album
●2nd Album『Esquina Peru』● '14/6/26 release
ペルーの歌手、Marco Romeroの作品。個性が光るヴォーカルが響きまくってラテン熱を伝えてきます。 それにしても、本当にリズムがつかみにくいんだよね。そういうのは一切気にしないで、自然に体を揺らせばいいんだろうな。ピアノやホーンも弾けている。 それが音楽の楽しみ方。激しい曲あり、じっくりと聴かせてくれる曲あり、ムード歌謡曲な曲もあれば、ラテンから離れてポップなテイストの曲もあり、 今のスタイルでペルーの音楽をうん、ダイレクトに味わえます。
1. QUE BUENA QUE ESTA
letra y musica - MARCO ROMERO
イントロから情熱的。ただ、リズムがとにかくつかみにく。 これぞラテンの音楽に対する柔軟な姿勢なんだろうな。コーラスとともに盛り上がって、楽しい様子がダイレクトに伝わってきます。 拍子取りは考えないで、とにかく音を楽しめばいい。それだけでいい。
2. MECHITA / GLORIA
letra y musica - MANUEL RAYGADA / LUIS DEAN SAAVEDRA
メランコリックなのに、ラテン熱がギュッと詰め込まれた1曲。 スパニッシュギターの華麗で軽やかな音を使い、引き込んできます。 間奏での語りも、なんだか楽しそうだな。
3. PECADORA
letra y musica - CARLOS RINCON
ピアノの音色はおしゃれでボッサな雰囲気なんだけれども、 パーカッションやギターの音が入って来て、さらにサックスでムードを出してくる1曲。 ヴォーカルもパッションが詰まっていますね。
4. VEGABUNDO
letra y musica - JULIO CARHUAJULCA
熱いぞ熱いぞ、最初はしっとり入って来たかと思えば、ブラスが華やかで、ギターもアグレッシヴに。 これぞラテンな1曲を聴かせてくれるナンバーだ。Bメロのちょと切なくしっとりと聴かせるところがポイント。
5. MUEVE TU CUCU / MI COMADRE COCOLICHE
letra y musica - PEPE VILLALOBOS CAVERO
ギターがここではエッジを効かせて響いて来ます。 この曲も独特なリズムで不思議。表紙が取りにくいんだけれども、楽しさがダイレクトに伝わって来ます。サンバしています。
6. LA JARANA DE COLON / CARRETAS AQUI ES EL TONO
letra y musica - AUGUSTO POLO CAMPOS / MARIO CAVAGNARO LLERENA
華麗にギターが踊る、ピアノが弾むラテンな1曲。 6拍子のリズムが軽快に展開し、一緒に手拍子してリズムを刻みたくなります。
7. NO TE NECESITO MAS
letra y musica - MARCO ROMERO
ギターが軽やかに舞い、ピアノがおしゃれに添えられるナンバー。 秘めたる情熱を伝えてくるかのような、3拍子のナンバー。ヴォーカルもどこかしら、抑えめながらに、 気持ちを伝えてくるかのようだね。
8. HOY QUIERO AMARTE
letra y musica - MARCO ROMERO
サックスの音がムード歌謡よろしく、とっても妖艶に響いています。 そしてヴォーカルの曲の世界へ入りゆく様がすごいね。
9. NO VALENTIN
letra y musica - CAITRO SOTO DE LA COLINA
ポップス路線を行く音づかいで、今までの流れを変えて来たかな。 ちょっとモダンなラテンポップス。相変わらず、リズムがつかみにくい。
10. QUE VIVA EL PERU SENORES
letra y musica - MARIO CAVAGNARO LLERENA
まずはスパニッシュギターを奏でて、心地よく。 その後はカンターレのように、歌ってギターが音を添えて、展開していきます。 これまた軽快な音を出しては、弾んんで楽しく、ヴォーカルが響き渡ります。
11. AHORA BAILALO
letra y musica - MARCO ROMERO
ラテンモードで進行。情熱的な音で楽しませます。 しかし、中盤からは、ギターがエッジを効かせて入って来ては、リズムが変わったりとスパイスたっぷり加えて来ますよ。
12. AQUELLA FOTO
letra y musica - MARCO ROMERO / TITO MANRIQUE
これぞラテンンア音で始まるナンバー。 情熱要素を出しながらも、ちょっと落ち着いたテイストで、優雅に展開。 伸びやかなヴォーカルが爽やかに。ホーンの音も華やかです。