album

1st Maxi Single『トーキングヘッズ』● '00/12/6 release

トーキングヘッズ

Music & Lyrics:佐々木収 Sound produced & arranged by SCRIPT & 西平彰 *1st Album 「SCRIPT IS HERE」 収録*

Simple Life

作詞:渡辺崇尉・佐々木収 作曲:渡辺崇尉 Sound produced & arranged by SCRIPT & 堤秀樹

渡辺と佐々木による共作ナンバー。メイントラックのインパクトに比べると、かなり落ち着いて聞こえてしまう曲だ。 それなりに濃いギターサウンドが展開されているんだけれどね。面白い点は、Bメロで渡辺がヴォーカルを務めている所かな。 ただ、エフェクトがかけられていて、面白さがちょっと減。 サビでは佐々木節が出まくり。渡辺が作曲したんですけどね、恐るべし。 ホーン隊が入り乱れている、ご機嫌な仕上がりになりました。

2nd Maxi Single『Stripe Blue』● '01/5/30 release

Stripe Blue

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT & 西平彰 *2nd Album 「Body Language」 収録*

Vanity Fair

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT *2nd Album 「Body Language」 収録*

笑顔のままで

作詞・作曲:渡邊崇尉 編曲:SCRIPT

爽やかサウンド放出のポップなロックナンバー。 シングルのメイントラックが結構激しかったので、この落ち着きようにちょっと驚かされますね。 この柔らかいメロディと歌詞は、やっぱり渡邊ならではのセンスだね。佐々木と色が違います。幸せなラブソング。

3rd Maxi Single『Inspiration』● '01/9/27 release

Inspiration

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT & 河野圭 *2nd Album 「Body Language」 収録*

ギャップ

作詞・作曲:渡邊崇尉 編曲:SCRIPT & 浦 清英

SCRIPTの一味違った面を見ることができるカップリングナンバーは、その名も「ギャップ」と来たもんだ。 ベースの渡邊が作った、ファンクテイストの曲です。特に、ベース音とオルガンが、この曲ではスパイスとなっているね。 メイントラックにしてもいいくらい、曲の力はあると思います。結構かっこいいしね。

4th Maxi Single『サイレン』● '01/11/28 release

サイレン

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT & 河野圭 *2nd Album 「Body Language」 収録*

冬の日

作詞・作曲:渡邊崇尉 編曲:SCRIPT

アコースティックサウンドで始まるナンバーは、作詞・作曲を渡邊が担当。 ちなみに、このアコースティックギターは秋山だったりする。曲のほうはゆったりとしたバラードナンバーで、 キーボードの温かいサウンドが冬を演出する。心温まる1曲ですね。これもSCRIPT。

5th Maxi Single『STRANGER』● '02/4/24 release

STRANGER

作詞・作曲:佐々木収 編曲:西平彰 & SCRIPT

2nd Album「Body Language」発売以降、約半年ぶりにリリースされたSCRIPTの5th Single。 相変わらず、アップテンポで疾走感をぶつけてくる。おまけに、濃い目のアグレッシヴなロックサウンドで仕掛けてくるので、とっても強力。 シングル「サイレン」や「Inspiration」辺りを思わせる、独特な雰囲気を持っている。しかし、それが裏目に出ているかのようにも思える。 サビのメロディがちょっととっつきにくいんだよな。SEもやけにごちゃごちゃしているし。作りこみすぎてしまったような印象の1曲でした。

天気雨

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT

ミディアムテンポで淡々と繰り広げられるポップなロックナンバー。 また微妙な関係を歌っていて、それがうまく曲やサウンドに表れているんだよね。 こういうじれったいシチュエーションを書くの、佐々木はうまいんだ。 ほんわかしていて、心移り気な季節にぴったりな1曲です。

Limited Maxi Single『Frontier Spirits』● '02/12/6 release

squall

作詞・作曲:佐々木収 *SCRIPT domestic industry Ⅰ 「Fantastic or Drastic」 収録*

imagination

作詞・作曲:渡邊崇尉 *SCRIPT domestic industry Ⅰ 「Fantastic or Drastic」 収録*

Lost Generation

作詞・作曲:佐々木収 *SCRIPT domestic industry Ⅰ 「Fantastic or Drastic」 収録*

Present (human touch version)

作詞・作曲:渡邊崇尉

インディーズアルバム「gentleman's lib」に収録されていたナンバーの別バージョン。 アコースティックというか、随分と音を削ぎ落として、しっとりとしたアレンジに仕上がった。 曲の持つやさしい要素が溢れんばかりに出ているね。

6th Maxi Single『青春グローリー』● '05/2/2 release

青春グローリー

作詞・作曲:佐々木收 編曲:SCRIPT

いかにも佐々木らしい軽快なサウンドを放つポップロックチューン。 アコースティックサウンドが弾む弾む。 そして若い。歌詞が本当に若い。タイトルが見事に表れているだけではなく、ちょっとタイアップが意識されているね。 見事、青春。勢いだけじゃなく、計算されたトラックです。

君だけのストーリー

作詞・作曲:渡邊崇尉 編曲:SCRIPT

渡邊が詞と曲を担当しているロックナンバー。 メイントラックに負けじと若さと爽やかさに溢れているね。この曲も走り抜ける主人公の背中を押す応援歌だ。 気持ちがいいね。

7th Maxi Single『ベイビーロマンチカ』● '08/5/21 release

ベイビーロマンチカ

作詞:ナルト 作曲:佐々木收 編曲:SCRIPT

シングルとしては、約3年ぶりとなる曲。 なんだか青春とか爽やかなイメージが広がるポップなナンバー。アコースティックギターが軽快に弾む。 佐々木の歌詞じゃないのに、佐々木節の出たヴォーカルに、安心感を覚えてしまう。 これぞSCRIPT。

Friends

作詞・作曲:渡邊崇尉 編曲:SCRIPT

渡邊の作詞・作曲によるしっとりバラードナンバー。 あの頃を思い出させるような、味のあるトラックです。しかし、佐々木の癖のあるヴォーカルがちょっとスパイスになるね。

Indies Album『gentleman's lib』● '00/1/21 release

Moon Child衝撃の解散から1年。バンドでフロントだった佐々木収とベースを担当していた渡邊崇尉がユニットを結成した。 新たに「gentleman's rock」を掲げて再始動しました。Moon Childではあまり見せなかったあくの強さが、よりSCRIPTで表現されているね。 佐々木節がとにかく出まくっていてるこのアルバム。ベースの渡邊も、3曲ほど作詞・作曲を担当しており、 さらにはリードヴォーカルまでも務めるなど、より活動が活発しております。 1年ぶりの音源ということもあり、より自由になっているね。やはりインディーズからのリリースということもあり、 縛られていない身軽さが曲から伝わってきます。後にメジャー1st SingleとしてリリースされるM-4「トーキングヘッズ」も収録。 Moon Childという過去があるけれども、その看板を見事に破ったアルバムです。

1. コミュニケーション

written by Osamu Sasaki produced and arranged by SCRIPT

ノイジーなギターが鳴り響くアップテンポのロックナンバーで、アルバムが幕開け。 テイストが、モロに佐々木節。シニカルな歌詞とクセのあるヴォーカルが、やっぱり武器になっているよね。 それでいて、キャッチーな仕上がりは職人技ですね。

2. ダイエット

written by Osamu Sasaki produced and arranged by SCRIPT

サウンドが俗っぽいけれども、なんかクセニなるミディアムロックチューン。 ファルセットを使い、曲にインパクトを出す。佐々木のヴォーカルもまたいいね。 意外とサビのメロディで聞かせてくれますね。太った男が主人公。それを通して、現代社会を斬っているような感じです。

3. エンドルフィン

written by Osamu Sasaki produced and arranged by SCRIPT

ポップに弾けるアップテンポのロックチューン。 サビでも爽やかなサウンドとプログラミングの音が作り上げているね。

4. トーキングヘッズ

written by Osamu Sasaki produced and arranged by SCRIPT

後にメジャー1st Singleとしてリリースされるナンバー。 早口が聞き所なメロディパートとサビの優雅なメロディがいいコンビネーションとなっているトラック。 かなり作り込まれた作品だよね。曲全体から佐々木臭か醸し出ている。

5. バーゲンセール

written by Osamu Sasaki produced and arranged by SCRIPT

デジタルサウンドのSEと、ノイジーなギターのからみがインパクトを与えるイントロ。 かなりパンチの効いたミディアムロックチューン。とにかく濃い。 それでいて、かなり複雑なつくりをしているね。かなりキレています。“SCRIPT、恐るべし”といった感じです。

6. New brighter day

written by Osamu Sasaki produced and arranged by SCRIPT

インストナンバー。敢えてこういう場所に配置すると、次のステージへ向けての切り替えみたいな感じだね。 前曲の勢いを少々取り込みながら、打ち込みサウンドとロックサウンドが融合しています。

7. WOW LIFE

written by Takayasu Watanabe produced and arranged by SCRIPT

プログラミングビートが新鮮に思わせてくれるグルーヴィーなナンバー。 ベースの渡邊が作詞・作曲を手がけ、しかもヴォーカルまでも担当。 かなりやる気です。ずっと低いラインを辿る、妖しい雰囲気を漂わせる。ホーンもいい味を出しています。

8. マーチ

written by Osamu Sasaki produced and arranged by SCRIPT

煌びやかなサウンドと、かなりインパクトありのイントロ。 “This is 佐々木”なミディアムナンバー。ありとあらゆるものを吸収して吐き出しているような衝撃の作品。

9. Present

written by Takayasu Watanabe produced and arranged by SCRIPT

このアルバムの中では、シンプルな印象のあるミディアムロックチューン。 渡邊らしい優しさが、メロデイに表れています。それを佐々木が優雅に歌い上げる。 ファルセットも決まっているね。前向きなラブソングで、体に染みこんでくるような瑞々しさがあります。

10. Wonderful love

written by Takayasu Watanabe produced and arranged by SCRIPT

「one, two, three, four」とヴォイスサンプリングがループするバラードチューン。 淡々と語るように歌う渡邊です。メインパートでは、ジャングルビートのような打ち込みが曲を盛り上げる。

1st Album『SCRIPT IS HERE』● '01/1/24 release

SCRIPTとしてのメジャー1st Album。やはり比べてしまうのは、前バンドのMoon Child。 しかし、SCRIPTといて、より一層、深みを増したトラックが収録されているので、もうまったくの新しい世界を演出。 佐々木のソングライティングにしろ、渡辺が曲作りに参加している点も、やはりMoon Child時代とは、一味もふた味も違うしね。 結構、(レコード会社からの?)束縛感があったMoon Childに比べると、SCRIPTの音は、なんだか自由奔放な気がしますね。 タイトルも「SCRIPTはここにいるんだぜっ!」という名をつけ、新たなフィールドをアピール。 シングル曲は1曲ながら、SCRIPTが掲げる「gentleman's rock」が見事に表れた1st Albumですね。 なお、何曲かには、Moon Child時代の盟友、秋山がギターで参加している。 そして、サウンドプロデューサーの名に河野圭や井上鑑などがあるのもうれしいね。 多彩なミュージシャンたちとともに作り上げた、豪華なメジャーデビューアルバムです。

1. FULL METAL PAIN

Music & Lyrics:佐々木収 Sound produced & arranged by SCRIPT & 堤秀樹

アルバムのオープニングを飾るナンバーは、勢いのあるアップテンポのロックで、ガツンとぶつけてきた。 この曲がまた、佐々木のセンスが出まくっているんだよね。歌詞にしろ、独特のメロディーにしろね。 特に、サビのメロディーがまた、疾走感とマイナー調のメロディーが、いい具合に絡み合っていてかっこいいんだ。 「これぞSCRIPT」というようなトラックだね。曲の終わり方も、切れ味抜群。

2. Brandnew Heavy Tie

Music & Lyrics:佐々木収 Sound produced & arranged by SCRIPT & 西平彰

アップテンポのロックナンバー。決めのフレーズが所々に入ってくるが、それがこの曲でのスパイスだね。 また、サビでの抜けるようなヴォーカルが、佐々木ならではなんだよね。 エフェクトヴォーカルの部分や、コーラスなどもいい味を出していて、この曲を盛り上げている。 ドラムで沼澤尚が参加しているところにも注目。

3. 君のせいじゃない

Music & Lyrics:佐々木収 Sound produced & arranged by SCRIPT & 堤秀樹

アコースティックサウンドをベースに、ストリングスがイントロで絡んでくるミディアムナンバー。 カラッとしたサウンドながら、結構毒のあるメロディーで、病み付きにさせてくれるAメロパート。 全体的には、爽やかなサウンドだし、サビもキャッチーなメロディーが展開。ポップポップに弾け飛んでおります。

4. トーキングヘッズ

Music & Lyrics:佐々木収 Sound produced & arranged by SCRIPT & 西平彰

SCRIPTとしての1st Single。この曲がまた、なんかすごいんだよ。ファンキーなサウンドに、佐々木節出まくりで、 恐ろしくマニアックさとポップさが融合している。 タイトルがまたいいじゃないですか、とあるバンドを持ってくるところがね。 A、Bメロのマシンガンラップとでも言いましょうか、歌い口調がまた佐々木にぴったりなんだよね。 それに相反するかのようなサビの爽快感ときたら。このギャップがたまらないのかもしれないね。 もう十分、Moon Childから脱却できている。 このインパクトあるスタートは、彼ら自身の勢いに拍車をかけたんじゃないでしょうか。

5. ECHO

Music & Lyrics:渡辺崇尉 Sound produced & arranged by SCRIPT

作詞・曲を渡辺が担当し、サウンドプロデュースをSCRIPT自身が行ったナンバー。 ギターのクレジットに秋山の名が!さて、本編はミディアムテンポのロックナンバー。 スピーディーな印象がありながらも、結構どっしりと構えてきており、それでも落ち着き感を出している展開で聞かせてくれる。 そして、サビなんだけれども、ここで印象が変わるんだよね。 ゆったりとしたサウンドに、佐々木のファルセットが響き渡る。ここのメロディーがまた。切なさがあってなかなかいいんだわ。

6. THEME of NPG

Music & Lyrics:佐々木収 Sound produced & arranged by SCRIPT

不思議な言語が飛び交い、ガムラン系のサウンドが流れ出すナンバー 次曲への序章に過ぎないんだけれども、いったいどんな展開を聞かせてくれるんだという気持ちで、わくわくさせてくれる。 次曲と1つにさせなかったところが、またポイントなんでしょうね。

7. New Power Generation

Music & Lyrics:佐々木収 Sound produced & arranged by SCRIPT

スパイ映画のような雰囲気を持ち合わせるロックナンバー。 煌びやかなSEと、ブラスサウンドが曲を飾ります。それに反して、結構世の中を切っている佐々木の歌詞が、結構効いている。 これは読んでいて、痛いですよ。

8. refrain

Music & Lyrics:佐々木収 Sound produced & arranged by 井上鑑

バラードナンバー。しっとりとしたメロディーと、深みのあるサウンドが心地よさを引き出します。 ヴォーカルに少々エコーをかけて、広がりを感じさせるアレンジで。ストリングスがまた、悲しさを引き立たせるんだ。 切ないナンバーで、じっくりと聞き入ってしまう曲。井上鑑のお仕事が冴え渡っている1曲です。

9. 真夏のエチュード

Music & Lyrics:佐々木収 Sound produced & arranged by SCRIPT & 河野圭

これぞ直球SCRIPTといったような、ストレートのロックナンバー 夏の一幕を舞台に繰り広げられる恋愛模様。8ビートのリズムがまた心地よくアタックしてくる。 爽やかさと疾走感が絡み、夏を作り上げている。なんか、とっても楽しそうな感じがするね。ブラス隊も音が笑っているよ。

10. プライド

Music & Lyrics:佐々木収 Sound produced & arranged by SCRIPT & 堤秀樹

じわじわと佐々木ワールドが広がってゆくミディアムナンバー。 不思議なアレンジというか、何かがあるんじゃないかと思わせる展開で楽しませてくれる。 サビでは、佐々木のヴォーカルを思う存分堪能できる。 佐々木のソングライティング力が、ストレートに表れた作品だね。

11. 星花火

Music & Lyrics:渡辺崇尉 Sound produced & arranged by SCRIPT & 堀宣良

しっとりテイストのミディアムバラードナンバー。渡辺のセンスがよく出ているトラックで、佐々木とはやはり違う世界となっているね。 別れの歌なんだけれども、曲がまた詞にぴったりなんだ。こういう面もあるSCRIPTは素晴らしい。

12. GET OVER

Music & Lyrics:渡辺崇尉 Sound produced & arranged by SCRIPT

アルバムを締める、ファンキーなロックナンバー。渡辺が詞曲ともに担当しているんだけれども、 なんだか佐々木のテイストを彷彿とさせているかのようだ。でも、サビではやっぱり差がはっきりと出ている。 爽やかで煌びやかなサウンドに乗せて、カラッとした仕上がりに。 佐々木のヴォーカルも、結構伸びやかに響き渡っている。

2nd Album『Body Language』● '01/11/28 release

「Gentleman's Rock」を掲げるSCRIPTの、メジャーで2枚目となるオリジナルアルバム。 はたまた、タイトルが意味深な「Body Language」。体から放たれる声も、ある種「体の言葉」ですかね。 とことん渋いセンスが光るSCRIPTですね。スマッシュヒットシングル3曲を含む強力盤。 特に、一部で話題となったシングル「Inspiration」の俗っぽさや、アルバムと同発となったシングル「サイレン」の疾走感などから、 佐々木収のソングライティング能力が黒光りしていますね。いやはや、かっこよすぎますよ。 もちろん、負けじと独特の世界を展開する渡邊の曲も、SCRIPTからの清涼剤となっていますね。 もはや元Moon Childの肩書きはいらないも同然の勢いを放出しまくり。ま、ギターで秋山が参加していますがね。 セルフプロデュースだからこそできる至難の技が出まくったアルバムで、SCRIPTの勢いは止まらない。かなりかっこいいよ。

1. サイレン

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT & 河野圭

アルバム「Body Language」と同時発売となったSCRIPTの4th Single。 デジタルポップなSEと、ごり押しのギターサウンドがかっこいいストレートなロックナンバー。 疾走感とマイナー調のメロディが組み合わさって、どきどきさせてくれる。 佐々木収のヴォーカルもいいじゃないですか。 サビのファルセットオンパレードなんて、引き付けられますよ。 結局「真相」はなんだったのか、歌詞がとっても気になりますね。 SCRIPTからの「警笛」が鳴り響いています。

2. Vanity Fair

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT

随分と“ロックンロール”なSCRIPT。佐々木の歌い方も、かなりいい暴れっぷりですな。 こういう俗っぽいところが、妙に合うんだよね。サックスもいい味を出しています。 ライブパフォーマンスがちょっと見てみたい1曲だね。なんとドラムで高橋まことが参加しています。これはすごい。

3. Stripe Blue

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT & 西平彰

満を持して放たれたSCRIPTの2nd Single。のっけからラップ調のマシンガンヴォーカルを聞かせてくれる佐々木収。 かなりかっこいいじゃないですか。この勢いに、周りもよく着いていってるよね。 ただ、この暑苦しさとは反対に、サビではちょっと大人の爽やかさを聞かせてくれる。 このギャップがいいのかもね。ブラスやバックコーラスがかなり決め手の1曲。

4. ロンサムカウボーイ

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT

アコースティックサウンドが前面に出たポップロックナンバー。 イントロではハーモニカまで登場。随分と爽やかな仕上がりで、じっくりと聞かせてくれる。 それでも、独特の佐々木節メロディで楽しませてくれるんだ。随分とまとまりのよい楽曲ですな。

5. Umbrella

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT & 浦清英

イントロからして驚かされる。えっ!?これがSCRIPT? 随分とポップ、いや、ポップ過ぎるよ。あの独特の濃さはいずこへ? これが編曲担当の浦清英の力なのかな。アコースティックサウンドを前面に出し、ピアノでしっとりと音を支えるポップな曲です。 タイトルがタイトルなだけに、シチュエーションは雨なわけであって。ただ、土砂降りではなく、パラッと振っている印象ですね。 カラフルな傘が咲き乱れている。結構ドラマティックな展開を聞かせてくれる曲であります。

6. 思春期

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT

随分と濃いイントロだなぁ。思春期の頃のあのもやもやとした思いを表現すると、こういう音になるんだね。 でも、伝わってきますよ。 結構、テイストとしてはブラックSCRIPTだね。3分というコンパクトな収まりの中で、きっちりと聞かせてくれた。 佐々木収のセンスは面白いね。

7. Cause you're avoiding sunshine

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT

イントロのキーボードの音が、随分と“何か”を匂わせてくれる。 俗っぽい雰囲気の出まくったロックナンバー。聞けば聞くほどクセになる。 なんか不思議な曲だよなぁ。これぞ佐々木収という感じです。 サックスも活躍し、曲を盛り上げる。途中のエフェクトヴォーカルなどがスパイスになっているね。 最後のアウトロがとってもセクシー。

8. いじわる

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT

若干、A.O.R.的なサウンドに聞こえるミディアムロックチューン。 結構、中低音をたどったヴォーカルで、じっくりと聞かせてくれます。何気にかっこいいじゃないですか。 間奏ではフルートが味付けを。その後の歪んだ感じも、なかなかかっこいい仕上がりに。 SCRIPTの持つ力を、ぎゅっと凝縮させた感じで、なんか病み付きになる1曲です。

9. Inspiration

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT & 河野圭

スマッシュヒットを記録したSCRIPTの3rd Single。分厚い音をかましてくれるロックナンバーで、 ストレートに突いてくるところがまたかっこいいんだ。 佐々木の持つ独特のセンスが、至る所に散りばめられています。その極みが、やっぱりサビでしょうね。 キャッチーなメロディーと、耳に残るフレーズがインパクトあり。 電光石火な1曲に仕上がっております。アグレッシヴで、かっこいいよ。

10. メロディ

作詞・作曲:渡邊崇尉 編曲:SCRIPT

渡邊が手がけたミディアムテンポのロッカバラードナンバー。 傷ついた「君」を癒すためのラブソング。前曲のアグレッシヴな印象から、ぐっと激しさが無くなって、 柔らかさが前面に出た1曲です。優しい「メロディ」に、身も心もうっとり。口笛もいい感じじゃないですか。

11. コイノダンスホール

作詞・作曲:渡邊崇尉 編曲:SCRIPT

アグレッシヴな音が弾けているアッパーなロックチューン。 ギターも激しくかき鳴っていますね。1番が終わっての間奏が聞き所じゃないでしょうか。 ギターがうねりまくりです。その後はサビの連発。もう、激しさ満載です。 この曲で佐々木がくねくね踊っていてもおかしくはないね。

12. Sweet days only pass me by

作詞・作曲:佐々木収 編曲:SCRIPT

アルバムのラストを飾るバラードナンバー。 ほぼ、アカペラに近い曲で、楽器も佐々木のApfと渡邊のベースのみ。 音はシンプルながら、メロディ進行がちょっと複雑だね。3分にも満たない曲ながら、色々な要素が詰まっている。

SCRIPT domestic industry Ⅰ『Fantastic or Drastic』● '03/1/24 release

久々のリリースとなるこの作品。「SCRIPT domestic industry」シリーズの第1弾となるアルバムです。 活動シーンを再びインディーズに戻し、メジャーフィールドではできなかった、もっと自由な行動をこのアルバムで示しています。 とにかくアグレッシヴながらに丁寧な音作りをしている佐々木と渡邊。 ジェントルマンですなぁ。この2人、様々な楽器も操っていて、随分と幅広い才能を持っています。只者ではないね。 この作品が3部作の第1弾ということで、この後の2作品も期待されるところです。

1. we love gentleman's R&R music

作詞・作曲:佐々木収

デジタルサウンドに乗せて届けてくれるアルバムのオープニングチューン。 かなり作りこまれているというか、これがSCRIPTなのかと疑ってしまうほどに斬新なトラック。

2. squall

作詞・作曲:佐々木収

かき鳴るギターの勢いを出しまくるロックチューン。 佐々木節ので出くったマイナーメロディがまたいいんだ。 激しい雨のごとく、かっこいいサウンドで聞かせてくれる。

3. C-O-S

作詞・作曲:佐々木収

いかにも佐々木な歌詞が飛び交うアップテンポのロックチューン。 プログラミングビートと華やぐサウンド、そして何かを狙うかのような鋭いヴォーカルが疾走する。

4. Imagination

作詞・作曲:渡邊崇尉

渡邊が担当した曲は、やっぱりベースのスパイスが効いているね。 アップテンポのロックチューンで、早口のヴォーカルがインパクトになっている。 それでいてSCRIPTらしさが出まくっていて、かっこいいぞ。

5. マーガレット

作詞:渡邊崇尉・佐々木収 作曲:渡邊崇尉

タイトル通りにちょっと柔らかく温かいイメージのあるミディアムロックチューン。 渡邊の作り上げたメロディからも、まったりほっこりさせてくれますね。 間奏のパイプオルガンも、温かく包み込んでくれるナンバーです。

6. Lost Generation

作詞・作曲:佐々木収

アップテンポのロックナンバーは、佐々木が作り上げた1曲。 サビがインパクトあるね。どこかしら歌謡曲っぽいメロディなんだけれども、見事なロックで聞かせてくれる。

7. precious love

作詞・作曲:佐々木収

ドラマティックなオープニングでびっくり。 随分と壮大な世界を聞かせてくれるね。本編も淡々としてビートと煌びやかなSEが入り混じった不思議なミディアムチューンです。

8. バイバイシュガーキューブ

作詞・作曲:佐々木収

軽快なアコースティックロックチューン。 弾む弾ける様なサウンドが、ポップに広がる。これぞSCRIPTというか、これぞ佐々木節なんだよ。 淡い青春といった感じでしょうか。若いエネルギーが爆発しているようだ。

9. 君の寝顔をみていると

作詞・作曲:佐々木収

イントロは口笛。ゆったり安らぎをくれるアコースティックバラードチューン。 佐々木のちょっとかすれたヴォーカルが、ここでは十分に盛り上げるようなスパイスとなっている。 ブルースハープもいい味を出しているね。

SCRIPT domestic industry Ⅱ『Ultimate or Incomplete』● '03/5/23 release

「SCRIPT domestic industry」シリーズの第2弾となるアルバム。 タイトルがまた意味深ですね。「究極もしくは未完成」。彼らのセンスがとにかく出まくっていますね。 全9曲というヴォリュームで、佐々木と渡邊のそれぞれの楽曲がバランスよく配置されながら、火花を散らしています。 やっぱりそれぞれの楽器をほとんど担当しているということもあり、かなりアーティスティックな作品となっている。 ゲストも秋山浩徳や河野圭といった、いつもの面々がSCRIPTらしさを演出。ポップでキャッチーながら、コテコテでコアなものや マニアックなものまで、佐々木ならではの歌いまわしで届けてくれる熱い作品です。

1. SINGLES

作詞・作曲:佐々木收

ミディアムテンポのロックをガツンとかましてくる、それでいて何気に切ないナンバー。 佐々木のメロディアスなセンスが出まくった曲で、かなりぐっと来ますな。どこかしら懐かしさを引き出すメロディがいいよね。 ヴォーカルも思った以上に伸びやかに響いています。

2. Bambi Jump

作詞・作曲:渡邊崇尉

弾けたミディアムロックチューン。こういうテイストを渡邊が作るのもなんだか不思議な感じ。 ファンキーでかっこいいね。ラップのような部分もあって、濃いです。

3. Switch

作詞・作曲:渡邊崇尉

アップテンポで決める痛快ロックナンバー。 渡邊による詞と曲は、随分とこれまたかっこいいね。何か獲物を狙うかのような、独特の鋭さがあります。 SCRIPTロックを楽しめるナンバーだよね。

4. Ultimate Machine

作詞・作曲:佐々木收

イントロからファンクテイストをかますロックナンバー。 佐々木のセンスには脱帽ですね。シャウトのような歌い方と、佐々木独自の歌い回しが曲を盛り上げる。 さびもかなり濃いですね。これぞSCRIPTなんだよ。

5. 夏一番

作詞・作曲:佐々木收

タイトルどおりにスカッと爽やかな雰囲気が出ているアップテンポのナンバー。 かき鳴るギターと軽めの打ち込みサウンドが心地よいね。 青春まっしぐらな歌詞がまた、胸をキュンとさせる。しかも、佐々木節のでまくった歌詞がすごすぎるんだ。

6. アイスキャンディー

作詞・作曲:佐々木收

こちらも前曲同様に夏の匂いを醸し出す、アコースティックなナンバー。 コーラスが何だか清々しいよね。アイスキャンディー1本でいろいろなことが繰り広がっています。 最後のオチがまた切ないね。

7. 0時10分

作詞・作曲:佐々木收

ファンクテイストが華開くアップテンポロック。 これぞ佐々木の曲だよね。センスの出まくった雰囲気がとってもいい感じ。 熱くかき鳴るギターと、深く響くベースのコンビネーションはぴったり。 とってもスリリングな1曲に仕上がっております。

8. エール

作詞・作曲:渡邊崇尉

静かな展開で始まるスローバラード。 しばらくすると、音が少しずつ集まってきた。どこかしらラヴァーズ・ロックな印象もあり、 リラックスムードが出ています。

9. トキョー・ブルー

作詞・作曲:佐々木收

かっ飛んだイントロを聞かせてくれる熱いロックナンバー。 なんか集大成と言わんばかりの激しいロックサウンドだね。これぞSCRIPTといった感じで、かっこいいよ。 佐々木節が出まくった歌詞とメロディの相性が本当にいいね。 どこかしら俗っぽい匂いを醸し出しており、なんかクセになりそうな1曲。

SCRIPT domestic industry Ⅲ『Nature or Man-made』● '03/11/21 release

「SCRIPT domestic industry」3部作の完結編。 「自然か人工か」。その問い掛けに、SCRIPTが応える。 ラブソングであろうと、クリスマスソングであろうと、SCRIPTならではの切り口を見せつけてくれますね。やはり佐々木節の出まくった歌詞とメロディがものを言う。 一方、渡邊も、やはり彼らしさの出た落ち着きあるナンバーなどを聞かせてくれる。インディーズだからこその自由な姿がここにある。 しかし、このシリーズの3作目ということなんだけれども、少々、自由すぎるというか、自己満スレスレの感じもするんだよね。 それがSCRIPTなのかもしれないけれども。 いい曲もあるんだけれども、ここでの彼らのスタンスをもう少し明確にしてほしい部分もあるかなと感じさせる。

1. illusion

作詞・作曲:佐々木收

プログラミングとギターが斬新なアプローチを見せ付けるデジロックナンバー。 モロに佐々木節が飛び交う歌詞とメロディ。オープニングから、呆気に取られてしまう。なんだ、この衝撃は。

2. ゆくべき場所

作詞・作曲:渡邊崇尉

ギターやキーボードがザックリと入ってくるポップなロックチューン。 歌詞の方は、ちょっとありきたりな世界。自分自身を見つけるために動き出そうということで。 Bメロの展開が面白い。

3. 冷めたスープ

作詞・作曲:佐々木收

タイトル通りに、ちょっと冷めた感じのするミディアムロックチューン。 スープと愛を絡み合わせた歌詞。サビの展開といい、何気にかっこよく感じる1曲。佐々木のセンスが出まくっていますな。

4. X'mas time

作詞・作曲:佐々木收

クリスマスソングをSCRIPTが歌います。メロディは複雑だけれども、歌詞の内容は単純明快なラブソング。 やっぱりクリスマスイヴって、こういうもんだよね。コーラスワークがなかなかいい味を出しています。

5. route 45

作詞・作曲:渡邊崇尉

ドライブミュージックにぴったりな爽やかロックナンバー。 軽快なギターとドラムが舞い踊るアップテンポトラック。メロディも瑞々しく、SCRIPTにしては随分とカラッとしていて、なかなかかっこいいんじゃないですか。

6. ハッピーデイズ

作詞・作曲:渡邊崇尉

ミディアムテンポのファンクロック。いやぁ、濃いよ。渡邊がこういう歌詞で攻めてくるところも珍しい。 でも、これがSCRIPT。ただ、あまりに音を詰め込みすぎな印象も。ブラスも吹き荒れているし。そして、佐々木だけでなく渡邊自身もCメロパートでヴォーカルを担当。

7. 彼氏のガールフレンド 彼女のボーイフレンド

作詞・作曲:佐々木收

1980年代の歌謡曲を彷彿とさせるメロディが、いやにクセになるアップテンポチューン。 シングル「Inspiration」や「サイレン」に通じるようなキャッチーさも兼ね備えた疾走ロックナンバーですね。

8. 一晩中でもかまわない

作詞・作曲:佐々木收

ちょっとフォーキーな匂いを醸すポップロックチューン。この曲でトランペットやパーカッションまで担当してしまう佐々木。 なんだかすごいね。味のある1曲に仕上がっています。

9. スナップショット・ランデブー

作詞・作曲:佐々木收

ギターがかき鳴る爽やかロックチューン。 もう、サウンドから主人公の気持ちが滲み出ているラブソングですな。それにしても、佐々木流の言葉の波が、とにかく押し寄せてきます。

10. so far away

作詞・作曲:佐々木收

ゆったり静かなバラードナンバー。クセのある佐々木のヴォーカルが、バラードでより際立っています。 サビの前半は美メロなんだけれども、後半でちょっと我を強く出したメロディに。 ちょっと取っ付き難くなってしまった。

3rd Album『10strokes』● '06/11/3 release

実に3年ぶりのリリースとなるアルバムは、タイトルを表すかのような全10曲の打撃の数々。 ここまでのSCRIPTを一気に体現。佐々木と渡辺が5強ずつ作詞・作曲を担当しており、バランスのよい仕上がりで聞かせてくれます。 やはり、作り手の色が出ているとでも言うんでしょうか、佐々木のヴォーカルも渡辺の楽曲では違って聞こえますね。 そして、曲の中身はやっぱり、それぞれの才能が出ていて、独自の世界が広がっています。 シンプルな印象の渡辺の曲に対して、佐々木はもう、濃い世界だ。M-6「Time travel agency」やM-9「ロウニンライフ」は、顕著です。 自由に表現される言葉とともに、ストレートなロックサウンドが展開。ジャケットの爽やかさに相応するような1枚ですかね。

1. primal scream

作詞/作曲:佐々木收

アルバムのオープニングトラックは、疾走感の出たロックチューン。 佐々木の作詞・作曲で、ヴォーカルもかなりクセがあって濃いぞ。 メロディの方も、ポップでキャッチーな面とマニアックな要素がうまく絡み合っている。 オープニングから、随分とアグレッシヴにかましてくれますね。

2. daybreak moon

作詞/作曲:渡邊崇尉

渡辺が創り上げた疾走感のあるロックナンバー。 ドライブミュージックにぴったりだね。ギターがかき鳴り、音が攻撃を仕掛けてくるけれども、メロディの方は意外とシンプルに感じる。

3. バタフライ

作詞/作曲:佐々木收

ミディアムテンポのロックナンバー。アングラ感の出た渋いメロディと演奏が、かっこよく感じる。 やっぱりこれがSCRIPTなんどいう独自色がよく出ていますね。

4. ギャンブルレーサー

作詞/作曲:渡邊崇尉

かき鳴るギターがファンキーな、疾走ロックチューン。 佐々木のヴォーカルにぴったりマッチしている渡辺の詞と曲。 やっぱり、よきコンビネーションだね。言葉のチョイスも、やっぱりSCRIPT色が出ています。ノイジーなギターが、ラストで駆け巡る。

5. SECRET PLACE

作詞/作曲:渡邊崇尉

少々アコースティックテイストで、軽やかに聞かせてくれるミディアムロックチューン。 マニアックなメロディと、ちょいと淫靡な歌詞が駆け巡ります。セクシーなSCRIPTですね。佐々木のヴォーカルも、艶っぽさがある。

6. Time travel agency

作詞/作曲:佐々木收

ポップに弾ける痛快ロックチューン。もう、佐々木節が出まくったThis is SCRIPTなナンバーですね。 サビのメロディも、このフワフワ感がたまりませんね。時間旅行をテーマに、SCRIPTが縦横無尽に駆け巡る。

7. 陽のあたる場所

作詞/作曲:渡邊崇尉

爽やかな風を感じさせるネオアコースティック感たっぷりのトラック。 Moon Child時代の往年の名曲「アネモネ」のような、若さや青臭さをなんだか感じさせます。 青春を蘇らせるようなナンバーで、なんだか微笑んでしまう。

8. Sweet December

作詞/作曲:佐々木收

寒い冬を温かくさせてくれるようなミディアムテンポのナンバー。 歌詞の方は佐々木節が出まくりなんだけれども、その濃さを和らげるような温かいメロディがいい感じじゃないですか。 オルガンの音も、包み込んでくれるかのようだ。

9. ロウニンライフ

作詞/作曲:佐々木收

タイトルからして佐々木節を思い出させるけれど、曲の方もかなり濃いぞ。 エッジの効いたギターが、毒を盛っているかのようにアグレッシヴな、ミディアムロックチューンです。 サビでは爽やかさの流れるメロディ。佐々木のヴォーカルパフォーマンスにも圧倒される1曲ですね。

10. True days

作詞/作曲:渡邊崇尉

アルバムのラストを飾る疾走感たっぷりのアップテンポなロックナンバー。 力強いメッセージ性のある歌詞が、SCRIPTのこれからを楽しませてくれるようだ。 SCRIPTと参加ミュージシャン、そしてファンの結束力が感じられるね。

4th Album『THE NEWEST VISTA』● '08/3/7 release

オリジナルアルバムとしては、約1年半振りとなるSCRIPTの作品。 今回も、佐々木&渡邊コンビが絶妙な力を出しまくっています。とにかく、音に事細かにこだわって、 ロックを軸に色々な音が色々な方向から飛んでくる。どれだけ引き出しを持っているんだ。 ロックにファンク、打ち込み系からアコースティックナンバーまで、様々なスタイルを持っているSCRIPT。 しかし、それもがSCRIPT。Moon Child時代を思い出させるようなナンバーもあり、 SCRIPT2人の成熟ぶりにも触れる事ができる1枚となりました。 相変わらず佐々木は濃いけれども。

1. power water

music & lyrics by 佐々木收

随分とフランクな精神の出た曲ですね。アコースティックギターをかき鳴らして、 佐々木がシャウト。暑い時に水を飲むという行為を、これほどまでにドラマティックにしてしまうとは。SCRIPTマジックだね。

2. prism of light

music & lyrics by 佐々木收

疾走感溢れるロックチューン。そしてヘビィなサウンドを聞かせてくれる。 これぞ往年の佐々木節だ。どこか俗っぽさが出たメロディと、前向きに生きる歌詞が交差する。

3. scratch heart

music & lyrics by 渡邊崇尉

イントロ、これはMoon Childの「選ばれた場所」じゃない? それに似ているサウンドで、ちょっと懐かしい。疾走ロックチューンです。 渡邊にしてみたら、激しさ満載ですな。ただ、メロディ部に比べると、さびの温度がちょっと下がっている。

4. オールナイト・ムービー

music & lyrics by 佐々木收

男気溢れるロックチューンだね。Bメロのぶっきらぼうみたいな歌い方がまたいいじゃないですか。 そして、サビが意外にもキャッチーでかっこいい。ここできりっと決めてくれる。 作りこまれたロックを聞かせてくれるナンバーです。

5. Drops

music & lyrics by 渡邊崇尉

迫力満点のロックサウンドを聞かせてくれるアップテンポのナンバー。 暴れっぷりがたまらないけれども、結構、丁寧なつくりの1曲だね。渡邊らしさが出ているっていうことだね。 悲しくも、別れの曲です。

6. mortal coil party

music & lyrics by 佐々木收

随分と俗っぽいサーフロックを聞かせてくれるナンバーだね。 佐々木の持つ独特の歌い方と歌詞も、メロディにすごく合っています。 なんだかもう、楽しくて仕方がないという雰囲気が曲全体から伝わってきますね。

7. 笑顔のゆくえ

music & lyrics by 渡邊崇尉

アコースティックサウンドがゆったりと流れるポップロックチューン。 優しさや温かさ溢れる曲だね。ただ、サビの部分がちょっともったいない。 字足らず的で、なんだかそこだけ妙に間が空いてしまうような感じだ。

8. Life=Music

music & lyrics by 佐々木收

吹き荒れるブラスがとってもお似合いのファンクロックチューン。 こうう尖ったナンバーが、意外にしっくりとくるSCRIPT。 佐々木は本領発揮と言わんばかりに自由自在に歌っていますね。

9. setting sun

music & lyrics by 佐々木收

ヘビィなロックサウンドで幕開けるミディアムチューン。 なんだかロックの持つ反骨精神みたいなものが、音に出ているよね。 歌詞や歌い方も、結構パンチが効いているね。

10. 明日が見えなくても

music & lyrics by 佐々木收

アコースティックサウンドを味わい深く聞かせてくれるバラードチューン。 何がすごいって、ほぼ同メロディを繰り返すだけで、これほどまで寛大な気持ちを伝えている点だよね。 表現力の豊かさが出ています。

11. bicycle song

music & lyrics by 佐々木收

ハンドクラップが弾ける軽快ナンバー。 アコースティックギターとハーモニカも随分と楽しそうに奏でられています。 そして、佐々木のヴォーカルも、あの頃に戻っているような若々しさが溢れていますね。

12. ときめく風

music & lyrics by 佐々木收

アルバムのラストチューンは、すべてをまとめ上げるかのようなヘビィなサウンドを聞かせてくれるアップテンポのナンバー。 それでいて、サビではハーモニーを聞かせてくれる極上なキャッチーメロディが印象的。

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