヴォーカルを生かしたトラックで魅惑のソウルチューンを聞かせてくれます。 とってもハイトーンだったり、ファルセットだったり、ヴォーカルでとにかく魅了してくるわけですよ。うっとり。そんなソウルチューンのオンパレードと思いきや、異色作も。 まさかのSnoop Doggとの共演で新たな世界を開いてきた感じかな。ただ、全体を見ても、曲があったりメロディアスだったり、メロウだったりと、 いろいろな要素で楽しませてくれる。楽しさいっぱいの2枚目となりました。

1. Get To Know You

Written and Produced by Mayer

ゆったりじっくり、ビートに合わせて、まるで語るように聞かせてくれるヴォーカル。その後、魅惑のファルセットヴォーカル&コーラスで、 夢見心地の世界へと連れて行ってくれます。

2. A Long Time

Written and Produced by Mayer

音がなかなか固まって聞かせてくれる感じで。ソウルファンクな味もあり、ファルセットヴォーカルが華麗に舞います。非常にポップですよ。

3. Can't Stop

Written by Mayer and Snoop Produced by Mayer

随分とスリリングな音使いですね。なんとSnoop Doggをフィーチャーした1作。これまでのMayer Hawthoneの曲とは一線を画すね。 両者のいいところを使いながらも、新しいものをうまく生み出してきたトラックです。

4. Dreaming

Written and Produced by Mayer

イントロがまた、タイトルよろしくドリーミング。ストリングスの美しさを聞かせた後は、弾むピアノがウキウキな気分にさせてくれるモータウン風ポップチューン。 手拍子も手伝って、とにかく楽しさを伝えてきます。

5. The Walk

Written and Produced by Mayer

アルバムからの1st Single。ゆったりまったりのテンポ。そして華やかなホーンの音に心も和む1曲。 甘くストレートに響き渡るヴォーカルが、温かいね。サビパートでのコーラスワークがいい感じ。

6. Finally Falling

Written and Produced by Mayer

この曲もまた、懐かしさを出してくるね。1970年代、1980年代風の甘いポップチューンで、じっくりと聞かせてくれるMayer Hawthone。 ヴォーカルもコーラスも瑞々しく響き渡ります。

7. Hooked

Written and Produced by Mayer

タイトル通りにフックが効いている、アグレッシヴなナンバー。こちらは1960年代風かな。 ソウルフルで盛り上がっています。コーラス、そしてホーンがいい味を出していますね。

8. Stick Around

Written and Produced by Mayer

フィンガースナップもオシャレに。淡さがBlue-eyedソウルなテイストを出してきます。 まろやかなヴォーカルが、しなやかで華やかさを生み出す。心地よく広がっていきますね。

9. The News

Written and Produced by Mayer

クセのある、ひねりのあるメロディラインとサウンド。ちょっと今までの流れとは違うテイストだね。 1分半ちょっとなのに、濃さを詰め込んできています。

10. You Called Me

Written and Produced by Mayer

華やかに広がるソウルポップ。ヴォーカルも伸びやかで、気持ちよさそうだね。 カラッと晴れて、音も笑っています。ホーンの力も大きいね。

11. You're Not Ready

Written and Produced by Mayer

ギターの音が瑞々しいったらありゃしない。ゆったりじっくりと心地よいサウンドと気持ちの良いヴォーカルで味わいたっぷりに聞かせてくれます。

12. No Strings

Written by Mayer and Michael David Produced by Mayer Additional Production by Michael David

力強いサウンドをバックに、伸びやかに聞かせてくれるナンバー。 Mayer HawthoneとMichael Davidの共作。瑞々しいメロディ、コーラスと生き生きしたヴォーカルが織りなす魅惑のひと時です。 キャッチーなメロディ、そしてステップを踏みたくなるような流れに、どんどんと引き込まれていきますね。

3rd Album『Where Does This Door Go』● '13/7/16 release

ソウルシンガー、Mayer Hawthorneのアルバムも3枚目。今回は印象として、ソウルというよりかはR&Bに近いサウンドが多いかな。 その中でインパクトがあるKENDRIK LAMARの共演作。さらに、Pharrell Williamsのプロデュース作と、これまでとは違ったアプローチで仕掛けてきた感じですかね。 ヴォーカルはこれまで同様、ハイトーンやファルセットを駆使しては、魅惑のひと時を演出。丁寧なヴォーカルに、じっくりとした演奏で、今回のアルバムも味わい深い作品となりました。 デラックスエディションは、CD2枚組ということです。さらに4曲追加の魅力たっぷりナンバーで楽しませてくれますよ。 さて、Mayer Hawthorne、このありはJake Oneと共に、Tuxedoを結成し、さらなるブギーで飛躍するわけですよ。

1. PROBLEMATIZATION

オープニングのイントロダクション。会話で始まって、次曲へ。

2. BACK SEAT LOVER

(A. Cohen, M. Palacios, E. Clark, K. Randolph, E. Jackson) Produced by Da Internz and Mayer Hawthorne

瑞々しいブギーソウルを聞かせてくれるナンバー。丁寧なヴォーカルと、クールなトラックに引き込まれていきます。 サビでのグイグイくる感じ、そして分厚いコーラスと共に圧倒してくる。とってもキャチーに攻めてきたね。

3. THE INNOCENT

(A. Cohen, J. Splash) Produced by Jack Splash and Mayer Hawthorne

チキチキなサウンドが、いあっまでとはちょっと違ったテイストを出してくるアップテンポチューン。 ベースのグルーヴ、そしてピアノのしなやかさがいいテイストを出しているね。Mayer Hawthoneの新境地を感じさせます。

4. ALLIE JONES

(A. Cohen, W. Felder) Produced by @Oakwud and @TheAceFace69 for The Orphanage / GOOOOOOOO!!! Music and Mayer Hawthorne

ゆったりリズムは、どこかしらレゲエを彷彿とさせるかのよう。でも、サウンドはどっしりと重たく。 ソウルやファンクというよりかは、R&Bなノリで。Put Your Hands Upで縦ノリだね。

5. THE ONLY ONE

(A. Cohen, J. Splash) Produced by Jack Splash and Mayer Hawthorne

こちらもどっしりビートがR&Bなテイストを出すね。ピアノがいい具合のはずみ。ブラスの分厚く温かい音が包み込んでくれる。 そして、サビでのコーラスの分厚さがいいね。全体的に濃いけれども、メロウなテイストが出ている。

6. WINE GLASS WOMAN

(A. Cohen, P. Williams) Produced by Pharrell Williams

小粋な会話の後は、クールなR&Bトラックで味付け。ギターがまた、オシャレにアクを出して聞かせるトラック。 何を隠そう、Pharrellのプロデュース。なるほど、このビートの使い方は、彼ならではだよね。

7. HER FAVORITE SONG

(A. Cohen, W. Felder) Produced by @Oakwud and @TheAceFace69 for The Orphanage / GOOOOOOOO!!! Music Co-Produced by Mayer Hawthorne

スムースなムードトラック。オシャレな音使いは、A.O.R.やジャジーな味も醸し出してくる。 とってもアーバンで、とってもクール。どっしりとした音も躍動感があっていいね。

9. CRIME WITH KENDRICK LAMAR

(A. Cohen, W. Felder, K. Duckworth) Produced by @Oakwud for The Orphanage / GOOOOOOOO!!! Music

オシャレR&Bナンバーだね。こちらはなんと、KENDRICK LAMARを迎えてのトラック。 意外とメロディアスでドラマティックな展開の様相を見せる。ヴォーカルはハイトーン、ファルセットがサビでうまく生きでくるんだな。ラップはさすがですよ。

10. REACH OUT RICHARD

(A. Cohen, P. Williams) Produced by Pharrell Williams

イントロから愉快痛快なテイストを出しては、ポップな雰囲気で幕開けるトラック。 この曲もPharrellがプロデュース。やっぱりビートの音使い、一線を画すよね。その音、そしてメロディもキャッチーに聞かせてポップさが一気に広がります。

11. CORS|CAN ROSE

(A. Cohen, W. Felder) Produced by @Oakwud and @TheAceFace69 for The Orphanage / GOOOOOOOO!!! Music and Mayer Hawthorne

クールなR&Bトラックだね。シンセの音の繰り返し。ここが印象的。歌詞の「In the night」の通り、夜にどんどんと引き込まれていくようなメロウなトラック。 キャッチーなサビも、アーバンポップな色を添えて。

12. WHERE DOES THIS DOOR GO

(A. Cohen) Produced by Greg Wells for Firehouse Cat Music, Inc. and Mayer Hawthorne

アルバムのタイトルチューン。3拍子のゆったりリズムで染み込ませてきます。ヴォーカルがまた、いい具合にスモーキーだったり、 ファルセットでうっとりさせたりと、いい感じに展開。ストリングスも美しく盛り上げてきます。

13. ROBOT LOVE

(A. Cohen, J. Hill, K. Harpoon, W. Curtis) Produced by Kid Harpoon and Mayer Hawthorne Co-Produced by John Hill

リズミカルなビート、そこにファンキーテイストのヴォーカルを加えては、曲を出してきた1曲。 「Put Your Love In My Tender Care」をサンプリングして、独特の世界が広がっていく。若干のピコピコテイストもいい感じにオシャレ。

14. THE STARS ARE OURS

(A. Cohen, P. Williams) Produced by Pharrell Williams

この曲もPharrellだ。めくるめく展開に、どんどんと引き込まれていくね。タイトルの如く、眩しさを出す。 リズミカルでアップテンポで、キャッチーで。ヒットの要素たっぷりのファンクロックだね。

15. ALL BETTER

(A. Cohen) Produced by Greg Wells for Firehouse Cat Music, Inc. and Mayer Hawthorne

淡く優しい幕開けに、うっとりさせてくれる1曲。サビからはどっしりドラムも入ってきて、心に訴えかけてくるように展開するバラード。 最後のラララで全てを包み込んでくれる。

16. FOOL

(H. Silverman) Produced by John Hill and Mayer Hawthorne

ゆったり聞かせてくれるソウルチューン。渋目のヴォーカルをじっくりと聞かせてくれる。 君に会うまではバカだった。後悔しつつも、前へ進もうとする気持ちが伝わってくる1曲ですね。

17. KAILA

(A. Cohen, J. Splash) Produced by Jack Splash

リズミカルなブレイクビーツとピアノの弾む音で、ウキウキワクワク感がたまらない。 ヴォーカルもいい感じにノリノリ。ハイトーンが楽しさを伝えてくる。とにかく全体から漂うオシャレ感にノックアウトだね。

18. SMALL CLONE

(A. Cohen, H. Silverman) Produced by Greg Wells for Firehouse Cat Music, Inc. and Mayer Hawthorne

ウキウキなリズムビートにポップさ爆発のソウルチューン。ギターも愉快に踊っているんだな。 全体的に音が粒な感じ。そして、ヴォーカルも丁寧に聞かせてくれるようだね。

19. DESIGNER DRUG

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced by Greg Wells for Firehouse Cat Music, Inc. and Mayer Hawthorne

オシャレなブギーチューン。キラキラミラーボールもお似合いのドラマティックな1曲。 煌めくサウンドスケープと、ファルセットヴォーカルが夢見心地な気分にさせてくれるんだ。

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