album

1st Album『Tuxedo』● '15/3/3 release

R&B/SOULシンガー、Mayer Hawthorneと、HIP-HOPプロデューサーのJake Oneが新たに結成したユニットが、このTuxedo。 それぞれキャリアがあるからこその余裕さを感じるとともに、とってもおしゃれでどこかしら懐かしいソウル/ファンク/ディスコナンバーを中心に聴かせてくれます。 これがまた、昨今のサウンド回帰じゃないけれども、1970、1980年大風ディスコソウルを彷彿とさせながらも、古臭さを感じさせず、むしろ誰しもが現代でも聞きやすいように上げてきたトラックの数々。 Tuxedoの世界が、ぎっちりと詰まっています。その決定版が「DO IT」かな。キャッチーだけでなく、このグルーヴに体が自然と乗ってきます。 そのほか「SO GOOD」「I GOT U」など、盛り上がったり、じっくりと聴かせてくれる曲がたくさんです。 ラストナンバー「NUMBER ONE」は、「Ain't No Fun」をサンプリングして、これまた面白さを出してきました。 ソロキャリア以上に、なんだかこのユニットで大化けしましたね。ちなみに、サマソニでパフォーマンスをみましたが、とにかくかっこよかった。

1. LOST LOVER

(A. Cohen, J. Dutton, A. Miller, N. Brongers) Produced by Tuxedo

グルーヴィーなベースの音と、煌びやかなシンセの音がアダルトフーレバーを出すオープニングチューン。 ディスコティークでアーバンソウルなクールトラックは、落ち着いた雰囲気がとってもかっこいいナンバーだね。

2. R U READY

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced by Tuxedo

踊るベースがのノリを出すダンストラック。軽やかビートに乗せて、ソウルフルなサウンドとヴォーカルで魅了する1曲。 みんなでステッピフンで、ミラーボールの下で踊る姿がぴったりなグルーヴチューンだね。ヴォーカル&コーラスに酔いしれます。

3. WATCH THE DANCE

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced by Tuxedo

パンチの効いたビートと鮮やかで煌びやかなシンセの音がとっても眩しいダンスチューン。ステップがお似合いで、軽やかとディープがうまくミックスされています。 そこに軽快なヴォーカルが響き渡っては、じっくり染み渡りますね。そして、コーラスと一緒に盛り上げてくれるポップな1曲です。

4. SO GOOD

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced by Tuxedo

どっぷりソウルビートと煌びやかなシンセを味付け。そして、グルーヴィーに響くベースがまさしくSo Goodなトラック。 派手さを抑えてじっくり聴かせてくれるのに、キャッチーさも兼ね備えては、楽しさいっぱいだね。

5. TWO WRONGS

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced by Tuxedo

イントロからメロウに聴かせてくれるスローのバラードナンバー。ムードたっぷりで、高めのヴォーカルがきらめく1曲だね。 まるで抱擁するかのように、ヴォーカル&コーラスが心地よい。響き渡っては、美しさ際立つトラックに仕上がっています。珍しく、間奏ではギター泣いています。

6. TUXEDO GROOVE

(J. Dutton, B. Demps, D. Vaughn) Produced by Tuxedo

リズムがつかみにくいな。ベースは4分の3拍子かな。 各々の演奏をゆったりじっくりと味わえるインタルード。弾むシンセの音もグルーヴィーに。チークタイムではないけれども、ゆったりと過ごせるナンバーだね。

7. I GOT U

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced by Tuxedo

どっぷりビートとうねるシンセがおしゃれなグルーヴィー溢れる1曲。Feel So Goodなサウンドとソウルフルなヴォーカル&コーラスが魅了してくるナンバーです。 伸びやかなヴォーカルが華麗に舞っては、曲の世界へと連れて行ってくれる。体が自然とサウンドに乗せられては、本当に心地良いんだ。

8. THE RIGHT TIME

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced by Tuxedo

いかにもなディスコビートが軽やかで、ポップでとっても楽しいね。きらめくミラーボールがお似合いなグルーヴチューン。 伸びやかなヴォーカルも、楽しそうに聴かせてくれます。かき鳴るギターも程よいファンクで、華やかに弾んできます。サビのキャッチーさに自然と体が揺れる1曲だね。

9. ROLL ALONG

(A. Cohen, J. Dutton) Produced by Tuxedo & Greg Wells for Firehouse Cat Music, Inc.

ドラムとベースが濃い音を作っては、その中に振り込まれたように結構圧のある1曲。ヴォーカルも落ち着いていて、じっくりと聴かせてくれます。 程よい味付けのブラスもポイントが高いね。ソウルフルな世界をブラスとシンセがほのかに照らしているような、小粋なバラードです。

10. GET U HOME

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced by Tuxedo

ゆったりグルーヴで魅了してくれるミディアムチューン。 ジワリじっくりと聴かせてくれるブラスの味付けと、ヴォーカル&コーラスがアダルトフレーバーを醸し出す1曲。ヴォーカルが意外にもソウルフルでかっこいいんだな。

11. DO IT

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced by Tuxedo

手拍子して一緒に盛り上がりたくなるディスコファンクチューン。軽快なビートが心も体も躍らせる1曲。スムースなヴォーカルも心地よく響き渡る。 サビもキャッチーで、まさしくDO ITな1曲。アーバンソウルなテイストが腰をノックアウト。

12. NUMBER ONE

(A. Cohen, J. Dutton, C. Broadus, R. Brown, N. Hale, W. Griffin, A. Young) Produced by Tuxedo

「Ain't No Fun」をサンプリングした、まんまなナンバーは、ディスコソウルをふんだんに盛り込んで、どっしりじっくりと聴かせてくれる濃いトラック。 ステップ踏んで、ミラーボールの下で踊りたくなるような、軽快さを兼ね備えた1曲です。

13. Secret track:Without Your Love

きらめくシンセサウンドと、ソウルフルなヴォーカルで魅了するグルーヴチューン。 小粋なサウンドにブラスも添えて、華やかに盛り上げる。後半の手拍子で、ヴォーカル&コーラスがまた麗しいのなんのって。ムードをたっぷりと届けてくれます。

2nd Album『Tuxedo II』● '17/3/24 release

まさか、まさかの2枚目の登場。Mayer HawthorneとJake Oneによるユニット、Tuxedoが、前作ヒットに勢いづいて、2作目を出してきました。 今回も、前作同様に、ディスコファンクでソウルフルな楽曲オンパレード。グルーヴを投入したりアダルトフレーバーでメロウな楽曲をじっくり聞かせてくれたりと、 とってもおしゃれなんだな。また、前作収録曲「Number One」でサンプリングしたSnoop Dogがゲストラッパーとして登場してくるコラボも必聴です。 懐かしくて新しい、古臭さを全く感じさせないサウンドにうまく仕上がっています。 さすが、2人のクリエーターの腕が光っていますね。ミラーボールの下にみんなで盛り上がり、親密になったりと、いろいろなシチュエーションにぴったりです。これで、「III」も期待したくなりますね。

1. FUX EITH THE TUX

(a. cohen, j. dutton, s. wishkoski) produced & arranged by TUXEDO

オープニングのコーラスで大盛り上がりなディスコファンクチューン。軽快なリズムと淡いシンセの音が、あの頃へとプレイバック。 きらびやかなアーバンソウルで、大人の夜が広がってゆく。前作の縁で、Snoop Dogがラップで参加しているところにも注目。

2. 2ND TIME AROUND

(a. cohen, j. dutton, c. maxie, b. demps) produced & arranged by TUXEDO

冒頭からクラップハンズで大盛り上がりなファンクチューン。 ウキウキワクワクなディスコビートに乗せて、楽しさいっぱいに伝えてきます。ダンサブルなのに濃過ぎず、おしゃれに聞こえてきますね。ブラスの味付けも良い感じだ。

3. TAKE A PICTURE

(a. cohen, j. dutton, c. maxie, b. demps) produced & arranged by TUXEDO

ギターの音がおしゃれに響き、ブラスで味付け。キャチーナフレーズで、一気にTuxedoのグルーヴへと連れて行ってくれる。 とってもおしゃれなテイストで、熱を帯びた1曲。間奏でのシャッター音もポイント。

4. ROTATIONAL

(a. cohen, j. dutton) produced & arranged by TUXEDO

ミドルテンポでグルーヴが一気に押し寄せてくる。濃さがアップしているけれども、 くどくなく、おしゃれでムーディー。あの頃のきらめきを呼び戻すかのような味付けで、メロウな気分にさせてくれます。

5. SHINE

(a. cohen, j. dutton) produced & arranged by TUXEDO

スローテンポのビートがよりアダルトフレーバーを醸し出すメロウなグルーヴチューン。 きらめくシンセサウンドと男女ツインヴォーカルが絡み合っては、より輝きを増してきます。そして、聞いているうちにこちらも輝いてくる。約3分半なのに、とっても濃厚。

6. SCOOTER'S GROOVE

(a. cohen, j. dutton) produced & arranged by TUXEDO

インタルード。キーボードの華やかな音をメインにして、会話も繰り広げられるおしゃれなトラック。 濃さと爽やかさを兼ね備えた小曲で、次曲へと導く。

7. U LIKE IT

(a. cohen, j. dutton, s. wishkoski) produced & arranged by TUXEDO

イントロの口笛がとってもおしゃれ。グルーヴィーな音づかいに心が奪われるミドルチューン。 ヴォーカル&コーラスが温かくも熱を出して、魅了してきます。

8. BACK IN TOWN

(a. cohen, j. dutton, s. wishkoski) produced & arranged by TUXEDO

ホーンが飾っては、ポップなビートが心を踊らす小粋なグルーヴチューン。 ホーンに負けじと、ヴォーカル&コーラスもソウルフルで、おしゃれな味付け。キャッチーなサビを伸び伸び聞かせてくれます。

9. SPECIAL

(a. cohen, j. dutton, c. maxie, b. demps) produced & arranged by TUXEDO

冒頭からヴォーカル&コーラスのハーモニーでうっとりさせてくれるミディアムチューン。 ハンドクラップで一緒に盛り上がりたくなる心地よさを出してきます。ストレートなラブソングを、おしゃれに聴かせてくれました。

10. LIVIN' 4 YOUR LOVIN'

(a. cohen, j. dutton, s. wishkoski) produced & arranged by TUXEDO

シンセの音が前に出てきては、きらびやかさで飾るナンバー。メロディパートはとってもクールでグルーヴィーなのに、そこから派手さを出してきて、煌めいてきました。 キャッチーに攻めてきては、このTuxedoワールドへと巻き込もうとする彼らの思いが伝わってきます。何はともあれ、ハズムビートに弾むシンセ、心を奪われます。

11. JULY

(a. cohen, j. dutton, s. wishkoski) produced & arranged by TUXEDO

アルバムのラストを飾るメロウなグルーヴチューン。 ソウルフルなヴォーカルを前面に、そのバックで美しく響くピアノとグルーヴィーなベース、そして煌めくコーラスワークでうっとりさせてくれる世界を聴かせてくれます。 そして、ブラスもいい味を出しては、盛り上げてくれるんだよね。

3rd Album『Tuxedo III』● '19/7/19 release

Mayer HawthorneとJake Oneのスペシャルユニット、Tuxedoがついに3作目となるオリジナル作をリリース。 ソロとしても、お互いに充実とした活動をしていたけれども、その2人がまたまたタッグを組んでは、華麗なブギータイムを聞かせてくれます。 今回は、ゲストが多く迎えられていて、Tuxedoとのコラボによって、両者の魅力を思う存分に引き出してきました。 Leven KaliにBattlecat、MF DOOMにDaM-FunK、Parisalexaなどなど、個性あふれる面々とTuxedoの2人が素敵なディスコタイムを演出してくれます。 ミラーボールの下、ステップを踏んで楽しみたくなる楽曲の数々、もう惚れ惚れですね。

1. THE TUXEDO WAY

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced and Arranged by Tuxedo

イントロからディスコティークなリズムで、ファンキーでブギーな1曲。 これぞTuxedoなトラックだよね。手拍子しながらステップ踏んで、楽しめるナンバーです。

2. YOU & ME

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced and Arranged by Tuxedo

こちらはミディアムテンポのグルーヴと、ハイトーンのヴォーカルがメロウな気分にさせる1曲。 ベースのブンブンした音もポイントになりますね。

3. OMW feat. Leven Kali & Battlecat

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski, L. Kali, A. Miller) Produced and Arranged by Tuxedo

どっぷりファンキーグルーヴな世界へと誘ってくれる1曲。イントロから強力だな。 こちらはLeven KaliとBattlecatを迎えて、Tuxedoの新しい風を吹き込んできました。

4. DREAMING IN THE DAYTIME feat. MF DOOM

(A. Cohen, J. Dutton, D. Dumile, S. Wishkoski) Produced and Arranged by Tuxedo

どっぷりグルーヴィーな1曲。MF DOOMを迎えたナンバーは、ピアノがドラマティックなテイストを作りつつ、Mayer Hawthorneが麗しの歌声を聞かせてくれる。 そして、MF DOOMのラップが鋭いスパイスになるんだ。

5. EXTRA TEXTURE feat. DaM-FunK

(A. Cohen, J. Dutton, D. Riddick, C. Maxie, B. Demps) Produced and Arranged by Tuxedo

ゆったりじっくり、スローテンポで聴かせてくれるグルーヴチューン。DaM-FunKが参加しては、味わいのあるヴォーカルを添えてくるバラード。 世界を包み込むような、包容力のあるヴォーカルにうっとり吸い込まれていきます。

6. GABRIEL'S GROOVE feat. Gabriel Garzon-Montano

(A. Cohen, J. Dutton, G. Garzon-Montano) Produced and Arranged by Tuxedo

Gabriel Garzon-Montanoが参加した、その名も「GABRIEL'S GROOVE」。ほぼつなぎの役割となるブリッジトラックです。

7. VIBRATION feat. Parisalexa

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski, J. Grobler) Produced and Arranged by Tuxedo

シンセの音がポイントとなるファンクポップチューン。ディスコティークなリズムに乗せて、ステップを踏みたくなる1曲。 Parisalexaをここでは迎えて、コーラスに華を添えてきます。見事に心を揺さぶる1曲です。

8. IF U WANT IT

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski, I. Hayes, D. Barnett, K. McDonald, D. Blake) Produced and Arranged by Tuxedo

ふわふわなシンセの音が心地よいディスコチューン。 キラキラミラーボールもお似合いなビートとともに、ステップを踏んで心地よいヴォーカル&コーラスで魅了してくれます。

9. ON A GOOD ONE

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced and Arranged by Tuxedo

リズミカルなビートに体も心もウキウキワクワクな気分にさせてくれるアップチューン。 音も鮮やかで眩しいし、ヴォーカル&コーラスがとにかく気分を上げてきます。

10. TOAST 2 US feat. Benny Sings

(A. Cohen, J. Dutton, R. Mandell, T. van Berkestijn) Produced and Arranged by Tuxedo

R&B、もしsくはA.O.R.な要素を出してきたメロウなバラードチューン。夜がお似合いなだ。 Benny Singsをゲストに迎えては、夢見心地な気分にさせてくれる。スローテンポのグルーヴに、堕ちていきそうだ。

11. CLOSE feat. Gavin Turek

(A. Cohen, J. Dutton, S. Wishkoski) Produced and Arranged by Tuxedo

もうGavin Turekが見事なヴォーカルを聞かせてくれては、Mayer Horthorneと息のあったヴォーカルで魅了してくる。 そして、Tuxedoならではのグルーヴで、アルバムを見事に締めてきました。

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