album

Single『Crazy』● '06/3/13 release

1.

2.

<WEA401CD>

CRAZY

JUST A THOUGHT

CRAZY

Written and performed by Gnarls Barkley Produced by Danger Mouse Words by Cee-Lo Green Music by Danger Mouse *1st Album 「St. Elsewhere」 収録*

JUST A THOUGHT

Written and performed by Gnarls Barkley Produced by Danger Mouse Words by Cee-Lo Green Music by Danger Mouse *1st Album 「St. Elsewhere」 収録*

Single『Smiley Faces』● '06/7/17 release

1.

2.

<WEA410CD1>

SMILEY FACES

SMILEY FACES (LIVE ON LATER WITH JOOLS HOLLAND)

SMIELY FACES

Written by Brian Burton / Thomas Callaway *1st Album 「St. Elsewhere」 収録*

SMILEY FACES (LIVE ON LATER WITH JOOLS HOLLAND)

Take from “Later with Jools Holland”19th May 2006

拍手で迎えられて、ウキウキワクワクな感じで進行。 ヴォーカルが迫力あるね。さすがはライブな醍醐味を発揮。締め方も、野太いヴォーカルでカウント。これがまたかっこいいんだ。

Single『Who Cares?/Gone Daddy Gone』● '06/11/6 release

WHO CARES?

Written by Brian Burton / Thomas Callaway / Keith mansfield *1st Album 「St. Elsewhere」 収録*

GONE DADDY GONE

Written by Gordon Gano / Willie Dixon *1st Album 「St. Elsewhere」 収録*

1st Album『St. Elsewhere』● '06/5/9 ('06/6/21 on Japan) release

Danger MouseとCee-loによるユニット、Gnarls Barkleyが送りする1st Albumが登場。何はともあれ、シングル「Crazy」が爆発的大ヒットを記録したから、 その勢いでアルバムもどっぷりとこい味付けで勝負。 フィルムの始まりのような音でスタート。 そして、同じくフィルムの音で終わるというセンスがいい味を出しているね 。おしゃれな作りを見せてくれます。ファンクでソウルなトラックを中心に、ヒップでポップで親しみやすい味付けもこなす。 さらには迫力あるヴォーカル&コーラスの力もダイレクトに感じさせますね。「Smily Faces」「Gone Daddy Gone」「Who Cares?」などの アルバムからカットされたシングルもヒットを記録したけれども、 やっぱりどの曲も「Crazy」に食われてしまっている感じがするな。 ただ、このアルバムを入り口として、ソウルやファンクに入っていくのもいいんじゃないかな。

日本版は、ボーナストラックとして「Crazy」のインストを収録。って、あまり旨味がないような気がするなぁ。

1. Go-Go Gadget Gospel

Written by Brian Burton / Thomas Callaway / Nicolas Flagello

映画のフィルムが巻いてスタートするような音から始まるアルバムのオープニングチューン。 ソウルでファンクなサウンドに、ゴージャスなコーラスと従えては、のっけからパンチの効いたナンバーでノックアウト。 これがGnarls Barkleyだ。印象的なはぷの音に頭の中がやられます。 「Going Down To Freedom's Land」をサンプリングした強力チューン。

2. Crazy

Written by Brian Burton / Thomas Callaway / Gianpiero Reverberi

これがGnarls Barkleyだ。と言わんばかりに、大大大ヒットを記録したシングルナンバー。 まさしくCrazy About This Songなテイスト。クールなのにキャッチー、ソウルフルな味付けがかっこいい。 分厚いコーラスも盛り上げて、熱いヴォーカルが繰り広げています。さらに、サビではストリングスの音が繊細にバックアップ。 「Last men standing」のサンプリング効果がいい味を出している。

3. St. Elsewhere

Written by Brian Burton / Thomas Callaway / Barry Clark / David Costa / Celia Humphris / Stephen Brown

アルバムのタイトルチューン。「Geordie」という曲をサンプリング。 でっぷり濃厚なトラックを、ゆったりじっくりと聞かせてくれます。ヴォーカルも、とにかくソウルフル。 そして、時に効果を発揮するブラスの音がポイントだね。

4. Gone Daddy Gone

Written by Gordon Gano / Willie Dixon

ぴこぴこ音を繰り出すナンバー。Violent Fmasのカバーチューンです。 濃い味付けなのに、意外とあっさり淡々とした感じで流れてゆく。 見事にGnarls Barkley色に味付けられた作品だね。キャッチーに聞かせてくれます。

5. Smiley Faces

Written by Brian Burton / Thomas Callaway

リズミカルでポップに展開するアップテンポナンバー。 どこかしらモータウン風であり、どこかしら現代のポップチューンに染め上げたような曲。それでいて、オルガンなどの音が温かくしてくれる。 アルバムからカットされた、パンチのある曲です。

6. The Boogie Monster

Written by Brian Burton / Thomas Callaway / Armando Trovaioli / Angelo Francesco Lavagnino

ゆったりどっぷり、濃厚なモンスターの曲。 ヴォーカル自体がまさしくモンスターのような、迫力がある。音自体はまったりまったりと展開。「Ku Kluk Klan Sequence」というトラックをサンプリング。

7. Feng Shui

Written by Brian Burton / Thomas Callaway / Nino Nardini

冒頭からラップが炸裂。とにかく攻めて攻めて攻めまくる音と言葉。 「Feng Shui」って、風水のことなんだね。歌も風水によって作られたんじゃないかな、なんて思ったり。 「Tropical」という曲をサンプリング。でもって、この曲、1分半という短さながら、インパクトを残します。

8. Just A Thought

Written by Brian Burton / Thomas Callaway / Kevin Peek

ボコスカビートを打ち込んできては、スパニッシュギターと絡めて、不思議なトラックを聞かせてくれます。 力強さと切なさが入り乱れる。曲は自殺願望の男のお話。ちょっと悲哀も加えてきます。

9. Transformer

Written by Brian Burton / Thomas Callaway / Marlene Moore

高速リズムトラックをバウンシーに聞かせるナンバー。 これまた、インパクト大なんだけれども、一方的に押し寄せてく波に呑み込まれそうだ。とにかく濃いぞ。 「Rubber Solution」という曲をサンプリングしています。

10. Who Cares?

Written by Brian Burton / Thomas Callaway / Keith Mansfield

どっぷりビートとテクニカルな音づかいで、魅了するソウルフルな1曲。 「Mono Ski」という曲をサンプリングしては、じっくりと濃厚な音を投入。 ファンク熱も押し寄せてくる。ただ、そこまで印象に残る曲ではないかな。 アルバムから3枚目のシングルとしてカットされた際は、30秒ほど長めに。

11. On Line

Written by Brian Burton / Thomas Callaway

歌い方が随分とディープデドープだね。 トラックの方も、淡々としていて、暗さが襲いかかってくるようだ。 「Welcome to the Rain」という曲をサンプリング。終始淡々と。

12. Necromancer

Written by Brian Burton / Thomas Callaway

ぴこぴこでどっぷりなビートで攻めるHIP-HOPなチューン。 死体愛好者について歌っている曲なんだけれども、視点が違うというか、このグループ、ただ者ではないね。 最後は静かでしっとりと消えていくかのように。

13. Storm Coming

Written by Brian Burton / Thomas Callaway

ボコスカとした音を打ち込んできては、ちょっととっつきにくさを感じさせるトラック。 さらに、途中から軽やかプログラミングビートを投入して、随分と濃厚な1曲が誕生した。

14. The Last Time

Written by Brian Burton / Thomas Callaway / Ian Langley

アルバム本編の締めを飾る曲は、まさしくタイトルそのまま。 軽快なソウルファンクチューンで、ノリノリ。楽しさが伝わってきます。 「Chicano Chaser」という曲のサンプリング効果も出ていますね。 華やかさがどっと押し寄せてくるかのようです。

2nd Album『The Odd Couple』● '08/3/18 ('08/6/11 on Japan) release

ヒットシングル「Crazy」で、一躍名を馳せた凸凹コンビ、Gnarls Barkleyが、2枚目となるオリジナルアルバムを発表。 今回も、ソウルフレーバーたっぷりで、かなり濃い作品になっています。サンプリングも多用し、古き良きトラックをうまく現代の味へと転化。 そういうセンスが煌めくナンバー、揃っています。ただ、「Crazy」に匹敵するようなパンチのある楽曲が、今回は内容に感じる。 濃さやアグレッシヴさは伝わってくるんだけれども、かっこいいで終わってしまったような感じだな。 それでも、こもジャンルに風穴を開けたような格好は大したものだよね。 日本版は、豪華にボーナストラックを3曲収録。うち2曲が逆回し再生トラックという、なんだかひねくれていながらも、面白さが出ています。 さらにはCD-EXTRA仕様で、「Run」のPVを収録しています。

1. Charity Case

(Brian Burton, Thomas Callaway)

淡々と響き渡るトラックと、抑えめソウルなヴォーカルで展開するナンバー。 随分とナンパなテイストで、聞くにつれて、自然と体が乗ってくるような曲だね。ベースの音もいい味を出しています。

2. Who's Gonna Save My Soul

(Brian Burton, Thomas Callaway, Francesco DeMasi)

哀愁漂わせるヴォーカルが響き渡るアーバンソウルな1曲。 渋さ大爆発で、じっくりどっぷりと曲の世界を堪能できます。 淡々と展開するんだけれどお、やっぱりヴォーカルの味わい深さが引きつけますね。かっこいい。

3. Going On

(Brian Burton, Thomas Callaway, Peter Dunton)

リズミカルではじけまくりのポップなソウルチューン。 印象的なギターオフレーズに耳がいくね。時にゆっくりテンポになったかと思えば、 いきなりどっぷりディープなトラックになったりと、変幻自在な1曲でもある。 Please「Folder Man」をサンプリング。見事にGnarls Barkleyの世界に染まった1曲。

4. Run (I'm A Natural Disaster)

(Brian Burton, Thomas Callaway, Keith Mansfield)

熱をダイレクトに伝えるアーバンソウルなチューン。 タイトルのごとく、走り抜けていくような勢いが伝わってきます。「Junior Jet Set」をサンプリング。 Gnarls Barkleyの勢いをそのまま、音に表したような曲だね。後半の手拍子で一緒に盛り上がりたくなるようなノリがいい感じ。

5. Would Be Killer

(Brian Burton, Thomas Callaway, John Charles Alder)

粘り気のあるヴォーカルが忍び寄っては、まったりと繰り広げられるミディアムチューン。 John Charles Alderのトラックをサンプリングしては、アクの強いトラックに仕上がった。

6. Open Book

(Brian Burton, Thomas Callaway)

ボコスカビートを打ち込んでは、ちょっとカオスな雰囲気を見せるトラック。 「Traume」というトラックをサンプリングしては、トラウマ級の妖しげなナンバーでノックアウト。

7. Whatever

(Brian Burton, Thomas Callaway, Ronald Blackwell)

冒頭、いきなり「友達が1人もいないんだ」という歌詞がインパクトありますね。 どっぷりじっくり、ソウルでファンクでヒップでポップな1曲。それゆえ、濃さ全開でGnarls Barkleyの世界を表現。 こちらは「The Hair On My Chinny Chin Chin」という曲をサンプリングしています。

8. Surprise

(Brian Burton, Thomas Callaway, Gene Allen, Ron Dante, Bobby Feldman)

この曲も、冒頭からソウルフレーバーたっぷりで、楽しい音を聞かせてくれます。 手拍子したくなるようなノリで、呑み込む1曲。 「Building With A Steeple」という曲をサンプリングしては、突き抜けていくほどにホットなトラック。 ギターやパーカッションの音がポイントになるね。

9. No Time Soon

(Brian Burton, Thomas Callaway)

ギターをメインに、じっくりじっくりと聞かせてくれるバラードナンバーは、 どこかしらブルースな雰囲気を出して、とにかく渋さ全開。そして、色々な音を加えては、ボコスカとしたアレンジで聴かせる。 なんだかんだで、濃くなったね。別れの歌です。

10. She Knows

(Brian Burton, Thomas Callaway, C. Payne)

よく聞くと6拍子のナンバーで、軽快に展開するトラック。 時に濃く、時に爽やかに聞かせてくれるナンバーです。でも、正直、個性を出しすぎて、掴みにくいかな。 「Gentle Flute」というトラックをサンプリング。

11. Blind Mary

(Brian Burton, Thomas Callaway)

随分とウキウキワクワクで、ちょっとキラキラしたナンバーだね。 シンプルでストレートなラブソング。内容がサウンドに見事に表れています。 盲目の彼女は、醜い自分を顔で判断しないで、心で判断してくれるんだ、という内容です。

12. Neighbors

(Brian Burton, Thomas Callaway, Nico Fidenco)

ソウルフレーバーたっぷりのミディアムグルーヴチューン。 淡々としたブレイクビーツをかぶせるように、ソウルフルなヴォーカル&コーラス、そして演奏をどっしりと聞かせてくれます。 ご近所づきあいの難しさを、哀愁を漂わせながら歌っています。ちょっと怖いね。

13. A Little Better

(Brian Burton, Thomas Callaway, Pierre Nacabal, Michel Yvon Goudy)

アルバム本編のラストを飾るミディアムチューン。 人生を語るかのような歌詞が、今までの流れを一気に変えてきたね。じっくりと聞かせてくれます。 「Tryin To Be Free」という曲をサンプリング。ベースの音が結構効いていますね。

14. (Retsasid Larutan A M'i) Nur

逆再生バージョン。オリジナルの要素が残っているけれども、メロディラインが変わったことで、ちょっと別の曲に思えてきます。

15. No Gniog

逆再生バージョン。やっぱり音が戻しているという雰囲気にさせるね。 ただ、意外とさらっとした感じだ。

16. Who's Gonna Save My Soul (Live Organ Mix)

ライブミックスということで、生音、特にオルガンの音でその世界を作り上げてきます。 オリジナルよりも、若干、テンポを下げて、より一層、曲の世界をどっぷりと聞かせる。 音が、より一層濃くなったせいか、さらに哀愁を漂わせるね。

CD-EXTRA. Run (I'm A Natural Disaster)

昔のテレビ番組のような、ソウルトレインよろしく、みんな楽しく歌って踊って騒いでいます。 レトロなんだけれども、曲の世界が見事に表れた作品だね。

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