album

8th Album『Gotta Go』● '16/1/8 release

香港のベテランバンド、Rubberbandのアルバム。オリジナルとしては、「A」から続いて「G」で7枚目、なんだけれども、途中でepを挟んでいるので、 8枚目のリリースとなります。今作は、多種多様なサウンドを取り入れて、じっくりとベテランの音を聞かせる作品集。 デジロックでガツンと聞かせたりA.O.R.風の爽やかソングがあったり、じっくりアコースティックバラードがあったり、ストリングスを取り入れては、さらに繊細な世界を聞かせてくれたりと、 魅了されるRubberbandワールドです。今作はライブDVDの付いた2枚組でのリリースで、このライブもまた迫力たっぷりのステージを見せてくれるんだ。

1. Gotta Go! (feat. 恭碩良)

曲:王雙駿 / Rubberband 詞:Tim Lui 編監:王雙駿 / Rubberband

デジタルサウンドが煌びやかに届けられては、ガツンとロックサウンドをぶつけてくるナンバー。 かき鳴るギターも軽やかに響いては、情熱的に気持ちのこもったヴォーカルが舞います。サビのキャッチーさもなかなかインパクトがあるね。

2. 挾持

曲:Rubberband 詞:黄偉文 編監:王雙駿 / Rubberband

まったり温かなバラードナンバー。アコースティックギターやRodesのほのかな音色に心が洗われます。 そして、ストリングスも加わって、しなやかながら、温もりを伝えてくるようなナンバーです。ラストではギターも加わって、エッジを効かせてきた。

3. 許多年以後

曲:Rubberband 詞:Rubberband / Tim Lui 編監:王雙駿 / Rubberband

まったり味付けのミディアムロックチューン。丁寧な味付けで、ちょっとA.O.R.なおしゃれサウンドで聞かせてくれます。 ムードたっぷりで、少々大人な世界だね。メロディも切なく染み渡るように、美しく響き渡ります。心地よいね。

4. Alive

曲:Rubberband 詞:Rubberband / Tim Lui 編監:王雙駿 / Rubberband

イントロからフルートが舞うから、心地よいね。 ゆったりうっとり、A.O.R.のような爽やかロックチューン。全編英語詞も軽やかに歌い上げます。なんか、人生を楽しんで生きている感じが伝わってくるね。

5. #sorrynotsorry#

曲:Rubberband 詞:Tim Lui 編監:王雙駿 / Rubberband

エッジの効いたギターが響いては、ダークな雰囲気を放つ。ミクスチャーのような軽やかロックをガツンとぶつけては、 ヴォーカルもノリよく聞かせる。中盤はゴリゴリロックとラップでアッパーに仕掛けてきます。

6. 休眠

曲:Rubberband 詞:Tim Lui 編監:王雙駿 / Rubberband

ストリングスがイントロから飾って、しなやかに聞かせる始まり。優雅ですね。 そんな感じで、弦楽四重奏を背に、ゆったりと聞かせてくれるバラードナンバー。心地よく、眠りに誘うかのように。さらにピアノも加わって、まるで晩餐会。

7.

曲:Rubberband 詞:Tim Lui 編監:王雙駿 / Rubberband

タイトルそのまま、7拍子を取り入れては、惑わせてくれる高度なナンバー。 歌い方もカントリーなテイストで、バーがお似合い。なかなかの業が光るナンバーだね。

8. 堅彌地城 (feat. Charatay)

曲:Rubberband 詞:Rubberband / Tim Lui 編監:王雙駿 / Rubberband

深い1曲。全ての音を集約させては、ゲストたちのコーラスワークで魅了してくる壮大なナンバー。 世界を大きく広げてくるようなダイナミックな曲で、Rubberbandの力をダイレクトにぶつけてきます。

9. 我是樂隊

曲:Rubberband 詞:周耀輝 編監:王雙駿 / Rubberband

どっしり聞かせる魂のロックチューン。全ての力を集約させて、Rubberbandの力を見せつける。 ストリングスも加えては、ちょっと感動させるような曲だね。

10. 我是未來

曲:Rubberband 詞:Rubberband / Tim Lui 編監:王雙駿 / Rubberband

ギターをざっくりと聞かせた後は、どっしりサウンドで重量を加えてくるミディアムバラードナンバー。 コーラスを響かせては、大作感をぶっ放す。

11. G.I.

曲詞:偉 編監:王雙駿 / Rubberband

しっとりアコースティックナンバーでギター1本によるうっとりの世界。 静かに響かせては、まるで子守唄のように聞かせてくれるバラードです。

DVD HMV×MOOV ALIVE ON STAGE RUBBERBAND

がっつりした音でスタートのM-1。オープニングナンバーなだけあって、テンションが高いですね。間奏ではドラムもアグレッシヴに魅せます。 続いても、さらにがっつりM-2。歌いながら会場を盛り上げています。そして、伸び伸びとヴォーカルを聴かせてくれる。 リズムを刻んでじっくりと聴かせてくれるM-3。こちらもノリを出して、会場を沸かせてきます。とにかく気持ち良さそうに歌っているね。

MC。挨拶をして、ライブの説明を。

しっとり始まるM-4。ゆったりバラードを心を込めて届けてきます。いいね、しみじみ染み渡るね。 ファンキーグルーヴな要素を出してM-5。手拍子誘って、会場もリズムに乗っています。そして、とにかく楽しそうに歌うんだ。

MC。

ピアニカがいい味を出すM-6。ほんわかした空気をかっこよく演出するステージ。この曲も、ノリよく歌っていますね。ベースに絡んだり、前に出てきたり。 ベースがイントロで味を出すM-7。ちょっとディスコティークなノリで、グルーヴィー。サビのキャッチーさそのままに、いい感じに弾んでいます。 ちょっと喋ってから、最新アルバムナンバーM-8。スタイリッシュな音で、サラッと流れていきます。伸び伸び英語詞を気持ちよさそうに歌っていますね。間奏では、おしゃれにフルートも聞かせてくれるんだな。 続けてM-9。この曲もおしゃれに、流れるように。伸びやかにヴォーカルが舞います。

MC。

ドラムスがキーボードを弾き方りで始めるM-10。しっとりした中で、説得力のあるヴォーカルが響き渡ります。

MC。

最新アルバムの中からM-11。柔らかな音から始まり、しなやかさをまとって、じっくりと聞かせてくれるステージ。ラストに向かって、より音が固まってゆく。 手拍子誘ってM-12。でも、本編はじっくりと聞かせてくれる系のロックチューンだね。でも、ラストに拳を上げて跳ねて盛り上がっています。 曲紹介をしてM-13。バンドメンバーたちのヴォーカル&コーラス、ハーモニーで魅了してくれるステージ。会場も手拍子して一緒に歌っています。まさしく1つになっています。

MC。バンドメンバー紹介を。そして、スタッフや企画に拍手。

そして、ロッカバラードM-14をじっくりどっしりと聞かせてくれるステージです。そして、熱唱。会場も引き込まれます。

9th Album『Hours』● '18/9/28 release

香港のバンド、RUbberband、オリジナルのフルアルバムとしては、前作「Gotta Go」から約1年半ぶり。今作は、「H」より「Hours」というタイトルをつけて、彼らの時を刻んできます。 とにかく音はヴァラエティ豊か。ポップなロックがあれば、ファンクテイストの曲もあるし、ストレートなロックやじっくりと聴かせてくれるバラードなどなど、実に面白く、どんどんとリスナーを引き込んできます。 映画などのタイアップもあってか、結構作り込まれたような感じで、じっくりと聴かせてくれます。全9曲のコンパクトなサイズながら、さらっと聴くことができますね。 今回はパッケージにも装飾が施されていて、組み立てができる面白い作りとなっています。

1. 脱軌時刻

曲:Rubberband 詞:Rubberband 編:Rubberband 監:正@Rubberband

イントロからストリングスがダイナミックに響きわたっては、ファンクソウルなロックを聴かせてくれるチューン。 瑞々しいサウンドを軽やかに放ち、ヴォーカルものびのびと。ノリを出してきて、とっても楽しい1曲となりました。

2. 城市當代配樂團

曲:Rubberband 詞:Tim Lui 編:Rubberband 監:泥魚孟@Rubberband

ウクレレよそりく、軽やかで爽やかな音を放つミディアムチューン。 リラックスした雰囲気が心地いいんだな。有機的なテイストを放ち、皆で1つになるような味わいを届けてくれます。

3. 阿發好風光

曲:Rubberband 詞:Rubberband 編:Rubberband 監:偉@Rubberband

ブラスが華やかに、とっても大人っぽく、アダルトテイストで聴かせてくれるロックチューン。 随分とかっこいいね。音幅が広すぎで、びっくりなベテランバンドならではの世界です。

4. 那一端

曲:Rubberband / 雷柏熹 詞:Rubberband / Tim Lui 編:Rubberband / 雷柏熹 監:6號@Rubberband / 雷柏熹

サンバなロックですよ、びっくりです。冒頭ではホイッスルも鳴り響く。ラテンのグルーヴに乗せて、軽やかにカッティング。 分厚いコーラスが熱を届ける軽やかなナンバー。聞いているだけで、ウキウキさせてくれるね。とっても楽しさが溢れ出ている。

5. 動物凶猛

曲:Rubberband / 雷柏熹 詞:Rubberband / Tim Lui 編:Rubberband / 雷柏熹 / Jeremy Cheng 監:6號@Rubberband / 雷柏熹

スタイリッシュなサウンドと、濃さを出したヴォーカルで魅了する1曲。勇ましさ、荒々しさを出して、攻めてきます。手拍子も加わって、サビの躍動感がかっこいいんだな。 間奏では、バンドの全てをぶつけてくるかのように、激しく攻めてきます。

6. 發麻

曲:Rubberband 詞:Tim Lui / Rubberband 編:Rubberband / 蔡徳才 監:偉@Rubberband

壮大なイントロを発するバラードナンバー。じっくりと聴かせるヴォーカルがオープニングから世界を作る。 音がとにかくダイナミック。どこまでも広がっていくように、ヴォーカル&コーラスも広がっていきます。

7. イ尓會有一天學會面對

曲:Rubberband 詞:Rubberband 編:Rubberband 監:泥魚孟@Rubberband

しっとりアコースティックナンバー。語るように、染み渡るヴォーカルに包み込まれていきます。 2版からは、音を深めてどっしりと。ドラマティックな展開で、次第に音に魅力が出てきて、その世界を作り出してくる。

8. 未來見

曲:Rubberband 詞:Tim Lui 編:Rubberband 監:正@Rubberband

瑞々しいサウンドで、大人っぽい雰囲気。ピアノの音色も滑らかに、A.O.R.な雰囲気で聴かせてくれるバラードナンバー。 ヴォーカルも清々しくて、爽やかに広がります。ハイトーンでファルセットも綺麗に。

9. 逆流之歌

曲:Rubberband 詞:Rubberband 編:Rubberband 監:Rubberband

ピアノとギターがイントロから眩しさを放つミディアムチューン。重たくどっしりと、ベテランな演奏でじっくりと聴かせてくれるナンバーです。 聞いていて、なんだか頼もしさが出ているね。

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