visual

VHS『helplessness and a glance』● '99/4/21 release

pre-schoolにとって、初となる映像作品。1998年10月30日に新宿リキッドルームで行われたライブを収録。 まだメンバーに初々しさが残りながらも、圧倒的なパフォーマンスで魅了するpre-school。 初期サウンドの中心でもあるギターサウンドが、バリバリと鳴り響いています。 曲目も2nd Album「 」までのナイスなチョイスで盛り上げてくれます。 しかも、その映像表現方法も変わっている。ライブ映像というよりかは、映像作品的な印象ですよ。 ちょっとアーティスティックだね。単なるライブ作品ではない、プリスタイルな1本。 これは今までになく、革新的だね。革新すぎて、目や頭が痛くなりますがね。

白黒映像で、どっしりとしたギターがかき鳴るM-1。独特の映像の歪みがたまらないね。 これまた色鮮やかに仕上がったM-2。熱気は伝わるが、目が痛い。 続けてM-3も同じテイストで、かなり熱い。目まぐるしい。 普通に見せてくれるから、なんか変な感じがしてしまうM-4。会場ももみくちゃになりながらも盛り上がっているね。

光の加減がまたすごいM-5。これはかなりきつい映像だ。 淡いながらも独特の雰囲気を出しているM-6のライブ映像。MCを挟み、重くヘビィなナンバーのM-7。 なんと歌詞を画面に出す映像手法で、面白いね。 随分と映像を縦に横にと引き伸ばしたM-8

ストレートにライブ熱を伝えてくれるM-9。 高速ギターとともに始まり、無数の円が画面で踊るM-10。 目が痛い。若干スローな映像のM-11。勢いは出ているね。またしても、限界ギリギリの映像手法で見せてくれるM-12。 頭が痛くなります。さらに最高潮にやばい映像となったM-13。これはかなりの暴挙だね。

DVD『masterpiece**』● '01/12/4 release

映像版ベストアルバムというべき、pre-schoolの今まで発表してきたPVを収録したDVD。 pre-schoolサウンドを、いかに映像で見せるか、そして魅せるか。メンバーとディレクターによる化学反応が楽しめるクリップが多数詰まっています。 ある種、メンバーの成長期のようにも見れますね。インディーズでの初々しい姿から、メジャーで3作アルバムを発表した頃には、 すっかりアーティストとして板についてきていますね。 もう、かっこよすぎますよpre-school。 最新シングルナンバー「ROCK AND ROLL HIGH SCHOOL」では、サウンドとともに新境地を見せるなど、新章へのステップにもなっている作品ですね。 ボーナストラック的に収録されている映像もかなり貴重です。 目と耳から思う存分にpre-schoolを味わうことができます。なにせ100分ですよ、収録時間。 アートワークも、これまた斬新というか、色使いがシンプルで、pre-schoolらしさがよく表現されているんじゃないでしょうか。 CMスポットも入っていて、見応えがある作品です。

1. Spunky Josh

directed by サノ☆ユタカ produced by SEP

レストランでのやり取り。なんでもありと言わんばかりにやりたい放題状態。 後半は、メンバーが医者に扮して手術を。なるほど、映像がリンクするわけですか。

2. ウロトアゼ

directed by Tetsuo Inoue produced by MOCAL

公園でのんびりとした映像。なんか、休日のカップルみたいな大和田&佐藤。

3. MANHOOD-MAN

directed by Tetsuo Inoue produced by MOCAL

小さな部屋で演奏するメンバー達。ちょっとしたことで洗面台が壊れ、 どんどんと水が溢れ出す。そんな中でもメンバー達は演奏しまくり。 部屋の中には嵐と化している。

4. A SAD SONG (original ver.)

directed by サノ☆ユタカ produced by MOCAL

古いNASAの映像とライブ映像を組み合わせたPV。 それにしても、かなりライブ、激しいね。

5. ONCE BITTEN, TWICE SHY

directed by サノ☆ユタカ produced by MOCAL

河川敷にてバイクにまたがる大和田。 さらに大きく回転してはベッドの上にメンバーが乗ったり。モノクロベースの映像に、おしゃれ要素が出ていますね。 何よりもカメラワークがいい仕事をしています。

6. MAN ON THE TOP

directed by Tetsuo Inoue

ロードムービー的な映像。白黒でロンドンの町をメンバーが闊歩しています。 レコーディング風景もあったりして、メンバーのオフが覗けます。

7. DAZZLE, CANOPY, POSER

屋外でメンバー達が演奏しています。 ロンドンの街を大暴走?していたり。なんか、ものすごくシュールな作品になっています。佐藤の嫌がっている顔とか。田島の抜けている顔とかね。

8. You Say GO I GO

directed by Tetsuo Inoue produced by MOCAL

白い作業服にサングラスという井手達で揃ったメンバー達。 光の具合が随分とアーティスティックですな。ちょっと無機質っぽいところも素敵。

9. PRIME

directed by Tetsuo Inoue produced by SEP

防寒着に身を包んで、トラックの上で演奏し熱唱しているメンバー達。 ニューヨークの街中を突っ切るpre-school。かなりかっこいい。やることが違いますね。

10. LINES

directed by Tetsuo Inoue produced by SEP

ライブ映像を加工。光の使い方が温かいね。一方、ライブのほうは随分と激しさを増しています。

11. WHY?

directed by Tetsuo Inoue

演奏の映像に、ノイズのようなちらつきを加えて、ちょっと乱雑さを演出。 途中でヘンなキャラクターがシャウトしながら登場です。これには驚かされます。

12. depends

directed by Tetsuo Inoue produced by MOCAL

バックに大自然の映像と歌詞が映し出されています。 その前をメンバーが行き交う。シンプルでもあり、メッセージ性の強い作品となっています。

13. NO TUESDAY

directed by Ugichin produced by SEP

狭い空間にてメンバーが演奏。途中では、大和田が黄色い高級車を乗り回していたりね。 意外とシンプルな作りかも。

14. temple at the back

directed by Ugichin produced by SEP

舞台はファッションショー。表と裏のやり取りが面白いじゃないですか。 途中からはメンバーがステージのバックで演奏しています。これまた、ファッションショーという舞台がびったりあっている。

15. Adore You

produced by 壱百式

デッサン調の様なメンバーの姿がとっても印象的なPV。 随分とアートしています。芸術的ですな。

16. Rich and Strong

produced by 壱百式

CG映像とライブ映像を組み合わせた、斬新なPVです。 かなりのアートな作品で、かっこよさを感じさせてくれるね。最後の「$」マークが意味深。

17. A SAD SONG (masterpiece ver.)

produced by 壱百式

新たに作成された「masterpiece version」のPV。 今まで作成されたPVを再構築して、新たに1つの作品に仕上げてしまった。pre-schoo的映像メガミックスですね。

18. ROCK AND ROLL HIGH SCHOOL

produced by 壱百式

外国の住宅街の映像。そこに佐藤の残像を組み合わせた不思議なPV。 途中のヘンな芝居もなんのその。

1. POPSTAR

directed by Hikaru Kawahara (TLGF) produced by SEP

パーティールームで弾けているメンバー。 なんだかとっても楽しそうだね。かっこよく服を着こなしたり。オチもなかなかです。

2. PASTIME

directed by Tetsuo Inoue

ジャケット撮影のオフショットと、ライブ映像を組み合わせた作品。 これまた、メンバーがとっても初々しいんですよ。

3. HOLE

1997年11月13日にクラブクアトロでのライブ映像。 弾けまくり。そして、観客も大盛り上がりだ。プリのライブの醍醐味がよく表れているね。

4. love is the beauty itself

ニューヨークのオフショットです。なんだか楽しそうだよなぁ。

Best Album『masterpiece II』● '03/12/17 release

1. ROCK AND ROLL HIGH SCHOOL (Version 2)

produced & directed by 壱百式

アルバム「First Heaven」のジャケットを飾ったあのキャラクターが主人公となって、フィーチャーされています。 終始、ヘッドバンキンみたいな動きをしているから、見ていて気持ち悪くなってくるね。しかも、1匹じゃなくて多数の出演。

2. The King of Hell

produced & directed by 壱百式

白黒のCGで魅せてくれるPV。アルバム「feel something?」のジャケットを飾った蟻が、リアルすぎて怖い。 そして、アリジゴクに食われ、アリジゴクはウスバカゲロウへと変身する。

3. HEAVEN'S DOOR

produced & directed by 壱百式

カラフルなCGで鮮やかに。ってか、M-2の続きですよ。まぁ、両A面シングルだったから。 ウスバカゲロウの登場。サークルをくぐりまくりながら飛んでいます。

4. DANCING IN THE SUN

produced & directed by 壱百式

スタジオでの撮影風景をテーマにしたPV。 キーボードを操りまくりのテクノアーティストといた雰囲気だね。

DVD『pre-school Live 01/11/2003』● '03/12/17 release

活動休止を決めたpre-schoolが最後に放つアイテムは、ベストアルバム「masterpiece Ⅱ」とライブDVDという、ファンにとっては悲しくもうれしいもの。 このライブDVDには、渋谷AXで行われた公演をパッケージ。ロック溢れるサウンドや、ピコピコのデジタルサウンド満載のステージにやられること、間違いなし。 とにかく、pre-schoolの姿を眺めるだけでも貴重だよね。 彼らはとっても音楽を楽しんでいるんだという雰囲気が伝わってきます。 代表曲を網羅し、かつ最新アルバムからの楽曲を合わせてのヒットパレード状態。pre-school、昇天しました。

「いくぜっ!」の掛け声でM-1の始まり。会場もみくちゃ。ものすごい熱気だ。大和田は歌い方がラフですな。 勢いに任せてM-2へ。熱を振りかけてくるpre-school。曲名を叫んでM-3。 デジタルサウンドだったオリジナルをガラリと変えて、バンドスタイルでの音を聞かせてくれる。 店舗も若干、ゆっくりになったね。それでも、暴れっぷりはたまらない。 続けては、ベース音がたまらないM-4。バンドの力を十二分に発揮していますね。 オーディエンスが声を上げて盛り上がるM-5。ドラムスがたまらなくかっこいいんだ。赤いライトが眩しいね。最後は勢いよく、高速ビートに乗せて。 バンド名を名乗り、曲名を言い放ってM-6。そりゃ、盛り上がるよ。今度は青いライトが攻撃を仕掛けてくる。終わり方が潔いね。

ロッカバラードのM-7。サビでの照明が幻想的ですね。ラストは余韻を残してくる。 そしてM-8へ。このライブの中で、唯一の日本語詞。ガッツリと聞かせてくれる。 ポップにM-9。会場の客達も飛び跳ねています。乗っているねぇ。大和田は観客に水をぶっ掛けているよ。 続けてM-10へ。軽快ロカビリー調から激しいロックへと変身する。 M-11は、さらに勢いを爆発させた感じで。大和田も水をまきまくり。 シングルにもなったナンバーのM-12。盛り上がりも高ぶる。ラストはドラムス叫びまくり。

じっくりとM-13を。さらにM-14もヘビィにどっしりと。静けさを打ち破るかのごとく、激しいナンバーM-15。 pre-schoolの持てる業を放っているね。勢いのまま、シングルナンバーのM-16に。はげいいね。最後は大和田が観客にダイブ。 さらにテンションをあげてM-17。熱気ムンムンですな。今度はポップにM-18。会場飛び跳ねまくり。息もぴったりです。 続けて、打ち込みだった最新トラックを、バンドスタイルで聞かせてくれるM-19。照明もカラフルポップに。 照ってもポップ。さらにポップにM-20。そしてステージが終了。

アンコール。M-21は煌びやかに。一変して、デビューシングルM-22では、攻めに攻めてくる。 観客も、恐ろしいことになっていますよ。さらびドラムが続いてM-23へ。勢いも最高潮に達していますね。 さらに限界に挑戦と言わんばかりに熱くM-24。暴れっぷりが最高。 そしてM-25。pre-schoolの全てが詰まったナンバーだね。歌い終わった大和田の顔は、本当に感無量で全て終えたようだ。晴れ晴れしている。

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