album

1st Album『SPADE』● '04/9/22 release

カナダ人兄弟と日本人2人からなるバンド「Monkey Majik」の1st Album。仙台を中心に活動していたということもあり、 まずは仙台のタワーレコードで先行発売され、その後に全国発売されるという流れを持つこのアルバム。 「これがMoneky Majik」「これぞMonkey Majik」というような、ロックサウンドを中心に、日本語のみの歌詞や英語のみの歌詞の楽曲をバランスよく配して、聞かせてくれます。 ヴォーカルはカナダ人のプラント兄弟。どこかしらJ-POP/J-ROCKというよりかは、洋楽的アプローチのような雰囲気。 でも、その両者の中間を行く感じで、ポップだったりクールだったり、多様な面を覗かせてくれます。サウンドの心地よさに惹かれますよ。

1. 5.30

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

アコースティックギターがざっくりとかき鳴るミディアムロックチューン。2人のやり取りが、甘い世界を作るラブソング。彼女らしき人物の言葉が、とても温かいね。 渋く聞かせてくれます。

2. i like pop

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

弾むキーボードとかき鳴るギターが心地よさを生む、ミディアムロックチューン。 全編英語詞で、パートによってはラップのように歌ったり、かなりかっこよく聞かせてくれます。もはやJ-POPではなく、洋楽の域ですね。

3. wait

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

これぞMonkey Majikなミディアムロックチューン。骨太のギターに、じっくりと聞かせてくれるヴォーカル、歌詞の方も、人生の標を担っているかのように、 サビの兄弟ヴォーカルのハモリがかっこいいね。

4. すぐちかく

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

優しく鳴り響くアコースティックギターと、ゴリゴリと鳴り響くエレキギターのからみがかっこいいイントロです。 優しく歌ってくれるミディアムナンバー。サビのメロディがまたいいんだ。情が出ていて、聞きほれてしまう。

5. political believer

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

骨太ギターが鳴り響くミディアムロックチューン。 英語詞ということもあって、雰囲気がガラリと変わるね。兄弟ヴォーカルのやり取りにしろ、歌詞の中身にしろ、ちょっと別世界な要素もあっていいじゃないですか。

6. andi

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

ヘビィな音でどっしりと聞かせてくれるミディアムロックチューン。 ため息というか、余韻を残すヴォーカルが、ちょっと印象に残りますね。特にサビのパートが。別れの歌を匂わすような歌詞です。

7. 靴の音

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

ゆったりと聞かせてくれるミディアムロックチューン。 前に進む意気込みが、歌詞に表れた1曲。サビでの伸びやかなヴォーカルやファルセットが、背中を押してくれるようだ。

8. monica

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

ガッツリとギターをかき鳴らし、少々荒っぽさが音とヴォーカルから伝わってくるナンバー。 でも、英語詞ということもあり、とってもかっこよく聞こえる。プラント兄弟のヴォーカル&コーラス。サビでは畳み掛けてくるように。

9. フミダスチカラ

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

軽快なリズムとロックサウンドがからみ、HIP-HOPのようなヴォーカルが響き渡るミディアムチューン。 スキャットのような始まり方が、これまたかっこいいね。たとえ困難があっても、1歩前に出てみようよ。そんな気持ちが入っている。

10. don't you cry

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

アコースティックギターが鳴り響き、ちょっと淡々とした雰囲気の中で、英語の歌詞が響き渡ります。 アコースティックギター1本のみというのが、曲の大きさを生み出すと同時に、どこかしら悲しさやはかなさが出ているね。最後の拍手や声が、逆にこの曲を生かしているようだ。

11. 風来

Songs & Lyrics by MONKEY MAJIK

旅立つ君へ送る歌。アコースティックギターをベースに、サビでガッツリと迫力ある音を聞かせてくれます。飾らない言葉を使い、応援してくれる感じがよく表れているね。 Monkey Majikのそういうところが、前面に出ています。ラストは演奏をたっぷりと聞かせてくれる。

1st Mini Album『Lilly』● '05/2/9 release

1st Album「SPADE」から約1年。仙台を中心に活動するMonkey Majikが、新たにミニアルバムを発表。全5曲というコンパクトなサイズながらに、どこを切ってもMoneky Majik。 英語詞のみや日本語と英語を組み合わせた歌詞を、巧みに歌い上げているプラント兄弟であります。 さらにはギターサウンドで時に激しく、時に優しく。情緒的で罠雰囲気を放つメロディであったりと、随分と幅が広がっていますね。J-POPの枠からはみ出したリ収まったり、自由自在で面白いです。

1. Lilly

Song by Maynard & Blaise Plant Lyrics by Misao Urushizaka

ミニアルバムのタイトルチューンは、アコースティックサウンドをバックに聞かせてくれるミディアムスローチューン。 切ないヴォーカルが、よりいっそう曲の世界を引き立たせる。サビでのガツンとしたアレンジも、強力ながらにぐっと聞かせてくれる仕様。激しさと静けさを兼ね備えた1曲。

2. Tonight

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant

リズミカルなドラムビートをバックに、HIP-HOP張りのライミングで楽しませてくれるミディアムチューン。 英語詞ということで、本場さながらに聞かせてくれる。最後のパートは、コーラスと重なるとかなりりかっこよくなっているね。

3. Arlight

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant

ざっくりギターが鳴り響く、ミディアムナンバー。 英語詞が巧みに流れる。全体的に、音が硬質だけれども、Moneky Majikの味は十分に出ている。ラストのSEにちょっと驚かされるね。

4. Wish I

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant

オープニングでは、アコースティックサウンドで聞かせてくれる、英語詞のミディアムチューン。 次第に音が増えていき、サビではガツンと力強くなる展開。ヘビィなサウンドで、サビではメッセージをビシッと届けてくる。

5. 星一粒

Song by Maynard & Blaise Plant Lyrics by Misao Urushizaka

ミディアムロックチューンで、少々、淡々とした雰囲気の中を進行。 独特で味のある歌詞は、どこかしら上品な感じもするね。サビでは、花鳥風月の様子をうまく散りばめて、叙情深さを聞かせてくれる。 ラストで転調して、盛り上がりに拍車が掛かった。

2nd Mini Album『Get started』● '05/4/13 release

前作ミニアルバム「Lilly」からわずか2ヶ月。早くも登場したMonkey Majikの2枚目となるミニアルバム。全7曲ながらに実に濃い内容で、彼らの製作に対する思いが曲に乗って届けられた。 洋楽テイストを醸しつつも、日本人の耳に馴染みやすいポップロックを聞かせてくれたり、前作ナンバーのリミックスを収録したりと、様々なサウンドを聞かせてくれた。 ますますこれからが楽しみになバンドだね。

1. Get started

Song by Maynard & Blaise Plant

オープニングチューンでタイトルチューン。淡々と響くビートに乗せて、歌詞が響き渡るポップなロックチューン。 全体的に落ち着いた雰囲気で、グルーヴを放つ。サビではざっくりと味付けされたね。

2. ガリレオ

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant Lyrics by Misao Urushizaka

イントロ無しでサビからスタート。いきなり「知らぬが仏」なんて言葉が出てくるとは。 ちょっと驚きなミディアムテンポのロックチューン。ガリレオ・ガリレイを題材に、歌詞が展開。途中でテンポが変わって、疾走感をまとった。何かを訴える感じがかっこいいね。

3. まわるかわる

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant Lyrics by Misao Urushizaka

1日をMoneky Majik流に聞かせるミディアムロックチューン。なんか、簡素な言葉なんだけれども、不思議と共感できるようなテイストがある。 サビの最初の入り方というか、ズレみたいなものはカナダ人ならではなのかな。

4. 編み方

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant Lyrics by Misao Urushizaka

ミディアムテンポのロックチューン。始まりからちょっと静かな雰囲気で聞かせてくれる。 間奏ではガッツリとギターを聞かせてくれる構成です。そこから激しく歌い、そして再び静モードに。なかなかの展開。

5. Where is the world?

Song by Maynard & Blaise Plant

三味線のような音とHIP-HOPのようなビートが絡み合う無国籍なミディアムトラック。 この音がタイトルを表しているよね。全編英語詞で、Monkey Majikのおいしい部分が出まくっている。シブさも光ってかっこいいね。

6. Say what's on your mind

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant

ヘビィに音が鳴り響くミディアムロックチューン。こちらも全編英語詞。音と言葉が真っ直ぐぶつかってくるようで、なかなか芯の太いナンバーだね。

7. Alright (mono junk yard remix)

Song by Maynard & Blaise Plant guest vocals:our frien KANA

前作ミニアルバムに収録されていたナンバーのリミックスチューン。軽快なビートとアナログノイズの雰囲気がラフさを生む。

2nd Album『eastview』● '05/9/21 release

仙台在住の日加混合バンド、monkey Majik。フルアルバムとしては1年ぶりとなる2枚目のオリジナルアルバムは、カナダから見た日本をテーマにした、その名も「eastview」。 東国からの視点で、島国・日本を描き出す。やっぱり視点が違うというか、独特の切り口で聞かせてくれたりと、様々。 トラックの方は、どっしりとロックサウンドをベースに、4人の個性が集まって音を作り上げる。 まさしくMonkey Majikな1枚ですね。これにて、活動の場をインディーズからメジャーへと移すわけであります。

1. One moment

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant

ベースの音やキーボードの音がイントロから華やかに広がるミディアムロックチューン。 かき鳴るギターも軽快に、全編英語詞でヴォーカルが踊る。Bメロの部分、弾みが効いている。サビはキャッチーでいて、おしゃれに感じるメロディだね。

2. Livin' in the sun

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant Japanese Lyrics by Takuya Kikuchi

民謡っぽい音が冒頭から絡み合う。HIP-HOPテイストのビートが弾むリズムを刻むミディアムロックチューン。 プラント兄弟の見事なハーモニーが、曲全体で彩る。兄弟の力が表れているね。和洋折衷な1曲。

3. All my life

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant Japanese Lyrics by Takuya Kikuchi

イントロ無しで始まるミディアムチューン。淡々とした印象のあるビートが織り成すトラックが、 次第に広がってゆく。これぞMonkey Majikというような展開を見せる曲。日本語と英語も巧みに絡み合う。結構シブいね。Cメロではラップも登場だ。

4. かもめ

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant Japanese Lyrics by Misao Urushizaka

アコースティックのイントロからエッジの効いたギターへと流れたね。 ミディアムテンポのロックチューン。「カモメ」と童歌「かごめかごめ」を絡めた歌詞に工夫を感じる1曲。 重荷からの解放を歌っています。力強く背中を押してくれるようだ。

5. 1996

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant

力強いビートが鳴り響くミディアムロックチューン。ドラムとベースの音がたくましいね。全編英語詞。若干、メイナードが淡々と歌っているようにも聞こえる。 1996年という年に何があるのか、ちょっと気になるね。

6. I was waiting

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant

ドラムのビートとギターの絡みが何かを予感させるアップテンポのロックチューン。 Monkey Majikの楽曲の中では、珍しくギターがうねりにうねりを上げている。激しいナンバーだね。

7. Inside

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant

英語詞が軽やかに舞うミディアムナンバー。 抑え目のヴォーカルとサウンドにクールさが漂う。アコギの音がいい感じに響いている。タイトル通りにちょっと内側的なトラックだね。

8. カンパイ

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant Japanese Lyrics by Takuya Kikuchi

巻き戻しノイズの後は、HIP-HOPテイストで軽やかに展開。Monkey Majik流に、飲み会を歌っています。いいねぇ、このお気楽テイスト。 思わず一緒にお酒を飲みたくなるようなナンバー。「カンパーイ!」の掛け声が、これまたいい雰囲気なんだな。

9. Decay

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant Japanese Lyrics by Misao Urushizaka

イントロではヘビィなギターが鳴り響いたんだけれども、本編に入るとあっさりネオアコースティック系のロックナンバー。 弱い気持ちに活を入れるような、Monkey Majikの歌詞が響き渡る。サビでは再びヘビィなギターが暴れ出す。

10. Apology Accepted

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant

ストリングスがスリリングに響き渡るミディアムナンバー。 ちょっと淡々としたサウンド。どこかしら気だるいヴォーカルにダークというか薄暗い印象を受ける。後半はじっくりと聞かせてくれる。

11. Take

Song and Lyrics by Maynard & Blaise Plant

アルバムのラストを飾る力強いミディアムロックチューン。 ヴォーカルがいきなり高いトーンだからびっくりしたけれども、味が広がるね。深い味がじわじわと響いてきます。後半ではさらにシブく展開。

Best Album『BEST 2000 - 2005』● '06/3/8 release

Monky Majik初となるベストアルバムは、タイトル通り、2000年から2005年までの、インディーズでの6年間を総括するような内容。 これまでにリリースした作品の中から、メンバー自身がセレクトした全17曲のフルヴォリュームで届けてくれた。 メジャーデビュー後の発売ということもあってか、もしくはリリース時期からか、ちょっとレコード会社先導にも思えてしまうが、 中身の方は充実していますよ。これまでにリリースしたフルアルバムやミニアルバムはもちろんのこと、限定ボックスの中からも貴重なトラックを収録していて、バランスよくなっています。 Monkey Majikのインディーズでの活動を、端的に味わえる見事な作品ですね。 こうやって6年をまとめて聞くと、そのサウンドやアプローチにぶれが無く、自身のバンドの誇りや自信があるように感じられる。 メジャーに行っても、その姿勢は変わらず、Monkey Majikという名の下に、曲を届けてくれます。

13. All my life (PREMIUM BOX VERSION)

Songs & Lyrics by Maynard Plant & Blaise Plant Japanese Lyrics by tax

アルバム「eastview」に収録されていたナンバーを、新しく。 淡々としたビートと、生を感じさせるアコースティックギターの音との絡みが、いい味を出していますね。

16. Waiting For The Right Time

Songs & Lyrics by Maynard Plant & Blaise Plant

ちょっと暗めのミディアムロックチューン。切ないメロディが静かに展開。サビに入って光が当たったかのように、眩しくなった。サビとメロディパート、差が激しすぎてびっくり。 でも、じっくりと聞かせてくれますよ。

3rd Album『thank you』● '06/5/24 release

Monkey Majik、通算3枚目となるオリジナルアルバムは、ついにメジャーレーベルへ進出しての、初のアルバムです。 全国のFMラジオ局でパワープレイを獲得した「fly」や、月9ドラマ「西遊記」の主題歌にもなった「Around The World」を含む全12曲。 どこを切っても、カナダと日本の良き所をミックスさせたMonkey Majikのロックサウンドが展開。 時に優しく、時に激しく、英語の歌はかっこよく、日本語の歌は心に染みるかのように、様々な面を見せてくれる。 インディーズでの経験を生かして、さらにMonkey Majikの音を追求した1枚。 感謝の言葉がアルバムタイトルになっていますが、聞いているこっち側も「ありがとう」とお礼を言いたくなるような作品ですね。

1. turn

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise & tax

アコースティックをベースにしたロックチューン。 哀愁漂うメロディとサウンドに、Monkey Majikのセンスを感じる1曲。英語と日本語の絡みも滑らかに、ヴォーカルが響き渡る。力強いメッセージだね。

2. another day

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise & tax

ガッツリと深いビートとともに、どっしりと地に足を着くようなサウンドで聞かせてくれるミディアムチューン。 HIP-HOPのようなライミングで、クールにかっこよく決めるMonkey Majikです。

3. thank you

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise & tax

アルバムのタイトルチューンでもあるミディアムテンポのロックナンバー。 感謝の言葉がリズミカルに届けられ、かっこいいサウンドとともに響き渡る。英語の早口パートには圧倒させられるね。これが本場の力か。

4. on and on

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise & tax

まずはギターのみをバックにスタート。そこから次第に音数が増えて、サビでガツンと聞かせてくれるロックチューン。ポップでキャッチーな仕上がり。 それでいて、エッジの効いたサウンドにMonkey Majikの誇らしさを感じる。ゆっくりでもいい、急がなくてもいい。ただ、前へと進むこと。

5. 雪合戦

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise

タイトルは雪合戦と日本語ながら、全編英語詞の歌詞でクールな展開を聞かせてくれる。 プラント兄弟の結束力を感じさせるね。HIPO-HOPのようなテイストで、軽快に言葉が踊る踊る。

6. fly

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise & tax

記念すべきメジャーでの1st Singleは、軽快に鳴り響くアコースティックギターに乗せて、Monkey Majikらしさの出た味わい深いミディアムロックチューン。 英語と日本語のバランスがよい歌詞が滑らかに響き渡ります。それ以上に、やっぱり音の方に耳が行くよね。 洋楽的アプローチも交えて、ハイセンスな作りでおしゃれに進行。幾重にも変わる展開で楽しませてくれます。

7. between the lines

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise

力強く軽快なビートに乗せて聞かせるアップテンポのロックナンバー。ギターの音も鋭くザックリと。全編英語詞で、本領発揮。 とにかく、キャッチーなメロディで畳み掛けてくるサビが、楽しくてしょうがない。

8. all by myself

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise

同じく全編英語詞。随分とゆったりとした始まりだけれども、中へ入るといろいろな音が込み入ってくる。ミディアムテンポのロックチューンで、 時に優しく、時に激しく聞かせてくれる1曲です。

9. delayed

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise

ギターの音とビートの音が相反するような響きを聞かせてくれるミディアムトラック。 全体的にクールな仕上がり。HIP-HOPのような、物腰の柔らかさもあって、かっこいい。

10. Around The World

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise & tax

Monkey Majik、2ヶ月連続でのリリースとなったシングルナンバーは、まさかの月9ドラマ主題歌。中華テイストを生かしたイントロに、本編では洋楽要素も組み込んできた。 英語詞と日本語詞も絡み合い、Monkey Majikにしかできない和洋折衷ナンバーの出来上がり。ミディアムテンポのグルーヴに乗せて、クールなヴォーカルが響き渡る。 だからといって、「西遊記」の主題歌にMonkey Majikという流れも、随分と安直だけれども、結果的には両者とも随分と好成績でしたね。

11. STAY

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise & Misao

ヘビィな音が畳み掛けてくるアップテンポのロックチューン。渋さとかっこよさが同居して、力強いMonkey Majikをアピール。 サビでも繰り返されるフレーズに、頭の中がぐるぐると。キャッチーなメロディで、グッと引き締めてくれるような1曲。

12.

作曲:Maynard & Blaise 作詞:Maynard & Blaise & tax

アルバムのラストを飾るアコースティックベースのバラードチューン。2人の愛を種に例えたラブソング。どこまでも優しい歌詞が、柔らかく耳に届きます。

Live Album『Magical Mystery Tour』● '7/6 release

Monkey Majik、初となるライブアルバムは、ライブ会場限定でのリリース。 仙台HOOKでのパフォーマンスの中から、ギュッと凝縮した6曲を収録。あらためてライブでの瑞々しい演奏に、このバンドのいいところが伝わってくる。 会場の温かさも魅力の1つだよね。初期楽曲のパフォーマンスで構成されているので、懐かしさも出ている。 また、仙台という地元でのライブということも、生き生きしたパフォーマンスに影響しているのかな。 ただ、やっぱり6曲というのが物足りないんだな。もっと味わいたい。そんな方は、やっぱりライブ会場へ足を運んでください、ということだね。

Magical Mystery Tour 2005.12.16 LIVE at HOOK

生ならではの躍動感で聞かせるM-1。2本のギターの音が鮮やかに伝わってくる。会場も、大いに盛り上がっているね。キーボードも参加しては、音をカラフルに染めてきた。 間髪入れずに流れるように、M-2へ。弾けるキーボードとざっくりギターがいい味を作る。そして「Monkey!」の掛け声も決まったね。クールに展開。 エッジの効いたギターがガツンと攻めてくるM-3。ドラムとビートもガッツリと音をぶつけてくる。Monkey Majikの強面な雰囲気がどんどんと押し寄せては、その元気に呑み込まれる。 渋さ全開のどっしりバラードチューンM-4。哀愁漂うギターの音が、耳に届きます。そして、その世界に自然と吸い込まれていくんだ。 曲名を言ってからM-5。観客の手拍子も聞こえてきますね。こっちはしっとり系バラードで、麗しのひと時が流れる。いいね、聞き入ってしまうね。 ガッツリ系ロックが、最後の曲のアナウンスとともに聴かせてくれるM-6。サビの力がハンパないね。すべての音が集約されて、ぶつかってきました。

4th Album『空はまるで』● '07/7/25 release

Monkey Majik、メジャーで2枚目、通算4作目となるオリジナルアルバムをリリース。前作「thank you」から約1年。この間に5枚もシングルをリリースするという、精力的な活動を見せたMonkey Majik。 特に、コラボレーションはちょっと驚かされました。m-flo、SEAMO、吉田兄弟と、意表をつくミュージシャンたちとタッグを組んで、これまた新しいMonkey Majikを聞かせてくれました。 その流れを汲んでの今作アルバム。CMソングにもなったアルバムタイトルナンバーが示す爽やかさはもちろんのこと、 アグレッシヴなロックチューンや、「スマイル」などで聞かせてくれるじっくり系バラードなど、とにかくMonkey Majikの魅力が十二分に伝わってくる作品。 ハイブリッドバンドと称されるほどのクオリティをぶつけてきます。本当にかっこいい。さて、初回版は、孫悟空でおなじみの映画「西遊記」関係の曲を2曲収録。 これは本当におまけ。アルバムの色と違いすぎる。切り離して聞きたいところだ。「ガンダーラ」のカバーは味が出ているね。 一方で、「Around The World + Go!空」は、ちょっと濃すぎる。

1. 空はまるで

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise / tax

アルバムのオープニングを飾るタイトルナンバー。これまた、とっても心に染み渡るようなサビのメロディが心地よいね。 爽やかなアコースティックサウンドをベースに、Monkey Majikの持つセンスが凝縮されたミディアムナンバー。 歌詞にもあるように、どこまでも澄んでいるような曲だね。CMソングとして話題になりましたが、それ以上の力を持った逸材曲。

2. No Snow In December

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise

リズミカルなプログラミングビートとかき鳴るアコースティックギターが絡み合うミディアムナンバー。 雪の降らない12月をテーマに、ちょっと温暖化みたいなところも交えて、Monkey Majikなりの切り口で聞かせてくれる。

3. 光朝

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise / tax

Monkey Majikの持つ優しさが前面に出たミディアムチューン。 とにかく歌詞が美しいんだ。美しい朝を「光朝」と表すセンスに脱帽。サビの盛り上がりやメロディのキャッチーさが物を言う。 日本語と英語のバランスもよく、おしゃれな世界を聞かせてくれます。

4. Picture Perfect

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise / tax / VERBAL

Monkey Majikがコラボレーションシングルを連続でリリース。その第1弾は、 まさかまさかのm-flo。ロックバンドとクラブユニットの化学反応が、意外にもしっくり来るもんだ。ベースはMonkey Majikのお得意なアコースティックサウンドを武器にしたロックチューン。 そこにVERBALとBlase/Maynardの巧みな口撃が加わる。これは、両者にとっても刺激的なコラボとなったことでしょう。 m-floサイドも、loves Monkey Majik名義の別バージョンを発表しています。

5. 卒業、そして未来へ。

Music:Maynard / Blaise / SEAMO Lyrics:Maynard / Blaise / tax / SEAMO

コラボシングル第2弾のナンバー。お相手は、なんとSEAMOだ。名古屋の天狗と仙台の猿が不思議なコラボレーションを産み出した。 でも、トラックは完全なるMonkey Majikベースなので、軽快なネオアコースティックロックで、サクサクとアコギがかき鳴る。 SEAMOの魅力も、ソロでのラップよりも、サビでの掛け合いのほうが出ている気がする。次なる1歩を踏み出す歌ですね。何事も前向きに、両者のメッセージが伝わってきます。

6. Change

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise

Monkey Majikのコラボレーションシングル、トリを飾る相手は、なんとこれまた衝撃。津軽三味線ユニットの吉田兄弟とバトルを繰り広げる。 曲の方はかなり攻撃的なロックサウンドで、鋭く攻めてきます。そこに情念のこもった三味線の音色が宙を舞う。 リズミカルながらに、キャッチーな仕上がりのサビといい、ラップパートの緊迫感といい、かっこいいの一言に尽きる1曲。唯一の日本語“12本の腕”が生み出す巧みな音を堪能。

7. フタリ

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise / tax

アルバム「thank you」でセンスを出しまくったMonkey Majikが、アルバム後の初となるシングルをリリース。 これがまた、ド直球のバラードナンバーで、とってもシンプルなサウンドでじっくりと聞かせてくれます。 メッセージも真っ直ぐに、2人でともに永遠に、胸がキュンとなる愛の歌。Monkey Majikの味が染み渡る1曲に仕上がりました。

8. LONG SHOT PENNY

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise

Monkey Majikらしい上品な仕上がりのミディアムロックチューン。静かな展開から、 次第に音をドーンとぶつけてきては、ロックバンドとしての力を見せ付ける。

9. Pretty People -Japanese ver.-

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise/ tax

先にシングル「Picture Perfect」に収録されていたトラックを、別バージョンにて収録。 日本語バージョンということで、全編日本語と思いきや、サビのみが日本語でした。そのほか、トラック面は変わらず。 4つ打ちビートの軽快さが局の味を出すポップチューン。サビが日本語になったことで、よりまろやかな印象で聞かせてくれます。

10.

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise / tax

バラードチューン。じっくり丁寧に歌うその姿勢にMonkey Majikらしい誠実さが伝わってくるミディアムナンバー。 希望に満ち溢れた1曲。歌詞の表現がMonkey Majikらしく、なんか心が表れるような感じだね。ラストでは転調して、さらに盛り上がりに拍車をかけてきた。

11. スマイル

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise / tax

ザックリとアコースティックギターがかき鳴るミディアムナンバー。 全編英語詞で、これぞMonkey Majikなテイストで聞かせてくれる。優しく語り掛けるように、うっとりさせてくれます。

12. MAYBE

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise

イントロ無しでザックリギターをかき鳴らすミディアムロックチューン。 結構、突き刺してくるような音で固めてきたというか、聞かせる仕様になっているんだよね。

13. I Miss You

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise

一応、アルバム本編のラストを飾るナンバー。美しくピアノが鳴り響くバラードチューンです。 全編英語詞で、ゆったりと語りかけてくるように。もう、歌詞が切なくて、しみじみするね。まさしくI miss youな感じが出ていて、ぐっと来る。

14. Around The World + Go!空

Music:Maynard / Blaise Lyrics:Maynard / Blaise

ドラマ「西遊記」の主題歌が、映画化にあたりさらにパワーアップ。 しかも、主人公であるGo!空が加わって、とにかく力強い。反面、なんかその客演が浮くというか、うるさいというか。ちなみに、今回は全編英語詞で仕上げてきました。

15. ガンダーラ

Music:タケカワユキヒデ Lyrics:山上路夫 / 奈良橋陽子

シングル「MONKEY MAJIK × MONKEY MAGIC」にも収録されていたゴダイゴのカバーの別バージョン。 こちらのテイクは、シングルテイクよりも若干テンポアップして、とっても軽快に聞かせてくれる。ただ、行き急いでいるかのような印象を受けるんだよね。 たしかにポップなんだけれども、シングルバージョンの方が雰囲気が出ていて好みかな。

Live Album『Japan Tour '07』● '7/11 release

Monkey Majikのライブアルバム。こちらは、「thank you」発売後に行ったツアーの中から、仙台での千秋楽を収録。 やっぱり仙台愛が詰まっていますね。そして、何よりもお客さんが温かい拍手を届けてくれる。自然に沸き起こるし、盛り上がりに拍車をかけますね。 6曲の収録という少なさがちょっと残念だけれども、フルで聞きたくなるし、見たくなる作品。

Monkey Majik Japan Tour'07 Live at ZEPP Sendai 2007.06.30

軽快に英語で曲紹介をしてM-1。響き渡る手拍子も温かいね。コールアンドレスポンスも決まった。ラストのスキャットは圧巻。 メジャー1stシングルのM-2。軽やかに舞うサウンドとヴォーカルが心地よいね。手拍子も自然に沸き起こります。そして、お客さんの合唱もいいんだな。 アコースティックギターの音が優しく切なく響き渡るM-3。兄弟のハーモニーがまた、いいんだ。そして、染み渡ります。 軽やかにM-4。おしゃれに響き渡っていて、空間がまさしくHappinessなひと時。 拍手喝采でM-5。さすがヒット曲、熱が違います。どっしりと演奏し、メッセージも心強く。 ガッツリサウンドで聴かせてくれるM-6。ハードだけれども、心強い言葉が響き渡ります。そして、最後に「thank you」と。

Live Album『Monkey Majik Tour '07』● '8/3 release

Monkey Majik、2度目となる全国ツアー「MONKEY MAJIK TOUR '07」より、千秋楽の前となったSHIBUYA-AXでの公演模様をライブ会場限定でのリリース。 今回も全6曲の収録ということで、もうちょっとライブを楽しみたいな。という人は、やっぱり実際に足を運ばないとダメだよね。 アルバム「空はまるで」を発表した後でのツアーなので、新旧様々な楽曲で楽しませてくれる。 また、お客さんとの一体感もあって、アットホームなライブですね。

Monkey Majik Japan Tour'07 Live at SHIBUYA-AX 2007.11.25

歓声が飛ぶ中で、M-1。シンセの音が入ってくると、鮮やかさを増すね。ドラムがどっしりと、そしてギターがいい味を出す。滑らかにヴォーカルを聴かせる兄弟に酔いしれます。 軽やかにギターを響かせてM-2。こちらも、シンセの音がイントロで舞います。「What's up!? TOKYO」と声をかけて盛り上がります。最後に「Thank you so much」。 アコースティックテイストにM-3。渋さが全開。チェロのような音を響かせるキーボードの音がポイント。とにかくムードたっぷりのステージ。 ざっくりギターの音が心地よいM-4。爽やかさが会場内を包む混む。 「snap your finger」ということで、「指をパッチンして」とM-5。アコースティックサウンドが優しく響き渡ります。なんだかアットホームな感じだね。「最高だった」。 この時点での最新アルバムタイトルチューンM-6。やっぱり、曲の持つ力が半端ないね。ダイレクトにぶつかってきます。

5th Album『TIME』● '08/9/3 release

前作「空はまるで」が大ヒットを記録したMonkey Majik。約1年ぶりとなるオリジナルアルバムは、 前作以上にMonkey Majikらしさの出た、ロックでポップでハイブリッドな音を聞かせてくれる1枚に仕上がった。 とにかく、このアルバムにたどり着くまでが精力的だったよね。トリプルA面シングルを2枚、そしてドラマ主題歌シングルと、立て続けに世に送り出しては、温かくも力強い音を聞かせてくれました。 そのシングルナンバー7曲を含む全13曲。半数は既発曲で、なんだか半ベストアルバム的な印象もあるけれども、残りの新曲も、 これぞモンマジなナンバー勢ぞろい。ソリッドなロックなり、心温まるバラードなり。そして、歌詞も日本語 - 英語を巧みに操り、 兄弟ならではの息の合ったヴォーカルを聞かせてくれます。シングルナンバーも、大きく突出しているわけでもなく、いい流れでアルバムに溶け込んでいるね。 今作は、さらに3形態でのリリースと、Monkey Majikも大きく仕掛けてきました。 限定盤Aは、通称青盤。「fly」から「空はまるで」まで、これまで制作されたPV10曲を収録したDVDとの2枚組みとなっております。 モンマジワールドへようこそ。いろいろな手法で、見せてくれる。 限定盤Bは、通称赤盤。ZEPP SENDAIというホームグランドでのライブから、10曲を収録。フルで見たかったなと思うけれども、 フルサイズ並みの勢いを見せてくれます。さすがは仙台だね。 通常盤は通称白盤。CDのみだけど、ボーナストラックとして、シングル「ただ、ありがとう」のカップリングとして収められた「約束」のデモバージョンを収録。 こちらもかなりレアな感じで、短いながらに聞き応えがありますよ。

1. ただ、ありがとう

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise and tax

2作連続でトリプルA面シングルを放ったMonkey Majik。アルバム「TIME」に先駆けてリリースされたシングルナンバーは、 これぞモンマジの優しさ溢れるポップロックチューン。味わい深いメロディと爽やかなサウンド、プラント兄弟の滑らかなヴォーカルが包み込んでくる。 シンプルに、ただ、ありがとうという気持ちを君に伝える歌。 派手に飾らず、ネオアコ系な音で、モンマジらしさが十二分に出ているね。それでいてキャッチーに聞かせてくれます。

2. あいたくて

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise and tax

トリプルA面シングル「Together/あかり/Fall Back」で幕開けたこの年のMonkey Majik。 その前作シングルから2ヶ月、またしてもトリプルA面シングルをリリースと、なんとも精力的ですな。 こちらの曲は、アコースティックの匂いを醸し出すミディアムテンポのバラードナンバーに仕上がっています。 優しいヴォーカルと柔らかいサウンドに包まれて、とてつもない心地よさを提供してくれる。まったりとナチュラルに。自然体なモンマジで、聞かせてくれます。

3. Together

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise and tax

アルバム「空はまるで」の大ヒットを経て、次なる一歩を踏み出したMonkey Majik。 なんとトリプルA面シングルということで、かなり強力トラックをぶつけてきました。メインのこの曲は、これぞモンマジの温かみのあるミディアムテンポのロックチューン。 メイナード、ブレイズの兄弟ヴォーカルが交互に聞かせる巧みな展開を披露。メロディも優しく、いつまでも一緒にいようよという気持ちが表れたラブソング。 もうね、うっとりですよ。

4. goin' places

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise

4つ打ちビートが進行するダンサブルなロックチューン。とっても軽快で、ノリも出ていて、キャッチーに攻めるモンマジ。 かき鳴るギターとともに一体化するような、とにかく音を楽しむ1曲だね。

5. brokedown

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise

クールな演奏と兄弟ヴォーカルがじっくりと聞かせてくれるミディアムチューン。 アコースティックギターの音やピアノの弾む音が、よりかっこよさを出してくる。ジャジーな雰囲気もあり、なかなか味わい深くていい曲ですね。

6. Close to you

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise

2本のギターが軽快に鳴り響くアップチューン。 こchらも全編英語詞。おしゃれな雰囲気とかっこよさも絡まるロックナンバーです。Monkey Majikらしさの出た小粋なナンバーだよね。

7. Bicycle

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise

ちょっとダークな雰囲気を放つミディアムテンポのグルーヴロック。 淡々とするビートと、ゴリゴリとかき鳴るギターの音が、どこかしらアングラ感も出ている。陰でクールなモンマジがここにいます。

8. あかり

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise and tax

ピアノがドラマティックなイントロを作るバラードチューン。 ピアノの音に負けじと、メロディも随分と切ない流れで。美しい音と滑らかなヴォーカル&コーラスが、曲の世界へと連れて行ってくれます。君への思いが一途で、キュンとさせてくれるね。

9. Fall Back

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise

全編英語詞で、プラント兄弟が本領発揮なヴォーカルで魅了するロックチューン。 濃い目のギターがかき鳴っては、意外に聞かせるメロディが展開する。さすがはトリプルA面を担う曲でもあります。所々でエフェクトをかけて、工夫も覗かせた。

10. WEEKDAY

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise

平日の出来事を歌にしたナンバー。月曜から頑張るストーリー。Monkey Majikなりのウィークデイ感があって、おもしろいね。 かき鳴るギターに乗せて聞かせてくれるサビはキャッチーに仕上がっています。

11. MORNING-EVENING

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise and tax

軽快に聞かせてくれる小粋なロックチューン。これまた、軽やかで、とってもMonkey Majikがおしゃれに映えるポップなトラック。 朝から晩、そしてもう一度やってくる朝。何度も始められる新しい1日がやって来る。モンマジが励ましてくれるナンバーです。

12. 地球

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise and tax

まったりテイストのサウンドながらに、かけがえのない地球について気持ちを伝えるナンバー。 メロディパートは英語詞、サビは日本語詞という構成。耳への入り方がちょっと違うよね。曲全体からモンマジの優しさが伝わってくる。

13. 美しい想い出

Music:Maynard, Blaise Lyrics:Maynard, Blaise and tax

アルバムのラストを飾るミディアムテンポのバラードナンバー。温かく柔らかく、音を懐かしむようなサウンドで包み込んでくれる。 過去を振り返りながらも、前へと進んでいくという気持ちが出ているよね。

14. 約束 (Acoustic demo)

ボーナストラックは、シングル「ただ、ありがとう」に収録されていたカップリングのデモトラック。 ギター弾き語りで聞かせてくれるんだ。とってもラフな感じが伝わってきて、リラックスしているね。1番のみながら、結構出来上がっているじゃないですか。

[DISC 2:DVD]

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Best Album『MONKEY MAJIK BEST ~10 Years & Forever~』● '10/7/14 release

Monkey Majikが10周年を記念したベストアルバムをリリース。さすが10年選手というだけあって、中身が濃いです。 メジャーデビューシングル「fly」から始まり、「Around The World」「Change」「空はまるで」「Together」「アイシテル」「虹色の魚」「SAKURA」等々、 ヒット曲満載。さらにはインディーズ時代の楽曲もリマスターやリミックスを施したりして収録。 特に、入手困難な「TIRED」の収録はうれしいね。そして“これまで”以外にも、“これから”を収録しています。 3曲の新曲も収録されていて、Monkey Majikのその先を聞かせてくれます。日本語と英語を上手く使い分けて、メイナードとブレイズの兄弟ヴォーカルがいい味を出すんだ。 とにかくヴォリュームたっぷりの作品で10年を祝っています。この後にリリースされるベストPV集のDVDとともに、じっくりとMonkey Majikの10年を味わいつくせ。

初回盤は、日比谷野外音楽堂で行われたプレミアライブの模様を収録したDVD付きの2枚組み仕様。 こちらもヒット曲のオンパレードで、メンバーもとっても楽しそうな表情を見せています。温かさが溢れるステージだね。

14. FOREVER

Lyrics:Maynard / Blaise / tax Music:Maynard / Blaise

ピアノの音が温かく包み込むミディアムバラードチューン。Moneky Majikらしい親しみのあるメロディにうっとり。さらにストリングスも華を添える。 仙台の高校合唱部によるコーラスも挿入されて、仙台愛が込められた1曲だね。つまり、愛を奏でるナンバー。

16. 大丈夫

Lyrics:Maynard / Blaise / tax Music:Maynard / Blaise

タイトルからして頼りになる。これぞMoneky Majikなミディアムロックチューン。 Aメロパートは、全編英語詞で。メロディにも耳が行きますね。サビの優しいメロディにうっとり。 こういうのは十八番だよね。聞いていて安心感を覚えます。背中を押してくれるような1曲。

17. tired remastered

Lyrics:Maynard / Blaise / Misao Music:Maynard / Blaise

もはや幻と化したMoneky Majikのインディーズナンバー。 リマスターされてベストアルバムに収録。もう、洋楽です。かっこいい仕上がりの音がどっしりと構えています。 メロディも味わい深さがあっていいね。そよりも、声が若くて驚きですな。

18. Lilly remixed & remastered

Lyrics:Maynard / Blaise / Misao Music:Maynard / Blaise

インディーズのナンバーを、ベストアルバム収録にあたりリミックス&リマスター。 この名バラードが鮮やかに蘇ります。丁寧に一語一語を伝えるようなヴォーカルが、しみじみと伝わってきます。

[DISC 2:DVD]

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