album
●Indies Album『SOFFetのぽかぽかミュージック』● '02/7/26 release
デコボココンビ、SOFFetの初ミニアルバムは、インディーズから出されました。 インディーズならではの自由奔放なSOFFetがここには居ます。なにせ初っ端から「変態マスター」だからね。メジャーじゃ却下されるよ、絶対。 メジャーでリニューアルされた「Off The Hook」のオリジナルも収録されたSOFFet初の作品集。 すべてはここから始まったわけでありまして、愉快痛快に音楽を楽しむ姿勢がこの中には入っています。 少なからずとも、バークリー音楽院で学んだYoYoのセンスも、並ではないでしょう。全体的にみると、アルバムタイトルを表すかのような、 ポカポカした雰囲気を放っています。
1. Prologue
Produced by SOFFet
プロローグと称されるインストナンバー。結局は、次曲へつなぐためのショートストーリーナわけであって...。
2. 変態マスター
Words & Music:GooF, YoYo Track Arrangement:YoYo
初っ端からこういうトラックを持ってくるとは。ある意味、日本の音楽シーンに衝撃を与えたね。 4つ打ちキックかますトラックに、SOFFetの楽しい?ラップが乗っかるナンバー。「変態」について歌っています。SOFFetはやることが違うなぁ。結構、リリックも危険すれすれな部分をたどっています。ギリギリセーフですな。 Hookも決まっていますね。なかなかキャッチーだし。ベースのラインに結構ぐっと来ます。
3. マイペース
Words, Music, Track Arrangement:YoYo Guiter:Naoto The Bomb
ゆったりミディアムスローテンポのトラック。こういうダラ~ッとした感じの中にも、SOFFetの性格がよく出ています。キャッチーなHookでノックアウト。なかなか聞いていて、気持ちのいいトラックだね。これがSOFFetのペース。
4. Real 俺 Shit! featuring Maco
Words & Music:Maco, YoYo, GooF Track Arrangement:GooF
トラックアレンジをGooFが担当し、さらにゲストにMacoを迎えた超攻撃的なトラック。かなりパンチが効いています。マシンガンのごとくラップが飛んでいますよ。フィクションとノンフィクションが入り乱れたリリックにも注目だね。
5. 食卓
Words & Music:GooF, YoYo Track Arrangement:YoYo
なんか和的というか、ゲーム的なトラックで進行するアップテンポのナンバー。食卓周辺で繰り広げられるストーリー。腹痛とマグロが中心ですかね。 SOFFetならではの軽快な毒が効いてきます。最後のHookのリフは、ライブで盛り上がることでしょう。最後のニュースも、これまた面白いなぁ。
6. Off The Hook
Words & Music:YoYo, Maco, GooF Track Arrangement:YoYo
ストレートにHIP-HOPしているポップなナンバー。 Hookでの合唱といい、ライブでは盛り上がる要素だよね。2人のラップも、ストレートで乗ってきますね。ミディアムテンポのグルーヴが、心地良いんだこれがまた。SOFFetのキャラクターも、凝縮されていますね。
7. Epilogue ~Endo Role~
Produced by SOFFet & Endo
ミディアムスローのトラック(ってか、M-3の「マイペース」だね)に乗せ、SOFFetのNGシーンを挿入。こういう遊び心満載なところも、SOFFetならでは。NGまでトラックにしちゃうとは。
●1st Album『Carnval』● '03/8/20 release
ユカイツーカイデコボココンビ、SOFFet。彼らのメジャー初となるアルバムが完成。
どこを切ってもSOFFet特有のほんわかしたサウンドとラップで色づいています。
あっと驚くようなものや、思わずうなずいてしまうような身近なものを扱った楽曲まで多種多様、幅広く扱っています。変幻自在のSOFFetワールド。
最後まで聞き逃せないCarnivalが賑わっています。初回のみがむしゃらプライスでお安くなっております。
1. Intro
Words:YoYo, GooF Music:YoYo All Instruments, Programming & Track Arrangement:YoYo
アナログノイズの後はピコピコプログラミング。これからいかにも始まるというようなオープニングチューン。
オーケストレーションもYoYoによるプログラミングなんだよね。さすが職人、腕が違います。
2. 南の島へ行きましょう
Words & Music:YoYo, GooF Track Arrangement:YoYo
GooFの声がとても陽気だ。リズムが入ったらサビからスタートする3枚目。いかにもリゾート満期綱気分を味わえるようなミディアムグルーヴ。
スチールドラムが心地よく、体も自然に揺れるね。ライムの方もとてもリラックスできるような内容だしね。
合いの手が入るような歌なので、ライブ等で盛り上がることでしょう。最後の波のエフェクトや笑い方がうらやましい気分にさせてくれる。
3. 君がいるなら☆
Words & Music:YoYo, GooF Programming & Track Arrangement:YoYo
ジャジーなイントロがかっこいいメジャーデビュー曲。
まさかこんなにクオリティの高いサウンドとラップを組み合わせるとはSOFFetも只者ではないですね。複雑なリズムもあったりで、すごいや。
もはやベテランののりでライムも披露しています。内容はまだまだ若く青臭い部分もありますね。
よくわからないのがサビのバックで叫ぶワーキャー声。盛り上がっているようなんですが、ちょっとひくね。
極楽トンボの山本が気に入っている曲だそうです。
4. Carnival
Words & Music:YoYo, GooF Programming, Track & Horn Arrangement:YoYo
ミディアムテンポのグルーヴィーなナンバー。リズムビートが心地よい。 SOFFetのラップはどこかしらコミカルで親近感を持つね。
ただ、アルバムのタイトルチューンにしてはちょっと力が弱く感じられる。
シングルトラックに挟まれているからかもしれないけれど、SOFFetはこんなもんじゃないよ。
5. がむしゃら凸凹大レース!?
Words & Music:YoYo, GooF Programming, Track & Horn Arrangement:YoYo
SOFFetの勢いは止まらない。セカンドシングルはアップテンポのサンバチューン。ノリがいいし、随分とキャッチーなノリ。
特にサビはピカイチ。これはライブで盛り上がるよね。なんだかこの曲のほうがタイトルの「Carnival」にぴったりだよなぁ。
ちょっとエフェクトに頼っている部分もありますが。
6. When Can I ?
Words:GooF Music:YoYo, GooF Track Arrangement:YoYo, Liquid Funk
まるでドゥーワップ。そんなファンキーソウルを感じるミディアムナンバー。基本はSOFFetお得意のジャジーなサウンド。
そこにラップを乗せ、キャッチーな曲が繰り広げられる。途中でカズーが響きまくる。面白い内容だけれども、ふたを開けると結構普通なんだな。
7. ~音遊技~
Music:YoYo Piano:YoYo Acoustic Bass:GooF
インタルード。YoYoがピアノを、GooFがウッドベースをプレイ。
これまたホテルのロビーにいるような、おしゃれなアレンジで「君がいるなら☆」を展開。巧みなさばきはまさに音遊技。
8. 上京 feat. Qumi
Words:GooF, Qumi Music:GooF, Qumi, YoYo Programming & Track Arrangement:YoYo
Qumiというヴォーカリストを迎えたミディアムバラードナンバー。しっとり、そしてじっくりと味わい深い作品です。
パートの役割が見事に曲を盛り上げる。上京の切なさが曲にしっかりと表れていますね。残した側と残された側。
この二人のわだかまりが曲で表現されています。
9. 足跡
Words & Music:YoYo All Instruments, Programming & Track Arrangement:YoYo
なんとYoYoのソロナンバー。しかも歌もの。ラップとはまたひと味違ったSOFFetを聞くことが出来ますね。この曲がまた切ないこと。
ミディアムバラードなんだけれども、YoYoのヴォーカルがまた渋くて曲にマッチしている。
サビでのメロディも結構ジーンと来るね。いやぁ、SOFFetの幅は広いや。
10. プレミアム☆デート
Words & Music:YoYo, GooF Track Arrangement:YoYo, Naoto the Bomb
ギターがザックリザックリ響き渡るポップなナンバー。デートをすごい演出で盛り上げようとする男の涙物語。
高い費用を諸共せずに頑張る姿に男性諸君も共感か?そんな感じで展開するストーリー。
ちなみにライブでは歌詞になぞって、ドンペリが登場するとかしないとか。まさにプレミアム。
11. ~ファンファン大佐~ feat. サイプレス上野とロベルト吉野
Words & Music:YoYo, GooF, サイプレス上野 Produced by SOFFetとサイプレス上野とロベルト吉野
一体何なんだ、この曲は?謎の二人組み、サイプレス上野とロベルト吉野を迎えた曲。
そして今までのアルバム曲を殺すかの勢いを持つコミカルな下ネタソング。歌っている本人たちはとても楽しそうだ。
ぜひとも生で見てみたい一曲だね。
12. Off The Hook (C→B Ver.)
Words & Music:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement:YoYo, Liquid Funk
生音ロックテイストのアップテンポナンバー。とにかく明るく楽しいポップに弾けてノリがいいですね。なんか大合唱しているし。
ライブの締めとかで結構盛り上がるよそもあっていいじゃないですか。オーディエンスと1つになれるんじゃないかな?ちなみにメジャーバージョン。
13. Music Is My Love
Words:YoYo, GooF Music:YoYo, GooF, Yoshihisa Suzuki Track Produce & Arrangement:Yoshihisa Suzuki
アルバム最後の曲はSOFFetが音楽に対する気持ちを素直に歌うようポップなナンバー。
SOFFet節炸裂のラップと、お得意なジャジーベーシックサウンド。
そこまで派手ではないけれども、メッセージ性に富んでいて、SOFFetの言いたいことがはっきりと表現されていますね。
音楽はやはり無くてはならないもの、と改めて思わせてくれる。
14. Outro
Words:YoYo, GooF Music:YoYo All Instruments, Programming & Track Arrangement:YoYo
アナログノイズがいかにも古臭さを演出しています。こじゃれたアウトロ。なかなか渋くてかっこいい。SOFFetらしさが出ていていいじゃない。
●2nd Album『SWINGIN' BROTHERS』● '04/8/25 release
凸凹コンビ、SOFFetの2nd Albumが到着。前作アルバムよりもさらに磨きを増した楽曲たちはさすが。
YoYoとGooFのやりとりも、より巧みになっていますね。
サウンドアプローチも、HIP-HOPだけにとらわれることなく、アルバムタイトルでもあるスウィングジャズやロック、バラードなど多彩なサウンドを披露。
アーティストとして、更なる飛躍したアルバムとなりました。「人生一度」は本当にいい曲だよね。
1. Opening ~The Swingin' Time~
Words & Music:YoYo All Instruments, Programming & Track Arrangement:YoYo
2枚目のオープニングを飾るインストナンバー。こてがまた、エンターテインメントを思わせてくれる仕上がり。
これからものすごいことが始まるような予感にさせてくれます。
2. SWINGIN' BROTHERS
Words & Music:YoYo, GooF Piano, Programming & Track Arrangement:YoYo
スクラッチで幕開けるアルバムのタイトルチューン。打ち込みとサンプリングを合わせたトラックに、SOFFet2人の巧みなラップが乗っかる。
ジャジーテイストのスウィングミュージックに、このラップがまたスムーズに表れている。
サビはキャッチーかつコールアンドレスポンスで乗りに乗っています。盛り上がりますね。間奏のジャジーなトラックがまたかっこいい。
3. Private Beach
Words & Music:YoYo, GooF Acoustic Guiter, Programming & Track Arrangement:YoYo
アルバムからのリードトラックでもあるシングルナンバー。
イントロからストリングスが煌びやかに響いていて、ちょっと今までのSOFFetっぽくなくてびっくりだ。
サウンドは夏にぴったりのラテン調アップテンポナンバー。しかも、メロディー部のラップが弾けているのに対し、サビでの歌はしっとりじっくりと。
随分とギャップがあり、かっこよく聞こえます。YoYoとGooFのラップの感じがまた違うので、聞き比べると面白いね。
また、ストリングスがこの曲でポイントになっているね。曲全体からリゾート気分にさせてくれる。
4. What Time Is It Now!?
Words & Music:YoYo, GooF Track Arrangement:YoYo, Naoto the Bomb
カフェ・ラウンジ系のおしゃれなサウンドで聞かせてくれるナンバー。アコースティックギターがさっくりさっくりとリズムを心地よく刻む。
ライムの方は、タイトルを表していますね。遅刻の歌で、やり取りが大変に面白い。所々に小芝居じみたラップで聞かせてくれる。
最後のセッションがまたかっこいいんだ。
5. 春風
Words & Music:YoYo, GooF Programming & Track Arrangement:YoYo, Kazunori Fujimoto
タイトルの季節にリリースされた心地よいミディアムトラック。
柔らかく温かい感じのする打ち込みサウンドに、SOFFetのラップも曲の雰囲気を出していますね。春ならではのせつなさがテーマ。
出逢いや別れの感じが曲に出ています。こういった背筋をピンと伸ばしたようなSOFFetもいいね。
最後にはキーもあがり、曲の盛り上がりに拍車をかける。なんか聞き入ってしまうよ、しみじみと。
6. ~音遊技~弐段
Music:YoYo Piano:YoYo Acoustic Bass:GooF
前作アルバムに引き続き、セッションインタルード。YoYOがピアノを、GooFがベースを担当して、巧みなメロディーを演奏しています。
どこかホテルのラウンジみたいに、高級感が漂っているね。ちなみにM-9をムードあるアレンジで。
7. 優しい風
Words & Music:YoYo, GooF Acoustic Guiter, Programming & Track Arrangement:YoYo
打ち込みトラックと、アコースティックサウンドが絶妙な絡みで聞かせてくれるミディアムバラードナンバー。
もはやHIP-HOPの枠にとらわれず、歌物で勝負して来ましたね。YoYoのソロナンバーなんですが、これがまた胸にしみる曲なんだ。
こういうしんみりしたSOFFetもなかなかかっこいいじゃないですか。じっくりと聞き入ってしまうね。
8. 人生一度
Words & Music:YoYo, GooF Produced by SOFFet, Nobuyuki Shimizu
1st Album後初のシングルナンバー。これがまたSOFFetの元気なイメージを一気に覆し、じっくりと歌詞を読んで考えさせられる曲をドロップ。
タイトル「人生一度」と、ちょっと哲学的な世界に挑んでいます。サウンドはボッサタッチのアコースティックトラック。
心地よいけれど、歌詞の思いや重みが結構強く伝わってきますね。中盤からのストリングスの効果がまたいい味を出している。
ピチカートや刻みなど、弦の効果が所々でインパクトを与える。 2人のハーモニーもたまらなくきれい。
とにかくこの世界に入り浸って、人生を考えてみるのもいいかもね。ただ、この曲の主人公の生きる道は、あまり共感できない人が多いかも。
そういう世の中なのかな。
9. 散歩道
Words & Music:YoYo, GooF Track Produce & Arrangement:Yoshihisa Suzuki
ジャジーテイストのアコースティックナンバー。落ち着いたムードで2人の柔らかなラップが流れてくる。
元気で弾けたイメージではなく、大人っぽく味わい深い作品に仕上がっていますね。かっこいいじゃないですか、生音で構成されたサウンドがまた。
変幻自在に音を操るSOFFetに乾杯。
10. ファンファン大佐Ⅱ世 feat. 下町兄弟
Words & Music:YoYo, GooF, BANANA ICE Programming & Track Arrangement:YoYo
前曲のイメージが一気に崩れる?愉快なラップナンバー。前作Albumにも収録されている曲の続編ですね。
ゲストに下町兄弟を迎えて、やっちゃった話をラップで披露。こういう面もあるから、SOFFetはおもしろいんだ。打ち込みトラックもどこかしら楽しい。
11. いつかの雪の日
Words & Music:YoYo, GooF All Instruments, Programming & Track Arrangement:YoYo
イントロがおとぎ話みたいなドリーミングな雰囲気を放っています。打ち込みのハープの音色がまたいいじゃないですか。
GooFが淡々としたラップを披露し、YoYoがサビでヴォーカルを聞かせてくれる。
歌詞の世界は結構寂しいのに、音のほうはまったくそんな雰囲気を感じさせない。最後には鈴の音が入ってきますよ。
12. タイル
Words & Music:GooF Track Arrangement:GooF, Liquid Funk
勢いのあるギターのイントロから、見事なロックナンバーに変身。 GooFのソロ楽曲で、ポップな仕上がりとなっています。
とにかく聞き所はサビなんだよね。キャッチーなうえに、爽快サウンドで聞き入ってしまいます。
YoYoとはまた違ったアプローチで仕掛けてきたGooFのキャラクターが曲に表れていますね。
13. ありったけの愛を君に
Words:YoYo, GooF Music:YoYo, GooF, Yoshihisa Suzuki Track Produce & Arrangement:Yoshihisa Suzuki
アルバムの締めを飾る、軽快なラテンナンバー。とにかくリズムと打ち込みのトラックからして、雰囲気が出ている。
愛がたくさん詰まっている作品です。最後の盛り上がりもいい感じ。
14. Ending ~ピアノ協奏曲 第二番 変ロ長調「SWINGIN' BROTHERS」より~
Music:YoYo Piano:YoYo
アナログノイズとともに、ピアノの音色が響き渡るエンドトラック。ヴォリューム満載のSOFFetの世界でしたね。しみじみにアルバムを締めてくれる。
15. Endo Role SP GooF's Shit
初回盤のみの限定トラック。GooFのNG集。ただ単には終わらない、SOFFetの遊び心がこの曲の込められています。
転んでもただでは起きず、うまい具合に料理していますね。
●3rd Album『ココロフィルムノート』● '07/1/17 release
凸凹スウィング・ラップ・ユニット、SOFFet待望の3rd Albumは実に2年半振り。しかも、レコード会社をワーナーミュージックからrhythm zoneに移籍して、 心機一点となる作品です。ヒットシングルを5枚も含むこのヴォリューム。やはり、2年半もの間、待ちに待った甲斐がありました。 「スウィング・ラップ・ユニット」と称されるだけあって、その巧みな楽曲とハイセンスなラップを惜しみなく披露。 やっぱりYoYoの才能がこれほど開花していると、それなりにいい曲として大成しているよね。 歌詞のほうも、身の回りに広がる風景を切り取った感じで、ほんのりほんわか、親近感が得られますね。 そして、なんと言ってもゲスト・ミュージシャンが豪華なんだよ。Fantastic Plastic Machineや佐藤竹善、スキマスイッチやGAGLEなど、 ベテランから新進気鋭なアーティストがSOFFetと融合しては、かなり力のあるナンバーを作り上げました。 アルバムタイトル通り、ココロに残る1枚となるほどの名盤、ここに完成。初回版には、シングル「everlasting one」と「Life」のビデオクリップ、 そして恵比寿Liquid Roomでもライブダイジェストを収録したDVDが付いています。こちらも見逃し厳禁だね。
1. Join the Party Tune!!
Words & Music:YoYo, GooF Track Arrangement:YoYo, Yasumasa Kumagai Sax & Horn Arrangement:Masato Honma
SOFFetの新章が幕開けるパーティーチューンは、もうゴージャス。 スウィング・ジャズをベースとしたノリノリトラックで、 SOFFet色が出まくっています。 勢いだけでなく、きちんと作りこまれており、かなりクォリティが高い曲ですね。まったくもって、隙のないナンバー。 かっこよすぎますよ。
2. everlasting one
Sound Produce:Fantastic Plastic Machine×SOFFet Words:YoYo, GooF Music:YoYo, GooF, Tomoyuki Tanaka Track Arrangement:YoYo, Tomoyuki Tanaka Strings Arrangement:Shin Kono, YoYo
SOFFet、rhythm zone移籍第1弾シングルナンバーは、 なんとFantastic Plastic Machineの田中知之をサウンドプロデューサーに迎えた、楽しく弾けたポップチューンになりました。 子供たちのPeacefulなコーラスやストリングスの音も、今までのSOFFetにない感じで、曲を盛り上げています。 SOFFetの進化型が、この曲で聞かせてくれるんですよ。何気に自身のナンバー「がむしゃら凸凹大レース!?」をサンプリングしています。 おもしろいじゃん。
3. Life
Words & Music:YoYo, GooF Track Arrangement:YoYo, Kazumasa Fujimoto Strings & Horn Arrangement:Shin Kono, YoYo
ryhthm zone移籍第2弾シングル。これぞSOFFetの本領発揮ナンバーだね。心の奥底をくすぐるような曲です。 誰もが一度は思うようなことをライムに乗せ、SOFFetが代弁ラップ。柔らかいトラックが、この胸の切なさを表現してくれる。 1度きりの人生や、出会いと別れについて歌っています。キュンとさせてくれるところがSOFFet流メロディとアプローチなんだよね。やっぱりこの2人、只者じゃありません。
4. Close to You
Words & Music:YoYo, GooF Electric piano, Programming & Track Arrangement:YoYo
淡々としていながら、どこかほんのり温かさのある打ち込みトラックに乗せて送るミディアムテンポのナンバー。 スウィング・ラップ・ユニットならではのサウンドアプローチを、サビで見事に聞かせてくれます。 温かさの溢れたラブソングですね。さすがはSOFFet、いい味を出しています。
5. 2度目のファーストキス
Words & Music:YoYo, GooF Track Arrangement:YoYo
ジャジーテイストを前面に押し出した、SOFFetならではのスウィング・トラック。 サウンドはとってもおしゃれで、歌詞のほうがまた甘酸っぱい。 好きな子にもう一度好きになる、若い年頃ならではの恋をテーマにしています。 YoYoはピアノを、GooFはベースをプレイ。かなり聞かせてくれるナンバーですよ。
6. 音遊技 ~参段~ feat. スキマスイッチ
SOFFetとスキマスイッチが共演するインストナンバー。とっても楽しそうだよね。 YoYoはピアノ、GooFはベース、スキマの大橋がアコギで常田がウーリッツァーを担当。これまた。 それぞれのパートがうまく生かされて、全員がメインになっています。類まれに見る化学反応を聞かせてくれますね。 とっても楽しそうな雰囲気。手拍子とか。
7. へその緒
Words & Music:YoYo, GooF Piano, Programming & Track Arrangement:YoYo Strings Arrangement:YoYo, Tatsuya Murayama
なんと、このシングルのリリース日を「へその緒の日」として、 日本記念日協会にに認定させてしまったという、すごいことをやってしまいましたね。 さすがはSOFFetだ。楽曲のほうは、母とこの絆を歌った感動の作品です。 SOFFetの作り出すストレートな感情をぶつけてくるライムに、 ぐっと来ますね。サビでは母親に感謝する詞が、泣けるんだよ。トラックのほうは、打ち込みをベースに 、バックのストリングスがさらに盛り上げる。間奏は、本当にやばいです。多分、誰もが思っていること、 なかなか言葉にできないことをSOFFetがこの曲で代弁しているんでしょう。マジで名作です。
8. Happy End
Words & Music:YoYo, GooF Programming & Track Arrangement:YoYo
スウィング・サウンドをほんのり効かせたミディアムポップチューン。 アコースティックテイストもあって、ほんわかしているね。Bメロが変拍子になっていたりと、なかなか面白い展開で聞かせてくれる。 かっこいいじゃないですか。しかも、随分と幸せに満ち溢れた曲なんだよな。
9. GOOD MORNIN' GOOD ROLLIN'
Words & Music:Chikuzen, YoYo, GooF Produced by Chikuzen Sato & SOFFet Horn Arrangemd & Conducted by Makoto Ozone Track Arrangement:YoYo
奇跡のコラボレーションがついに実現!?。あのSOFFetと、あの佐藤竹善がタッグを組んだ上質の大人な曲です。 小曽根真もホーンアレンジを担当していて、かなり強力なナンバーとなっております。ラップパートやメロディパート、 サビパートのどれをとってもかっこいいね。 SOFFetのラップも、ポップに華やかに広がっている。 そして、竹善はぐっと引き締まるヴォーカルを聞かせてくれる。うまいんだ、これがまた。 間奏では、豪華なビッグバンド・ジャズを聞かせてくれます。本当に豪華な曲だ。
10. SKY JUICE feat. GAGLE
Words:YoYo, GooF, HUNGER (GAGLE) Music:YoYo, GooF, DJ Mitsu the Beats (GAGLE) Track Arrangement:YoYo, DJ Mitsu the Beats (GAGLE)
GAGLEを迎えてのナンバーは、このアルバムの中で1番HIP-HOP色の強いトラックです。 アングラ感も出ていて、かなりディープなサウンドを聞かせてくれる。ちょっととっつき難いけれども、逆にこういう面を見せることで、 SOFFetの新しい魅力が生まれてくるんじゃないでしょうか。こういうコラボも、結構たまらないね。
11. Hitch Hike
Words & Music:YoYo, GooF Piano, Programming & Track Arrangement:YoYo Horn Arrangement:YoYo, Ryoji Ihara
ホーンが華やかに広がるサウンドを聞かせてくれるポップなナンバー。 ピクニックに行くようなワクワク感が曲ににじみ出ています。結構俗っぽい要素もあって、 軽いパーティーチューンと化していますね。サビとかの合いの手は、ライブなどで盛り上がることでしょう。 間奏では、フルートまで登場し、独特の世界を聞かせてくれる。
12. キグルミマスター
Words & Music:YoYO, GooF Programming & Track Arrangement:YoYo Strings & Horn Arrangement:Shin Kono, YoYo
SOFFetの「マスター」シリーズ?インディーズ盤の「変態」に続いて、今回は「キグルミ」。 アップテンポの軽快なヒップホップトラックに、現代社会の中で猫をかぶっている人物に、 本当の自分の姿を見せなよという応援歌となっています。この勢いがたまらないね、いかにもSOFFet。 意外とストリングスやホーンのサウンドがポイントとなっています。さすがは職人なだけあって、トラックを作りこんでいますね。
13. Simple days
Words & Music:YoYo, GooF Track Arrangement:Yoshihisa Suzuki, YoYo
アルバムのラストナンバーは、カントリーフレーバーたっぷりのアコースティック・ロックチューン。 SOFFetお得意のスウィングサウンドと、何気ない日常を切り取った歌詞が心に響きます。タイトル通りにシンプルなんだけれども、 「1日を大切にしたいよね」みたいな歌詞が温かく感じられる。
[DISC 2:DVD]
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●4th Album『NEW STANDARD』● '08/2/27 release
SOFFet、待望の4枚目となるオリジナルアルバムがついに完成。とにかくこのアルバムは豪華なんだって。 「SOFFet 5th Anniversary」と銘打っている通り、SOFFetのデビュー5周年を記念してのアルバムとなった本作は、 とにかく多彩なゲストを迎えて、これまで以上にSOFFetらしさを前面に出した1作。 MONGOL800、須永辰緒、SEAMOにazumiにDEPAPEPEに、 HOME MADE 家族のKUROやFull of Harmony、GAKU-MCに日之内エミなど、色々なジャンルのゲストがSOFFetとコラボレーション。 ヴァラエティ豊かな音を聞かせてくれます。SOFFetの2人もいい勝負をしていますよ。 これぞまさしく、SOFFetの「NEW STANDARD」。シングル曲「Answer」、「Love Stroy」、「東京ホタル」を完全収録。 初回版は、そのシングル3曲に前作アルバム「ココロフィルムノート」に収録されていた「2度目のファーストキス」のPVを収めたDVD付です。 これまた豪華な内容だ。
1. 東京ホタル
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Programming, Track Arrangement & Strings Arrangement:YoYo
デビュー5周年アルバム「NEW STANDARD」からの先行となったSOFFetのシングルナンバー。 もはやベテランの領域に入ったような落ち着きのあるサウンドとメロディに驚かされるミディアムチューン。 このソングライティングセンスには脱帽。YoYo、すごすぎる。ラップパートはしっとり感を持ち、 サビでは美メロと心のこもったヴォーカルで包み込む。SOFFetがまた1つ大きくなった印象がする1曲。
2. ひとりじゃない with MONGOL 800
Words:YoYo, GooF, Kiyosaku Music:YoYo, Kiyosaku Track Arrangement:SOFFet & MONGOL 800
MONGOL800とSOFFetの夢のようなコラボレーション。スィングジャズ、 ヒップホップ、パンクにロックとチャンプルー的なセンスで巧みなサウンドを聞かせてくれるアップテンポナンバー。 それぞれの持ち味がうまく生かされたパートを経て、サビでは切ないながらにキャッチーなメロディを聞かせてくれる。 優しさが溢れているナンバーです。
3. NEW STANDARD with Sunaga t experience
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Produced by Tatsuo Sunaga Piano & Track Arrangement:Yuri Dazai
パーティーにとっても似合うジャズサウンドで楽しませてくれるアルバムのタイトルチューン。 須永辰緒のプロデュースによるナンバーは、これぞスィング・ラップユニットSOFFetを表すような、 小粋なジャズトラックを聞かせてくれる。とってもおしゃれなのに、親近感があるのは、SOFFetの持ち味。 背伸びせず、等身大の姿をそのまま届けてくれる。
4. Minus to Plas with KURO from HOME MADE 家族
Words:YoYo, GooF, KURO Music:YoYo Track Arrangement:YoYo, Yasumasa Kumagai (Tokyo Jankastic Band)
HOME MADE 家族のKUROを迎えたコラボナンバー。クールなプログラミングは、YoYoがこなしております。 HIP-HOPの味を出しつつも、SOFFetの持つポップなトラックで聞かせてくれる。タイトル通り、 マイナスからプラスへ気持ちを切り替えよう!的なことを歌っています。歌詞、ライムが音にスムースに乗っているね。 弾けてはいないけれども、じっくりと味わえるナンバーだね。
5. 恋唄 with SEAMO
Words:GooF, Naoki Takada Music:YoYo, Naoki Takada Sound Produced by Hitoshi Shimono Track Arrangement, Strings Arrangement, Programming & Fender Rhodes:Hitoshi Shimono
これまた面白い化学反応。SEAMOを迎えてのしっとり失恋ソング。淡々とした打ち込みに、 YoYoのピアノとストリングスが入り、美しい曲に仕上げる。こういう切ないナンバーも、SEAMOしかり、 SOFFetによる表現がうまいんだな。本当、涙が出てきます。
6. Answer
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Programming, Track Arrangement & Strings Arrangement:YoYo, Kazunori Fujimoto
移籍初アルバム「ココロフィルムノート」発表後初のシングルは、 SOFFetのメッセージが込められたミディアムチューン。ここまで英語と日本語を巧みに操るナンバーも、 SOFFetにしては珍しいですね。軽やかなアコースティックサウンドをベースに、スィングラップを披露。 年の割りに、結構落ち着いた曲を作るSOFFet。人生というテーマが絡むと、結構聞き応えのあるものを作ります。 途中、SOFFetを代表する曲「人生一度」のフレーズを引用したりも。
7. Potato Chips
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Programming & Track Arrangement:YoYo
これぞスィング・ラップユニットとしての本領を発揮しているクールなナンバーです。 ジャジーなサウンドに乗せて、おしゃれにラップ。どこかへ遊びに行くような歌詞から、楽しさが伝わってきます。 この曲では、日之内エミをゲストに向かえ、見事な掛け合いも披露。とにかくおしゃれな曲です。
8. Jackal
Words:YoYo, GooF Music:YoYo, so-to (wyolica) Acoustic Guiter, Programming & Track Arrangement:so-to (wyolica) Trombone & Horn Arrangement:Satoshi Sano (Bacchus)
Wyolicaのso-toがトラックアレンジを手がけた小粋なポップチューン。 高速ビートがSOFFetの気分をアゲアゲにさせているね。 1人のスナイパーの人生を歌った歌詞が、 またかっこいいじゃないですか。SEもピストル音。軽快なso-toのアコギもいい感じ。
9. Into you with Spinna B-ILL
Words:YoYo, GooF, Spinna B-ILL Music:YoYo, Spinna B-ILL Track Arrangement:YoYo, Spinna B-ILL
Spinna B-ILLとのコラボチューンは、ベースビートがとってもグルーヴィーなミディアムナンバー。 しっとり、ゆったりとした雰囲気が流れ、大人テイスト。サビのコーラスとのハモリがまた、かっこいいんだよ。
10. 音遊技 ~第四段~ with DEPAPEPE
恒例のインストナンバー「音遊技」。今回はアコースティックギターで巧みな音色を操る DEPAPEPEとのコラボレーション。SOFFetの2人もピアノとベースを演奏。シングル曲「Answer」をしっとりとした雰囲気で奏でています。
11. 手紙 ~a letter to my decade~ with Full of Harmony
Words:YoYo, GooF Music:YoYo, Kazunori Fujimoto Acoustic Guiter, Programming & Track Arrangement:Kazunori Fujimoto
ミディアムテンポのトラックを、Full of Harmonyとコラボレーション。 これまた優しさが溢れている歌詞が胸を打つね。 10年前の自分へ、そして10年後の自分へと向けた手紙。 Full of Harmonyならではのハーモニーで飾るサビがいい。
12. Love Story
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Acoustic Guiter, Programming & Track Arrangement:Kazunori Fujimoto Rhodes & Chorus Arrangement:YoYo
Backing VocalにWyolicaのazumiを迎えたミディアムチューンのシングルナンバー。 ストレートなラブソング。この気持ちが本当にいいね。「俺」と「お前」の関係。 「俺」がちょっと上から目線なのが気になります。それでもまっすぐ「お前」に愛を伝えている誠実さが、 曲から伝わってきます。ラストの転調で、さらに盛り上がる。 azumiのコーラスも、とてもハートフル。
13. あなたのおかげです with GAKU-MC
Words:YoYo, GooF, GAKU-MC Music:YoYo Track Arrangement:YoYo, Yasumasa Kumagai (Tokyo Jankastic Band)
「あなた」への感謝を綴ったナンバーを、GAKU-MCとコラボ。サウンドがまた、 ゴージャスなスィングジャズ。SOFFetもこの音をすっかり手中に収めたようだね。 歌詞ではSOFFetの今まで発表したタイトルを並べるなどのお遊びも。アルバムのラストで弾けたね。
[DISC 2:DVD]
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●Best Album『SOFFet BEST ALBUM ~ALL SINGLES COLLECTION~』● '08/8/20 release
SOFFet初のベストアルバムは、これまでにリリースしたシングル曲を完全コンパイルしたシングルコレクション。 さらに新曲を収録して、これまでのSOFFetとこれからのSOFFetが楽しめる1枚になっています。 曲順もリリースした順番ということで、音楽の変遷を辿ることができますね。ワーナーミュージック、そしてrhythm zoneとレコード会社を渡り歩き、 SOFFetの2人は日々成長しています。「スィング・ラップ・ユニット」の真髄をとことん味わうことの出来る1枚。 ハッピーな曲から切ない曲、人生を導くような曲など、彩が豊ですね。 初回版には、SMAPに提供したナンバー「星空の下で」をセルフカバーして収録。聞き逃せません。 今作は、DVD付き版も登場。ワーナーミュージック時代を含めて、シングルクリップを惜しみなく収録しています。 初回版には、迷曲「変態マスター」のクリップを特別収録だ!
15. また会う日まで
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & Strings Arrangement:YoYo, Kazunori Fujimoto Piano & Horn Arrangement:YoYo
今回のベストアルバムのために書き下ろされた新曲。 随分とポップなトラックで、とっても明るく爽やかなナンバーですね。 しかし、内容はちょっと切ない別れの歌です。タイトル通り、また会える日を期待したくなるような曲です。
16. 星空の下で
Words & Music:YoYo, GooF Track Arrangement & Programming:Kazunori Fujimoto Basic Arrangement:YoYo
SOFFetがSMAPに提供したナンバーをセルフカバーして、初回限定版のトラックとして収録。 まったり切ないミディアムスローのバラードチューン。ラップパートは淡々としていながらも、いかにもSOFFetなテイストが出ていますね。 そして、サビが実に温かい。ぬくもりを感じさせる1曲です。
[DISC 2:DVD]
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●5th Album『Jam the Universe』● '09/9/30 release
ベストアルバム「SOFFet BEST ALBUM ~ALL SINGLES COLLECTION~」でひと区切りをつけ、新たなステージに突入したSOFFet。 通算5枚目となるオリジナルアルバムは、いつにも増してゲストが豪華だね。アルバムのオープニングからPE'Zとコラボ。 そのほか、ゲストにSoweluやMAY'S、キマグレンのISEKI、COMA-CHIやアルファのTSUBOIなどなど、SOFFetの持つリレーションシップが発揮され、 音楽をみんなで楽しむ姿勢がよく表れています。温かみのあるスィングラップで、今回もリスナーを虜にさせる。 シングル「スキナツ」の新バージョンを初め、「花」と「蒼空バラッド」のシングル3曲を筆頭に、全13曲を収録。 CD+DVDバージョンには、シングルや先行ナンバーとなった「More than I love you ~365のキセキ~」のPV3本と、 SHINUYA-AXで行われたライブのダイジェストを収録。見逃せませんよ。
1. イタダキ7 with PE'Z
Words:YoYo, GooF Music:SOFFet & PE'Z Track Arrangement:SOFFet & PE'Z
アルバムのオープニングは、これまた極上コラボレーション。 SOFFetと侍ジャズでおなじみのPE'Zが、これまでにない共演で聞かせてくれます。両者の持つ熱い気持ちがぶつかり合う。 2×5の巧みな音のプレイ。スィングラップと侍ジャズが、ポップながらにアグレッシヴな演奏で流れます。さすがの1曲。
2. More than I love you ~365のキセキ~ with MAY'S
Words:YoYo, GooF, Maiko Katagiri Music:YoYo, Maiko Katagiri Track Arrangement:YoYo, Takashi Yamaguchi
アルバムからの先行ナンバーは、話題のシンガーMAY'Sとのコラボレーション。 この2組の持つ切ないモードが、曲にうまく表れているラブソング。スタンダードと言うか、 ちょっとごく普通のありきたりな雰囲気はあるけれども、その雰囲気が逆にこの曲の持ち味として魅力を出す。 間奏でのMAY'Sがいいですね。ストリングスも華やかです。
3. 蒼空バラッド
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement, Programming & Guiter:Kazunori Fujimoto Strings Arrangement:Tsuyoshi Watanabe
春から夏へと駆け抜けるSOFFetのシングルナンバー。 しっとりモードで始まり、君への想いを切ないメロディに乗せて聞かせてくれるバラードナンバーです。 タイトル通りに青空が大きく広がる雰囲気が出ていますね。日常の中で見つけた、何気ない幸せを、SOFFet流に聞かせてくれる。 アレンジもなかなかいいね。
4. The moment I saw you with Sowelu
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement:YoYo
SOFFetの本領発揮と言わんばかりのジャジーテイスト溢れるナンバーを、 これまた、まさかのSoweluとのコラボレーションで聞かせてくれます。もうSOFFetのやることが面白すぎますね。 SOFFetのスィングラップとSoweluのキュートな歌声がおしゃれに飾ります。上品というか、大人テイストも醸しながら流れてゆく。
5. 隣には君がいる
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Sound Produced & Track Arrangement:Hitoshi Shimono
SOFFetの十八番とも言えるスィングラップチューン。 優雅なジャジーテイスト溢れるサウンドと共に、SOFFetのライムが踊ります。等身大のラブソングで、背伸びをしていないから、 親近感が涌きそうですね。ただ、最後の展開はちょっと切ないね。バックバンドを務めるTokyo Junkastic Bandの演奏もいい感じです。 フルートがおしゃれに舞う。
6. JunkArtistic with Tokyo Junkastic Band
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement:SOFFet & Tokyo Junkastic Band
Tokyo Junkastic Bandとともに奏でるアップテンポのジャムテイスト溢れるトラック。 疾走感と共に、SOFFetの言葉がどんどんと飛び掛ってきます。この2組の意気投合振りは、もう言うこと無しですね。 1つになっています。弾ける音がとにかく楽しい、パンチの効いたナンバー。暴れまくりのSOFFetがいい味を出している。
7. CrossRoad
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement:SOFFet & Tokyo Junkastic Band
スカテイスト溢れるアップテンポナンバー。なんだか、SOFFetにしては珍しく思える。 サビになると、ロックサウンドを出した強力チューン。躍る音とSOFFetのライム。リズミカルながらに、力強さの出た1曲。 Tokyo Junkastic Bandによる演奏も、いい感じに展開。自分の人生を謳歌しているナンバーです。
8. スキナツ (Extended Jam Ver.) with mihimaru GT
Words & Music:SOFFet & mihimaru GT Sound Produce, Track, Strings & Horn Arrangement:Hitoshi Shimano
「55年会」をきっかけに、奇跡のコラボが実現。若いながらに力のあるSOFFetとmihimaru GTが、 2008年の夏を盛り上げるパーティーチューン。とにかくポップでキャッチー。そして、ホーンが吹き荒れながらも、 ストリングスが美しくバックで広がる。とにかく豪華な1曲だね。 hirokoのヴォーカルと3人のラップがいい味を出しています。
アルバムでは、エクステンデッドバージョンと言うことで、アウトロにジャムセッションを追加しています。 なんだか楽しげにセッションしている様子が伺える。かなりファンキーにやってくれますよ。
9. 音遊戯 ~五段~ with ISEKI (キマグレン)
恒例の音遊戯シリーズの第5弾。今回は、キマグレンのISEKIとコラボレーション。 ギター、ベース、ピアノの3つの楽器で、「蒼空バラッド」をしっとりと聞かせてくれます。
10. 花
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement, Progrraming & Guiter:Kazunori Fujimoto Strings Arrangement:Kazunori Fujimoto, Daisuke Kadowaki
ベストアルバム「SOFFet BEST ALBUM ~ALL SINGLES COLLECTION~」リリース後、 SOFFetの次なるステージ。これまでのキャリアを活かした、情緒深いサビメロディで、優雅に聞かせてくれる。 和的なメロディでゆったりスタートし、アップテンポへと変身。元気ながらに、ちょっと大人なテイストでラップを聞かせてくれます。 歌詞のメッセージが「世界にひとつだけの花」のようなんだけれども、そこをSOFFet流で聞かせてくれるということで。 ポップな打ち込みトラックとピアノ、ストリングスが美しく奏でられています。
11. シアワセイロ
Words:YoYo, Qumi Music:YoYo Track Arrangement & Guiter:Takashi Yamaguchi
YoYoのソロナンバーは、じっくりと味わい深さのにじみ出たバラードナンバー。 アコースティックギターとパーカッションがあっさりと音を添えています。元気いっぱいで楽しさ溢れるSOFFetとは違い、 ソロとして個性を思う存分に出してきた。YoYo、かなりの芸達者だね。
12. 情熱のCarbonation with COMA-CHI, TARO SOUL, TSUBOI (アルファ), breakthrough
Words:GooF, COMA-CHI, TARO SOUL, TSUBOI Music:breakthrough, GooF Produced by breakthrough (DJ JIN, Ladi Dadi, Masaya Fantasista)
GooFのソロナンバーは、バリバリの打ち込みトラックを豪華なゲストと共に繰り広げるラップチューン。 COMA-CHIがやっぱり、いい味を出しているよね。がんばれGooF。サウンドもそうなんだけれども、 やっぱりSOFFetにはない味を出してきている。かっこいいよ。
13. Universe ~ちぎれ雲の向こうに~
Words:YoYo, GooF Music:YoYo, SO-TO Track Arrangement & Programing:YoYo, SO-TO (wyolica)
アルバムのラストを飾るナンバーは、wyolicaのso-toとのコラボレーション。 パンチの効いたリズムビートとアコースティックギターのギャップが、いい味を出しています。 そこにSOFFetの持ち味でもある伸びやかなメロディ展開で、気分も軽快な気分に。 美しく響き渡るサウンドと共に聞かせてくれるラブソングです。
[DISC 2:DVD]
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●Best Album『SOFFet Collaborations Best“With”』● '11/3/9 release
5枚目のオリジナルアルバム「Jam the Universe」リリース後、ライブを精力的にこなしていたSOFFet。 その後、体調的な問題で活動休止を余儀なくされていたけれども、新たなアイテムを届けてくれました。 これがまた、内容の濃い作品で、SOFFetにとって2枚目となるベストアルバムです。 今回は、コラボベストということで、これまでSOFFetと様々なアーティストともに化学反応を示したトラックで楽しませてくれます。 とにかくゲストが豪華。ジャンルの枠にもとらわれず、多彩な顔ぶれが揃っています。 MONGOL800、PE'Z、Sowelu、GAKU-MC、HOME MADE 家族のKURO、スキマスイッチなどなど、いろんなアーティスト達がSOFFetとともに新たな魅力を聞かせてくれます。 また、タワーレコードの30周年を記念したコンピレーションアルバムに提供したナンバー「Beautiful Smile」のオリジナルバージョンも収録しているので、 聞き応えがあります。 ただ、ワーナーミュージック時代の楽曲が1つも収録されていないところを見ると、Rhythm Zone主導の作品なんだね。 初回盤は、銀箔仕様ジャケットで、こちらも豪華。 ただ、ブックレットにはSOFFetの写真を1枚も使われていないのも残念。
1. Beautiful Smile with Tokyo Junkastic Band
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement:YoYo Horn Arrangement:YoYo, Masato Honma
タワーレコード30周年を記念したコンピレーションアルバム「NO MUSIC, NO LIFE」に提供したナンバーの オリジナルバージョンを収録。 これまた、SOFFetお得意のスィングジャズをベースに、リズミカルでおしゃれなトラックを聞かせてくれます。 さらには、全編英語詞で仕掛けてきたぞ。かっこいいぞ。 Tokyo Junkastic Bandとの息もぴったりで、見事なコラボレーションとなりました。 いつも以上にジャジーなサウンドで、SOFFetもすっかり大人の雰囲気を振りまいていますね。
●6th Album『THE SWING BEAT STORY』● ’13/8/7 release
デビュー10周年を迎えたSOFFetが、アルバムを発表。オリジナル作としては、前作「Jam the Universe」から約4年ぶり!となる今作。 その間、怪我や病気など、いろいろと山あり谷ありありましたが、満を持しての6枚目の作品。 SOFFetの武器でもあるスイングジャズラップをベースにしたナンバーを、多々聞かせてくれます。 よりいっそう、磨きがかかっていますね。冒頭、ライブ会場限定でリリースされた「JAM'S KEY」を配して、SOFFetの今を放つ。 そのほか、配信でリリースされたナンバー「One plus One」「なにもおこらないクリスマス」「音楽」を筆頭に、先行ナンバー「鼓動」、 コラボナンバーや魅力溢れるトラックがたくさん詰まっています。 とにかく、曲に関しては、YoYoの本気度が伺えますね。とことんジャジーに、そしてラップに勤しむ姿を感じ取れる作品です。 歌詞に関しては、ちょっと狙いすぎかな、と思う部分もあるけれども、YoYoとGooF、2人の絆をしっかりと感じ取ることができます。 初回盤は、スペシャル映像を収録したDVD付き。SOFFet結成の秘話を紐解く。
1.
DVD
スペシャル映像
1. JAM’S KEY 第一章 ~Left or Right~
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
4章からなる大曲。SOFFetお得意のスィングジャズラップでスタートする第1章。 「鍵を回せ」と、右に回すか、左に回すか、運命を握る。謎の合言葉、ギーカムージャとはなんなのか。いよいよこれから物語が始まる。
2. 第二章 ~奇怪な世界~
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
攻めのジャズトラックで、SOFFetの口撃がハンパない1曲。 第2章は、怪しく妖しい世界へと誘ってくれるナンバー。ホーンセクションの派手な音がポイントだね。 ピアノの滑らかな演奏も、曲を飾り立てます。
3. 第三章 ~無限の可能性~
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
イントロからベースがブンブンと唸り、さらにピアノがこれでもかと滑らかに聴かせてくれる。 さらにはDJがスクラッチでキュイキュイと。アップテンポのジャズロックで、時折縦ノリを決めては、かっこいいね。 サビパートのポップさ、キャッチーさ、そして演奏の集合体がかっこいい。
4. 第四章 ~扉の先~
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
ようやく扉が開いた第4章。 ショーレビューのような、華やかサウンドで魅了させる。しかし、野太いヴォーカルは一体。
5. タトエボクラハ
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
スィングよろしく、おしゃれなジャズをバックに、甘い言葉をライムするSOFFetの2人。 サビの華が開いて、ドリーミングなサウンドに変身するところが、またドラマティックでポップで、魔法をかけたみたいだ。 君の存在の絶大な力を讃える1曲です。
6. 鼓動
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement:Kazunori Fujimoto, YoYo Strings arrangement:YoYo, Kazunori Fujimoto
SOFFetのお久しぶりとなるシングルナンバー。 ライブ会場限定とか、配信とかでは曲を発表していたけれども、それらを除くと「蒼空バラッド」以来、約4年ぶり。 「人生一度」路線のSOFFetが、深い深い世界を考える1曲。ただ、その路線を狙い過ぎてしまった感じもあるかな。 言葉に重さを置いた分、サビのメロディが単調。「人生一度」に比べると、よりクサさは出ているけれどもね。 でも、この言葉に背中を押されるわけですよ。
7. One plus One
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
パーカッション叩きまくってビートを感じさせるトラックは、 配信で発表されたナンバー。さすがSOFFetなおしゃれスィングラップで魅了する。 Tokyo Junkastic Bandの演奏とともに、優雅なひと時を聴かせてくれます。 1+1の可能性を、SOFFetの2人が軽快に聴かせてくれます。
8. I’m 総理
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
ブラスが華やかに広がるサウンドに乗せて、風刺を効かせた社会派ナンバー。 「私が総理」「I'm 総理」「I'm sorry」とベタだけれども、うまく絡めた歌詞がスパイスを効かせて飛び交います。
9. 音楽
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Sound Produced by YoYo, Hiroto Suzuki Strings arrangement & programming:YoYo
まさかの4つ打ちビートとラテン要素をプラスして、 情熱的SOFFet。ヴァイオリンがとにかく鋭く妖艶に決めてくれます。 リズミカルな音に乗せて、SOFFetの2人も軽やかに言葉を舞わせる。ただ、テーマが皮肉だね。 ダウンロード全盛の音楽シーンに対しての再考をドロップ。しかも、この曲を配信リリースして聴かせてくれるというところもポイント。
10. Beautiful Smile with Tokyo Junkastic Band
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement:YoYo
11. 凧揚げ
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
まったり優しいSOFFetを聴かせてくれるナンバー。 タイトルからも伝わってくるね。家族の絆をテーマに、優しく。 大空を舞う凧の糸の強さを絆に見立て、SOFFetがまた、いいことを歌うんだ。メロディもシンプルでいいね。
12. Melody
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
スィングジャズ感出しまくりのナンバーで、久しぶりにSOFFet節を感じさせる1曲。 Tokyo Junkastic Bandの演奏も、クールでかっこいいね。 間奏なんて、引き込まれます。メロディをきっかけに、一緒に生きていこうだなんて、ロマンティックな歌詞が躍ります。
13. Marry Me
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
SOFFet久しぶりの新曲は、なんとプロポーズソング。 でも、特に飾ることも無くて、SOFFetらしさを前面に出したスィングラップチューンで楽しませてくれる。 GooFのラップが炸裂しては口撃。YoYoのヴォーカルからも力を感じるね。とにかく彼らのサウンドが華やかでいいね。ブラスも吹き荒れては、 ゴージャスでジャジーなサウンドでノックアウトだ。結婚したくなるね。
14. あすなろ
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo Strings arrangement:YoYo, Daisuke Kadowaki
爽やかさ、温かさ、懐かしさで包み込んでくれるハートフルなミディアムナンバー。 バックのビートやストリングスも手伝って、SOFFet本来の持つ味も際立ってきました。 シンプルだからこそ、言葉の大切さが伝わる1曲。ストリングスの音も美しいね。
15. なにもおこらないクリスマス
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo Strings arrangement:YoYo, Daisuke Kadowaki
SOFFet流クリスマスソング。 フィンガースナップもいい感じに、ピアノが弾んではウキウキワクワクな気分が広がる始まり。 そこから一転、スィングジャズに変身して、がっつり聴かせてくれます。 中身は仕事で忙しい人のクリスマス。現実味に溢れていて、なんだかつらいなぁ。 こちらの曲も、配信でリリースされた1曲です。
16. 声
Words:YoYo, GooF Music:YoYo Track Arrangement & programming:YoYo
アルバムのラストを飾るミディアムスローのバラードチューン。 YoYo単独の歌詞が包み込む、愛の溢れるナンバーです。当たり前過ぎて気づかなかったことを、 今あらためて振り返って、相手に対して感謝する。 テーマがいいじゃないですか。シンプルの中にSOFFetの味が出る1曲です。
[DISC 2:DVD]
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