album

1st Album『LOST MELODIES』● '94/4/25 release

シンガーソングライター、奥井亜紀の記念すべきデビューアルバム。デビュー曲「銀のスプーンで」で聴かせてくれた儚げなヴォーカルをベースに、高音ヴォーカルで魅了してきます。 そう、この人の武器はこのヴォーカルなんだよね。様々なヴォーカルスタイルで、リスナーをぐいぐいと引き込む力がすごいです。 バラードナンバーを中心に、ミディアム~スロー系の楽曲を取り揃えております。この時点で、すでに奥井亜紀の世界が出来上がっているね。 特に、アルバムタイトルチューンのラストナンバー「Lost Melodies」の繊細かつ大胆な音づいかいとヴォーカルには、圧倒されてうっとりさせられます。感動です。 身近なことから壮大な部分まで、あらゆる世界を自分のものにして、奥井亜紀が包み込んでくれるような1枚です。

1. 銀のスプーンで

Words & Music by 奥井亜紀 Arranged by 菅野よう子

シンガーソングライター、奥井亜紀の記念すべきデビューシングル。随分と儚げなヴォーカルで、聞いているこっちまで心配したくなりますね。 シンプルなピアノアレンジを担当したのが菅野よう子というのが、驚きです。本人もPfで参加。さらにストリングスも入ってきて、繊細でダイナミックなバラードに仕上がりました。 間奏が圧巻だな。ドラマティックに聞かせてくれる1曲です。

2. I'm Free

Words & Music by 奥井亜紀 Arranged by 小野寺明敏

随分と、元気いっぱいなイントロは、これぞ奥井亜紀な明るさいっぱいポップチューン。 歌詞も応援歌。小さい夢だっていいじゃないか、そうだ、そうだ。音もヴォーカルも弾んでいて、こっちまでウキウキと弾んできます。

3. Close to the sky

Words & Music by 奥井亜紀 Arranged by 大村雅朗

これまた感動的なメロディを聞かせてくれるバラードナンバー。 春の出会いと別れにぴったりな雰囲気で、奥井亜紀のヴォーカルも切々としていながら訴えかけてくるようだ。リコーダーの音も、学校生活を思い出させます。

4. I LOVE YOU

Words & Music by 奥井亜紀 Arranged by 小野寺明敏

ストレートなタイトルとは裏腹に、3拍子のトラック。 さらにエスニック風味なメロディとテンポの変化に富んだ、相当ひねりのあるナンバー。奥井亜紀、かなり工夫を凝らしてきたね。切なく訴えかけてくるような曲です。

5. TAKE OFF

Words & Music by 奥井亜紀 Arranged by 大村雅朗

アンビエント風味のサウンドに乗せて、奥井亜紀のハイトーンヴォーカルがこれでもかというくらいに響き渡る。 それにしても、意味深な歌詞のナンバーだね。石川鉄男に松原正樹、吉川忠英に美久月千晴と、豪華なミュージシャンたちが参加しています。

6. 0.99

Words & Music by 奥井亜紀 Arranged by 鶴来正基

静かにピアノが響き渡る3拍子のバラードナンバー。他の人のことが好きな男性に対して想いを寄せる主人公のお話。 友達と恋人の間で揺れる主人公の切ない想いを、歌詞に綴っています。そんな学校生活、タイトルは反対の0.01%の可能性を示しているようにも思えます。

7. もう何にもいらない

Words & Music by 奥井亜紀 Arranged by 小野寺明敏

シンセの音できらびやかさを出して、洗練されたイメージを作るミディアムチューン。 奥井亜紀のハイトーンヴォーカルも、瑞々しく舞います。随分とファンタジックな世界を構築していますね。ドリーミングです。

8. 幸せのつくりかた

Words & Music by 奥井亜紀 Arranged by 菅野よう子

菅野よう子のアレンジで聴かせてくれるしっとりバラードナンバー。12弦ギターのざらっとした音使いがポイントになっているね。 間奏のコーラスでは、奥井亜紀のコーラスワークが発揮されています。幸せってなんだろうね。

9. はじめの一歩

Words & Music by 奥井亜紀 Arranged by 大村雅朗

ゆったり、まったり、どっしりと。まるで一歩一歩、力強くしっかりと進んでいくような1曲。 奥井亜紀の応援歌です。ここではCobaがアコーディオンで参加していますよ。優雅で軽やかですね。牧歌的なメロディも、心が温まる。

10. Lost Melodies

Words & Music by 奥井亜紀 Arranged by 大村雅朗

アルバムのラストを飾るタイトルチューンは、じっくりと聴かせてくれるバラードナンバー。 西本明のピアノをバックに、ゆったりと展開。そして、奥井亜紀の感情のこもったヴォーカルが、どっと押し寄せてきます。間奏からはさらに音がダイナミックに盛り上げてきますよ。

2nd Album『Wind Climbing』● '95/3/25 release

奥井亜紀の2作目となるオリジナルアルバム。何はともあれ、アニメのテーマソングとなった「Wind Climbing」のヒットが大きいからか、 アルバムタイトルも同名となるほどの勢い。今回は「風」をテーマに、様々なタイプの楽曲を、奥井亜紀の武器でもあるハイトーンのヴォーカルで聞かせてくれます。 現実味溢れる恋愛ソング、失恋ソングをはじめ、幻想的な歌やポップなナンバーなど、奥井亜紀節満載の楽曲勢ぞろい。 物語的な作品は、どこかしらシンガーソングライターの谷山浩子に通じるものがあるね。 シングル「泣くもんか」「Wind Climbing」の力も強いけれども、「Win Win Wind」の破壊力もハンパないね。奥井亜紀=元気なイメージがまさしくぴったりな楽曲です。 ラストのバラード3連発はちょっと疲れる流れかな。ジャケットで風を受けている奥井亜紀の姿が、本当に気持ち良さそうだ。

1. Speed of Love

作詞:奥井亜紀 作曲・編曲:小野寺明敏

清々しいオープニングで瑞々しさが広がるね。 いきなり壮大なナンバーをぶつけてきた奥井亜紀。サビでテンポアップしても、そのヴォーカル力は健在で、ハイトーンが響き渡る。伸びやかで、聞いていて心地がいいね。

2. 泣くもんか

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:大村雅朗

アコースティックギターのメランコリックなイントロが印象的な奥井亜紀の3枚目となるシングルナンバー。 どこかしらサウンドはファンタジックな雰囲気もあり、歌謡曲のようなテイストもあって、いろいろな面を覗かせる。 この切なくも哀しいシチュエーションにはぴったりのメロディとヴォーカルだよね。泣くもんか。その意思を表示するだけでもかっこいい。

3. Win Win Wind

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

こういう弾けた楽曲が本当にお似合いの奥井亜紀。ポップなサビから始まるアップチューン。元気いっぱいに歌う奥井亜紀が取っても楽しそうだ。 サビもとってもキャッチーで覚えやすく、一緒に歌いたくなりますね。間奏のギターが意外にもアグレッシヴで、うねりを上げています。

4. 夏予報

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:鶴来正基

しっとり聞かせてくれる奥井亜紀のヴォーカル。美しく繊細に響き渡るピアノとヴォーカルが美しいね。 2番が終わって入って来るストリングスのゴージャスなこと。夏らしさはあまり感じないけれども、奥井亜紀の世界観は出まくっていますね。

5. 風になりたい

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:大村雅朗

続いても、じっくりと聞かせてくれるバラードチューン。 ジワジワと広がるシンセの音が盛り上げてきますね。そして、サビに入ると煌びやかな力を増して、その世界が創り上げられる。 後半では大盛り上がりの音。これまた、別れた後の気持ちが突き刺してくるような歌詞だ。

6. あしかになってしまいたい

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

まさかの打ち込みトラックで驚かせる奥井亜紀。ポップなビートとハイトーンのヴォーカルが、不思議なハーモニーを奏でる。 こういう歌詞は、まさしく奥井亜紀ワールド。なぜにアシカなのか。サビが極上キャッチーに駆け巡る。

7. フィーヨルディー (北の港に住む精霊)

作詞:奥井亜紀 & 鈴木県 作曲:奥井亜紀 編曲:鶴来正基

奥井亜紀自身の印象的なコーラスで始まるナンバー。タイトルにあるような、北欧感が出ていますね。サビ前Bメロの独特の流れがツボです。 サビのメロディも切なく、風に乗って届けられているようです。2本のマンドリンがその世界を出す。

8. Wind Climbing ~風にあそばれて~ (Album Version)

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

奥井亜紀=「魔方陣グルグル」のコンビの決定版。奥井亜紀の自由奔放なメロディが炸裂して、 とっても突き抜けるポップチューン。ウキウキワクワク。まるで冒険に出ているかのような感じが、歌詞から伝わってきます。そして、どこまでも清々しいサビだね。風に乗って本当に気持ちがいい。 ここまで奥井亜紀のハイトーンヴォーカルが生きた楽曲はないね。キャッチーなメロディも、駆け巡ります。

アルバムでは、壮大なイントロが登場。奥井亜紀の声をフィーチャー。そして、サビではヴォーカルを重ねているのかな? これはちょっといただけないな。間奏では、よりドリーミングになっていいんだけどね。

9. 愛はかける

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

プログラミングビートとアコースティックギターが不思議なハーモニーを生み出すミディアムバラードチューン。 もう奥井亜紀の世界です。優しいメロディと高らかなハイトーンヴォーカルに包まれます。間奏のトランペットもドリーミング。なんか、懐かしさがあって心が安らぎますね。

10. 三日月夜

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:大村雅朗

壮大なバラードチューン。夜がぴったりに合うね。いつにも増して、緊迫感が漂う奥井亜紀のヴォーカルがかっこいい。 とにかく重厚なシンセサウンドにノックアウトです。しかし、その重く暗いサウンドとリンクするかのような歌詞の世界。

11. 夕映えにゴスペル

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:紅林弥生

バラード3連発。こちらはしっとりピアノをベースにしたシンプルな感じの曲。ゴスペルナンバーではないのであしからず。 ピアノだけでもうっとりなのに、間奏ではシンセサイザーが広がってゆく。さらにうっとりさせてくれるね。奥井亜紀のヴォーカルをトコトン堪能できる曲です。

3rd Album『Voice of hallelujah』● '95/10/25 release

奥井亜紀の3枚目となるオリジナルアルバム。今回のテーマは「声」ということで、オープニングとエンディングを聖歌隊の極上ゴスペル風コーラスで包み込んでくれる。 ヒットシングル「晴れてハレルヤ」を中心に、伸びのある奥井亜紀のハイトーンヴォーカルが宙を舞う。 元気でポップな楽曲な陽の面と、どっぷりじっくりと聞かせてくれる陰の面を上手い具合に見せるバランスがいいね。 「晴れてハレルヤ」の続編的なナンバーがあったり、面白い楽曲がある一方で、「Tagtea」の壮大な世界には圧倒させられます。 「もろびとこぞりて」を挟んで、10分を越える大作をぶつけてきた奥井亜紀。もしかしたら、この曲がこのアルバムの核になっているのかも。 1年で2枚のオリジナルアルバムを作ってしまったほど、精力的で、まったく手抜きの面も見せない楽曲のつくり。年末の季節感もあって、聞き応えのある作品となりました。

1. allelujah

作詞:奥井亜紀 & 西東レモン 作曲:奥井亜紀 編曲:田村誠

アルバムのオープニングを飾る壮大なゴスペルナンバー。 ただでさえハイトーンのヴォーカルが武器となる奥井亜紀が、バックのコーラス部隊を引き連れて、さらに光り輝く。 1分弱のイントロダクションに過ぎないけれども、とてつもない何かを感じる1曲。

2. つよくなりたい

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:大村雅朗

これぞ奥井亜紀な極上ポップチューン。 ポップなビートに乗せて、ウキウキワクワクな気分を届ける奥井亜紀のヴォーカルが、伸び伸びと広がる。働く人への応援歌だね。

3. Lovin' you

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:大島ミチル

なんと奥井亜紀×大島ミチルという豪華な共演。 イントロからストリングスが美しく響き渡ります。そして、しっとりしなやかな音を届ける大島ミチルのキーボードもうっとりさせてくれます。 美しきバラード。切なく歌い上げる奥井亜紀のヴォーカルはさすがです。

4. 勇気の鐘 ~晴れてハレルヤII~

作詞:奥井亜紀 & 西東レモン 作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

タイトルからわかるように、ヒットシングルナンバー「晴れてハレルヤ」の続編的ナンバーです。メロディはそのままだけれども、歌詞はガラリと変わって、結婚をテーマに。 アレンジもちょっと大人っぽく、抑え目のポップみたいな感じかな。最後の鐘の音から幸せがいっぱい降り注ぐ。

5. ゆきうさぎ

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:大村雅朗

アコースティックな雰囲気のバラードチューン。どこかしら演歌のような要素もあって、歌詞も切なく哀しい雰囲気をドップリと聞かせる。 この曲、何気に豪華で、本田雅人がサックスで参加していたり、バックコーラスで杉真理が歌っていたりと、 かなりの力の入れ様ですね。とにかく奥井亜紀の美しいメロディが響き渡ります。冬の情景とともに。

シングルカットされた際は、ミックスが施されての仕様で。どこかしら、サラッと整った感じかな。

6. friends

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:大村雅朗

シンプルな感じのバラードナンバーは、タイトルそのまま友達を題材に、 奥井亜紀が歌います。途中でテンポがゆったりとなっては、思いがグッと込められているところがいいんだ。でも、歌詞は深読みすると、ちょっと切ないかもね。

7. 晴れてハレルヤ <Album Version>

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

なんてドリーミングなんだ。奥井亜紀×魔方陣グルグルの第2弾テーマソングは、極上ポップなアップテンポチューン。 しゃれの効いたタイトルが表すように、ウキウキワクワク晴れ晴れしているナンバーです。覚えやすくキャッチーなサビのメロディの破壊力がハンパない。子供から大人まで、楽しめる1曲だね。

アルバムでは、いきなりアカペラコーラスで、まさしくハレルヤ気分でスタート。後はオリジナルと同じ流れかな。

8. The Day After

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

イントロでコミカルな音を聞かせては、そのままのノリで弾けまくっています。 コメディ映画のようなおもちゃ箱をひっくり返したような、音が極上ハッピーな気分にさせてくれます。ここまでハッピーな気分にさせてくれるとは、すごい力だ。

9. 夢の帆船

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

奥井亜紀のストレートな気持ちが曲に表れたナンバー。自身達を帆船に例えて、大海を目指して進んでいこうという前向きナンバー。 なんだか冒険活劇みたいで、1つの物語を聞いているようだ。最後、一瞬だけ違うサウンドが挿入されたけれども、それはちょっと違うんじゃない?

10. Tagtea

作詞:奥井亜紀 & 西東レモン 作曲・編曲:小野寺明敏

これまた壮大なナンバーだな。プログラミングの音がアンビエントながら、壮大に感じられる。 じっくりどっぷりと、奥井亜紀の世界に浸る1曲。でも、歌詞の方はかなり辛辣だな。結構、共感する。ああ、そうだよね、何でこんなにわかるんだろう。 途中で「もろびとこぞりて」を挟んでは、大合唱に。それまでマイナー調メロディだったサビが、 クライマックスではメジャー調にアレンジされて、コーラスも加わって、さらに転調してと、壮大になっています。最後は「もろびとこぞりて」大合唱。10分もの大作。すごいです。

11. Pray snow

作詞:奥井亜紀 & 西東レモン 作曲:奥井亜紀 編曲:大島ミチル

アルバムのラストを締めるナンバー。こちらも大島ミチルが編曲として参加。チェンバロのようなキーボードの音が、ゴスペル雰囲気をさらに盛り上げる。 そのテイストで始まったと思ったら、どっしりロッカバラードに変身。そして再びコーラスパートに戻って聞かせてくれました。

4th Album『You're the only melody』● '96/11/30 release

奥井亜紀の4枚目となるオリジナルアルバム。今作も、独自の世界観を出す歌詞をはじめ、ハイトーンヴォーカルを生かして魅了してくる楽曲が収められています。 シングルカットされている「BOYS BE BRAVE ~少年よ勇気を持て~」はアルバムバージョンで、「しあわせのいろ」も表記はないものの、ストリングスバージョンで聞かせてくれるところは、 より一層のこだわり感が出ていますね。流石に4枚も重ねると、奥井亜紀の世界がギュッと凝縮されて、じっくりと伝わってくるわけですよ。そして、やっぱりこれ以上に、 ヴォーカルにやられてしまうんだな。一体どこからこの声が出てくるんでしょうか。とにかく驚きのヴォーカルです。

1. グーグー・ア・ガーガー

作詞:奥井亜紀&西東レモン 作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

アルバムのオープニングを飾るナンバーは、冒頭からコーラスを加えては、アフリカンな雰囲気を出して大地を揺さぶる。 ハキハキ元気な奥井亜紀のヴォーカルも、楽しさがいっぱい響き渡ります。そして、何はともあれ、コーラス隊が強力でいいね。腹鼓もポイントが高い。

2. BOYS BE BRAVE ~少年よ勇気を持て~ <アルバム・バージョン>

作詞:奥井亜紀&西東レモン 作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

奥井亜紀×アニメのコンビネーションは、とってもポップで華やかに。 今回は「クレヨンしんちゃん」のテーマソングだ。とにかく歌詞の弾けっぷりがいいね。シャレを利かせたりと、遊び心が満載です。 しかし、メロディパートでこんなにウキウキワクワクさせたのに、サビでは壮大なバラードへと変身。呆気に取られます。 もちろん、奥井亜紀の武器でもある高音ヴォーカルが自由気ままに伸びやかに広がってゆくわけです。

3. 魔法の呪文

作詞:奥井亜紀&西東レモン 作曲:奥井亜紀 編曲:大村雅朗

優しさ溢れるミディアムナンバー。シンプルな音使いは、どこかしらEric Clapton「Change the World」のような雰囲気を放ってきます。 あなたの言葉の魔法の呪文。シンプルかつ温かいラブソング。あなたへの感謝の歌でもありますね。

4. 勝子の就職物語

作詞:奥井亜紀 作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

まさかの4つ打ちダンスチューン。アグレッシヴなトラックに乗せて、元気一杯に歌を聴かせてくれる奥井亜紀。 就職活動について、奥井亜紀なりの切り口で聞かせてくれます。それにしても、とってもハイトーンなヴォーカル。トラックがインパクト強くて、あまり歌詞が入ってこない。

5. しあわせのいろ

作詞:奥井亜紀 作曲:奥井亜紀 編曲:若草恵

なんとアルバムではストリングスバージョンで収録。訴えかけてきます、すごいです。素晴らしさに包まれるアレンジだ。

6. 春水面

作詞:奥井亜紀&西東レモン 作曲:大村雅朗 編曲:大村雅朗

まろやかバラードナンバー。大村雅朗が作曲も務めていて、シンプルさを前面に出すメロディラインに染まります。 じっくりと聞き入ってしまうね。

7. You're the only melody

作詞:奥井亜紀 作曲:奥井亜紀 編曲:大村雅朗

アルバムのタイトルチューン。こちらもアフリカンなビートをベースにした、壮大な雰囲気を漂わせてきます。 そこに、上で訴えかけてくるような奥井亜紀のメロディラインが物を言います。

8. Love & Love

作詞:奥井亜紀&西東レモン 作曲:小野寺明敏 編曲:小野寺明敏

奥井亜紀のシングルナンバーは、前作「しあわせのいろ」より2ヶ月振りという、短いインターバルで登場。 こちらは壮大なミディアムチューンで、じっくりと聞かせてくれる奥井亜紀のヴォーカルに圧倒されます。サビがトコトン突き抜けていて、高音ヴォーカルの魅力をたっぷりと聞かせてくれるんです。 とにかく愛に溢れた1曲で、大きく広がってゆきます。愛することの素晴らしさが、歌詞から声から届けられます。

9. Lonely Wolf“WORRY”~ウォリーという名のオオカミ~

作詞:奥井亜紀&西東レモン 作曲:奥井亜紀 編曲:大島ミチル

笛の音色がエスニックなテイストを出してきては、ドラマティックに飾ってきました。これまた、しっとりバラードで聞かせてくれます。 一匹狼WORRYの物語をダイナミックに聞かせてくれます。とっても壮大なストーリーですね。ストリングスも効果絶大。

10. 風天

作詞:奥井亜紀&西東レモン 作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏&奥井亜紀BAND

アルバムのラストを飾る3連のバラードナンバー。アコースティックサウンドが心地よい1曲。「くよくよ悩むことなんかない」と、 元気付けてくれる奥井亜紀に救われるナンバーだね。

Best Album『Straw Color ~Single Collection & More~』● '97/9/25 release

独特の世界を聞かせるシンガー、奥井亜紀の初となるベストアルバムが登場。デビューからこれまでにリリースした全8曲のシングルを、全てシングルバージョンで収録。 デビュー曲「銀のスプーンで」が菅野よう子の編曲だったり、ところどころで柴草玲がピアノで参加していたり、新たな発見もできる歴史があります。 やっぱり「Wind Climbing」や「晴れてハレルヤ」のタイアップの力ってすごいよな。曲も大らか朗らかに。 そして、シングルだけでなくアルバムに未収録だった「あなたに会いに行こう」や「Lost Melodies」の未発表バージョンなど、“モア”な部分も 豪華なんだな。特に「My Best Song」は心温まる1曲。人とのつながりを丁寧に歌った奥井亜紀らしいナンバーです。 明るい曲や温かい曲、切なく訴えかけてくる曲など、いろんなバリエーションとハイトーンヴォーカルが響く作品の数々。 このアルバムをもって、レコード会社のワーナーから離れて、しばらくお休みとなった奥井亜紀ですが、音楽はいつでも穂を揺らして届けてくれるのです。

9. Lost Melodies (未発表バージョン)

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:大村雅朗

1st Albumのタイトルチューンの未発表バージョン。神秘的でアンビエントな雰囲気。奥井亜紀のヴォーカルも、神々しく聞こえます。 悲しさや切なさもアップ。cobaがアコーディオンで参加しているところにも注目。

12. My Best Song

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:小野寺明敏

ラジオでの人とのつながりをテーマに歌い聞かせる奥井亜紀のミディアムナンバー。 伸びやかなメロディとヴォーカルに引き込まれていきます。元気付けられる1曲だよね。歌のチカラって、やっぱりすごいよな。そして、壮大に広がってゆくのです。

5th Album『DENIMUM』● '03/4/21 ('07/8/29) release

ベストアルバム「Straw Color ~Single Collection & More~」をリリースした後、活動を休止していた奥井亜紀が復活。 実に約6年半ぶりとなるアイテムは、久しぶりとなるオリジナルアルバム。これで活動再開だ。 今作は飾りっ気がなく、今の気持ちを素直に届けてくれる奥井亜紀の姿がここにあります。 「あなたが好きです」「よくわからないや」「でも、おもしろい人生」。肩の荷が下りたような、シンプルに聞かせてくれる歌詞ですね。 メロディはやっぱり奥井亜紀の世界。独特なメロディラインに引き込まれます。手が込んでいて楽しませてくれますよ。奥井亜紀、改めて、その声と歌詞、そしてメロディをじっくりと伝えてくれます。

1. アウトレット

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI wrirten by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA

ピアノの音が鮮やかに広がるミディアムナンバー。奥井亜紀の自由自在なメロディとヴォーカルが、悠々自適な雰囲気を届ける。 時々、歌い方が語りかけてくるような感じだったり、表現力があってなかなかいいね。

2. 春告鳥

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI wrirten by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA additional arranged by TETSUYA MIYAWAKI

淡々と鳴るプログラミングビートと、オーガニックなアコースティックギターの音が空間を作る1曲。 奥井亜紀が優しく語りかけてくれるようなバラードンナンバーです。メロディパートとサビパートの雰囲気が違うよね。 サビのメロディは、童話のような柔らかさと優しさが包み込んでくれるようだ。春のほのかな温かさが伝わってきます。

3. AKA

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI wrirten by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA

ギターの音が鮮やかなミディアムチューン。赤い色をテーマに、奥井亜紀の独特な世界が広がっていきます。「女の子」の気持ちって、複雑だよね。

4. 冬灯花

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI writren by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA

ピアノの音がどっしりと入ってくるミディアムバラードナンバー。 しかし、Bメロではピアノの音が躍って変身。サビでは再びどっしりとした音。奥井亜紀が心の奥から叫び上げる。

5. SPARK

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI wrirten by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA

タイトル通りに弾けていますね。元気いっぱいなサウンドを聞かせてくれるポップチューン。 メロディパートの歌い方が、なんだか矢野顕子みたいだ。自由な雰囲気があっていいね。 一方で、サビのヴォーカルが伸びやかで、これぞ奥井亜紀の醍醐味を聞かせてくれる。

6. 小春雨

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI writren by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA

イントロから切なさ、哀しさの出た曲。奥井亜紀のヴォーカルも、切々と聞かせてくれるバラードナンバー。 アコースティックギターの音も優しく、歌詞の世界を表すように、抑揚がありますね。ドラムの淡々とした音が、優しく降り注ぐ雨のようだね。

7. ファンタジーワールド

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI writren by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA

冷たさや鋭さを感じる楽曲。タイトルに反して、ダークな雰囲気を放ってくる。 どっしりと強力サウンドをバックに、奥井亜紀が切々と歌い上げます。そういう裏腹な部分が逆に新鮮で魅力的なのかも。

8. キス、して。

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI writren by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA

奥井亜紀の愛が詰まったバラードナンバー。ストレートなラブソングをガツンとぶつけてくる。あなたが好き。キスをしよう。愛に溢れているね。 大阪弁の語りも途中で入ってきては、等身大の彼女の姿がここにあるような気がする。ラストサビで訴えかけるように歌うところが印象的ですね。

9. 明日は明日の風まかせ

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI writren by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA additional arranged by TETSUYA MIYAWAKI

躍るギターとパーカッションがエスニック風味を効かせてきた。なかなかいいね。タイトルのごとく、自由なスタイルが表れている。 奥井亜紀流人生応援歌。現代の荒波を優しくサポートしてくれるように、歌を聞かせてくれます。

10. 好きだって今日は言ったっけ?

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI writren by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA additional arranged by AKIRA NISHIMOTO

あなたが好きだという思いが伝わってくるピアノバラード。 「あなた」と「私」の距離がとっても近いよね。耳元で囁くくらいのシチュエーションがぴったり。それほどあなたのことが好きなんだなぁ。

11. under current

produced by HIDEYUKI FUKASAWA & AKI OKUI writren by AKI OKUI arranged by HIDEYUKI FUKASAWA

奥井亜紀によるピアノ弾き語り。荷物が全て運ばれた我が家を見て、自身のことを振り返るように、切々と歌い上げます。 おかんのエピソードが、とっても心温まるね。大阪弁も登場して、奥井亜紀の人柄も滲み出てくるバラードナンバーです。

13th Album『TIMEcARTRIDGE』● '09/5/13 release

シンガーソングライター、奥井亜紀のデビュー15主年記念アルバムだそうです。ライブですでに披露してた曲などを収録して、今の奥井亜紀をストレートに感じさせる作品が詰まっています。 川村結花のサウンドプロデューサーとしてもお馴染みだった深澤秀行と今回はタッグを組んで、瑞々しさの出たポップなナンバーが広がってゆきます。 軽やかな曲や、ギターをメインにした曲、アコースティックテイストでしっとりと聴かせてくれる曲など、様々なタイプのサウンドを届けてくれます。 そこに、奥井亜紀の武器でもある伸びやかなヴォーカルが広がっていきます。今回も元気一杯ハイトーンヴォーカルや、説得力のある芯のあるヴォーカルパフォーマンスで、魅了してきますよ。 また、タイトルや作詞からも、とても温かい雰囲気が伝わってきて、奥井亜紀らしさが十二分に伝わってくる作品に仕上がりました。

1. 音海スイング

Lyrics & Music☆奥井亜紀 Sound Producer☆深澤秀行 and 奥井亜紀

軽やかな音使いで、伸びやかに歌う奥井亜紀が印象的なポップチューン。 アコースティックをベースにした音使いに温かさを感じる。自然と手拍子もしたくなるような、弾んだ具合が、奥井亜紀らしさを出してくる。うん、爽快だ。

2. ドロップ

Lyrics & Music☆奥井亜紀 Sound Producer☆深澤秀行 and 奥井亜紀

いつも以上にヴォーカルが太い奥井亜紀。芯がしっかりとしていて、ストレートにぶつかってくるようなミディアムチューン。 西本明のピアノの音も滑らかで、弾みをつける。爽やかさと力強さを感じる1曲。

3. ハジマル

Lyrics & Music☆奥井亜紀 Sound Producer☆深澤秀行 and 奥井亜紀

ギターの音がポイントになるポップチューン。 打ち込みのリズムが一定なんだけれども、サビではパッと広がって、眩しく輝く。奥井亜紀の熟したヴォーカルも元気一杯に伝わってきますね。

4. 新日

Lyrics & Music☆奥井亜紀 Sound Producer☆深澤秀行 and 奥井亜紀

こちらもギターの優しい音色が響き渡るミディアムスローのバラードチューン。 奥井亜紀本領発揮の澄んだ高音ヴォーカルを聴かせてくれます。基本的には同じメロディの繰り返しなんだけれども、 じわじわと浸透してきますね。「新しい日」で「新日」。このタイトルはまさしく奥井亜紀ワールドですね。

5. 春採湖

Lyrics & Music☆奥井亜紀 Sound Producer☆深澤秀行 and 奥井亜紀

3分の4拍子で聞かせるまったりバラードナンバー。 キラキラした音に、オルガンの淡い音がいい感じに奥井亜紀のヴォーカルと融合する。北海道の釧路にある春採湖について歌ったナンバーです。

6. B型のオンナ

Lyrics & Music☆奥井亜紀 Sound Producer☆深澤秀行 and 奥井亜紀

タイトルも面白い。このアルバムの中でもコミカルな部類に入るナンバーは、そのままB型の女性についての様子を奥井亜紀が歌います。 メロディパートはざっくりギターの音を特徴的に聞かせる。一転して、サビではゴージャスな雰囲気でどっしりと聞かせる感じです。

7. ああ、春だ。

Lyrics & Music☆奥井亜紀 Sound Producer☆深澤秀行 and 奥井亜紀

ピアノとギターが軽やかに響き渡るポップなナンバー。 ウキウキわくわくな気分。奥井亜紀のヴォーカルが丁寧なヴォーカルを届けてくれるナンバー。タイトルのような春めく陽気さや温かさが伝わってくるね。うん、心地よい。

8. 月と自転車と

Lyrics & Music☆奥井亜紀 Sound Producer☆深澤秀行 and 奥井亜紀

軽やか且つ疾走感を伴ったポップなナンバー。 奥井亜紀のふわっとしたようなヴォーカルと、きらめくピアノの音やギターの音が温かも伝えてくるね。自転車を漕いで、駆け抜けてゆく様が瑞々しく届けられる。

9. 真夏日

Lyrics & Music☆奥井亜紀 Sound Producer☆深澤秀行 and 奥井亜紀

アコースティックな雰囲気でしっとりと始まったバラード。 心に染み込んでくるような奥井亜紀のヴォーカルうが、どんどんと広がってゆく。暑さを全く感じさせないサウンドと、夏の情景を切り取るシチュエーションに、ほっこりとさせられますね。

10. 緒結び

Lyrics & Music☆奥井亜紀 Sound Producer☆深澤秀行 and 奥井亜紀

ギターの音が優しさを届けるバラードナンバーで、アルバムを締めます。飾るわけでもなく、よくある日常の風景を切り取る感じで、温かさを出してきた。 「あなたが握るおむすびが食べたい」というシンプルな言葉がより一層、愛の形を膨らませてくる。

13th Album『OPENER』● '12/7/25 release

奥井亜紀、久しぶりとなる作品は、ベスト&ニューアルバムという形で、これまで発表した作品の中から、アニメのタイアップがついたナンバーを中心に選曲。 正直、やっぱりアニメの印象が強いんだよね、奥井亜紀は。 「魔法陣グルグル」に「∀ガンダム」、「クレヨンしんちゃん」など、彼女を代表する曲を集めています。曲の雰囲気は変われど、どの曲も奥井亜紀特有のヴォーカルで魅了してきます。 一方、新曲の方は、前作アルバム「TIMEcARTRIDGE」でタッグを組んだ深澤秀行が音作りを担当。ベスト収録曲になぞらえたようなアプローチで、 奥井亜紀を輝かせています。元気一杯な部分は、やっぱり奥井亜紀らしさを見事に引き出していますね。タイトルは「OPENER」。新しい奥井亜紀をオープンして、聞かせてくれた感じの作品です。

3. 心のファンファーレ (Album ver.)

作詞:BW プロジェクト 作曲:田代智一 編曲:後藤康二 (ck510)

賛美歌のように美しいコーラスで幕開けるナンバー。 奥井亜紀のヴォーカルを、うまく生かしたアカペラトラックです。珍しく、作詞・作曲は他人によるもので、奥井亜紀は歌に徹しています。 声の力を思い切り感じることができ、圧倒されます。

4. インタビュー

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:深澤秀行

往年の奥井亜紀らしさの出たポップチューン。 アコーディオンのような、ピアニカのような音が、温かく響き渡っています。なんだか初期の軽やかポプな雰囲気が蘇ったかのような曲だね。

5. 限りなき旅路

作詞:C. Piece 作曲・編曲:菅野よう子

デビュー曲のアレンジも手がけた菅野よう子が作曲とアレンジを手がけたナンバー。まるでロックオペラのような、軽やかながらに力強く伝わってくる。 奥井亜紀のヴォーカルも、どこかしらミュージカル調でダイナミック。それ以上に曲の方がダイナミックに広がっているんだよね。素晴らしい1曲。

6. 月の繭

作詞:井荻麟 作曲・編曲:菅野よう子

デビュー曲のアレンジを手がけた菅野よう子が作曲・アレンジを手がけたナンバーは、 エスニックな雰囲気で異国感を壮大に広げるバラードナンバー。歌詞もまるで古の雰囲気を出してくる。奥井亜紀の新たな世界が表れたような1曲だね。

7. カランドリエ

作詞:奥井亜紀 作曲:田代智一 編曲:後藤康二 (ck510)

メランコリックで、フォルクローレのような麗しき3拍子ナンバー。 ゴージャスな雰囲気をまとって、奥井亜紀が華麗に舞います。高音ヴォーカルが優雅で、時に切なさも伝わってくる1曲。

8. 怪盗ラヴミー

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:深澤秀行

アップテンポの元気一杯チューン。 疾走感たっぷりで、音使いが力強く、背中を押してくれるようなたくましさが伝わってきます。君に恋してしまったというウキウキワクワクな気持ちがそのまま曲に表れています。 ヴォーカルが生き生きしているね。

10. ミサイル

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:深澤秀行

まったりサウンドは、まさしく奥井亜紀ワールド。 しかし、このタイトルは、インパクトがあるね。味わいあるギターの音と、淡々としたトラックが逆にアンビエントな雰囲気を作って、カッコよくなる。 サビパートも、どこかしら救われる顔ような、癒しをくれるかのような雰囲気だ。

11.

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:深澤秀行

鮮やかなイントロ、ピアノの音が、どこまでも眩しい1曲。 ちょっと重たさのある歌詞も、蓋を開けてみたら、新しい私になるというメッセージが伝わってきます。曲の方も、それゆえ、とっても爽やかで心地よいナンバーだね。

12. 粒星

作詞・作曲:奥井亜紀 編曲:深澤秀行

ハキハキとしたヴォーカルが印象的なバラードナンバー。 ネットでのファンとのつながりをテーマに、より身近になったファンとの交流を感動的に聴かせてくれるナンバーです。 奥井亜紀のヴォーカルは、やっぱり温かくて包容力があり、そしてダイナミックに伝わってくるね。

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