WA

Comiplation Album『WHAT'S UP? J R&B/HIPHOP』● ’09/3/11 release

すっかり日本でもR&BやHIP-HOPが浸透して来ましたが、21世紀に入ってヒットしたナンバーやブレイクした楽曲を、R&B/HIP-HOPコンプレーションアルバム「WHAT'S UP?」シリーズからリリース。 ただ、「WHAT'S UP?」というよりかは、「What?」と感じる曲もあるので、このバランスは難しいところ。 SpontaniaとJUJUの両者がブレイクを果たした「君のすべてに」や、CMソングとしてスマッシュヒットした青山テルマ「何度も」、 m-floとRyohei、melody.がコラボした「miss you」、豪華メンバーが集結したTERIYAKI BOYZ「I still love H.E.R. feat. Kanye West」 、ドラマ主題歌となったMicro「踊れ」や、カバーが話題となったEXILE「銀河鉄道999」などなど、21世紀に入ってからのヒットチューン目白押しです。 そのほか、BENI、詩音などの女性アーティストや、WISEやDS455などの男性アーティストなどが収録され、この時期にヒットした曲を改めて確認することができます。 それにしても、コンビニで出会った彼女を一生守っていく童子-Tの歌詞が、現代を表しているなぁ。

Compilation Album『What's Cover?』● '02/7/10 release

昨今のカバーブームに乗じて、ソニーからカバー曲を集めたコンピレーションアルバムが登場。 CDのジャケットからは、随分とレトロな匂いを感じます。しかし、収録されているアーティスト達は随分と豪華な印象を受けますね。 奥田民生にカールスモーキー石井、矢野顕子に吉田拓郎などの大物ミュージシャンをはじめ、MIOや玲葉奈などといった女性アーティスト、 なおとや堂島孝平といった男性アーティストなど、ソニーだからこそ出来る業で豪華なアーティストが揃っています。 曲のほうも、オリジナルが加山雄三や松田聖子、はっぴいえんどに和田アキ子など、大物達の楽曲がズラリ。とにかく豪華なカバーコンピレーションアルバム。温故知新な1枚ですね。

Compilation Album『Wonderful Tunes ~Love Winter~』● ’08/12/26 release

冬の楽曲を集めたコンピレーションアルバムを2枚発表のビクター。こちらは、近年に活躍したアーティストたちの楽曲をコンパイル。 キグルミ「Winter Wonderland」に始まり、MINAMI「キセキのクリスマス☆ソング」、いきものがかり「雪やまぬ夜二人」、つじあやの「ゆびきり」、 斉藤和義「誰かの冬の歌」、キリンジ「冬のオルカ」、ハナレグミ「雪の中に」などを収録。 正直、とってもヒットした!という印象や、耳馴染みのあるような曲とは言い難いんだよね。近年の冬に、そこまで浸透するようなヒット曲が誕生するというのが難しいだろうな。 それこそ、クレイジーケンバンドやゴスペラーズなどの有名どころも収録してはいるものの、楽曲自体はそこまでメジャーじゃなかったりする。 このバランス、難しいですね。もちろん、こういう企画を通して、そのほかの楽曲を知る機会があってはいいとは思うものの、 もうちょっとヒット曲を収録して惹きつける手を使ってもよかったんじゃないかな。

Compilation Album『ONE SCENE ~LOVE SO SWEET~』● '12/2/29 release

「想い出の名曲を聴くと、あの日、あの時のワンシーンを思い出す」。そんなテーマのもと、エイベックスから2種類のコンピレーションアルバム「BITTER」「SWEET」の発売。 青色の「BITTER」に対して、こちらは甘くスィートな楽曲が揃った印象かな。でも、別れの歌もあったりで、思い出を美しく彩ってきているのかな。 浜崎あゆみ「Voyage」、Every Little Thing「For the moment」、hitomi「LOVE 2000」、BoA「JEWEL SONG」、m-flo「come again」、globe「Can't Stop Fallin' in Love」などなど、 様々なタイプの曲を収録。選り取り見取りな選曲は、さすがエイベックスですな。また、エイベックス以外のアーティストも収録しているけれども、 中山美穂「ただ泣きたくなるの」、原田知世「シンシア」、ル・クプル「ひだまりの詩」、SPEED「ALL MY TRUE LOVE」などを収録。 そして、誰がチョイスしたのか、東京Qチャンネルとか、懐かしすぎるよね。何はともあれ、コンセプチュアルな面もよくできているコンピだと思います。

Compilation Album『ONE SCENE ~LOVE SO BITTER~』● '12/2/29 release

「想い出の名曲を聴くと、あの日、あの時のワンシーンを思い出す」。そんなテーマのもと、エイベックスから2種類のコンピレーションアルバム「BITTER」「SWEET」の発売。 こちらの「LOVE SO BITTER」盤は、ほろ苦いシーンにぴったりな曲を集めてきた。と思うんだけれども、実際はどうなんだろう。 1枚目の1曲目でTK PRESENTS「YOU ARE THE ONE」を持ってきたせいで、もうテーマがよくわからなくなっている。 そのほか、ELT、TRF、MAX、相川七瀬、globe、BoA、hitomi、大塚愛、倖田來未などなど、エイベックスならではの人選と楽曲で楽しませてはくれます。 大賀埜々やRupinnaといった懐かしい名前、古内東子や今井美樹といった女性シンガーのナンバーなど、15曲×2枚のCDにてお届け。 まぁ、あの頃を懐かしむという点では、なかなか面白さがあると思います。ど定番の曲をちょと外した選曲も、なかなかツボ。

Compilation Album『One Nation』● '03/6/18 release

“ブルーイ”率いるIncognitoがJ-POPナンバーをリミックスしたトラックを集めたコンピレーションアルバム。 ソウルやジャズ、ファンクやアシッドなどを得意とするだけあって、ムードたっぷりのナンバーから、軽快な4つ打ちナンバーまで、多様なサウンドで楽しませてくれます。 また、リミックスされた楽曲も、美味しいとこ取りですよ。 松原みき「真夜中のドア」、m-flo「come again」、MIHO「Life」、キリンジ「エイリアンズ」、Bonnie Pink「泡になった」、ORIGINAL LOVE「プライマル」などなど、 ブルーイの手によって、ムードたっぷりのアレンジに生まれ変わってかっこいいんです。 ブルーイ本人のメッセージや、バァフアウト山崎二郎による解説なども付いていて、読み応えがある。 たざ、残念ながらCCCDでのリリースという結果。御時世なんでしょうが、ちょっとがっかりですね。

Compilation Album『99% Radio Show』● '03/9/25 release

とにかく勢いの出まくっているavex内のレーベル「rhythm zone」から発売されたコンピレーションアルバム。 ラジオがヒットの発信という謳い文句だけれども、もう知名度が先走っているよね。 倖田來未とEXILEという2台巨頭を筆頭に、LISAやm-flo、NaoにRetro G-Styleの楽曲を収録しています。 このアルバム、すごいのはこのアルバムでしか聞けない曲を3曲も収録している点なのです。 EXILEの新曲やRather Uniqueと倖田來未のコラボ曲、 倖田來未とSHUN、ATSUSHI、IGORとLISAという面子が「99% Radio Allstars」としての新曲を披露しています。 さらに、初回版のみフラッシュプライスで安い値段で手に入ってしまううえに、特殊カラーケース仕様。 おまけにLISAの秘蔵曲までボーナストラックとして収録してしまう太っ腹な1枚です。これを買わないわけにはいかないね。