album
●1st Album『Freeze』● '17/6/21 release
タイ発のバンド、Summer Stopの初となるアルバム。とにかく爽やかで、スタイリッシュ。ファルセットヴォーカルを生かしたトラックの数々で魅惑のひと時。 アップテンポのナンバーから、ミディアム〜スローチューンまで、瑞々しい演奏とともに楽しませてくれます。 まだまだ若さが溢れていながらも、シティポップなテイストをふんだんに盛り込んで、ダイレクトに届けてくれるわけですよ。タイらしさはあまり感じないね。 もう全世界共通な音を放ってくるわけですよ。全15曲から、勢いや丁寧さ、音楽を楽しむ姿勢が伝わってきますね。この先もどんな風に聞かせてくれるのか、楽しみのグループです。
1. Journey
ドシドシガシガシ、ビートを効かせて始まるミディアムチューン。歌が始まると、とっても麗しい世界を聞かせてくれますね。 ハイトーンのヴォーカルも生き生きと。まさしく旅するような気分で。サビのスタイリッシュなメロディと演奏で、夢見心地ですね。ゴリゴリした音だけれども爽やかだね。
2. Wish You
イントロがまた、幻想的なんだな。スタイリッシュ。深海を軽やかに泳ぐように、とっても瑞々しいメロディが心地よい1曲です。
3. Freeze
素敵なハーモニーと軽やかギターで彩るポップチューン。 ベースのブンブンとしたとも躍動感たっぷり。それでいて、ヴォーカルの爽やかさと相まって、とにかくスタイリッシュに仕上がった1曲。
4. Chill
どこか南国らしい音づかいと、ファルセットヴォーカルが心地よさを演出するナンバー。 サビに入ると音がどっしりと固まってくるけれども、なかなかのおしゃれサウンドで、すっきりしているね。
5. Manual
ドカドカとドラムを鳴らしたかと思えば、サラッと軽やかに。クセの出たメロディラインを器用に歌いこなすポップなナンバー。 間奏でのギターが、意外に濃いんだね。
6. Every Rainy Day
メロウでゆったりと聞かせてくれるバラードチューン。心地よい風が流れるような爽やかさと一緒に聞かせてくれる。 瑞々しさ、たっぷりだ。
7. When The Wind Blows
ギターの音使いがとってもいいね。爽やかで瑞々しくて、とっても心地よさが伝わってくる。 風に乗って届けられているかのような爽やかさ、心地よさにうっとり吸い込まれてゆく。
8. Longer
イントロがまた、キラキラ煌めいては、爽やかさも放出してきますよ。とっても心地よい空間を泳ぐように。 ヴォーカルも伸びやかで、クールに魅了してきます。
9. Realized
シンセの音で、より煌めきを与えてくるスタイリッシュに仕掛けてくるポップロック。キラキラしているのに、きっちりとバンドの音を出して魅了してくるわけだ。 このテクニックに痺れます。
10. Depression
ピコピコ感、1980年代テイストがインパクトを出してくるポップなトラック。 伸びやかなヴォーカルがキリッと変化するサビが、どこかしらオリエンタルな雰囲気を感じさせて、面白いね。
11. You and Me
ウキウキワクワクな音をぶつけてくるアップチューン。ヴォーカルも軽やかに弾んでは、攻めてきますね。 音がガツガツぶつかってくるのに、濃さはあまり感じさせない。その代わりにノリが出ているね。
12. Whispering
どっしりと、それでいて淡く包み込んでくれるバラードナンバー。まろやかな音使いに心地よく包み込まれていきます。 ゆったりじっくり聞かせてくれるナンバーですね。
13. To Be Continued
煌めきロック。始まりから心を掴んでくる爽やかでポップなナンバー。 ヴォーカルも楽しく伸びやかに。そこに被せてくるコーラスも清々しいね。濃いのに味わいがあるバンドのサウンドが生きたトラックです。
14. Ex-Friend
デジロックの様相も見せるスタイリッシュでアップテンポのナンバー。こちらもバンドの音はとっても瑞々しく、ヴォーカルも爽やかでどんどんと引き込んできます。 メロディパートの眩しさがモノを言うね。
15. Moon
アルバムのラストを飾るバラードナンバー。ヴォーカルをじっくりと聞かせてくれるテイストで、どっしりした音ながら、爽やかさを伴ってバンドの世界へと引き込んでくる。 メロディがいいんだな。間奏でさらにうっとりさせてくれます。
16. uooW (Hidden Track)
シークレットトラック扱いのこちらは、M-15「Moon」の別バージョン。アコースティックなサウンドで、さらりと清々しく。 木漏れ日に包まれるような、休日の午後のような、そんな心地よい雰囲気が漂います。とにかく爽やかさたっぷり。