album
●1st Maxi Single『抱きしめていたい/キズナ』● '10/3/24 release
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抱きしめていたい
キズナ
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祈り
涙の壁
祈り
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:近田潔人 *1st Album 「オレのバラッド」 収録*
涙の壁
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:近田潔人 *1st Album 「オレのバラッド」 収録*
●1st Album『オレのバラッド』● '11/4/20 release
森友嵐士、復活後初のアルバムは、バラードのみで構成されたコンセプチュアルなアルバム。 その名も「オレのバラッド」。随分と勇ましいな。バンド解散、そして声が出なくなったことから見事に復活を遂げた森友嵐士の、 今現在の気持ちがこのアルバムに詰まっています。声を取り戻してから、一番最初に歌ったとうい「上を向いて歩こう」や、 T-BOLANの名曲「離したくはない」のセルフカバーなどを筆頭に、ただただ待っていた人への感謝の気持ちを綴るような歌詞と、 思いの丈をぶつけてくるヴォーカルから、森友嵐士の気持ちがダイレクトに伝わってきます。 ただ、やっぱり全盛期のような力強さまでには戻っていない感じがするな。 どこかしら、まだ不安な要素も感じる。 それでも、また一歩踏み出した、この生き様を感じることができます。 両A面シングル「抱きしめていたい/キズナ」「祈り/涙の壁」を収録した全11曲。盟友、五味孝氏も参加し、森友嵐士がまた動き出す。 ジャケットの眼差しも、勇ましいね。
1. 名前のない者たち
作詞:森友嵐士、jam 作曲:森友嵐士、五味孝氏 編曲:ha-j
ざっくりギターを奏でた後は、どっしりサウンドで聴かせるロッカバラードチューン。 これがまた、癖のあるヴォーカルを披露しては、森友嵐士、カムバック。ソロシンガーとしての心意気や想いが詰まったヴォーカルをダイレクトに感じます。 熱いメッセージを感じる。力強く、また一歩踏み出して、前へと歩き始めた森友嵐士がここに居ます。
2. 離したくはない
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:森友嵐士、五味孝氏
T-BOLANの代表曲をセルフカバー。森友嵐士の今の姿で聴かせてくれるスタイルです。 ココイ戻ってくるまでの苦労が伺えるような、歌に真摯に向き合ったようなヴォーカルだね。 小野塚晃のピアノと、四家卯大のストリングスで聴かせるアレンジで、ドラマティックなバラードに仕上がっています。
3. 歌を見つけたカナリヤ
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:ha-j
自身のことを重ねているような歌詞のナンバー。 待っていた人への感謝の気持ちもあるし、あたらな決意にも受け止められる歌詞を、歌うことへの再挑戦する森友嵐士の熱い想いが詰まっています。 ただ、アレンジが派手すぎ。感動方向へ持って行きすぎ。
4. 涙の壁
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:近田潔人
ミディアムテンポの力強さが出たロッカバラード。 こちらもプログラミングビートだけれども、周りの力強いサウンドと相性よく交じり合う。 いいね。男臭さを漂わせる森友嵐士が愛を歌います。 T-BOLAN時代に比べると、やっぱり歌詞が丸くなっている雰囲気なんだよね。
5. 抱きしめていたい
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:Face 2 fAKE
まさかの復活。伝説のバンド「T-BOLAN」のヴォーカリスト、森友嵐士復帰第1弾シングルは、彼の真骨頂でもあるロッカバラード。 全ての力を古い搾るように、全身全霊でその声を届けてくれる。作詞・作曲も手がけて、 ソングライティングスキルはあのときのまま、魅力をたっぷりと届けてくれる。 しかも、ギターでは盟友の五味孝氏が参加しているところにも注目。 森友が歌う“オマエ”は、時間が空いても健在です。いいね、胸に突き刺してくるようなラブソングだ。
6. 誰よりオマエを愛してる
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:五味孝氏
タイトルで森友嵐士節が復活した感じだね。男臭さ全開。 そして、盟友、五味孝氏をアレンジに迎え、ギターも聴かせてくれます。 この音がまた渋くて、ちょっとブルースな味わいも出ていてかっこいいんだ。。シンプルな歌詞ながら、そこに込められた気持ちがど尻と伝わってくる。 3番での静かなサウンドの中での熱唱が、グッときます。
7. 上を向いて歩こう
作詞:永六輔 作曲:中村八大
日本の名曲、坂本九の代表ナンバーを森友嵐士がカバー。 声を取り戻して、最初に歌った曲とのことで、思い入れも強いこの曲を披露。 ヴォーカリストとしての可能性をさらに引き出し、再び歩み始めた男の生き様が、このトラックに表れていて、かっこいいね。 ピアノ1本でじっくりと聴かせてくれます。
8. 月ノ夜ニ
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:五味孝氏
歌謡曲のようなテイストで始まるどっしりバラードチューン。 昔のJ-ROCK、むしろ昔のT-BOLANの味わいも出ているナンバーは、さすが五味孝氏のアレンジで渋さを出す1曲。 ギターが泣いています。森友らしい「オマエ」に対するストレートな気持ちの表れたナンバーだね。
9. 悲しみが色をかえるまで
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:五味孝氏
アコースティックギターとオルガンの音が優しさを醸し出すバラードナンバー。 冒頭から「マイナス100℃」なんて歌詞が出てきて、ちょっと驚いた。言葉数が多くて、なんだかフォークソングなテイストもあります。 歌詞だけを見ると、森友嵐士が戻ってきた感じだね。
10. 祈り
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:近田潔人
奇跡の復活を果たした元T-BOLANのヴォーカル、森友嵐士の第2弾シングル。 今作も両A面という、強力な2曲をお届け。 こちらは、イントロのピアノが優雅に弾んでる。どこかしらDaniel Powter「Bad Day」みたいだけれども、 森友節出まくりの歌い方に安心感を覚えたり。生を感じるね。 一方で、プログラミングがどこかしらスカスカに感じられるんだよな。曲の持って行き方がダイナミック。
11. キズナ
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:五味孝氏
両A面扱いのシングルナンバー。 こちらはなんと、盟友・五味孝氏が編曲を手がけたロッカバラード。 しっとりベースのピアノをバックに、森友嵐士が男の歌を聞かせてくれます。 でも、それは1番だけ。2番からはどっしりと力強いサウンドで、あるがままの森友嵐士を聞かせてくれる。 その五味孝氏がギターで参加しているほか、小野塚明や酒井ミキオ、四家卯大といった方々も参加しているところに注目。 ドストレートな“オマエ”ラブのナンバーです。
●2nd Album『PEACE ROCK』● '15/7/8 release
森友嵐士、全曲オリジナルのフルアルバムが完成。これがまた、男・森友カムバックな1枚に仕上がっています。 やはり前作が復帰第1弾ということもあって、声に対して不安は拭いきれないものがあったけれども、 今回はもう全力投球な感じが伝わってきます。冒頭ナンバーから、歌詞から、ヴォーカルから、森友そのものをがっつりと聴かせてくれます。 デジロックナンバーあり、渋いロッカバラードあり、美しきピアノバラードあり、歌謡曲テイストありと、ロックを軸に様甘な音を表現。 これはもう、完全復活といってもいいんじゃないでしょうか。珍しいところで、宇徳敬子がコーラスで参加していたり、葉山たけしがアレンジで参加していたりする曲もあり、 懐かしのテイストも感じさせる。 ボーナストラックは、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔とのコラボ、morioniで発表したナンバー「サヨナラは歩き出す」を収録。 この曲、打ち込み色が強いので、正直、オーナストラック扱いにしても浮いてしまう。いっそのところ、森友嵐士がソロで歌い直しても良かったんじゃないかな、 なんて思ったり。
1. どうなってんだい JESUS
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:岸利至
タイトルからして森友節全開。ただ、イントロからデジロックサウンドを持ってきて、ちょっとびっくりな印象です。 疾走感を伴って、バリバリとギターが響き渡り、癖のあるヴォーカルが放たれます。 あぁ、森友嵐士、戻ってきたなと素直に思える楽曲です。
2. 真夜中の太陽
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:ha-j
スパニッシュギターで切なさを出して、ヴォーカルを聴かせる始まり。 その後はジャカジャカ描きなるギターをバックに、情熱的なヴォーカルを聴かせてくれるラテンチューン。 ブルースハープも熱いぞ。
3. LOVE SONG
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:岸利至
美しきピアノの音色を聴かせて始まるバラードナンバー。 いやぁ、癖が出ていますな。タイトルも直球で、ストレートなラブソングをダイレクトに届ける森友嵐士です。 オマエに一直線。
4. いつまでも変わらない愛をずっと
作詞:山田ひろし、森友嵐士 作曲:森友嵐士、K-M.I.X、酒井ミキオ 編曲:K-M.I.X、酒井ミキオ
随分とポップな印象。。そして、全体的に1990年代のJ-POPなテイスト。 Mr. Children的爽やかさが漂うサウンドと、癖のある森友嵐士のヴォーカル。 なんだかB-ing時代に戻ってきたような音づかいだからか、あの頃に戻った感じ。タイトルは織田哲郎のオマージュでしょうか。
5. ファイティングマン
作詞:山田ひろし、森友嵐士 作曲:ha-j 編曲:ha-j
ヴォーカルがあ勢いよく入ってきては、バリバリロックチューンを展開。熱いぞ。 ただ、歌詞が他人によるものだから、妙にしっくりこない。 パンチはあるのに、ヴォーカル、声は伝わってくるんだけれども、メッセージが響いてこないな。40代の無情。
6. Baby Baby
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:岸利至
サビから始まるロックナンバー。 ゴスペル風コーラスが見事なバックアップをするかっこいい始まりで、ノックアウト。ピアノがフィーチャーされたサウンドをバックに、 森友嵐士がかっこよく歌い上げます。シンプルな歌詞なのに、力強さをものすごく感じさせる1曲です。
7. TRUE LOVE
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:Pb-A
こちらもピアノがベースにあるロッカバラード。 頼もしいコーラスとともに、森友嵐士が力強く歌い上げる、タイトルそのままストレートなラブソング。 オレとオマエ、いつまでも一緒にいようというクサい歌詞がまた、森友嵐士なんだな。
8. 愛にKISSした
作詞:森友嵐士 作曲:五味孝氏 編曲:ha-j
随分と暴れたブラスのような音がイントロからダイナミックに攻めてきます。 スィングよろしく、ビートがポイントとなるロックナンバーで、ワクワクさせてくれる。 作曲は盟友、五味孝氏。ギターも踊るわけだ。素直に自分を表現して生きていこうという内容ですね。
9. ROCK & SHOUT!
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:岸利至
いいね、いいね。ガツガツと音が暴れています。狙っているような森友嵐士のヴォーカルもかっこいい。 タイトルそのまま、シャウトも決まる。勢いが曲から出まくっています。
10. Let Me Rule
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:岸利至
イントロからハードでヘビィ。バリバリと音を立てて攻めてきます。 すごいなぁ。このアルバムの中で一番強烈で、インパクトを放つロックチューン。 「オレ」とか「マジ」とか、歌詞からも森友嵐士の癖の強さが伝わってくるね。
11. RUN BABY RUN
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:葉山たけし
イントロからブルースハープが響き渡る渋さ全開のバラードナンバーで、本編を締めてきます。 ピアノやギターの音も力強く、しっとりと染めてくるような1曲。 君への応援歌。ダイレクトにメッセージを歌い上げる森友嵐士です。クサいです。アレンジはなんと、葉山たけしじゃないですか。
12. サヨナラは歩き出す
作詞:森友嵐士 作曲:JIN 編曲:JIN、SCHON
なんとゴールデンボンバーの鬼龍院翔とT-BOLANの森友嵐士がコラボというものすごいタッグで歌を聴かせてくれます。 ただ、出だしの鬼龍院翔のヴォーカルが、ちょっと緊張しているようにも聞こえるな。 曲の方は、始めしっとり、次第にダイナミックになってゆくロッカバラード。プログラミングが基調になっているのが残念だな。