album
●1st Album『ReListen』● '07/2/7 release
山本領平からRyoheiへ、アーティスト名義を変えて、さらにはレコード会社もワーナーからrhythm zoneへ移籍して心機一転。 待望のフルアルバムをついにリリースしたRyoheiであります。 シングルナンバー3曲をはじめ、イントロ、アウトロを含む13曲を収録し、卓越したRyoheiの世界を聞かせてくれます。 m-floのVERBALをはじめ、LISAやGTS、宮川弾なども参加して、Ryoheiをバックアップ。 何はともあれ、Ryoheiのソングライティング力やヴォーカルが、十分に堪能できる1枚となっております。 「アンダーポップ」を掲げた辺りから、ちょっと趣向を凝らしてきた感があったけれども、この男はやってくれます。 このアルバム、さらにはボーナストラックとして、アコースティックカバー3曲を収録。 優しさ溢れる音と声にやられます。いいね。
1. Intro
Lyrics & Music:Ryohei Sound Produce & Programming by Ryohei
ディープでドープな打ち込みとともに、 Ryoheiのヴォーカルとコーラスが導くイントロダクション。やっぱり魅力は声なんだということを再認識させるトラックだね。
2. onelove feat. VERBAL (m-flo)
Lyrics:Ryohei, VERBAL (m-flo), 彼方隆 Music:GEE & Satoshi Hidaka (GTS) Sound Produce & Programming by GEE & Satoshi Hidaka (GTS)
山本領平が、アーティスト名をRyoheiに変更し、さらにはレコード会社をワーナーからrhythm zoneへ移籍しての最初のシングルナンバーは、 m-floのVERBALをフィーチャーしたミディアムテンポのメロウバラードチューン。 GTSの2人が作る、包み込むような優しさ溢れる雰囲気のあるトラックに、Ryoheiの美声が響き渡ります。VERBALのラップも、 曲の世界を見事に表すようで、かっこいいパフォーマンス。ドラマのタイアップも影響してか、とっても聞き応えのあるチューンです。
3. ReListen feat. LISA
Lyrics:Ryohei Music:Ryohei, Ryosuke Nakanishi Sound Produce & Programming by Ryosuke Nakanishi
アルバムのタイトルナンバー。LISAをフィーチャーして、デュエットしています。 弾む打ち込みトラックに、ザッグリギターと美しいストリングスが加わって、ドラマティックに仕上げてきました。 LISAとRyoheiの掛け合いもハモリも、ぐっと来ますね。2人のヴォーカルに気持ちが込められていて、盛り上がります。
4. あなたの手
Lyrics:Ryohei Music:Dan Miyakawa Sound Produce & Programming by Dan Miyakawa
宮川弾による弾む2STEPのトラックが心地良さを生むアップテンポチューン。 上品でおしゃれな雰囲気を醸すのは、Ryoheiのヴォーカルが要因の1つだね。 ストリングスも入って、ドリーミング。全体的にスムースな流れで聞かせてくれます。
5. World
Lyrics & Music:Ryohei Sound Produce & Programming by Ryohei, Ken Arai (eighteen degrees.)
Ryohei単独による作詞・作曲のナンバー。4つ打ちの軽快なハウストラックで、攻めに攻めてきます。 それに比べて、歌は結構真剣に、ちょっと内なる面を掘り下げていますね。 Bメロパートの韻踏みや、サビ最後の決め手となるフレーズがいいじゃないですか。
6. Like This
Lyrics & Music:Ryohei Sound Produce & Programming by Ryohei, Ken Arai (eighteen degrees.)
4つ打ちのトラックが腰をうならせるクールなミドルチューン。 Ryoheiの掲げる「アンダーポップ」の下、抑え目のトラックと真っ直ぐなRyoheiのヴォーカルが、 曲の世界を広げる。新たな恋の始まりを歌ったナンバーです。
7. Upside Down
Lyrics:Ryohei Music:Ryohei, Ken Arai (eighteen degrees.) Sound Produce & Programming by Ken Arai (eighteen degrees.)
2STEPのクールなトラックが広がるポップチューン。 スムースなサウンドに乗せて、Ryoheiの自由自在なヴォーカルが響き渡る。 歌詞の8割は英語で、Ryoheiの本領発揮と言わんばかりに展開。「アンダーポップ」を体現しているナンバーでもあるね。
8. you said...
Lyrics:Ryohei Music:Ryohei, Ryosuke Nakanishi Sound Produce & Programming by Ryosuke Nakanishi
コンスタントにシングルをリリースするRyohei。 移籍3枚目のシングルは、ヴォーカル力を発揮したバラードチューンです。切ない別れのナンバーを、Ryoheiが心を込めて歌います。 ストリングスがさすがと言わんばかりに」、盛り上がりに拍車をかけてきます。いいねぇ、泣けますねぇ。
9. Just Want
Lyrics & Music:Ryohei Sound Produce & Programming by Ken Arai (eighteen degrees.)
Ryohei自身が作詞・作曲を手がけたクールなダンストラック。 スムースにヴォーカルとサウンドが融合し、Ryoheiの魅力が開花する。この抑え目のヴォーカルが心地良さを演出するね。
10. the LIGHT
Lyrics:Ryohei Music:岡崎コージロー Sound Produce & Programming by Ryohei, Ken Arai (eighteen degrees.)
Ryoheiの移籍第2弾となるシングルナンバー。 「アンダーポップ」を掲げ、独自のサウンドアプローチで勝負を仕掛けてきます。 イントロからギターを散りばめ、驚かされるね。中身はアップテンポのダンストラック。確かにアンダーグラウンド的な要素を持つ曲だけれども、 ポップに展開。タイトル通り、光が差してくるようなトラックです。
11. In My Arms
Lyrics & Music:Ryohei Sound Produce & Programming by Ryohei, Ken Arai (eighteen degrees.)
Ryoheiが作詞・作曲を手がけたクールトラック。 のっけから濃さの出た打ち込みビートが印象付けるようだね。 伸びやかでゆったりとした印象を与えてくるけれども、ちょっと物足りなさも感じる。
12. Gift
Lyrics & Music:Ryohei Sound Produce & Programming by Ryohei, Hisashi Nawata
Ryoheiが作詞・作曲を手がけたミドルチューンン。 しかも、全編英語詞で、Ryoheiの本領発揮じゃないですか。アンダーグラウンドの要素が結構出たトラックで、クールな雰囲気が漂っています。 Ryoheiのヴォーカルも、低音から高音まで自由自在に響きまくりだ。
13. Outro
Lyrics & Music:Ryohei Sound Produce & Programming by Ryohei
アルバム本編は、いったんここで幕を下ろす。何の変哲もない打ち込みトラックで、静かに出てきて静かに去っていった。
14. After The Love Has Gone
Lyrics & Music:David Foster / Bill Champlin / Jay Graydon
アコースティックカバーということで、しっとりとしたサウンドと温かみのあるギターの音色が彩る。 Ryoheiのヴォーカルも、サビではファルセットを使い、柔らかく話しかけてくるように歌っています。
15. A Night To Remember
Lyrics & Music:NIDRA BEARD / DANA MEYERS / CHARMAINE SYLVERS
こちらのカバーナンバーは、ザックリギターをバックに、軽快に進行。 ちょっとファンク的な勢いもあって、Ryoheiの独特なヴォーカルで魅了する。優しい中にも熱が伝わってきますね。
16. Sincere
Lyrics:Tomoyo Harada Music:Ulf Turesson / Johnny Dennis
こういう選曲もまた、をかし。 Ryoheiが原田知世の代表するバラードナンバーをアコースティックカバー。 原田知世とはまた違った柔らかさがあって、Ryoheiらしい表現で聞かせてくれます。曲の良さが滲み出ていますな。
●Cover Album『Cavaca ~Catch the Various Catchy~』● '07/7/18 release
オリジナルアルバム「ReListen」で、独自のアンダーポップを聞かせてくれたと思ったら、Ryohei、今度はカバーに挑戦。 しかも、クラブ界の新進気鋭アーティストたちとのハウスコラボと来たもんだ。 瀧澤賢太郎やMAKAI、Clazziquai ProjectのDJ ClazziquaiにJazztronikの野崎良太などなど、Ryoheiとの化学反応をにぎわせてくれるぞ。 そして、カバーした曲もこれまた選り取りみどり。 「You Got Be」や「Calling You」、「Humman Nature」や「She Will Be Loved」などなど、新しいものから懐かしい名曲まで、 さらにはpizzicato fiveの「Sweet Soul Revue」も英語でカバーしています。 ジャケットから伝わってくる爽やかな風とともに、Ryoheiのヴォーカルを心地よく聞かせてくれる1枚。リゾートにぴったりで、 Ryoheiとハウスが見事に組み合わさったね。
1. You Got Be
Written by Des'ree Weekes / Ashley Ingram Sound Produced, Arranged and Programmed by Kentaro Takizawa
Des'reeのヒットナンバーを、瀧澤賢太郎のトラックで軽やかにハウスカバー。 爽やかな風に乗せて、スムースなサウンドで実に心地よいね。そして、とっても鮮やかで巧みな音を聞かせてくれるキーボードが、とってもいいんだ。 おしゃれでリゾート要素もあるハウスに、身を委ねたくなります。Ryoheiのヴォーカルも、実にいいんだよね。
2. Sweet Soul Revue -ENGLISH Version-
Written by Yasuharu Konishi English lyrics by Ryohei Sound Produced by MAKAI
pizzicato fiveの大ヒットナンバーを、MAKAIのトラックに乗せて、Ryoheiが鮮やかにカバー。 しかも、英語詞にして、おしゃれに変身しました。ポップでカラフルなオリジナルトラックが、スムース&クールに、そしてセクシーな4つ打ちハウスに大変身。 オリジナルと引けをとらないくらいに、極上キャッチーなトラックに仕上がった。
3. Calling You
Written by TELSON BOB Track Produced & Arranged by DJ CLAZZIQUAI (CLAZZIQUAI PROJECT)
あの映画「バグダッド・カフェ」で印象付けたナンバーを、 あのClazziquai Projectの中心人物、DJ Clazziquaiのトラックに乗せて、Ryoheiが歌います。 今回はちょっと、テクノ寄りのピコピコサウンドをあしらって、不思議な世界を作り上げています。 それでいて、ドリーミングな仕上がり。こういうアプローチの仕方も、実に面白いね。Ryoheiのヴォーカルが伸びやかだ。
4. Lately
Written by Stevie Wonder Sound Produced by Ryota Nozaki (Jazztronik)
スティーヴィー・ワンダーのナンバーを、Jazztronikの野崎良太のトラックでカバー。 結構、パーカッションが前に出ていて、軽快さがより引き立っていますね。 とってもリラックスできるような心地よさもあって、Ryoheiのヴォーカルも伸び伸び。
5. Human Nature
Written by John Bettis / Steve Porcaro Track Produced & Arranged by LAVA
キング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンですよ。LAVAにによるラテンハウスで、 情熱的に聞かせてくれるRyoheiであります。ヴォーカルも、どことなくマイケルっぽい、 力強くではなく、スムースに聞かせてくれる感じがセクシーだね。
6. Georgy Porgy
Written by David Paich Track Produce & Arranged by Ken Arai (eighteen degrees.)
eighteen degrees.のトラックに乗せて、TOTOのカバー。 結構、強めのビートでしっかりとした音作り。サビでのヴォーカルとコーラスの組み合わせがたまらないね。 伸びやかでスムース&セクシーに、Ryoheiの魅力が思う存分味わえるナンバー。
7. Shw Will Be Loved
Writtenby Carmichael Jesse Royal / Dusick Ryan Michael / Levine Adam Noah / Madden Michael Allen / Valentine James b Sound Produced by GOKU, wize, cargo Arranged and All Instruments played GOKU
MAROON5のヒット曲を、ハウスでカバー。 Ryoheiのヴォーカルがスムースかつセクシーに響き渡る。サビではファルセットで伸びまくり。力強い4つ打ちビートとともに、 ギターの音が鮮やかに映えていますね。
8. I Like It
Written by Eldra DeBarge / Randy De Barge / Etterlene Jordan Track Produced & Arranged by Yoichiro Ito a.k.a. AKAKAGE
AKAKAGEによるトラックで、Eldra DeBargeのカバー。 ガッツリテイストのハウスビートとともに、踊るRyoheiのヴォーカル。 中音から高音、ファルセットを見事に操り、Ryoheiワールドを繰り広げる。
●Cover Album『Cavaca2 ~Catch the Various Catchy~』● '07/12/5 release
名曲をハウスサウンドでカバーする「Cavaca」の第2弾。今作も、前作同様に新進気鋭のクラブで活躍するクリエーターが、 Ryoheiのヴォーカルとともに、心地よいハウストラックに仕上げてきました。 瀧澤賢太郎やMAKAIなどは引き続いて参加。今回は、A Hundred BirdsやCOLDFEET、さらにはGTSの日高智が参加しています。 そして、今回カバーされた楽曲も、カーディガンズの「Carnival」やJamiroquaiの「Space Cowboy」、Linkin Parkの「Numb」にJohn Lennonの「Happy Xmas」 などなど、ジャンルに捕らわれず、新旧の洋楽ヒットをハウスに仕立ててきました。 Ryoheiのヴォーカルは、相変わらずセクシーだし爽やかだし、聞いていて心地よいですな。サウンドとともに、相乗効果を生み出す1枚。
1. Carnival
Written by Peter Svensson / Magnus Sveningsson / Nina Persson Sound Produced, Arranged and Programmed by Kentaro Takizawa
まさかのThe CadigansのCarnivalを、ハウスでカバーするとは、Ryoheiのチョイスセンスが生きていますな。瀧澤賢太郎のトラックに乗せて、おしゃれセクシーなRyohei のヴォーカルが宙を舞う。打ち込みビートだけでなく、ギターやキーボードのさりげなさも、曲におしゃれ感を振りまく。スムースに心地よく聞かせてくれますよ。
2. That's The Way Love Goes
Written by Janet Jackson / James Harris III / Terry Lewis / James Brown / Fred Wesley / Charles Bobbit / John Starks Produced by romantic couch
Janet JacksonをカバーするRyohei。かなり高音というか、ファルセットを使って、セクシーでクールに聞かせてくれます。 ここでも、弾むビートと鮮やかなピアノサウンドで、おしゃえな空気が流れる。
3. Kiss Of Life
Written by Paul Denman / Andrew Hale / Helen Adu / Stuart Matthewman Track Arranged by A Hundred Birds Produced by Yoku & Kaztake Takeuchi
SadeのカバーをA Hundred Birdsのトラックに乗せて。最初は淡々と進行するんだけれども、 弦が登場すると、A Hundred Birdsの魅力がRyoheiのヴォーカルとともに増す。でも、全体的には落ち着いた雰囲気のまま進行するね。 おしゃれテイストなトラックにうっとりです。
4. Space Cowboy
Written by Jason Kay Sound Produced , Arranged and Programmed by EQUIP
こういう選曲もなかなか面白いね。Jamiroquaiのヒットナンバーを、EQUIPのトラックに乗せて、Ryoheiがハウスカバー。 Ryoheiのヴォーカルも、ちょっと今回は激しく攻めてくるようだね。ビートやトラックも、結構、濃い目に仕上がって、力強さのある仕上がりで聞かせてくれます。
5. Goody Goody
Written by Kenny Diaz / Randy Ramos Sound Produced by MAKAI
ちょっと懐かしさのあるLisette Melendezのナンバーを、MAKAIのトラックでカバー。 今作の選曲は、実にヴァラエティに富んでいるね。オリジナルと引けをとらないくらいに、キャッチーなし上がりです。 Ryoheiのヴォーカルもなんか楽しそうに、それでいて、クールでセクシーな雰囲気を出す。
6. Numb
Written by Bennington / Delson / Hahn / Bourdon / Farrell / Shinoda / Shinoda Track Produced & Arranged by Ken Arai (eighteen degrees.)
まさかのLINKIN PARKをハウスカバーするとは、Ryohei、おもしろすぎます。 eighteen degrees.による、ちょっとラテンなハウストラックに乗せて、Ryoheiのスムースなヴォーカルが響き渡る。 オリジナルの力強さを無くして、おしゃれでクールかつセクシーに。Ryoheiらしさを見事に出してきたね。
7. Dreamlover
Written by David Porter / Mariah Carey / Dave M. L. Hall Track Produced & Arranged by COLDFEET
Mariah Careyのナンバーを、COLDFEETのトラックでハウスカバーしたRyohei。とっても軽快で、ついつい口ずさみたくなるような仕上がりですね。 弾けるビートとキャッチーなスキャットで、味付けも抜群。
8. Happy Xmas
Written by John Lennon / Yoko Ono Arranged, Programmed & Mixed by Satoshi Hidaka (GTS)
アルバムの発売時期からなのか、クリスマスナンバーをカバーしたRyohei。しかも、「戦争は終わった」ですよ。 さらんは、GTSの日高智がトラックを担当し、ド直球のハウスサウンドで聞かせてくれます。Ryoheiのヴォーカルも自由自在に上がり下がり。聞きほれてしまいますね。
●Best Album『Ryohei BEST』● '08/9/3 release
Ryoheiが初のベストアルバムをリリース。しかも、2CDと2CD+DVDの2形態でリリースとは、太っ腹だ。 とにかく、これまでの活動を凝縮した内容で、「山本領平」時代も合わせ、全シングルナンバーを収録している。 さらには、フィーチャリングヴォーカルとして迎えられた客演ナンバーもこぞって収録。 誰もがRyoheiに興味を示していることが現れていますね。自身のナンバーは、R&Bやスムースなトラックで聞かせる曲が多いけれども、 客演ナンバーは様々なサウンドとともに、Ryoheiのヴォーカルを生かしていて、実にかっこいいトラックが揃っております。 そして今作の為に書き下ろされた新曲「So Fly」もかなり強力。 カバーアルバム「Cavaca」シリーズを踏襲するような4つ打ちハウストラックと、Ryoheiのヴォーカルが実に気持ちよく絡み合うアップテンポナンバーで、メロメロです。 2CDのみバージョンには、その新曲「So Fly」のリミックスを収録。こちらも聞き応え十分。 一方、2CD+DVDバージョンには、これまでにリリースされたシングルナンバーや新曲「So Fly」のPVなどを収録。 映像で見るRyoheiもなかなかかっこいいトラックとビジュアルで楽しませてくれるね。 こうなると、やっぱり早いところオリジナル作品が待ち遠しくなる。
1-1. So Fly
Lyrics:Ryohei Music:Ryohei, Ken Arai (eighteen degrees.) Sound Produce & Programming by Ken Arai (eighteen degrees.)
初のベストアルバム「Ryohei BEST」のために書き下ろされた新曲。 「Cavaca」シリーズでアンダーポップからハウスサウンドへと変化を見せたRyoheiが仕掛ける、 極上ポップのハウスナンバーで、聞く者をノックアウト。 英語と日本語の絡み合うRyohei自身が手がけた歌詞に、愛することの楽しさが伝わってくる。 デジタルではなく、アナログな愛、本来の人間行動をデジタルサウンドに乗せて、心地よく聞かせてくれる。 サウンドさながら、Ryoheiのヴォーカルも実に気持ちよく爽やかだ。
DVD
1. Almost There
Director:Tsuyoshi Inoue Production:Fumiyuki Yanaka
シンプルに山本領平が歌うPV。 水滴がスローに、画面上を飛びまくり。
2. Set Free
Director:Akihisa Takagi Production:Koji Takayama
歩く歩く。山本領平が歩く歩く。そして、子供たちが風船を持っては走り抜けていく。 それにしても、何ゆえ、工場地帯で。
3. Believe Me
Director:Akihisa Takagi Production:Koji Takayama
森の中で心を込めて歌う山本領平。 森の中を歩き、もう1人の自分と会ったりも。後半は湖畔で。自然を満喫のPvですね。
4. Take Over
Director:Kitetsu Takamiya, Mikiya Kato Production:67531graphics
色鮮やかなラインが飛びまくりのCGPV。 宇宙を飛んだり、空を飛んだりと、自然もたくさん。しかし、動く山本領平は一切姿を現さないPV。 一瞬だけアルバムの写真が出ただけ。
5. onelove feat. VERBAL (m-flo)
Director:Akihisa Takagi Production:Junji Shimamura (SeP)
びしょ濡れRyohei。って、水が反対に動く。 逆再生と来たもんだ。VERBALも出演したPVは、ストップモーションを利用して、動いたり止まったり。
6. the LIGHT
Director:Ryuichi Shirota (Fantasista inc.) Production:Junji Shimamura (SeP)
またまた水に濡れるRyoheiであります。 バックの景色と一体化したRyoheiが動きまくる。曲名通り、手からパッと光りが現れた。 ラストは水を浴びながらの熱唱ですよ。
7. you said...
Director:Masaki Ohtaki Production:Junji Shimamura (SeP)
小屋というかログハウスというか、入ったRyohei。 暗い部屋の中で、思いにふけながら熱唱。去ってしまった彼女の思い出を追いかけているようだ。 部屋から外へ出ては、まだ忘れられない男の思い出PV。
8. ReListen feat. LISA
Director:Hiroshi Saito (avex marketing) Production:Yoshitaka Kasuga (avex marketing)
LISAと共演したライブの模様をPV化。会場を自分達の空気に包み込んでいるね。 コラボながら、息の合ったステージで、とっても楽しそうだよね。
9. So Fly
Director:Yasuyuki Hoshi (avex marketing) Production:Yoshitaka Kasuga (avex marketing)
女の子がお散歩。華やかにCGが舞い降りる。 サビのフレーズをうたう姿がかわいいね。ダンス対決もなんのその。 後半はRyoheiの疑似ライブ。そこに女の子がやってきては盛り上がる。最後は結局夢オチ?
●Cover Album『Cavaca3 ~Catch the Various Catchy~』● '08/12/10 release
人気カバーシリーズ「Cavaca」の第3弾。ベストアルバム「Ryohei BEST」を挟んでのリリースということもあって、 さらに力を出してきたな、Ryohei。これまた強力なクリエーターと強力にタッグを組み、強力ナンバーをカバー。 おなじみMAKAIや瀧澤賢太郎をはじめ、縄田寿志やTodd Ryoyalなんて名も登場します。 MUSICの「The People」やブロードウェイ・ミュージカルの代表作「RENT」のテーマソングでもある「Seasons Of Love」、Underworldの代表作「Bon Slippy」や Ne-Yoのヒットチューン「So Sick」などなど、新旧、そしてジャンルを問わずな選曲で、 Ryoheiのセクシーなヴォーカルによってカバーされる楽曲の数々。ハウスサウンドとぴったり合って、 聞くものを虜にさせるね。ボーナストラックとして、「Wonderful Christmas」をカバー。 もう、このシリーズに安定性を感じさせる。
1. Stay
Written by Bobby Khozouri / Mark Stevens Sound Produced, Arranged and Programmed by Kentaro Takizawa
瀧澤賢太郎のトラックに乗せて、今回はEternalをカバー。 Ryoheiのクール&セクシーなヴォーカルが、終始響きまくります。コーラスのスムースな感じと、Ryoheiのファルセットの組み合わせもいい感じだ。 また、間奏では軽快なビートにピアノが映える。
2. The People
Written by Adam Nutter / Phillip Jordan / Robert Harvey / Stuart Coleman Produced by MAKAI Arranged by TAKASHI IKEZAWA
The Musicのヒットナンバーを、MAKAIのトラックでカバー。 元がロックなだけに、どんな風に変わるかと思えば、ちょっとハードハウスっぽいテイストで、濃さを出してはかっこよく仕上がっています。 Ryoheiのヴォーカルも、いつも以上に低く、攻撃を仕掛けてくるようだ。
3. Born Slippy
Written by Hyde / Smith Sound Produced, Arranged, Programmed and Mixed by eighteen degrees. (Ken Arai)
まさかUnderworldのヒットチューンをカバーするとは、びっくりだ。テクノからハウスへとシフトチェンジ。 eighteen degrees.のアレンジトラックが、時にスムースで、時にドリーミング。ちょっと軽く仕上がっているせいか、Ryoheiのヴォーカルも、 攻撃的なんだけれども、ソフトでクリアだね。
4. Between The Sheets
Written by O'Kelly Isley Jr. / Ronald Isley / Rudolph Isley / Ernest Isley / Jasper Isley / Marvin Isley Remixed by Shouhei Matsushita (M-SWIFT / 24-Carat)
Isrey Brothersの名曲を、松下昇平のトラックに乗せて、R&Bをハウスカバー。 軽快なハウスビートに、例の印象的なピアノのフレーズが映えるね。Ryoheiのヴォーカルはスムースで、さらにセクシー。 オリジナルと引けをとらないムードが広がります。
5. Seasons Of Love
Written by Jonathan D. Larson Remixed by Tetsuya Matsumura (Sound Around) Arranged by Tomoharu Moriya
Ryohei自身も日本版に出演したブロードウェーミュージカル「RENT」でおなじみ、名バラードをRyoheiがカバー。 松村哲矢のハウストラックに、Ryoheiのヴォーカルが真っ直ぐ伝わってくるようです。オリジナルの曲の良さも残しつつ、4つ打ちビートならではの魅力を出したアレンジで楽しませてくれます。 Ryoheiのヴォーカルも自由自在に。
6. So Sick
Written by Mikkel S. eriksen / Shaffer Smith / Tor Erik Hermansen Sound produce, Programming, and Mixed by Hisashi Nawata
Ne-Yoのヒットチューンを、縄田寿志のトラックに乗せてカバー。 ハウスよりもテクノに近いアレンジで、ピコピコ感を含んだ仕上がりで聞かせてくれます。曲の持つ切なさとクールさが、Ryoheiのヴォーカルからも伝わってくるね。
7. No Letting Go
Written by Von Wayne Charles / Steven Marsden Track Produced & Arranged by Todd Royal
Todd Royalのトラックで、Wayne Wonderのナンバーをカバー。 レゲエがハウスに大変身。結構パンチの効いたもっさり4つ打ちビートに乗せて、Ryoheiの巧みなヴォーカルが曲中を舞う。 今回は、ヴォーカルもいじくって、ちょっとおもしろいね。高音パートやファルセットがまた、気持ちいい。
8. Never Stop
Written by Jan Kincaid Arranged by Shuhei Kurosaka
Brand New Heaviesのカバーを、黒坂修平のトラックで華麗に歌い上げるRyohei。高音、そしてファルセットがスムース&セクシーに。 これぞRyoheiだね。ジャジーなハウスでおしゃれ感がたまりません。
Bonus Track. Wonderful Christmastime
Written by Paul McCartney Produced by Ryohei Sound Produce, Programming & Mixed by Hisashi Nawata
ボーナストラックは、これまたクリスマスソングとしておなじみの、ポール・マッカートニーのトラックを、 なんとセルフプロデュースでカバー。ハウスというよりも、アップテンポのテクノトラックで。オリジナルを横に伸ばした感じ。 ポップさはあるものの、あのオリジナルの弾み具合が無くなってしまったのは残念。でも、Ryoheiらしさが出ていて、うまくカバーされているね。
●2nd Album『Rat the Wolf』● '10/3/10 release
男性R&Bシンガーの中でも、独自路線を築いて活動を続けるRyohei。ハウスカバーシリーズ「Cavaca」の勢いを元に、 実に約3年振りとなる2枚目のオリジナルアルバムをリリース。 コンセプトはずばり「オトコハウス」。Ryoheiの持つヴォーカルと、心地よいビートを生み出すハウスサウンドが、 これまた絶妙なハーモニーを奏でる。 ノリも出ているし、何よりRyohei本人がとても楽しく歌っているように思えるね。 まぁ、コンセプトがしっかりしているので、ハウス一色なんだけれども、Ryoheiのバラードも聴きたかったところだね。 今回はお預けということで。と思っていたら、ボーナストラックで先のベストアルバムに収録されていた新曲「So Fly」を アコースティックバージョンで聞かせてくれたりしています。 また、うるまでるびの作品に参加したナンバーを自らリミックスしたりと、ファンサービスもたっぷりで、 充実な1枚に仕上がった。
1. Dance For Me
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Hisashi Nawata
シュワッと爽やか。心地の良いハウスサウンドで、のっけから4つ打ちビートを畳み掛けてくる、 アルバムのオープニングチューン。静から動へ。巧みな移動を経て、すべてを解き放つかのように昇天。 Ryoheiのヴォーカルも、何かを狙うかのような攻撃姿勢から突き上げてくる。
2. Let's Go Higher
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Shigeru Iwaya
ゴージャスな幕開け。そして、クールなサウンドとビートが織り成すハウスーチューン。 近未来感があって、かっこいいね。 サビでは、歌詞にあるように、高く高く天へと上がるように。
3. Loop
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Hisashi Nawata
こちらは、ハウスというよりかは、グルーヴを前面に出したダンスチューンといった感じだね。 それでも、ここまでクールで爽やかに仕上がるのは、Ryoheiの持つヴォーカルの力だと感じさせる1曲に。
4. Sweet Love feat. Shinji Takeda
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Shigeru Iwaya
ウネウネビートとともに、クールに繰り広げられるディープなハウスナンバー。 ゲストに武田真治を迎えて、サックスがかっこよく響かせてくれる。 Ryoheiのヴォーカルも、結構攻撃的に構えているね。
5. Maboroshi
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Shigeru Iwaya
ハウスというよりかは、テクノに近いような印象のある4つ打ちダンスナンバー。 低い部分から狙うように、アグレッシヴに攻めてくる1曲。Ryoheiも、メロディパートよりもサビパートで力強さを増してきました。
6. Wolf
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Ryohei
アルバムタイトルでもある狼がテーマの1曲。 力強いビートと煌びやかな音、Ryoheiのヴォーカルに温度差があるけれども、逆にいい味を出しているね。 さらには、エフェクトをかけて、ちょっと異様な感じも。
7. Rat
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Ryohei
同じくアルバムタイトルのラットをテーマにした1曲。 しなやかでセクシーに、ディープなハウストラックを聞かせてくれます。 Ryoheiのヴォーカルも、どこかしら妖しく。前曲に続いて、自身のサウンドプロデュースということもあり、自由に表現していますね。
8. Heart Beat By Beat feat. Kentaro Takizawa
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Kentaro Takizawa
瀧澤賢太郎を迎えたトラックは、これまた強力な4つ打ちビートでパンチを繰り出しては、 ノックアウト。クールな面と静かなる熱を持って攻撃を仕掛けてくる。割とディープな仕上がりながらに、 その鮮やかな展開にのめり込んでゆく。このコラボは間違いないね。
9. Sora
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Hisashi Nawata
Ryoheiのファルセットヴォーカルが物を言う、ポップな4つ打ちグルーヴチューン。 タイトル通りに、爽快感があって、突き抜けていくようだ。
10. Amsterdam
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Shigeru Iwaya
煌きキラキラの音色とディープなビートが織り成す、 クールなグルーヴチューン。アムステルダムのノリが出ているとでも言うんでしょうか。 サビの煌びやか感がハンパじゃなく、鮮やかに聞かせてくれます。 かっこいい展開に、うっとりのダンストラック。
11. 小吉物語 [Ryohei“Rat the Wolf”Remix]
Lyrics:としおちゃん Music:織田哲郎 Remixed by Ryohei
Ryoheiがヴォーカルで参加した、うるまでるびの作品「小吉物語」を、 Ryohei自らがリミックス。始まりがオリジナルと変わらなかったけれども、 即変身でエレクトロモードに。たっぷりピコピコと浮遊感を漂わせています。 オリジナルの持っていた切なさが、吹っ飛んだね。随分と煌びやかに聞かせてくれるよ。
12. Love On Fire
Lyrics & Music:Ryohei Sound Production and Programming:Hisashi Nawata
ボーナストラックなんだけれども、本編に入れても十分に成り立つ4つ打ちビート炸裂のハウスチューン。 グツグツ煮立つような、それでいて煌びやかでスムースな仕上がり。 Ryoheiのヴォーカルも、ちょっと軽めに聞かせてムードを作る。
13. So Fly [Acoustic]
Lyrics & Music:Ryohei
先のベストアルバムに収録されていた新曲を、 装いも新たにアコースティックバージョンで収録。 オリジナルの持つ爽快感は無くなってしまったけれども、じっくりと聞かせてくれる説得力はあるね。 Ryoheiのファルセットも、心地よく響き渡る。 これはこれでまた、不思議な魅力で聞かせてくれますね。