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DVD『LIVE 2003』● '00/7/10 ('03/12/3 on Japan) release

アルバム「A Rush Of Blood To The Head」を提げてのワールドツアーの中から、オーストラリアのシドニーで行ったライブパフォーマンスを収録した映像作品。 とにかく観客の興奮がすごいのなんのって。オープニングから一気に盛り上げてくるんだ。 Chris Martinも、ヴォーカルだけでなく、ピアノを弾いたりギターを弾いたり、ギターをかき鳴らしたり、体を動かしたり、ダイナミックな姿を見せてくれます。 基本的には2枚のリリースしたアルバムの中からのナンバーをパフォーマンス。そして、新曲やメジャーデビュー前のナンバーなども披露するという、大盤振る舞いのセットリストで楽しめます。 後半の「Yellow」「The Scientist」や「Clocks」「In My Place」の流れ、そして「Amsterdam」「Life Is For Living」の流れがいいんだ。 ボーナスコンテンツには、ツアーダイアリーなども収録。そして、特装版には、別で発売されているライブCDをパッケージと、大サービスです。

激しい点滅とサウンドで始まるM-1。Chrisはピアノを演奏しながら歌を聞かせてくれます。いいね、力強さと繊細さを見事に体現しています。オープニングから、ガッツリとオーディエンスの心を掴んできましたね。 そしてM-2へ。Chris、今度はギターを弾きながら歌います。カメラが激しく動くから、落ち着いて見ていられないなぁ。 ギター弾き語りの様に始まるM-3。どっしりとした音とともに、青い照明がムードを出すステージだ。渋さがステージを覆い尽くす。最後はピアノでしっとりと。 間髪入れずにガツガツとM-4へ。照明も眩しく、演奏も鮮やかに決めるパフォーマンス。せっかくのアグレッシヴなステージなのに、白黒編集はいらないよな。

MC。次の曲の説明を。

美しいピアノのイントロで始まるM-5。エモーショナルなヴォーカルとバンドの音が重なっては、魅了してくる。こちらも渋さ演出なのか、モノクロ仕様。そして、いいところで会場に歌わせる粋な計らい。最後に「Thank you very much」。 激しいロックナンバーM-6。エッジを効かせては、鋭くバンドの音とヴォーカルをぶつけてくるステージがヒリヒリするね。 続いてもギター中心のロックナンバーM-7をスタイリッシュに。力強くも美しい世界が広がる。 お次はギターを弾きながら前方でアピールした後のM-8。1st albumのヒット曲も、熟成された渋さを出してくるパフォーマンスにうっとりだ。そして、Chrisのファルセットも響き渡る。 アコギをしっとりと響かせてM-9。ほぼChrisのソロパフォーマンスみたいなものじゃないか。染み渡るね。 続いて、Chrisがピアノ弾き語りパフォーマンスのM-10。そして、ガツンとバンドの音を出しては、ステージを盛り上げてくる。魅了させては、うっとりするパフォーマンスだね。みんなで大合唱も。 新曲のM-11。ギターの音の爽やかさを出して、吸い込んでくる。スタイリッシュな音が流れる様に。 粘り気のあるヴォーカルで始まるM-12。Chrisはヴォーカルに徹して、体を動かしながらダイナミックなパフォーマンス。もちろん、照明もイエロー。 そして、これまた繊細なピアノで始まるM-13。この流れ、ずるいよな。うっとりさせてくれますよ。会場もこの空気を気持ちよく感じているね。歌い終わって大歓声だ。 こちらもイントロだけで大歓声のM-14。Chrisの美しい歌声が響き渡っては、夢見心地。歌い方も躍動感を伴って見せてくれる。圧倒的なパフォーマンスに釘付け。 ヒットシングルM-15を続けて披露。もう、ハンパないね。Chrisの美声に吸い込まれるし、会場も声を出しては1つになる。

MC。最後に「Thanks and Goodbye」。

これまた、Chrisのしっとりピアノで聞かせるバラードM-16。染み渡るねぇ。そこから次第に激しくなっていく。ダイナミックに。歌い終わって「See you, good bye」。

再登場してはM-17。とにかく繊細。とにかく美しい。ピアノを弾きながら歌うChrisのヴォーカルが、涙を誘ってくるように。そして、幕です。

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