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☆☆☆

Live Album『KODA KUMI LIVE TOUR 2008 ~Kingdom~』● ’13/3/20 release

倖田來未がこれまで発表したライブ映像作品6作を音源化。しかも、ファンクラブ&レンタル限定。 こちらは、倖田來未、6枚目となったオリジナルアルバム「Kingdom」を引っ提げて行われたツアーの中から、ファイナルの模様を収録した作品。 例の発言のためにプロモーション活動自粛をしていたけれども、まったく休んでいたと思わせないステージパフォーマンスに盛り上がる様子が伝わってきます。 イケイケな倖田來未王国。紆余曲折もあったけれども、復活のパフォーマンスで魅了してきています。やっぱり映像がないとダンスパートとか盛り上がりの様子がわからないよ。 ただ、ラストまでじっくり聴いて、ライブの盛り上がりが伝わってくるのは確かです。

こちらを参照→☆☆☆

Live Album『KODA KUMI LIVE TOUR 2009 ~TRICK~』● ’13/3/20 release

倖田來未がこれまで発表したライブ映像作品6作を音源化。しかも、ファンクラブ&レンタル限定。 こちらは、アルバム「TRICK」を引っさげて行ったツアーの模様を収録したライブ作品。冒頭、セット上部のピエロの口の中から リフトに乗って登場する倖田來未なんだけれども、さすがに映像がないと、よくわからない。ただただ、ワーキャーワーキャーだけなので、何がなんだかなあ。 まぁ、盛り上がりの様子は伝わってくる。あと、間に挿入されるインタルードも、音声だけ収録されてもなぁ。 CD化にあたってカットしても良かったのでは。ただ、流れはできているから、格好良さだけは耳からでも伝わってきます。

こちらを参照→☆☆☆

Live CD『KODA KUMI LIVE TOUR 2010 ~UNIVERSE~』● '13/3/20 release

倖田來未がこれまで発表したライブ映像作品6作を音源化。しかも、ファンクラブ&レンタル限定。 こちらは、アルバム「UNIVERSE」を発表したのちに行ったツアーから、大阪での最終公演の模様を収録。 やっぱり熱いパフォーマンスがダイレクトに、耳から伝わってきます。今回は間の映像やダンスタイム、お客さんのご招待タイムなど、 映像がないとなかなか厳しい部分もあって、耳だけの情報ではちょっと難しいな。もやもやします。それでも、ラストまでライブの熱気がダイレクトに感じられる作品ではあります。

こちらを参照→☆☆☆

Live Album『KODA KUMI 10th Anniversary ~FANTASIA~ in TOKYO DOME』● '13/3/20 release

倖田來未がこれまで発表したライブ映像作品6作を音源化。しかも、ファンクラブ&レンタル限定。 こちらは、デビュー10周年を迎えて行われた東京ドームでのライブの模様を収録。一夜限りのスペシャルライブということで、とにかく内容盛りだくさん。 会場の熱気が耳から伝わってきます。合間合間にVTRを使ったインタルードが挿入されているんだけれども、 こちらはなんとか音だけでも楽しめるかな。アンコールでは妹のmisonoが登場してデュエットしたり、メドレーをたっぷりと聴かせてくれたりと、とにかくお祭りモード全開で楽しめます。

こちらを参照→☆☆☆

Live Album『KODA KUMI Premium Night ~Love & Songs~』● '13/3/20 release

倖田來未がこれまで発表したライブ映像作品6作を音源化。しかも、ファンクラブ&レンタル限定。こちらは、出産を経た倖田來未が活動再開にあたって、行われたプレミアムなライブを収録。 オープニングナンバーがバラードという、自身の初の試みで、乗っけから会場の空気をキリッと変えてきます。その後はおなじみのダンスチューンを披露したり、かっこいい倖田來未を聞かせてくれます。 今回はリクエストを募って、上位曲をパフォーマンスしているので、ファンにはたまらない選曲でしょうね。本編ラスト、アンコールまで、じっくりと聞かせてくれますよ。

こちらを参照→☆☆☆

11th Album『Bon Voyage』● '14/2/26 release

倖田來未、前作「JAPONESQUE」から2年、11作目となるオリジナルアルバムを発表。タイトルのごとく、いろんなタイプの音楽に挑戦するような旅に出ています。 イントロダクションを経たオープニングチューン「SHOW ME YOUR HOLLA」や「LOL」など、ドッと洋楽アプローチが強まっていて、 例えばシングルにもなった「Go to the top」「TOUCH DOWN」「Dreaming Now!」なども、ひねりを加えてかなり難易度の高い曲をドロップしてきた倖田來未。 新たなサウンドアプローチがじっくりと楽しめます。どストレートのバラードシングル「恋しくて」だけが、どうにも浮いてしまう感じがしますが、もろともせずに突き進む。 ダンスホール界のプリンスと言われたSean Paulとのまさかの共演には驚かされます。 今作はCD1枚バージョン以外にも、CD+DVD、CD+Bul-rayという形態でリリース。シングル曲のPVはじめ、アルバム収録曲のPVとメイキングを収録し、目から耳から楽しめる1枚になっています。

1. Introduction ~Bon Voyage~

Lyrics by Kumi Koda Composed by Joseph Lawrence Track Produced by Joseph Lawrence (Joe90)

どっぷりビートを携えて、濃い始まりを聴かせるイントロダクション。 レゲトンテイストを少々散りばめて、熱さを演出。さぁさぁ、いよいよ熱い旅が始まる。

2. SHOW ME YOUR HOLLA

Lyrics by Kumi Koda, Liv NERVO, Mim NERVO Composed by T-SK, Liv NERVO, Mim NERVO, teasing kim Music Produced by HiDE coda for Future Union Track Produced by T-SK

どっぷりビートを聴かせるナンバーは、グルーヴィーで妖しさ満載。かっこいいアプローチを仕掛けてきてはノックアウトな1曲。 ビートをメインに持ってきて、ノリを出すナンバーです。リフの音が頭の中を駆け巡る。相変わらず濃さ全開で倖田來未が攻めてくる。

3. LOADED feat. Sean Paul

Written by Arama Brown, Toby Gad, Sean Paul and Kumi Koda Track Produced by Toby Gad Produced by Toby Gad (www.tobygad.com)

まさかのSean Paulとのコラボレーション。レゲエやレゲトンのようなビートを取り入れては、夏らしいフレーバーを醸し出す、ディープでポップで熱いナンバー。 パンチの効いたビートと、Sean Paulの鋭いヴォーカルがスパイスになるね。カクテル飲みまくりのナンバーです。

4. Winner Girls

Written by Kumi Koda, Albi Albersson, Yuka Otsuki Track Produced by MUSSASHI

エレクトロなサウンドを前面に、どっしりとビートを携えて攻めの音を聞かせてくるグルーヴチューン。 トラックは、もはや洋楽アプローチ。クールに聞かせてくれる倖田來未がかっこいい。ノリまくっていますね。

5. Imagine

Lyrics by Kumi Koda Composed by FAST LANE, MATS LIE SKARE A&R for FAST LANE, MATS LIE SKARE by HIRO DO! (NICHION) Track Produced by MATS LIE SKARE

これまでの熱を冷ますかのようなミディアムバラードチューン。 歌詞が随分とクサイけれども、そんな背中を押してくれる歌詞を引き立たせるようなトラックだね。静かながらに、力を感じる。ヴォーカルも力強くてかっこいい。

6. 恋しくて

Lyrics by Kumi Koda Composed by jam9, M.I Arrangement & Track Produced by Masaaki Iehara

前作シングル「Go to the top」で活動再開を果たした倖田來未が、年末にドロップするバラードナンバー。 ピアノとストリングスをバックに歌い上げては、切ない要素を出しまくりで聞かせてくれます。 とにかく、愛しくて恋しいという気持ちを倖田來未が伝えるわけですよ。若干かすれた歌い方が、よりいっそうの世界観を出してくるね。

7. LALALALALA

Lyrics by Kumi Koda Composed by Figge Bostrom, Anna Engh Produced by Figge Coordinated by Keninchi Seki (NICHION) Track Produced by Shinjiroh Inoue

倖田來未の夏到来。今回も全曲A面に匹敵するナンバーが揃ったシングルをリリース。 こちらのナンバーは、どっしりロッキンな音を爽やかに響かせて、伸び伸びと倖田來未がヴォーカルを聴かせてくれるミディアムチューン。 サビのキャッチーさは、コール&レスポンスで盛り上がること間違いなしだね。歌詞の中身は前向きソングだけれども、平凡かな。ラララと歌って元気になれますね。

8. Let’s show tonight

Lyrics by Sonomi Tameoka, Kumi Koda Composed by UTA Track Produced by UTA (TinyVoice, Production)

ショーレビューのようなノリが出たナンバー。 ブラスやゴージャスなトラックは、とっても豪華に。ただ、短いのがもったいないかな。スィングが効いています。

9. Interlude ~Bon Voyage~

Written by Kumi Koda, Belle Humble, Will Simms Track Produced by Will Simms

どっぷりビートがアングラ感たっぷりなインタルード。 ポンポン!と響きはいいんだけれども、随分とダークだね。次曲へといい流れを作ります。

10. TOUCH DOWN

Written by Kumi Koda, Toby Gad (Europe & Asia:God Songs LLC c/o BMG Rights Management), Joanna Levesque (Reach Music Publishing) Produced by Toby Gad (www.tobygad.com) Track Produced by Toby Gad

ディープなビートがアングラ感たっぷりに聴かせるミディアムスローチューン。 これまた、縦ノリよろしく、どっぷりと濃い世界を聴かせる倖田來未。随分と挑戦的だよね。聞くだけじゃ物足りないな。パフォーマンスを見たくなる曲です。

11. Crank Tha Bass feat. OVDS

Lyrics y Kumi Koda, Kalis (OVDS) Composed by Tommy Henriksen, Chioma Eze

ゴリゴリデジロックで濃く攻めてくる1曲。OVDSをフィーチャーしてのコラボレーションは、これまでの倖田來未以上にエッジを効かせてきたね。 さらにゴリゴリロックから、なんと4つ打ちエレクトロチューンに変身したり、いろいろな要素を盛り込んでかっこいいです。

12. LOL

Written by Kumi Koda, Bardur Haberg, Ronny Svendsen, Anne Judith Wik, Nermin Harambasic Track Produced by Bardur Haberg

笑い声が特徴的なエレクトロチューン。ビートも軽やかに従えて、クールに聞かせる1曲。 倖田來未の歌い方も、クセを出しまくって、時に俗っぽく、時にハードにストレートに。二面性を見せるようなナンバーです。まぁ、濃さは出まくっていて、インパクトはあるよね。

13. Go to the top

Lyrics by Kumi Koda Music & Arrangement by CLARABELL (RzC) Sound Produced by CLARABELL (RzC)

出産を経て、倖田來未が再始動。これぞ倖田來未な攻めのナンバー。特に、Bメロはドンドンとビートが襲い掛かってくるような部分から、力強さを感じる。 確かにサビのフレーズは頭の中を駆け巡るけれども、手抜き感も否めない。前向き感を押し出した歌詞も、どこかしらありがちで面白さにかけるんだよね。

14. Dreaming Now!

Lyrics by Kumi Koda Music by Mitsu J. Track Produced by Mitsu J. for Digz, Inc. Group

極上ポップに弾ける、倖田來未流応援歌。EDMアプローチのサウンドをバックに、勇気付けるように力強いヴォーカルを聴かせてくれます。 ただ、中途半端さも感じるかな。もっと振り切ってもいいくらいに、バッキバキに攻めた音でも良かった。 王道というか無難というか、安全パイというか。実験を進んでも良かったんじゃないかな、もったいないよ。

15. On Your Side

Lyrics by MOMO“mocha”N. Composed by Kipp Williams, Kyle Shearer

シンプルなメロディとゴージャスなサウンドで圧倒してくるミディアムチューン。 サビでは爽やかさを感じさせる伸びのあるパートが、心地いいね。クライマックス感もあって、なかなか聞き応えのあるナンバーだ。

16. U KNOW

Written by Kumi Koda, Bruno Lopez, Loi Albringer, Martin Wiik, Glen Eriksson

8bitチップチューンを彷彿とさせるサウンドと、エレクトロビートで決める4つ打ちのEDMチューン。 サビでは爽やかさ全開に、倖田來未がは華やかに歌い上げる。これがまた、キャッチーだしクールだし、倖田來未の可能性を示す1曲だね。 洋楽テイストも手伝って、アルバムを見事にかっこよく締めました。

[DISC 2:DVD/Blu-ray]

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Remix Album『Koda Kumi Driving Hit's 6』● '14/3/19 release

大人気リミックスシリーズも枚数を重ねて6枚目。今作も、イケイケアゲアゲなリミックス満載。 特に、今回は直近で発表されたアルバム「Bon Voyage」の収録曲を中心に、ハウスやドラムンベース、そしてEDMなどに料理して、ノンストップでお届け。 どっぷりとしていながらも、さらっと聞きやすく、ドライブミュージックのお供にもってこいなアルバムですね。 正直、もうちょっと懐かしいナンバーを持ってきて、うまくリミックしてほしかったなという思いもあります。最新アルバムを聞き込んでいる人がより楽しめるアルバムになっている気がしますね。 さらに、初回盤は、なんとDVD付きの2枚組仕様。こちらの内容は、2013年に行われた台湾でのライブドキュメンタリー。中国語で歌う「愛のうた」は、なかなかの感動ものですね。

DVD

Documentary Movie

「Koda Kumi Taiwan Live 2013」

1. Introduction for DH6

Produced by Shohei Matsumoto

アルバムのオープニングを飾るイントロダクション。今回も、アクセルふかして全開です。 勢いのある4つ打ちEDMで、助走して、次曲へ。

2. XXX [4 Skips vs. Floorbreaker EDM Remix]

Remix & Additional Production by Shohei Matsumoto & Kazuhisa Hirota

シンセサウンドできらびやかに展開するEDMリミックス。とにかくアゲアゲで、溜めて放って、ボコスカと流れていきます。ノリも良くて、弾けまくっていますね。 盛り上がりたっぷりに、ビートを叩き込んできました。

3. Crank The Bass feat. OVDS [sumijun vs M.A.D Remix]

Remix & Additional Production by sumijun vs M.A.D

癖のあるヴォーカルを生かして、パンチと粘り気のあるリミックスに仕上がった。 とにかくアゲアゲのビートに呑み込まれます。ハイエナジーに展開。OVDSのラップも熱く、ほとばしるように聴かせます。

4. Boom Boom Boys [HEAVENS WiRE D'n'B Remix]

Remixed & Additional Production by Shohei Matsumoto

一転して、ドラムンベースなリミックスで、高速ビートが畳み掛けてきます。 アグレッシヴでドープで、濃さの出たトラックにノックアウト。ブンブンと、ヴォーカルとビートでぐるぐる掻き混ざる。

5. Inside Fishbowl & Outside Fishbowl [Sunset In Ibiza Dubstep Remix]

Remixed & Additional Production by Shohei Matsumoto

イントロから壮大でクールなシンセサンドが響いています。その後はどっぷりどっぷりと展開。ビートが叩き込まれていきます。 そして、サビに入ったらフューチャーベースよろしく、どっしりどっしりと展開。まぁ、とにかく濃いんです。「Inside」と「Outside」がうまくミックスされて面白いね。

6. Lady Go! [DJ KOMORI Remix]

Remixed & Additional Production by DJ KOMORI (SUGARBITZ)

ポップなのに濃さが出ている4つ打ちなリミックス。 いろんなSEを加えて派手な仕上がり。オリジナルのキャッチーさも出ていて、楽しさも伝わってくるね。

7. girls [TAKAROT“TOKYO FANTASTIC” Remix]

Remixed & Additional Production by TAKAROT

ポップな4つ打ちで軽やかに聴かせるリミックス。そして、サビ直前でヴォーカルを加工してあげてきます。サビもギラギラきらめくノリの良いEDMトラックに。 サビでもヴォーカルをいじくりまくり。これは余計かもな。

8. LOADED feat. Sean Paul [ELMER VoVo Remix]

Remixed & Additional Production by ELMER VoVo (SUGARBITZ)

Sean Paulを迎えたナンバーも、アゲアゲEDMリミックスでバチバチと音をぶつけてきます。 パンチの効いたビートがやっぱり印象的だね。綺麗に弾けています。聴きやすい仕上がりで、ノリノリです。

9. IS THIS TRAP? [Jumping Dog Remix]

Remixed & Additional Production by DJ MURAKAMIGO & INA & LJP (SUGARBITZ)

爽快感たっぷりの4つ打ちEDMチューン。まずは低音をじっくりと聴かせるグルーヴィーなトラックで、 じわりじわりと攻めてくる。そして、ガシガシと音をぶつけて、一気にアゲアゲモードに突入。くどくないのに、熱さが伝わってくる。

10. Dreaming Now! [TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix]

Remixed & Additional Production by TJO & YUSUKE from BLU-SWING

エナジー上昇なオープニングを経て、ちょっとラテンフレーバーをプラス。しかし、中に入るとグツグツ、ゴテゴテなビートが、 これでもかというくらいに、押し寄せてきます。中盤サビから鮮やかなEDMトラックになっては、軽やかでクールに聴かせてくれます。

11. ESCALATE [Vesterbak's Fly-Me-To-Tokyo Remix]

Remixed & Additional Production by Vesterbak for TG Management

どっしりドシドシ、ディープなビートをぶっ放して始まり。これまた、溜めにかかって、弾ける流れのリミックス。 オリジナルのような強さや、濃さを加えてはパンチをお見舞いだ。

12. TOUCH DOWN [736 Remix]

Remixed & Additional Production by REO

レゲトン風のリミックスで、どっしりと。そして、ねっとりと。 絡み合うディープでドープなトラックに、聞いている方も染められてゆくようなトラックだね。オリジナルの魅力をうまく引き出して、かっこいいです。

13. Winner Girls [Dank-One Glitch-Hop Remix]

Remixed & Additional Production by Shohei Matsumoto

ゆったり目のテンポから、どっしりビートを叩き込んで、畳み掛けてくるようにサビ前で盛り上げてくる。 派手なんだけれども、張ちきれすぎず、いい塩梅のリミックストラック。

14. LALALALALA [ELMER VoVo Remix]

Remixed & Additional Production by ELMER VoVo (SUGARBITZ)

冒頭から「Yeah!」のヴォーカルをいじくりまくって、サンプリング。 その後はパンチのあるビートにバチコンバチコンと打ち放つ。軽やかでポップで爽やかさを出してきました。リミックスは程よい味付けで、聴きやすいね。

15. Promise [ELMER VoVo Remix]

Remixed & Additional Production by ELMER VoVo (SUGARBITZ)

一応ノンストップなんだけれども、やっぱりこの曲はテイストが違うな。 うまく4つ打ちには持ってきているけれども、敢えて冒頭のコーラスは入れなくても良かったんじゃないかな。 じわりじわりと展開していきます。サビは、やっぱりバラード。見事に4つ打ちに生まれ変わっています。しかし、パンチのあるビートを、とことん叩き込んでパワフルだ。

16. Whatchu Waitin' ON? [Sham-Poo Beach Breeze Mix]

Remixed & Additional Production by Shohei Matsumoto

アコギ側やかに響き渡ると思いきや、パンクロックみたいにギターがバリバリと。 いい感じに軽さと濃さを加えて、どっしり聴かせるリミックス。う~ん、正直、もうちょっとビートにパンチが欲しいかなというところだな。

17. Crank The Bass feat. OVDS [OVDS Remix]

Remixed & Additional Production by KITrust (OVDS)

フィーチャリングされて参加しているOVDSが自ら手がけたリミックスチューン。 ピコピコな感じでのサウンドの中で、ヴォーカルをうまく生かして聴かせる濃厚パンチリミックス。ブンブンブンとうねりを上げてきました。

[DISC 2:DVD]

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12th Album『WALK OF MY LIFE』● '15/3/18 release

倖田來未、前作「Von Voyage」以来のオリジナルアルバム。あたかも、前作で自身の航海に出たようになった感じで、 今作では自分が大好きなサウンドをとことん追求しているような姿勢を感じるんだ。シングル「HOTEL」「MONEY IN MY BAG」「DANCE IN THE RAIN」を含んでいながらも、 どの曲もあえて売れ線ではなく、ところんこだわった楽曲を聞かせてくれる。 アルバムの収録曲も特に顕著で、そのほとんどは海外のクリエーターのトラックを採用。音も全く媚びずに、突き抜けてゆく。むしろ、この音が好きな人だけが、 倖田來未についてくれば良い、みたいなものを感じる。まさしく「WALK OF MY LIFE」なアルバムです。 今作はDVD/Blu-rayバージョンには、5曲のPVを収録。また、ファンクラブ限定版には全シングルを披露した2日間のライブを収録と、内容盛りだくさんです。

1. Introduction ~WALK OF MY LIFE~

Written by Kumi Koda, Fredrick“Fredro”Odesjo, Anesha Birchett, Antea Shelton, Piox Pirovano Produced & Arranged by Fredro for Rattlebrain Productions (US) LLC, Tony Perez Management

アルバムのオープニングを飾るイントロダクション。どっぷりビートを軽やかに叩き込んでは、濃さを出す。 そこに倖田來未も滑らかなヴォーカルを滑り込ませる。ワクワクさせてくれるね。

2. Dance In The Rain

Lyrics by Kumi Koda Composed by herOism, Ziggy, Melanie Fontana Track Produced by herOism, Ziggy for Dsign Music

デジタルシングルとして先行配信されたナンバーは、鋭さのあるシンセサウンドをまとって煌びやかに輝きながらも、 どっしりと歩み寄るようなミディアムグルーヴチューン。メロディパートのヴォーカルは低く、力を放って来ます。 サビでは力を解き放つかのように、激しさを増します。しなやかさと激しさが絡み合うトラックだね。

3. Lippy

Written by Kumi Koda, Phil Anquetil, Bhavik Pattani, Christina Parie Produced by Knightstarr

しゃかりきビートを絡めて、グルーヴィーかつファンキーに。洋物テイストを振りまいて来ました。 かなり挑戦している倖田來未。とってもハイテンションに音をぶつけて来ます。飾らないスタイルで、ドシドシと歌詞が突き刺して来ますよ。

4. Mercedes

Written by Kumi Koda, Maegan Cottone, Rick Parkhouse, George Tizzard, Jon Maguire Produced by Red Triangle for Karma Artists

癖のあるヴォーカルで、ひねりを出すナンバー。タイトルよろしく、メルセデス=ベンツのための歌だね。クールでかっこいい曲なんだ。 どっぷりビートと濃い成分を付け加えて、随分とカロリー高めの設定。ギラギラしています。

5. Like It

Written by Kumi Koda, Jared Cotte, Negin Djafari, Fredrik“Fredro”Odesjo, Piox Pirovano Produced & Arranged by Fredro for Rattlebrain Productions (US) LLC, Tony Perez Management

こちらも濃いなぁ。グルーヴィーなトラックで、ちょっとレゲトンなテイストを感じさせる。 ディープでドープなミディアムトラックで、濃いんだ。とにかく倖田來未のヴォーカルも、何かを狙ってくる感じで面白い。

6. House Party

Written by Kumi Koda, Will Simms, Michelle Escoferry and Phil Anquetil Produced by Will Simms for 1 2 One

タイトル通りに、ハウスサウンドに乗せて、パーティーを楽しむポップなダンスチューン。 軽快4つ打ちビートとともに、弾けるヴォーカルに呑み込まれます。みんなで騒ぎたくなるようなナンバーだね。

7. Interlude ~Dance~

Lyrics by Kumi Koda Composed by LO, Linda Stark Track Produced by LO

インタルードだけれども、しっかりと歌ものに仕上げているところがかっこいいね。 手拍子リズムに乗せて、踊れ踊れとはやし立てる1曲。なかなかクールでかっこいい。

8. HOTEL

Written by Kumi Koda, H.U.B., Diderik Thott, Sebastian Thott, Ylva Dimberg Track Produced by Sebastian Thott

デジタルサウンドがシュワっと広がるイントロダクション。倖田來未、随分と低いヴォーカルでラップ調で聴かせる始まりです。 正直、このパートはクセがありすぎてあまり好きじゃないな。サビは伸びやかに聴かせてくれるヴォーカルが印象的。 でも、そこまで歌詞には惹かれません。結局はホテルにようこそ、という内容だね。サウンドの勝利。

9. Gimme U

Written by Kumi Koda, Mattew Tisheler, Andrew Underberg, Philip Bentley Produced by Andrew Underberg & Mattew Tisheler

ラララララで始まる爽やかソング。弾むピアノの音色に乗せて、爽やかに歌い上げる倖田來未。 デジタルサウンドもくどくなく、どっしりと構えていながら、ポップに寄り添うナンバー。キャッチーな面ものぞかせてくるミディアムチューンです。

10. You can keep up with me

Written by Kumi Koda, Sabrina Louise Bernstein, Paolo Prundencio pka Shirazi, Fredrik“Fredro”Odesjo, Piox Pirovano Produced & Arranged by Fredro for Rattlebrain Productions (US) LLC, Tony Perez Management

ロックな感じで始まったと思ったら、本編はどっぷりブラックミュージックです。 倖田來未のヴォーカルも振り幅が広く、低く高く太く鋭くと、攻めて来ます。かっこいいなぁ。ノリに乗って、アッパーに畳み掛けて来ますよ。

11. MONEY IN MY BAG

Written by Kumi Koda, Bardur Haberg, Hayden Bell, Sarah Lundback Bell, Ylva Dimberg Track Produced by Bardur Haberg

どっぷりビートとアグレッシヴなサウンドがイントロから濃さ全開で攻めてくる。 ラップのようなマシンガンヴォーカルで、とにかく熱い。じっくりと聴かせるというよりかは、とにかくこの曲でノッテけみたいな、アゲアゲチューンだね。カッコよさが半端ないです。

12. PIECE IN THE PUZZLE

Written by Kumi Koda, Maegan Cottone, Bhavik Pattani, William Henry, Rick Wilde Produced by Knightstarr & William Henry

濃厚トラックで、どっぷりと聴かせるナンバー。 カッコ良さが前面に出ている。海外らしいトラックを器用に歌いこなして魅了する倖田來未。時に早口になったり、ひねったヴォーカルでクセを出してはスパイスに。 サビは力強いヴォーカルが引き込んでくる1曲。骨太サウンドが頼もしさを感じさせます。

13. Fake Tongue

Written by Kumi Koda, Emma Stakes, Steve Ware, Karl Addy

どっぷりグルーヴを放つ濃さ全開のブラックチューン。メロディパートは地に足をしっかりとつけて、どっしりのっしりと。 倖田來未が全てを爆発させるかのように、ミックスするサビのインパクトが強いね。そのバックでバリバリとギターが鋭さを放ったりもする。この曲も、かなり挑戦的ですね。

14. Sometimes Dreams Come True

Written by Toby Gad, Jessie J and Kumi Koda Track Produced by Toby Gad Produced by Toby Gad (www.tobygad.com)

ギターが軽やかに、ロックなアプローチで聴かせる力強いナンバー。自分を信じていれば、夢はいつか叶うという、背中を押してくれるような歌詞の力強さも感じる。 Jessie Jのナンバーを、倖田來未が力強く歌い上げます。ラストのコーラスが印象的だね。

15. LIFE so GOOD!!

Lyrics by Kumi Koda Composed & Arranged by Hi-yunk

軽やかなデジロックでノリノリなトラック。ヴォーカルも変幻自在で、随分と楽しそうだな。タイトルからして楽しさがtいたわってくるけれども、 サビでは4つ打ちを追加して、エッジを効かせて軽快さが増して来た。ノリが出ていて、体も自然と動くトラック。

16. WALK OF MY LIFE

Lyrics by Kumi Koda Composed by Nick Carbone, Anthony Natoli, John Secolo, Peter Zizzo

アルバムのラストを飾るタイトルチューン。自分自身のことをさらけ出すような歌詞を力強いヴォーカルで聴かせる倖田來未。 代表曲「walk」に通じるような壮大な雰囲気が出ているバラードナンバーです。 「人がどう思うかではなく、自分がどう生きたか」。このアルバムを表すにふさわしい1句が、たくましく輝いています。終わり方は意外とライトですね。

[DISC 2:DVD/Blu-ray]

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