album

Single『Devil Inside』● '04/9/14 release

DEVIL INSIDE ALBUM VERSION

WRITTEN BY UTADA Produced by Utada & Teruzane skingg U *1st Album 「Exodus」 収録*

DEVIL INSIDE RJD2 REMIX

Remix by RJD2 for RJ Electrical Connections

オリジナルがアッパーに攻めてくる1曲だったのに対して、こちらはR&B的なグルーヴを聴かせるトラックで勝負。 ガッチリと、そしてどっしりと聴かせてくれるリミックスです。

DEVIL INSIDE RICHARD VISSION RADIO EDIT

Remix and Additional Production by Richard“Humpty”Vission for Superstar Productions and Chico Bennett for Zero-1 Ent.

ハードなアッパートラックで、がっつりと攻めてくるリミックスチューン。 これがかなり圧が加わっていますね。勢いそのままにぶつけてきます。ギターの音も、よりムードに聞こえてきます。

DEVIL INSIDE THE SCUM FROG RADIO EDIT

Remix and Additional Production by The Scum Frog for www.thescumfrog.com

もっさりビートで展開するリミックス。程よく弾けては、パンチのある音をぶつけてくるクラブトラックだね。

DEVIL INSIDE RICHARD VISSION EXPERIENCE

Remix and Additional Production by Richard“Humpty”Vission for Superstar Productions and Chico Bennett for Zero-1 Ent.

どこかしら1980年代風な音づかいのビートで始まったと思ったら、今度は4つ打ちビートを強力に打ち放つ。 さらに、みるみる音に圧が加わってゆくようで、めまぐるしいリミックス。結果、アグレッシヴなハードテクノ風もでとってもかっこよく仕上がっています。

DEVIL INSIDE RICHARD VISSION DUBERIENCE

Remix and Additional Production by Richard“Humpty”Vission for Superstar Productions and Chico Bennett for Zero-1 Ent.

軽やかながら、躍動するビートを加えて展開するリミックスチューン。 ドキドキワクワクさせてくれる音に吸い込まれては、時折入ってくるUTADAのコーラスで妖艶さを増すダブトラックです。

DEVIL INSIDE THE SCUM FROG VOCAL MIX

Remix and Additional Production by The Scum Frog for www.thescumfrog.com

M-4のロングバージョン。よりもっさり感を増したサウンドに魅了させられる。 バチコンバチコンと、心と体を踊らせる。

DEVIL INSIDE THE SCUM FROG DUB

Remix and Additional Production by The Scum Frog for www.thescumfrog.com

M-4のダブバージョン。あまり気づかなかったけれども、意外とパーカッションの音が前に出てきています。 そして、ビートもいつも以上に弾けている印象だね。

Single『Exodus '04』● '05/6/21 release

Single『You Make Me Want To Be A Man』● '05/10/17 release

You Make Me Want To Be A Man Radio Edit

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane Skingg U *1st Album 「Exodus」 オリジナルエディット収録*

You Make Me Want To Be A Man Junior Jack Mix

Remix and additional production by Vito Lucente at Homeworks/Eye Industries

しゃかりき強力4つ打ちビートを放つハウスリミックス。 ビートに力強さがあって、なかなか楽しめる1曲だね。歌が入ってくると、ディープな面を見せてきます。そして、再び、どっしりと聴かせてくれます。

You Make Me Want To Be A Man Bloodshy and Avant Mix

Remix and additional production by Bloodshy & Avant Mix at Merlyn Studios, Stockholm Co-remixed by Mango

よりグルーヴィーに仕上がったトラック。正直、オリジナルよりも聴きやすいね。 こっちのトラックの方が、瑞々しさがあって、ひねりを加えすぎたオリジナルの雰囲気を清々しく仕上げる。

You Make Me Want To Be A Man Video

Director:Kaz Kiriya for Radient Pictures Inc

SFチックなPV。UTADAがサイボーグと化して、横たわっています。 あっぷのがめんでも、目が赤くて怖いね。バンドメンバーを従えての熱唱もまたかっこいい。 もはや紀里谷和明の世界だね 。

Single『Come Back To Me』● '09/1/21 release

1.

Come Back To Me

Single『Dirty Desire』● '09/12/21 release

1st Album『Exodus』● '04/9/8 release

宇多田ヒカルがついに全米デビュー。アーティスト名を「UTADA」に変えて、UNIVERSAL/DefJam Islandからリリース。 日本のR&B創世記を輝かしく賑わせた彼女の全米デビュー作、蓋を開けてみたら「あれ?」な感じで戸惑ってしまう。 これまでJ-POP寄りのR&Bを聴かせてくれていたので、今回はよりディープでどっぷり、まさしく本場の音を表現すべくテクニカルな業を聴かせてくれる。 それが却って、効きにくくなってしまったのかもしれない。アジアンテイストを加えたトラックも、「アジアからやってきたシンガー」ちう触れ込みを作らないといけなかったのかなと思う。 本場R&B歌手とは違い、ヴォーカルに軽さがある分、トラックの方を重きにしてきたのかな。 Timbalandプロデュースなどを聴かせてくれたりはするものの、その大半は本人と父親、照實氏のプロデュースです。やはりこだわりを感じさせる。 そして、リリースの結果、ビルボードでも100位圏外という散々たるもの。もしかしたら、米国ではこういう音が溢れすぎて、求められなかったのかな。

1. OPENING

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

じわじわと音が入ってきては、どっぷりと。 そして、UTADAのヴォーカルが入ってきては、怪しさ満載のイントロダクション。何か新しいことが始まりそうだね。M-9「CROSSOVER INTERLUDE」の掴みみたいな曲。

2. DEVIL INSIDE

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

UTADAがまるで悪魔のごとく、うちから秘めたるものを解放するかのように聴かせてくれる1曲。 力強いビートにエッジの効いたギターのフレーズが印象的に響き渡ると同時に、オリエンタルな音を加えて、UTADAらしさを出してくる1曲。 ヴォーカルも力強さとしなやかさを兼ね備えていて、かっこよさを感じます。

3. EXODUS '04

Written by T. Moseley, Utada Produced by Timbaland for Timbaland Productions, Inc.

実質的なアルバムのタイトルチューン。ゆったりとしたビートとサウンドの中に、 エスニックな音を加えて不思議な世界を作る。ソフトで柔らかさのあるUTADAのヴォーカルも、華麗に舞います。 この曲のプロデュースをTimbalandが手がけているという点も、興味深いね。父と母に向けた歌詞も気になるところです。

4. THE WORKOUT

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

どっぷりどっぷりと、ディープでドープなビートをぶち込んでくるミディアムチューン。 決してキャッチーではないのに、インパクトでどんどんと曲の世界へと引き込んでくる不思議な1曲。 音使いもなんか妖しさたっぷりだね。

5. EASY BREEZY

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

全米進出アルバムからのリードトラックは、どっぷりビートをグルーヴィーに聴かせては、ポップな印象を放出するミディアムチューン。 R&Bテイストは出ているけれども、音使いはJ-POPに近い面も出ているかな。親しみやすさがあるからか、あまり濃さを感じさせないので、曲としてはパンチが弱い。 無難な1曲で終わってしまう印象かな。日本語の歌詞がポイントになる。

6. TIPPY TOE

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

妖しさたっぷり。まるで、どこかアジアの山奥な感じで、エスニックなテイストを出しています。 このドープな音と、煌びやかさを出すSEの不思議な組み合わせが妙にクセになる1曲。

7. HOTEL LOBBY

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

ボコスカビートとアジアンなSEが織りなすポップチューン。 よく聞くと、「Kiss&Cry」の英語バージョンなテイストを感じさせるね。そのオリジナルのBメロの早口パートをフィーチャーした感じ。 そこをうまく抽出して、グルーヴィーなサビが展開する。

8. ANIMATO

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

ボレロのようなリズムを取り入れては、幻想的なサウンドで包み込んでくれるような始まり。 その後にピコピコと音を加えては不思議な展開を示すミディアムチューン。 こだわりを感じるのは、音使いだけではなく、対訳をUTADA本人が手がけている点で、ちょっと違うのかな。

9. CROSSOVER INTERLUDE

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

どっぷりどっぷり音が迫ってきては、UTADAのヴォーカルがなみなみと入ってきて、鮮やかに変身するトラック。 この曲がインタルードだなんて、もったいないほど。フルトラックで作って欲しいね。

10. KREMLIN DUSK

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

幻想的かつ壮大な世界を演出するサウンド。そして、ヴォーカルも力強さと切なさが同居する不思議な1曲。 重たくもあり、軽くもあり、楽しくもあり、寂しくもある。このつかみどころのない曲に呑み込まれます。ラストでまさか、ガツンとロックアプローチになるとは。びっくりだ。 この音だったら、もっと激しいヴォーカルでドスを効かせてもいいくらいだよ。

11. YOU MAKE ME WANT TO BE A MAN

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

ジャパニーズエレクトロよろしく、ばちばち打ち込んだトラックと、華麗に舞うオリエンタルなSEが突き刺してくる不思議なトラック。 バチバチに攻めてくるトラックを、器用に操るUTADAはすごいけれども、この曲、つかみにくいな。

Radio Editは、約1分ほど短いバージョンの仕上がりです。

12. WONDER 'BOUT

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U Remixed by Timbaland for Timbaland Productions, Inc.

どっぷりビートが妖しく迫るR&Bチューン。 ちょっと不安な気持ちにさせるサウンドに反して、UTADAのヴォーカルは力強く、主張がはっきりしている。 Timbalandがリミックスを手掛け、向こうの味付けが見事に効いたようだね。音は濃いんだけれども、ヴォーカルが妙に浮いてしまった感じもあるかな。

13. LET ME GIVE YOU MY LOVE

Written by T. Moseley, Utada Produced by Timbaland for Timbaland Productions, Inc.

この曲もTimbalandプロデュース。重たくディープなビートをトラックに軽やかに舞うUTADAのヴォーカル。 やっぱり、ドスを効かせて、どうだと主張するヴォーカルではなくて、軽やかにフワッと聴かせるヴォーカルの方が、本人のキャラクターに合っているのかも。 その点をTimbalandが考慮して音を作っているようにしか思えないな。

14. ABOUT ME

Written by Utada Produced by Utada & Teruzane skingg U

ざっくりギターの音が、これまでとは違った雰囲気を出すナンバー。 しかし、中盤からはどっぷりビートを加えて軽やかさを出すヴォーカルといい対比となる。 さらに、どっぷりビートになったりと、随分と変化に富んだ1曲。「私について」歌っている歌だけれども、 最後に「私たちはどこへ行く」と迷いも見せる歌です。

2nd Album『This Is The One』● '09/3/13 release

UTADA名義では2枚目となるアルバムで、再び全米へ殴り込みだ。前作は、遠く東の国の女性面が多く出ていて、そこまでしなくても、と思うほどにオリエンタルなテイストを取り入れていたけれども、 今回は、前作の経験(失敗も成功も)を踏まえて、アジアなテイストは一切ない。ストレートにR&Bをベースに、じっくりと聴かせてくれます。 やはり、セルフプロデュースでは限界があったのかもしれないね。 RedZoneやStarGateを招いたことで、その音に幅と刺激が加わった感じかな。 坂本龍一「戦場のメリークリスマス」のカバーという変化球はあるけれども、前作に比べると、やっぱりまとまった感じかな。 これぞUTADAな楽曲で、ぎゅっと1枚に詰め込まれています。トラックも向こうに浸透して行くようなグルーヴを放っているけれども、 歌詞は随分と、別れや悲しさが目立ちます。当時の心境かな?結局、このアルバムをもって、UTADAとしての活動を終えてしまったけれども、 この経験がその後の彼女の音に、いいスパイスを加えてくる。

1. On And On

(Utada, S. Hall, C. Stewart) Produced by Sean K. and C.“Tricky”Stewart for RedZone Entertainment/Radio Killa and Utada for U3 Musc

軽やかな打ち込みトラックを提供してくれるアルバムのオープニングチューン。 滑らかなUTADAのヴォーカルが宙を舞うように、軽やかに響き渡ります。RedZoneがプロデュースを手掛けているということもあり、 本場のクールなグルーヴが曲から放出されていますね。クラブで盛り上がるような1曲。

2. Merry Christmas Me. Lawrence - FYI

(Composed by Ryuichi Sakamoto) Produced by StarGate for 45th & 3rd Music, LLC Co-Produced by Utada & Skingg U for U3 Music

まさかUTADAが坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」をカバー。 そこに、どっぷりとしたビートを加えて、自らの歌詞も加えて優雅に歌い上げるナンバーです。オリジナルの繊細さと躍動感をうまく引き出していますが、 やっぱり原曲のイメージ、力がハンパないね。歌詞があっても、曲に耳を持って行かれます。

3. Apple And Cinnamon

(Utada, M.S. Eriksen, T.E. Hermansen) Produced by StarGate for 45th & 3rd Music, LLC Co-Produced by Utada & Skingg U for U3 Music

どっぷりビートとピアノの滑らかな音が交差するナンバー。 このミディアムグルーヴに乗せて、切なく儚く歌い上げるUTADAのヴォーカルが印象的。Bメロのフレーズを繰り返すパートとかは、かすれたヴォーカルがキュンとさせる。 別れのシチュエーションを瑞々しく描き出すナンバーです。

4. Taking My Money Back

(Utada, C. Stewart) Produced by C.“Tricky”Stewart for RedZone Entertainment/Radio Killa and Utada for U3 Musc Co-Produced by Skingg U for U3 Music

どっぷりとビートを聴かせるんだけれども、このシンセの音だったら、もっとトランシーで激しい音にしてもおかしくはない。 それを抑えるかのように、繊細さを出すピアノの音色に、体を委ねながら進行する。躍動するビートを映し出すヴォーカルに、しなやかさを感じさせます。

5. This One (Crying Like A Child)

(Utada, M.S. Eriksen, T.E. Hermansen) Produced by StarGate for 45th & 3rd Music, LLC Co-Produced by Utada & Skingg U for U3 Music

こちらもどっぷりビートが印象的。そしてギターの音も優しく柔らかく添えられて、クールなR&Bチューンが展開。 UTADAのヴォーカルも、たくましさがあって、ストレートにぶつかってきます。 パソコン用語をうまく組み合わせた歌詞も、別れのシチュエーションが出ている。ただ、J-POP感が否めないのは、なぜだろう。

6. Automatic Part II

(Utada, S. Hall, C. Stewart) Produced by C.“Tricky”Stewart and Sean K. for RedZone Entertainment/Radio Killa and Utada for U3 Musc Co-Produced by Kuk Harrell for RedZone Entertainment/Radio Killa

宇多田ヒカルのデビュー曲「Automatic」になぞらえて、その続編をUTADAとして発表。 なるほど、音使いがオリジナルのトラックに通じるリズムとビート。だがしかし、ここでどうしてエフェクトをかけたヴォーカルでスタートするのか。 期待を裏切るような展開に、正直、びっくりすると同時に残念な感じ。その後のヴォーカルも、少々ソフトでもうちょっとスパイスが欲しいところ。

7. Dirty Desire

(Utada, C. Stewart) Produced by C.“Tricky”Stewart for RedZone Entertainment/Radio Killa and Utada for U3 Musc Co-Produced by Kuk Harrell for RedZone Entertainment/Radio Killa and Skingg U for U3 Music

リズミカルなビートを加えて、クールに展開するグルーヴチューン。 軽やかにUTADAのヴォーカルが舞います。中盤ではラップも疲労で、さらにかっこいい。音にも厚みを加えて、より迫力が出てきた1曲。

8. Poppin'

(Utada, M.S. Eriksen, T.E. Hermansen) Produced by StarGate for 45th & 3rd Music, LLC Co-Produced by Utada & Skingg U for U3 Music

タイトルの通りに、弾むリズムがインパクトになるミディアムチューン。 UTADAのヴォーカルも、軽やかにまったり、語りかけるように聴かせたりと、巧みな1曲に仕上がっています。 妖しさも加わって、なんかよくに開く花のよう。ガールズナイトに盛り上がる。

9. Come Back To Me

(Utada, M.S. Eriksen, T.E. Hermansen) Produced by StarGate for 45th & 3rd Music, LLC Co-Produced by Utada & Skingg U for U3 Music

インパクトのあるイントロのピアノのゴージャスぶりにびっくり。しかし、その後はゆったり打ち込みビートとピアノが絡み合う、麗しのミディアムチューン。 「あなたみたいな人は他にはいない。お願い、戻ってきて」という、別れた相手のことを思うナンバー。 UTADAのヴォーカルも、懇願するような、切々とした雰囲気を出してきます。 胸に染み入るR&Bチューン。

10. Me Muero

(Utada, M.S. Eriksen, T.E. Hermansen) Produced by StarGate for 45th & 3rd Music, LLC Co-Produced by Utada & Skingg U for U3 Music

アルバム本編を締めるミディアムグルーヴチューン。 特徴のある音を加えつつ、軽やかに聴かせるUTADAの溶融を家事ますね。ただ、歌詞はものすごく重たい。 別れの気分にどっぷりと浸かって、抜け出せない主人公です。

11. Come back To Me (Seamus Haji & Paul Emanuel Radio Edit)

デジタルサウンド炸裂。4つ打ちビートを軽やかに投入してきては、クールに聴かせる。 バラードにはハウスやテクノがぴったりだし、この曲もヴォーカルを少し伸ばして、心地よさが出てきている感じだね。なかなかかっこいい仕上がりです。

12. Come back To Me (Quentin Harris Radio Edit)

フワッと、そしてうねるようなSEとビートで聴かせてくれる4つ打ちリミックス。 パンチの効いたビートが弾けては、聞いているこっちもワクワクさせてくれるような、躍動感を思う存分味わえます。

Compilation Album『Utada the Best』● '10/11/24 release

UTADA初のベストアルバム。と言っても、本人非公認、レコード会社との契約の問題なのかもしれないけれども、宇多田ヒカルが活動休止に伴って、 EMIからシングルコレクションを発表するに合わせて、急遽リリースされたところを見ると、やはり便乗商法他ならないね。 ましてや、UTADA本人も不本意なリリースで、購入を控えるようにと発言したくらい。 で、問題の本作、ベストといっても、これまでUTADA名義ではオリジナル作品を2枚しか出していないし、ましてやベストではなく、 単なるセレクションアルバムとしての役割が強いかな。それぞれリードナンバーを中心に、日本未発表のリミックスを数よく付け足したような、 付け焼き刃的作品。ここまでくると、内容に価値があるかどうかはさて置いて、コレクター向けということですかね。 リミックス数曲の収録が、なんとか救いのイメージ。それがなかったら、普通にオリジナルアルバム2枚買ったほうがいいって。

11. SANCTUARY (OPENING)

(Utada) Produced by Utada & Skingg U for U3 Music

宇多田ヒカル「Passion」の英語バージョン。サウンド面ではオリジナルとは変わらず、 歌詞を英語に変更したトラックです。

12. SANCTUARY (ENDING)

(Utada) Produced by Utada & Skingg U for U3 Music

こちらは、「Passion 〜After the Battle」の英語バージョン。 異国というか、不思議なテイストを感じる。

13. EXODUS'04 (JJ FLORES DOUBLE J RADIO MIX)

Remix Produced & Mixed by JJ Flores for JJFLORES.COM@JJ's Crib, Chicago

チキチキサウンドを加えつつ、弾むビートを軽やかに聴かせるリミックスチューン。 力強さとしなやかさがうまく結びついたリミックスですね。

15. COME BACK TO ME (TONY MORAN & WARREN RIGG RADIO EDIT)

Remix and additional production by Tony Moran & Warren Rigg

ハードハウスなリミックス。躍動感のある4つ打ちビートが冒頭から突出しています。 かっこいいね。

16. DIRTY DESIRE (MIKE RIZZO RADIO EDIT)

Remixed by Funk Generation

ビートを強めたクラブミックス。アグレッシヴながら、軽やかに舞うUTADAのヴォーカルです。 オリジナルをいい感じに変身させて、なかなかかっこいい仕上がりです。

DVD『Eazy Breezy』● '04/10/6 release

UTADA、全米デビューアルバムからの1曲を、シングルDVDとして日本でリリース。 これまでの宇多田ヒカルのイメージを変えて、ちょっとセクシーな感じ。やはり、こういう路線が全米で受けるんだろうな。 それでも、まだまだソフトな感じだよね。ストーリーはよくある感じの設定。

1.

2.

Making of Eazy Breezy

Eazy Breezy

Eazy Breezy

Director:Jake Nava (F.M. Rocks)

プールで盛り上がっていたら、元彼に気づいて、ちょっと気まずい雰囲気のUTADA。 その後、部屋で元彼のことを思うも、吹っ切れている様子を見せる。そして、今彼の元へ。

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