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DVD『Enjoyment』● '05/11/28 ('06/1/18 on Japan) release

1st Album「Employment」が大ヒットしているKaiser Chiefsの初ビジュアル作品。Kaiser Chiefsとしてデビューする前のバンド、Parvaの秘蔵映像などを盛り込んだ、 Kaiserの歴史を辿るヒストリカルな映像を中心に、USのライブハウスでのパフォーマンスを見せてくれたり、フェス映像やPVなど、とにかく盛りだくさんな内容なんだな。 アーティストプログラムなヒストリカルな映像では、幼少期と年老いたメンバーが語るという内容が面白いね。UK各地での活動からUSへの飛躍などをまとめています。 ライブ映像は、ライブハウスやフェスでのダイナミックなパフォーマンスなど、Kaiser Chiefsの熱気が伝わってきます。PVはとってもスタイリッシュ。まさしく「Enjoyment」な内容のDVD作品だね。

Live At Fillmore, New York

自己紹介をしてからM-1でスタート。のっけから飛ばしまくり。照明がバチバチ目が痛い。 続いてM-2。こちらも照明で目がやられながらも、バンドの熱に呑み込まれるステージ。

MC。「今夜は楽しかった?」と声をかけ、「興奮を再現しよう」と意気込みを語る。

イントロを途中で掻き消して興奮を伝えるM-3。途中で映像編集を加えて、一瞬止めたり。そんなことをしなくても、勢いは伝わってくるんだよね。 撮影についてちょっと話してM-4。そして、コーラスで会場が1つになる。これがKaiser Chiefsだ。 「次の曲も気にいるよ」ということでM-5。何かを狙うように歌うRickがまた、いい味出してるね。会場全体がRiotな状態だ。 その後はゆったりとM-6。じっくりとしたパフォーマンス。時に観客に向かってしゃがみこんで歌っては、観客に引き込まれたり。そこから観客1人をステージに上げて、一緒に歌ったり。 ピコピコサウンドで弾けるM-7。ノリノリのステージで、みんな楽しそうだね。さらには間奏で手拍子&声出しで、さらに大盛り上がり。 「最高の手拍子をくれ」でM-8。カウベルを叩きまくって、歌ってノリノリ。そこから、さらに弾けまくるサビで最高潮だ。 カウベルからタンバリンに持ち替えてM-9。一番の盛り上がりを見せるサビが、メンバードアップの映像って。さらに観客にマイクを伸ばして歌わせたり。 クールにM-10。サビに入ると一気にエネルギー爆発。盛り上がりに拍車がかかってきます。終了後は「Kaiser Chiefs」コールが沸き起こる。興奮は、まだまだ冷めない。

そしてメンバー再登場。渋さ全開にM-11。サビでは観客一同、手を挙げて応える。清々しい光景だ。あらためてKaiser Chiefsを紹介。 さらにメンバー紹介をしてM-12。これがまた、映像編集の嵐で見にくいのなんのって。気持ち悪くなる。でもって、もうラストはもみくちゃ。観客席に突っ込んだりと、興奮しまくりのパフォーマンス、とにかく熱いんだな。

Live At Cockpit, London

登場するなり、客席にダイブ。そして、自己紹介をした後はM-1からスタート。キャッチーソングでつかみはOK。パフォーマンスはもとより、照明がチカチカ眩しくて、目が痛い。 そして、とにかく熱気がすごいM-2。メンバーも観客もはじけまくって、なんだかもう、カオス。そして、勢い余って客席ダイブを決めるRick。 M-3は、あまりライブの音な感じがしないね。暴れっぷり、たっぷりなんだけれども、見ている限りは。ラストのコーラスは、お客さんにお任せ。 ピーナッツコールがわき起こっては、Peanutsが手拍子のお手本を見せてM-4。さらに進むにつれて、観客が捨て時に上がっていって、これまたカオス。 Rickの歌いから、そして高速タンバリンに手拍子にと、見入ってしまうステージのM-5。とにかく激しく興奮するステージだ。

Live At Glastonbury Festival

グラストンベリーという大会場もなんのその、Kaiser Chiefsらしいパフォーマンスで魅了するステージ。さらにはRickがステージを降りて、観客席にダイブしてもみくちゃ。

Live At V Festival

こちらも、大きな会場だけれども、Kaiser Chiefsが観客を奮い立たせる。落ち着いたメロディパートから、一気に大爆発するサビが圧巻だね。ラストなんか、サビを観客に歌わせて、大合唱です。

1. OH MY GOD

Directed by Charlie Paul

おもちゃ屋さんに忍び込んで、歌を歌うKaiser Chiefsの面々。 はたまた、北の極地やイスラミックな世界で歌っては、弾けています。ブリティッシュバンドのPV感が出まくっていますよ。

2. EVERYDAY I LOVE YOU LESS AND LESS

Directed by Tim Pope

X線メガネでのぞいて、骨々ロックなPV。時にシュール、残像のように分身映像で、ちょっとドリーミングにも見せる。

3. I PREDICT A RIOT (2005 Version)

Directed by Stylewar

モノクロPV。昔の時代を過ごすKaiiser Chiefs。古き良き時代のロックンロール感が出ています。

4. MODERN WAY

Directed by Stylewar

ストリートパフォーマーが主人公のPV。テニスボールを使ったパフォーマンスに磨きをかけます。 そこからテニスボールがブームになるという、シュールなサクセスストーリー。

5. NA NA NA NA NAA

Directed by Stylewar

自撮りのカウントダウンでスタート。基本的には各地でのライブパフォーマンスをまとめたPV。そこにオフショットなども加えたロードムービー的作品。

DVD『Live at Elland Road』● '08/11/24 release

Kaiser ChiefsのライブDVDは、Leedsで行った公園をパッケージしたもの。とにかくバンドの勢いが出たライブパフォーマンスだね。 特にヴォーカルのRickyの弾けっぷりときたら。歌って踊って走ってシャウトしてよじ登って。もうあんでもありなんだな。 ヒット曲、代表曲を次から次へと投入。とにかく会場が大盛り上がりになるわけですよ。シンガロングの大合唱で、会場が1つになります。 また、The CribsのRyanやMark Ronsonを迎えてのコラボを見せてくれたりと、イギリスを代表するバンドになった彼らの熱をダイレクトに味わえる作品ですね。 さらにもう1公演、BBC PROMSから、オーケストラとの共演パフォーマンスもなかなか見応えがあります。 バンドの音に金管楽器やストリングスも加わって、ゴージャスな演奏に釘付けですね。

LIVE AT ELLAND ROAD

6分割画面とはまた斬新。からのメンバー登場で、大盛り上がりでM-1からスタート。会場が一気に飛び跳ねる。すごいなぁ。さらに観客席まで飛び出しては、冒頭ナンバーからヒートアップだ。 煽って煽ってM-2。会場も熱く盛り上がる。そして、声を出しては、もう大爆発だね。さっきからマイクコードが延びないのが気になるな。 M-3も突き刺してきます。そして、サビではシンガロングで楽しいステージ。 声だしてスタートのM-4。ヘビィな音をかましては、躍起にさせる。サビも「オイ!オイ!オイ!」と声を出しては大盛り上がりだ。

MC。楽しんでいる様子です。

からのM-5。跳ねる跳ねる会場。 イントロからもうヒートアップのM-6。さすがヒットシングルの力はすごいね。照明もギラギラしています。そして、大合唱は圧巻です。 一気に弾けてボルテージも上がるM-7。Rickyはアグレッシヴに動きまくって、歌いまくって、とにかくすごい。

MC。ゲストのThe Cribs、Ryanを迎える。br>

そして、M-8をデュエット。会場は手拍子の嵐。そして、サビではシンガロングな訳で。もう極上のひとときだね。 シングルナンバーM-9。ガツガツと音をぶつけて、Kaiser Chiefsが攻めてくる。迫力たっぷりだね。 バチコンとビートを弾ませてM-10。かなり音を固めてぶつけてくる。そして、これもまたかっこいいんだよ。 シンガロングの代名詞M-11。とにかく暴れまくりですよ。シャウトしまくり、ステージ走りまくり、そして煽りまくりのRickyが弾けまくりのステージ。

MC。Mark Ronsonをゲストに迎え入れました。

ベストフレンドとのパフォーマンスM-12。2人して、タンバリンを鳴らしまくり。カウベルも鳴らしまくり。楽しそうで何よりだね。 アグレッシヴなドラムパフォーマンスからのM-13。会場も声を出して盛り上がる。ものすごいシンガロング。そして、飛び跳ねまくり。おいおいそんなところに登って大丈夫なのか?と心配させる。とにかくステージ上で暴れまくりのRicky。 からの「Take My Temperature」でさらに大盛り上がりだ。ステージも移動したりと大変そうだな。

MC。「We are Kaiser Chiefs!」。

ガッツリと聞かせるM-14。そして、歌わせるステージ。前半と後半のテイストの違いもうまくパフォーマンスで見せてくれる。そして、「Thank you Leeds!」でステージを去って行きました。

アンコールに応えて再登場。そして、じっくりと聞かせるM-15。ドラム無しの1番がまた切々と響くね。程よい湿り気のあるステージが魅力的。 一転して、ガツガツ展開するM-16。いい感じに弾けては、観客を魅了してくる。 「Thank you very much!」でM-17。どっしりガツガツ、まだまだ弾けまくり。全ての音を放出してぶつけてくる。 そして、M-18。これがKaiser Chiefsだと言わんばかりに、じっくりと聞かせてくれる。そして、煽って煽ってシンガロングタイム。シャウトしまくり。これぞラストな感じで、とにかくすごいんだ。「We are Kaiser Chiefs」で終了。一列になってから、ステージを去って行きました。

BBC ELECTRIC PROMS

挨拶をしてM-1からスタート。最初はバンドサウンド、そして次第にオーケストラの音が加わって、とんでもなくダイナミックに響き渡る。すごいなぁ。 M-2も、力強い演奏の中に繊細さも垣間見せる。分厚い音が頼もしさを出してくるね。いい感じに弾けている。 アコースティックな味わいでM-3。ウクレレオーケストラチーム集合ということで、軽やかさを前面に出して。お客さんは大合唱で。 ちょっと喋ってからM-4。力強いロックなステージ。Rickyは弾けまくりで、会場はシンガロングです。そして、とにかくこの曲は後半の突き刺してぶつけてくる展開がかっこいいわけだ。さらに躍動するパーカッションパフォーマンスもダイナミックに。 そして、代表曲のM-5。元気を、さらに菅弦楽器の力強さも半端ないね。Rickyのヴォーカルは相変わらず、突き抜けています。 そして、M-6。「威風堂々」の演奏と大合唱です。爽快感たっぷり。さらに上からは風船が降ってきた。実に気持ち良いステージでした。

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