album

1st Album『Peacemaker / Peacemaker』● '03 release

1. Ngao

ドラマティックなイントロに、アルペジオのギターが華麗に舞う。Boyのヴォーカルも、うっとり美しさを添えて、甘く聴かせてくれます。 サビパートの高いラインも難なく。より世界に引き込んできました。

2. Mai kei tarm

言葉をはっきりと伝えるように、歌うバラードナンバー。 思いの1つ1つが込められている感じが、ダイレクトに伝わってきます。音も瑞々しく、日本の1990年あたりにあったようなドラマティックバラードの雰囲気を醸し出してきます。

3. Mai mee eak leaw

4. Fark jun

5. Yah kid luey

6. Jon kwa fah ja mee wela

軽やかなテンポで聞かせてくれるアコースティックバラード。 優しいBoyのヴォーカルが温かく響き渡る。2番からは音数が増えて、若干力強さを増しました。

7. Lom pud

8. Tee troong nun

9. Ja rong pleng

10. Kid tung

しっとり瑞々しいギターの音をバックに、切々と歌い上げるBoy。とってもドラマティックで、きらめく世界に呑み込まれていきます。 進行するにつれて、音も増えていき、感動も一入に。

2nd Album『Panorama / Peacemaker』● '05/6/6 release

1. Suan kern

アコーステイックベースのバラードナンバー。優しく柔らかく、それでいて渋くじっくりと聴かせてくれるヴォーカルです。 ただ、どこかしら膜の張ったような音使いだな。サビでは意外とギターがエッジを効かせて響き渡ります。

2. Chan mee ka kae nai

3拍子のバラードナンバー。しっとりピアノをバックにした始まりから、どっしりと音が加わって、 少々ジャジーに聴かせてくれます。ゆったりまったり、Boyも気持ちよさそうに歌を聴かせてくれる。

3. Krai wah ter mai suay

4. Kum wah rao

5. Seang

イントロからギターの音が印象的。いい感じに弾んで、楽しさが伝わってくるポップチューン。 サビの突き抜ける爽やかさは、さすBoy Pacemakerだね。

6. Pidd tee chun

7. Love story

8. Pai duay kun

9. Nar tee nee

どっぷり深い音を打ち込んで、アンビエントテイストを加えてゆったりじっくりと聴かせるミディアムスローのバラードチューン。 深く浸透してゆくように、それでいて華麗に響き渡るBoyのヴォーカルも、気持ちよさそうなんだな。

10. Ruang bon teang

ピアノをバックにしっとりと聴かせてくれるバラードナンバー。 美しく切なく、心のこもったヴォーカルが包み込んでくれる。2番からは、どっしりバンドサウンドで、メロディも琴線に触れるような味わいがあります。

11. Sood tai

渋く響くギターをバックに、こちらはヘビィな音でより曲の世界を重厚に仕上げてきたバラードナンバー。 どっしりとしていながらも、繊細なヴォーカルでドラマティックに仕上げてきた感じかな。

3rd Album『3 to 1 / Peacemaker』● '06/11/18 release

1. Kor arng

随分と鋭さを出す始まりだなぁ。なんて思っていたら、本編はヘビィ/ハードロックばりの音で、どっしりと聴かせてくれるからびっくり。 ギターをバリバリと聴かせては、ノックアウトさせられます。その中でも安定したヴォーカルを聴かせてくれるBoyです。

2. Duay kwarm ten jai

ざっくりアコースティックギターをかき鳴らすバラードナンバー。 Bメロでのコーラスとのハーモニーにうっとりです。サビでも展開されては、パフォーマンスに磨きがかかっているね。 Boy Peacemakerの深い世界が表れています。

3. Yoo yarng ngao ngao

イントロがまた、切ないな。ピアノがしっとり奏でられて、シンセで飾った後は、サビでどっしりと聴かせてくれる流れ。 盛り上がっては、バラードの持つ力をどっしりと聴かせてくれるナンバー。

4. Roob tai tee hai pai

イントロが随分と幻想的だね。ギターとシンセでアンビエントな雰囲気を作り、Boyがじっくりとヴォーカルを聴かせてくれるバラードナンバー。 2番からは音数が増えて、力強く瑞々しく、音を届けてくれます。

5. Kon muen gun

6. Jai rai

7. Gwar jah bork ruk

とても壮大なイントロで、爽やかに音が広がっていきます。バリバリロックな音を従えて、豪快に。 それでいて、心を込めて歌を聴かせてくれます。とにかく重厚。さらにシンセサウンドも加わって、とってもゴージャスです。

8. Chun proam

どっしりバンドサウンドでかっこいいね。ヴォーカルに少々不安な点も感じるけれども、 切な系メロディがなんとかカバーする。迷いを払拭するように、まっすぐ歌を届けてくれます。

9. Pood rueng dee dee (glua mai dung)

10. Palung chewit

1st Album『Sense of Sound / Boy Peacemaker』● '09/2/26 release

1. Kwarm aon air

ちょっと荒っぽいヴォーカルも味となるバラードナンバー。 アコースティックサウンドをベースに、しっかりと足をつけて、聴かせてくれるBoy。味わい深く、渋さも出ています。

2. Garn plien plang

しっとりとピアノを響かせて、アコースティックギタがかき鳴り、優しいヴォーカルで包み込んでくれるバラードナンバー。 もう、うっとりBoy Peacemakerの世界に引き込まれますね。後は主線と副線のパートで、盛り上げてきました。なかなか、かっこいい曲だね。

3. Kwarm kuey chin

3拍子のゆったりバラードナンバー。心地よさが伝わってきますね。 温かさたっぷりで、Boyの気持ちもまったりと伝わってきます。ファルセットも効果大だね。

4. Chied

軽快にかき鳴るアコースティックギターが、ウキウキワクワクさせてくれるポップチューン。 爽やかさたっぷりに、楽しそうに歌うBoyが印象的。とにかく明るく、ノリがいいね。

5. Jai chun pen khong ter

うっとりヴォーカルで魅了するバラードナンバー。抑揚をつけたり、情緒深かったり、巧みなヴォーカルパフォーマンスで、 夢見心地。シンセの華やかさやアコースティックな音色を加えて聴かせてくれます。

6. Fah mee tar

7. Nuer koo

ポップなビートを従えて展開するアップチューン。爽快かつ元気で伸び伸びなBoy Peacemakerを思う存分に味わうことができます。

8. Sunya

シンセの音で幻想的な音を作りつつ、バンドサウンドでどっしりと聴かせるミディアムロックチューン。 爽やかさと力強さを兼ね備えて、Boyがのびのびと歌を聴かせてくれます。

9. Rayah sood tai

イントロからギターが泣いてきたからびっくりだ。Boyのヴォーカルも、情が入っているかのように、ちょっと泣きを感じさせますね。 バックの音もどっしりとかっこよく、仕上げてきました。

10. Fhun pai ter

ギターとピアノが爽やかな音を加えてくるミディアムナンバー。どっしりとした音ながら、突き抜けるような爽快感があって、気持ちがいいね。 ヴォーカルも力強さがあって、じっくりと聞かせる説得力を出してきたナンバーです。

Compilation Album『Moment Of Love』● '09/10/10 release

Boy Peacemakerのセレクションアルバム。これまでリリースしたアルバム「Peacemaker」「Panorama」「3 to 1」など、Peacemaker時代の曲を中心に、 Boy名義でのリリースとなった「Sense of Sound」まで、選りすぐりのナンバーを集めた全16曲。 とにかくバラードですよ。タイで愛される曲はバラードと言わんばかりに、どっぷりと濃厚、ドラマティックで繊細、きらびやかで華やか、ヘビィでハードなどなど、 様々なタイプのバラードを、これでもかというくらいに聞かせてくれます。 Boyのヴォーカルにも伸びがあり、バラードに乗せて歌を聴かせようとする姿勢が伝わってきますね。とにかくどっぷりうっとり、ゆったりと包み込んでくれます。

7. Chang mai roo luey

打ち込みをベースにして、温かい音で聴かせてくれるバラードナンバー。 その中でも響き渡るアコースティックサウンドが光ります。Boyのボーカルも、どこか伸びやかで、心地よさそうだね。

10. Rueng bon teang

しっとりかた、音数が増えていき、バラードの真骨頂を聴かせてきます。 サビではファルセットが登場するなどの高音ラインで、ドリーミングに。ピアノをベースとしたロッカバラードみたいな感じだね。間奏では、ギターもいい味を出している。

2nd Album『The Songs I Wrote / Boy Peacemaker』● '11/3/30 release

8. Young mai pon keed un-ta-rai

ヴォーカルに込められた気持ちがストレートに表れたバラードナンバー。 優しいメロディラインをどっしりと聞かせるバンドサウンドが、頼もしさを出してきます。なかなかの力を発揮したナンバーだね。

10. Roob tai tee hai pai (Acoustic)

イントロの寂しさ、アコースティックバージョンということで、ギターとピアノの音色が切なく奏でながら、Boyも感情を込めて切ないヴォーカルを聴かせるバラードナンバー。 味わいあるメロディラインをたどり、染み渡る。ただ、ヴォーカルがリフレインしている2番が気になった。

Compilation Album『Special Collection』● '12/12/12 release

Boy Peacemakerのスペシャルコレクションアルバム。今作は、ベストアルバムとは一線を画して、オリジナルアルバム未収録のスペシャルなトラックをコンパイル。 主にドラマや映画のサントラからのナンバーで、カバーライブからのトラックも収録と、何気に盛りだくさんで、聞きごたえがある作品になっています。 バラードのイメージが強いBoy Peacemakerなんだけれども、意外とアップテンポのナンバーも似合うし、ヘビィな曲も引き込む力があるし、なかなかかっこいいんだよね。 それゆえ、Boy Peacemakerの別の面、アナザーサイドを楽しむことができる作品になっています。

1. Kue ter

じっくりとした音を聞かせるバラードナンバー。Boyのヴォーカルが妙に柔らかく、しなやかで、癖が出ているね。 サビではシンセの音も追加して、盛り上がりに拍車をかけてきました。感動テイストを提供。

2. Pieng nai jai

アコースティックギターをベースに、どっしりとロッカバラードを聞かせてくれます。 盛り上がりの流れで登場するサビでのファルセットが効果的だね。うっとり、じっくり。かっこよくもドラマティックに仕上がったナンバーです。

3. Kor arng (acoustic version)

アコースティックバージョンで、じっくりと。抑えめのサウンドだけれども、そこまでアコースティックな感じはしないかな。 結構、どっしりと。その反面、ヴォーカルが前に出ていて、ダイレクトに感情をぶつけてくるように届いてきます。

4. Chied

軽やかなサウンドが元気いっぱいに広がるポップチューン。ヴォーカルもどこかしら、晴れやかで弾んだ感じだね。 ウキウキワクワクな気分が、そのままヴォーカルに表れていて、楽しい1曲です。

5. Puean ruam tang

イントロなしで始まるポップチューン。軽やかで爽やかなアコギの音を響かせながら、 伸び伸びとヴォーカルが舞う。「チュチュチュー」というコーラスも、爽やかさ全開だね。

6. Kwam orn aey

アコースティックギターのざっくりとした音が印象的なバラードナンバー。 メロディアスなパートが心に響き渡る、味わい深いトラックです。音もどっしりと、頼もしさを伝えてきます。

8. Jai chun peng kong ter

うっとりピアノを軸としたバラードで、魅惑の人と気を聞かせてくれるBoy Peacemaker。 伸びと艶のあるヴォーカルを清らかに、滑らかに届けてくれます。ドラマティックに抑揚をつけたサウンドに、うっとりですね。

9. Klub barn rao

冒頭から躍動感たっぷり。Boy Peacemakerも、こういう面を持っているのかと、ちょっと驚いてしまう。 かき鳴るギターと、アップテンポのビート、そして飾るシンセの音がグイグイと攻めてくる。なかなか、かっこいいんだな。

10. Chao na kub ngoo hao (feat. Chin Chinawut)

ライブトラックは、なんとChinとのデュエット。観客を煽っては、盛り上がりを聴かせます。 ゴリゴリした音をどっしりと奏でながらも、じっくりとヴォーカルを聴かせてくれる。荒々しさもダイレクトに伝わってきて、かっこいいね。

11. Klub mai dai pai mai tueng

ライブトラック。どっしりとした音ながら、優しく伝えるヴォーカルに包まれます。会場も合唱くらいに、1つになっている。

12. Klua kwam mued

歌が始まると、キャーッと歓声が上がる。でも、まるで子守唄のように、しっとりとヴォーカルを聴かせて始まるバラードナンバーです。 淡いキーボードの音がまろやかに。Boy Peacemakerのムードある世界を奏でてきます。

13. Tarm aow arai

アコースティックギターとピアノがムードを作るバラードナンバー。 サビではギターがエッジを効かせて、一気にヘビィなステージが展開。この変身には驚きだけれども、なかなかかっこいい仕上がりだね。

14. Nuek ru wa mai roo (feat. Amp Saowaluk)

ピアノがしっとり。そして、Boyが歌い始めると、ワーキャーと歓声が上がった。 ものすごく人気を感じさせます。今回はAmp Saowalukとのデュエット。じっくりとバラードの世界をお届け。サビに入ると、観客も一緒になって歌ったりと、世界に包み込まれます。

Compilation Album『Best of Boy Peacemaker』● '13/11/27 release

タイの男性シンガー、Boy Peacemakerのベストアルバム。今までリリースしたアルバム「Peacemaker」「Panorama」「3 to 1」「Sense of Sound」「The Songs I Wrote」 の5枚のアルバムおよび、サントラからのナンバーなど、2枚組のヴォリュームで13曲ずつ、26曲の収録で楽しませてくれます。 どの曲も、やっぱり愛に溢れているというか、バラード中心の楽曲群が、Boy Peacemakerの甘く優しい世界を届けてくれる。 そうした中で、時々聞かせてくれるアップテンポナンバーの意外性が、スパイスとなるね。なかなかバランスが良いベストアルバムになっているんじゃあないかな。 初めての人も、彼のファンの人も、思い思いに楽しむことができます。

1-1. Khon diew tao nun

アコースティックテイストの出たバラードナンバー。ちょっと味わいがあるというか、癖のあるBoyが切々と、心を込めて歌います。 サラッとした音から、どっしりと音を聞かせるサビで、切ないメロディをキリッと仕上げて、ドラマティックに聞かせてくれました。

2-1. Charg mai roo leuy

優しいアコースティックギターの音色でうっとりとさせてくれるバラードナンバー。 愛情たっぷりに聞かせてくれるヴォーカルに、うっとり包み込まれますね。

2-9. Thur Suay

こちらはゆったりアコースティックサウンドに乗せて、心地よく聞かせてくれるミディアムバラードナンバー。 アコースティックギターの音もさらりと流れるように。サビでは、どこか懐かしさを醸し出すメロディに包み込まれる優しい歌です。

Compilation Album『Forever Love Hits』● '14/9/24 release

「Forever Love Hits」シリーズに、Boy Peacemakerがラインナップ。とにかく愛に溢れるバラードを、たっぷりと届けてくれた彼の歌が2枚組30曲、詰まっています。 過去に何枚かベスト盤やコンピ盤などをリリースしているせいか、まぁ、曲が重複してしまうのは仕方がないかな。 でも、オリジナルアルバムやサントラからの曲を集めて、とことんBoy Peacemakerの愛に浸れる作品です。 あらためて、Boy Peacemakerとバラードとの相性の良さを再確認できますね。

1ー1. Meuan Fun

ピアノの音がポロンポロンと印象的な音を放つロックナンバー。 ミディアムテンポの心地よさが手伝って、力があるのに爽やかな味付けになっている。ただ、間奏でのゴスペルコーラスにはびっくりしたな。色々な意味で、印象に残ります。

1ー2. Fun

語るように、しっとりと聴かせるバラードナンバー。アコースティックの優しい音色で進行し、 サビではどっしりと音を加えて、ドラマティックな仕上がりです。味わい深さが染み渡る1曲ですね。間奏のギターが渋さを出す。

1-3. Khon diew tao nun

味わい深さと渋さをミックスさせ、じっくりと世界を聴かせてくれるバラードナンバー。派手さではなく、曲の世界をとにかくダイレクトに放ってくる。

1-4. Duay hua jai

うっとりピアノとじっくりアコースティックギターで優しい中にも鋭さを出してくるバラードナンバー。 シンプルながらに、Boy Peacemakerの世界をストレートに表現するトラックです。

Compilation Album『Signature Collection of Boy Peacemaker』● '18/11/13 release

3枚組のベストアルバムシリーズ「Signature Collection」にBoy Peacemakerがラインナップ。彼の今までをギュギュッと3枚のCDに詰め込んでいます。 やっぱりバラードの占める率が多いね。それほど彼の歌声とバラードがマッチするんですよ。 これまで発表してきたアルバムからの選りすぐりのナンバーや、初収録となるサントラナンバーなど、とにかくベスト・オブ・ベストなBoy Peacemakerをたっぷりと味わえるアルバムとなっています。 そして、次なる作品に期待したいところだな。

1-1. Batt sumrong (POWER BANK)

どっぷりビートを加えては、デジタルなサウンドを軽やかに操るポップチューン。 躍動感ある音の中で、しっかりと伝えてくるヴォーカルに引き込まれます。激しい中にも優しさが感じられるね。

1-2. Ther pliean pai (Cover)

マイナー調のメロディが緊迫感を伝える委員とろ。歌が始まると、ギター弾き語りみたいにしっとりと展開。 ちょっと意表をついてきた感じかな。サビではメロディも生きて、じっくりたっぷりと聞かせてくれるロッカバラードです。

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