album

1st Album『5+2=11』● '07/1/10 release

謎の狂乱ピアニスト、H ZETT Mが満を持してCDデビュー。 え!?PE'Zのヒイズミマサユ機じゃないの?東京事変にも在籍していたH是都Mじゃないの? なんだか素性を暴きたくなる青鼻ピアニストです。そのイメージどおりに暴れっぷりのたまらないトラックだったり、 ピアニストとしての魅力をしっかりと伝えてくれるトラックだったりと、指先マジックで聞くものを虜にする。 と思えば、歌はちょっとすごすぎて、まぁ、目をつむっておきましょうか。 これが衝撃インパクトを与えることは間違いない1枚です。初回版は、PVを収録したDVD付き。見逃せません。

DVD

1.

「ピアノイズマイライフ」プロモーションビデオ

1. 名前を書く

作詞・作曲:H ZETT M

勢いにまみれた攻撃的チューン。暴れっぷりがたまらないピアノが、縦横無尽に走り出す。 とにかくピアノの早弾きは圧巻です。さすがはH ZETT M。ヴォーカルもぶっ飛んでいます。

2. ピアノイズマイライフ

作詞・作曲:H ZETT M

何かを仕掛けてくるようなイントロ。そして、弾けてはぶっきらぼうなヴォーカルが飛び交う。 ポップでキャッチーなメロディラインとは裏腹に、H ZETT Mなりの毒気が混じっています。

3. 田園

作曲:H ZETT M

タイトル通りに田園風景が広がる、しっとりとしたインストナンバー。 H ZETT Mにもこういう面があるので、あの激しさとのギャップがおもしろいよね。 和を彷彿とさせる情緒豊かなメロディに、どこかしら懐かしさを感じます。

4. 君と歩いてく

作詞・作曲:H ZETT M

前曲の名残を漂わせる切ないミディアムナンバー。 弾むH ZETT Mのピアノとストリングスの美しいハーモニーが、曲を盛り上げる。甘酸っぱい青春時代の思い出を蘇らさせるような曲。

5. バカンス

作詞・作曲:H ZETT M

クールな雰囲気と俗っぽさを絡ませたグルーヴチューン。 こういうトラックを聞かせてくれるのが、H ZETT M。 ヴォーカルの方は、ちょっとHIP-HOPテイストで。ラストはシンセサウンドで、魅せます聞かせます。

6. 腹減り犬 ~即興ロンド

作詞・作曲:H ZETT M

ヴォーカルを歪ませて、ちょっと気持ち悪いです。 3拍子のガッツリロックサウンドで、H ZETT Mの世界が広がります。ストリングスの音がまた、 壮絶に聞こえてしまう。それでいて、やけに壮大なナンバーだね。後半は即興で、キーボードで遊ぶH ZETT Mです。

7. サンデー

作詞・作曲:H ZETT M

爆裂ロマンティックが炸裂するピアノロックチューン。 もう、勢い任せの1曲だね。これでいいんじゃない?意味を求めてはだめ。感じることが大事。 弾けっぷりもたまりませんな。

8. 呪文

作詞・作曲:H ZETT M

鮮やかなピアノさばきを聞かせてくれるイントロ。 そこから弾けたサウンドで聞かせてくれるナンバー。単調なヴォーカルが続くメロディパートが、逆に個性となる。 やはりピアノの演奏だけは、突出しているね。ラストパートは、キラキラしていて、ちょっとドリーミングな世界に。

9. ベッドルームで飛び跳ねろ

作詞・作曲:H ZETT M

ボンゴとトライアングルも演奏してしまうH ZETT M。スカテイストで軽快に弾けるポップチューン。 ヴォーカルパートは愛嬌ということで。やっぱり、ピアノの演奏に耳が傾きますね。

10. あらよっと音頭

作詞・作曲:H ZETT M

ちょっと気の抜けたリズムビートと、軽快なピアノが踊るナンバー。 盆踊りというか、どこかしら和的要素を取り入れて、H ZETT Mの自由な世界が広がる。

11. 春疾風

作詞・作曲:H ZETT M

PE'Zのナンバーをカバー。いや、セルフカバーか?クレジットはH ZETT Mになっているけれど。 それはさておき、しっとりとしたピアノとストリングスで、味わい深い演奏を聞かせてくれます。 美しい1曲です。

[DISC 2:DVD]

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2nd Album『PIANOHEAD』● '08/2/13 release

爆裂ロマンティックな謎の青鼻ピアノ満、H ZETT Mが、満を持して2枚目のオリジナルアルバムを発表。 これまた、前作以上に彼の魅力が大爆発しています。先行トラックは、なんとHIRO:Nをヴォーカルに迎えてデュエットするなど、 新たな試みも見られます。歌は相変わらずな印象があるけれども、それ以上に、やっぱりピアノのテクニックに惚れてしまいますな。 時に激しく、時に優しく、感性をうまくピアノに乗せて奏でる業はさすがテクニシャン。二度目の衝撃。やっぱりとてつもなくすごいんだよ、この男は。 初回限定版には、先行ナンバー「ダイキライ feat. HIRO:N」と、COMPLEXのカバー「GOOD SAVAGE」のPVを収録したDVD付き2枚組み仕様です。

1. SLOW DAYS

words & music:H ZETT M

ちょっとしっとり系のピアノが鳴り響くイントロ。しかし、ギターが入ると、そこからH ZETT Mワールドが全開。 一気に激しさを増したロックチューンに大変身ですよ。 アレンジもさることながら、実はメロディの方はとっても作りこまれていて、情緒深いんだよね。 間奏でのピアノ捌きも素晴らしい。アルバムのオープニング、なかなかいいじゃないですか。

2. ID CHECK feat. DJ Mass

words & music:H ZETT M

スクラッチと歪んだサウンドが独特の世界を創り上げるナンバー。 ロックとヒップホップが戦って、ごった煮が得意なH ZETT Mらしさが出ていますね。 やはり基調はピアノですな。最後は言葉を畳み掛けてきた、驚きの1曲。

3. ダイキライ feat. HIRO:N

words & music:H ZETT M

HIRO:Nをゲストヴォーカルに迎えた、アルバムからのリードナンバー。 まさかまさかの4つ打ちハウスベースのダンスロックチューンに仕上げています。 ピアノの弾む音が艶やかに響き渡る。でも、何だかんだでポップな展開なんだよね。HIRO:Nとのデュエットも、いい味を出している。

4. ワルツ

music:H ZETT M

タイトル通りに、H ZETT M流のワルツ。 ピアノが愉快に跳ねたり踊ったりしては、じっくりと聞かせてくれます。 さすがは名ピアニストですよ。いいメロディを聞かせてくれるじゃないですか。

5. 夕陽

words & music:H ZETT M

しっとりピアノが響き渡るバラードナンバー。 淡々として打ち込みと、鮮やかなピアノがいい反応を示す。H ZETT Mのヴォーカルも、ちょっと切なく。 間奏でガッツリと音が熱くなるところが聞き所かな。心に響くナンバーですね。

6. 顔をつかまえる

words & music:H ZETT M

疾走感たっぷりに聞かせてくれるピアノロック。 とにかく口撃がすごいぞ、H ZETT M。激しい中にもピアノの繊細さが時折登場しては、耳が向く。 でも、全体的にはキャラ全開のアグレッシヴな曲だね。

7. ニュースのじかん

music:H ZETT M

インストナンバー。疾走感と飛び跳ねるピアノが踊るトラック。 一方で、ボコスカと打ち込みが炸裂しては、とんでもないことになっている。 あぁ、ニュースの内容を喋っているのか。しかし、うまく聞き取れない。これは気になるなぁ。ピアノは相変わらず鮮やかに。

8. 能天気犯値

words & music:H ZETT M

なんだかファニー要素たっぷりにピアノロックで聞かせてくれるアップテンポナンバー。 能天気に歌詞が縦横無尽に駆け巡る。すごいぞ、H ZETT M。理解をするというよりも、感じる1曲。

9. チョコレイトイズマイライフ

words & music:H ZETT M

ヴォーカルにエフェクトをかけて、全体的にノイジーな印象を出したアップテンポナンバー。 意外と淡々と進行するビートとは反対に、ギターがうねりを上げるわけですよ。 負けじとピアノも暴れまくっていますよ。後半はちょっとサウンドに変化が現れて、おしゃれに飾る。ジャジーな雰囲気も出しつつも、 テクニカルなピアノ捌きがかっこよすぎるんです。

10. BUSTER

words & music:H ZETT M

奇妙な打ち込みビートが飛び交う不思議なナンバー。 H ZETT Mも、囁くように歌って、ちょっと気持ち悪いね。 激しさというよりも、じっくり聞かせるタイプの曲なんだけれども、変わった印象がとにかくまとわりついていて、 なんだかよくわからないけれども、圧倒される。

11. Theme of PIANOHEAD

music:H ZETT M

アルバムのテーマソングとでも言いましょうか。これぞH ZETT Mの聞かせどころだね。 鮮やかなピアノ捌きでドラマティックに仕上げてきました。何気に美しく、曲が広がっていきます。 そして、奇妙なビートを織り交ぜては、ちょっと愉快な雰囲気で進行。

[DISC 2:DVD]

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Cover Album『きらきら☆すたんだーど with PS60』● '10/11/1 release

謎の青鼻ピアニスト、H ZEET Mが、待望の新作をリリース。 前作から約2年半ぶりとなる今作は、KORGのシンセサイザー「PS60」を使用した、カバーミニアルバムです。 クラシックの名ピアノ曲からスタンダードなナンバーまで、ありとあらゆる業を駆使してH ZETT Mが踊り狂う、弾き乱れる。 キーボードを巧みに操り、聞く者に衝撃をも与えるH ZETT M。 彼の世界はやっぱり超越しているな。 CD-EXTRAでは、「ボギー大佐」のPVを収録。これまた、彼らしい世界が出ています。 とにかく、ミニアルバムサイズながら、濃い仕上がりで十分にお腹いっぱいになる作品です。

1. ボギー大佐

いきなり、よくわからないナレーションからスタート。 そこからめくるめくSEの嵐で、ピコピコとうねる。 その音をバックに、巧みなキーボードの音色が踊る踊る。 中盤では、音がいろんなところに飛んだり、テンポがどんどん変わってスローになったり。

2. エーデルワイス

爆音サウンドとともに、鮮やかに踊るキーボードの華やかメロディ。 H ZETT Mの魔法によって、激しくの華やかに舞い踊るトラックへと仕上がった。 なかなかメロディアス。どっしりと派手にゴージャスに終了した。

3. きらきら星

アップテンポのビートと巧みな音の調べ。キラキラ煌びやかなキーボードが紡ぐめまぐるしい世界。 これがH ZETT Mの世界。ポップに弾けて、それでいてとってもキャッチーに楽しく聞かせてくれます。

4. ハッピーバースデートゥーユー

キーボードで温かく弾きまくるナンバー。 超ポップ。とにかく聞いていて、楽しくなるね。いつもの狂気じみた部分がないところが物足りないけれども、 いろんな小業で楽しませてくれます。

5. ユーモレスク

フニャフニャしていて、もう気が抜けそうなアレンジで聞かせてくれます。 まぁ、H ZETT Mのキャラクターに合っているといえば、合っているしね。 中盤のアンビエントな部分は、ちょっとうっとりさせてくれる。

6. トルコ行進曲

H ZETT Mの本領発揮?高速早弾きで魅了するピアノ曲。 周りのSEが無ければ、普通に終わっているところだったね。

7. 猫踏んじゃった

8mm映画のような、どこかしら懐かしい雰囲気を出したアレンジで聞かせてくれる。 ただ、ずっと聞いていると、ちょっと頭の中がこんがらがってくるようだ。 後半はフリースタイルのように弾きまくり。

8. メリーさんの羊

音が入り乱れては、いろんな音階で進行したり、かなりアグレッシヴな1曲に。 H ZETT Mの遊び心がたっぷり詰まっています。 バックのサウンドがとってもジャジーな雰囲気を醸す。

CD-EXTRA ムービー. ボギー大佐 H ZETT M Ver.

Directed by UGICHIN

落雷とともに、H ZETT Mが登場。そして、 荒れ果てた大地の上でキーボードを弾きまくりDestory。なぜか、大仏が覗いていたりとシュールな部分も。最後は爆発してサヨウナラ。

Cover Album『きらきら☆すたんだーど2 ~ぷれみあむ~』● '11/7/20 release

謎の青鼻ピアニスト、H ZETT Mが、またまたカバーミニアルバムをリリース。前作に引き続き、彼らしいかなり暴れっぷりを楽しむことにできる作品です。 今回も、和、洋、クラシック、童謡などなど、幅広いジャンルの楽曲8曲を大胆にカバー。 キーボードの音うんぬんよりも、やっぱりH ZETT Mのその巧みな業に驚かされるんだよね。 こんなにアグレッシヴにきかせてくれる「むすんでひらいて」があるだろうか。 こんなに楽しませてくれる「遠き山に日は落ちて」があるだろうか。 もう、前作以上にやりたい放題やっている感じだね。緻密に計算されたH ZETT Mの戦略にまんまとはまってしまった感じもする。 とにかくジャケットのカラフルポップな雰囲気そのまま。あっと驚かされるとともに、楽しさ大爆発です。

1. カンカンポルカ

叫び声とともにスタート。とにかくかっ飛ばしまくりの中、駆け抜けてゆく。 とにかく素早いながらに、巧みなピアノ業で楽しませるH ZETT M。 パンクよろしく爆発アレンジでノックアウトです。ドラもポイントだね。

2. 森のくまさん

語り、そしてピコピコ音炸裂の斬新な童謡カバー。 こういう変化をもたらすことができるのは、H ZETT Mだけだ。途中でスペイシーになって、どこか飛んじゃっていますがね。

3. むすんでひらいて

手拍子のようなビートが襲い掛かってくる。そこから音階を上手に降りてくるH ZETT Mが登場。 そして、本編はとってもゴージャスなアレンジ。打ち込みとキーボードの華やかな共演はとにかくすごい。 元がなんだかわからないほどの変化もあったり。

4. 愛のあいさつ

ドリーミングなオープニング。そして、1980年代を思わせるポップなダンスミュージック風に聞かせてくれるナンバーです。 とってもポップ。クラシックの雰囲気がガラリと変わった。

5. チューリップ

ちょっとアンビエントなテイストで始まり、じっくり聞かせるように弾いてきました。 もう、オリジナルの童謡感がまったくない、すごいね。大御所アレンジみたいで面白いよ。

6. Je te veux

ドリーミングでピコピコ音を振りまくポップなアレンジに仕上がっています。 H ZETT Mらしくキャラ全開のナンバーだね。おとぎの国、はたまたゲームの世界へ入ってしまったような感じに。

7. いとまきのうた

ドラムンベースバリの打ち込みビートとド派手なキーボードサウンドが飾り立てるナンバー。 ここから歌に変身するとは、さすがH ZETT Mだ。時折ジャジーでクールに見せるところがかっこいい。 さすが只者ではないよね。ベースはピコピコ音のメロディだね。

8. 遠き山に日は落ちて

フワフワピコピコなオープニングを経て、ちょっとディープでアンビエントな空間が広がる。 ただでさえクラシックの優しくゴージャスな雰囲気が、さらにパワーアップ。 なんか、ほんわかとしながらも強力ですよ。

3rd Album『未来の音楽 Music of the Future』● '12/1/18 release

謎の青鼻ピアニスト、H ZETT M。久々となる完全オリジナルアルバムは、前作「PIANOHEAD」から、実に約4年ぶり。 その間にカバーミニアルバムを2作リリースしたかと思えば、今作のオリジナルアルバムは、これまでの期待をいい意味で裏切る作品だね。 なんと、ピアノ演奏1本勝負。これまでのド派手な演出はなく、シンプルかつ大胆に聞かせてくれるピアノマジック。 ピアノだけでも、巧みに操る演奏スタイルは、さすがH ZETT M。さらには、2枚組み全26曲のヴォリュームにも驚かされるね。 何が彼をここまでさせたのか。これまでたまっていたものが爆発したかのようだ。 とにかく、ピアニストとしての本領発揮だ。全体的にしっとりじっくりと聞かせてくれる曲が多いけれども、 H ZETT Mのキャラクター全開の弾けた曲もあり、とにかく様々な音楽を届けてくれる。 親友でもあるPE'Zの楽曲も1枚ずつ計2曲ほどカバーしています。 侍ジャズがピアノ1本でどのように変わるのか、これが面白いんだ。H ZETT Mが未来へ伝える音楽がここに詰まっています。

1-1. 新しいチカラ NEW ENERGY

Written & Produced by H ZETT M

弾むように繰り返すピアノの音。そして、ポップに激しく。 なかなかメロディアスに決めるアップチューン。ただ、結構繰り返しが多くて、 もうちょっとH ZETT Mらしく激しさを出してほしかったな。サビでは期待に応えるかのように。

1-2. それは逆立つ毛 IT'S BRISTLING

Written & Produced by H ZETT M

ちょっぴり小粋な感じで、ピコピコ跳ねた曲。 なんか、余裕の笑みを見せてくれるかのように。それでいて、複雑に作り上げているね。

1-3. それは深い霧の中 IT'S FOGGY

Written & Produced by H ZETT M

どっぷりと深い世界へ誘ってくれるようなスローナンバー。 1音1音に深みがあり、H ZETT Mの思いが注入されているようだ。

1-4. それは空中さんぽ IT'S LIKE WALKIN' IN THE SKY

Written & Produced by H ZETT M

軽快に跳ねる3拍子のナンバー。ちょっとコメディ映画風味な感じもあったり。 でも、結構あっさり目かも。

1-5. ところでみなさんごきげんいかが? BY THE WAY, HO ARE YOU ALL?

Written & Produced by H ZETT M

モールス信号のようなオープニングを経て、細やかな音が入り乱れるトラック。 緻密ながらに変幻自在に。音を操るH ZETT Mらしい楽曲だね。

1-6. 未完成の現代を IN INCOMPLETE MODERNISM

Written & Produced by H ZETT M

伸び伸びとした音が繰り広げる爽やかナンバー。 時にポップに、時に煌びやかに。

1-7. 浮遊しながら LEVITATING

Written & Produced by H ZETT M

静かな中でピアノの音が優しく奏でられるスローチューン。 ピアノの高音鍵盤が煌びやかに聞こえるね。全体的に優しく包んでくれるようで、やがて眠りに陥るように。

1-8. つなぎとめて WILL KEEP

Written & Produced by H ZETT M

この曲もやさしく語りかけてくるような、ピアノの音色を聞かせてくれるスローナンバー。 それでいて、結構濃密な時間が流れる。

1-9. 生きていく LIVING

Written & Produced by H ZETT M

H ZETT Mのメッセージが込められているように、じっくりどっぷりと。 それでも立ち上がるように、音を聞かせるスローナンバー。

1-10. 知っている風でいうと PROBABLY I SAY

Written & Produced by H ZETT M

ちょっとユニークな感じを出して聞かせるポップチューン。 豪勢になると、印象もだいぶ変わるね。

1-11. すりぬける PASS THROUGH

Written & Produced by H ZETT M

タイトルのように、するりと颯爽と駆け抜けてゆくナンバー。 ポップに弾んで、H ZETT Mのキャラクターも出ている曲だね。

1-12. EXTREME IS

Written & Produced by H ZETT M

H ZETT Mの友人であるという、ヒイズミマサユ機が在籍するPE'Zの曲をカバー。 しっとりとした雰囲気が広がるピアノジャズに仕上がっています。

1-13. 中々のスペクタクル QUITE A SPECTACLE

Written & Produced by H ZETT M

クラシックのピアノ曲みたいに、結構ゴージャスな印象を与えてくる1曲。 弾むピアノの音が楽しさを演出。すさまじいスペクタクルな曲。そして壮大に広がってゆく。

2-1. そんな事を言っている間に目に映る真逆 WHILE I'M GRIPING, I SEE EVERYTHING CONTRARY

Written & Produced by H ZETT M

めまぐるしく襲い掛かってくる音の数々。 本領発揮の早弾きで聞く者を虜にさせる。とにかく駆け巡る音の波に飲み込まれる。

2-2. 葛藤の日々 DAYS OF CONFLICT

Written & Produced by H ZETT M

前曲同様に、高速弾きで魅了するアッパーチューン。 途中、スローになってはエレガントにピアノの持ち味を十二分に生かしたナンバーです。

2-3. ある朝 ONE MORNING

Written & Produced by H ZETT M

ゆったり聞かせるピアノバラードの調べ。派手さを抑えてじっくりと聞かせてくれる。 ちょっと物悲しい朝の雰囲気。

2-4. 時が止まり TIME STOPPED

Written & Produced by H ZETT M

あっちこっちに飛び交いまくり。ピアノの持つ可能性を広げてゆく。 しかし、ちょっと難しい曲だね。

2-5. 子供の時に見た夢のような LIKE A DREAM OF A CHILD

Written & Produced by H ZETT M

メロディアスに聞かせるミディアムチューン。 歌モノにしてもいいような、味わいのあるメロディですね。ちょっとシブい感じに。

2-6. 旅立ちの日 ON A DEPARTING DAY

Written & Produced by H ZETT M

叙情的なメロディで訴えかけてくるような、ちょっと切なくはかないバラードナンバー。 なんか胸に突き刺してくるような、美しいベールをまとったピアノ曲です。H ZETT M、聞かせます。

2-7. 空飛ぶ放射能 RADIATION SPREAD

Written & Produced by H ZETT M

リズミカルに弾むポップチューン。滑らかな演奏にH ZETT Mのキャラクターが合わさったナンバーだね。

2-8. それでも世界は続く BUT STILL THE WORLD GOES ON

Written & Produced by H ZETT M

荒々しくピアノの音が攻めてくるナンバー。 この曲もとってもリズミカル。H ZETT Mが、なんか生き生きしているんだよね。 独特な間がまたにくい。そして、後半の叩きまくりの鍵盤に圧巻。

2-9. 空白をうめる FILLED WITH

Written & Produced by H ZETT M

しっとりムード、たっぷりに聞かせてくれるバラードナンバー。 ゆったりしなやかに、時にはかなく切ないメロディにキュンとなる。

2-10. 君の笑顔 YOUR SMILE

Written & Produced by H ZETT M

前曲同様に、しっとり目で聞かせるナンバー。 3拍子のリズムが体に染み込んでくるように、H ZETT Mの優しさがじわじわ伝わってくる。

2-11. FLOWER

Written & Produced by H ZETT M

これまたしっとりとゆったりと。こう3曲も続くと、H ZETT Mらしからぬ感じがして、 じっくりと聞き入ってしまうね。温かく哀愁漂うメロディにうっとり。どっしり味わい深い演奏も。

2-12. come here COME HERE

Written & Produced by H ZETT M

親友のPE'Zのカバー。勢いあったナンバーが、 不思議なピアノ曲に大胆な変身を遂げた。ちょっと脱力的なピアノジャズを放つ。

2-13. はじまる IN THE BEGINNING

Written & Produced by H ZETT M

細やかな指使いで始まるミディアムテンポの曲。 ピアノの持ち味を十二分に生かした味のあるメロディですね。次第に音の広がりを魅せて鮮やかに変身。

4th Album『魔法使いのおんがく』● '13/1/9 release

謎の青鼻超絶ピアニスト、H ZETT Mが、「未来の音楽」に続いて、ピアノ1本で勝負するアルバムが再登板。 その名も「魔法使いの音楽」。巧みなピアノ業で、ある意味、魔法をかけているようなH ZETT Mの魅力がギュッと詰まっています。 本当にピアノ1本で、ここまで幅広い表現ができるとは、この人すごいよね。そして、前作に引き続いて、今作も2枚組で全26曲。 とことんピアノで攻めてきます。 友人・ヒイズミマサユ機の属するグループPE’Z「Akatsuki」のカバーや、自身が出演した舞台のテーマ曲「太平洋レストラン」などをはじめ、 ユニークなタイトルからしてぶっ飛んでいても、キャラクターにピッタリ合った音を届けてくれます。 ピアノという魔法にかかって、麗しの時を過ごせる作品です。

1-1. うっひょー UHYooooo-

Written & Produced by H ZETT M

弾むピアノの旋律。さすがH ZETT Mな指使いで駆け抜けてゆくポップナンバー。 音の魔法使いが魅了してきます。 ピアノ1本のステージで、魔法をかけられるような、鮮やかな演奏。 冒頭から、このタイトルにはやられました。

1-2. いらっしゃいませ Welcome

Written & Produced by H ZETT M

このタイトル、すごいね。 誰かを迎え入れるような、おもてなしの雰囲気を丁寧に伝えるナンバーだね。 器用に操るピアノの音も、コミカルながら上品さを漂わせて、見事なバランスです。

1-3. 物語がやってきた The story has begun

Written & Produced by H ZETT M

素敵なメロディを聴かせてくれるH ZETT Mの物語。 ピアノ1本で起承転結を聴かせてくれる、美しい1曲。 彼の優しい面が、全体を包んでいるかのようだね。見事なまでのピアノ捌きです。

1-4. その瞬間 At the moment

Written & Produced by H ZETT M

つかみどころのないような、弾んだピアノの音色にあっちへ行ったり、こっちへ行ったりするかのようだ。 途中から、渋さを出してはジャジーになったり。 瞬間瞬間を切り取るような、H ZETT Mの世界です。

1-5. 執事うさぎは叫んだ The scream of butler rabbit

Written & Produced by H ZETT M

あっちへこっちへ大忙し。うさぎの執事はとっても慌てん坊だなぁ。 とにかく愉快痛快にピアノが弾むナンバーです。なかなかつかまらないような、、動きっぷりです。

1-6. 「群衆のクロスポイント!」 Cross point in the crowd

Written & Produced by H ZETT M

滑らかなピアノの音色を自在に操るH ZETT Mの業が光る1曲。 指運動から鮮やかな演奏へと変身し、世界をガラリと変えてきました。

1-7. 「カメレオン魔法!」 Chameleon magic

Written & Produced by H ZETT M

戦闘のような激しさが繰り広げられています。 かなりアグレッシヴなピアノの音色が飛び交う。 かなり攻めてきている音だね。とにかく叩き込まれる鍵盤にノックアウト。

1-8. 「思考 JAZZ!」 Thinking jazz!

Written & Produced by H ZETT M

ジャズのようでジャズでない?おしゃれのようで雑? 不思議な音色で進行するH ZETT Mの世界。即興のような軽やかさの中で、 思う存分に自身の業を見せつける。高度なナンバーだね。

1-9. 気づくと季節は巡っていた Seasons run without me

Written & Produced by H ZETT M

シンプルかつスタイリッシュに。 寂しさや儚さを見事にピアノで表現するH ZEET Mです。 時にダイナミックで壮大な世界をピアノで表現する力は、さすがです。

1-10. 感情の湖のほとりで Alone on the lake of emotion

Written & Produced by H ZETT M

鮮やかな音の波が押し寄せては、凛とした世界を作り上げるH ZETT M。 時にダイナミックに、時に凛々しく、時に感情を揺さぶるような展開を見せます。 音の魔術師の魅力たっぷり。

1-11. 思い出す Recall

Written & Produced by H ZETT M

記憶をめぐるH ZETT M。高音部分を巧みに使って、 頭の中をぐるぐると巡るようだ。

1-12. 星は教えてくれる Stars will tell

Written & Produced by H ZETT M

煌びやかな始まりは、まるで夜空を照らす星のようだね。 その後も優しいメロディとピアノの音色で展開する。ダイナミックな演奏で、次第に輝きを増すH ZETT Mの演奏に首ったけ。 魔法にかけられているような気分だね。

1-13. ファンタジーは廻る Fantasy spin

Written & Produced by H ZETT M

楽しく激しく、ピアノが弾むナンバー。 魔法使いH ZETT Mが仕掛ける音の会話。ウキウキワクワクなメロディは、弾けてこっちに向かってくる。 生き生きした音符が、迎えてくれているようだ。

2-1. OK OK

Written & Produced by H ZETT M

巧みな指使いとともに、届けられるピアノの波に呑み込まれるナンバー。 絡むピアノにH ZETT Mのユーモラスな部分も表れているようだね。

2-2. みなぎってきた Minagittekita

Written & Produced by H ZETT M

下手したら不協和音に成り兼ねない部分で、H ZETT Mがギリギリに仕掛けてくるピアノ曲。 確かに何かが湧いては、漲ってくるように、鮮やかに変身してゆくね。 畳み掛けてくる部分は、とにかく躍動感たっぷりだ。

2-3. ミラクルは雨粒のように Miracle falls like raindrop

Written & Produced by H ZETT M

あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、H ZETT Mの自由奔放ふらふらしているキャラクターが音に表れた1曲。 途中でゆっくりになっては、ドラマティックになったりも。 こういうところは、ピアニストの腕が光っているんだ。

2-4. 流麗なる時が重なって Lovely melodies with fluent overlaping

Written & Produced by H ZETT M

1つの物語のような、流れるメロディを聴かせてくれる1曲。 時にセンチメンタル、時にブルージーに輝きを増したりしています。

2-5. 魔法使いは話し始めた The wizard started talking

Written & Produced by H ZETT M

始まりから麗しいメロディと演奏に引き込まれる曲。 これぞH ZETT Mの真骨頂なピアノ曲。とっても洗練されたピアノの音と巡る旅。 ダイナミックながら、心が洗われる1曲ですね。

2-6. 旅立ちの日 ON A DEPARTING DAY

Written & Produced by H ZETT M

少々のマイナーメロディに妖しさとおとぎ話のような味が出ているナンバー。 ゆったりと、そして深いところを伝えるようにH ZETT Mの思いが届けられる。

2-7. みるみるうちに光に包まれて Wrapped in light insensibly

Written & Produced by H ZETT M

淡々とした音ながら、次第に色を染めていくように。 H ZETT Mの奏でる1音1音が、鮮やかになってゆく。 そして、ゆっくりの場面では、包み込むかのように優しく染めてくれるナンバーです。

2-8. 泳ぎだした強い意思達 The floating strong consciousness

Written & Produced by H ZETT M

ドシドシと力強い音が攻めてくるナンバー。 そのリズムを下地にして、H ZETT Mが曲を伝えてきます。表明するかのように、硬い意思が込められているような曲だね。 躍動感たっぷりに伝わってきて、かっこいい。

2-9. お元気で Good luck

Written & Produced by H ZETT M

静かな空間の中で、しっとりと奏でられるH ZETT Mのピアノ。 儚くて、今にも消えそうな雰囲気の中。

2-10. ARIGATO Arigato

Written & Produced by H ZETT M

どこかしら牧歌的な雰囲気もある、ゆったりとしたナンバー。 滑らかで懐かしさのあるメロディに、心を救われそうになる展開を聞かせてくれます。

2-11. BRICK&GLORY Brick&Glory

Written & Produced by H ZETT M

鮮やかなピアノの音で魅了するH ZETT Mの舞台。 子供向けの番組制作プロジェクトテーマソングということもあり、親しみやすさや楽しさ、その先にあるワクワクした気持ちが曲に表れていますね。

2-12. AKATSUKI Akatsuki

Written & Produced by H ZETT M

H ZETT Mの友人でもあるヒイズミマサユ機の属するグループ、PE’Zのナンバーをカバー。 ピアノ1本で鮮やかな演奏を聞かせてくれるところは、さすがだね。 ピアノだけでもダイナミックな演奏で魅了してきます。とっても眩しい1曲です。

2-13. 大西洋レストラン The atlantic restaurant

Written & Produced by H ZETT M

自身も出演していたという舞台のテーマソング。 とにかく弾けまくっていて、楽しい演奏を聞かせてくれるH ZETT Mです。 コミカルな部分は、彼のキャラクターそのものです。

2-14. Secret Track

う~ん、よくわからないが、おまけで1曲。気持ち程度ですが。

Collaboration Album『H ZETT M feat. 初音ミク』● '13/6/19 release

謎の青鼻エキセントリックピアニスト、H ZETT Mが、あの初音ミクをフィーチャーしたアルバムを発表。 って、なんだかものすごいコラボレーションになったね。 H ZETT Mが奏でる、繊細だったりアグレッシヴだったりと、変幻自在なピアノサウンドをバックに、初音ミクの調教されたヴォーカルが響き渡る。 さすがにヴォーカロイドなんだけれども、意外と季節感や曲のサウンドに合わせたヴォーカルスタイルになっている気もするね。 それにしても、H ZETT Mの音幅の広さに、相変わらず驚かされます。 今作は、CDとDVDの組み合わせで、DVDには、CDに収録されている全曲のPVを収録。H ZETT M自身で描いた絵も登場したり、萌えとシュールを楽しむことができます。 しかも、ヴォレッジ・ヴァンガードでの限定発売と来たもんだ。

1. KAEDE

曲:H ZETT M 詞:micci 画:MARKiii 調教:KATOmax 映像:Uehara shouten

美しいピアノの音色をバックに、初音ミクが歌うナンバー。 センチメンタルなメロディラインが情緒深いバラードチューンですね。 何はともあれ、H ZETT Mのピアノ演奏が素晴らしいのなんのって。 初音ミクのヴォーカルも、ある意味切なさが出ています。

2. Want you, 天誅!

曲:H ZETT M 詞:micci 画:H ZETT M 調教:YUUKI 映像:Uehara shouten

いかにもH ZETT Mのキャラクター爆発な、ボコスカアグレッシヴチューン。 鍵盤を叩きまくって攻撃してきます。ただ、サビは色々とごちゃごちゃしていて、もうちょっとはっきりさせても良かったかな。 メロディはキャッチーで、面白い曲なんだけどね。かなりのキラーチューンです。

3. トリイソギ

曲:H ZETT M 詞:micci 画:H ZETT M 調教:YUUKI 映像:Uehara shouten

この曲も暴れっぷりがたまらないデジタルチューン。 もう、何でもありの勢いで、様々な音やSEが攻めてきます。 もう、ヒートアップしているから熱いね。火傷するナンバー。

4.

曲:H ZETT M 詞:micci 画:MARKiii 調教:YUUKI 映像:Uehara shouten

H ZETT Mのピアノがじっくりと響き渡るバラードナンバー。 この曲も、メロディラインは聞き応えがあるね。初音ミクのヴォーカルは、サビは違和感なし。 どっしりとした力強さが説得力を出す。結構、かっこいいじゃないですか。

5. ぼくをみていた

曲:H ZETT M 詞:micci 画:SACHAN 調教:YUUKI 映像:Uehara shouten

これまた、H ZETT Mのテンションの高さをそのまま曲にしたような、アップテンポチューン。 音が暴れまくっては、楽しさも放出。 その楽しさの中に、じっくりと軸になるメロディラインを歌い上げる。 初音ミクのバランスもいいね。派手でテンション高いけれども、聞かせる曲でもあるね。

6. 鍵盤貴公子(キーボード・プリンス)

曲:H ZETT M 詞:micci 画:H ZETT M 調教:YUUKI 映像:Uehara shouten

ピコピコサウンドで、チップチューン要素もあるけれども、 かなりアグレッシヴに突撃するナンバー。 デジタル満載で、初音ミクのヴォーカルも、一番機械的。和なメロディというのも、面白さを出していますが、とにかくボコスカ暴れっぷりが半端ないね。 ノックアウト。

[DISC 2:DVD]

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